JP3863086B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用マスク基板等の基板の表面を薬液により処理した後、純水により洗浄する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、基板の表面に付着したフォトレジストを剥離液により剥離した後、この基板の表面を純水により水洗する基板処理装置においては、高価な剥離液による処理コストを軽減するため、剥離液を循環使用している。このため、基板を長時間連続して処理した場合には、剥離液中のフォトレジストの濃度が徐々に高くなる。このフォトレジストは、剥離液中に溶解しているが、後段の水洗工程において、フォトレジストが高濃度で溶解した剥離液と純水とが混合されると、剥離液中に溶解していたフォトレジストが基板上で析出し、パーティクルや異物となって基板上に固着するという問題がある。
【0003】
このため、基板を剥離液により処理するための剥離槽を2槽連設し、第1剥離槽でフォトレジストの大部分を剥離した後、第2剥離槽により仕上げの剥離を行うことで、フォトレジストが高濃度で溶解した剥離液と純水との基板上での混合を防止するようにした基板処理装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−216433号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された基板処理装置においては、基板上で純水と混合される剥離液のフォトレジストの濃度を低減させることは可能ではあるが、第2剥離槽においても剥離液を循環使用していることに違いはないことから、剥離液中に溶解していたフォトレジストが基板上で析出し、パーティクルや異物となって基板上に固着する現象を確実に防止することは困難である。
【0006】
また、特許文献1に記載された基板処理装置においては、剥離液が基板とともに第2剥離槽から持ち出され、あるいは、ミストとなった剥離液が排気とともに持ち出されることに対応するため、新しい剥離液を補充するようにしている。この新液の補充により循環使用される剥離液中のフォトレジストの濃度は一時的に低下するが、この補充量は少量であることから、剥離液中に溶解していたフォトレジストの基板上での析出を完全に防止するには至らない。
【0007】
また、この補充は一定時間毎、あるいは、一定枚数の基板を処理する毎に実行されることから、連続して処理される基板毎の処理品質が異なるという問題も発生する。
【0008】
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、処理液の使用量を増加させることなく、レジストの析出等を防止して基板を高品質に処理することが可能な基板処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、薬液を貯留する薬液貯留槽と、基板に薬液を供給するための第1薬液供給ノズルと、前記薬液貯留槽に貯留された薬液を前記第1薬液供給ノズルに送液する第1薬液供給路と、前記第1薬液供給ノズルから基板に供給された薬液を前記薬液貯留槽に回収する第1薬液回収路とを有する第1薬液処理機構と、新しい薬液を供給する新液供給部と、前記第1薬液処理機構により処理された基板に対して薬液を供給するための第2薬液供給ノズルと、前記新液供給部から前記第2薬液供給ノズルに新しい薬液を送液する第2薬液供給路と、前記第2薬液供給ノズルから基板に供給された薬液を前記薬液貯留槽、前記第1薬液回収路または前記第1薬液供給路のいずれかに回収する第2薬液回収路とを有する第2薬液処理機構と、純水を供給する純水供給部と、前記第2薬液処理機構により処理された基板に対して純水を供給するための純水供給ノズルと、前記純水供給部から前記純水供給ノズルに純水を送液する純水供給路とを有する純水処理機構とを備え、前記第1薬液供給ノズルは第1チャンバー内に配設されるとともに、前記第2薬液供給ノズルは前記第1チャンバーとは異なる第2チャンバー内に配設され、前記第2チャンバー内には、前記第2薬液供給ノズルから剥離液が供給された基板に対して気体を噴出して、基板に付着する剥離液を除去するエアナイフがさらに配設され、前記第2チャンバー内では前記第2薬液供給ノズルから新しい剥離液のみを基板に供給するとともに、前記第2薬液回収路は前記第2チャンバー内で、前記エアナイフにより基板から除去された新しい剥離液を含む、基板に供給された新しい剥離液を回収し、前記純水処理機構は前記エアナイフにより新しい剥離液が除去された基板に前記純水供給ノズルから純水を供給することを特徴とする。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1薬液処理機構と前記第2薬液処理機構との間には、前記第1薬液供給ノズルからフォトレジストが付着している基板に供給された薬液と前記第2薬液供給ノズルから基板に供給された剥離液とが混合することを防止するための薬液混合防止機構が配設されている。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記薬液混合防止機構は、前記第1薬液処理機構と前記第2薬液処理機構との間に配設されたエアナイフである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る基板処理装置の概要図である。
