JP2790055B2 - コンベアにおける横送り装置 - Google Patents
コンベアにおける横送り装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラコンベア等のコ
ンベア上の物品を、コンベアの搬送方向と直交する方向
に横送りするコンベアにおける横送り装置に関する。
ンベア上の物品を、コンベアの搬送方向と直交する方向
に横送りするコンベアにおける横送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベアにおける横送り装置として、以
下の如きものは知られている。即ち、ローラコンベアの
ローラ間に昇降自在に設けられた少なくとも2つのエン
ドレス搬送帯と、エンドレス搬送帯が上昇した位置にお
いてローラコンベアの回転駆動装置からの動力を受ける
従動ホイールを有するエンドレス搬送帯作動装置とを有
するローラコンベアにおける横送り装置は知られてい
る。エンドレス搬送帯は、従動ホイールを含む複数のホ
イールに掛け渡され、ローラコンベアの搬送面上に突出
した上側部が横送り装置の搬送部となる。
下の如きものは知られている。即ち、ローラコンベアの
ローラ間に昇降自在に設けられた少なくとも2つのエン
ドレス搬送帯と、エンドレス搬送帯が上昇した位置にお
いてローラコンベアの回転駆動装置からの動力を受ける
従動ホイールを有するエンドレス搬送帯作動装置とを有
するローラコンベアにおける横送り装置は知られてい
る。エンドレス搬送帯は、従動ホイールを含む複数のホ
イールに掛け渡され、ローラコンベアの搬送面上に突出
した上側部が横送り装置の搬送部となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のローラコンベアにおける横送り装置では、エンドレ
ス搬送帯が従動ホイールを含む複数のホイールに掛け渡
されていたので、エンドレス搬送帯の駆動方向は従動ホ
イールの回転方向によって決まっていた。即ち、横送り
装置の搬送方向は、ローラコンベアの搬送方向によって
決まっていた。このように、エンドレス搬送帯がローラ
コンベアの回転駆動装置から動力を受ける場合、搬送方
向に対して左右両側に横送りすることはできなかった。
例えば、平行に並んだ3つのローラコンベアの中央のロ
ーラコンベアから、両側のローラコンベアにそれぞれ物
品を横送りするには、ローラコンベアの回転駆動装置と
は別個に、横送り装置のために特別にエンドレス搬送帯
を駆動するモーター等の駆動源を設ける必要があった。
別個にモーター等の駆動源を設けると、コスト高である
という欠点がある。
来のローラコンベアにおける横送り装置では、エンドレ
ス搬送帯が従動ホイールを含む複数のホイールに掛け渡
されていたので、エンドレス搬送帯の駆動方向は従動ホ
イールの回転方向によって決まっていた。即ち、横送り
装置の搬送方向は、ローラコンベアの搬送方向によって
決まっていた。このように、エンドレス搬送帯がローラ
コンベアの回転駆動装置から動力を受ける場合、搬送方
向に対して左右両側に横送りすることはできなかった。
例えば、平行に並んだ3つのローラコンベアの中央のロ
ーラコンベアから、両側のローラコンベアにそれぞれ物
品を横送りするには、ローラコンベアの回転駆動装置と
は別個に、横送り装置のために特別にエンドレス搬送帯
を駆動するモーター等の駆動源を設ける必要があった。
別個にモーター等の駆動源を設けると、コスト高である
という欠点がある。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、横送り装置のために特別に駆動源を設
けることなしに、搬送方向に対して左右両側に横送り可
能な横送り装置を提供することにある。
で、その目的は、横送り装置のために特別に駆動源を設
けることなしに、搬送方向に対して左右両側に横送り可
能な横送り装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、コンベアの搬送面に対して
