JP2677488B2 - 不規則な間隔で搬送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるようにする装置 - Google Patents
不規則な間隔で搬送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるようにする装置Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
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- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、不規則な間隔で搬
送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるようにす
る装置に関する。
送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるようにす
る装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の装置は通常、パッキング機器、
特に煙草のパッキング機器、に適している。
特に煙草のパッキング機器、に適している。
【０００３】煙草のパッキング機器では、不規則な間隔
で搬送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるよう
にする問題は、通常、互いに直交する第１及び第２のコ
ンベアが隣接している地点の上方に設けられ、不規則な
間隔で第１のコンベア上を搬送されてくる物品としての
パケット（煙草の包み箱）を第１のコンベアの出口側端
部から第２のコンベアの入口側端部に向かい一定の速度
で移送する移送装置を用いることによって解決される。
しかしながら、パケットは移送される間に、搬送方向に
おいて９０度回転される。この結果、例えば、パケット
が面積の大きい面を第１のコンベアに向けた状態で第１
のコンベアにより搬送されているのであれば、第２のコ
ンベアにおいてパケットは面積の小さい面または端面を
第２のコンベアに向けた状態で第２のコンベアにより移
送される。
で搬送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるよう
にする問題は、通常、互いに直交する第１及び第２のコ
ンベアが隣接している地点の上方に設けられ、不規則な
間隔で第１のコンベア上を搬送されてくる物品としての
パケット（煙草の包み箱）を第１のコンベアの出口側端
部から第２のコンベアの入口側端部に向かい一定の速度
で移送する移送装置を用いることによって解決される。
しかしながら、パケットは移送される間に、搬送方向に
おいて９０度回転される。この結果、例えば、パケット
が面積の大きい面を第１のコンベアに向けた状態で第１
のコンベアにより搬送されているのであれば、第２のコ
ンベアにおいてパケットは面積の小さい面または端面を
第２のコンベアに向けた状態で第２のコンベアにより移
送される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】即ち、上述の公知の装
置では、パケットの搬送方向において９０度の変化を与
える必要があり、従って、前記搬送方向に対してパケッ
トを９０度回転させる必要がある。
置では、パケットの搬送方向において９０度の変化を与
える必要があり、従って、前記搬送方向に対してパケッ
トを９０度回転させる必要がある。
【０００５】不規則な間隔で搬送されてくる物品の搬送
方向の変化や、搬送方向における物品の姿勢の変化は、
常に望ましいものであるとは限らず、パッキング機器の
寸法や全体的な設計などに問題を引き起こしている。
方向の変化や、搬送方向における物品の姿勢の変化は、
常に望ましいものであるとは限らず、パッキング機器の
寸法や全体的な設計などに問題を引き起こしている。
【０００６】本発明の目的は、不規則な間隔で搬送され
てくる物品を、搬送方向の変化や搬送方向における物品