【0013】
この基板処理装置は、矩形状の液晶表示パネル用ガラス基板(以下「基板」という)1を搬送する多数の搬送ローラ2と、この搬送ローラ2により搬送される基板1に循環使用される剥離液を供給して処理する第1薬液処理機構3と、第1薬液処理機構3により処理された基板1に新しい剥離液を供給して処理する第2薬液処理機構4と、第2薬液処理機構4により処理された基板1に純水を供給して水洗する純水処理機構5とを備える。
【0014】
多数の搬送ローラ2は、矩形状の基板1を、その下面両端部を支持した状態で図1における左方向から右方向に搬送する構成となっている。このとき、多数の搬送ローラ2は、基板1の主面が水平方向に対し交差するように、基板1を若干傾斜させた状態で支持して搬送する。但し、基板1の主面を、水平方向を向けた状態で搬送するようにしてもよい。
【0015】
第1薬液処理機構3は、剥離液を貯留する薬液貯留槽31と、基板1に剥離液を供給するための複数の第1薬液供給ノズル32と、ポンプ35およびフィルタ36を備え薬液貯留槽31に貯留された剥離液を第1薬液供給ノズル32に送液する第1薬液供給路33と、第1薬液供給ノズル32から基板1に供給された剥離液を薬液貯留槽31に回収する第1薬液回収路34とを有する。
【0016】
複数の第1薬液供給ノズル32は、搬送ローラ2により搬送される基板1の両面に剥離液を噴出する構成を有する。これらの第1薬液供給ノズル32は、第1チャンバー37内に配設されている。また、この第1チャンバー37内には、基板1の両面に対して高圧の気体を噴出することにより、基板1の両面に付着する剥離液を除去するための、上下一対のエアナイフ38が配設されている。なお、上述した第1薬液回収路34は、この第1チャンバー37の底部から剥離液を回収する構成となっている。
【0017】
第2薬液処理機構4は、新しい剥離液を供給するための剥離液の供給源44に接続された新液供給槽41と、上述した第1薬液処理機構3により剥離液を供給された基板1に対して再度剥離液を供給するための第2薬液供給ノズル42と、ポンプ45を備え新液供給槽41から第2薬液供給ノズル42に新しい剥離液を送液する第2薬液供給路43と、第2薬液供給ノズル42から基板1に供給された剥離液を薬液貯留槽31に回収する第2薬液回収路44とを有する。
【0018】
第2薬液供給ノズル42は、搬送ローラ2により搬送される基板1の表面に新しい剥離液を滴下する構成を有する。この第2薬液供給ノズル42は、第2チャンバー47内に配設されている。また、この第2チャンバー47内には、基板1の両面に対して高圧の気体を噴出することにより、基板1の両面に付着する剥離液を除去するための、上下一対のエアナイフ48が配設されている。なお、上述した第2薬液回収路44は、この第2チャンバー47の底部から剥離液を回収する構成となっている。
【0019】
純水処理機構5は、所定圧力の純水を供給する純水供給部51と、第2薬液処理機構47により剥離液を供給された基板1に対して純水を供給するための複数の純水供給ノズル52と、純水供給部51から純水供給ノズル52に純水を送液する純水供給路53と、純水供給ノズル52から基板1に供給された純水を純水回収槽56に回収する純水回収路54とを有する。
【0020】
複数の純水供給ノズル52は、搬送ローラ2により搬送される基板1の両面に純水を噴出する構成を有する。これらの純水供給ノズル52は、第3チャンバー57内に配設されている。また、この第3チャンバー57内には、基板1の両面に対して高圧の気体を噴出することにより、基板1の両面に付着する純水を除去するための、上下一対のエアナイフ58が配設されている。なお、上述した純水回収路54は、この第3チャンバー57の底部から純水を回収する構成となっている。
【0021】
次に、この基板処理装置による基板1の処理動作について説明する。
【0022】
最初に、基板1が、前段の処理工程から搬送ローラ2によって第1チャンバー37内に搬送される。また、薬液貯留槽31内の剥離液がポンプ35の作用によりフィルター36を介して第1薬液供給ノズル32に送液される。そして、搬送ローラ2により搬送される基板1の両面に、第1薬液供給ノズル32から剥離液が噴出され、基板1に付着したフォトレジストが剥離液の作用により剥離される。
【0023】
基板1の処理に供された剥離液は、一対のエアナイフ38の作用により、基板1の表面から除去される。そして、この剥離液は、第1チャンバー37の底部から第1薬液回収路34を介して薬液貯留槽31に回収される。
