JPH11197419A - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

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JPH11197419A
JPH11197419A JP10018104A JP1810498A JPH11197419A JP H11197419 A JPH11197419 A JP H11197419A JP 10018104 A JP10018104 A JP 10018104A JP 1810498 A JP1810498 A JP 1810498A JP H11197419 A JPH11197419 A JP H11197419A
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screen
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Akinori Kawamuki
了典 川向
Yasuhiro Sakakawa
康裕 坂川
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Shibuya Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の濾過槽で濾過されたラベル滓等を一本の
スクリューコンベヤによって排出する。 【解決手段】複数の洗浄液槽6,8の側壁にそれぞれ濾
過槽26,28が設けられている。各濾過槽26,28
は、円板スクリーン40,42,44,46を有してお
り、洗浄液槽6,8側からサクションパイプ74によっ
て濾過槽26,28内の洗浄液を吸引することにより濾
過する。各スクリーン40,42,44,46に吸着さ
れたラベル滓は、ブロア50の吹出し口54,56から
のエアによって吹き飛ばされ、前方に設けた一本の樋5
8内に投入される。樋58内には連続した一本のスクリ
ューコンベヤ60が配置されており、このスクリューコ
ンベヤ60の回転によって樋58内のすべてのラベル滓
が排出される。スクリューコンベヤ60は洗びん機の下
流側から上流側へ向けて進行し、ラベル滓は、進行方向
前方に設けられた屑受けかご86に投入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は濾過装置に係り、特
に、洗びん機等に設けられ、洗浄されたびんから剥離し
て洗浄液中に混入したラベル滓等の屑を濾過して除去・
排出する濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗びん機は一般に、複数の洗浄液槽を配
置し、キャリアチェーンに取付けた多数のホルダ内にび
んを保持して連続的に搬送し、この搬送中に前記各洗浄
液槽内に順次浸漬して洗浄し、あるいは洗浄液槽の上方
を移動する間に洗浄ノズルから洗浄液を噴射して洗浄を
行なうようになっている。前記のように洗浄が行なわれ
ると、びんに貼り付けられていたラベルが剥離し、ま
た、びんに付着していたその他のごみ等が洗浄液中に混
入する。このようなラベル滓等の屑が混入した洗浄液
を、洗浄液槽に隣接して設けた濾過装置によって濾過
し、濾過液は前記各洗浄液槽に戻すとともに、ラベル滓
等の屑は洗びん機外に排出する。
【0003】前記洗びん機に設けられた濾過装置は、通
常、洗浄液槽から洗浄液が供給される濾過槽内に回転式
の円板スクリーン等を備えており、サクションパイプに
よって濾過槽内の洗浄液を吸引し、この円板スクリーン
を透過させることによりラベル滓等をスクリーンに付着
させて濾過するようになっている。そして、円板スクリ
ーンに付着したラベル滓等は、スクリーンの回転によっ
て大気中に出たときに、背面側からエアを吹付けて吹き
飛ばし、スクリーンの前方に設けたシュート内に投入し
て下方に落下させることにより排出していた(特公平7
−61407号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】洗びん機には、一般
に、複数の洗浄液槽が配置されており、ラベル滓等を、
各洗浄液槽毎に設けた濾過装置のスクリーンから、それ
ぞれシュート内に投入して排出する構成にした場合に
は、これら各シュートの排出部から人手により集める
か、あるいはベルトコンベヤ等を設置して搬出する必要
