JPH0958851A - 缶洗浄工程における転倒缶除去装置 - Google Patents

缶洗浄工程における転倒缶除去装置

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JPH0958851A
JPH0958851A JP7240906A JP24090695A JPH0958851A JP H0958851 A JPH0958851 A JP H0958851A JP 7240906 A JP7240906 A JP 7240906A JP 24090695 A JP24090695 A JP 24090695A JP H0958851 A JPH0958851 A JP H0958851A
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JP
Japan
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mesh belt
belt conveyor
conveyor
speed
overturned
Prior art date
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Pending
Application number
JP7240906A
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English (en)
Inventor
Mamoru Inoue
守 井上
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Rozai Kogyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Rozai Kogyo Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行メッシュベルトコンベヤーに移送される
前に缶と缶との間に隙間を発生させ、転倒缶を缶排出口
より確実に除去して先工程に移送されることのない缶洗
浄工程における転倒缶除去装置を提供すること。 【解決手段】 本発明に係わる缶洗浄工程における転倒
缶除去装置は、先行メッシュベルトコンベヤー1と後行
メッシュベルトコンベヤー2の間に、後行メッシュベル
トコンベヤー2のスピードより速い増速コンベヤー3を
配設すると共に、該増速コンベヤー3と先行メッシュベ
ルトコンベヤー1の上方に吸着移送装置4を配設し、且
つ増速コンベヤー3と先行メッシュベルトコンベヤー1
間に転倒缶排出口8を設けたことを特徴とする缶洗浄工
程における転倒缶除去装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビールや清涼飲料
水などの飲料缶に多く使われているDI缶を製造する過
程の洗浄工程で発生する転倒缶を次工程に移送すること
のない缶洗浄工程における転倒缶除去装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、DI缶(Drawn and ironed ca
n)法で製造される缶は、プレス加工時に付着する潤滑
剤や金属粉を除去すると共に、後工程における外周面の
印刷や内周面塗装等の処理を安定した状態で行なうため
に、各種の洗浄工程を経て脱脂、処理している。
【0003】その処理される缶は、缶底を上向きにして
一連の洗浄機の各ステージ内に設けられたメッシュベル
トコンベヤーに載って移送される間に、メッシュベルト
コンベヤーの上下部に配置したスプレノズルから水およ
び薬液等の洗浄液を缶の外面、内面に吹きつけて連続的
に脱脂、処理している。
【0004】ところが、この洗浄液に水あかや金属粉が
混じることがあり、これらの異物が混じるとスプレノズ
ルが目詰まりすることがある。この目詰まりが生じると
スプレノズルから放出される洗浄液は正常なスプレノズ
ルだけの吹きつけになり、缶の一側面にしか当たらず、
片側のみに圧力がかかるだけでバランスが悪く軽量のア
ルミ缶などは転倒することがある。
【0005】缶が倒れると缶の内面、外面とも充分洗浄
されないばかりでなく、処理液が付着したまゝ次工程の
洗浄液と混入することになり、洗浄斑が生じると共に、
その周辺の缶も汚染されるので、次工程への移送を防が
なければならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転倒缶
の外周面についた洗浄液の水分の表面張力により、図3
に示すように、隣接する正常缶Aと接し、転倒缶Bが抱
き込まれて正常缶Aと一緒に、図6に示すように吸着移
送装置4に吸着され、本来、落下されるべき缶排出口8
で落下されず先工程に移送されるので、その周辺の缶も
汚染されることになり、ラインを停止して多量の不良缶
を取除く作業およびタンク液の取替え等を行なわねばな
らず、稼働効率の点からも歩溜り率の点からも転倒缶の
発生の対策に苦慮しているのが現況である。
【0007】本発明は上記のような問題を解決すること
を課題として研究開発されたもので、先行メッシュベル
トコンベヤーに移送される前に缶と缶との間に隙間を発
生させ、転倒缶を缶排出口より確実に除去して先工程に
移送されることのない缶洗浄工程における転倒缶除去装
置を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明では、先行メッシ
ュベルトコンベヤーと後行メッシュベルトコンベヤーの
間に、後行メッシュベルトコンベヤーのスピードより速
い増速コンベヤーを配設すると共に、該増速コンベヤー
と先行メッシュベルトコンベヤーの上方に吸着移送装置
を配設し、且つ増速コンベヤーと先行メッシュベルトコ
ンベヤー間に転倒缶排出口を設けたことを特徴とする缶
洗浄工程における転倒缶除去装置を開発し、採用した。
【0009】また、本発明では上記のように構成した缶