出没自在なエンドレス搬送帯と、コンベアの回転駆動装
置から動力を受けて、コンベアの搬送方向に対してエン
ドレス搬送帯を正方向或いは逆方向に駆動させる駆動伝
達手段とを備えたコンベアにおける横送り装置とする。
に、請求項1記載の発明は、コンベアの搬送面に対して
出没自在なエンドレス搬送帯と、コンベアの回転駆動装
置から動力を受けて、コンベアの搬送方向に対してエン
ドレス搬送帯を正方向或いは逆方向に駆動させる駆動伝
達手段とを備えたコンベアにおける横送り装置とする。
【0006】そして、駆動伝達手段は、コンベアの回転
駆動装置から動力を受けることができる従動ホイール
と、第1及び第2の補助ホイールと、第1の補助ホイー
ルと第2の補助ホイールとの間に位置するエンドレス搬
送帯駆動ホイールと、従動ホイールと第1及び第2の補
助ホイールに掛け渡されるとともに、エンドレス搬送帯
駆動ホイールの上側或いは下側に選択的に掛け渡される
エンドレス帯とを備えたものとする。
駆動装置から動力を受けることができる従動ホイール
と、第1及び第2の補助ホイールと、第1の補助ホイー
ルと第2の補助ホイールとの間に位置するエンドレス搬
送帯駆動ホイールと、従動ホイールと第1及び第2の補
助ホイールに掛け渡されるとともに、エンドレス搬送帯
駆動ホイールの上側或いは下側に選択的に掛け渡される
エンドレス帯とを備えたものとする。
【0007】請求項2記載の発明は、前記エンドレス搬
送帯駆動ホイールの回転軸は、前記第1の補助ホイール
及び第2の補助ホイールの各軸心を結んだ直線と交わる
ことのない共通接線上の、各補助ホイールとの接点の中
間点付近に位置するものとする。
送帯駆動ホイールの回転軸は、前記第1の補助ホイール
及び第2の補助ホイールの各軸心を結んだ直線と交わる
ことのない共通接線上の、各補助ホイールとの接点の中
間点付近に位置するものとする。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、エンドレス搬送帯は
コンベアの搬送面に対して突出し、駆動伝達手段によっ
てコンベアの回転駆動装置から動力を受けて正方向或い
は逆方向に駆動される。
コンベアの搬送面に対して突出し、駆動伝達手段によっ
てコンベアの回転駆動装置から動力を受けて正方向或い
は逆方向に駆動される。
【0009】コンベアの回転駆動装置から動力を受けた
従動ホイールの回転に伴ってエンドレス帯が駆動するの
で、それに掛け渡されたエンドレス搬送帯駆動ホイー
ル、第1及び第2の補助ホイールが回転する。エンドレ
ス帯が上側或いは下側に掛け渡されることによってエン
ドレス搬送帯駆動ホイールが正方向或いは逆方向に回転
し、それに伴ってエンドレス搬送帯が正方向或いは逆方
向に駆動される。
従動ホイールの回転に伴ってエンドレス帯が駆動するの
で、それに掛け渡されたエンドレス搬送帯駆動ホイー
ル、第1及び第2の補助ホイールが回転する。エンドレ
ス帯が上側或いは下側に掛け渡されることによってエン
ドレス搬送帯駆動ホイールが正方向或いは逆方向に回転
し、それに伴ってエンドレス搬送帯が正方向或いは逆方
向に駆動される。
【0010】請求項2記載の発明では、エンドレス搬送
帯駆動ホイールの回転軸は、前記第1の補助ホイール及
び第2の補助ホイールの各軸心を結んだ直線と交わるこ
とのない共通接線上の、各補助ホイールの接点の中間点
付近に位置するので、エンドレス帯がエンドレス搬送帯
駆動ホイールの上側及び下側に当接する場合において、
エンドレス帯の全長がほぼ等しくなる。
帯駆動ホイールの回転軸は、前記第1の補助ホイール及
び第2の補助ホイールの各軸心を結んだ直線と交わるこ
とのない共通接線上の、各補助ホイールの接点の中間点
付近に位置するので、エンドレス帯がエンドレス搬送帯
駆動ホイールの上側及び下側に当接する場合において、
エンドレス帯の全長がほぼ等しくなる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
るが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限