がある。また、シュートによりラベル滓等を排出する構
成では、エアを吹付けて飛ばしたラベル滓等がシュート
の縁に引っ掛かり、再度液槽内に落下したり、シュート
の縁に引っ掛かった屑が積もり、後から吹き飛ばされる
屑の障壁になる等の問題があった。
【0005】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、排出されるラベル滓等の屑を、個別のシュー
トからそれぞれ取出す必要がなく、また、シュートに引
っ掛かるおそれもなく、しかも、構造上大きい強度や駆
動力を必要とせずラベル滓等を排出可能な濾過装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る濾過装置
は、洗浄液槽内の液をスクリーンによって濾過し、この
スクリーンに付着した屑を除去手段によって除去して排
出するものであって、特に、複数の洗浄液槽を上流側か
ら工程順に配置し、これら各液槽の液をそれぞれ濾過す
るスクリーンを設けるとともに、前記各スクリーンの前
方に、除去手段によって除去した屑を受ける連続した一
本の樋、およびこの樋内で回転するスクリューを配置
し、かつ、このスクリューを前記洗浄液槽の下流側から
上流側へ向けて進行させて、前記除去した屑を上流側へ
排出し一ケ所に集めるようにじたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る濾過装置を備えた洗びん機の全体を示す側面図、図2
はこの洗びん機の平面図、図3は図1のIII−III
線に沿う断面図である。この洗びん機は、前後の隔壁2
によって区画された第1洗浄液槽4、第2洗浄液槽6お
よび第3洗浄液槽8が、上流側(図の左側)から順に配
置されている。これら第1ないし第3の洗浄液槽4,
6,8およびその前後に設けられた給びん部10、排び
ん部12に亘って、一対のキャリアチェーン14が掛け
回されている。この両側のキャリアチェーン14間に
は、図3に示すように、多数のホルダ16が取付けられ
たブリッジ18が等間隔で架け渡され、各ホルダ16内
にびん20を収容して搬送する。
【0008】各洗浄液槽4,6,8の上方の、キャリア
チェーン14によるびん20の搬送経路の下方には、洗
浄液を噴射する洗浄ノズル22(図3では図示を省略)
が配置されており、給びん部10において各ホルダ16
内に供給されて搬送されるびん20に対し洗浄液が噴射
されて、これらびん20を洗浄する。洗浄されたびん2
0は、排びん部12でホルダ16から取出されて洗びん
機から排出される。そして、前記洗浄ノズル22からび
ん20に噴射された洗浄液は、びん20から剥離したラ
ベル滓やびん20に付着していたごみ等とともに前記洗
浄液槽4,6,8内に流下する。
【0009】前記各洗浄液槽4,6,8の側壁4a,6
a,8aに、洗浄液を濾過する第1ないし第3の濾過槽
24,26,28がそれぞれ一体的に設けられている。
この濾過槽24,26,28は、図1および図2の要部
を拡大した図4および図5に示すように、洗浄液槽4,
6,8の側壁4a,6a,8aに液密を保持して固定さ
れた濾過槽の外壁30,32,34と、洗浄液槽4,
6,8の側壁4a,6a,8aに支持された水平の回転
軸36(図3に第2洗浄液槽6の一方の回転軸だけを示
し他は図示を省略)に取付けられて回転する第1ないし
第5円板スクリーン38,40,42,44,46と、
円板スクリーン38,40,42,44,46の中心よ
り上部の洗浄液槽4,6,8側に配置されたブロア4
8,50からのエア吹出口52,54,56(他は図示
を省略)と、各円板スクリーン38,40,42,4
4,46の前面側の、ほぼ中間の高さに配置され、エア
によって吹き飛ばされたラベル滓等を受ける樋57,5
8と、この樋58内に配設され、樋58内に投入された
ラベル滓を排出するスクリューコンベヤ59,60とを
備えている。
【0010】また、洗浄液槽4,6,8の内部の、濾過
槽24,26,28と向かい合う位置に、隔壁62,6
4,66によって区画された清水槽68,70,72が
設けられており、これら清水槽68,70,72側から
サクションパイプ74(図3参照、他は図示を省略)に
よって吸引することにより、濾過槽24,26,28内
の洗浄液を、円板スクリーン38,40,42,44,
46を通過させて濾過する。なお、洗浄液槽4,6,8
の側壁4a,6a,8aには、濾過液が通る開口4c,
6c,8cが設けられており、濾過された洗浄液は、こ