の姿勢の変化を実質的に生じさせることなく、等間隔な
状態で搬送されるようにする簡単な構成の装置を提供す
ることである。
てくる物品を、搬送方向の変化や搬送方向における物品
の姿勢の変化を実質的に生じさせることなく、等間隔な
状態で搬送されるようにする簡単な構成の装置を提供す
ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このようなこの発明の目
的を達成するために、この発明に従った不規則な間隔で
搬送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるように
する装置は： 第１の通路に沿って物品を不規則な間隔で順次搬送する
第１のコンベアと； 第１のコンベアの両側に沿って配置され第１のコンベア
上で不規則な間隔で順次搬送されている物品の両端面と
摩擦接触して物品を制動する１対の摩擦部材を有してい
て、１対の摩擦部材により制動された物品を第１の通路
の搬出端に向かい第１のコンベアの搬送速度よりも低い
速度で搬送させることにより１対の摩擦部材に摩擦接触
された複数の物品を相互に隣接した整列状態にする制動
手段と； 第１の通路の搬出端に隣接し、第１の通路に対し実質的
に一直線状に配置された第２の通路に沿って物品を搬送
する第２のコンベアと； 第１の通路の搬出端の両側に設けられて周方向に等間隔
に離間して配置された複数の突出部を夫々の外周面に伴
った２つのホイール部材を有していて、一方のホイール
部材の複数の突出部の中の１つの突出部と他方のホイー
ル部材の複数の突出部の中の１つの突出部とが相互に対
向された時のこれら相互の間の距離が第１の通路に沿っ
て第１のコンベアにより搬送される物品の両端面の間の
寸法と等しいかまたは僅かに小さく設定されている、移
送手段と； 第２のコンベアと移送手段の２つのホイール部材とを同
時に一定の速度で駆動し、２つのホイール部材の夫々を
夫々の回転中心軸の回りに相互に同期して第１のコンベ
アの搬送方向に向かい相互に正反対の方向に回動させて
第１の通路の搬出端で一方のホイール部材の複数の突出
部の夫々と他方のホイール部材の複数の突出部の夫々と
を順次相互に対向させ、相互に対向された一方のホイー
ル部材の複数の突出部の中の１つの突出部と他方のホイ
ール部材の複数の突出部の中の１つの突出部とで第１の
通路の搬出端の中の整列状態の複数の物品の中で第２の
コンベアに最も近い１つの物品の両端面を挟持させて挟
持された１つの物品を整列状態の複数の物品の中から第
２のコンベアに一定の速度で移送させる、第１の駆動手
段と； 移送手段の２つのホイール部材の回転に同期させて制動
手段により整列状態の複数の物品を第１の通路の搬出端
に向かい搬送させる第２の駆動手段と； を備えており、第１の通路の搬出端において移送手段の
相互に対向された一方のホイール部材の複数の突出部の
中の１つの突出部と他方のホイール部材の複数の突出部
の中の１つの突出部とに挟持されて第１の通路の搬出端
の中の整列状態の複数の物品の中から第２のコンベアに
一定の速度で移送された物品が第２のコンベアにより等
間隔で連続的に搬送される、ことを特徴としている。
的を達成するために、この発明に従った不規則な間隔で
搬送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるように
する装置は： 第１の通路に沿って物品を不規則な間隔で順次搬送する
第１のコンベアと； 第１のコンベアの両側に沿って配置され第１のコンベア
上で不規則な間隔で順次搬送されている物品の両端面と
摩擦接触して物品を制動する１対の摩擦部材を有してい
て、１対の摩擦部材により制動された物品を第１の通路
の搬出端に向かい第１のコンベアの搬送速度よりも低い
速度で搬送させることにより１対の摩擦部材に摩擦接触
された複数の物品を相互に隣接した整列状態にする制動
手段と； 第１の通路の搬出端に隣接し、第１の通路に対し実質的
に一直線状に配置された第２の通路に沿って物品を搬送
する第２のコンベアと； 第１の通路の搬出端の両側に設けられて周方向に等間隔
に離間して配置された複数の突出部を夫々の外周面に伴