定されるものではない。図1は本発明の実施例を示す簡
略平面図、図2は図1のIIーII線拡大断面図、図3
は図1のIIIーIII線拡大断面図、図4は図2の要
部概略図である。尚、本明細書において、前とは図1上
側、後とは同図下側であり、左とは図1左側、右とは同
図右側であり、上とは図1紙面表側、下とは同図紙面裏
側である。
るが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限
定されるものではない。図1は本発明の実施例を示す簡
略平面図、図2は図1のIIーII線拡大断面図、図3
は図1のIIIーIII線拡大断面図、図4は図2の要
部概略図である。尚、本明細書において、前とは図1上
側、後とは同図下側であり、左とは図1左側、右とは同
図右側であり、上とは図1紙面表側、下とは同図紙面裏
側である。
【0012】ローラコンベア1aは、基枠2と、この基
枠2に軸心を前後方向に向けるようにして左右方向に所
定間隔で回転自在に設けられた多数のローラ3とを有し
ている。ローラコンベア1b、1cは、軸心を左右方向
に向けるようにして前後方向に所定間隔で多数のローラ
3が設けられており、ローラコンベア1aの左端部4及
び右端部5においてそれに直交するように連結されてい
る。各ローラコンベアにおいて、各ローラ3の上端部に
より形成された包絡面が搬送面となる。ローラコンベア
1a、1b、1cの搬送方向はそれぞれ右方向、前方
向、後方向となり、これらのローラコンベアによってコ
の字状の搬送経路を形成している。
枠2に軸心を前後方向に向けるようにして左右方向に所
定間隔で回転自在に設けられた多数のローラ3とを有し
ている。ローラコンベア1b、1cは、軸心を左右方向
に向けるようにして前後方向に所定間隔で多数のローラ
3が設けられており、ローラコンベア1aの左端部4及
び右端部5においてそれに直交するように連結されてい
る。各ローラコンベアにおいて、各ローラ3の上端部に
より形成された包絡面が搬送面となる。ローラコンベア
1a、1b、1cの搬送方向はそれぞれ右方向、前方
向、後方向となり、これらのローラコンベアによってコ
の字状の搬送経路を形成している。
【0013】基枠2の上部には、搬送経路に沿って物品
を案内し、落下を防止するためのガイド6が取付けられ
ている。但し、ローラコンベア1aの下側の基枠2にお
いて、左端部4及び右端部5、即ちローラコンベア1b
から物品を受け取る領域及びローラコンベア1cに対し
て物品が払出される領域にはガイド6は取付けられてい
ない。また、基枠2の所定位置には、連結桟7が前後に
掛け渡されている。
を案内し、落下を防止するためのガイド6が取付けられ
ている。但し、ローラコンベア1aの下側の基枠2にお
いて、左端部4及び右端部5、即ちローラコンベア1b
から物品を受け取る領域及びローラコンベア1cに対し
て物品が払出される領域にはガイド6は取付けられてい
ない。また、基枠2の所定位置には、連結桟7が前後に
掛け渡されている。
【0014】前記連結桟7には、ローラ3の下方に、軸
心を搬送方向に向けるようにして常時回転の駆動回転軸
8が設けられており、該駆動回転軸8から丸ベルト9を
介して動力を受ける伝動ローラ10がローラ3に接離自
在となっている。ローラ3は2本で1組となされ、この
組となされたローラ3間の下方に伝動ローラ10が位置
する。このような機構によって、ローラ3は回転・停止
切換え自在となり、ローラ3の回転によって物品は搬送
される。但し、ローラコンベア1aの左端部4及び右端
部5では、伝動ローラ10は各ローラに対して設けられ
ており、ローラ3間の下方には空間11が形成されてい
る。
心を搬送方向に向けるようにして常時回転の駆動回転軸
8が設けられており、該駆動回転軸8から丸ベルト9を
介して動力を受ける伝動ローラ10がローラ3に接離自
在となっている。ローラ3は2本で1組となされ、この
組となされたローラ3間の下方に伝動ローラ10が位置
する。このような機構によって、ローラ3は回転・停止
切換え自在となり、ローラ3の回転によって物品は搬送
