JPH0699016B2 - 物品の搬送方法 - Google Patents

物品の搬送方法

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JPH0699016B2
JPH0699016B2 JP5970891A JP5970891A JPH0699016B2 JP H0699016 B2 JPH0699016 B2 JP H0699016B2 JP 5970891 A JP5970891 A JP 5970891A JP 5970891 A JP5970891 A JP 5970891A JP H0699016 B2 JPH0699016 B2 JP H0699016B2
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学 小吹
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本流ラインを介して、
上流側の支流ラインから下流側の支流ラインに物品を搬
送するようになしてある物品の搬送方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】物品の搬送方法に関する従来の技術とし
ては、特開平1−226621号公報、特開昭62−2
29020号公報に記載のもの等が知られている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、特開平1−226621号公報には、
仕分け用コンベヤに各荷載置位置に対応させて仕分け先
情報の記憶手段(IDタグ)を付設し、前記荷載置位置
に移載された荷の仕分け先情報を当該荷載置位置に対応
する前記記憶手段に書き込む書き込み手段を配設すると
共に、各仕分け位置には、当該仕分け位置に到着した前
記荷載置位置に対応する前記記憶手段から仕分け先情報
を読み取る読み取り手段を併設し、各仕分け位置の読み
取り手段が読み取った仕分け先情報が当該仕分け位置と
一致したときに当該仕分け位置に併設の荷払い出し手段
を作動させるように構成して成る仕分け装置が記載され
ている。
【0004】また、特開昭62−229020号公報に
は、移動方向に沿って間隔をおいて設けられた検出セン
サそれぞれのオン・オフの度に目標位置到達予想時点に
応じて算出されるタイマカウントを更新し、目標位置に
一番近いセンサからのタイマカウントが有効となるよう
にした材料位置認識装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0006】即ち、特開平1−226621号公報に記
載されている仕分け装置は、仕分け用コンベヤ(本流ラ
イン)上を搬送されている荷(物品)と他の物品との間
に更に別の物品を合流させ、それぞれの物品を任意の位
置で分岐することはできない。
【0007】また、特開昭62−229020号公報に
記載されている材料位置認識装置は、ローラテーブル等
の搬送装置(本流ライン)上を搬送される材料(物品)
の位置を認識するようになしてあるに過ぎず、本流ライ
ンに沿って複数の支流ラインを配設し、上記本流ライン
を介して、上流側の支流ラインから下流側の支流ライン
に物品を搬送することについては記載されておらず、何
らの示唆もない。
【0008】従って、本発明の目的は、上流側の支流ラ
インから本流ラインの移動空間に物品が移載されるとき
に、上記物品が分岐されるべき下流側の支流ラインの分
岐先情報を上記移動空間に対応させて書き込むことによ
って、任意の上流側の支流ラインから本流ラインを介し
て、任意の下流側の支流ラインに物品を搬送するように
なしてある物品の搬送方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、本流ラインに
沿って複数の支流ラインが配設されており、上記本流ラ
インを介して、上流側の支流ラインから下流側の支流ラ
インに物品を搬送するようになしてある物品の搬送方法
において、上記本流ラインに移動空間を連続的に設定
し、該移動空間に対応させて分岐先情報を書き込み得る
ようになすと共に、上記上流側の支流ラインから上記移
動空間に上記物品を移載するときに、上記物品が分岐さ
