JP4348622B2 - 搬送装置 - Google Patents

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本発明は、物品搬送コンベヤと、その物品搬送コンベヤの搬送方向に間隔を隔てて設けられて、前記物品搬送コンベヤに物品を供給する物品供給コンベヤの複数と、それら複数の物品供給コンベヤの作動を制御する搬送制御手段とが設けられ、前記物品搬送コンベヤは、その搬送経路上に間隔を隔てて並ぶ複数の物品搬送領域に物品を存在させる状態で物品を搬送するように構成され、
前記搬送制御手段は、前記物品搬送コンベヤにおける前記複数の物品搬送領域のうち、物品が存在しない空きの物品搬送領域に物品を供給すべく、前記複数の物品供給コンベアの作動を制御するように構成されている搬送装置に関する。
上記のような搬送装置は、複数の物品供給コンベヤの夫々に供給される物品を物品搬送コンベヤにおける空きの物品搬送領域に順次供給し、物品搬送コンベヤにて物品搬送領域の複数に物品を存在させる状態で複数の物品を搬送するようにしているものである。
このような搬送装置として、物品供給コンベヤが、自動倉庫から出庫する出庫用の物品を物品搬送コンベヤに供給する出庫用のコンベヤとして構成され、搬送制御手段は、物品が供給された物品供給コンベヤについて、その設置位置よりも物品搬送コンベヤの搬送方向の上流側に存在する空きの物品搬送領域を、その物品供給コンベヤに対応する供給用の物品搬送領域として選択し、物品供給コンベヤの設置位置に対して選択された供給用の物品搬送領域が到達すると、その供給用の物品搬送領域に物品を供給すべく、物品供給コンベヤの作動を制御するように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
そして、従来では、供給用の物品搬送領域を選択する構成として、搬送制御手段が、物品供給コンベヤにおける物品供給位置に物品が搬送されると、その物品供給コンベヤの設置位置よりも物品搬送コンベヤの搬送方向の上流側でかつその物品供給コンベヤの設置位置に最も近くに存在する空きの物品搬送領域を、その物品供給コンベヤに対応する供給用の物品搬送領域として選択するように構成されている。
特開平12−95325号公報
上記従来の搬送装置では、物品供給コンベヤにおける物品供給位置に物品が搬送されると、供給用の物品搬送領域を選択するようにしているので、物品供給位置に存在する物品が物品搬送コンベヤに供給されなければ、次の物品に対する供給用の物品搬送領域を選択できないことになる。
そして、物品搬送コンベヤの搬送方向において、上流側に位置する物品供給コンベヤほど、その設置位置に選択された供給用の物品搬送領域が到達するのが早くなる傾向にあるので、物品搬送コンベヤの搬送方向において、上流側に位置する物品供給コンベヤほど短時間で次の物品に対する供給用の物品搬送領域を選択できることになる。
したがって、物品搬送コンベヤの搬送方向において、上流側に位置する物品供給コンベヤでは、短時間で複数の物品が順次物品搬送コンベヤに供給できるのに対して、下流側に位置する物品供給コンベヤでは、複数の物品を物品搬送コンベヤに供給するのに時間がかかることになり、物品搬送コンベヤに対して複数の物品供給コンベヤから均等に物品を供給できない虞がある。
ちなみに、上述の如く、物品搬送コンベヤに対して複数の物品供給コンベヤから均等に物品を供給できない場合には、物品搬送コンベヤの搬送方向の下流側に位置する物品供給コンベヤで、その搬送経路上に物品が滞留することになり、物品搬送コンベヤの搬送方向の下流側に位置する物品供給コンベヤに対する物品の供給をできないことになる。
したがって、物品搬送コンベヤの搬送方向の下流側に位置する物品供給コンベヤに対する物品の供給を中断しなければならず、搬送装置の搬送能力が低下することになる。
以下、従来の搬送装置において、物品搬送コンベヤに対して複数の物品供給コンベヤから物品を供給した場合について、図11および図12に基づいて説明を加える。
ちなみに、物品供給コンベヤとして、第1〜第6物品供給コンベヤの6つを設け、図11および図12では、物品搬送コンベヤの搬送方向において、最も下流側に位置する第1物品供給コンベヤ100aと最も上流側に位置する第6物品供給コンベヤ100fとを図示し、その第1および第6物品供給コンベヤ100a,100fに対して物品Aを均等に供給した場合について説明する。
また、図11および図12において、物品搬送コンベヤ101における複数の物品搬送領域Zのうち、物品が存在するものを実領域と示し、物品が存在しないものを空領域と示し、第1物品供給コンベヤ100aに対応する供給用の物品領域を供給領域1と示し、第6物品供給コンベヤ100fに対応する供給用の物品領域を供給領域6と示している。
第1物品供給コンベヤ100aおよび第6物品供給コンベヤ100fにおいて、物品供給位置に物品Aが搬送されたことを検出する物品供給位置用センサ20が設けられ、図11の(a)に示すように、その物品供給位置用センサ20にて物品Aが物品供給位置に搬送されたことを検出すると、第1物品供給コンベヤ100aに対応する供給領域1および第6物品供給コンベヤ100fに対応する供給領域6を選択し、その選択した供給領域1、供給領域6が第1、第6物品供給コンベヤ100a,100fの設置位置に到達すると、その供給領域1および供給領域6に物品Aを供給するようにしている。
第6物品供給コンベヤ100fでは、図11の(b)に示すように、第1物品供給コンベヤ100aよりも、選択した供給領域6が設置位置に到達する時間が短いので、図12の(c)に示すように、第1物品供給コンベヤ100aにて物品供給位置に存在する物品Aを物品搬送コンベヤ101に供給する前に、次の物品Aが物品供給位置に到達し、その物品Aに対する供給領域6を選択することになる。
したがって、第6物品供給コンベヤ100fでは、短時間で複数の物品Aを順次物品搬送コンベヤ101に供給できるのに対して、第1物品供給コンベヤ100aでは、複数の物品Aを物品搬送コンベヤ101に供給するのに時間がかかり、物品搬送コンベヤ101に対して第1および第6物品供給コンベヤ100a、100fから均等に物品Aを供給できないことになる。
その結果、図12の(d)に示すように、第6物品供給コンベヤ100fが、供給された物品Aを物品搬送コンベヤ101に供給しても、第1物品供給コンベヤ100aには、その搬送経路上に物品Aが滞留することになる。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、物品搬送コンベヤに対して複数の物品供給コンベヤから均等に物品を供給しながら、物品を搬送することができる搬送装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる搬送装置の第1特徴構成は、物品搬送コンベヤと、その物品搬送コンベヤの搬送方向に間隔を隔てて設けられて、前記物品搬送コンベヤに物品を供給する物品供給コンベヤの複数と、それら複数の物品供給コンベヤの作動を制御する搬送制御手段とが設けられ、前記物品搬送コンベヤは、その搬送経路上に間隔を隔てて並ぶ複数の物品搬送領域に物品を存在させる状態で物品を搬送するように構成され、前記搬送制御手段は、前記物品搬送コンベヤにおける前記複数の物品搬送領域のうち、物品が存在しない空きの物品搬送領域に物品を供給すべく、前記複数の物品供給コンベヤの作動を制御するように構成されている搬送装置において、
前記搬送制御手段は、前記物品供給コンベヤに物品が供給されると、物品が供給されている前記物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域を均等に存在させる状態で、前記物品搬送コンベヤの搬送方向の最も上流側に位置する前記物品供給コンベヤよりも上流側に存在する空きの物品搬送領域を物品が供給された前記物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域として予約選択し、
前記物品供給コンベヤにおける物品供給位置に物品が搬送されると、その物品供給コンベヤの設置位置よりも前記物品搬送コンベヤの搬送方向の上流側に存在するその物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域あるいは他の物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域として予約選択されていない空きの物品搬送領域を、供給用の物品搬送領域として選択し、
前記物品供給位置に物品が搬送されている前記物品供給コンベヤの設置位置に対して選択された前記供給用の物品搬送領域が到達すると、その供給用の物品搬送領域に物品を供給すべく、前記物品供給コンベヤの作動を制御するように構成されている点にある。
すなわち、搬送制御手段は、まず、物品供給位置に物品が搬送される前の物品供給コンベヤに物品が供給された時点で、物品搬送コンベヤの搬送方向の最も上流側に位置する物品供給コンベヤよりも上流側に、物品が供給されている物品供給コンベヤの夫々に対応する予約用の物品搬送領域を均等に配置させることができることになる。
次に、搬送制御手段は、物品供給コンベヤにおける物品供給位置に物品が搬送されると、均等に配置された予約用の物品搬送領域のうち、その物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域あるいは他の物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域として予約選択されていない空きの物品搬送領域のうち、物品供給コンベヤの設置位置に近いものを供給用の物品搬送領域として選択することができることになる。
その後、搬送制御手段は、物品供給位置に物品が搬送されている物品供給コンベヤの設置位置に対して選択された供給用の物品搬送領域が到達すると、その供給用の物品搬送領域に物品を供給すべく、物品供給コンベヤを作動させることができることになる。
そして、搬送制御手段は、物品供給位置に物品が搬送される物品供給コンベヤの夫々に対応する供給用の物品搬送領域として選択可能な予約用の物品搬送領域を予め均等に配置させておくことにより、物品搬送コンベヤに対して複数の物品供給コンベヤから均等に物品を供給可能となる状態で、供給用の物品搬送領域を選択できることになる。
しかも、搬送制御手段は、単純に、予約用の物品搬送領域を供給用の物品搬送領域として選択するのではなく、その予約用の物品搬送領域よりも近い位置に空きの物品搬送領域があれば、その空きの物品搬送領域を供給用の物品搬送領域として選択することにより、極力近くに存在する空きの物品搬送領域に物品を供給することができ、空きの物品搬送領域が極力存在しないようにすることができることになる。
したがって、物品搬送コンベヤに対して、空きの物品搬送領域が極力存在しないようにしながら、複数の物品供給コンベヤから均等に物品を供給して、物品を搬送できる搬送装置を提供できるに至った。
本発明にかかる搬送装置の第2特徴構成は、前記搬送制御手段は、前記物品供給コンベヤの搬送経路上に前記供給用の物品搬送領域が選択されていない物品が存在しなくなると、その物品供給コンベヤに対応する前記予約用の物品搬送領域として予約選択されている空きの物品搬送領域について、その予約選択を解除するように構成されている点にある。
すなわち、物品供給コンベヤの搬送経路上に存在するすべての物品について供給用の物品搬送領域が選択されて、物品供給コンベヤの搬送経路上に供給用の物品搬送領域が選択されていない物品が存在しなくなると、その物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域が供給用の物品搬送領域として選択されることがなく、物品が存在しない空きの物品搬送領域が存在することになる。
そこで、搬送制御手段は、物品供給コンベヤの搬送経路上に供給用の物品搬送領域が選択されていない物品が存在しなくなると、その物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域として予約選択されている空きの物品搬送領域について、その予約選択を解除することにより、供給用の物品搬送領域として選択されることがない予約選択が解除された空きの物品搬送領域を、他の物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域あるいは供給用の物品搬送領域として選択できることになる。
したがって、物品が存在しない空きの物品搬送領域を極力存在させないようにすることができるので、極力間隔を開けない状態で物品搬送コンベヤにて物品を搬送でき、搬送効率の向上を図ることができることになる。
本発明にかかる搬送装置の第3特徴構成は、前記物品供給コンベヤは、自動倉庫から出庫する出庫用の物品を前記物品搬送コンベヤに供給する出庫用のコンベヤとして構成されている点にある。
すなわち、自動倉庫から出庫する出庫用の物品を物品供給コンベヤに供給することにより、物品供給コンベヤが出庫用の物品を物品搬送コンベヤに供給し、物品搬送コンベヤが出庫箇所などに出庫用の物品を搬送して、出庫用の物品を自動倉庫から出庫箇所などに出庫することができることになる。
そして、上述の如く、物品搬送コンベヤに対して、複数の物品供給コンベヤから均等に物品を供給することができるので、複数の物品供給コンベヤに対して、自動倉庫から均等に出庫用の物品を供給することにより、出庫用の物品が、自動倉庫から複数の物品供給コンベヤへ、複数の物品供給コンベヤから物品搬送コンベヤへ順次搬送されることになる。
したがって、自動倉庫から効率よく出庫用の物品を搬送させることができ、搬送能力の向上を図ることができることになる。
本発明にかかる搬送装置を自動倉庫に適応した実施形態について図面に基づいて説明を加える。
この自動倉庫は、図1に示すように、上下方向および左右方向に複数の物品収納部を備えた物品収納棚1が、互いに間口を相対向させた状態で対をなして設置され、その対をなす物品収納棚1が複数対平行に設置され、その対をなす物品収納棚1の間には、物品収納棚1の間口に沿って移動可能なスタッカークレーン2が設けられている
各スタッカークレーン2には、物品Aを移載するフォークを備えた昇降台が設けられ、スタッカークレーン2の自走と昇降台の上下昇降、ならびに、フォークの作動とにより、物品Aを物品収納棚1の各物品収納部に載置搬入したり、各物品収納部から物品Aを搬出するように構成されている。
各物品収納棚1の搬出入側には、物品収納棚1に物品Aを搬入するための搬入用スラットコンベヤ3と、物品収納棚1から物品Aを搬出するための物品搬送コンベヤとしての搬出用スラットコンベヤ4とが設けられている。
そして、搬入用スラットコンベヤ3が上方に、搬出用スラットコンベヤ4が下方に位置する状態で、両スラットコンベヤ3,4が、平面視において互いに重複するように配置されている。
前記搬入用スラットコンベヤ3の搬送方向始端部には、図2に示すように、搬入用スラットコンベヤ3上に一つの物品Aを順次供給搬送する導入コンベヤ5が配置され、この導入コンベヤ5に物品Aを供給するコンベヤ6が設けられている。
各対の物品収納棚1と搬入用スラットコンベヤ3との間には、図1および図2に示すように、搬入用スラットコンベヤ3の搬送方向に対して直交する横方向へ物品Aを分岐して搬送する搬入用分岐コンベヤ7が夫々設けられ、各搬入用分岐コンベヤ7の搬送方向終端部には、スタッカークレーン2との間で物品Aを移載する搬入用リフタ8が設けられている。
そして、搬入用分岐コンベヤ7は、各対の物品収納棚1の配設位置に対応する状態で、搬入用スラットコンベヤ3の搬送方向に間隔を隔てて設けられ、自動倉庫に入庫する入庫用の物品Aを各対の物品収納棚1に向けて搬送する入庫用のコンベアとして構成されている。
各対の物品収納棚1と搬出用スラットコンベヤ4との間には、図1および図3に示すように、搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向に直交する横方向から、搬出用スラットコンベヤ4上に一つの物品Aを供給搬送する物品供給コンベヤとしての搬出用分岐コンベヤ9が夫々設けられ、各搬出用分岐コンベヤ9の搬送方向始端部には、スタッカークレーン2との間で物品Aを移載する搬出用リフタ10が設けられている。
そして、搬出用分岐コンベヤ9は、各対の物品収納棚1の配設位置に対応する状態で、搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向に間隔を隔てて設けられ、自動倉庫から出庫する出庫用の物品Aを搬出用スラットコンベヤ4に供給する出庫用のコンベヤとして構成されている。
前記搬入用スラットコンベヤ3と搬出用スラットコンベヤ4とは、共に同じ構造で、図2および図3に示すように、搬送方向から見て左右一対のフレーム11の間に設けられ、物品Aを載置して搬送する複数本の細長いスラット12、および、各スラット12とともに一体的に移動可能で、かつ、各別にスラット12に対してスライド可能に外嵌されて、物品Aを押圧して搬入用分岐コンベヤ7側へ送り出す押圧シュー13などを設けて構成されている。
図示は省略するが、搬入用スラットコンベヤ3と搬出用スラットコンベヤ4について説明を加えると、左右一対のフレーム11の両端に配設された駆動スプロケットと遊転スプロケットとに無端状のチェンが巻き掛けられ、そのチェンにスラット12が取り付けられている。
そして、電動モータにより駆動スプロケットを回転駆動することにより、チェン間に取り付けられたスラット12が、フレーム11の上方においては搬送方向に移動し、フレーム11の下方においては搬送方向と逆の方向に移動するように構成されている。
また、押圧シュー13の下方には、ガイド輪が設けられており、そのガイド輪を搬送方向に向って案内する左右一対の主ガイドと、搬入用分岐コンベヤ7と対応して配設されて、左右一対の主ガイドを斜めに連結する分岐ガイドとが設けられている。
そして、主ガイドにより案内されてきた複数のガイド輪をエアシリンダの作動により分岐ガイド側に一挙に方向転換することにより、複数個の押圧シュー13をスラット12による搬送方向に直線状に並ぶ相対位置を保った状態でスラット12に沿って横方向へ移動させて、物品Aをその搬送方向と直交する横方向に送り出し、物品Aを押圧して搬入用分岐コンベヤ7に分岐移載するように構成されている。
前記搬出用スラットコンベヤ4においては、図7に示すように、物品Aの載置を許容する物品搬送領域としての複数の載置ゾーンZが、搬出用スラットコンベヤ4の搬送経路上に間隔を隔てて並ぶ状態で設定され、各載置ゾーンZに対して物品Aを一つずつ存在させて物品Aを搬送するように構成されている。
また、図示はしないが、搬入用スラットコンベヤ3についても、物品Aの載置を許容する物品搬送領域としての複数の載置ゾーンZが、搬出用スラットコンベヤ4の搬送経路上に間隔を隔てて並ぶ状態で設定され、各載置ゾーンZに対して物品Aを一つずつ存在させて物品Aを搬送するように構成されている。
また、搬入用スラットコンベヤ3と搬出用スラットコンベヤ4には、その駆動スプロケットと遊転スプロケットとのいずれか一方に、スラットコンベヤ3,4による物品Aの搬送作動量を検出するためのロータリエンコーダ14が設けられ、そのロータリエンコーダ14の検出情報に基づいて、各載置ゾーンZの位置と各物品Aの位置とが管理されている。
前記導入コンベヤ5は、図2に示すように、複数のローラを備えたローラコンベヤで構成され、その複数のローラが、互いに同期した状態で、かつ、搬入用スラットコンベヤ3の搬送速度と同じ速度で各物品Aを搬入用スラットコンベヤ3上に供給搬送するように図外の電動モータにより回転駆動されるように構成されている。
各搬入用分岐コンベヤ7は、図4に示すように、複数のローラを備えたローラコンベヤで構成され、長さの異なる複数のローラ7aが急激に角度を変えるように配置され、互いに同期した状態で、図外の電動モータによって回転駆動するように構成されている。
各搬出用分岐コンベヤ9は、図5に示すように、複数の駆動ローラ15aを備えた第一ローラコンベヤ15と複数の遊転ローラ16aを備えた第二ローラコンベヤ16とから構成されている。
そして、第二ローラコンベヤ16には、搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向に沿って移動して、物品Aを押圧する横長の押圧部材17が設けられ、その押圧部材17には、押圧体18が回動可能に設けられ、突出姿勢において押圧部材17の長手方向に沿って移動して物品Aを押圧するように構成されている。
前記第1ローラコンベヤ15の搬送方向の始端側には、搬出用分岐コンベヤ9に物品が供給されたことを検出する投受光式の供給用検出センサ19が設けられ、第二ローラコンベヤ16には、搬出用分岐コンベヤ9における物品供給位置に物品Aが供給されたことを検出する投受光式の物品供給位置用検出センサ20が設けられている。
そして、第一ローラコンベヤ15から第二ローラコンベヤ16に物品Aが搬送されてくると、押圧体18が突出姿勢となって押圧部材17に沿って搬出用スラットコンベヤ4側へ移動し、物品供給位置で一旦停止した後、再び押圧体18が押圧部材17に沿って移動するとともに、押圧部材17も搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向に沿って移動することにより、物品Aが、図5中に矢印で示すように、第二ローラコンベヤ16上を斜めに横切って、搬出用スラットコンベヤ4の搬送速度と同期した速度で、搬出用スラットコンベヤ4上に移載されるように構成されている。
図6に示すように、搬入用スラットコンベヤ3や搬出用スラットコンベヤ4、および、複数の搬入用分岐コンベヤ7や複数の搬出用分岐コンベヤ9などの作動を制御する搬送制御手段としての制御装置Hが設けられ、このマイクロコンピュータ利用の制御装置Hによって自動倉庫の作動を制御するように構成されている。
そして、制御装置Hは、複数の物品収納棚1に収納されている全ての物品Aを管理し、搬入用スラットコンベヤ3と搬出用スラットコンベヤ4において、複数の載置ゾーンZを設定するとともに、ロータリエンコーダ14からの情報に基づいて、各載置ゾーンZの位置を管理するように構成されている。
また、制御装置Hは、各スタッカークレーン2を制御するスタッカークレーン用制御装置H1と相互に通信可能に構成されている。
以下、制御装置Hによる搬送設備の制御作動について説明する。
まず、物品Aを自動倉庫に入庫する場合について説明を加える。
前記コンベヤ6により搬送されてくる入庫用の物品Aに関する情報を図外の操作装置などにより入力すると、制御装置Hは、その入力情報に基づいて、物品Aを収納する物品収納棚1と物品収納部とを選択し、かつ、搬入用スラットコンベヤ3によって物品Aを搬送する載置ゾーンZを選択するように構成されている。
前記入庫用の物品Aは、まず、コンベヤ6から導入コンベヤ5上に移載され、搬入用スラットコンベヤ3に対する供給位置まで搬送したのち、その導入コンベヤ5にて選択された搬入用スラットコンベヤ3の載置ゾーンZが到達すると、導入コンベヤ5から搬入用スラットコンベヤ3へと同じ搬送速度で移載供給されるように構成されている。
そして、物品Aが、その物品Aを収納する物品収納棚1と物品収納部とが選択されかつ搬入用スラットコンベヤ3によって搬送される載置ゾーンZが選択された状態で、コンベヤ6から導入コンベヤ5を介して順次搬入用スラットコンベヤ3上に供給されるように構成されている。
前記搬入用スラットコンベア3は、搬送している物品Aが、搬入すべき物品収納棚1の搬入用分岐コンベヤ7に対応する位置に至ると、複数個の押圧シュー14を、搬入用スラットコンベヤ3の搬送方向に沿って直線状になった状態で、各物品Aを押圧して搬入用分岐コンベヤ7上に分岐移載するように構成されている。
そして、制御装置Hは、物品Aが搬入用分岐コンベヤ7により搬送されて搬入用リフタ8上に至ると、スタッカークレーン2の自走、昇降台の昇降、ならびに、フォークの作動により、各物品Aを選択された物品収納棚1の物品収納部に載置収納させるように構成されている。
次に、物品Aを自動倉庫から出庫する場合について説明を加える。
出庫する物品Aに関する情報を図外の操作装置により入力すると、制御装置Hは、その入力情報に基づいて、各対の物品収納棚1から出庫される物品Aが均等になる状態で、出庫する物品Aが収納されている物品収納棚1と物品収納部とを選択し、スタッカークレーン2が、選択された物品収納部から物品Aを搬出して、搬出用リフタ10上に載置するように構成されている。
その後、物品Aは、搬出用分岐コンベヤ9の第一ローラコンベヤ15により搬送されて、第二ローラコンベヤ16に至り、押圧体18が突出姿勢となって押圧部材17に沿って搬出用スラットコンベヤ4側へ移動することにより、搬出用スラットコンベヤ4に供給されるように構成されている。
前記制御装置Hは、複数の搬出用分岐コンベヤ9から搬出用スラットコンベヤ4に物品Aを供給するに当って、搬出用スラットコンベヤ4における複数の載置ゾーンZのうち、物品Aが存在しない空きの載置ゾーンZを供給用の載置ゾーンZとして選択し、その供給用の載置ゾーンZに物品Aを供給すべく、複数の搬出用分岐コンベヤ9の作動を制御するように構成されている。
説明を加えると、まず、制御装置Hは、搬出用分岐コンベヤ9に物品Aが供給されると、物品Aが供給されている搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の物品搬送領域を均等に存在させる状態で、搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の最も上流側に位置する搬出用分岐コンベヤ9よりも上流側に存在する空きの載置ゾーンZを物品Aが供給された搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZとして予約選択するように構成されている。
次に、制御装置Hは、搬出用分岐コンベヤ9における物品供給位置に物品Aが搬送されると、その搬出用分岐コンベヤ9の設置位置よりも搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の上流側に存在するその搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZあるいは他の搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZとして予約選択されていない空きの載置ゾーンZを、供給用の載置ゾーンZとして選択するように構成されている。
そして、制御装置Hは、物品供給位置に物品が搬送されている搬出用分岐コンベヤ9の設置位置に対して選択された供給用の載置ゾーンZが到達すると、その供給用の載置ゾーンZに物品Aを供給すべく、搬出用分岐コンベヤ9の作動を制御するように構成されている。
また、制御装置Hは、搬出用分岐コンベヤ9の搬送経路上に供給用の載置ゾーンZが選択されていない物品Aが存在しなくなると、その搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZとして予約選択されている空きの載置ゾーンZについて、その予約選択を解除するように構成されている。
以下、時間経路に伴う搬出用スラットコンベヤ4における載置ゾーンZの状況変化を示した図8および図9に基づいて、複数の搬出用分岐コンベヤ9から搬出用スラットコンベヤ4に物品Aを供給する場合の動作について説明を加える。
ちなみに、この実施形態では、搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向に間隔を隔てて6つの搬出用分岐コンベヤ9が設けられ、搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の下流側から、第1〜第6搬出用分岐コンベヤ9a〜9fとしているが、図8および図9では、制御装置Hが、第1、第6搬出用分岐コンベヤ9a,9fに対して出庫用の物品Aが均等に供給されるように、出庫する物品Aが収納されている物品収納棚1と物品収納部とを選択した場合を例に挙げて説明する。
そして、図8および図9において、複数の載置ゾーンZのうち、物品Aが存在するものを実領域と示し、物品Aが存在しないものを空領域と示している。
前記制御装置Hは、図8の(a)に示すように、第1、第6搬出用分岐コンベヤ9a,9fにおいて、供給用検出センサ19にて物品Aが供給されたことを検出すると、まず、第6搬出用分岐コンベヤ9fの設置位置よりも搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の上流側でかつその設置位置に最も近くに存在する空領域を、第1搬出用分岐コンベヤ9aに対応する予約用の載置ゾーンZとしての予約領域1と選択し、次に、第6搬出用分岐コンベヤ9fの設置位置よりも搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の上流側でかつその設置位置に最も近くに存在する空領域を、第6搬出用分岐コンベヤ9fに対応する予約用の載置ゾーンZとしての予約領域6と選択するように構成されている。
前記制御装置Hは、載置ゾーンZが一つ下流側に搬送されるたびに、供給用検出センサ19にて物品Aが供給されたことを検出している第1、第6搬出用分岐コンベヤ9a,9d,9fについて、予約用の載置ゾーンZを選択することを繰り返し行うように構成されている。
すなわち、図8や図9に示す場合では、制御装置Hは、第1、第6搬出用分岐コンベヤ9a,9fにおいて、供給用検出センサ19にて物品Aが供給されたことを検出するので、予約領域1と予約領域6とを繰り返し選択するように構成されている。
また、制御装置Hは、搬送経路上に存在する物品Aの数とは無関係に、供給用検出センサ19にて物品Aが供給されたことを検出していれば、その搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZを一つずつ選択していくように構成されている。
そして、制御装置Hは、供給用検出センサ19にて物品Aが供給されたことを検出している搬出用分岐コンベヤ9が複数存在する場合には、複数の搬出用分岐コンベヤ9のうち、搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の下流側に位置するものほど優先する状態で、複数の搬出用分岐コンベヤ9の夫々に対応する予約用の載置ゾーンZを選択するように構成されている。
ちなみに、例えば、供給用検出センサ19にて物品Aが供給されたことを検出している搬出用分岐コンベヤ9のすべてについて、予約用の載置ゾーンZを選択できない場合には、制御装置Hが、載置ゾーンZが一つ下流側に搬送されると、その予約用の載置ゾーンZが選択できなかった搬出用分岐コンベヤ9を優先する状態で、予約用の載置ゾーンZを選択するように構成されている。
そして、制御装置Hは、第1、第6搬出用分岐コンベヤ9a,9fにおいて、物品供給位置用検出センサ20にて物品Aが物品供給位置に到達したことを検出すると、図8の(b)に示すように、自己の設置位置よりも搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の上流側に、第1搬出用分岐コンベヤ9aに対応する供給用の載置ゾーンZとしての供給領域1、および、第6搬出用分岐コンベヤ9fに対応する供給用の載置ゾーンZとしての供給領域6を一つずつ選択するように構成されている。
すなわち、制御装置Hは、第1搬出用分岐コンベヤ9aについては、第1搬出用分岐コンベヤ9aの設置位置よりも搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の上流側でかつその設置位置に最も近くに存在する空領域を供給領域1として選択するように構成されている。
また、制御装置Hは、第6搬出用分岐コンベヤ9fについては、第6搬出用分岐コンベヤ9fの設置位置よりも搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の上流側でかつその設置位置に最も近くに存在する予約領域6を供給領域6として選択するように構成されている。
その後、制御装置Hは、第1搬出用分岐コンベヤ9aについては、図8の(c)に示すように、その設置位置に供給領域1が到達すると、その供給領域1に物品Aを供給すべく、第1搬出用分岐コンベヤ9aを作動させるように構成されている。
また、制御装置Hは、第6搬出用分岐コンベヤ9fについても、図9の(d)に示すように、その設置位置に供給領域6が到達すると、その供給領域6に物品Aを供給すべく、第6搬出用分岐コンベヤ9fを作動させるように構成されている。
そして、制御装置Hは、第1、第6搬出用分岐コンベヤ9a,9fにおいて、搬送経路上に存在するすべての物品Aについて供給用の載置ゾーンZが選択された場合には、既に予約選択されている予約用の載置ゾーンZがあると、その予約用の載置ゾーンZを単なる空きの載置ゾーンZとして解放することにより予約選択を解除するように構成されている。
すなわち、制御装置Hは、図9の(e)に示すように、第1搬出用分岐コンベヤ9aにおいて、搬送経路上に存在する最後の物品Aについて供給領域1が選択されると、それよりも上流側に位置する予約領域1を空領域としてその予約選択を解除するように構成されている。
また、制御装置Hは、図9の(f)に示すように、第6搬出用分岐コンベヤ9fにおいても、搬送経路上に存在する最後の物品Aについて供給領域6が選択されると、それよりも上流側に位置する予約領域6を空領域としてその予約選択を解除するように構成されている。
前記搬出用分岐コンベヤ9から搬出用スラットコンベヤ4に物品Aを供給する際の制御装置Hの動作について、図10のフローチャートに基づいて説明を加える。
まず、制御装置Hは、搬出用分岐コンベヤ9に物品Aが供給されたことを供給用検出センサ19にて検出すると、その物品Aが供給された搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZを予約選択する予約領域の選択を行うようにしている(ステップ1,2)。
ちなみに、この予約領域の選択において、他の搬出用分岐コンベヤ9においても、物品Aが供給されたことを供給用検出センサ19にて検出していると、その他の搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZも併せて予約選択するように構成されている。
前記制御装置Hは、物品供給位置に物品Aが搬送されたことを物品供給位置用検出センサ20にて検出すると、その搬出用分岐コンベヤ9に対応する供給用の載置ゾーンZを選択する供給領域の選択を行うようにしている(ステップ3,4)。
そして、制御装置Hは、搬出用分岐コンベヤ9の設置位置に選択された供給用の載置ゾーンZが到達すると、その供給用の載置ゾーンZに物品Aを供給すべく、搬出用分岐コンベヤ9を作動させる供給作動を行うようにしている(ステップ5,6)。
また、制御装置Hは、供給用検出センサ19にて搬出用分岐コンベヤ9に物品Aが供給されたことを検出せずに、搬出用分岐コンベヤ9の搬送経路上に物品Aが存在する場合には、その物品Aについて供給用の載置ゾーンZを選択する供給領域の選択が行われて供給領域選択済みであるか否かを判別するようにしている(ステップ7,8)。
そして、制御装置Hは、供給領域選択済みである場合には、その搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZが存在すると、その予約選択されている予約用の載置ゾーンZを空きの載置ゾーンZとして予約選択の解除を行うようにしている(ステップ9,10)。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、制御装置Hが、供給用検出センサ19にて物品Aが供給されたことを検出している搬出用分岐コンベヤ9が複数存在する場合には、複数の搬出用分岐コンベヤ9のうち、搬出用スラットコンベヤ4の搬送方向の下流側に位置するものほど優先する状態で、複数の搬出用分岐コンベヤ9の夫々に対応する予約用の載置ゾーンZを選択するようにしているが、例えば、複数の搬出用分岐コンベヤ9のうち、予め定めた優先順位にしたがって優先する状態で、複数の搬出用分岐コンベヤ9の夫々に対応する予約用の載置ゾーンZを選択するようにしてもよく、どのような優先順序で複数の搬出用分岐コンベヤ9の夫々に対応する予約用の載置ゾーンZを選択するかについては適宜変更が可能である。
(2)上記実施形態では、制御装置Hが、搬出用分岐コンベヤ9の搬送経路上に供給用の載置ゾーンZが選択されていない物品Aが存在しなくなると、その搬出用分岐コンベヤ9に対応する予約用の載置ゾーンZとして予約選択されている空きの載置ゾーンZについて、その予約選択を解除するように構成されているが、このような予約選択を解除する構成を備えずに実施することも可能である。
また、予約選択を解除する構成を備える場合でも、搬出用分岐コンベヤ9の搬送経路上に供給用の載置ゾーンZが選択されていない物品Aが存在しなくなったタイミングに限らず、例えば、搬出用分岐コンベヤ9の搬送経路上に物品Aが存在しなくなったタイミングなど、各種のタイミングになると、予約選択を解除するように構成して実施することが可能である。
(3)上記実施形態では、物品供給コンベヤとして、自動倉庫から出庫する出庫用の物品Aを搬出用スラットコンベヤ4に供給する出庫用のコンベアである搬出用分岐コンベヤ9を例示したが、物品供給コンベヤは各種用途のコンベヤとして適応可能である。
(4)上記実施形態では、搬出用分岐コンベヤ9を6つ設けた例を示しているが、搬出用分岐コンベヤ9の数については適宜変更が可能である。
自動倉庫の全体平面図 搬入用スラットコンベヤおよび搬入用分岐コンベヤの斜視図 搬出用スラットコンベヤおよび搬出用分岐コンベヤの斜視図 搬入用スラットコンベヤおよび搬入用分岐コンベヤの平面図 搬出用スラットコンベヤおよび搬出用分岐コンベヤの平面図 自動倉庫の制御ブロック図 搬出用スラットコンベヤにおける載置ゾーンを示す模式図 搬出用スラットコンベヤにおける載置ゾーンを示す模式図 搬出用スラットコンベヤにおける載置ゾーンを示す模式図 制御装置Hの動作を示すフローチャート 従来技術での搬出用スラットコンベヤにおける載置ゾーンを示す模式図 従来技術での搬出用スラットコンベヤにおける載置ゾーンを示す模式図
符号の説明
4 物品搬送コンベヤ
9 物品供給コンベヤ
H 搬送制御手段

Claims (3)

  1. 物品搬送コンベヤと、その物品搬送コンベヤの搬送方向に間隔を隔てて設けられて、前記物品搬送コンベヤに物品を供給する物品供給コンベヤの複数と、それら複数の物品供給コンベヤの作動を制御する搬送制御手段とが設けられ、
    前記物品搬送コンベヤは、その搬送経路上に間隔を隔てて並ぶ複数の物品搬送領域に物品を存在させる状態で物品を搬送するように構成され、
    前記搬送制御手段は、前記物品搬送コンベヤにおける前記複数の物品搬送領域のうち、物品が存在しない空きの物品搬送領域に物品を供給すべく、前記複数の物品供給コンベヤの作動を制御するように構成されている搬送装置であって、
    前記搬送制御手段は、前記物品供給コンベヤに物品が供給されると、物品が供給されている前記物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域を均等に存在させる状態で、前記物品搬送コンベヤの搬送方向の最も上流側に位置する前記物品供給コンベヤよりも上流側に存在する空きの物品搬送領域を物品が供給された前記物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域として予約選択し、
    前記物品供給コンベヤにおける物品供給位置に物品が搬送されると、その物品供給コンベヤの設置位置よりも前記物品搬送コンベヤの搬送方向の上流側に存在するその物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域あるいは他の物品供給コンベヤに対応する予約用の物品搬送領域として予約選択されていない空きの物品搬送領域を、供給用の物品搬送領域として選択し、
    前記物品供給位置に物品が搬送されている前記物品供給コンベヤの設置位置に対して選択された前記供給用の物品搬送領域が到達すると、その供給用の物品搬送領域に物品を供給すべく、前記物品供給コンベヤの作動を制御するように構成されている搬送装置。
  2. 前記搬送制御手段は、前記物品供給コンベヤの搬送経路上に前記供給用の物品搬送領域が選択されていない物品が存在しなくなると、その物品供給コンベヤに対応する前記予約用の物品搬送領域として予約選択されている空きの物品搬送領域について、その予約選択を解除するように構成されている請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記物品供給コンベヤは、自動倉庫から出庫する出庫用の物品を前記物品搬送コンベヤに供給する出庫用のコンベヤとして構成されている請求項1または2に記載の搬送装置。
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