される。但し、ローラコンベア1aの左端部4及び右端
部5では、伝動ローラ10は各ローラに対して設けられ
ており、ローラ3間の下方には空間11が形成されてい
る。
【0015】ローラコンベア1aの左端部4及び右端部
5には、物品を前後方向に搬送する横送り装置12が設
置されている。横送り装置12は、前記空間11に位置
しローラコンベア1aの搬送面に対して出没自在なエン
ドレス搬送帯13と、駆動回転軸8から動力を受けてエ
ンドレス搬送帯13を駆動させる駆動伝達手段14と、
流体圧シリンダ等を含む公知の昇降装置15とを有す
る。エンドレス搬送帯13は、昇降装置15によって昇
降自在な昇降枠16の上端部に支持された昇降板17の
回りに駆動可能に設置され、上昇位置において上側部1
3aがローラコンベア1aの搬送面から突出可能となっ
ている。駆動伝達手段14は、駆動回転軸8から動力を
受けて、エンドレス搬送帯13を駆動回転軸8の回転方
向に対して正方向或いは逆方向に駆動させる。このよう
な機構によって、エンドレス搬送帯上の物品が前方向或
いは後方向に搬送され、ローラコンベア1bから物品を
受取ったり、ローラコンベア1cに物品を払い出したり
することができる。
5には、物品を前後方向に搬送する横送り装置12が設
置されている。横送り装置12は、前記空間11に位置
しローラコンベア1aの搬送面に対して出没自在なエン
ドレス搬送帯13と、駆動回転軸8から動力を受けてエ
ンドレス搬送帯13を駆動させる駆動伝達手段14と、
流体圧シリンダ等を含む公知の昇降装置15とを有す
る。エンドレス搬送帯13は、昇降装置15によって昇
降自在な昇降枠16の上端部に支持された昇降板17の
回りに駆動可能に設置され、上昇位置において上側部1
3aがローラコンベア1aの搬送面から突出可能となっ
ている。駆動伝達手段14は、駆動回転軸8から動力を
受けて、エンドレス搬送帯13を駆動回転軸8の回転方
向に対して正方向或いは逆方向に駆動させる。このよう
な機構によって、エンドレス搬送帯上の物品が前方向或
いは後方向に搬送され、ローラコンベア1bから物品を
受取ったり、ローラコンベア1cに物品を払い出したり
することができる。
【0016】エンドレス搬送帯13は、ローラコンベア
1aの左端部4及び右端部5の各ローラ3間にそれぞれ
5本ずつ設置されており、5本のエンドレス搬送帯13
は連動するようになっている。尚、エンドレス搬送帯1
3の設置間隔や設置本数は、搬送する物品の大きさ等に
よって適宜変更すればよい。
1aの左端部4及び右端部5の各ローラ3間にそれぞれ
5本ずつ設置されており、5本のエンドレス搬送帯13
は連動するようになっている。尚、エンドレス搬送帯1
3の設置間隔や設置本数は、搬送する物品の大きさ等に
よって適宜変更すればよい。
【0017】次に駆動伝達手段14について説明する。
駆動伝達手段14は、駆動回転軸8の所定位置に嵌め止
められた駆動ローラ18に下側から接離自在な従動ロー
ラ19と、従動ローラ19とともに回転する従動ホイー
ル20と、第1及び第2の補助ホイール21、22と、
エンドレス搬送帯駆動ホイール23と、各ホイールに掛
け渡されたエンドレス帯24とを有する。
駆動伝達手段14は、駆動回転軸8の所定位置に嵌め止
められた駆動ローラ18に下側から接離自在な従動ロー
ラ19と、従動ローラ19とともに回転する従動ホイー
ル20と、第1及び第2の補助ホイール21、22と、
エンドレス搬送帯駆動ホイール23と、各ホイールに掛
け渡されたエンドレス帯24とを有する。
【0018】前記昇降枠16の下部に、従動回転軸25
が、軸心を左右方向に向けるようにして、且つ、ローラ
コンベア1aの駆動回転軸8の前方下方に位置するよう
にして(図2参照)、回転自在に設けられ、この従動回
転軸25に前記駆動ローラ18に対向するようにして前
記従動ローラ19が嵌め止められている。前記駆動ロー
ラ18の前方に所定間隔をあけて軸心を駆動回転軸8の
軸心と平行とした補助ローラ26が、連結桟7に回転自
在に設けられている。そして、昇降枠16がエンドレス
