JP2004095926A - 基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この基板処理装置では、基板Wをy方向に対して傾斜させた状態で搬送しつつ基板Wを洗浄する。所定の搬送区間F内に位置するすべての吐出部35,36が、搬送方向Aに対してエア流形成部33,34の傾斜方向と略同一の傾斜角度α2で傾斜している。また、吐出部35,36が搬送方向Aに対して傾斜配置された状態で、z方向に対して傾斜配置されることにより、吐出部35,36からの純水の吐出方向が、上方から見て基板Wの搬送方向A上流側及び傾斜方向の下側に向けて搬送方向Aと斜めに交わるように、かつ、y方向から見てz方向に対して傾斜するように設定され、これによって、基板W上において、基板Wの搬送方向A下流側端部における傾斜方向の上側から搬送方向A上流側端部における傾斜方向の下側に向けて斜め方向に流れる水流が形成される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウェハ、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ製造用のガラス基板、プリント基板等の板状基板を湿式にて処理(洗浄、現像、エッチング、剥離処理など)するための基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の基板処理装置においては、近年、イニシャルコストやランニングコストの低減要求が厳しくなってきている。一方、基板サイズは大型化の傾向にあり、これに伴うコストアップを如何に抑制するかが課題となっていると共に、環境への配慮も重要課題となってきている。このため、例えば基板の洗浄処理では極力純水を用いて高い洗浄力を確保することが求められるようになってきている。
【0003】
これに対して、従来の基板処理装置では、基板を水平方向に搬送しつつ処理液を吐出して洗浄等の処理を行う水平搬送方式が採用されている。
【0004】
また、搬送される基板に対して処理液を吐出する複数のノズル部を有する吐出部と、その吐出部の下流側に設けられ、略カーテン状の気流を形成するいわゆるエアナイフ等の気流形成部とを備える従来の基板処理装置においては、気流形成部が基板の搬送方向に対して傾斜配置されるのに対して、吐出部のノズル部の配列方向が、基板の搬送方向と垂直な方向に設定されている。なお、本願発明に関連する公知技術しては、特許文献1記載のものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−246228号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の水平搬送方式を採用した基板処理装置では、基板上の液体等を新たに吐出した処理液に置換する液置換性が悪く大量の処理液を必要とするため、コストや性能面で劣る。
【0007】
また、上述の吐出部及び気流形成部を備えた基板処理装置においては、気流形成部と吐出部の各ノズル部との間に無駄な空間が生じてしまい、装置の小型化の妨げとなるとともに、気流形成部と吐出部の各ノズル部との間の搬送方向に沿った距離が等しくないため、基板上で処理液の乾燥度合い等の処理ムラが生じるおそれがある。
【0008】
そこで、本発明は、コスト及び性能の面で優れ、小型化に有利な基板処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための技術的手段は、基板を搬送しつつ処理を行う基板処理装置であって、水平面に対して基板を傾斜させた状態で搬送する搬送機構と、上方から見て基板の搬送方向に対して傾斜する方向に延設され、基板の搬送経路を斜めに横断する略カーテン状の気流を形成する気流形成部と、前記気流形成部の前記搬送方向上流側に設けられる少なくとも1個の吐出部と、を備え、前記吐出部は、上方から見て前記搬送方向に対して前記気流形成部と略同一の傾斜角度で傾斜する傾斜方向に沿って配列される複数のノズル部を有し、その各ノズル部が前記搬送機構により搬送される基板に対して所定の処理液を吐出することを特徴とする。
【0010】
好ましくは、基板の搬送経路上における所定区間内に位置するすべての前記吐出部について、上方から見て前記複数のノズル部が前記搬送方向に対して前記気流形成部と略同一の傾斜角度で傾斜する傾斜方向に沿って配列されるのがよい。
【0011】
また、好ましくは、前記吐出部の前記各ノズル部から吐出される前記処理液の吐出方向が、前記搬送方向と垂直な横幅方向から見て上下方向に対して傾斜しているのがよい。
【0012】
