JP2011073828A - 浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けライン - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物の仕分け処理量を向上させる。
【解決手段】メインラインコンベヤ1とサブラインコンベヤ2の直交部に設けられた二つの浮き出し式ソータ3とを含む荷物仕分けラインであって、サブラインコンベヤは、二つの分岐コンベヤからなり、二つの浮き出し式ソータはメインラインコンベヤの搬送方向に設けられ、メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が浮き出し式ソータに到着したとき、巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が巻き掛け搬送体上に載り、荷物を分岐コンベヤに引き渡し、下降時には荷物が搬送ローラ上に載り、搬送ローラによって下流のメインラインコンベヤに引き渡し、前側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体は一方の分岐コンベヤに荷物を引き渡し、後側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体は他方の分岐コンベヤに荷物を引き渡す。
【選択図】図2

Description

本発明は、浮き出し式ソータを使用してメインラインコンベヤ上の荷物を直交して設けられたサブラインコンベヤ上に引き渡すことができる荷物仕分けラインにおいて、荷物の仕分け処理量を大幅に向上させたものに関する。浮き出し式ソータはポップアップ式ソータとも呼ばれる。
従来の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインを図1に示す。図1において、荷物仕分けラインはメインラインコンベヤ1と、それに直交して設けられた二つの分岐コンベヤからなるサブラインコンベヤ2と、メインラインコンベヤ1とサブラインコンベヤ2の直交部に設けられた浮き出し式ソータ3とから構成されている。従来の浮き出し式ソータは、荷物をメインラインコンベヤの搬送方向に搬送するように回転する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する巻き掛け搬送体を含み、荷物が浮き出し式ソータに到達したとき、巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が巻き掛け搬送体上に載り、巻き掛け搬送体が予め知らされた仕分け方向に従って荷物をサブラインコンベヤの二つの分岐コンベヤのいずれかに引き渡すように巻き掛け搬送体のベルトが正逆方向を自在に回転するようになっており、巻き掛け搬送体の下降時には荷物が搬送ローラ上に載り、搬送ローラによって荷物を搬送方向のメインコンベヤに引き渡すようになっている。かかる浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインは、例えば特許文献1に開示されている。
しかしながら、上記の従来の荷物仕分けラインは、浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体が荷物の種類によって二つの分岐コンベヤのいずれかに引き渡すように、巻き掛け搬送体のベルトが正逆方向を選択して回転するようになっているため、ベルトの正逆方向の変換時にはいったんベルトの動きを停止することが必要であり、その結果、ベルトの正逆方向の動きの変換を迅速に行なうことができず、荷物の仕分け処理量に限界があった。
特公昭52−7237号公報
本発明は、かかる従来技術の問題に鑑み創案されたものであり、その目的は、浮き出し式ソータを使用してメインラインコンベヤ上の荷物を直交して設けられたサブラインコンベヤ上に引き渡すことができる荷物仕分けラインにおいて、荷物の仕分け処理量を大幅に向上させることにある。
本発明者は、かかる目的を達成するために鋭意検討した結果、従来のように一つの浮き出し式ソータを用いて巻き掛け搬送体のベルトの動きを正逆方向に反転させて荷物をサブラインコンベヤのいずれかの分岐コンベヤに仕分けるのではなく、二つの浮き出し式ソータを用いてそれぞれの巻き掛け搬送体のベルトをサブラインコンベヤの分岐コンベヤのいずれか一つの方向だけしか動かないようにし、この二つの浮き出し式ソータを特定の配置で設置することにより、巻き掛け搬送体のベルトの動きの反転作業がなくてもサブラインコンベヤの分岐コンベヤのいずれにも荷物を迅速に仕分けることができ、その結果、荷物の仕分け処理量が格段に向上することを見出し、本発明の完成に至った。
即ち、本発明は、以下の(1)〜(5)の構成を有するものである。
