JPH05184847A - 充填塔式集塵装置 - Google Patents
充填塔式集塵装置Info
- Publication number
- JPH05184847A JPH05184847A JP4000458A JP45892A JPH05184847A JP H05184847 A JPH05184847 A JP H05184847A JP 4000458 A JP4000458 A JP 4000458A JP 45892 A JP45892 A JP 45892A JP H05184847 A JPH05184847 A JP H05184847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- supply pipe
- water
- packed
- pipe
- Prior art date
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- Pending
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- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】定期的に充填層５の清掃することなく長時間運
転する。 【構成】吸気口から入るガスに散水する給水ノズルを取
付ける給水管３に回転管１０と、この回転管１０を軸と
して給水管３を回転させる回転伝達機構９及びモータ８
とを設け、給水管１０の向きを定期的あるいは常時変
え、充填層５の面に一様に洗浄水を散水させ、局所的に
目づまりを防止している。
転する。 【構成】吸気口から入るガスに散水する給水ノズルを取
付ける給水管３に回転管１０と、この回転管１０を軸と
して給水管３を回転させる回転伝達機構９及びモータ８
とを設け、給水管１０の向きを定期的あるいは常時変
え、充填層５の面に一様に洗浄水を散水させ、局所的に
目づまりを防止している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は有害ガスまたはダストを
含む排気ガスを充填塔に通し洗浄して清浄化する充填塔
式集塵装置に関し、特に充填塔に関する。
含む排気ガスを充填塔に通し洗浄して清浄化する充填塔
式集塵装置に関し、特に充填塔に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の一例を示す充填塔式集塵装
置における充填塔の模式図である。従来、この種の充填
塔式集塵装置における充填塔は、例えば、図２に示すよ
うに、吸気口１と排気口２とをもつ塔本体と、この塔本
体に固定して取付けられるとともに複数の給水ノズル４
を有する給水管３と、有害物質を分離する充填層５と、
水分を除去するデミスタ６と、分離された水を汲み上げ
る循環ポンプ７とを有していた。
置における充填塔の模式図である。従来、この種の充填
塔式集塵装置における充填塔は、例えば、図２に示すよ
うに、吸気口１と排気口２とをもつ塔本体と、この塔本
体に固定して取付けられるとともに複数の給水ノズル４
を有する給水管３と、有害物質を分離する充填層５と、
水分を除去するデミスタ６と、分離された水を汲み上げ
る循環ポンプ７とを有していた。
【０００３】次にこの充填塔式集塵装置の動作について
説明する。まず、有害ガスまたはダストを含む排ガスが
吸気口１より充填塔の塔本体に送り込まれる。次に給水
管３の洗浄水散水用の給水ノズル４より洗浄液が吹き出
され下方の充填層５の充填物の表面で水膜を形成した
り、送り込まれてきた排ガスと直接慣性衝突を起したり
して微細粒子の拡散付着により、洗浄集塵処理が行なわ
れる。後段のデミスタ６により水分が除去され、清浄化
した排ガスが排気口２より放出されていた。また、洗浄
水は、循環ポンプ７により充填塔を循環しており充填塔
内の液の保有量が一定になるように調整されている。
説明する。まず、有害ガスまたはダストを含む排ガスが
吸気口１より充填塔の塔本体に送り込まれる。次に給水
管３の洗浄水散水用の給水ノズル４より洗浄液が吹き出
され下方の充填層５の充填物の表面で水膜を形成した
り、送り込まれてきた排ガスと直接慣性衝突を起したり
して微細粒子の拡散付着により、洗浄集塵処理が行なわ
れる。後段のデミスタ６により水分が除去され、清浄化
した排ガスが排気口２より放出されていた。また、洗浄
水は、循環ポンプ７により充填塔を循環しており充填塔
内の液の保有量が一定になるように調整されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の充填塔式集
塵装置における充填塔では、ダストおよび反応生成物が
充填層５に付着するにつれて充填塔に対するガス供給圧
力損失が増して行き、やがては運転が困難になる。
塵装置における充填塔では、ダストおよび反応生成物が
充填層５に付着するにつれて充填塔に対するガス供給圧
力損失が増して行き、やがては運転が困難になる。
【０００５】このため定期的に装置を止めて充填層５を
洗浄する必要があった。特に充填層５の上部にある洗浄
水給水管３と洗浄水給水ノズル４は固定されているた
め、洗浄水が充填層５に全体に一様に行き渡たらなく、
また洗浄水の散水方向も一定であるため、ダストおよび
反応生成物の付着量が局部的に集中することになる。さ
らに、長時間連続運転の必要性から頻繁に装置を停止す
ることができず、このような圧力損失が高い状態で運転
しなければならなく清浄能力を十分発揮出来ないという
問題点があった。
洗浄する必要があった。特に充填層５の上部にある洗浄
水給水管３と洗浄水給水ノズル４は固定されているた
め、洗浄水が充填層５に全体に一様に行き渡たらなく、
また洗浄水の散水方向も一定であるため、ダストおよび
反応生成物の付着量が局部的に集中することになる。さ
らに、長時間連続運転の必要性から頻繁に装置を停止す
ることができず、このような圧力損失が高い状態で運転
しなければならなく清浄能力を十分発揮出来ないという
問題点があった。
【０００６】本発明の目的は、かかる問題を解消すべく
より長時間運転維持出来る充填塔式集塵装置を提供する
ことである。
より長時間運転維持出来る充填塔式集塵装置を提供する
ことである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の充填塔式集塵装
置は、有害物質あるいはダストを含むガスを入れる吸気
口及び清浄化されるガスを排出する排気口を有する塔体
と、吸収される前記ガスに洗浄水を散水する複数の給水
