JPS6115973Y2 - - Google Patents
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- JPS6115973Y2 JPS6115973Y2 JP6618981U JP6618981U JPS6115973Y2 JP S6115973 Y2 JPS6115973 Y2 JP S6115973Y2 JP 6618981 U JP6618981 U JP 6618981U JP 6618981 U JP6618981 U JP 6618981U JP S6115973 Y2 JPS6115973 Y2 JP S6115973Y2
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- Japan
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- rotor
- water
- bucket
- fountain
- fountain nozzle
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- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 25
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 15
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- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 7
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 6
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 6
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- 238000011001 backwashing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、沈砂掻上機のバケツト、沈砂洗浄
機の沈砂およびバケツトの洗浄などに用いる複数
の噴水ノズルを備えた間欠噴水ノズル装置に関す
るものである。
機の沈砂およびバケツトの洗浄などに用いる複数
の噴水ノズルを備えた間欠噴水ノズル装置に関す
るものである。
従来、沈砂掻上機のバケツトを洗浄する場合
に、複数の噴水ノズルをバケツトの移動方向に沿
つて配設し、各々の噴水ノズルからをそれぞれバ
ケツトに噴射して、バケツトを洗浄することが一
般に行なわれている。しかし、バケツトは無端チ
エーンに所定間隔で取付けられているので、複数
の噴水ノズルから水を常に噴射している従来のも
のでは、バケツトが洗浄位置にない場合でも水を
噴射することになり、多量の洗浄水が必要となつ
て洗浄水がむだであるという欠点があつた。ま
た、これを改善するために、各々の噴水ノズルを
電磁弁を介してポンプなどの圧力給水源と連通さ
せたものも、従来から知られているが、これは構
造が複雑で高価である上に、電磁弁の制御がむず
かしいという問題があつた。
に、複数の噴水ノズルをバケツトの移動方向に沿
つて配設し、各々の噴水ノズルからをそれぞれバ
ケツトに噴射して、バケツトを洗浄することが一
般に行なわれている。しかし、バケツトは無端チ
エーンに所定間隔で取付けられているので、複数
の噴水ノズルから水を常に噴射している従来のも
のでは、バケツトが洗浄位置にない場合でも水を
噴射することになり、多量の洗浄水が必要となつ
て洗浄水がむだであるという欠点があつた。ま
た、これを改善するために、各々の噴水ノズルを
電磁弁を介してポンプなどの圧力給水源と連通さ
せたものも、従来から知られているが、これは構
造が複雑で高価である上に、電磁弁の制御がむず
かしいという問題があつた。
この考案は、前述した欠点の解消と問題の解決
をしようとするものであつて、常に給水源と連通
している通水路を設けたロータを回転させること
により、前記通水路を複数の吐出口と順次連通お
よび遮断させ、前記吐出口とそれぞれ連通されて
いる噴水ノズルに間欠的い給水してこれらから間