れるべき上記下流側の支流ラインの分岐先情報を上記移
動空間に対応させて書き込み、且つ上記書き込まれた分
岐先情報に基づいて上記移動空間に載置されている上記
物品を上記下流側の支流ラインに分岐するようになして
あることを特徴とする物品の搬送方法を提供することに
よって上記の目的を達成したものである。
【0010】尚、移動空間から下流側の支流ラインに物
品が移載されたときに、上記移動空間に対応させて書き
込まれていた分岐先情報を消去することが好ましい。
【0011】また、移動空間が、載置される物品の長さ
寸法に一定の余裕空間を加算した仮想空間であることが
好ましい。
【0012】また、支流ラインが、物品を正逆方向に搬
送なし得るコンベアであることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明の物品の搬送方法は、上流側の支流ライ
ンから本流ラインの移動空間に物品が移載されるとき
に、上記物品が分岐されるべき下流側の支流ラインの分
岐先情報を上記移動空間に対応させて書き込むことによ
って、物品検出手段を物品分岐位置に設けることなく、
任意の上流側の支流ラインから本流ラインを介して、任
意の下流側の支流ラインに物品を搬送する。
【0014】
【実施例】以下、先ず、本発明の物品の搬送方法を実施
する場合に好適な物品の搬送装置の一実施例について説
明する。
【0015】図1は物品の搬送装置の一実施例を示す概
略平面図、図2はその要部を拡大して示す平面図、図3
はその要部を示す斜視図、図4〜図5はその物品移載装
置による物品の搬送方向の切替えを説明するための側面
図で、これらの図面において、(1)は駆動ローラコン
ベアからなる本流ライン(メインコンベア)、(2)は
駆動ローラコンベアからなりメインコンベア(1)と略
直交するように配設され物品(G)を正逆方向に搬送な
し得る支流ライン(サブコンベア)で、メインコンベア
(1)に沿って右側に5列、左側に3列(合計8列)の
サブコンベア(2)、(2)、・・・が配設されてい
る。また、(3)は物品搬送面をメインコンベア(1)
の上面に対して出没させ得る物品移載装置(転換コンベ
ア)であり、メインコンベア(1)の動力が正回転また
は逆回転の何れか一方の回転で選択的に伝達されると共
に、物品搬送面を出没することによって、メインコンベ
ア(1)によって搬送される物品(G)を左右任意の方
向(正転方向または逆転方向)のサブコンベア(2)に
移載したり、サブコンベア(2)の先端部にある物品
(G)をメインコンベア(1)に移載したりするように
なしてある。
【0016】上記実施例における各部について説明する
と、メインコンベア(1)は、ドライブシャフト(1
1)によって駆動されるローラコンベアであり、フレー
ムに多数のローラ(12)が所定間隔毎に軸架並設され
ていると共に、ローラ(12)の外周面には溝を設け
て、プーリが形成されており、ベルト(13)を介して
ドライブシャフト(11)の動力を上記プーリに伝達
し、ローラ(12)を駆動している。
【0017】また、サブコンベア(2)は、正逆駆動さ
れるローラコンベアである。
【0018】また、転換コンベア(3)は、正逆回転及
び昇降機能を備える一対のチェーン(31)、(3
1)、昇降装置(32)等で構成されるチェーンコンベ
アであり、メインコンベア(1)によって搬送される物
品(G)を移載して、左右に配設されている何れか所望
のサブコンベア(2)に搬出したり、サブコンベア
(2)によって搬送される物品(G)を移載して、メイ
ンコンベア(1)に搬入したりする。尚、転換コンベア
(3)はメインコンベア(1)の分岐点毎にそれぞれ設
けられている。
【0019】また、転換コンベア(3)の昇降装置(3
2)は、一対のチェーン(31)、(31)全体をエア
ーシリンダ(32a)により、支点(32b)まわりに
揺動させ、一対のチェーン(31)、(31)を僅かに
上下動し、一対のチェーン(31)、(31)の上面を
メインコンベア(1)のローラ(12)の上面に対して
出没させるようになしてある(図4参照)。
【0020】また、メインコンベア(1)のドライブシ
ャフト(11)の動力を転換コンベア(3)の一対のチ
ェーン(31)、(31)に伝達するために伝動機構