搬送帯13の上側部13aをローラコンベア1aの搬送
面より突出させる高さ位置まで上昇すると、駆動ローラ
18と補助ローラ26との間に、下からそれらに当接す
るようにして従動ローラ19が入り込むようになされて
いる。
が、軸心を左右方向に向けるようにして、且つ、ローラ
コンベア1aの駆動回転軸8の前方下方に位置するよう
にして(図2参照)、回転自在に設けられ、この従動回
転軸25に前記駆動ローラ18に対向するようにして前
記従動ローラ19が嵌め止められている。前記駆動ロー
ラ18の前方に所定間隔をあけて軸心を駆動回転軸8の
軸心と平行とした補助ローラ26が、連結桟7に回転自
在に設けられている。そして、昇降枠16がエンドレス
搬送帯13の上側部13aをローラコンベア1aの搬送
面より突出させる高さ位置まで上昇すると、駆動ローラ
18と補助ローラ26との間に、下からそれらに当接す
るようにして従動ローラ19が入り込むようになされて
いる。
【0019】前記従動回転軸25の左端に前記従動ホイ
ール20が嵌め止められ、前記従動ローラ19が駆動ロ
ーラ18から動力を受けて回転することによって、従動
ホイール20が回転する。前記昇降枠16の上部に、エ
ンドレス搬送帯13の前後方向の中央下方に位置するよ
うに前記エンドレス搬送帯駆動ホイール23が、エンド
レス搬送帯23の後方やや下方及び前方やや下方に第1
及び第2の補助ホイール21、22が、それぞれ回転自
在に設けられている。
ール20が嵌め止められ、前記従動ローラ19が駆動ロ
ーラ18から動力を受けて回転することによって、従動
ホイール20が回転する。前記昇降枠16の上部に、エ
ンドレス搬送帯13の前後方向の中央下方に位置するよ
うに前記エンドレス搬送帯駆動ホイール23が、エンド
レス搬送帯23の後方やや下方及び前方やや下方に第1
及び第2の補助ホイール21、22が、それぞれ回転自
在に設けられている。
【0020】前記エンドレス搬送帯駆動ホイール23
は、軸心を左右方向に向けて昇降枠16の左右方向の幅
のほぼ全長に渡って設けられたエンドレス搬送帯駆動軸
27に嵌め止められ、エンドレス搬送帯駆動軸27が回
転すると5本のエンドレス搬送帯全てが一斉に駆動する
ようになっている。前記エンドレス帯24は、エンドレ
ス搬送帯駆動ホイール23、第1及び第2の補助ホイー
ル21、22、及び従動ホイール24に掛け渡され、従
動ホイール24の回転をエンドレス搬送帯駆動ホイール
23に伝達する。
は、軸心を左右方向に向けて昇降枠16の左右方向の幅
のほぼ全長に渡って設けられたエンドレス搬送帯駆動軸
27に嵌め止められ、エンドレス搬送帯駆動軸27が回
転すると5本のエンドレス搬送帯全てが一斉に駆動する
ようになっている。前記エンドレス帯24は、エンドレ
ス搬送帯駆動ホイール23、第1及び第2の補助ホイー
ル21、22、及び従動ホイール24に掛け渡され、従
動ホイール24の回転をエンドレス搬送帯駆動ホイール
23に伝達する。
【0021】このような機構によって、駆動回転軸8の
回転が従動回転軸25に伝達され、従動回転軸25の回
転により回転する従動ホイール20の回転がエンドレス
搬送帯駆動ホイール23に伝達され、エンドレス搬送帯
駆動ホイール23の回転により回転するエンドレス搬送
帯駆動軸27によってエンドレス搬送帯13が駆動する
ことになる。即ち、駆動伝達手段14によって、ローラ
コンベア1aの回転駆動装置である駆動回転軸8から動
力を受けて、エンドレス搬送帯13上の物品を横送りす
ることができる。
回転が従動回転軸25に伝達され、従動回転軸25の回
転により回転する従動ホイール20の回転がエンドレス
搬送帯駆動ホイール23に伝達され、エンドレス搬送帯
駆動ホイール23の回転により回転するエンドレス搬送
帯駆動軸27によってエンドレス搬送帯13が駆動する
ことになる。即ち、駆動伝達手段14によって、ローラ
コンベア1aの回転駆動装置である駆動回転軸8から動
力を受けて、エンドレス搬送帯13上の物品を横送りす
ることができる。
【0022】前記のローラコンベア1aの左端部4にお