(1)メインラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと直交して設けられたサブラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと前記サブラインコンベヤの直交部に設けられた二つの浮き出し式ソータとを含む荷物仕分けラインであって、前記サブラインコンベヤは、前記メインラインコンベヤの両側に分岐して設けられかつ互いに離れる方向を搬送方向とする二つの分岐コンベヤからなり、前記二つの浮き出し式ソータは前記メインラインコンベヤの搬送方向に前後して設けられており、前記二つの浮き出し式ソータは、前記メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が前記浮き出し式ソータに到着したとき、前記巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が前記巻き掛け搬送体上に載り、前記巻き掛け搬送体によって荷物を前記分岐コンベヤに引き渡し、前記巻き掛け搬送体の下降時には荷物が前記搬送ローラ上に載り、前記搬送ローラによって荷物を下流の前記メインラインコンベヤに引き渡すようになっており、前記二つの浮き出し式ソータのうち前側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体は一方の分岐コンベヤのみに荷物を引き渡し、後側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体は他方の分岐コンベヤのみに荷物を引き渡すようになっていることを特徴とする荷物仕分けライン。
(2)メインラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと直交して設けられたサブラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと前記サブラインコンベヤの直交部に設けられた二つの浮き出し式ソータとを含む荷物仕分けラインであって、前記サブラインコンベヤは、前記メインラインコンベヤの両側に分岐して設けられかつ互いに離れる方向を搬送方向とする二つの分岐コンベヤからなり、前記二つの浮き出し式ソータは前記二つの分岐コンベヤ間で前後して設けられており、前記二つの浮き出し式ソータは、前記メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が前記浮き出し式ソータに到着したとき、前記巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が前記巻き掛け搬送体上に載り、前記巻き掛け搬送体によって荷物を前記分岐コンベヤに引き渡し、前記巻き掛け搬送体の下降時には荷物が前記搬送ローラ上に載り、前記搬送ローラによって荷物を下流の前記メインラインコンベヤに引き渡すようになっており、前記二つの浮き出し式ソータのそれぞれの巻き掛け搬送体は近い方の分岐コンベヤのみに荷物を引き渡すようになっており、前記メインラインコンベヤは、前記浮き出し式ソータに到達する前の荷物を前記二つの浮き出し式ソータのうちのいずれかの側に載せるように荷物を前記メインラインコンベヤのいずれかの側に片寄せするための片寄せ機構を持つことを特徴とする荷物仕分けライン。
(3)メインラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと直交して設けられたサブラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと前記サブラインコンベヤの直交部に設けられた浮き出し式ソータとを含む荷物仕分けラインであって、前記サブラインコンベヤは、前記メインラインコンベヤの片側に分岐して設けられかつ前記メインラインコンベヤから離れる方向を搬送方向とする分岐コンベヤからなり、前記浮き出し式ソータは、前記メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が前記浮き出し式ソータに到着したとき、前記巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が前記巻き掛け搬送体上に載り、前記巻き掛け搬送体によって荷物を前記分岐コンベヤに引き渡し、前記巻き掛け搬送体の下降時には荷物が前記搬送ローラ上に載り、前記搬送ローラによって荷物を下流の前記メインラインコンベヤに引き渡すようになっていることを特徴とする荷物仕分けライン。
(4)メインラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと直交して設けられたサブラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと前記サブラインコンベヤの直交部に設けられた浮き出し式ソータとを含む荷物仕分けラインであって、前記サブラインコンベヤは、前記メインラインコンベヤの片側に分岐して設けられかつ前記メインラインコンベヤから離れる方向を搬送方向とする分岐コンベヤからなり、前記浮き出し式ソータは前記メインラインコンベヤの前記分岐コンベヤ側から前記メインラインコンベヤの幅の30〜90%の長さで設けられており、前記浮き出し式ソータが設けられていない前記メインラインコンベヤの残りの幅の部分は荷物を前記メインラインコンベヤの搬送方向に促すようになっており、前記浮き出し式ソータは、前記メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が前記浮き出し式ソータに到着したとき、前記巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が前記巻き掛け搬送体上に載り、前記巻き掛け搬送体によって荷物を前記分岐コンベヤに引き渡し、前記巻き掛け搬送体の下降時には荷物が前記搬送ローラ上に載り、前記搬送ローラによって荷物を下流の前記メインラインコンベヤに引き渡すようになっており、前記メインラインコンベヤは、前記浮き出し式ソータに到達する前の荷物を前記スライドコンベヤ側又は前記浮き出し式ソータが設けられていない前記メインラインコンベヤの幅の部分の側に載せるように荷物を前記メインラインコンベヤのいずれかの側に片寄せするための片寄せ機構を持つことを特徴とする荷物仕分けライン。