欠的に水を噴射できるようにし、構造が簡単でし
かも作動の制御が容易な間欠噴水装置を提供する
ことを目的としている。
をしようとするものであつて、常に給水源と連通
している通水路を設けたロータを回転させること
により、前記通水路を複数の吐出口と順次連通お
よび遮断させ、前記吐出口とそれぞれ連通されて
いる噴水ノズルに間欠的い給水してこれらから間
欠的に水を噴射できるようにし、構造が簡単でし
かも作動の制御が容易な間欠噴水装置を提供する
ことを目的としている。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第1図、第2図において、1は円筒状の筐体で
あり、この筐体1の周壁には4つの吐出口2が円
周方向に等角度間隔で設けられ、これらの吐出口
2は噴水ノズル3とそれぞれ連通されている。な
お、第1図、第2図では1個だけ噴水ノズル3を
図示し、他は図示省略してある。前記筐体1内に
はロータ4が回転自在に嵌合され、このロータ4
の上端面の中心部にこれと一体に回転軸5が設け
られている。この回転軸5は筐体1の上壁から突
出され、この突出部5aにはプーリまたはスプロ
ケツト6が嵌着されて、これに掛けられた無端ベ
ルトまたは無端チエーン7が図示しない駆動手段
のプーリまたはスプロケツトに掛けられ、前記駆
動手段の駆動により回転軸5を介してロータ4が
回転されるようになつている。前記ロータ4内に
はかぎ形に曲がつた通水路8が形成され、この通
水路8の一端がロータ4の下端面に開口され、こ
の開口8aは筐体1の下壁に設けた給水口9と常
に連通されている。この給水口9はポンプ装置の
ような図示しない圧力水給水源と連通されてい
る。前記通水路8の他端がロータ4の外周面に開
口され、この開口8bは前記吐出口2と等径で、
これらと軸方向に対応する位置に配置され、前述
のようにしてロータ4が回転すると、通水路8の
他端の開口8bが順次各々の吐出口2と連通およ
び遮断されるようになつている。
あり、この筐体1の周壁には4つの吐出口2が円
周方向に等角度間隔で設けられ、これらの吐出口
2は噴水ノズル3とそれぞれ連通されている。な
お、第1図、第2図では1個だけ噴水ノズル3を
図示し、他は図示省略してある。前記筐体1内に
はロータ4が回転自在に嵌合され、このロータ4
の上端面の中心部にこれと一体に回転軸5が設け
られている。この回転軸5は筐体1の上壁から突
出され、この突出部5aにはプーリまたはスプロ
ケツト6が嵌着されて、これに掛けられた無端ベ
ルトまたは無端チエーン7が図示しない駆動手段
のプーリまたはスプロケツトに掛けられ、前記駆
動手段の駆動により回転軸5を介してロータ4が
回転されるようになつている。前記ロータ4内に
はかぎ形に曲がつた通水路8が形成され、この通
水路8の一端がロータ4の下端面に開口され、こ
の開口8aは筐体1の下壁に設けた給水口9と常
に連通されている。この給水口9はポンプ装置の
ような図示しない圧力水給水源と連通されてい
る。前記通水路8の他端がロータ4の外周面に開
口され、この開口8bは前記吐出口2と等径で、
これらと軸方向に対応する位置に配置され、前述
のようにしてロータ4が回転すると、通水路8の
他端の開口8bが順次各々の吐出口2と連通およ
び遮断されるようになつている。
次に、前述のように構成された間欠噴水ノズル
装置の使用例について説明する。
装置の使用例について説明する。
第3図は下水処理装置の沈砂掻上機に第1図、
第2図に示す噴水ノズル装置を使用した一例を示
す。第3図において、11は沈澱池、12は無端
チエーンであり、この無端チエーン12は、一部
が駆動源と連結されている複数のチエーンスプロ
ケツト13に掛けられて一部が沈澱池11の底に
沿つて配置され、他の一部が沈澱池11の水面は
上方に配置されている。また、無端チエーン12
には所定間隔で多数のバケツト14が連結され、
無端チエーン12の最上部下方にホツパ15が固
設されている。そして、無端チエーン12が第3
図に矢印に示す時計方向に移動することにより、
沈澱池11の底に溜つた沈砂をバケツト14に掻
入れ、バケツト14が無端チエーン12の最上部
で転動してバケツト14内の沈砂をホツパ15に
投入し、その後再び沈澱池11の底に至り、前述
した作動を繰返すことは、従来のこの種沈砂掻上
機である。前記無端チエーン12上部の外周側に