【0024】
なお、基板1に供給された剥離液が基板1の表面で完全に乾燥すると、後段の水洗工程においてこの剥離液を基板1から除去することが困難となる。このため、一対のエアナイフ38を使用する場合においても、第1チャンバー37から搬出される基板1の表面には、少量の剥離液が残存している。また、剥離液の外部への拡散を防止するため、第1チャンバー37内の雰囲気は、図示しない排気機構により排気されている。このため、第1チャンバー37内存在するミスト状の剥離液が排気とともに第1チャンバー37内から排出される。これらの理由により、薬液貯留槽31、第1薬液供給路33、第1薬液供給ノズル32および第1薬液回収路34を循環する剥離液の量は、徐々に減少することになる。
【0025】
第1チャンバー37内において第1薬液処理機構3により処理された基板1は、搬送ローラ2により第2チャンバー47内に搬送される。また、新液供給槽41内の新しい剥離液がポンプ45の作用により第2薬液供給ノズル42に送液される。そして、搬送ローラ2により搬送される基板1の表面に、第2薬液供給ノズル42から新しい剥離液が滴下される。
【0026】
基板1の表面に供給された剥離液は、一対のエアナイフ48の作用により、基板1の表面から除去される。そして、この剥離液は、第2チャンバー47の底部から第2薬液回収路44を介して、第1薬液処理機構3における薬液貯留槽31に回収される。
【0027】
上述したように、第1薬液処理機構3においては、薬液貯留槽31、第1薬液供給路33、第1薬液供給ノズル32および第1薬液回収路34を循環する剥離液の量が徐々に減少する。しかしながら、この基板処理装置においては、第2薬液供給ノズル42から基板1に供給された剥離液が薬液貯留槽31に回収される構成を採用していることから、第2薬液供給ノズル42から供給される新しい剥離液が補充液として機能することになる。
【0028】
第2チャンバー47内において第2薬液処理機構4により処理された基板1は、搬送ローラ2により第3チャンバ57内に搬送される。また、純水供給部51から純水が純水供給ノズル52に純水が供給される。そして、搬送ローラ2により搬送される基板1の両面に、純水供給ノズル52から純水が噴出される。
【0029】
このとき、基板1の表面には第2薬液処理機構4において供給された剥離液がわずかに残存している。しかしながら、この剥離液は新液供給槽41から供給された新たな剥離液であることから、この剥離液中にはフォトレジストはほとんど溶解していない。このため、剥離液が純水と混合された場合においても、フォトレジストが基板1上で析出することはない。
【0030】
基板1の水洗に供された純水は、一対のエアナイフ58の作用により、基板1の表面から除去される。そして、この純水、第3チャンバー57の底部から純水回収路54を介して純水回収槽56に回収される。
【0031】
純水処理機構5において水洗処理された基板1は、搬送ローラ2により、後段の処理工程に向けて搬送される。
【0032】
なお、上述した実施形態においては、第2薬液供給ノズル42から基板1に供給された剥離液を第2薬液回収路44により薬液貯留槽31に回収する構成を採用しているが、第2薬液供給ノズル42から基板1に供給された剥離液を第1薬液回収路34または第1薬液供給路33に回収するようにしてもよい。要するに、第2薬液供給ノズル42から基板1に供給された剥離液を、薬液貯留槽31、第1薬液供給路33、第1薬液供給ノズル32および第1薬液回収路34を循環する剥離液中に回収しうる構成であればよい。
【0033】
また、上述した実施形態においては、第1薬液供給ノズル32を第1チャンバー37内に、また、第2薬液供給ノズル42を第2チャンバー47内に配設しているが、第1薬液供給ノズル32と第2薬液供給ノズル42とを同一のチャンバー内に配設し、同一のチャンバー内で循環使用される剥離液と新しい剥離液とを順次基板1に供給するようにしてもよい。但し、この場合においては、循環使用される剥離液と新しい剥離液とが混合することを防止するために、上述したエアナイフ38等の混合防止機構を配設することが必要となる。
【0034】
また、上述した実施形態においては、第1薬液供給ノズル32を搬送ローラ2により搬送される基板1の両面に配置して基板1の両面に剥離液を供給しているが、第1薬液供給ノズル32から基板1の表面にのみ剥離液を供給するようにしてもよい。また、上述した実施形態においては、第2薬液供給ノズル42を搬送ローラ2により搬送される基板1の表面側に配置して基板1の表面にのみ新しい剥離液を供給しているが、基板1の両面に新しい剥離液を供給するようにしてもよい。
【0035】
さらに、上述した実施形態においては、薬液として基板の表面に付着したフォトレジストを剥離する剥離液を使用しているが、循環使用された後純水と混合されることによりパーティクル等による問題が生ずるその他の薬液を使用する基板処理装置にこの発明を適用することも可能である。