ける例では、搬送方向(右方向)に対して左方向(前方
向)に横送りするので、エンドレス帯24はエンドレス
搬送帯駆動ホイール23の上側に掛けられている(図2
参照)。即ち、図2において、駆動回転軸8の反時計方
向の回転に対して、エンドレス搬送帯駆動ホイール23
は時計方向(正方向)に回転する。エンドレス帯24を
エンドレス搬送帯23の下側に掛けた場合、ローラコン
ベア1aの搬送方向(右方向)に対して右方向(後方
向)に横送りすることになる(図4参照)。即ち、図4
において、駆動回転軸8の反時計方向の回転に対して、
エンドレス搬送帯駆動ホイール23は反時計方向(逆方
向)に回転することになる。ローラコンベア1aの右端
部5の横送り装置において、エンドレス帯24をエンド
レス搬送帯駆動ホイール23の下側に掛けることによっ
て、物品をローラコンベア1cに払い出すことができ
る。
ける例では、搬送方向(右方向)に対して左方向(前方
向)に横送りするので、エンドレス帯24はエンドレス
搬送帯駆動ホイール23の上側に掛けられている(図2
参照)。即ち、図2において、駆動回転軸8の反時計方
向の回転に対して、エンドレス搬送帯駆動ホイール23
は時計方向(正方向)に回転する。エンドレス帯24を
エンドレス搬送帯23の下側に掛けた場合、ローラコン
ベア1aの搬送方向(右方向)に対して右方向(後方
向)に横送りすることになる(図4参照)。即ち、図4
において、駆動回転軸8の反時計方向の回転に対して、
エンドレス搬送帯駆動ホイール23は反時計方向(逆方
向)に回転することになる。ローラコンベア1aの右端
部5の横送り装置において、エンドレス帯24をエンド
レス搬送帯駆動ホイール23の下側に掛けることによっ
て、物品をローラコンベア1cに払い出すことができ
る。
【0023】尚、前記エンドレス搬送帯駆動ホイール2
3の回転軸は、第1の補助ホイール21及び第2の補助
ホイール22の各軸心を結んだ直線28と交わることの
ない共通接線29上の、各補助ホイール21,22との
接点30,31の中間点に位置するようになされている
(図4参照)。即ち、エンドレス帯24をエンドレス搬
送帯駆動ホイール23の上側に掛けた場合と下側に掛け
た場合において、エンドレス帯24の全長が等しくなる
ようにされている。
3の回転軸は、第1の補助ホイール21及び第2の補助
ホイール22の各軸心を結んだ直線28と交わることの
ない共通接線29上の、各補助ホイール21,22との
接点30,31の中間点に位置するようになされている
(図4参照)。即ち、エンドレス帯24をエンドレス搬
送帯駆動ホイール23の上側に掛けた場合と下側に掛け
た場合において、エンドレス帯24の全長が等しくなる
ようにされている。
【0024】本実施例では、各ローラコンベアの搬送面
は水平で、かつ、高さは等しくなっているので、上昇位
置にあるエンドレス搬送帯13の上側部13aの高さ
は、ローラコンベアの搬送面よりも少し高くなってい
る。従って、ローラコンベア1b上を搬送されてきた物
品は、前端部がエンドレス搬送帯13の駆動により引き
ずり込まれ、後端部がローラ3の回転により押されるこ
とによって、エンドレス搬送帯13に少し乗り上げるよ
うに移載される。他方、ローラコンベア1aの右端部5
におけるエンドレス搬送帯13上の物品は、エンドレス
搬送帯13の駆動により押され、ローラ3の回転により
引きずり込まれることによって、ローラコンベア1c上
に少し段落ちするように移載される。
は水平で、かつ、高さは等しくなっているので、上昇位
置にあるエンドレス搬送帯13の上側部13aの高さ
は、ローラコンベアの搬送面よりも少し高くなってい
る。従って、ローラコンベア1b上を搬送されてきた物
品は、前端部がエンドレス搬送帯13の駆動により引き
ずり込まれ、後端部がローラ3の回転により押されるこ
とによって、エンドレス搬送帯13に少し乗り上げるよ
うに移載される。他方、ローラコンベア1aの右端部5
におけるエンドレス搬送帯13上の物品は、エンドレス
搬送帯13の駆動により押され、ローラ3の回転により