った２つのホイール部材を有していて、一方のホイール
部材の複数の突出部の中の１つの突出部と他方のホイー
ル部材の複数の突出部の中の１つの突出部とが相互に対
向された時のこれら相互の間の距離が第１の通路に沿っ
て第１のコンベアにより搬送される物品の両端面の間の
寸法と等しいかまたは僅かに小さく設定されている、移
送手段と； 第２のコンベアと移送手段の２つのホイール部材とを同
時に一定の速度で駆動し、２つのホイール部材の夫々を
夫々の回転中心軸の回りに相互に同期して第１のコンベ
アの搬送方向に向かい相互に正反対の方向に回動させて
第１の通路の搬出端で一方のホイール部材の複数の突出
部の夫々と他方のホイール部材の複数の突出部の夫々と
を順次相互に対向させ、相互に対向された一方のホイー
ル部材の複数の突出部の中の１つの突出部と他方のホイ
ール部材の複数の突出部の中の１つの突出部とで第１の
通路の搬出端の中の整列状態の複数の物品の中で第２の
コンベアに最も近い１つの物品の両端面を挟持させて挟
持された１つの物品を整列状態の複数の物品の中から第
２のコンベアに一定の速度で移送させる、第１の駆動手
段と； 移送手段の２つのホイール部材の回転に同期させて制動
手段により整列状態の複数の物品を第１の通路の搬出端
に向かい搬送させる第２の駆動手段と； を備えており、第１の通路の搬出端において移送手段の
相互に対向された一方のホイール部材の複数の突出部の
中の１つの突出部と他方のホイール部材の複数の突出部
の中の１つの突出部とに挟持されて第１の通路の搬出端
の中の整列状態の複数の物品の中から第２のコンベアに
一定の速度で移送された物品が第２のコンベアにより等
間隔で連続的に搬送される、ことを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明に関わる１つの実施の形態
を添付図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
を添付図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
【０００９】図１において参照符号１は、本発明に関わ
る１つの実施の形態に従った装置を指摘している。この
装置１は不規則な間隔で搬送されてくる物品を等間隔な
状態で搬送されるようにする装置であり、この実施の形
態では上記物品は煙草の包み箱であるパケット２であ
る。
る１つの実施の形態に従った装置を指摘している。この
装置１は不規則な間隔で搬送されてくる物品を等間隔な
状態で搬送されるようにする装置であり、この実施の形
態では上記物品は煙草の包み箱であるパケット２であ
る。
【００１０】装置１は、不規則な間隔に配列されたパケ
ット２を第１の通路４に沿って順次搬送する第１のコン
ベア３と、第１の通路４の搬出端に隣接し第１の通路４
に対し実質的に一直線状に配置された第２の通路６に沿
ってパケット２を搬送する第２のコンベア５と、第１の
通路４の搬出端において第１の通路４から第２のコンベ
ア５へとパケット２を順次移送する移送装置７と、を具
備している。
ット２を第１の通路４に沿って順次搬送する第１のコン
ベア３と、第１の通路４の搬出端に隣接し第１の通路４
に対し実質的に一直線状に配置された第２の通路６に沿
ってパケット２を搬送する第２のコンベア５と、第１の
通路４の搬出端において第１の通路４から第２のコンベ
ア５へとパケット２を順次移送する移送装置７と、を具
備している。
【００１１】なおこの実施の形態では第２のコンベア５
の外周面には第２のコンベア５の長手方向に相互に等間
隔に離間して複数の着座位置８が設けられていて、複数
の着座位置８は第２のコンベア５とともに移動する。
の外周面には第２のコンベア５の長手方向に相互に等間
隔に離間して複数の着座位置８が設けられていて、複数
の着座位置８は第２のコンベア５とともに移動する。
【００１２】図２に示すように、第１のコンベア３上の
パケット２は第２の通路６に隣接した第１の通路４の搬
出端に向かい不規則な間隔で配列された状態で搬送され
て来る。第１のコンベア３上のパケット２の不規則な間