は、前述の実施例による間欠噴水ノズル装置の4
つの噴水ノズル3が所要の向きでバケツト14へ
の洗浄水の噴射可能に、無端チエーン12の移動
方向の前方から後方に向つて相等しい相互間隔で
配設されている。
第2図に示す噴水ノズル装置を使用した一例を示
す。第3図において、11は沈澱池、12は無端
チエーンであり、この無端チエーン12は、一部
が駆動源と連結されている複数のチエーンスプロ
ケツト13に掛けられて一部が沈澱池11の底に
沿つて配置され、他の一部が沈澱池11の水面は
上方に配置されている。また、無端チエーン12
には所定間隔で多数のバケツト14が連結され、
無端チエーン12の最上部下方にホツパ15が固
設されている。そして、無端チエーン12が第3
図に矢印に示す時計方向に移動することにより、
沈澱池11の底に溜つた沈砂をバケツト14に掻
入れ、バケツト14が無端チエーン12の最上部
で転動してバケツト14内の沈砂をホツパ15に
投入し、その後再び沈澱池11の底に至り、前述
した作動を繰返すことは、従来のこの種沈砂掻上
機である。前記無端チエーン12上部の外周側に
は、前述の実施例による間欠噴水ノズル装置の4
つの噴水ノズル3が所要の向きでバケツト14へ
の洗浄水の噴射可能に、無端チエーン12の移動
方向の前方から後方に向つて相等しい相互間隔で
配設されている。
したがつて、無端チエーン12と間欠噴水ノズ
ル装置のロータ4とを同期駆動させ、これらの速
度を適切な比率にすることにより、バケツト14
が各々の噴水ノズル3と対応する位置に到達した
時期にだけ、これらの噴水ノズル3に圧力水が供
給されるようにロータ4の通水路8の開口8bと
噴水ノズル3に連通する吐出口2とが順次連通し
て、各々の噴水ノズル3からバケツト14に洗浄
水が順次間欠的に噴射されて、このバケツト14
の一部が洗浄され、この洗浄が同一バケツト14
に対し4回繰返されることによりその全体が洗浄
されるとともに、無端チエーン12の移動に伴つ
て搬送されるすべてのバケツト14に順次同様に
4回分けて洗浄が行なわれ、洗浄後に沈澱池11
の底に導かれることになる。
ル装置のロータ4とを同期駆動させ、これらの速
度を適切な比率にすることにより、バケツト14
が各々の噴水ノズル3と対応する位置に到達した
時期にだけ、これらの噴水ノズル3に圧力水が供
給されるようにロータ4の通水路8の開口8bと
噴水ノズル3に連通する吐出口2とが順次連通し
て、各々の噴水ノズル3からバケツト14に洗浄
水が順次間欠的に噴射されて、このバケツト14
の一部が洗浄され、この洗浄が同一バケツト14
に対し4回繰返されることによりその全体が洗浄
されるとともに、無端チエーン12の移動に伴つ
て搬送されるすべてのバケツト14に順次同様に
4回分けて洗浄が行なわれ、洗浄後に沈澱池11
の底に導かれることになる。
第4図は縦形の沈砂洗浄機に第1図、第2図に
示す噴水ノズル装置を使用した他例を示す。第4
図において、21は水槽であり、この水槽21の
上方にはほぼ角筒状の覆い壁22が一体に形成さ
れている。23は縦形の無端チエーンであり、こ
の無端チエーン23は水槽21内および吐出口2
内上部に設置されたチエーンスプロケツト24お
よび25に掛けられ、かつ覆い壁22内の上下方
向中間部に配設されたガイドホール26,27に
支持されて、側面く字状に形成されている。前記
無端チエーン23は上部のチエーンスプロケツト
24が駆動装置(図示せず)で駆動されることに
より、第4図の時計方向に回転するようにされ、
また無端チエーン23は下部が水槽21内の水中
に挿入され、下部以外の大部分が水面上に延びて
いる。無端チエーン23には通水性を有しかつ断
面L字形に形成した多数のバケツト28が所定間
隔で装着されており、これらのバケツト28は無
端チエーン23の外周面に固定されている。槽体
21の第4図右側上面には沈砂の供給口29が開
口され、槽体21の左側上部にはオーバフロー排
水手段30が設けられている。覆い壁22の第4
図左側上端部には洗砂出口31が開口され、この
出口31には下向きの排出漏斗32に連通されて
いる。水槽21の底にはエアノズル33が開口さ
れ、このノズル33は圧縮空気源(図示せず)と
連通されている。第4図左側のバケツト28上昇
行程部の右側および左側に近接して上段および下