(4)が設けられている。伝動機構(4)は、メインコ
ンベア(1)のドライブシャフト(11)の動力をベル
ト(41)によって、プーリ(42)を介して第1の回
転体(43)に伝達すると共に、第1の回転体(43)
の回転をギア(44)、(45)を介して、第2の回転
体(46)が第1の回転体(43)と反対方向に回転
(逆回転)するように伝達し、揺動装置(47)によっ
て第1の回転体(43)または第2の回転体(46)の
何れかを駆動軸(33)に固着されている第3の回転体
(48)に圧接することによって、チェーン(31)、
(31)を任意の方向に回転するように構成されてい
る。
【0021】即ち、揺動装置(47)のエアーシリンダ
(47b)には通常エアーが供給されてないので、スプ
リング(47c)の付勢によって揺動板(47a)が支
軸(47d)まわりに反時計方向に揺動され、揺動板
(47a)に取り付けられている第1の回転体(43)
が支軸(47d)まわりに反時計方向に揺動されること
によって、第1の回転体(43)がチェーン(31)、
(31)の駆動軸(33)に固着されている第3の回転
体(48)に圧接し、第3の回転体(48)が図5にお
いて実線で示される矢印方向(正転方向)に回転し、チ
ェーン(31)、(31)上の物品(G)が左方向に送
られるように構成されている。
【0022】また、物品(G)を右方向に搬送するとき
には、エアーシリンダ(47b)にエアーを供給し、揺
動板(47a)を支軸(47d)まわりに時計方向に揺
動させ、第2の回転体(46)を第3の回転体(48)
に圧接し、第3の回転体(48)が図4において実線で
示される矢印方向(逆転方向)に回転し、チェーン(3
1)、(31)上の物品(G)が右方向に送られるよう
に構成されている。
【0023】従って、メインコンベア(1)によって搬
送される物品(G)を所定のサブコンベア(2)に分岐
するときには、物品(G)が所定の物品分岐位置に到着
する前に、伝動機構(4)によって、チェーン(3
1)、(31)を物品(G)が分岐されるべき方向に回
転させ、物品(G)が物品分岐位置上に来た時点でエア
ーシリンダ(32a)を上方に作動させ、チェーン(3
1)、(31)を支点(32b)まわりに揺動させ、チ
ェーン(31)、(31)を上方位置に持ち上げ、チェ
ーン(31)、(31)の上面をメインコンベア(1)
の上面より高くして物品(G)をチェーン(31)、
(31)に移載することによって、物品(G)が所定の
サブコンベア(2)に分岐される。物品(G)の分岐が
完了すると、エアーシリンダ(32a)を下降し、チェ
ーン(31)、(31)が下方位置に戻される。尚、メ
インコンベア(1)の物品分岐位置を通過させてメイン
コンベア(1)に沿ってそのまま物品(G)を搬送する
ときには、チェーン(31)、(31)を下方位置にし
たまま、即ちチェーン(31)、(31)の上面がメイ
ンコンベア(1)の上面より低いままの状態にしておけ
ば良い。
【0024】また、サブコンベア(2)からメインコン
ベア(1)に物品(G)を合流するときには、物品
(G)が載置されるべき移動空間が所定の物品合流位置
に到着する前に、伝動機構(4)によって、チェーン
(31)、(31)を物品(G)が合流されるべき方向
に回転させると共にエアーシリンダ(32a)を上方に
作動させ、チェーン(31)、(31)を支点(32
b)まわりに揺動させ、チェーン(31)、(31)を
上方位置に持ち上げ、チェーン(31)、(31)の上
面をメインコンベア(1)の上面より高くして物品
(G)を物品合流位置上に搬送し、所定の移動空間が物
品合流位置上に来た時点でエアーシリンダ(32a)を
下降し、チェーン(31)、(31)を下方位置に戻し
て物品(G)をメインコンベア(1)に移載することに
よって、物品(G)がメインコンベア(1)に合流され
る。
【0025】次に、上述の物品の搬送装置を用いた本発
明の物品の搬送方法の一実施態様を説明する。
【0026】メインコンベア(1)に沿って右側に10
00mm、1250mm、1000mm、3500mm
の間隔で5列、左側に2250mm、1000mm、2
250mmの間隔で3列(合計8列)のサブコンベア
