JPS6349321Y2 - - Google Patents

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JPS6349321Y2
JPS6349321Y2 JP1982171379U JP17137982U JPS6349321Y2 JP S6349321 Y2 JPS6349321 Y2 JP S6349321Y2 JP 1982171379 U JP1982171379 U JP 1982171379U JP 17137982 U JP17137982 U JP 17137982U JP S6349321 Y2 JPS6349321 Y2 JP S6349321Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mist
water
thermal spraying
dust
collector
Prior art date
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Application number
JP1982171379U
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English (en)
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JPS5974878U (ja
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Publication date
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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、溶射等の粉塵処理装置に関する。
塗装ミスト、粉塵等の集塵処理装置には、塗装
ミスト、粉塵等をクラフトフイルタのようなミス
トフイルタに補集させる乾式方式と、流床棚部を
通過しながらいわゆるウオーターシヤワーによつ
て捕集する湿式方式とが、用途に応じて適宜に利
用されている。しかし、前者にあつては、クラフ
トフイルタのようなミストフイルタが漸次塗装ミ
スト、粉塵等を付着して目詰まり状態となり、ミ
ストフイルタを廃棄して定期的に交換する必要が
あり、また後者にあつては、流床棚の下部の排水
ピツトの水面を排気フアンの吸引力で適宜の高さ
に維持したり、吸気流速を高速にする必要があつ
て、排気フアンの容量が大きくなる欠点があつ
た。
本考案は上記のような点に鑑みたもので、ミス
トフイルタ等の消耗品を不要とし、排気フアンの
容量を小さくできてランニングコストを低減でき
る溶射等の粉塵処理装置を提供するにある。
以下、本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図は本考案の一実施例で、溶射ブース1に
実施したものである。レシプロケータ等の往復駆
動装置2に溶射ガン3を溶射自在に配設した溶射
ブース1の被処理物4の背面部には、図のように
所定の容量の排水ピツト5を設け、その上部にミ
ストコレクタ6を溶射ブース1内を2室に仕切る
ように垂設している。ミストコレクタ6は、耐久
性のある樹脂製やステンレス製の所定のメツシユ
としたフイルタで形成しているもので、洗浄によ
つて再使用できる材質を適用し、支柱(図示せ
ず)等に係脱自在に取着して配設している。この
ミストコレクタ6は、図のように2列に平行に配
設しており、2列に配設したミストコレクタ6間
に散水装置7を設けている。散水装置7は、ミス
トコレクタ6間に所定の間隔で複数段にわたつて
並設しており、広角度に噴霧するノズル10をヘ
ツダー11に適当な間隔で配設してミストコレク
タ6間の上面から下面にわたつてほぼ均一に散水
するようにしている。散水装置7へは、排水ピツ
ト5の水を所定のストレーナ(図示せず)を介し
てポンプ8で吸み上げて散水装置7から散水し、
ミストコレクタ6に一様に流通して下部の排水ピ
ツト5に落下するようにしている。また、ミスト
コレクタ6の背面部には所定容量の排気フアン9
で吸気するようにしており、溶射ガン3で発生す
る粉塵等をミストコレクタ6側に吸引して捕集す
るようにし、溶射ブース1内を清浄にするように
しているものである。
しかして、上記した粉塵処理装置の作用につい
て説明する。
ポンプ8を駆動し、散水装置7で散水してミス
トコレクタ6を予め湿潤状態としておく。そし
て、排気フアン9、往復駆動装置2、溶射ガン3
を駆動して被処理物4に溶射すると、溶射ブース
1内に発生する粉塵等は、排気フアン9の吸気に
よつて背部のミストコレクタ6側に流れていく。
粉塵等は、ミストコレクタ6で捕集されるととも
に散水装置7から落下する水に付着し、下部のピ
ツト5に遂次流し落されて集塵処理されていくも
のである。ミストコレクタ6は、予め湿潤状態と
し、散水装置7で散水しているので、ミストコレ
クタ6に付着した粉塵等は適宜水によつて容易に
洗い落とされ、常に浄化されて目詰まり状態とな
るのを確実に防止でき、排気フアン9を小動力で
常に一定の負荷で運転できるものである。特に、
ミストコレクタ間に散水を霧状の閉塞状態にでき
るため、集塵効果が高いものである。また、長期
間使用して、ミストコレクタ6が目詰りしても、
ミストコレクタ6を再使用可能の材質で形成して
いるので、洗浄して再使用することができ、従来
のように消耗品として廃棄することがないもので
ある。このようにして、溶射ブースで発生する粉
塵等をランニングコストを安く、集塵処理できる
ものである。
なお、上記の実施例では、溶射ブースについて
説明したが、窯業ブース、化学反応処理用ブー
ス、水溶性塗料の塗装用のブース等にも同様に適
用することもできるものである。
以上のように本考案にあつては、ミストフイル
タを使用するにもかかわらず、ミストフイルタ等
の消耗品を不要とし、ミストコレクタ間に上面か
ら下面にわたつて散水装置のノズルによつてミス
トコレクタ間に霧状に散水できて粉塵等を確実に
捕捉でき、またミストコレクタを常に洗浄して使
用でき、排気フアンの容量を小さくできてランニ
ングコストの低減がはかれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略側断面図であ
る。 1…溶射ブース、6…ミストコレクタ、7…散
水装置、10…ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶射等で発生する粉塵を捕集するミストコレク
    タを再使用可能な樹脂フイルタやステンレスフイ
    ルタで形成するとともに、上記ミストコレクタを
    平行状に一定の間隔をへだてて配設し、このミス
    トコレクタ間に上面から下面にわたつて均一に散
    水自在に散水装置のノズルを配設したことを特徴
    とする溶射等の粉塵処理装置。
JP17137982U 1982-11-11 1982-11-11 溶射等の粉塵処理装置 Granted JPS5974878U (ja)

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JP17137982U JPS5974878U (ja) 1982-11-11 1982-11-11 溶射等の粉塵処理装置

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JP17137982U JPS5974878U (ja) 1982-11-11 1982-11-11 溶射等の粉塵処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS5974878U JPS5974878U (ja) 1984-05-21
JPS6349321Y2 true JPS6349321Y2 (ja) 1988-12-19

Family

ID=30373864

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JP17137982U Granted JPS5974878U (ja) 1982-11-11 1982-11-11 溶射等の粉塵処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4481715B2 (ja) * 2004-04-28 2010-06-16 株式会社ダイヘン 亜鉛アルミニウム溶射粉塵からの亜鉛とアルミニウムとの分別方法
US20130298828A1 (en) * 2012-05-09 2013-11-14 Murray N. Underhill Thermal spray apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5439492U (ja) * 1977-08-23 1979-03-15

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JPS5439492U (ja) * 1977-08-23 1979-03-15

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