段噴水ノズル3,3が配設されており、バケツト
28の下降行程部の左側に近接して逆洗用噴水ノ
ズル3が配設されている。前記各々の噴水ノズル
3,3,3は、前述の実施例による間欠噴水ノズ
ル装置の噴水ノズルであつてこれらの数が3個で
あるので、第2図に鎖線に示すように1つの吐出
口2が閉塞される。
示す噴水ノズル装置を使用した他例を示す。第4
図において、21は水槽であり、この水槽21の
上方にはほぼ角筒状の覆い壁22が一体に形成さ
れている。23は縦形の無端チエーンであり、こ
の無端チエーン23は水槽21内および吐出口2
内上部に設置されたチエーンスプロケツト24お
よび25に掛けられ、かつ覆い壁22内の上下方
向中間部に配設されたガイドホール26,27に
支持されて、側面く字状に形成されている。前記
無端チエーン23は上部のチエーンスプロケツト
24が駆動装置(図示せず)で駆動されることに
より、第4図の時計方向に回転するようにされ、
また無端チエーン23は下部が水槽21内の水中
に挿入され、下部以外の大部分が水面上に延びて
いる。無端チエーン23には通水性を有しかつ断
面L字形に形成した多数のバケツト28が所定間
隔で装着されており、これらのバケツト28は無
端チエーン23の外周面に固定されている。槽体
21の第4図右側上面には沈砂の供給口29が開
口され、槽体21の左側上部にはオーバフロー排
水手段30が設けられている。覆い壁22の第4
図左側上端部には洗砂出口31が開口され、この
出口31には下向きの排出漏斗32に連通されて
いる。水槽21の底にはエアノズル33が開口さ
れ、このノズル33は圧縮空気源(図示せず)と
連通されている。第4図左側のバケツト28上昇
行程部の右側および左側に近接して上段および下
段噴水ノズル3,3が配設されており、バケツト
28の下降行程部の左側に近接して逆洗用噴水ノ
ズル3が配設されている。前記各々の噴水ノズル
3,3,3は、前述の実施例による間欠噴水ノズ
ル装置の噴水ノズルであつてこれらの数が3個で
あるので、第2図に鎖線に示すように1つの吐出
口2が閉塞される。
次に、以上のように構成された沈砂洗浄機の作
動と共に、間欠噴水ノズル装置の作動について説
明する。供給口29の上方から沈砂を水槽21内
に供給し、これの底に沈砂を堆積すると共に、無
端チエーン23を駆動させエアノズル23から水
中に圧縮空気を噴気させ、沈砂を撹拌して洗浄
し、この沈砂をバケツト28で掻上げてこれらの
バケツト28を順次水面上に搬送する。バケツト
28が水面上方を上昇している行程中で、まず下
段噴水ノズル3の少し下方にバケツト28が到達
した時に、下段噴水ノズル3で斜め上外方から圧
力水をスプレイとして噴射し、バケツト28内の
沈砂を洗浄する。その後、バケツト28が覆い壁
22の第4図左側壁内面とほぼ摺接する状態だ上
昇を続け、上段噴水ノズル3の幾分上方に到達し
た時に上段噴水ノズル3で斜め下方から圧力水を
スプレイとして噴射し、バケツト28内の沈砂を
洗浄すると共に、沈砂を覆い壁22の左側壁内面
に寄せる。さらに、バケツト28が斜め上方向に
移動し、上端彎曲部に接近すると、バケツト28
の傾斜角が大きくなるために、これらに載せられ
ている沈砂はバケツト28から沈砂出口31に滑
り落ち、前記漏斗32から排出される。沈砂を落
下させたバケツト28は第4図右側で下降行程に
移り、逆洗用噴水ノズル3の少し下方に到達する
と、この噴水ノズル3で斜め下内方からバケツト
28に圧力水をスプレイとして噴射し、バケツト
28を洗浄する。そして、バケツト28は水槽2
1内の水中に搬送されて、前述した作動を繰返
す。前述した作動説明は1つのバケツトについて
述べたが、同様な作動が無端チエーン23に装着
したすべてのバケツト28について順次行なわれ
る。また、無端チエーン23と間欠噴水ノズル装
置のロータ4とを同期駆動させ、これらの速度を
適切な比率にすることにより、バケツト28が
各々の噴水ノズル3と対応する位置に到達した時
にだけ、これらの噴水ノズル3に圧力水が供給さ
れるようにロータ4の通水路8の開口8aと噴水
ノズル3に連通する吐出口2とが順次連通して、
各々の噴水ノズル3から洗浄水が順次間欠的に噴
射されて、沈砂およびバケツト28の洗浄、バケ
ツトの逆洗が行なわれる。
動と共に、間欠噴水ノズル装置の作動について説
明する。供給口29の上方から沈砂を水槽21内