【0036】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、循環使用される薬液により基板を処理する第1薬液処理機構と、新しい薬液により基板を処理する第2薬液処理機構と、純水処理機構とにより基板を順次処理することから、レジストの析出等を防止して基板を高品質に処理することが可能となる。このとき、第2薬液処理機構で使用した薬液を第1薬液処理機構で再度使用することから、処理液の使用量が増加することを有効に防止することが可能となる。
【0037】
また、第1薬液供給ノズルと第2薬液供給ノズルとが互いに異なるチャンバー内に配設されることから、第1薬液供給ノズルから基板に供給された薬液と第2薬液供給ノズルから基板に供給された薬液とが混合することを防止することが可能となる。
【0038】
さらに、薬液として循環使用された後純水と混合されることによりレジストを析出しやすい剥離液を使用した場合においても、レジストの析出を有効に防止することが可能となる。
【0039】
請求項に記載の発明によれば、薬液混合防止機構により、第1薬液供給ノズルからフォトレジストが付着した基板に供給された薬液と第2薬液供給ノズルから基板に供給された剥離液とが混合することを防止することが可能となる。
【0040】
請求項に記載の発明によれば、薬液混合防止機構が第1薬液処理機構と第2薬液処理機構との間に配設されたエアナイフであることから、簡易な構成により第1薬液供給ノズルから基板に供給された薬液と第2薬液供給ノズルから基板に供給された薬液とが混合することを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る基板処理装置の概要図である。
【符号の説明】
1 基板
2 搬送ローラ
3 第1薬液処理機構
4 第2薬液処理機構
5 純水処理機構
31 薬液貯留槽
32 第1薬液供給ノズル
33 第1薬液供給路
34 第1薬液回収路
35 ポンプ
36 フィルタ
37 第1チャンバー
38 エアナイフ
41 新液供給槽
42 第2薬液供給ノズル
43 第2薬液供給路
44 剥離液の供給源
47 第2チャンバー
48 エアナイフ
51 純水供給部
52 純水供給ノズル
54 純水回収路
56 純水回収槽
57 第3チャンバー
58 エアナイフ

Claims (3)

  1. 剥離液を貯留する薬液貯留槽と、フォトレジストが付着している基板に剥離液を供給するための第1薬液供給ノズルと、前記薬液貯留槽に貯留された剥離液を前記第1薬液供給ノズルに送液する第1薬液供給路と、前記第1薬液供給ノズルから基板に供給された剥離液を前記薬液貯留槽に回収する第1薬液回収路とを有する第1薬液処理機構と、
    新しい薬液を供給する新液供給部と、前記第1薬液処理機構により処理された基板に対して薬液を供給するための第2薬液供給ノズルと、前記新液供給部から前記第2薬液供給ノズルに新しい薬液を送液する第2薬液供給路と、前記第2薬液供給ノズルから基板に供給された薬液を前記薬液貯留槽、前記第1薬液回収路または前記第1薬液供給路のいずれかに回収する第2薬液回収路とを有する第2薬液処理機構と、
    純水を供給する純水供給部と、前記第2薬液処理機構により処理された基板に対して純水を供給するための純水供給ノズルと、前記純水供給部から前記純水供給ノズルに純水を送液する純水供給路とを有する純水処理機構とを備え
    前記第1薬液供給ノズルは第1チャンバー内に配設されるとともに、前記第2薬液供給ノズルは前記第1チャンバーとは異なる第2チャンバー内に配設され、
    前記第2チャンバー内には、前記第2薬液供給ノズルから剥離液が供給された基板に対して気体を噴出して、基板に付着する剥離液を除去するエアナイフがさらに配設され、
    前記第2チャンバー内では前記第2薬液供給ノズルから新しい剥離液のみを基板に供給するとともに、前記第2薬液回収路は前記第2チャンバー内で、前記エアナイフにより基板から除去された新しい剥離液を含む、基板に供給された新しい剥離液を回収し、
    前記純水処理機構は前記エアナイフにより新しい剥離液が除去された基板に前記純水供給ノズルから純水を供給することを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記第1薬液処理機構と前記第2薬液処理機構との間には、前記第1薬液供給ノズルからフォトレジストが付着している基板に供給された薬液と前記第2薬液供給ノズルから基板に供給された剥離液とが混合することを防止するための薬液混合防止機構が配設された基板処理装置。
  3. 請求項に記載の基板処理装置において、
    前記薬液混合防止機構は、前記第1薬液処理機構と前記第2薬液処理機構との間に配設されたエアナイフである基板処理装置。
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