(5)前記メインラインコンベヤと前記分岐コンベヤが20〜80cm離れており、前記浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体が前記メインラインコンベヤの幅からはみ出して、離れた前記メインラインコンベヤと前記分岐コンベヤを連結していることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の荷物仕分けライン。
本発明の荷物仕分けラインは、荷物をサブラインコンベヤに送り出す巻き掛け搬送体のベルトの動きの反転作業をなくし、並列した二つの浮き出し式ソータでサブラインコンベヤの分岐コンベヤのそれぞれに荷物を引き渡すようにしているので、仕分けられる荷物の処理量が従来のものより格段に多い。また、本発明の荷物仕分けラインは、片側にしか分岐コンベヤを有さないサブラインコンベヤへの荷物の仕分けにも同じ巻き掛け搬送体を持つ浮き出し式ソータを利用しているので、このような場合でも迅速かつ確実な荷物の仕分けが可能である。
従来の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。 本発明の第一実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。 本発明の第二実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。 本発明の第三実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。 本発明の第四実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。 本発明の第一実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの変形例の概略図を示す。 本発明の第二実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの変形例の概略図を示す。 本発明の第三実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの変形例の概略図を示す。 本発明の第四実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの変形例の概略図を示す。 図2の荷物仕分けラインの浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の昇降及び起動のタイムチャートの一例を示す。 図3の荷物仕分けラインの浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の昇降及び起動のタイムチャートの一例を示す。 図4または5の荷物仕分けラインの浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の昇降及び起動のタイムチャートの一例を示す。 本発明の荷物仕分けラインに設置される浮き出し式ソータの説明図を示す。 本発明の荷物仕分けラインに使用できる浮き出し式ソータの側面図を示す。
以下、本発明の荷物仕分けラインの実施態様を図面を参照しながら説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(第一実施態様)
図2は、本発明の第一実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。図2からわかるように、本発明の第一実施態様の荷物仕分けラインは、メインラインコンベヤ1と、メインラインコンベヤ1と直交して設けられたサブラインコンベヤ2と、メインラインコンベヤ1とサブラインコンベヤ2が直交する部分に設けられた二つの浮き出し式ソータ3とを含んでおり、二つの浮き出し式ソータ3はメインラインコンベヤ1の搬送方向(矢印の方向)に前後して設けられている。サブラインコンベヤ2は、メインラインコンベヤ1の両側(図2では上側及び下側)に分岐して設けられた二つの分岐コンベヤからなり、これらの分岐コンベヤは互いにメインラインコンベヤから離れる方向を搬送方向とする。サブラインコンベヤ2は、搬送ローラ、搬送ベルト、傾斜の付いた鉄板シュート、フリーローラからなるものであってもよい。
浮き出し式ソータ3は、図13に示すように、メインラインコンベヤ1の搬送方向(矢印の方向)に荷物を搬送する搬送ローラ5と、搬送ローラ5を挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体4とを含み、荷物が浮き出し式ソータ3に到着したとき、巻き掛け搬送体4は、荷物をサブラインコンベヤ2の分岐コンベヤのいずれかの方向又は下流のメインラインコンベヤの方向に仕分けるために上昇又は下降する。巻き掛け搬送体4の上昇時には、浮き出し式ソータに到着した荷物は巻き掛け搬送体4上に直接載り、巻き掛け搬送体4によって、そのベルトの回転方向に従って荷物をサブラインコンベヤ2の分岐コンベヤのいずれかに引き渡し、巻き掛け搬送体4の下降時には、浮き出し式ソータに到着した荷物は搬送ローラ5上に直接載り、前後のローラ(即ち、上流のメインラインコンベヤのプーリー8、下流のメインコンベヤのプーリー9、駆動ローラ7、又は案内ローラ6)と共に搬送ローラ5によって荷物を下流のメインラインコンベヤ1に引き渡すようになっている。なお、図13は、説明の都合上、浮き出し式ソータ3を一つしか描いていない。