隔で配列された状態は、第１の通路４の搬出端の近傍に
配置された制動手段９にパケット２の両端面が摩擦接触
されることによりパケット２の搬送速度が第１のコンベ
ア３の搬送速度よりも低くなるよう制動されて複数のパ
ケット２が相互に隣接された整列状態１０に変化され
る。
パケット２は第２の通路６に隣接した第１の通路４の搬
出端に向かい不規則な間隔で配列された状態で搬送され
て来る。第１のコンベア３上のパケット２の不規則な間
隔で配列された状態は、第１の通路４の搬出端の近傍に
配置された制動手段９にパケット２の両端面が摩擦接触
されることによりパケット２の搬送速度が第１のコンベ
ア３の搬送速度よりも低くなるよう制動されて複数のパ
ケット２が相互に隣接された整列状態１０に変化され
る。
【００１３】制動手段９は、第１の通路４の搬出端の近
傍において第１のコンベア３の出口側端部の両側に沿っ
て配置された１対の従動ベルト１１，１２を有してい
る。１対の従動ベルト１１，１２の夫々は図２の紙面に
直交するシャフト１５上に夫々が取り付けられている１
対のプーリ１３，１４の周囲に巻回されていて、１対の
従動ベルト１１，１２は第１のコンベア３を挟んで互い
に向き合う直線状部分１７をそれぞれ有している。
傍において第１のコンベア３の出口側端部の両側に沿っ
て配置された１対の従動ベルト１１，１２を有してい
る。１対の従動ベルト１１，１２の夫々は図２の紙面に
直交するシャフト１５上に夫々が取り付けられている１
対のプーリ１３，１４の周囲に巻回されていて、１対の
従動ベルト１１，１２は第１のコンベア３を挟んで互い
に向き合う直線状部分１７をそれぞれ有している。
【００１４】制動手段９の１対の従動ベルト１１，１２
は、第２の駆動手段２９により駆動されて直線状部分１
７が矢印１６で示す第１のコンベア３の搬送方向に第１
のコンベア３よりもやや低い、即ち遅い、スピードで移
動し、パケット２の両端面と摩擦接触してパケット２の
搬送速度を第１のコンベア３の搬送速度から１対の従動
ベルト１１，１２の直線状部分１７の移動速度に制動す
る摩擦部材として機能する。
は、第２の駆動手段２９により駆動されて直線状部分１
７が矢印１６で示す第１のコンベア３の搬送方向に第１
のコンベア３よりもやや低い、即ち遅い、スピードで移
動し、パケット２の両端面と摩擦接触してパケット２の
搬送速度を第１のコンベア３の搬送速度から１対の従動
ベルト１１，１２の直線状部分１７の移動速度に制動す
る摩擦部材として機能する。
【００１５】第１のコンベア３の出口側端部の両側には
さらに、矢印１６で示す第１のコンベア３の搬送方向に
おける制動手段９の１対の従動ベルト１１，１２の下流
側に１対の案内プレート１８が取り付けられている。１
対の案内プレート１８の各々は、１対の従動ベルト１
１，１２の夫々の直線状部分１７に対して一直線状に配
置されていて、フォトセンサ１９を支持している。フォ
トセンサ１９は、制動手段９の１対の従動ベルト１１，
１２の間から第１の通路４の搬出端に向かい送り出され
てくるパケット２の搬送速度を検出し、後述する理由の
為に必要であれば、公知の技術で第２の駆動手段２９を
介して１対の従動ベルト１１，１２によるパケット２の
搬送速度を制御する。
さらに、矢印１６で示す第１のコンベア３の搬送方向に
おける制動手段９の１対の従動ベルト１１，１２の下流
側に１対の案内プレート１８が取り付けられている。１
対の案内プレート１８の各々は、１対の従動ベルト１
１，１２の夫々の直線状部分１７に対して一直線状に配
置されていて、フォトセンサ１９を支持している。フォ
トセンサ１９は、制動手段９の１対の従動ベルト１１，
１２の間から第１の通路４の搬出端に向かい送り出され
てくるパケット２の搬送速度を検出し、後述する理由の
為に必要であれば、公知の技術で第２の駆動手段２９を
介して１対の従動ベルト１１，１２によるパケット２の
搬送速度を制御する。
【００１６】図１に示すように、第２のコンベア５は、
第１のコンベア３の出口側端部に隣接するように配置さ
れており、第２のコンベア５は、１対のプーリ２１（図
１には第１のコンベア３の出口側端部に隣接して配置さ