れらの開口4c,6c,8cを通って清水槽68,7
0,72に流入する。また、前記サクションパイプ74
によって清水槽68,70,72内に吸引された濾過液
は、ポンプによって前記洗浄ノズル22に送られてびん
20に噴射された後各洗浄液槽4,6,8に戻る。
【0011】この実施例では、第1洗浄液槽4の濾過槽
24には一台の円板スクリーン38が、そして、第2お
よび第3の各洗浄液槽6,8の第2、第3濾過槽26,
28にはそれぞれ二台の円板スクリーン40,42,4
4,46が設けられている。各円板スクリーン38,4
0,42,44,46は、洗浄液槽4,6,8の側壁4
a,6a,8aと清水槽68,70,72の隔壁62,
64,66との間に支持された水平の回転軸36にそれ
ぞれ取付けられており、洗浄液槽4,6,8内を横断す
るシャフト76(他は図示を省略)を介して、洗浄液槽
4,6,8の他方の側壁4b,6b,8bに固定された
駆動源78に連結されて回転される。円板スクリーン3
8,40,42,44,46の外周は、側壁4a,6
a,8aに固定されたリング状のシール部材80(他は
図示を省略)に摺接するようになっている。
【0012】洗浄液槽4,6,8および濾過槽24,2
6,28内には、液面82の高さが円板スクリーン3
8,40,42,44,46のほぼ中間程度まで達する
ように洗浄液が収容されるようになっており、この液面
82よりも上方の各円板スクリーン38,40,42,
44,46の背後に、ブロア48,50から送られたエ
アが吹出されるエア吹出口52,54,56が設けられ
ている。このエア吹出口52,54,56は、円板スク
リーン38,40,42,44,46の回転中心(水平
な回転軸36)の上方に縦方向に配置されている。
【0013】前記各円板スクリーン38,40,42,
44,46の前面側に、ほぼ中央部を横断する水平な第
1および第2樋57,58が配置されている。この実施
例では、第1洗浄液槽4の外部側に設けられた第1濾過
槽24と、第2洗浄液槽6の外部に設けられた第2濾過
槽26との間に屑受けかご84が設けられており、第1
洗浄液槽4に設けられた円板スクリーン38の前面に第
1樋57が配置され、第2および第3の洗浄液槽6,8
に設けられた第2ないし第5の円板スクリーン40,4
2,44,46の前面に連続した一本の第2樋58が配
置されて、それらの先端が前記屑受けかご84上に臨ん
でいる。
【0014】第1洗浄液槽4の円板スクリーン38の前
面に配置された第1樋57と、第2および第3洗浄液槽
6,8の円板スクリーン40,42,44の前面に配置
された第2樋58内にそれぞれ第1および第2のスクリ
ューコンベヤ59,60が配設されている。これらスク
リューコンベヤ59,60は、図6および図7に示すよ
うに(これらの図では第2樋58および第2スクリュー
コンベヤ60を示す)、互いに連結されて同一のモータ
86によって回転されるシャフト60aの外周面に形成
された、逆方向の螺旋状のブレード60bを有してお
り、モータ86によってシャフト60aが回転される
と、第1洗浄液槽4側の第1スクリューコンベヤ59は
第1樋57内のラベル滓等を図4の右方向に搬送し、第
2および第3洗浄液槽6,8側の第2スクリューコンベ
ヤ60は第2樋58内のラベル滓等を図4の左方向、す
なわち、びん20の進行方向の上流側に向かって搬送す
るようになっている。
【0015】前記洗浄液槽4,6,8の底板4e,6
e,8eの下方には、もう一枚の底板(以下底壁と呼
ぶ)4f,6f,8fが設けられている。これら底板4
e,6e,8eと底壁4f,6f,8fとの間には、洗
浄液槽4,6,8の幅方向に配置されて両者間の空間を
仕切る複数の側板4g,6g,8gが固定されており、
これら側板4g,6g,8gにより複数のダクト4h,
6h,8hが形成されている。これらダクト4h,6
h,8hの上面、すなわち底板4e,6e,8eには、
図8に示すように、複数個の開口88(第1および第3
洗浄液槽4,8の開口は図示を省略)が形成されてお
り、洗浄液槽4,6,8内の洗浄液が、これら開口88
から下方のダクト4h,6h,8h内に流入する。洗浄
液槽4,6,8の側壁(濾過槽24,26,28との間
の仕切り壁)4a,6a,8aの下端部には、ダクト4
h,6h,8hの大きさと同じ大きさの連通孔4i,6
i,8iが形成されており、前記洗浄液槽4,6,8か
ら底板4e,6e,8eの開口88を通ってダクト4