次に、本発明の第一実施態様の荷物仕分けラインに使用できる浮き出し式ソータの側面図を図14に示す。図14の浮き出し式ソータ3は、図13中の浮き出し式ソータを正面から90°横から見た状態で描かれている。図14からわかるように、巻き掛け搬送体4には荷物を載せて搬送するベルトがT字状に巻かれており、このベルトは、荷物仕分けラインに設置されて稼動する時には従来の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体のように正逆方向を動かず、一方の方向にしか動かないようになっている。また、図14からわかるように、巻き掛け搬送体4の上昇・下降は、モータとそれと接続されたリンク機構からなる上昇・下降装置10で行われるようになっている。
また、第一実施態様では、図2からわかるように、上記の一方の方向にしか動かない巻き掛け搬送体を有する二つの浮き出し式ソータをそれぞれメインラインコンベヤの搬送方向に前後して設け、さらに前側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体(図2では左側のもの)が一方の分岐コンベヤの方向(図2では下方向)に荷物を引き渡し、後側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体(図2では右側のもの)が他方の分岐コンベヤの方向(図2では上方向)に荷物を引き渡すようになっている。このような二つの浮き出し式ソータの配置及び巻き掛け搬送体の搬送方向の設定により、サブラインコンベヤの分岐コンベヤのいずれかに荷物を引き渡す動作を迅速に行うことができ、仕分けられる荷物の処理量を格段に向上することができる。
実際の動作では、上流のメインラインコンベヤ(図2の浮き出し式ソータ3より左側のメインラインコンベヤ1)から下流のメインラインコンベヤ(図2の浮き出し式ソータ3より右側のメインラインコンベヤ1)に荷物を引き渡したい場合は、前側の浮き出し式ソータも後側の浮き出し式ソータも巻き掛け搬送体を下降させた状態にして荷物を巻き掛け搬送体のベルトと接触させずにそれぞれの搬送ローラ上に順次載るようにし、搬送ローラによって荷物を下流のメインラインコンベヤに引き渡す。また、上流のメインラインコンベヤからサブラインコンベヤの下方向の分岐コンベヤに荷物を引き渡したい場合は、前側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を上昇させ、後側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を下降させた状態にして荷物を前側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体上に載るようにし、前側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の搬送方向に従って荷物を下方向の分岐コンベヤに引き渡す。また、上流のコンベヤからサブラインコンベヤの上方向の分岐コンベヤに荷物を引き渡したい場合は、前側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を下降させ、後側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を上昇させた状態にして、まず荷物を前側の浮き出し式ソータの搬送ローラ上に載せて後側の浮き出し式ソータ側に引き渡し、次いで後側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体上に載せて後側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の搬送方向に従って荷物を上方向の分岐コンベヤに引き渡す。
上記の三方向のコンベヤのいずれかへの荷物の引き渡しやそのための浮き出し式ソータの作動の制御は、例えば荷物が浮き出し式ソータに到着する前に荷物の仕分け方向を記載した荷物に付されたバーコードをバーコードリーダによって検知して仕分け方向を決定し、さらに、荷物の頭部分を光電センサで検知することによって荷物のスライドコンベヤへの到着予定時間を算出して浮き出し式ソータの作動の方法とタイミングを決定することによって行う。
本発明の第一実施態様の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の上昇及び起動のタイムチャートの一例を図10に示す。図10からわかるように、荷物Aを前側の浮き出し式ソータで一方の分岐コンベヤに引き渡したい場合、荷物Aはまず光電センサにより荷物Aの頭を検知され、荷物頭の検知から巻き掛け搬送体1の昇降までの時間(昇降タイミングT1)が決定される。このとき、巻き掛け搬送体1の起動の開始時と起動時間と上昇時間(上昇信号、下降信号のタイミング)が決定される。一方、荷物Aに続く荷物Bを後側の浮き出し式ソータで他方の分岐コンベヤに引き渡したい場合、荷物Bはまず光電センサにより荷物Bの頭とともに荷物Aとの間の荷物頭ピッチ差を検知され、荷物頭検知から巻き掛け搬送体の昇降までの時間(昇降タイミングT2)が決定される。このとき、巻き掛け搬送体1の起動の終了時と起動時間を考慮して、巻き掛け搬送体2の起動の開始時と起動時間と上昇時間(上昇信号、下降信号のタイミング)が決定される。この方法では、巻き掛け搬送体の荷物Aと荷物Bが重ならない限り、巻き掛け搬送体1,2は異なる仕分け方向の荷物A,Bを連続して所望の分岐コンベヤに引き渡すことができる。
(第二実施態様)