(2)、(2)、・・・が配設されており、最上流のサ
ブコンベア(2a)との距離、即ちオフセット値(α)
は、サブコンベア(2a)に隣接するサブコンベア(2
b)が1000mm、サブコンベア(2b)に隣接する
サブコンベア(2c)が2250mm、サブコンベア
(2c)に隣接するサブコンベア(2d)が3250m
m、サブコンベア(2d)に隣接するサブコンベア(2
e)が6750mm、サブコンベア(2c)に対峙する
サブコンベア(2f)が2250mm、サブコンベア
(2f)に隣接するサブコンベア(2g)が3250m
m、サブコンベア(2g)に隣接するサブコンベア(2
h)が5500mmである。また、メインコンベア
(1)のドライブシャフト(11)には、パルスエンコ
ーダー(図示省略)が取り付けられており、メインコン
ベア(1)の搬送距離に比例して、例えば搬送距離1m
mに対して1パルスを、上記パルスエンコーダーで発生
させ、そのパルスをパルスカウンターでカウントするよ
うになしてある。
【0027】而して、最上流のサブコンベア(2a)に
は異なった大きさの物品(G)、例えば長さ寸法、即ち
メインコンベア(1)方向の寸法が430mmの物品
(Ga)、530mmの物品(Gb)、・・・が順次載
置されており、またサブコンベア(2b)には例えば長
さ寸法が380mmの物品(Gc)、280mmの物品
(Gd)、・・・が順次載置されており、これらの物品
(Ga)、(Gb)、(Gc)、(Gd)、・・・をそ
れぞれサブコンベア(2g)、サブコンベア(2e)、
サブコンベア(2h)、サブコンベア(2d)・・・に
搬送するように搬送指令がある場合には、これらの物品
(Ga)、(Gb)、(Gc)、(Gd)、・・・に対
応してそれぞれの目的地のサブコンベアの番号を宛名と
して書き込むだけで、宛名が書かれた物品(G)がサブ
コンベア(2)の先端に到着するとフラグが立ち、合流
指令を待機し、以下のように演算及び制御が行われる。
【0028】即ち、最上流のサブコンベア(2a)のオ
フセット値(α)は0mmであるので、搬送指令開始と
同時に物品(Ga)がメインコンベア(1)に合流され
るようにサブコンベア(2a)の先端部に設けられた転
換コンベア(3)に合流指令が与えられる。また、メイ
ンコンベア(1)には、物品(Ga)の長さ寸法に応じ
た移動空間(βa)、即ち物品(Ga)の長さ寸法43
0mmに一定の余裕空間400mmを加算した仮想空
間、430mm+400mm=830mmが設定され
る。而して、物品(Ga)が移動空間(βa)に移載さ
れると共に、移動空間(βa)に対応させて、物品(G
a)がサブコンベア(2g)に分岐されるべきことの分
岐先情報が書き込まれる。
【0029】また、サブコンベア(2a)に載置されて
いる物品(Gb)を、メインコンベア(1)に設定され
た移動空間(βa)と連続する次の空間に合流する場合
には、引き続き、即ち830/2mm+930/2mm
=880mm(搬送指令開始から880パルス)後にサ
ブコンベア(2a)の先端部に設けられた転換コンベア
(3)に合流指令が与えられる。また、メインコンベア
(1)には、物品(Gb)の長さ寸法に応じた移動空間
(βb)、即ち物品(Gb)の長さ寸法530mmに一
定の余裕空間400mmを加算した仮想空間、530m
m+400mm=930mmが移動空間(βa)と連続
するように設定される。而して、物品(Gb)が移動空
間(βb)に移載されると共に、移動空間(βb)に対
応させて、物品(Gb)がサブコンベア(2e)に分岐
されるべきことの分岐先情報が書き込まれる。
【0030】また、物品(Gc)の長さ寸法に応じた移
動空間(βc)は380mm+400mm=780mm
であり、サブコンベア(2b)のオフセット値(α)は
1000mmであるので、サブコンベア(2b)に載置
されている物品(Gc)は、メインコンベア(1)に設
定される移動空間(βa)に連続する手前側の空間に合
流することができる。従って、搬送指令開始と同時に物
品(Gc)もメインコンベア(1)に合流されるように
サブコンベア(2b)の先端部に設けられた転換コンベ
ア(3)に合流指令が与えられる。また、メインコンベ
ア(1)には、物品(Gc)の長さ寸法に応じた移動空
