JP4307147B2 - 板状体の搬送方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、前後間隔が密接した状態で搬送されるベニヤ単板、合板、軟質板等の板状体を、その搬送途上においてその前後搬送間隔を拡大させる方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、合板の製造工程においては、ベニヤレースによって切削されたカットシート後のベニヤ単板、あるいはこのカットシートされたベニヤ単板をベニヤドライヤによって乾燥したベニヤ単板、さらには乾燥後のベニヤ単板に接着剤を塗布してその繊維方向を平行、または直交させて積層接着した合板を、搬送コンベヤによって次の処理工程へそれぞれ搬送している。
【0003】
例えば、ベニヤドライヤには搬送方向と直交する方向に所定の間隔を置いて、その繊維方向は搬送方向と平行として、複数枚のベニヤ単板(例えば3枚)が並んだ状態で搬送され、搬送途上に供給される熱風によって乾燥されている。そして、ベニヤドライヤから取り出される乾燥後のベニヤ単板においては、その繊維方向を搬送方向とはほぼ直角に変換して搬送コンベヤによって次の処理装置、すなわちベニヤ単板仕組み装置あるいはベニヤ単板巻取り装置へ搬送される。
【0004】
また、上記ベニヤドライヤによる乾燥後のベニヤ単板であって、定寸幅に満たない小幅状のベニヤ単板にあっては、搬送コンベヤによって有効寸法長を確保するために有効寸法長に満たない部分を切断する有寸切断装置、あるいは有寸切断装置で切断された小幅状の有効寸法長単板を、その繊維方向と平行に端面同士を繋ぐための横矧ぎ装置へ搬送される。
【0005】
また、ホットプレスから取り出された熱圧後の合板は、搬送コンベヤによって四周鋸断装置へ搬送され、最終製品とすべくその四周縁部が鋸断される。この四周鋸断に際しては、合板の縦方向の両側に設置された縦切り用の鋸断機と、合板の横方向に設置された横切り用の鋸断機へ、搬送コンベヤによって合板を搬送することによって行われている。
【0006】
搬送コンベヤによって搬送される前記ベニヤ単板あるいは合板は、前記記載した処理工程における処理作業を円滑に行うため、その搬送形態を前後間隔が密接した状態から前後にある間隔を置いて、すなわち前後間隔を拡大させた状態で次の処理工程へ搬送されるのが望ましい。
【0007】
例えば、前記ベニヤドライヤは乾燥効率の観点から上下方向に対して複数段設置されている。そして、ベニヤドライヤの充填効率を高めるために乾燥すべきベニヤ単板は各段の搬送段において、搬送方向に直交する方向に複数列ならべて、また、複数列ならべたベニヤ単板の前後方向の間隔を密接した状態で搬送されている。仮に、3段の搬送段を有するベニヤドライヤへベニヤ単板を各段の搬送段への始端側から搬入するに際しては、最上段、または最下段から一定の周期で最上段、中段、最下段へ挿入し、各段の搬送段の搬送方向におけるベニヤ単板の間隔を密接して、また上下の搬送段のベニヤ単板の先端が階段形状となるように搬送されている。したがって、乾燥後のベニヤ単板を次段の処理工程へ搬送したり、或いは堆積するには、ベニヤドライヤの終端部においてベニヤ単板を一旦高速状態で搬送しており、その前後間隔に他段のベニヤ単板が挿入されて各段のベニヤ単板との重合を防止している。
【0008】
この種の取り出し装置としては、図11に示す如く、ベニヤドライヤAの終端部に送りローラB,Cの段数と同一とした取り出し棚Dを設け、この各段の取り出し棚Dに続いて各々下方へ傾斜する補助棚Eを取り付けている。また、最下段の補助棚Eを起点として取り出し方向の上方へ傾斜した搬送コンベヤFを設置したものがある。この従来例によれば、ベニヤドライヤAのベニヤ単板挿入側の発信する信号により、各段取り出し棚Dの始端に位置する上ローラGを高速状態として、例えば最下段の取り出し棚Dに至る乾燥後のベニヤ単板Hから順次高速状態で取り出している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この高速搬出時にはベニヤ単板Hの先端部は高速駆動されるが、残る部分は未だベニヤドライヤAの上下一対の送りローラB,C間に挟圧保持されているため、ベニヤ単板Hの先端部が損傷したり、水割れと称される繊維方向に亘る裂け目から裂断したり、或いは偏倚して搬送される危険性が残る。また、補助棚Eから搬送コンベヤFへのベニヤ単板Hの先端部が座屈したり、繊維方向に沿って裂ける等の不都合が発生しやすく、例えばベニヤ単板Hが偏倚して搬送されている場合には、その発生率は助長されることになる。