に供給し、これの底に沈砂を堆積すると共に、無
端チエーン23を駆動させエアノズル23から水
中に圧縮空気を噴気させ、沈砂を撹拌して洗浄
し、この沈砂をバケツト28で掻上げてこれらの
バケツト28を順次水面上に搬送する。バケツト
28が水面上方を上昇している行程中で、まず下
段噴水ノズル3の少し下方にバケツト28が到達
した時に、下段噴水ノズル3で斜め上外方から圧
力水をスプレイとして噴射し、バケツト28内の
沈砂を洗浄する。その後、バケツト28が覆い壁
22の第4図左側壁内面とほぼ摺接する状態だ上
昇を続け、上段噴水ノズル3の幾分上方に到達し
た時に上段噴水ノズル3で斜め下方から圧力水を
スプレイとして噴射し、バケツト28内の沈砂を
洗浄すると共に、沈砂を覆い壁22の左側壁内面
に寄せる。さらに、バケツト28が斜め上方向に
移動し、上端彎曲部に接近すると、バケツト28
の傾斜角が大きくなるために、これらに載せられ
ている沈砂はバケツト28から沈砂出口31に滑
り落ち、前記漏斗32から排出される。沈砂を落
下させたバケツト28は第4図右側で下降行程に
移り、逆洗用噴水ノズル3の少し下方に到達する
と、この噴水ノズル3で斜め下内方からバケツト
28に圧力水をスプレイとして噴射し、バケツト
28を洗浄する。そして、バケツト28は水槽2
1内の水中に搬送されて、前述した作動を繰返
す。前述した作動説明は1つのバケツトについて
述べたが、同様な作動が無端チエーン23に装着
したすべてのバケツト28について順次行なわれ
る。また、無端チエーン23と間欠噴水ノズル装
置のロータ4とを同期駆動させ、これらの速度を
適切な比率にすることにより、バケツト28が
各々の噴水ノズル3と対応する位置に到達した時
にだけ、これらの噴水ノズル3に圧力水が供給さ
れるようにロータ4の通水路8の開口8aと噴水
ノズル3に連通する吐出口2とが順次連通して、
各々の噴水ノズル3から洗浄水が順次間欠的に噴
射されて、沈砂およびバケツト28の洗浄、バケ
ツトの逆洗が行なわれる。
この使用例では、各々の噴水ノズル3から噴射
された洗浄水は覆い壁22内を流下して水槽21
内に導かれるので、水のむだのない利用ができ
る。また、上段、下段噴水ノズル3,3から噴射
された水は、下方に後続する沈砂上に流下するの
で、これらの予備洗浄に役立つことにより、有効
に水を利用した洗浄を行なうことができる。さら
に、水面上方を上昇する行程で水の噴射によつて
洗浄を行なつているので、バケツト28が通水性
を有することと相まつて、洗浄後の砂の水切りが
良好にでき、かつ砂の排出後のバケツトに逆洗を
行なつているので、バケツトの目詰りを解消でき
る。そして、無端チエーンを縦形にしたので、設
置スペースが小さくてすみ、狭い敷地にも設ける
ことができる。
された洗浄水は覆い壁22内を流下して水槽21
内に導かれるので、水のむだのない利用ができ
る。また、上段、下段噴水ノズル3,3から噴射
された水は、下方に後続する沈砂上に流下するの
で、これらの予備洗浄に役立つことにより、有効
に水を利用した洗浄を行なうことができる。さら
に、水面上方を上昇する行程で水の噴射によつて
洗浄を行なつているので、バケツト28が通水性
を有することと相まつて、洗浄後の砂の水切りが
良好にでき、かつ砂の排出後のバケツトに逆洗を
行なつているので、バケツトの目詰りを解消でき
る。そして、無端チエーンを縦形にしたので、設
置スペースが小さくてすみ、狭い敷地にも設ける
ことができる。
以上説明したように、この考案の間欠噴水ノズ
ル装置は、沈砂掻上機のバケツト、沈砂洗浄機の
沈砂およびバケツトの洗浄など、複数の噴水ノズ
ルを備えている場合に、ロータを回転させること
によつて、このロータに設けた通水路と、筐体に
設けた複数の吐出口とを順次連通および遮断させ
て、前記吐出口とそれぞれ連通されている噴水ノ
ズルからの水の噴射を間欠的に行なえるようにし
たので、複数の噴水ノズルから常に水を噴射させ
ているものに比べて、水のむだがなく経済的であ
ると共に、各々の噴水ノズルを電磁弁を介して圧
力水給水源に連通させるものに比べて、構造が簡
単であると共に、前記ロータを沈砂掻上機、沈砂
洗浄機のバケツトを移動させる無端チエーンと同
期させることにより容易に必要な噴水ノズルから
水を噴射させるタイミングを設定することがで