間(βc)、即ち物品(Gc)の長さ寸法380mmに
一定の余裕空間400mmを加算した仮想空間、380
mm+400mm=780mmが195mmの隙間空間
(βca)を介して移動空間(βa)と連続するように
設定される。而して、物品(Gc)が移動空間(βc)
に移載されると共に、移動空間(βc)に対応させて、
物品(Gc)がサブコンベア(2h)に分岐されるべき
ことの分岐先情報が書き込まれる。
【0031】また、物品(Gd)の長さ寸法に応じた移
動空間(βd)は280mm+400mm=680mm
であるので、サブコンベア(2b)に載置されている物
品(Gd)を、メインコンベア(1)に設定された移動
空間(βc)と移動空間(βa)との間に生じた195
mmの隙間空間(βca)に合流することはできない。
従って、サブコンベア(2b)に載置されている物品
(Gd)を、メインコンベア(1)に設定された物品
(Gb)の移動空間(βb)と連続する次の空間に合流
する場合には、メインコンベア(1)に設定された移動
空間(βb)に引き続き、即ち1000mm+830/
2mm+930mm+680/2mm=2685mm
(搬送指令開始から2685パルス)後にサブコンベア
(2b)の先端部に設けられた転換コンベア(3)に合
流指令が与えられる。また、メインコンベア(1)に
は、物品(Gd)の長さ寸法に応じた移動空間(β
d)、即ち物品(Gd)の長さ寸法280mmに一定の
余裕空間400mmを加算した仮想空間、280mm+
400mm=680mmが移動空間(βb)と連続する
ように設定される。而して、物品(Gd)が移動空間
(βd)に移載されると共に、移動空間(βd)に対応
させて、物品(Gd)がサブコンベア(2d)に分岐さ
れるべきことの分岐先情報が書き込まれる。
【0032】而して、メインコンベア(1)に連続的に
設定された移動空間(βc)、(βa)、(βb)、
(βd)に対応して分岐先情報が書き込まれているの
で、移動空間(βc)がサブコンベア(2h)の先端部
に設けられた転換コンベア(3)の位置に到着する、即
ち搬送指令開始から、オフセット値(α)が1000m
mのサブコンベア(2b)からオフセット値(α)が5
500mmのサブコンベア(2h)まで物品(Gc)が
搬送されるのに要する4500パルス後に、サブコンベ
ア(2h)の先端部に設けられた転換コンベア(3)に
分岐指令が与えられる。而して、物品(Gc)がサブコ
ンベア(2h)に移載されると共に、移動空間(βc)
に対応させて書き込まれていた分岐先情報が消去され
る。
【0033】また、移動空間(βa)がサブコンベア
(2g)の先端部に設けられた転換コンベア(3)の位
置に到着する、即ち搬送指令開始から、オフセット値
(α)が0mmのサブコンベア(2a)からオフセット
値(α)が3250mmのサブコンベア(2g)まで物
品(Ga)が搬送されるのに要する3250パルス後
に、サブコンベア(2g)の先端部に設けられた転換コ
ンベア(3)に分岐指令が与えられる。而して、物品
(Ga)がサブコンベア(2g)に移載されると共に、
移動空間(βa)に対応させて書き込まれていた分岐先
情報が消去される。
【0034】また、移動空間(βb)がサブコンベア
(2e)の先端部に設けられた転換コンベア(3)の位
置に到着する、即ち合流指令(搬送指令開始から880
パルス後)から、オフセット値(α)が0mmのサブコ
ンベア(2a)からオフセット値(α)が6750mm
のサブコンベア(2e)まで物品(Gb)が搬送される
のに要する6750パルス後(搬送指令開始から763
0パルス後)に、サブコンベア(2e)の先端部に設け
られた転換コンベア(3)に分岐指令が与えられる。而
して、物品(Gb)がサブコンベア(2e)に移載され
ると共に、移動空間(βb)に対応させて書き込まれて
いた分岐先情報が消去される。
【0035】また、移動空間(βd)がサブコンベア
(2d)の先端部に設けられた転換コンベア(3)の位
置に到着する、即ち合流指令(搬送指令開始から268
5パルス後)から、オフセット値(α)が1000mm
のサブコンベア(2b)からオフセット値(α)が32
50mmのサブコンベア(2d)まで物品(Gd)が搬
送されるのに要する2250パルス後(搬送指令開始か