れた１個のみ図示されている）に巻回された従動ベルト
２０を具備している。１対のプーリ２１の夫々は、図１
の紙面と直交したシャフト２０に取り付けられている。
従動ベルト２０の外周面には、従動ベルト２０の長手方
向に相互に等間隔に離間された所定数のブラケット２３
が設けられていて、これらブラケット２３は従動ベルト
２０と共に移動し、前述した着座位置８を規定してい
る。
第１のコンベア３の出口側端部に隣接するように配置さ
れており、第２のコンベア５は、１対のプーリ２１（図
１には第１のコンベア３の出口側端部に隣接して配置さ
れた１個のみ図示されている）に巻回された従動ベルト
２０を具備している。１対のプーリ２１の夫々は、図１
の紙面と直交したシャフト２０に取り付けられている。
従動ベルト２０の外周面には、従動ベルト２０の長手方
向に相互に等間隔に離間された所定数のブラケット２３
が設けられていて、これらブラケット２３は従動ベルト
２０と共に移動し、前述した着座位置８を規定してい
る。
【００１７】移送装置７は、第１の通路４の搬出端の近
傍で従動ベルト２０の上方延出部２４の上方に配設され
ており、２個のホイール２５を具備している。これらホ
イール２５は、第１の通路４の搬出端の近傍の従動ベル
ト２０の一方のプーリ２１の両側に設けられており、そ
れぞれシャフト２６に取り付けられている。シャフト２
６は図２の紙面に対し、かつ、第１および第２のコンベ
ア３，５の平面に対して直交している。各々のホイール
２５には、周方向に互いに等間隔に離間された所定数の
突出部２７が形成されている。各々のホイール２５は、
第１および第２のコンベア３，５の搬送方向に沿い互い
に反対方向に回転し、互いに向かい合うグリップ位置に
２つの突出部２７が同時に位置するように同期される。
グリップ位置で互いに向かい合う一方のホイール２５の
１つの突出部２７と他方のホイール２５の１つの突出部
２７の相互間の距離は、矢印１６で示す第１のコンベア
３の搬送方向を横切る方向に沿って測ったパケット２の
寸法とほぼ同程度か、僅かに小さい間隔に設定されてい
る。従って、一方のホイール２５の１つの突出部２７と
他方のホイール２５の１つの突出部２７は上記グリップ
位置で、整列状態１０の複数のパケット２の中で最も第
１のコンベア３の出口側端部に近い位置、即ち最も第２
のコンベア５に近い位置、にあるパケット２を挟持し、
前方、即ち矢印１６の方向、に送ることができる。２個
のホイール２５に挟持されたパケット２は、上記一方の
プーリ２１の上方に第２のコンベア５の従動ベルト２０
のブラケット２３が到着する直前に、第２のコンベア５
の従動ベルト２０の上方延出部分２４上に上記一方のプ
ーリ２１の上方で、放たれる。
傍で従動ベルト２０の上方延出部２４の上方に配設され
ており、２個のホイール２５を具備している。これらホ
イール２５は、第１の通路４の搬出端の近傍の従動ベル
ト２０の一方のプーリ２１の両側に設けられており、そ
れぞれシャフト２６に取り付けられている。シャフト２
６は図２の紙面に対し、かつ、第１および第２のコンベ
ア３，５の平面に対して直交している。各々のホイール
２５には、周方向に互いに等間隔に離間された所定数の
突出部２７が形成されている。各々のホイール２５は、
第１および第２のコンベア３，５の搬送方向に沿い互い
に反対方向に回転し、互いに向かい合うグリップ位置に
２つの突出部２７が同時に位置するように同期される。
グリップ位置で互いに向かい合う一方のホイール２５の
１つの突出部２７と他方のホイール２５の１つの突出部
２７の相互間の距離は、矢印１６で示す第１のコンベア
３の搬送方向を横切る方向に沿って測ったパケット２の
寸法とほぼ同程度か、僅かに小さい間隔に設定されてい
る。従って、一方のホイール２５の１つの突出部２７と
他方のホイール２５の１つの突出部２７は上記グリップ
位置で、整列状態１０の複数のパケット２の中で最も第
１のコンベア３の出口側端部に近い位置、即ち最も第２
のコンベア５に近い位置、にあるパケット２を挟持し、
前方、即ち矢印１６の方向、に送ることができる。２個
のホイール２５に挟持されたパケット２は、上記一方の