ノズルが取付けられる給水管と、この給水管に前記洗浄
水を供給する回転管と、この回転管を軸にして前記給水
管を回転させ向きを変える回転機構とを備えている。
置は、有害物質あるいはダストを含むガスを入れる吸気
口及び清浄化されるガスを排出する排気口を有する塔体
と、吸収される前記ガスに洗浄水を散水する複数の給水
ノズルが取付けられる給水管と、この給水管に前記洗浄
水を供給する回転管と、この回転管を軸にして前記給水
管を回転させ向きを変える回転機構とを備えている。
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は、本発明の一実施例を示す充填塔式
集塵装置の充填塔の模式図である。この実施例における
充填塔式集塵装置の充填塔は、洗浄水供給用の給水管３
を回転させる回転機構を設けたことである。すなわち、
図１に示すように、給水管３に取付けられる回転管１０
と、この回転管１０を軸として給水管３を回転させるモ
ータ８及び回転伝達機構９とを設けたことである。それ
以外は従来例と同じである。また、回転伝達機構は、安
価なプーリー伝達機構あるいはチェーン伝達機構が望ま
しい。
集塵装置の充填塔の模式図である。この実施例における
充填塔式集塵装置の充填塔は、洗浄水供給用の給水管３
を回転させる回転機構を設けたことである。すなわち、
図１に示すように、給水管３に取付けられる回転管１０
と、この回転管１０を軸として給水管３を回転させるモ
ータ８及び回転伝達機構９とを設けたことである。それ
以外は従来例と同じである。また、回転伝達機構は、安
価なプーリー伝達機構あるいはチェーン伝達機構が望ま
しい。
【００１０】このように給水管を回転する回転機構を設
け、定期的にあるいは常時給水管を回転させることによ
り、洗浄水の流れ方向を変化させ、充填層５に一様に散
水し、補集されたダストおよび反応生成物を洗い落とす
ことである。
け、定期的にあるいは常時給水管を回転させることによ
り、洗浄水の流れ方向を変化させ、充填層５に一様に散
水し、補集されたダストおよび反応生成物を洗い落とす
ことである。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、吸入され
るガスに散水する給水ノズルが取付けられる給水管を向
きを随時変える回転機構を設け、有毒物質を含む洗浄水
が充填層面上に一様に散水することにより充填層の目づ
まりにより圧力損失を低減出来るので、定期的な清掃作
業をすることなく長時間運転出来る充填塔式集塵装置が
得られるという効果がある。
るガスに散水する給水ノズルが取付けられる給水管を向
きを随時変える回転機構を設け、有毒物質を含む洗浄水
が充填層面上に一様に散水することにより充填層の目づ
まりにより圧力損失を低減出来るので、定期的な清掃作
業をすることなく長時間運転出来る充填塔式集塵装置が
得られるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す充填塔式集塵装置の充
填塔の模式図である。
填塔の模式図である。
【図２】従来の一例を示す充填塔式集塵装置の充填塔の
模式図である。
模式図である。
１ 吸気口 ２ 排気口 ３ 給水管 ４ 給水ノズル ５ 充填層 ６ デミスタ ７ 循環ポンプ ８ モータ ９ 回転伝達機構 １０ 回転管
Claims (1)
- 【請求項１】 有害物質あるいはダストを含むガスを入
れる吸気口及び清浄化されるガスを排出する排気口を有
する塔体と、吸収される前記ガスに洗浄水を散水する複
数の給水ノズルが取付けられる給水管と、この給水管に
前記洗浄水を供給する回転管と、この回転管を軸にして
前記給水管を回転させ向きを変える回転機構とを備える
ことを特徴とする充填塔式集塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4000458A JPH05184847A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 充填塔式集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4000458A JPH05184847A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 充填塔式集塵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184847A true JPH05184847A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11474360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4000458A Pending JPH05184847A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 充填塔式集塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05184847A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100333930B1 (ko) * | 1999-11-22 | 2002-04-22 | 김태일 | 유해가스 제거와 필터의 재생이 동시에 가능토록 한배기가스 처리용 가스 스크러버 및 그 배기처리방법 |
| KR100866163B1 (ko) * | 2007-05-03 | 2008-10-30 | 주식회사 피코 | 세정액 회전 공급부를 구비한 습식 가스 스크러버 |
-
1992
- 1992-01-07 JP JP4000458A patent/JPH05184847A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100333930B1 (ko) * | 1999-11-22 | 2002-04-22 | 김태일 | 유해가스 제거와 필터의 재생이 동시에 가능토록 한배기가스 처리용 가스 스크러버 및 그 배기처리방법 |
| KR100866163B1 (ko) * | 2007-05-03 | 2008-10-30 | 주식회사 피코 | 세정액 회전 공급부를 구비한 습식 가스 스크러버 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980916 |