き、作動の制御も容易であるという効果がある。
ル装置は、沈砂掻上機のバケツト、沈砂洗浄機の
沈砂およびバケツトの洗浄など、複数の噴水ノズ
ルを備えている場合に、ロータを回転させること
によつて、このロータに設けた通水路と、筐体に
設けた複数の吐出口とを順次連通および遮断させ
て、前記吐出口とそれぞれ連通されている噴水ノ
ズルからの水の噴射を間欠的に行なえるようにし
たので、複数の噴水ノズルから常に水を噴射させ
ているものに比べて、水のむだがなく経済的であ
ると共に、各々の噴水ノズルを電磁弁を介して圧
力水給水源に連通させるものに比べて、構造が簡
単であると共に、前記ロータを沈砂掻上機、沈砂
洗浄機のバケツトを移動させる無端チエーンと同
期させることにより容易に必要な噴水ノズルから
水を噴射させるタイミングを設定することがで
き、作動の制御も容易であるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例による間欠噴水装
置を示す正面図、第2図は第1図の−線に沿
う断面図、第3図はこの考案の一実施例によるも
のの一実施例によるものの一使用例を示す概略側
断面図、第4図は同他の使用例を示す側断面図で
ある。 1……筐体、2……吐出口、3……噴水ノズ
ル、4……ロータ、5……回転軸、8……通水
路、8a,8b……開口、9……給水口、14,
28……バケツト。
置を示す正面図、第2図は第1図の−線に沿
う断面図、第3図はこの考案の一実施例によるも
のの一実施例によるものの一使用例を示す概略側
断面図、第4図は同他の使用例を示す側断面図で
ある。 1……筐体、2……吐出口、3……噴水ノズ
ル、4……ロータ、5……回転軸、8……通水
路、8a,8b……開口、9……給水口、14,
28……バケツト。
Claims (1)
- 沈砂掻上機のバケツト、沈砂洗浄機の沈砂およ
びバケツトの洗浄などに用いる複数の噴水ノズル
を備えた間欠噴水ノズル装置であつて、複数の噴
水ノズルとそれぞれ連通する複数の吐出口を筐体
の周壁に形成し、前記筐体内にロータを回転自在
に嵌合させ、このロータの一端面に設けた回転軸
を前記筐体の一面から突出させ、この突出部に駆
動手段を連結し、ロータ内に形成した通水路の一
端をロータの他端面に開口させ、この開口を筐体
の他端面に設け、かつ給水源と連通している、給
水口と連通させると共に、前記通水路の他端を、
前記吐出口と連通可能な位置に配置して、ロータ
の外周面に開口させ、ロータの回転により通水路
と吐出口とが順次連通および遮断するようにした
ことを特徴とする間欠噴水ノズル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6618981U JPS6115973Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6618981U JPS6115973Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57181373U JPS57181373U (ja) | 1982-11-17 |
JPS6115973Y2 true JPS6115973Y2 (ja) | 1986-05-17 |
Family
ID=29862223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6618981U Expired JPS6115973Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115973Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59156971U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-22 | アイシン精機株式会社 | 人体局部洗浄装置 |
-
1981
- 1981-05-09 JP JP6618981U patent/JPS6115973Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57181373U (ja) | 1982-11-17 |
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