洗浄工程における転倒缶除去装置において、後行メッシ
ュベルトコンベヤーと増速コンベヤーとの間に、デッド
プレートを設けた缶洗浄工程における転倒缶除去装置を
開発し、採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付図面に基づいて説明する。本発明の缶洗浄工程にお
ける転倒缶除去装置は、先行メッシュベルトコンベヤー
1と、後行メッシュベルトコンベヤー2と、その間に配
設される増速コンベヤー3と、先行メッシュベルトコン
ベヤー1と増速コンベヤー3の上方に設置する缶を吸着
する吸着移送装置4で構成されている。
【0011】先行メッシュベルトコンベヤー1と、後行
メッシュベルトコンベヤー2は共に気液流通可能なメッ
シュベルトコンベヤーで、缶Aの底部を上にして倒立載
置して搬送するもので、先行コンベヤー1と後行コンベ
ヤー2は適宜の間隔を存して配設されており、その間に
比較的長さの短い後行メッシュベルトコンベヤー2より
速度の速い増速コンベヤー3が配設されている。
【0012】増速コンベヤー3と先行メッシュベルトコ
ンベヤー1の上方に設置されている吸着移送装置4は、
底部の全面に多数の小孔5a,5a……5aを穿設した
吸引室5bを有する吸引箱5と、その吸引箱5に連通す
る吸引ファン6と、吸引箱5の下面に沿って循環走行す
る巾方向の全面に多数の小孔7a,7a……7aを穿設
した孔明きベルト7とで構成されている。
【0013】8は先行メッシュベルトコンベヤー1と増
速コンベヤー3間に設けられた転倒缶の排出口であり、
その下部に設けた受箱(図示せず)に転倒缶が落下収納
されるものである。9は後行メッシュベルトコンベヤー
2と増速コンベヤー3間に設けた搬送缶がスムーズに増
速コンベヤー3に移送させるためのデッドプレートであ
る。
【0014】このように構成した本発明の装置の使用態
様を述ベると、図3に示すように、後行メッシュベルト
コンベヤー2に載って搬送されて来る倒立状態の正常缶
Aの中に転倒缶Bがある場合、転倒缶Bは周辺缶C……
Cと相互に接して搬送され、デッドプレート9を介して
増速コンベヤー3に移送される増速コンベヤー3に載る
と後行メッシュベルトコンベヤー2との速度の違いで図
4に示すように倒立状態の正常缶A、転倒缶Bおよび周
辺Cの間に隙間ができて前進される。
【0015】この隙間を保持した状態で吸着移送装置4
に進み、倒立状態の正常缶Aは孔明きベルト7の下面に
吸着され、先行メッシュベルトコンベヤー1に移送され
るが、転倒缶Bは高さが低いため孔明きベルト7の下面
に吸着されず、増速コンベヤー3に載ったまゝ進み、先
行メッシュベルトコンベヤー1との間に形成された排出
口8から落下して除去されるものである。
【0016】
【実施例】さらに、具体的実施例を説明すると、コンベ
ヤー速度2m/分の後行メッシュベルトコンベヤー2に
載った缶底を上にした倒立状態の缶Aが前後左右に接し
た状態で搬送されるが、その先に配されたコンベヤー速
度3m/分の増速コンベヤー3に移載されると互いに接
していた缶が図4に示すように、前後方向に約30mm左
右方向に約10mmの隙間が生じることが確認できた。
【0017】そして、吸着移送装置4の下に入ると、倒
立状態の正常缶Aは孔明きベルト7の下面に吸着され先
行メッシュベルトコンベヤー1に移載されるが、転倒缶
Bは高さが低いため孔明きベルト7の下面に吸着され
ず、増速コンベヤー3に載ったまゝ進み排出口8から落
ちて転倒缶Bは次工程に進まないことが確認できた。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によれば、吸着移送装置に入る前に缶と
缶の間に間隔ができ、転倒缶が吸着移送装置に吸着され
ず排出口から除去されるので、次工程に搬送されること
がなくなり、転倒缶による汚染がなくなる。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、後行
メッシュベルトコンベヤーから増速コンベヤーへの載り
移りを転倒することなく、スムーズに行なうことができ
次工程への搬送が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶洗浄工程における転倒缶除去装置の
簡略斜視図である。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】後行メッシュベルトコンベヤー上に載って搬送
されてくる缶を示す平面図である。
【図4】増速ベルトコンベヤー上の缶を示す平面図であ
る。
【図5】先行メッシュベルトコンベヤー上の缶を示す平
面図である。
【図6】従来例の簡略側面図である。
【符号の説明】
1 先行メッシュベルトコンベヤー 2 後行メッシュベルトコンベヤー 3 増速コンベヤー 4 吸着移送装置 8 転倒缶排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行メッシュベルトコンベヤーと後行メ
    ッシュベルトコンベヤーの間に、後行メッシュベルトコ
    ンベヤーのスピードより速い増速コンベヤーを配設する
    と共に、該増速コンベヤーと先行メッシュベルトコンベ
    ヤーの上方に吸着移送装置を配設し、且つ増速コンベヤ
    ーと先行メッシュベルトコンベヤー間に転倒缶排出口を
    設けたことを特徴とする缶洗浄工程における転倒缶除去
    装置。
  2. 【請求項2】 後行メッシュベルトコンベヤーと増速コ
    ンベヤーとの間に、デッドプレートを設けてある請求項
    1に記載の缶洗浄工程における転倒缶除去装置。
JP7240906A 1995-08-25 1995-08-25 缶洗浄工程における転倒缶除去装置 Pending JPH0958851A (ja)

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