図3は、本発明の第二実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。図3からわかるように、本発明の第二実施態様の荷物仕分けラインは、メインラインコンベヤ1と、メインラインコンベヤ1と直交して設けられたサブラインコンベヤ2と、メインラインコンベヤ1とサブラインコンベヤ2が直交する部分に設けられた二つの浮き出し式ソータ3とを含んでおり、二つの浮き出し式ソータ3はサブラインコンベヤ2の分岐コンベヤ間で前後して設けられている。本発明の第二実施態様に使用される浮き出し式ソータ3は、第一実施態様で既に説明した図13、図14の浮き出し式ソータ3と基本的に同じものを使用することができる。サブラインコンベヤ2は、メインライン1の両側(図3では上側及び下側)に分岐して設けられた二つの分岐コンベヤからなり、これらの分岐コンベヤは互いにメインラインコンベヤから離れる方向を搬送方向とする。サブラインコンベヤ2は、搬送ローラ、搬送ベルト、傾斜の付いた鉄板シュート、フリーローラからなるものであってもよい。
第二実施態様では、図3からわかるように、一方の方向にしか動かない巻き掛け搬送体を有する二つの浮き出し式ソータ3をそれぞれサブラインコンベヤ2の分岐コンベヤ間で前後して設け、二つの浮き出し式ソータ3がそれぞれ上側又は下側の分岐コンベヤのいずれかの近くに位置されるようにしている。従って、図3では、上側の浮き出し式ソータ3は上側の分岐コンベヤの近くに位置されて荷物を図3の上方向に引き渡し、下側の浮き出し式ソータ3は下側の分岐コンベヤの近くに位置されて荷物を図3の下方向に引き渡すようになっている。また、第二実施態様では、図3の上側又は下側の浮き出し式ソータ3のいずれかの方向に荷物を引き渡すために、浮き出し式ソータ3に到着する前の荷物をメインラインコンベヤ1のいずれかの側(上側又は下側)に予め片寄せする必要があり、そのための片寄せ機構が設けられている。片寄せ機構としては、従来公知のものを適宜採用することができ、例えば外寄せ式ローラコンベヤなどを使用することができる。
実際の動作では、上流のメインラインコンベヤ(図3の浮き出し式ソータ3より左側のメインラインコンベヤ1)から下流のメインラインコンベヤ(図3の浮き出し式ソータ3より右側のメインラインコンベヤ1)に荷物を引き渡したい場合は、上側の浮き出し式ソータも下側の浮き出し式ソータも巻き掛け搬送体を下降された状態にして荷物を巻き掛け搬送体のベルトと接触させずにいずれかの搬送ローラ上に載るようにし、搬送ローラによって荷物を下流のメインラインコンベヤに引き渡す。また、上流のメインラインコンベヤからサブラインコンベヤの下方向の分岐コンベヤに荷物を引き渡したい場合は、予め荷物をメインラインコンベヤの下側に片寄せした後、下側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を上昇させ、上側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を下降させた状態にして荷物を下側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体上に載るようにし、下側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の搬送方向に従って荷物を下側の分岐コンベヤに引き渡す。また、下流のメインラインコンベヤからサブラインコンベヤの上方向の分岐コンベヤに荷物を引き渡したい場合は、予め荷物をメインラインコンベヤの上側に片寄せした後、上側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を上昇させ、下側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を下降させた状態にして荷物を上側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体上に載るようにし、上側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の搬送方向に従って荷物を上側の分岐コンベヤに引き渡す。
上記の三方向のコンベヤのいずれかへの荷物の引き渡しやそのための浮き出し式ソータの作動の制御は、例えば荷物が浮き出し式ソータに到着する前に荷物の仕分け方向を記載した荷物に付されたバーコードをバーコードリーダによって検知して仕分け方向を決定し、さらに、荷物の頭部分を光電センサで検知することによって荷物のスライドコンベヤへの到着予定時間を算出して浮き出し式ソータの作動の方法とタイミングを決定することによって行う。第二実施態様では、上側又は下側の分岐コンベヤのいずれかへの荷物の引き渡しは、浮き出し式ソータより前のメインラインコンベヤに設けた片寄せ機構による片寄せ方向に依存する。
本発明の第二実施態様の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の上昇及び起動のタイムチャートの一例を図11に示す。図11からわかるように、荷物Aを下側の浮き出し式ソータで下側の分岐コンベヤに引き渡したい場合、予め荷物Aをメインラインコンベヤの下側に片寄せした後、荷物Aはまず光電センサにより荷物Aの頭を検知され、荷物頭の検知から巻き掛け搬送体の昇降までの時間(昇降タイミングT1)が決定される。このとき、巻き掛け搬送体の起動の開始時と起動時間と上昇時間(上昇信号、下降信号のタイミング)が決定される。一方、荷物Aに続く荷物Bを上側の浮き出し式ソータで上側の分岐コンベヤに引き渡したい場合、予め荷物Bをメインラインコンベヤの上側に片寄せした後、荷物Bはまず光電センサにより荷物Bの頭とともに荷物Aとの間の荷物頭ピッチ差を検知され、荷物頭検知から巻き掛け搬送体の昇降までの時間(昇降タイミングT1)が決定される。このとき、巻き掛け搬送体1の起動の終了時と起動時間を考慮して、巻き掛け搬送体2の起動の開始時と起動時間と上昇時間(上昇信号、下降信号のタイミング)が決定される。この方法では、荷物Aと荷物Bは同じ方向に引き渡すものが重ならない限り、巻き掛け搬送体1,2は異なる仕分け方向の荷物A,Bを連続して所望の分岐コンベヤに引き渡すことができる。