さらに、好ましくは、前記搬送機構は、基板を前記搬送方向に対しては略水平な状態を保ちつつ前記搬送方向と垂直な横幅方向に対して傾斜させた状態で搬送し、前記処理液の前記吐出方向が、前記横幅方向から見て上下方向に対して傾斜して前記搬送方向下流側から斜めに基板と交わるように、かつ、上方から見て前記搬送方向上流側及び基板の傾斜方向の下側に向けて前記搬送方向と斜めに交わるように設定されているのがよい。
【0013】
また、好ましくは、前記搬送機構は、基板を前記搬送方向に対しては略水平な状態を保ちつつ前記横幅方向に対して傾斜させた状態で搬送し、前記吐出部の前記複数のノズル部の前記配列方向が、前記搬送方向から見て基板の傾斜方向と平行になるように設定されているのがよい。
【0014】
さらに、好ましくは、前記吐出部で使用される前記処理液として未使用のものが用いられるのがよい。
【0015】
また、好ましくは、前記吐出部により使用される前記処理液として使用後のものを再利用する循環使用部と、その循環使用部の前記搬送方向下流側に設けられ、前記吐出部により使用される前記処理液として未使用のものを用いる新液使用部と、が設けられているのがよい。
【0016】
さらに、好ましくは、前記搬送機構、前記気流形成部及びすべての前記吐出部が、基板を搬入及び排出するための入口部及び出口部が設けられた単一のチャンバ内に収容されているのがよい。
【0017】
また、好ましくは、前記チャンバの前記入口部及び前記出口部に、フィルタが設けられた気体取入口が設けられ、前記チャンバの前記入口部と前記出口部との間のいずれかの位置に、気体排出口が設けられているのがよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る基板処理装置の平面構成を模式的に示す図であり、図2はその基板処理装置の基板搬送方向に平行な断面における構成を模式的に示す図であり、図3はその基板処理装置の基板搬送方向と直角な断面における要部の構成を模式的に示す図である。この基板処理装置1は、図1ないし図3に示すように、例えば半導体基板やフラットパネル製造用の矩形ガラス基板、あるいはプリント配線基板などの基板Wを、後述する搬送機構3によって搬送しつつ、チャンバ5内で洗浄処理を施す基板洗浄装置である。
【0019】
なお、図1及び図2では、搬送機構3を便宜上省略している。また、本明細書及び図面では、説明の便宜のためにx,y,zの直交座標系を導入し、2個の水平軸方向のうちの基板Wの搬送方向Aと平行な方向をx方向とし、残りの水平軸方向である搬送方向Aと垂直な方向(横幅方向)をy方向とし、上下方向をz方向としている。さらに、本明細書において左右というときは、基板Wの搬送方向A上流側から見た場合の左右方向を示しており、プラスy方向が左方向に対応し、マイナスy方向が右方向に対応している。
【0020】
チャンバ5は、単一のチャンバによって構成されており、チャンバ5内は、仕切板7,9,11によって仕切られ、基板Wの搬送方向A上流側から順に、入口部13、処理部15、乾燥部17、出口部19が設けられている。入口部13の搬送方向A上流端の側壁部、出口部19の搬送方向A下流端の側壁部、及び仕切板7,9,11には、基板Wが通される開口部13a,19a,7a,9a,11aが設けられている。
【0021】
入口部13及び出口部19には、HEPAフィルタ等のエアフィルタ(フィルタ)21,23が設けられたエア取入口(気体取入口)25,27が設けられ、処理部15及び乾燥部17には、エア排出口(気体排出口)29,31が設けられている。そして、矢印B1,B2で示すようにエア排出口29,31からチャンバ5内のエアを吸引して排出することにより、矢印B3,B4で示すように、新たなエアがエアフィルタ21,23により清浄化されつつエア取入口25,27を介してチャンバ5内に取り入れられる。これによって、チャンバ5内には、入口部13及び出口部19からチャンバ5のさらに内方である処理部15及び乾燥部17側に向かうエアの流れが生じる。
【0022】
乾燥部17内には基板Wの搬送経路の上側及び下側にエア流形成部(気流形成部)33,34が設けられ、処理部15内には、搬送経路の上側及び下側に少なくとも1個、例えば3個の吐出部35,36が設けられるとともに、吐出部35の搬送方向A上流側における搬送経路の上側に水流形成部37が設けられている。なお、変形例として、エア流形成部33,34及び吐出部35,36のいずれか一方又は両方を、搬送経路の上側にのみ設けるようしてもよい。また、水流形成部37については省略してもよく、あるいは水流形成部37を搬送経路の上側及び下側に設けるようにしてもよい。なお、エア流形成部33,34、吐出部35,36及び水流形成部37の詳細な構成については後述する。
【0023】