【0010】
そこで、本発明は前後間隔が密接した状態で搬送されるベニヤ単板、合板、軟質板等の板状体を、その搬送途上においてその前後搬送間隔を拡大させる方法および装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するために、本発明の板状体の搬送方法は、
板状体を定速で搬送する前段の定速コンベヤと、この定速コンベヤの搬送速度よりも高速度の定速で板状体を搬送する後段の高速コンベヤとを備え、
前記定速コンベヤの速度と前記高速コンベヤの速度との2態様に速度制御し得る可変速コンベヤが、前記定速コンベヤの下流側で高速コンベヤの上流側の位置に隣接して設置され、
前記可変速コンベヤは搬送すべき板状体全体の長さよりも長く、かつ可変速コンベヤのコンベヤ表面に対して搬送する板状体全体の長さだけ可変速コンベヤの板状体の搬送面を高く設定するとともに、可変速コンベヤは搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上、夫々独立して速度制御可能に配置されており、
先行する板状体の全長が定速コンベヤから一方の可変速コンベヤの搬送面上へ移乗されたときに、次に搬送される板状体は定速コンベヤと同速度の他方の可変速コンベヤの搬送面上へ移乗され、前記板状体の全てが移乗された可変速コンベヤを高速状態として板状体を下流側の高速コンベヤへ搬送し、
定速コンベヤ上を前後に隣接して搬送される板状体は、高速コンベヤ上では前後間隔を空けて搬送されることを特徴とする。
【0012】
板状体を搬送する定速コンベヤは、板状体を常時一定の速度で搬送しており、この定速コンベヤに接続して設置された可変速コンベヤは、その下流側において高速コンベヤと接続される。そして、この可変速コンベヤの搬送方向に亘る全長は少なくとも搬送すべき単一の板状体または複数枚を一組とした板状体(以下板状体という)全体の長さを有している。すなわち、定速コンベヤ上を板状体が定速状態で搬送され、そのままの速度で板状体の全体が可変速コンベヤ上に乗り移ってから可変速コンベヤの速度が高速状態に切り替わる。したがって、板状体はその全長に亘って定速、または高速のいずれか一方の速度によって搬送されることになり、速度差に伴う裂断、損傷等の不都合は回避される。
【0013】
この可変速コンベヤは無端帯によって構成されている。すなわち、搬送方向の前後に一定間隔を置いて回転可能に軸受された一対の軸に、搬送方向と交差する方向に任意間隔を置いてそれぞれ取り付けられたプーリまたは鎖車に、ベルトまたはチエンを巻き掛けたコンベヤから構成されている。そして、この無端帯は搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上複数列備えられており、それぞれの無端帯は別個独立に駆動可能に構成されている。
【0014】
可変速コンベヤを構成する無端帯を上述のように複数列、例えば2列備えることは、定速コンベヤ上を前後間隔を密にして搬送される板状体を連続的に間隔を拡大させて搬送させるためには好適である。すなわち、一方の無端帯が板状体を搬送している間、他方の無端帯は次に搬送される板状体に備えてその始端側を次の板状体を搬送するための待機位置に待機させているか、若しくは空の状態で待機位置まで復帰する途上にある。このため、板状体は確実に高速コンベヤ上へ搬送することが可能となる。
【0015】
一方、この可変速コンベヤを構成する無端帯は、無端状に掛け渡された無限軌道の全長のうち搬送すべき板状体全体の長さだけ、板状体の載置面を高く設定している。そして、この載置面は板状体が定速コンベヤから移乗されるときにはその始端側から下部の軌道側に待機しているため、それぞれの無端帯の板状体搬送面は無限軌道面より一定長さだけ高いことになる。したがって、板状体を搬送するとき他の無端帯の走行面との干渉状態を回避することができる。
【0016】
上記課題を解決するために、本発明の板状体の搬送装置の構成は、
板状体を定速で搬送する前段の定速コンベヤと、
この定速コンベヤの搬送速度よりも高速度の定速で板状体を搬送する下流側に配置した後段の高速コンベヤと、