プーリ２１の上方に第２のコンベア５の従動ベルト２０
のブラケット２３が到着する直前に、第２のコンベア５
の従動ベルト２０の上方延出部分２４上に上記一方のプ
ーリ２１の上方で、放たれる。
【００１８】上述した如く、移送装置７を介して第１の
コンベア３から第２のコンベア５に等間隔でパケット２
を移送させるために、制動手段９の１対の従動ベルト１
１，１２の移動速度は、通常、第１のコンベア３の搬送
速度よりも低くしなければならない。実際的には、制動
手段９の１対の従動ベルト１１，１２の移動速度は、第
２のコンベア５の搬送速度と２つのホイール２５の回転
速度とに同期するように設定されければならない。即
ち、上記移動速度は、整列状態１０の複数のパケット２
の移動速度がパケット２の１つ分の厚さ（矢印１６で示
された搬送方向におけるパケット２の寸法）と同じにな
るよう設定しなければならない。整列状態１０の複数の
パケット２のこのような移動は、整列状態１０の複数の
パケット２の中から第２のコンベア５に最も近い位置に
ある１つのパケット２が上記グリップ位置で２つのホイ
ール２５に挟持されて第２のコンベア５の従動ベルト２
０の上方延出部分２４上の上記一方のプーリ２１の上方
で隣接するブラケット２３の間に放たれる間に行われ
る。
コンベア３から第２のコンベア５に等間隔でパケット２
を移送させるために、制動手段９の１対の従動ベルト１
１，１２の移動速度は、通常、第１のコンベア３の搬送
速度よりも低くしなければならない。実際的には、制動
手段９の１対の従動ベルト１１，１２の移動速度は、第
２のコンベア５の搬送速度と２つのホイール２５の回転
速度とに同期するように設定されければならない。即
ち、上記移動速度は、整列状態１０の複数のパケット２
の移動速度がパケット２の１つ分の厚さ（矢印１６で示
された搬送方向におけるパケット２の寸法）と同じにな
るよう設定しなければならない。整列状態１０の複数の
パケット２のこのような移動は、整列状態１０の複数の
パケット２の中から第２のコンベア５に最も近い位置に
ある１つのパケット２が上記グリップ位置で２つのホイ
ール２５に挟持されて第２のコンベア５の従動ベルト２
０の上方延出部分２４上の上記一方のプーリ２１の上方
で隣接するブラケット２３の間に放たれる間に行われ
る。
【００１９】整列状態１０の複数のパケット２にこのよ
うな移動を行わせる為に装置１は、一定の速度で同時に
第２のコンベア５と２つのホイール２５とを同期して駆
動する第１の駆動ユニット２８と、制動手段９の１対の
従動ベルト１１，１２を駆動し、公知の方法でフォトセ
ンサ１９を介して制御されて、制動手段９の１対の従動
ベルト１１，１２の移動速度を第２のコンベア５の従動
ベルト２０の搬送速度と２つのホイール２５の回転速度
とに同期させる第２の駆動ユニット２９とを具備してい
る。
うな移動を行わせる為に装置１は、一定の速度で同時に
第２のコンベア５と２つのホイール２５とを同期して駆
動する第１の駆動ユニット２８と、制動手段９の１対の
従動ベルト１１，１２を駆動し、公知の方法でフォトセ
ンサ１９を介して制御されて、制動手段９の１対の従動
ベルト１１，１２の移動速度を第２のコンベア５の従動
ベルト２０の搬送速度と２つのホイール２５の回転速度
とに同期させる第２の駆動ユニット２９とを具備してい
る。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、不規則な間隔で搬送さ
れてくる物品を、搬送方向の変化や搬送方向における物
品の姿勢の変化を実質的に生じさせることなく、等間隔
な状態で搬送されるようにする簡単な構成の装置を提供
することが出来る。
れてくる物品を、搬送方向の変化や搬送方向における物
品の姿勢の変化を実質的に生じさせることなく、等間隔
な状態で搬送されるようにする簡単な構成の装置を提供
することが出来る。
【図１】本発明の１つの実施の形態に従った装置の概略
的な側面図である。
的な側面図である。
【図２】図１に示す装置の概略的な平面図である。