また、チャンバ5内には、基板Wを搬送する搬送機構3が収容される。この搬送機構3は、図3に示すように、基板Wを水平面Hに対して傾斜させた状態で入口部13から出口部19に搬送する。より詳細には、この搬送機構3によって、基板Wは、x方向に対しては平行な状態を保ちつつ、y方向に対しては搬送方向A上流側から見て右側に所定角度θだけ傾斜させた状態で搬送される。このような搬送機構3には、図示しない駆動源により回転駆動され、基板Wを下面側から支持しつつ基板Wを搬送する搬送ローラ41と、基板Wの安定搬送のために基板Wを上方から抑える上乗せローラ43と、基板Wを上下から挟み込んで支持する支持ローラ45とが備えられている。搬送ローラ41には、基板Wと直接接触する2個のローラ部41a,41bが備わっており、基板Wの傾斜下方側(図3の右側)に備わるローラ部41bには、基板Wが滑り落ちるのを防止するための鍔部41cが設けられている。上乗せローラ43及び支持ローラ45についても同様に、基板Wと直接接触するローラ部43a,43b、及びローラ部45a,45bがそれぞれ備わっている。
【0024】
エア流形成部33,34は、図1及び図2に示すように、いわゆるエアナイフ等により構成され、矢印B5,B6で示すようにエアを基板Wの搬送経路の上方側及び下方側から吐出して、その搬送経路を斜めに横断する略カーテン状のエア流を形成する。このエア流形成部33,34は、上方側から見て搬送方向Aに対して傾斜角度α1で傾斜する傾斜方向に沿って延設されており、その左端部(図1上では上端部)が右端部よりも搬送方向A上流側に位置するようにして傾斜配置されている。そして、エア流形成部33,34は、このように搬送方向Aに対して傾斜配置された状態で、z方向に対しても所定角度で傾斜された状態で配置されることにより、そのエア流の吐出方向C1,C2が、図2に示すようにy方向から見てz方向に対して傾斜角度β1をなして搬送方向A下流側から斜めに基板Wと交わるように、かつ、図4に示すようにz方向から見て搬送方向A上流側及び基板Wの傾斜方向の下側に向けて搬送方向Aと傾斜角度γ1をなすように設定されている。その結果、エア流形成部33,34のエア流は、上方側からみて図1の矢印Dで示すように、基板Wの搬送方向A下流側端部における左側(傾斜方向の上側)から搬送方向A上流側端部における右側(傾斜方向の下側)に向けて斜め下方向に吐出される。このエア流形成部33,34のエア流は、処理部15内のミスト等が処理部15から乾燥部17を介して開口部19側に漏れるのを防止する機能も担っている。
【0025】
このようなエア流形成部33,34は、仕切板11の開口部11aの上縁部及び下縁部などに設置される。これに対応して、仕切板11も上方側から見て搬送方向Aに対してエア流形成部33,34の傾斜角度α1と等しい傾斜角度で傾斜するように設けられている。また、他の仕切板7,9についても、上方側から見て搬送方向Aに対してエア流形成部33,34の傾斜角度α1とほぼ等しい傾斜角度で傾斜するように設けられている。なお、処理部15と乾燥部17を仕切る仕切板9については、スペース削減等のためにエア流形成部33の傾斜に応じて傾斜させる必要があるが、入口部13と処理部15とを仕切る仕切板7については、必ずしも傾斜させる必要はなく、搬送方向Aに対して垂直に交わるように設けてもよい。
【0026】
各吐出部35,36は、例えばパイプノズルなどによって構成され、列をなして設けられる複数のノズル部47を有し、そのノズル部47から処理液である純水を図2の矢印B7,B8で示すしょうに基板Wに向けて上方側又は下方側から吐出する。なお、本実施形態では、吐出部35,36として純水を吐出するものを用いているが、純水とエアとを混合してミスト状の混合流体を吐出するものを用いるようにしてもよい。
【0027】
このような各吐出部35,36は、複数のノズル部47の配列方向が、図2及び図5に示すように、上方側から見て搬送方向Aに対してエア形成部33,34の傾斜角度α1とほぼ等しい傾斜角度α2で傾斜するように延設されており、その左端部(図1上では上端部)が右端部よりも搬送方向A上流側に位置するようにして傾斜配置されている。また、各吐出部35,36は、図3に示すように、そのノズル部47の配列方向が基板Wの傾斜方向と平行になるように、x方向から見てy方向に対して傾斜角度θだけ右側に傾斜されている。そして、各吐出部35,36は、このように搬送方向A及びy方向に対して傾斜配置された状態で、z方向に対しても所定角度だけ傾斜された状態で配置されることにより、そのノズル部47からの水流の吐出方向C3,C4が、図2及び図5に示すようにy方向から見てz方向に対して傾斜角度β2をなして搬送方向A下流側から斜めに基板Wと交わるように、かつ、図5に示すようにz方向から見て搬送方向A上流側及び基板Wの傾斜方向の下側に向けて搬送方向Aと傾斜角度γ2をなすように設定されている。その結果、吐出部35,36の水流は、上方からみて図1の矢印Dで示すように、基板Wの搬送方向A下流側端部における左側(傾斜方向の上側)から搬送方向A上流側端部における右側(傾斜方向の下側)に向けて斜め下方向に吐出される。
【0028】
これらの吐出部35,36は、チャンバ5の処理部15内の搬送方向A下流側端部から上流側に向けて設定される所定の搬送区間F(図1参照)内に設置されている。よって、この搬送区間F内に設置されているすべての吐出部35,36が、上述のようにx方向、y方向及びz方向に対して傾斜配置されている。
【0029】
水流形成部37は、例えば液ナイフ又は液カーテンなどによって構成され、処理室15内の搬送方向A上流側端部に設置され、図2の矢印B9で示すように純水を基板Wの搬送経路の上方側から吐出して、その搬送経路を斜めに横断する略カーテン状の水流を形成する。この水流形成部37は、上方側から見て搬送方向Aに対してエア流形成部33の傾斜角度α1とほぼ等しい傾斜角度α3で傾斜する傾斜方向に沿って延設されており、その左端部(図1上では上端部)が右端部よりも搬送方向A上流側に位置するようにして傾斜配置されている。また、水流形成部37の水流の吐出方向は、図2の矢印B9で示すように基板Wの搬送方向A下流側に斜めに傾斜されている。この水流形成部37の水流は、処理部15内のミスト等が開口部7aから入口部13側に漏れるのを防止する機能も担っている。
【0030】
各吐出部35,36及び液流形成部37は、基板処理装置1の外部の工場設備である図示しない純水供給ラインから供給される未使用の純水を吐出するようになっている。
【0031】
次に、この基板処理装置1による洗浄処理について説明する。所定の搬送経路に従ってチャンバ5内に導入された基板Wは、搬送機構3によって上述のようにy方向に対して右側に傾斜された状態で、入口部13から処理部15に導入され、処理部15にて搬送方向Aに搬送されつつ洗浄が行われる。まず、水流形成部37の略カーテン状の純水の水流により基板Wが洗浄される。
【0032】
続いて、基板Wが水流形成部37を通過すると、基板Wに対して上下両側から純水が吐出部35,36によって吐出され、基板Wの洗浄が行われる。このとき、基板Wがy方向に対して右側に傾斜されているとともに、吐出部35,36からの純水の吐出方向C3,C4が、上述のようにz方向及び搬送方向Aに対して傾斜されているため、基板Wの上面側及び下面側において、上方側からみて図1の矢印Dで示すように、基板Wの搬送方向A下流側端部における左側(傾斜方向の上側)から搬送方向A上流側端部における右側(傾斜方向の下側)に向けて斜め方向に流れる水流が効果的に形成される。その結果、この斜め方向に流れる水流によって、基板W上の液体等を新たに吐出した純水に置換する液置換性が向上され、優れた洗浄効果が期待できる。
【0033】
続いて、基板Wが処理部15から乾燥部17に導入されると、基板Wに対して上下両側から略カーテン状のエア流がエア形成部33,34によって吹きつけられ、基板Wの乾燥が行われる。このとき、基板Wがy方向に対して右側に傾斜されているとともに、エア流形成部33,34からのエア流の吐出方向C1,C2が、上述のようにz方向及び搬送方向Aに対して傾斜されているため、基板Wの上面側及び下面側において、上方側からみて図1の矢印Dで示すように、基板Wの搬送方向A下流側端部における左側(傾斜方向の上側)から搬送方向A上流側端部における右側(傾斜方向の下側)に向けて斜め方向に流れるエア流が効果的に形成される。その結果、この斜め方向に流れるエア流によって、基板Wに付着した水がエア流の流れに沿って効果的に基板W外に移動及び除去され、効果的に乾燥が行われる。
【0034】
続いて、上記のように乾燥処理が行われた基板Wは、乾燥部17から出口部19に送られ、チャンバ5外に排出される。
【0035】
以上のように、本実施形態によれば、基板Wを傾斜させた状態で搬送しつつ、基板Wに純水を吐出して洗浄を行うため、基板W上の液置換性に優れ、特別の処理液を使用しなくとも純水の使用により高い洗浄効果が得られるとともに、大量の純水を必要とせず、短時間で効率良く洗浄が可能でり、コストや性能面で優れている。このため、吐出部35,36の設置個数を削減でき、コスト削減及び装置構成の小型化に有利である。
【0036】
また、所定の搬送区間F内に位置するすべての吐出部35,36が、搬送方向Aに対してエア流形成部33,34の傾斜方向と略同一の傾斜角度α2で傾斜しているため、エア流形成部33,34と吐出部35,36の各ノズル部47との間に無駄な空間が生じるのを防止でき、装置構成の小型化に有利であるとともに、基板W全面に均一に純水を吐出して均一に洗浄できる。
【0037】
さらに、このように吐出部35,36をエア流形成部33,34の傾斜方向と略平行に配置することによって、エア流形成部33,34と吐出部35,36の各ノズル部47との間の搬送方向Aに沿った距離が等しくなるため、基板A上で純水の乾燥度合い等の処理ムラが生じるのを防止でき、処理性能が向上する。
【0038】
また、基板W自体が上述のようにy方向に対して傾斜していることによる寄与と、吐出部35,36からの純水の吐出方向C3,C4が、上述のように、上方から見て基板Wの搬送方向A上流側及び傾斜方向の下側に向けて搬送方向Aと斜めに交わるように、かつ、y方向から見てz方向に対して傾斜するように設定されることによる寄与とにより、基板W上において、基板Wの搬送方向A下流側端部における左側(傾斜方向の上側)から搬送方向A上流側端部における右側(傾斜方向の下側)に向けて斜め方向に流れる水流を効果的に形成することができ、基板W上における液置換性をより向上でき、より少量の純水により洗浄が可能となる。その結果、例えば、吐出部35,36にて使用する純水に未使用の新液である純水を用いるようにしても、新液使用によるコスト増加を抑制することができる。
【0039】
さらに、吐出部35,36が、x方向から見て基板Wの傾斜方向と平行に延設されているため、各ノズル部47と基板Wとの距離を等しく設定することができ、基板W全面に均一に洗浄することができる。
【0040】
また、吐出部35,36及び水流形成部37で使用される純水として汚染物を含まない未使用のものが用いられるため、使用後の純水を回収して再利用する方式のように純水中に含まれる汚染物により基板Wを汚染してしまうことがないとともに、処理液を再利用する際に必要なフィルタ、タンク、配管及びポンプ等の設備が不要である。
【0041】
さらに、搬送機構3、エア流形成部33、吐出部35,36及び水流形成部37の実質的にすべての構成要素が単一のチャンバ5内に収容される構成であるため、装置構成の小型化及び低コスト化が図れる。
【0042】
また、チャンバ5の入口部13及び出口部19に、エアフィルタ21,23が設けられたエア取入口25,27が設けられ、入口部13と出口部19の間に位置する処理部15及び乾燥部17にエア排出口29,31が設けられているため、エア排出口29,31からチャンバ5内のエアを吸引して排出することにより、チャンバ5内に入口部13及び出口部19からチャンバ5のさらに内方である処理部15及び乾燥部17側に向かうエアの流れを形成することができ、これによってチャンバ5内の純水のミスト等が入口部13又は出口部19からチャンバ5外に漏れるのを防止することができるとともに、チャンバ5内の気流を安定させることができる。
【0043】
さらに、チャンバ5内のエアを清浄な状態に保つことができ、チャンバ5内に浮遊する汚染物が基板Wに再付着するのを防止できる。
【0044】
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態に係る基板処理装置の平面構成を模式的に示す図である。本実施形態に係る基板処理装置51が上述の第1実施形態に係る基板処理装置1と実質的に異なる点は、チャンバ5内における入口部13と処理部15の間に新たな処理部53を追加した点、及び、処理部15内に設置していた水流形成部37を省略した点のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0045】
この基板処理装置51では、図7に示すように、チャンバ5内における入口部13と処理部15との間に、新たな処理部53が設けられている。また、処理部13の水流形成部37は省略されている。処理部15と処理部53との実質的な違いは、使用する純水に未使用の新液を使用するか、使用後の純水を回収したものを再利用するかの違いのみであり、吐出部35,36の配置形態等の構成は実質的に同一である。本実施形態では、新液である未使用の純水を使用する処理部15が、本発明に係る新液使用部に相当しおり、その処理部15の搬送方向A上流側に設けられ、使用後の純水を回収して再利用する処理部53が、本発明に係る循環使用部に相当している。処理部53には、図示しなしエア排出口が設けられている。
【0046】
処理部53内に設けられる上下の吐出部35,36は、処理部15内に設けられる上述の吐出部35,36と同様に、x方向、y方向及びz方向に対して傾斜した状態で配置されている。このため、吐出部35,36からの純水の吐出方向C3,C4は、処理部15内に備えられる上述の吐出部35,36からの純水の吐出方向C3,C4と同様に、図2及び図5に示すようにy方向から見てz方向に対して傾斜角度β2をなして搬送方向A下流側から斜めに基板Wと交わるように、かつ、図5に示すようにz方向から見て搬送方向A上流側及び基板Wの傾斜方向の下側に向けて搬送方向Aと傾斜角度γ2をなすように設定されている。その結果、処理部53の吐出部35,36の水流は、上方からみて図1の矢印Dで示すように、基板Wの搬送方向A下流側端部における左側(傾斜方向の上側)から搬送方向A上流側端部における右側(傾斜方向の下側)に向けて斜め下方向に吐出される。
【0047】
このような構成により、本実施形態では、チャンバ5の処理部15内の搬送方向A下流側端部から処理部53にかけて設定される所定の搬送区間G内に設置されるすべての吐出部35,36が、上述のようにx方向、y方向及びz方向に対して傾斜配置されている。
【0048】
なお、図7の図示例では、処理部53内において上下3個ずつの吐出部35,35が設けられているが、3個に限らず、1個以上の任意の個数に設定可能である。また、下側の吐出部36を省略してもよい。
【0049】
また、処理部53では、使用した純水を再利用するため、吐出部35,36から吐出された純水が、回収されてフィルタを介して清浄化された後、再び吐出部35,36に供給されるようようようなっている。
【0050】
この基板処理装置51による洗浄処理では、チャンバ5内に導入された基板Wは、搬送機構3によりy方向に傾斜された状態で搬送されて、入口部13から処理部53内に導入され、処理部53にて吐出部35,36から吐出される再利用の純水により洗浄される。このとき、基板Wがy方向に対して右側に傾斜されているとともに、吐出部35,36からの純水の吐出方向C3,C4が、上述のようにz方向及び搬送方向Aに対して傾斜されているため、基板Wの上面側及び下面側において、上方側からみて図1の矢印Dで示すように、基板Wの搬送方向A下流側端部における左側(傾斜方向の上側)から搬送方向A上流側端部における右側(傾斜方向の下側)に向けて斜め方向に流れる水流が効果的に形成される。
【0051】
続いて、基板Wは処理部53から処理部15に送られ、処理部15にて未使用の純水により前述の第1実施形態の場合と同様に再度洗浄され、乾燥部17を経て出口部19に送られ、チャンバ5外に排出される。
【0052】
以上のように、本実施形態においても、上述の第1実施形態の効果の一つである使用する純水にすべて未使用の純水を使用することにより得られる効果を除いて、第1実施形態とほぼ同様な効果が得られる。
【0053】
また、本実施形態では、純水を再利用して洗浄する処理部53の搬送方向A下流側に、未使用の純水を用いて洗浄する処理部15が設けられているため、仮に処理部53で使用される純水に汚染物が含まれていてその汚染物により基板Wが汚染された場合でも、基板W上の汚染物を含む水等を、下流側の処理部15で使用される汚染物を含まない未使用の純水に置換することができ、純水の消費量を抑制しつつ洗浄効果の向上が図れるとともに、処理部15の上流側に追加の処理部53を設けることにより、多様な基板処理(例えば、汚染度の高い基板Wの洗浄処理)にも対応できる。
【0054】
<第3実施形態>
図8は、本発明の第2実施形態に係る基板処理装置の平面構成を模式的に示す図である。本実施形態に係る基板処理装置61が上述の第2実施形態に係る基板処理装置51と実質的に異なる点は、チャンバ5内における入口部13と処理部53の間に新たな処理部63を追加した点のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0055】
この基板処理装置61では、図8に示すように、チャンバ5内における入口部13と処理部53との間に、新たな処理部63が設けられている。この処理部63では、基板Wに対する各種の薬液を用いた薬液処理が行われる。
【0056】
そして、基板Wが傾斜された状態で入口部13から処理部63内に送られると、処理部63にて薬液が基板Wに吐出されるなどして基板Wに対する薬液処理が行われた後、処理部53に送られ、処理部53での純水による洗浄処理により、薬液処理により基板Wに付着した薬液が純水に置換される。続いて、基板Wは、処理部15に送られ、処理部15にて新液である未使用の純水によりさらに洗浄され、乾燥部17を経て出口部19から排出される。
【0057】
このような本実施形態においても、上述の第2実施形態とほぼ同様な効果が得られるとともに、処理部63では基板Wが傾斜された状態で薬液処理が行われるため、例えば基板Wに対して薬液を吐出する際の基板W上での液置換性が向上され、薬液処理を効果的に行うことができるとともに、薬液により処理を行う処理部63が処理部15及び処理部53の上流側に設けられることにより、多様な基板処理(例えば、汚染度の高い基板Wの洗浄処理)にも対応できる。
【0058】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、基板を傾斜させた状態で搬送しつつ、基板に処理液を吐出するため、基板上の液体等を新たに吐出した処理液に置換する液置換性に優れ、大量の処理液を必要とせず、短時間で効率良く処理液による処理が可能でり、コストや性能面で優れている。このため、吐出部の設置個数を削減でき、コスト削減及び装置構成の小型化に有利である。例えば、吐出部から吐出した処理液により基板の洗浄を行う場合において、処理液として純水を用いても高度の洗浄性能を実現することができる。
【0059】
また、吐出部のノズル部の配列方向が、基板の搬送方向に対して気流形成部の傾斜方向と略同一の傾斜角度で傾斜しているため、気流形成部と吐出部の各ノズル部との間に無駄な空間が生じるのを防止でき、装置構成の小型化に有利である。
【0060】
さらに、このように吐出部の配列方向を気流形成部の傾斜方向と略平行にすることによって、気流形成部と吐出部の各ノズル部との間の搬送方向に沿った距離が等しくなるため、基板上で処理液の乾燥度合い等の処理ムラが生じるのを防止でき、処理性能が向上する。
【0061】
請求項2に記載の発明によれば、基板の搬送経路上における所定区間内に位置するすべての吐出部について、その複数のノズル部の配列方向が搬送方向に対して気流形成部と略同一の傾斜角度で傾斜しているため、所定区間内における各吐出部の間、及び各吐出部と気流形成部との間に無駄な空間が生じるのを防止することができるとともに、基板全面に均一に処理液を吐出することができる。
【0062】
請求項3に記載の発明によれば、基板自体の傾斜による寄与と、処理液の吐出方向が横幅方向から見て上下方向に対して傾斜されていることによる寄与とにより、基板上において搬送方向に対して傾斜した斜め方向に処理液の液流を効果的に形成することができ、基板上における液置換性をより向上でき、より少量の処理液により洗浄等の処理が可能となる。その結果、例えば、吐出部にて使用する処理液に未使用の新液を用いるようにしても、新液使用によるコスト増加を抑制することができる。
【0063】
請求項4に記載の発明によれば、基板自体が横幅方向に対して傾斜していることによる寄与と、処理液の吐出方向が、上方から見て基板の搬送方向上流側及び傾斜方向の下側に向けて搬送方向と斜めに交わるように、かつ、横幅方向から見て上下方向に対して傾斜するように設定されることによる寄与とにより、基板上において、搬送方向に対して基板の傾斜方向下側に傾斜した斜め方向に処理液の液流を効果的に形成することができ、基板上における液置換性をより向上でき、より少量の処理液により洗浄等の処理が可能となる。その結果、例えば、吐出部にて使用する処理液に未使用の新液を用いるようにしても、新液使用によるコスト増加を抑制することができる。
【0064】
請求項5に記載の発明によれば、吐出部の複数のノズル部の配列方向が、搬送方向上流側又は下流側から見て基板の傾斜方向と平行に設定されているため、各ノズル部と基板との距離を等しく設定することができ、基板全面に均一に処理液を吐出することができる。
【0065】
請求項6に記載の発明によれば、吐出部で使用される処理液として汚染物を含まない未使用のものが用いられるため、使用後の処理液を回収して再利用する方式のように処理液中に含まれる汚染物により基板を汚染してしまうことがないとともに、処理液を再利用する際に必要なフィルタ、タンク、配管及びポンプ等の設備が不要である。
【0066】
請求項7に記載の発明によれば、処理液を再利用する循環使用部の搬送方向下流側に、処理液として未使用のものを用いる新液使用部が設けられているため、仮に循環使用部で吐出される処理液に汚染物が含まれていてその汚染物により基板が汚染された場合でも、基板上の汚染物を含む処理液等を、新液使用部で吐出される汚染物を含まない未使用の処理液に置換することができ、処理液の消費量を抑制しつつ処理液による処理効果の向上が図れるとともに、新液使用部の上流側に循環使用部をさらに追加することにより、多様な基板処理(例えば、汚染度の高い基板の洗浄処理)にも対応できる。
【0067】
請求項8に記載の発明によれば、搬送機構、気流形成部及びすべての吐出部が単一のチャンバ内に収容される構成であるため、装置構成の小型化及び低コスト化が図れる。
【0068】
請求項9に記載の発明によれば、チャンバの入口部及び出口部に、フィルタが設けられた気体取入口が設けられ、チャンバの入口部と出口部との間のいずれかの位置に気体排出口が設けられているため、気体排出口からチャンバ内の気体を吸引して排出することにより、チャンバ内に入口部及び出口部からチャンバのさらに内方側である気体排出口に向かう気体の流れを形成することができ、これによってチャンバ内の処理液のミスト等が入口部又は出口部からチャンバ外に漏れるのを防止することができるとともに、チャンバ内の気流を安定させることができる。
【0069】
さらに、チャンバ内の気体を清浄な状態に保つことができ、チャンバ内に浮遊する汚染物が基板に再付着するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る基板処理装置の平面構成を模式的に示す図である。
【図2】図1の基板処理装置の基板搬送方向に平行な断面における構成を模式的に示す図である。
【図3】図1の基板処理装置の基板搬送方向と直角な断面における要部の構成を模式的に示す図である。
【図4】図1の基板処理装置におけるエア流形成部の配置形態を示す図である。
【図5】図1の基板処理装置における吐出部の配置形態を示す図である。
【図6】図1の基板処理装置における吐出部の配置形態を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る基板処理装置の平面構成を模式的に示す図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る基板処理装置の平面構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置
3 搬送機構
5 チャンバ
13 入口部
15 処理部
17 乾燥部
19 出口部
21,23 エアフィルタ
25,27 エア取入口
29,31 エア排出口
33,34 エア流形成部
35,36 吐出部
37 水流形成部
47 ノズル部
51 基板処理装置
53 処理部
61 基板処理装置
63 処理部
A 搬送方向
W 基板
Claims (9)
- 基板を搬送しつつ処理を行う基板処理装置であって、
水平面に対して基板を傾斜させた状態で搬送する搬送機構と、
上方から見て基板の搬送方向に対して傾斜する方向に延設され、基板の搬送経路を斜めに横断する略カーテン状の気流を形成する気流形成部と、
前記気流形成部の前記搬送方向上流側に設けられる少なくとも1個の吐出部と、
を備え、
前記吐出部は、上方から見て前記搬送方向に対して前記気流形成部と略同一の傾斜角度で傾斜する傾斜方向に沿って配列される複数のノズル部を有し、その各ノズル部が前記搬送機構により搬送される基板に対して所定の処理液を吐出することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置において、
基板の搬送経路上における所定区間内に位置するすべての前記吐出部について、
上方から見て前記複数のノズル部が前記搬送方向に対して前記気流形成部と略同一の傾斜角度で傾斜する傾斜方向に沿って配列されることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1又は2に記載の基板処理装置において、
前記吐出部の前記各ノズル部から吐出される前記処理液の吐出方向が、前記搬送方向と垂直な横幅方向から見て上下方向に対して傾斜していることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1又は2に記載の基板処理装置において、
前記搬送機構は、基板を前記搬送方向に対しては略水平な状態を保ちつつ前記搬送方向と垂直な横幅方向に対して傾斜させた状態で搬送し、
前記処理液の前記吐出方向が、前記横幅方向から見て上下方向に対して傾斜して前記搬送方向下流側から斜めに基板と交わるように、かつ、上方から見て前記搬送方向上流側及び基板の傾斜方向の下側に向けて前記搬送方向と斜めに交わるように設定されていることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置において、
前記搬送機構は、基板を前記搬送方向に対しては略水平な状態を保ちつつ前記横幅方向に対して傾斜させた状態で搬送し、
前記吐出部の前記複数のノズル部の前記配列方向が、前記搬送方向から見て基板の傾斜方向と平行になるように設定されていることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置において、
前記吐出部で使用される前記処理液として未使用のものが用いられることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置において、
前記吐出部により使用される前記処理液として使用後のものを再利用する循環使用部と、
その循環使用部の前記搬送方向下流側に設けられ、前記吐出部により使用される前記処理液として未使用のものを用いる新液使用部と、
が設けられていることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の基板処理装置において、
前記搬送機構、前記気流形成部及びすべての前記吐出部が、基板を搬入及び排出するための入口部及び出口部が設けられた単一のチャンバ内に収容されていることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項8に記載の基板処理装置において、
前記チャンバの前記入口部及び前記出口部に、フィルタが設けられた気体取入口が設けられ、前記チャンバの前記入口部と前記出口部との間のいずれかの位置に、気体排出口が設けられていることを特徴とする基板処理装置。
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