引きずり込まれることによって、ローラコンベア1c上
に少し段落ちするように移載される。
【0025】尚、ローラコンベア1aの左端部4におい
て、上昇位置にあるエンドレス搬送帯13の上側部13
aの高さを、ローラコンベア1aとの結合部近くのロー
ラコンベア1bの搬送面と同じ高さ、或いは搬送面より
もやや低くすることにより、ローラコンベア1b上を搬
送されてきた物品がローラコンベア1a上に移載され易
くすることができる。他方、ローラコンベア1aの右端
部5において、上昇位置にあるエンドレス搬送帯13の
上側部13aの高さを、ローラコンベア1aとの結合部
近くのローラコンベア1cの搬送面と同じ高さ、或いは
搬送面よりもやや高くすることにより、ローラコンベア
1a上からローラコンベア1c上に物品が移載され易く
することができる。
て、上昇位置にあるエンドレス搬送帯13の上側部13
aの高さを、ローラコンベア1aとの結合部近くのロー
ラコンベア1bの搬送面と同じ高さ、或いは搬送面より
もやや低くすることにより、ローラコンベア1b上を搬
送されてきた物品がローラコンベア1a上に移載され易
くすることができる。他方、ローラコンベア1aの右端
部5において、上昇位置にあるエンドレス搬送帯13の
上側部13aの高さを、ローラコンベア1aとの結合部
近くのローラコンベア1cの搬送面と同じ高さ、或いは
搬送面よりもやや高くすることにより、ローラコンベア
1a上からローラコンベア1c上に物品が移載され易く
することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、エンドレス搬送帯はコンベアの搬送面に対して
突出し、駆動伝達手段によってコンベアの回転駆動装置
から動力を受けて正方向或いは逆方向に駆動されるの
で、横送り装置のための特別な駆動源を必要とせず、コ
ストを安くして搬送方向に対して左方向或いは右方向に
横送りすることができる。
明では、エンドレス搬送帯はコンベアの搬送面に対して
突出し、駆動伝達手段によってコンベアの回転駆動装置
から動力を受けて正方向或いは逆方向に駆動されるの
で、横送り装置のための特別な駆動源を必要とせず、コ
ストを安くして搬送方向に対して左方向或いは右方向に
横送りすることができる。
【0027】また、エンドレス帯によって従動ホイール
の回転がエンドレス搬送帯駆動ホイールに伝達され、簡
単な機構でコンベアの回転駆動装置から動力を受けて物
品を横送りすることができる。さらに、エンドレス帯を
エンドレス搬送帯駆動ホイールの上側或いは下側に掛け
替えるのみで、コンベアの同じ搬送方向に対して横送り
の方向を容易に変更することができる。
の回転がエンドレス搬送帯駆動ホイールに伝達され、簡
単な機構でコンベアの回転駆動装置から動力を受けて物
品を横送りすることができる。さらに、エンドレス帯を
エンドレス搬送帯駆動ホイールの上側或いは下側に掛け
替えるのみで、コンベアの同じ搬送方向に対して横送り
の方向を容易に変更することができる。
【0028】請求項2記載の発明では、エンドレス帯が
エンドレス搬送帯駆動ホイールの上側及び下側に当接す
る場合において、エンドレス帯の全長がほぼ等しくなる
ので、張力がほぼ一定となり回転が安定して伝達され
る。
エンドレス搬送帯駆動ホイールの上側及び下側に当接す
る場合において、エンドレス帯の全長がほぼ等しくなる
ので、張力がほぼ一定となり回転が安定して伝達され
る。
【図1】本発明の実施例を示す簡略平面図である。
【図2】図1のIIーII線拡大断面図である。
【図3】図1のIIIーIII線拡大断面図である。
【図4】図2の要部概略図である。
1a、1b、1c ローラコンベア 3 ローラ 8 駆動回転軸 11 空間 12 横送り装置 13 エンドレス搬送帯 15 昇降装置 16 昇降枠 17 昇降板 18 駆動ローラ 19 従動ローラ 20 従動ホイール 21 第1の補助ホイール 22 第2の補助ホイール 23 エンドレス搬送帯駆動ホイール 24 エンドレス帯 25 従動回転軸 26 補助ローラ 27 エンドレス搬送帯駆動軸