(第三実施態様)
図4は、本発明の第三実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。図4からわかるように、本発明の第三実施態様の荷物仕分けラインは、メインラインコンベヤ1と、メインラインコンベヤ1と直交して設けられたサブラインコンベヤ2と、メインラインコンベヤ1とサブラインコンベヤ2が直交する部分に設けられた一つの浮き出し式ソータ3を含んでいる。本発明の第三実施態様に使用される浮き出し式ソータ3は、第一実施態様で既に説明した図13、図14の浮き出し式ソータ3と基本的に同じものを使用することができる。サブラインコンベヤ2は、メインラインコンベヤ1の片側(図4では下側)に分岐して設けられた分岐コンベヤからなり、この分岐コンベヤはメインラインコンベヤ1から離れる方向を搬送方向とする。サブラインコンベヤ2は、搬送ローラ、搬送ベルト、傾斜の付いた鉄板シュート、フリーローラからなるものであってもよい。
第三実施態様では、図4からわかるように、一方の方向にしか動かない巻き掛け搬送体を有する一つの浮き出し式ソータ3は、サブラインコンベヤ2の分岐コンベヤの前に位置され、しかもメインラインコンベヤ1の幅全体にわたって設けられている。従って、図4では、浮き出し式ソータ3は荷物を巻き掛け搬送体によって下側の分岐コンベヤに引き渡すか又は搬送ローラによって下流のメインラインコンベヤに引き渡すようになっている。
実際の動作では、上流のメインラインコンベヤ(図4の浮き出し式ソータ3より左側のメインラインコンベヤ1)から下流のメインラインコンベヤ(図4の浮き出し式ソータ3より右側のメインラインコンベヤ1)に荷物を引き渡したい場合は、浮き出し式ソータは巻き掛け搬送体を下降された状態にして荷物を巻き掛け搬送体のベルトと接触させずに搬送ローラ上に載るようにし、搬送ローラによって荷物を下流のメインラインコンベヤに引き渡す。また、上流のメインラインコンベヤからサブラインコンベヤの分岐コンベヤに荷物を引き渡したい場合は、浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を上昇させ、荷物を巻き掛け搬送体上に載るようにし、巻き掛け搬送体の搬送方向に従って荷物を分岐コンベヤに引き渡す。
上記の二方向のコンベヤのいずれかへの荷物の引き渡しやそのための浮き出し式ソータの作動の制御は、例えば荷物が浮き出し式ソータに到着する前に荷物の仕分け方向を記載した荷物に付されたバーコードをバーコードリーダによって検知して仕分け方向を決定し、さらに、荷物の頭部分を光電センサで検知することによって荷物のスライドコンベヤへの到着予定時間を算出して浮き出し式ソータの作動の方法とタイミングを決定することによって行う。
本発明の第三実施態様の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の上昇及び起動のタイムチャートの一例を図12に示す。図12からわかるように、荷物Aを浮き出し式ソータでサブラインコンベヤの分岐コンベヤに引き渡したい場合、荷物Aはまず光電センサにより荷物Aの頭を検知され、荷物頭の検知から巻き掛け搬送体の昇降までの時間(昇降タイミングT1)が決定される。このとき、巻き掛け搬送体の起動の開始時と起動時間と上昇時間(上昇信号、下降信号のタイミング)が決定される。一方、荷物Aに続く荷物Bを下流のメインラインコンベヤに引き渡したい場合、荷物Bはまず光電センサにより荷物Bの頭とともに荷物Aとの間の荷物頭ピッチ差が検知され、荷物頭検知から巻き掛け搬送体の降下を維持する時間が決定される。この方法では、巻き掛け搬送体の荷物Aと荷物Bが重ならない限り、巻き掛け搬送体は異なる仕分け方向の荷物A,Bを連続して処理することができる。
(第四実施態様)
図5は、本発明の第四実施態様の浮き出し式ソータを使用した荷物仕分けラインの概略図を示す。図5からわかるように、本発明の第四実施態様の荷物仕分けラインは、メインラインコンベヤ1と、メインラインコンベヤ1と直交して設けられたサブラインコンベヤ2と、メインラインコンベヤ1とサブラインコンベヤ2が直交する部分に設けられた一つの浮き出し式ソータ3とを含んでいる。本発明の第四実施態様に使用される浮き出し式ソータ3は、第一実施態様で既に説明した図13、図14の浮き出し式ソータ3と基本的に同じものを使用することができる。サブラインコンベヤ2は、メインラインコンベヤ1の片側(図5では下側)に分岐して設けられた分岐コンベヤからなり、この分岐コンベヤはメインラインコンベヤ1から離れる方向を搬送方向とする。浮き出し式ソータ3はメインラインコンベヤ1の全幅にわたって設けられず、分岐コンベヤ側からメインラインコンベヤ1の幅の30〜90%、好ましくは40〜70%の長さで設けられており、浮き出し式ソータ3が設けられていないメインラインコンベヤ1の幅の残りの部分は荷物を下流のメインラインコンベヤの搬送方向に引き渡すようになっている。サブラインコンベヤ2は、搬送ローラ、搬送ベルト、傾斜の付いた鉄板シュート、フリーローラからなるものであってもよい。