h,6h,8h内に流入した洗浄液は、この連通口4
i,6i,8iを通って濾過槽24,26,28内に導
入される。
【0016】以上の構成に係る濾過装置の作動について
説明する。洗びん機の給びん部10から、キャリアチェ
ーン14の各ホルダ16内に挿入された多数のびん20
は、チェーン14の走行によって図1および図2の左か
ら右方向に搬送され、各洗浄液槽4,6,8の上方で、
洗浄ノズル22から洗浄液を噴射されて洗浄される。び
ん20に対し吹付けられた洗浄液は、剥離したラベル滓
等とともにそれぞれ下方の洗浄液槽4,6,8内に流下
する。
【0017】下方の洗浄液槽4,6,8では、清水槽6
8,70,72側からサクションパイプ74によって吸
引しており、濾過槽24,26,28内の洗浄液が円板
スクリーン38,40,42,44,46および濾過液
が通る開口4c,6c,8cを透過して清水槽68,7
0,72側に流入し、また、洗浄液槽4,6,8内の洗
浄液は、この洗浄液槽4,6,8の底板4e,6e,8
eに形成された開口88から、底板4e,6e,8eと
底壁4f,6f,8fとの間のダクト4h,6h,8h
内に入り、側壁4a,6a,8aの下端に形成された連
通孔4i,6i,8iから前記濾過槽24,26,28
に導入されて洗浄液が循環している。
【0018】洗浄液槽4,6,8の底板4e,6e,8
eには、洗浄液槽4,6,8の幅方向に適当な間隔で配
置された開口88が形成されており、洗浄液が前述のよ
うに循環する際に、死角になって流れが淀む部分がない
ので、洗浄液槽4,6,8の底部にラベル滓等が沈殿す
ることを防止することができる。また、この実施例で
は、洗浄液槽4,6,8の底板4e,6e,8eと、そ
の下部に設けた底壁4f,6f,8fとの間の空間に、
複数の側板4g,6g,8gを配置してダクト4h,6
h,8hを形成しているので、洗浄液槽4,6,8の底
部を補強する補強材が不要になる。さらに、前記のよう
に洗浄ノズル22から洗浄液を噴射するジェット式洗び
ん機では、洗浄液槽4,6,8に流下する液が泡立って
おり、この泡を吸込むとポンプ圧が下がるため能力が低
下してしまうという問題があったが、洗浄液槽4,6,
8の最下層から取水するようにしたので、前記のような
問題の発生を防止することができる。
【0019】なお、この実施例では、洗浄液槽4,6,
8の底板4e,6e,8eとその下方の底壁4f,6
f,8fとの間に側板4g,6g,8gを設けてダクト
4h,6h,8hを形成しているが、空間の内部を仕切
る側板を設けず単なる二重底にした場合でも、上部の底
板4e,6e,8eに前記実施例と同様の開口88を形
成することにより、同様の効果を奏することができる。
但し、ダクト4h,6h,8hを形成して液通路の断面
積を小さくした場合のほうが、洗浄液槽4,6,8から
濾過槽24,26,28へ流れる洗浄液の流速が早くな
るので、より効果的にラベル滓等を濾過槽24,26,
28側へ押し流すことができる。
【0020】サクションパイプ74によって吸引されて
洗浄液が円板スクリーン38,40,42,44,46
を透過すると、洗浄液中に混入していたラベル滓等は、
円板スクリーン38,40,42,44,46に付着し
て洗浄液中から除去される。一方、濾過された液は清水
槽68,70,72内に流入する。前記円板スクリーン
38,40,42,44,46は回転しており、濾過槽
24,26,28の液中でラベル滓等が付着した下部が
回転に伴って液中から上方へ出る。これら円板スクリー
ン38,40,42,44,46の上部の大気中に露出
している部分の背後(洗浄液槽4,6,8側)にはエア
の吹出し口52,54,56が設けられており、円板ス
クリーンに付着したラベル滓等の屑は、この吹出し口5
2,54,56の位置に到達すると、ブロア48,50
からのエアによって吹き飛ばされて前面に配置された樋
57,58内に落下する。樋57,58内にはスクリュ
ーコンベヤ59,60が配設されており、その回転によ
って、第1洗浄液槽4のラベル滓は下流側(図4の右方
向)に向かって搬送されて屑受けカゴ84内に投入され
る。一方、第2および第3洗浄液槽6,8のラベル滓は
上流側に向かって搬送されて屑受けカゴ84内に投入さ
れる。なお、この実施例では、スクリーンに付着したラ
ベル滓等をエアによって吹き飛ばして除去するようにし
ているが、除去手段はエアに限定されるものではなく、