Claims (2)
- 【請求項1】 コンベアの搬送面に対して出没自在なエ
ンドレス搬送帯と、コンベアの回転駆動装置から動力を
受けて、コンベアの搬送方向に対してエンドレス搬送帯
を正方向或いは逆方向に駆動させる駆動伝達手段とを備
えたコンベアにおける横送り装置であって、駆動伝達手
段は、コンベアの回転駆動装置から動力を受けることが
できる従動ホイールと、第1及び第2の補助ホイール
と、第1の補助ホイールと第2の補助ホイールとの間に
位置するエンドレス搬送帯駆動ホイールと、従動ホイー
ルと第1及び第2の補助ホイールに掛け渡されるととも
に、エンドレス搬送帯駆動ホイールの上側或いは下側に
選択的に掛け渡されるエンドレス帯とを備えたコンベア
における横送り装置。 - 【請求項2】 前記エンドレス搬送帯駆動ホイールの回
転軸は、前記第1の補助ホイール及び第2の補助ホイー
ルの各軸心を結んだ直線と交わることのない共通接線上
の、各補助ホイールとの接点の中間点付近に位置する請
求項1記載のコンベアにおける横送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6246421A JP2790055B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | コンベアにおける横送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6246421A JP2790055B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | コンベアにおける横送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108928A JPH08108928A (ja) | 1996-04-30 |
JP2790055B2 true JP2790055B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=17148235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6246421A Expired - Fee Related JP2790055B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | コンベアにおける横送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790055B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6706745B2 (ja) * | 2015-02-06 | 2020-06-10 | 伊東電機株式会社 | 移載装置 |
CN106005983B (zh) * | 2016-06-03 | 2018-06-08 | 苏州赛腾精密电子股份有限公司 | 一种输送机构 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH062973Y2 (ja) * | 1986-07-25 | 1994-01-26 | 三機工業株式会社 | 駆動ロ−ラコンベヤ |
JPH07106773B2 (ja) * | 1987-09-29 | 1995-11-15 | 西部電機株式会社 | 交叉搬送装置 |
JPH0699016B2 (ja) * | 1991-02-28 | 1994-12-07 | 西部電機株式会社 | 物品の搬送方法 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP6246421A patent/JP2790055B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08108928A (ja) | 1996-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |