JPH06104490B2 - ワークの分割供給方法とその装置 - Google Patents

ワークの分割供給方法とその装置

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JPH06104490B2
JPH06104490B2 JP22714188A JP22714188A JPH06104490B2 JP H06104490 B2 JPH06104490 B2 JP H06104490B2 JP 22714188 A JP22714188 A JP 22714188A JP 22714188 A JP22714188 A JP 22714188A JP H06104490 B2 JPH06104490 B2 JP H06104490B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば包装機に被包装物を複数個一組で順次供
給する様な場合に適用されるワークの分割供給方法とそ
の装置に関する。
(従来の技術) 従来、ワークの分割供給手段としては、例えば特公昭62
−36930号公報や特開昭49−83593号公報所載の手段が存
在する。この手段は第5図の如く、累積コンベア3eによ
って多数のワーク2…をきつきつ状態で移送させて、該
ワーク2…を累積コンベア3aよりも高速の分割用のコン
ベア5e側に送出することにより、その速度差を利用して
コンベア5e上で各ワーク2…毎に隙間Sを設ける手段で
ある。この手段によれば、累積コンベア3eの前段側への
ワーク投入をアトランダムに行っても、その後確実にワ
ーク2…を一定間隔で分割供給できて都合がよい。又、
一定間隔で分割されたワーク2…の相互間には、同図の
如く別途設けた供給コンベア7のアタッチメント11を容
易に進入させることができて、包装機8側へのワーク供
給を確実に行えるのである。
ところで、実際の包装作業ではワーク2を一個ずつ分離
供給させるだけではなく、複数のワークを一組として包
装機側に供給させたい場合が多々ある。
しかるに、前記従来のものでは、コンベア3eによって連
続状態で移送させたワーク2を二個或いは三個ずつに分
割させることはその機構上到底不可能である。また、従
来ではコンベアによって一連に移送されてくる多数のワ
ークを高速で連続して二個或いは三個に分割させるため
の手段は何ら開発されていないのが実情であった。
そこで、従来ではその対応策として、第6図(イ),
(ロ)の様に、分割用コンベア5eよりも線速度が早く設
定された供給コンベア7のアタッチメント11のピッチP
を大きくして、二個或いは三個のワーク2を一個のアタ
ッチメント11で押動させる様に調整していたのが実情で
あった。
(発明が解決しようとする課題) 而して、前記従来の手段は、第7図(イ)の如く一個ず
つ相互に間隔S1,S2を隔てた複数(例えば三個)のワー
ク2…毎にアタッチメント11を挿入させるものであるた
めに、該アタッチメント11のピッチPは、同図(ロ)の
如く三個のワーク2…の全長Laよりも、S1,S2及びアタ
ッチメント11をワーク間に挿入させるための余裕寸法
b1,b2の合計分だけ大きくする必要がある。
しかるに、アタッチメント11のピッチPがワークの全長
Laに比べて余分に長くなれば、包装機へのワーク投入を
行う際にはアタッチメント11の移送速度をワークの全長
Laよりも長い寸法分だけ包装機側の運転速度よりも高速
にせねばならない。その結果、包装機の速度とワーク2
の投入速度とには大きな差が生じて包装機側に投入され
るワークにずれが発生する等、これが不良包装を発生さ
せる大きな原因となり、実用上支障を生じていたのであ
る。
この様な難点は、何れにしても連続して供給されるワー
クを所望の個数毎に適切に分割して実用的な速さで包装
機側に移送供給できれば解決できるものであり、本発明
は正にこの様な要望を達成することを課題として発明さ
れたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は累積コンベアの後段側の分割用コンベアを従来
の如く常時一定速度で駆動させるのではなく、分割用コ
ンベアが累積コンベアから所望の個数のワークを受領す
る都度、当該複数個のワークの移送速度を前段の累積コ
ンベアよりも高速移送させ、これによって当該複数個の
ワークを移送コンベア上のワークから離反させて分割す
るという全く新規な技術思想の下に発明されたものであ
る。
すなわち、本発明は、累積コンベア3によってその前後
が相互に当接した配列状態で移送される複数のワーク2
…を、該累積コンベア3の後段側に配置された分割用コ
ンベア5の相互に対向して設けられた駆動ベルト6,6a間
に受け渡して前記累積コンベア3と同一速度でワーク2
…を下流側に移送せしめ、その後前記駆動ベルト6,6aが
所望の個数のワーク2…を挟んだ際に該駆動ベルト6,6a
によるワーク2…の移送速度を累積コンベア3側よりも
高速に加速し、次の先頭のワーク2dが駆動ベルト6,6a間
に挟まれる以前に該駆動ベルト6,6aを元の運転速度に戻
す、ワークの分割供給方法である。
また、上記方法を実施するための本発明に係る装置は、
複数のワーク2…の前後部を相互に当接させて移送する
累積コンベア3と、該累積コンベア3の後段側の配置さ
れて該累積コンベア3から順次受け渡されるワーク2…
を相互に対向して設けられた駆動ベルト6,6aにより挟ん
で移送可能な速度可変の分割用コンベア5と、該分割用
コンベア5の駆動ベルト6,6aに挟まれたワーク2の個数
が所望の個数に達した際にこれを検知して前記分割用コ
ンベア5の線速度を累積コンベア3よりも高速に増速さ
せるためのタイミング信号を発信する増速信号発信手段
24と、該増速信号発信手段24からのタイミング信号の発
信後において累積コンベア3上を移送される次のワーク
2dが分割用コンベア5の駆動ベルト6,6a間に挟まれる以
前に累積コンベア3よりも高速に増速された分割用コン
ベア5を累積コンベア3と同一速度に減速させるための
タイミング信号を発信する減速信号発信手段25とからな
る、ワークの分割供給装置である。
(作用) 上記構成の分割供給方法では、先ずワーク2…が累積コ
ンベア3から分割用コンベア5側に複数個受け渡されて
も、両コンベア3,5の移送速度が同一であるから当該複
数個のワーク2…の夫々の間に隙間は生じない。また、
駆動ベルト6,6a間に複数個のワーク2…が挟まれた状態
に於いて分割用コンベア5の速度が高速になれば、当該
駆動ベルト6,6aに挟まれた複数個のワークが累積コンベ
ア3側のワークよりも高速で移送されて、これら複数個
のワークと累積コンベア3上のワーク側との間には隙間
が発生し、分割用コンベア5上の複数個のワークを一組
としてその下流側に供給できるのである。更に、前記分
割用コンベア5の増速は累積コンベア3上の次のワーク
が分割用コンベア5側に受け渡される前に終了するか
ら、累積コンベア3上の次のワーク群はその前後を相互
に当接させた状態のまま再度分割用コンベア5側に受け
渡され、上記の複数個一組のワーク分割供給が継続して
行えるのである。
また、上記構成の分割供給装置に於いては、分割用コン
ベア5を累積コンベア3と同一速度に設定した上で、累
積コンベア3から分割用コンベア5側にワーク2…を受
け渡して、該ワーク2…を駆動ベルト6,6aにより挟んで
下流側に移送できる。而して、累積コンベア3の駆動ベ
ルト6,6aが所望の個数のワーク2…を挟んだ際にはこれ
を増速信号発信手段24により検知させて、そのタイミン
グ信号が発信された際に分割用コンベア5を累積コンベ
ア3よりも高速に増速させれば、当該所望個数のワーク
2…を累積コンベア3上のワークよりも高速で移送して
その分割が行える。又、その後累積コンベア3上の次の
ワーク2dが分割用コンベア5の駆動ベルト6,6a間に挟ま
れる以前に減速信号発信手段25からタイミング信号を発
信させて、その際に累積コンベア3の速度を累積コンベ
ア3と同一速度に戻せば、前記累積コンベア3上の先頭
のワーク2dが一個だけ分離される様なことがなく、上記
本発明に係るワークの分割供給方法を適正に実施できる
のである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図に於いて本発明に係る装置の構成の一例から説明
すれば、同図中、1はワーク2の生産又は加工装置等に
接続される移送コンベア。3はその後段側に接続された
累積コンベアで、ワーク2の上下面を挟む一対の駆動ベ
ルト4,4aを備えている。又、該累積コンベア3は当該コ
ンベア3にて移送されるワーク2…の各前後部が相互に
当接した押せ押せ状態となる様にその線速度Vaが移送コ
ンベア1の線速度Vbよりも低速に設定されている。
5は累積コンベア3の後段側に配置された分割用コンベ
アで、累積コンベア3と同様にワーク2の上下面を挟ん
で移送するための上下対向した一対の循環駆動自在な駆
動ベルト6,6aを備えている。該分割用コンベア5は後述
する如く累積コンベア3とは独立してそのワーク移送速
度Vが増減変更自在である。7は該分割用コンベア5の
後部位置からその後方の包装機8のフォーマ9に渡って
設けられた供給コンベアで、循環駆動自在なチェーン10
に複数のワーク押圧用のアタッチメント11を所定の一定
ピッチで取付けたものである。尚、該アタッチメント11
は分割用コンベア5の後部位置に於いて起立状態でワー
ク移送高さよりも上方に突出してワーク2…の押圧が可
能となる様にその移動軌跡が設定されている。よって、
分割用コンベア5の下側のベルト6aは、例えば日本の幅
狭状のベルト6a,6aが並設されてその相互間にアタッチ
メント11が進入する様に形成されたものである。
次に、前記各コンベアの駆動機構を第2図を参照して説
明する(尚、累積コンベア3と分割用コンベア5は上下
重合するベルト4,4a,6,6aを便宜上位置ずれさせて図示
している)。
同図中、12は変速機13を介して累積コンベア1を駆動す
るためのモータ。14は供給コンベア7をスプロケット1
5,15a,15bを介して駆動するための駆動軸で、供給コン
ベア7のアタッチメント11が一ピッチ移動する際に一回
転を行う所謂一回転軸として構成され、モータ(図示せ
ず)により回転自在である。16は前記駆動軸14にスプロ
ケット17,17aを介して駆動連結された変速機で、その出
力軸のスプロケット18は累積コンベア3の駆動ベルト4,
4aの駆動用スプロケット19及びギヤ19aと駆動連結され
ている。
20は変速機16の他のスプロケット18aから分割用コンベ
ア5のスプロケット21及びギヤ21aへの駆動伝達経路の
途中に設けられたディファレンシャルギヤ20で、ブレー
キ付のクラッチ22が切れた状態では分割用コンベア5を
累積コンベア3と同速度で運転させるべく設定され、又
クラッチ22が接続した際には駆動軸14から別途変速機23
を介して伝達される回転力が付与されることにより分割
用コンベア5が累積コンベア3よりも高速となる様に構
成されたものである。
24,25は分割用コンベア5の所定の位置(後述する)に
設けられたワーク検知用のセンサーで、一方のセンサー
24は分割用コンベア5にて移送されるワーク2の先端位
置を検知してその検知信号をクラッチ22の制御回路26に
送信するもので、他方のセンサー25は当該センサー25の
側方を通過する複数のワーク2…の後端位置を検出して
その信号を前記制御回路26に送信するものである。
27,28は駆動軸12に装着されたカムとリミットスイッチ
で、駆動軸12の一回転の所定の期間中リッミットスイッ
チ28が制御回路26にタイミング信号を送信し、又そのタ
イミング信号の発信時期及び期間は任意に変更自在とな
る様に設定されている。尚、前記制御回路26は、常時は
クラチブレーキ22を切った状態を維持するが、リミット
スイッチ28からのタイミング信号と一方のセンサー24か
らの送信信号の双方を受信した時点から他方のセンサー
25からの送信信号の受信を行う迄の期間中はクラッチ22
を接続させるものである。
本実施例の装置構成は以上からなり、次に当該装置を使
用してワーク2を三個ずつ分割して供給する方法を説明
する。
先ず、第1図に於いて、移送コンベア1に多数のワーク
2…を投入して累積コンベア3側に移送させるが、該累
積コンベア3移送コンベア1よりもその移送線速度が遅
いために、ワーク2…はその前後部が相互に当接した押
せ押せの状態となる。次に、該ワーク2…を累積コンベ
ア3と同一線速度に設定した分割用コンベア5側に受渡
せば、これらワーク2の相互間に隙間を生じさせること
なくその前進移送が行える。
その後先頭から例えば三番目のワーク2cの先端部が分割
用コンベア5の駆動ベルト6,aによって挟まれた際に、
これをセンサー24で検出させる。これは駆動ベルト6,6a
の始端位置A−Aからセンサー24迄の寸法Lを二個のワ
ーク2の合計寸法よりも僅かに長い距離に予め設定して
おけばよい。又、カム27と接触するリミットスイッチ28
は、分割用コンベア5で移送するワーク2…がアタッチ
メント11と接触しないタイミングで所定のタイミング信
号をクラッチ22の制御回路26に送信する様に設定してお
く。このリミットスイッチ28とセンサー24からの両信号
の受信によりディファレンシャルギヤ20のクラッチ22を
接続させて分割用コンベア5の線速度Vを増速させるの
である。
而して、前記タイミングで駆動ベルト6,6aが増速される
と、先頭の三個のワーク2a,2b,2cはその後段側のワーク
2d等よりも高速で移送されるために、当該三個のワーク
2a,2b,2cとこれよりも後段側のワーク2dとの間には第4
図の如く隙間が発生して分割されるのである。
また、その後は次のワーク2dが駆動ベルト6,6aの始端A
−Aに挟まれないうちに前記三番目のワーク2cの後端部
を他のセンサー25で検出させて、ディファレンシャルギ
ヤ20側のクラッチ22を切ることにより分割用コンベア5
を累積コンベア3と同一速度に戻せばよい。これによっ
て、ワーク2d以下は相互に分離することなく押せ押せ状
態を維持するのである。
上記工程を繰り返し行えば、累積コンベア3にて移送さ
れるワーク2…を順次分割用コンベア5によって三個一
組に分割できるのである。また、この分割されたワーク
2…の相互間に供給コンベア7のアタッチメント11を進
入させれば、これらワーク2…を三個一組で包装機8の
フォーマ9側に供給しその一体包装が行える。ここに前
記累積コンベア3や分割用コンベア5は常時連続して運
転されており、間歇運転等を行う必要がないために、包
装機8の連続運転が行え、その包装作業が効率的に行え
ることとなる。
尚、上記実施例では、包装機へのワーク供給を一例とし
て説明したが、本発明は決してこれに限定されず、ワー
ク2の具体的な種類を問わないことは勿論のこと、様々
な装置へのワーク供給に適用できるものである。
また、上記実施例では、ワークを三個一組に分割させた
が、その具体的な個数は問うものではない。センサー2
4,25の位置変更を行えば、二個一組、四個一組等、様々
な形態でワークの分割供給が行えるのである。更に、上
記構成の装置に於いて、センサー24,25を作用させず
に、分割用コンベア5を常時累積コンベア3よりも高速
に設定しておけば、ワークを一個ずつ分割できるもので
あり、必要に応じてこの様な使用を行ってもよい。
更に、上記実施例では、分割用コンベア5の増減速開始
をセンサー24とリミットスイッチ28との双方の信号を受
信した際に行わせて、増速されるワーク2が供給コンベ
ア7のアタッチメント11に衝突することを適切に回避し
得る様にしたが、本発明はこの様なリミットスイッチ28
側からの信号は必須条件ではない。センサー24の検出信
号単独で分割用コンベア5を加速させてもよい。
但し、本発明は分割用コンベア5の加速及び減速を行う
タイミングを検出するための具体的な手段は決して上記
実施例の如きセンサーに限定されない。ワークとの接触
によりオンオフされる電気スイッチ等をそのタイミング
検出手段として用いても何ら構わない。又、減速開始を
タイマーによって行わせて、所定の期間だけ分割用コン
ベア5が累積コンベア3よりも高速となる様に設定して
もよい。
更に、本発明は分割用コンベア5や累積コンベア3等の
具体的な構成も決して上記実施例の如く限定されない。
累積コンベア3は、要は複数のワーク2…の前後部を相
互に当接させて移送するコンベアであれば、あらゆる型
式のコンベアが適用可能である。又、分割用コンベア5
は累積コンベア3の後段側に配置されて、該累積コンベ
ア3から順次受け渡されるワーク2…を相互に対向して
設けられた駆動ベルト6,6aにより挟んで移送可能な速度
可変のコンベアとして構成されていればよい。分割用コ
ンベア5の速度を加減変更するための具体的な駆動機構
は上記実施例以外に様々な手段が適用自在である。例え
ば分割用コンベア5と累積コンベア3とは二個のサーボ
モータで夫々独立して駆動させる様にしてもよい。
その他、本発明は係る方法の各作業工程、及び装置の各
部の具体的な構成は、全て本発明の意図する範囲内で変
更又は設計変更自在である。
(発明の効果) 叙上の様に、本発明に係る方法では、累積コンベアによ
ってその前後が相互に当接した状態で移送される複数の
ワークをこれと同一速度で駆動した後段側の分割用コン
ベアに受け渡し移送させる際に、該分割用コンベアの駆
動ベルト間に挟まれたワークの個数が所望の個数になっ
た時点から次のワークが駆動ベルト間に挟まれる迄の期
間中だけ分割用コンベアを累積コンベアよりも高速とし
たために、その移送速度によって前記複数個のワークを
他の累積コンベア上のワーク群と分割させた状態で移送
できることとなった。
その結果、本発明では、従来の如く分割用コンベア側に
アタッチメントを備えたコンベアを必ずしも別途設ける
必要はなくなり、簡易な手段によって多数のワークを順
次連続して高速移送させながら所望の個数ずつに分割供
給できて、包装機やその他の装置類に極めて効率の良い
複数個一組のワーク供給が行え、各種作業に有意義な使
用が行える格別な効果を有するに至った。
また、本発明に係る装置によれば、累積コンベアの後段
側に設けた可変速度の分割用コンベアを、増速信号発信
手段及び減速信号発信手段から発信されるタイミング信
号を利用して所定の時期に増減速させることにより、上
記本発明に係るワーク分割供給方法が適切に実施でき、
その実用的価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る分割供給装置の一実施例を示す側
面図。 第2図はその駆動機構を示す概略平面図。 第3図及び第4図はワークを分割供給させる状態の要部
側面図。 第5図、第6図(イ),(ロ)、及び第7図は従来例を
示す要部側面図。 2…ワーク、3…累積コンベア 5…分割用コンベア、6,6a…駆動ベルト 24…増速信号発信手段(センサー) 25…減速信号発信手段(センサー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/88 A 8010−3F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】累積コンベア3によってその前後が相互に
    当接した配列状態で移送される複数のワーク2…を、複
    数個一組に分割して下流側に供給させる方法であって、
    前記累積コンベア3から送出されるワーク2…を、該累
    積コンベア3の後段側に配置された分割用コンベア5の
    相互に対向して設けられた駆動ベルト6,6a間に受け渡し
    て前記累積コンベア3と同一速度でワーク2…を下流側
    に移送せしめ、その後前記駆動ベルト6,6aが所望の個数
    のワーク2…を挟んだ際に該駆動ベルト6,6aによるワー
    ク2…の移送速度を累積コンベア3側よりも高速に加速
    し、次の先頭のワーク2dが駆動ベルト6,6a間に挟まれる
    以前に該駆動ベルト6,6aを元の運転速度に戻すことを特
    徴とするワークの分割供給方法。
  2. 【請求項2】複数のワーク2…の前後部を相互に当接さ
    せて移送する累積コンベア3と、該累積コンベア3の後
    段側の配置されて該累積コンベア3から順次受け渡され
    るワーク2…を相互に対向して設けられた駆動ベルト6,
    6aにより挟んで移送可能な速度可変の分割用コンベア5
    と、該分割用コンベア5の駆動ベルト6,6aに挟まれたワ
    ーク2の個数が所望の個数に達した際にこれを検知して
    前記分割用コンベア5の線速度を累積コンベア3よりも
    高速に増速させるためのタイミング信号を発信する増速
    信号発信手段24と、該増速信号発信手段24からのタイミ
    ング信号の発信後において累積コンベア3上を移送され
    る次のワーク2dが分割用コンベア5の駆動ベルト6,6a間
    に挟まれる以前に累積コンベア3よりも高速に増速され
    た分割用コンベア5を累積コンベア3と同一速度に減速
    させるためのタイミング信号を発信する減速信号発信手
    段25とからなることを特徴とするワークの分割供給装
    置。
  3. 【請求項3】増速信号発信手段24が、分割用コンベア5
    の駆動ベルト6,6a間に所望の個数のワーク2…が挟まれ
    る際の先頭のワーク2dの先端部を検知して信号を発信す
    るセンサーである特許請求の範囲第2項記載のワークの
    分割供給装置。
  4. 【請求項4】減速信号発信手段25が、分割用コンベア5
    にて移送されるワーク2…の後端部が所定の位置に到達
    した際にこれを検知して信号を発信するセンサーである
    特許請求の範囲第2項又は第3項記載のワークの分割供
    給装置。
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