第四実施態様では、図5からわかるように、一方の方向にしか動かない巻き掛け搬送体を有する一つの浮き出し式ソータ3をサブラインコンベヤ2の分岐コンベヤ側にメインラインコンベヤ1の幅の一部に渡って設けている。従って、図5ではメインラインコンベヤ1の幅の下側に設けられた浮き出し式ソータ3は下側の分岐コンベヤに隣接して位置されて荷物を図5の下方向に引き渡し、メインラインコンベヤ1の残りの幅の上側の浮き出し式ソータのない部分は荷物を図5の右方向のメインラインコンベヤ1に引き渡すようになっている。また、第四実施態様では、図5のメインラインコンベヤ1の幅の下側の浮き出し式ソータ側と上側の浮き出し式ソータのない側のいずれかの方向に荷物を引き渡すために、浮き出し式ソータ3に到着する前の荷物をメインラインコンベヤの下側に予め片寄せする必要があり、そのための片寄せ機構が設けられている。片寄せ機構としては、従来公知のものを適宜採用することができ、例えば片寄せ式ローラコンベヤなどを使用することができる。
実際の動作では、上流のメインラインコンベヤ(図5の浮き出し式ソータ3より左側のメインラインコンベヤ1)から下流のメインラインコンベヤ(図5の浮き出し式ソータ3より右側のメインラインコンベヤ1)に荷物を引き渡したい場合は、予め荷物をメインラインコンベヤの下側に片寄せした後、下側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を下降させた状態にして荷物を通過させ、下流のメインラインコンベヤに引き渡す。また、上流のメインラインコンベヤからサブラインコンベヤの分岐コンベヤに引き渡したい場合は、予め荷物をメインラインコンベヤの下側に片寄せした後、浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体を上昇させて荷物を浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体上に載るようにし、浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の搬送方向に従って荷物を分岐コンベヤに引き渡す。
上記の二方向のコンベヤのいずれかへの荷物の引き渡しやそのための浮き出し式ソータの作動の制御は、例えば荷物が浮き出し式ソータに到着する前に荷物の仕分け方向を記載した荷物に付されたバーコードをバーコードリーダによって検知して仕分け方向を決定し、さらに、荷物の頭部分を光電センサで検知することによって荷物のスライドコンベヤへの到着予定時間を算出して浮き出し式ソータの作動の方法とタイミングを決定することによって行う。第四実施態様では、分岐コンベヤへの荷物の引き渡しは、浮き出し式ソータより前のメインラインコンベヤに設けた片寄せ機構による片寄せ方向に依存する。第四実施態様の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体の上昇及び起動のタイムチャートは、図12に示された第三実施態様のものと基本的に同じにすることができる。
(その他の態様)
図6〜図9は、本発明の第一実施態様〜第四実施態様の荷物仕分けラインの変形例を示す。図6〜図9からわかるように、この変形例は、メインラインコンベヤ1とサブラインコンベヤ2の分岐コンベヤが離れており、浮き出し式ソータ3の巻き掛け搬送体がメインラインコンベヤ1の幅からはみ出して、離れたメインラインコンベヤ1とサブラインコンベヤ2の分岐コンベヤを連結している点で図2〜図5の第一実施態様〜第四実施態様とは異なる。メインラインコンベヤ1と分岐コンベヤは通常20〜80cm、好ましくは30〜60cm離れており、このような離れた部分を巻き掛け搬送体のみを延長して連結することにより、作業者がサブラインコンベヤをまたいで移動したいときに巻き掛け搬送体の幅の両横にステップ台を置くことによって作業者はホーム内でのラインをまたぐ移動を容易に行うことができる。
上記の説明では、本発明の荷物仕分けラインの典型例を示したが、一方の方向にしか動かない巻き掛け搬送体を有する浮き出し式ソータを上述の配置で設置して荷物を仕分けすることができる限り、当業者に従来公知の技術の追加、変更、組み合わせ等を行うことは本発明の範ちゅうに属するものである。
本発明の荷物仕分けラインは、浮き出し式ソータを使用してメインラインコンベヤ上の荷物を直交して設けられたサブラインコンベヤ上に引き渡すことができる荷物仕分けラインにおいて、荷物の仕分け処理量を大幅に向上させているので、大量の荷物の仕分けが要求されるトラックターミナルや物流センターなどにおいて極めて有用である。
1 メインラインコンベヤ
2 サブラインコンベヤ
3 浮き出し式ソータ
4 巻き掛け搬送体
5 搬送ローラ
6 案内ローラ
7 駆動ローラ
8 プーリー
9 プーリー
10 上昇・下降装置

Claims (5)

  1. メインラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと直交して設けられたサブラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと前記サブラインコンベヤの直交部に設けられた二つの浮き出し式ソータとを含む荷物仕分けラインであって、前記サブラインコンベヤは、前記メインラインコンベヤの両側に分岐して設けられかつ互いに離れる方向を搬送方向とする二つの分岐コンベヤからなり、前記二つの浮き出し式ソータは前記メインラインコンベヤの搬送方向に前後して設けられており、前記二つの浮き出し式ソータは、前記メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が前記浮き出し式ソータに到着したとき、前記巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が前記巻き掛け搬送体上に載り、前記巻き掛け搬送体によって荷物を前記分岐コンベヤに引き渡し、前記巻き掛け搬送体の下降時には荷物が前記搬送ローラ上に載り、前記搬送ローラによって荷物を下流の前記メインラインコンベヤに引き渡すようになっており、前記二つの浮き出し式ソータのうち前側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体は一方の分岐コンベヤのみに荷物を引き渡し、後側の浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体は他方の分岐コンベヤのみに荷物を引き渡すようになっていることを特徴とする荷物仕分けライン。
  2. メインラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと直交して設けられたサブラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと前記サブラインコンベヤの直交部に設けられた二つの浮き出し式ソータとを含む荷物仕分けラインであって、前記サブラインコンベヤは、前記メインラインコンベヤの両側に分岐して設けられかつ互いに離れる方向を搬送方向とする二つの分岐コンベヤからなり、前記二つの浮き出し式ソータは前記二つの分岐コンベヤ間で前後して設けられており、前記二つの浮き出し式ソータは、前記メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が前記浮き出し式ソータに到着したとき、前記巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が前記巻き掛け搬送体上に載り、前記巻き掛け搬送体によって荷物を前記分岐コンベヤに引き渡し、前記巻き掛け搬送体の下降時には荷物が前記搬送ローラ上に載り、前記搬送ローラによって荷物を下流の前記メインラインコンベヤに引き渡すようになっており、前記二つの浮き出し式ソータのそれぞれの巻き掛け搬送体は近い方の分岐コンベヤのみに荷物を引き渡すようになっており、前記メインラインコンベヤは、前記浮き出し式ソータに到達する前の荷物を前記二つの浮き出し式ソータのうちのいずれかの側に載せるように荷物を前記メインラインコンベヤのいずれかの側に片寄せするための片寄せ機構を持つことを特徴とする荷物仕分けライン。
  3. メインラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと直交して設けられたサブラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと前記サブラインコンベヤの直交部に設けられた浮き出し式ソータとを含む荷物仕分けラインであって、前記サブラインコンベヤは、前記メインラインコンベヤの片側に分岐して設けられかつ前記メインラインコンベヤから離れる方向を搬送方向とする分岐コンベヤからなり、前記浮き出し式ソータは、前記メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が前記浮き出し式ソータに到着したとき、前記巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が前記巻き掛け搬送体上に載り、前記巻き掛け搬送体によって荷物を前記分岐コンベヤに引き渡し、前記巻き掛け搬送体の下降時には荷物が前記搬送ローラ上に載り、前記搬送ローラによって荷物を下流の前記メインラインコンベヤに引き渡すようになっていることを特徴とする荷物仕分けライン。
  4. メインラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと直交して設けられたサブラインコンベヤと、前記メインラインコンベヤと前記サブラインコンベヤの直交部に設けられた浮き出し式ソータとを含む荷物仕分けラインであって、前記サブラインコンベヤは、前記メインラインコンベヤの片側に分岐して設けられかつ前記メインラインコンベヤから離れる方向を搬送方向とする分岐コンベヤからなり、前記浮き出し式ソータは前記メインラインコンベヤの前記分岐コンベヤ側から前記メインラインコンベヤの幅の30〜90%の長さで設けられており、前記浮き出し式ソータが設けられていない前記メインラインコンベヤの残りの幅の部分は荷物を前記メインラインコンベヤの搬送方向に促すようになっており、前記浮き出し式ソータは、前記メインラインコンベヤの搬送方向に荷物を搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを挟んで上昇又は下降する二つの巻き掛け搬送体とを含み、荷物が前記浮き出し式ソータに到着したとき、前記巻き掛け搬送体の上昇時には荷物が前記巻き掛け搬送体上に載り、前記巻き掛け搬送体によって荷物を前記分岐コンベヤに引き渡し、前記巻き掛け搬送体の下降時には荷物が前記搬送ローラ上に載り、前記搬送ローラによって荷物を下流の前記メインラインコンベヤに引き渡すようになっており、前記メインラインコンベヤは、前記浮き出し式ソータに到達する前の荷物を前記スライドコンベヤ側又は前記浮き出し式ソータが設けられていない前記メインラインコンベヤの幅の部分の側に載せるように荷物を前記メインラインコンベヤのいずれかの側に片寄せするための片寄せ機構を持つことを特徴とする荷物仕分けライン。
  5. 前記メインラインコンベヤと前記分岐コンベヤが20〜80cm離れており、前記浮き出し式ソータの巻き掛け搬送体が前記メインラインコンベヤの幅からはみ出して、離れた前記メインラインコンベヤと前記分岐コンベヤを連結していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の荷物仕分けライン。
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