１ 装置 ２ パケット（物品） ３ 第１のコンベア ４ 第１の通路 ５ 第２のコンベア ６ 第２の通路 ７ 移送装置 ９ 制動手段 １０ 整列状態 １１，１２ 従動ベルト（摩擦部材） １９ フォトセンサー ２５ ホイール ２７ 突出部 ２８ 第１の駆動手段 ２９ 第２の駆動手段
Claims (2)
- 【請求項１】 不規則な間隔で搬送されてくる物品
（２）を等間隔な状態で搬送されるようにする装置
（１）であって： 第１の通路（４）に沿って物品（２）を不規則な間隔で
順次搬送する第１のコンベア（３）と；第１のコンベア（３）の両側に沿って配置され第１のコ
ンベア（３）上で不規則な間隔で順次搬送されている物
品（２）の両端面と摩擦接触して物品（２）を制動する
１対の摩擦部材（１１，１２）を有していて、１対の摩
擦部材（１１，１２）により制動された物品（２）を第
１の通路（４）の搬出端に向かい第１のコンベア（３）
の搬送速度よりも低い速度で搬送させることにより１対
の摩擦部材（１１，１２）に摩擦接触された複数の物品
（２）を相互に隣接した整列状態（１０）にする 制動手
段（９）と；第１の通路（４）の搬出端に隣接し、第１の通路（４）
に対し実質的に一直線状に配置された 第２の通路（６）
に沿って物品（２）を搬送する第２のコンベア（５）
と；第１の通路（４）の搬出端の両側に設けられて周方向に
等間隔に離間して配置された複数の突出部（２７）を夫
々の外周面に伴った２つのホイール部材（２５）を有し
ていて、一方のホイール部材（２５）の複数の突出部
（２７）の中の１つの突出部（２７）と他方のホイール
部材（２５）の複数の突出部（２７）の中の１つの突出
部（２７）とが相互に対向された時のこれら相互の間の
距離が第１の通路（４）に沿って第１のコンベア（３）
により搬送される物品（２）の両端面の間の寸法と等し
いかまたは僅かに小さく設定されている、移送手段
（７）と； 第２のコンベア（５）と移送手段（７）の
２つのホイール部材（２５）とを同時に一定の速度で駆
動し、２つのホイール部材（２５）の夫々を夫々の回転
中心軸の回りに相互に同期して第１のコンベア（３）の
搬送方向に向かい相互に正反対の方向に回動させて第１
の通路（４）の搬出端で一方のホイール部材（２５ ）の
複数の突出部（２７）の夫々と他方のホイール部材（２
５）の複数の突出部（２７）の夫々とを順次相互に対向
させ、相互に対向された一方のホイール部材（２５）の
複数の突出部（２７）の中の１つの突出部（２７）と他
方のホイール部材（２５）の複数の突出部（２７）の中
の１つの突出部（２７）とで第１の通路（４）の搬出端
の中の整列状態（１０）の複数の物品（２）の中で第２
のコンベア（５）に最も近い１つの物品（２）の両端面
を挟持させて挟持された１つの物品（２）を整列状態
（１０）の複数の物品（２）の中から第２のコンベア
（５）に一定の速度で移送させる、第１の駆動手段（２
８）と； 移送手段（７）の２つのホイール部材（２５）の回転に
同期させて制動手段（９）により整列状態（１０）の複
数の物品（２）を第１の通路（４）の搬出端に向かい搬
送させる第２の駆動手段（２９）と； を備えており、 第１の通路（４）の搬出端において移送手段（７）の相
互に対向された一方のホイール部材（２５）の複数の突
出部（２７）の中の１つの突出部（２７）と他方のホイ
ール部材（２５）の複数の突出部（２７）の中の１つの
突出部（２７）とに挟持されて第１の通路（４）の搬出
端の中の整列状態（１０）の複数の物品（２）の中から
第２のコンベア（５）に一定の速度で移送された物品
（２）が第２のコンベア（５）により等間隔で連続的に
搬送される、 ことを特徴とする、不規則な間隔で搬送されてくる物品
を等間隔な状態で搬送されるようにする装置。 - 【請求項２】 第２の駆動手段（２９）の動作が、制動
手段（９）により第１の通路（４）の搬出端に向かい搬
送される整列状態（１０）の複数の物品（２）の搬送速
度を測定するフォトセンサ（１９）を介して制御され
る、ことを特徴とする請求項１に記載の、不規則な間隔
で搬送されてくる物品を等間隔な状態で搬送されるよう
にする装置。
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