ジェット水の噴射あるいはかき取り等によって除去する
ことも可能である。
【0021】前記構成の洗びん機は、図の左から右に向
かってびん20を搬送して洗浄するようになっており、
上流側の洗浄液槽ほど洗浄液中に混入するラベル滓その
他の屑の量が多い。従って、例えば第2洗浄液槽4の第
2および第3円板スクリーン40,42には、第3洗浄
液槽6の第4および第5円板スクリーン44,46より
も大量のラベル滓等が付着して樋58内に排出される。
そのためスクリューコンベヤ60によって下流側に向け
て排出しようとすると、量が多く重いラベル滓を長い工
程に亘って搬送しなければならず負荷が大きいが、本実
施例のように上流側に向けて搬出すれば、大量の重いラ
ベル滓を早く排出することができ、負荷が小さくてすむ
ので、回転軸の剛性や駆動力を小さくすることができ
る。また、上流側に向けて排出するようにしたので、屑
受けかご84が上流側に配置されるため、洗浄後の清潔
なびん20が排出される排びん部12の雰囲気を悪化さ
せるおそれがない。なお、前記実施例では、第2および
第3洗浄液槽6,8にそれぞれ2台の円板スクリーン4
0,42,44,46を設けたが、2台に限るものでは
なく、各1台あるいは3台以上設けても良い。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、洗浄
液槽内の液をスクリーンによって濾過し、このスクリー
ンに付着した屑を除去手段によって除去して排出する濾
過装置において、複数の洗浄液槽を上流側から工程順に
配置し、これら各液槽の液をそれぞれ濾過するスクリー
ンを設けるとともに、前記各スクリーンの前方に、除去
手段によって除去した屑を受ける連続した一本の樋、お
よびこの樋内で回転するスクリューを配置し、かつ、こ
のスクリューを前記洗浄液槽の下流側から上流側へ向け
て進行させて、前記除去した屑を上流側へ排出し一ケ所
に集めるようにしたことにより、各濾過槽によって濾過
されたラベル滓等の屑を一本のスクリューコンベヤによ
って排出することができ、しかも、洗浄液槽の上流側へ
向けて搬出するので、スクリューコンベヤにかかる負荷
が小さく、回転軸の剛性や駆動力を小さくすることがで
きる。また、上流側に向けて搬出するので、排びん部の
清浄な雰囲気を悪化させるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る濾過装置を備えた洗び
ん機の側面図である。
【図2】前記洗びん機の平面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1の要部の拡大図である。
【図5】図2の要部の拡大図である。
【図6】図3の要部の拡大図である。
【図7】図4のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】洗浄液槽の底板を示す平面図である。
【符号の説明】
6 洗浄液槽(第2洗浄液槽) 8 洗浄液槽(第3洗浄液槽) 40 スクリーン(第2円板スクリーン) 42 スクリーン(第3円板スクリーン) 44 スクリーン(第4円板スクリーン) 46 スクリーン(第5円板スクリーン) 48 除去手段(ブロア) 50 除去手段(ブロア) 52 除去手段(エア吹出口) 54 除去手段(エア吹出口) 56 除去手段(エア吹出口) 58 樋(第2樋) 60 スクリューコンベヤ(第2スクリューコンベ
ヤ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 33/10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液槽内の液をスクリーンによって濾
    過し、このスクリーンに付着した屑を除去手段によって
    除去して排出する濾過装置において、 複数の洗浄液槽を上流側から工程順に配置し、これら各
    液槽の液をそれぞれ濾過するスクリーンを設けるととも
    に、前記各スクリーンの前方に、除去手段によって除去
    した屑を受ける連続した一本の樋、およびこの樋内で回
    転するスクリューを配置し、かつ、このスクリューを前
    記洗浄液槽の下流側から上流側へ向けて進行させて、前
    記除去した屑を上流側へ排出し一ケ所に集めることを特
    徴とする濾過装置。
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