ら4935パルス後)に、サブコンベア(2d)の先端
部に設けられた転換コンベア(3)に分岐指令が与えら
れる。而して、物品(Gd)がサブコンベア(2d)に
移載されると共に、移動空間(βd)に対応させて書き
込まれていた分岐先情報が消去される。
【0036】以上、本発明の物品の搬送方法の一実施態
様について説明したが、これらに制限されるものではな
い。例えば、サブコンベア(2)はメインコンベア
(1)に沿って片側のみに配設されていてもよい。
【0037】また、それぞれの物品(G)の長さ寸法に
一定の余裕空間を加算して種々の長さの移動空間(β)
を設定するのではなく、一定寸法の移動空間(β)をメ
インコンベア(1)に連続的に設定し、それぞれの移動
空間(β)が空で有るか否かを判断してそれぞれの物品
(G)に合流指令を与えるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明の物品の搬送方法は、上流側の支
流ラインから本流ラインの移動空間に物品が移載される
ときに、上記物品が分岐されるべき下流側の支流ライン
の分岐先情報を上記移動空間に対応させて書き込むこと
によって、物品検出手段を物品分岐位置に設けることな
く、任意の上流側の支流ラインから本流ラインを介し
て、任意の下流側の支流ラインに物品を搬送することが
できる。また、本流ラインに連続的に設定される移動空
間が、載置される物品の長さ寸法に一定の余裕空間を加
算した仮想空間であるので、合流後の物品の搬送間隔を
物品の大きさに応じて狭く、即ち物品の搬送密度を高く
でき、物品の搬送能力を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品の搬送方法を実施する場合に好適
な物品の搬送装置の一実施例を示す概略平面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す平面図である。
【図3】図1の要部を示す斜視図である。
【図4】図2の物品移載装置による物品の搬送方向の切
替えを説明するための側面図である。
【図5】図2の物品移載装置による物品の搬送方向の切
替えを説明するための側面図である。
【符号の説明】
1 本流ライン(メインコンベア) 2、2a、2b、2c、2d、・・・支流ライン(サブ
コンベア) G、Ga、Gb、Gc、Gd 物品 β、βa、βb、βc、βd 移動空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/68 A 8010−3F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本流ラインに沿って複数の支流ラインが
    配設されており、上記本流ラインを介して、上流側の支
    流ラインから下流側の支流ラインに物品を搬送するよう
    になしてある物品の搬送方法において、上記本流ライン
    に移動空間を連続的に設定し、該移動空間に対応させて
    分岐先情報を書き込み得るようになすと共に、上記上流
    側の支流ラインから上記移動空間に上記物品を移載する
    ときに、上記物品が分岐されるべき上記下流側の支流ラ
    インの分岐先情報を上記移動空間に対応させて書き込
    み、且つ上記書き込まれた分岐先情報に基づいて上記移
    動空間に載置されている上記物品を上記下流側の支流ラ
    インに分岐するようになしてあることを特徴とする物品
    の搬送方法。
  2. 【請求項2】 移動空間から下流側の支流ラインに物品
    が移載されたときに、上記移動空間に対応させて書き込
    まれていた分岐先情報を消去する、請求項1記載の物品
    の搬送方法。
  3. 【請求項3】 移動空間が、載置される物品の長さ寸法
    に一定の余裕空間を加算した仮想空間である、請求項1
    又は2記載の物品の搬送方法。
  4. 【請求項4】 支流ラインが、物品を正逆方向に搬送な
    し得るコンベアである、請求項1〜3の何れか1項に記
    載の物品の搬送方法。
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