この高速コンベヤの上流側で前記定速コンベヤの下流側の位置に隣接して設置された、速度制御可能な可変速コンベヤと、
この可変速コンベヤの搬送速度を、前記定速コンベヤの速度と前記高速コンベヤの速度とのいずれかの2態様に切り替えする速度制御を可能とする駆動制御器と、
この駆動制御器に対して前記可変速コンベヤへの搬送速度の切り替えを指示する指令制御器とを備えると共に、
前記可変速コンベヤは搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上、夫々独立して前記駆動制御器によって速度制御可能に配置され、
前記可変速コンベヤは搬送すべき板状体全体の長さよりも長く、かつ可変速コンベヤのコンベヤ表面に対して可変速コンベヤの板状体の搬送面が搬送する板状体全体の長さだけ高く設定されており、
前記指令制御器は先行する板状体の全てが定速コンベヤから一方の可変速コンベヤの搬送面上へ移乗されたときに、前記駆動制御器によって可変速コンベヤの速度を高速状態として板状体を下流側の高速コンベヤへ搬送し、
前記指令制御器は他方の可変速コンベヤの搬送速度を前記駆動制御器によって定速コンベヤと同速度に制御し、次に搬送される板状体は他方の可変速コンベヤの搬送面上へ移乗して搬送され、
前記定速コンベヤ上を前後に隣接して搬送される板状体は、前記高速コンベヤ上では前後間隔を空けて搬送されることを特徴とする。
【0017】
前記可変速コンベヤの搬送方向に亘る全長は少なくとも搬送すべき板状体の長さを有し、その下流側において高速状態で稼働される高速コンベヤと接続されている。そして、板状体の全長が可変速コンベヤ上に至るとき前記指令制御器によって可変速コンベヤの速度を高速状態に切り替える。前記可変速コンベヤは搬送方向と平行、且つ搬送方向と交差する方向に任意の間隔を置いて巻き掛けされた少なくとも一対の無端帯よりなり、この一対の無端帯は搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上複数列備えられている。
【0018】
前記一対の無端帯は上述のように搬送方向と交差する方向に任意間隔を置いてそれぞれ取り付けられたプーリまたは鎖車に、ベルトまたはチエンを巻き掛けたコンベヤから構成されている。そして、この無端帯は搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上複数列備えられており、それぞれの無端帯は別個独立に駆動可能に構成されている。
【0019】
この可変速コンベヤを構成するそれぞれの無端帯を駆動させるには、それぞれの無端帯の一方の軸側に可変速モータを取り付けて無端帯を定速と高速のいずれかに切り替えることができる。また、定速コンベヤ或いは高速コンベヤの駆動を従動することによっても無端帯の速度を切替制御することが可能である。そして、可変速コンベヤを構成する一対の無端帯のそれぞれは、無限軌道の全長のうち搬送すべき板状体全体の長さだけ、板状体の載置面が高く設定されている。
【0020】
この可変速コンベヤには始端位置設定器が少なくとも設置されており、板状体を定速コンベヤから移乗するとき、少なくともいずれかの無端帯に取り付けられた載置面を始端位置に待機させていることになる。すなわち、この載置面の先端部が待機位置に臨んだ位置にあってその後端は下部軌道面に至った状態となっている。
【0021】
前記始端位置設定器は、具体的には前記可変速コンベヤを構成する一対の無端帯のそれぞれに設置された検出片とこの検出片を検出する検出器から構成することができる。例えば、無端帯に突起体を設け、一方無端帯の周回軌道上の任意位置にリミットスイッチを設置し、無端帯の周回途上にこの突起体をリミットスイッチによって検出したときに無端帯を停止させ、その載置面の先端部を待機位置に臨ませる。また、この接触式の検出方式の他、投光式または反射式の光電管、或いは近接スイッチ等の非接触式の検出器によってその載置面の先端部が待機位置に至ったことを検出することも可能である。
【0022】
さらに、前記始端位置設定器は一対の無端帯の複数列それぞれに接続された可変速モータの回転量を検出することによっても可能である。すなわち、可変速モータのロータリーエンコーダによって回転量を検出し、所定のパルス量がカウントアップされたときに可変速モータの駆動を停止させる。そして、それぞれの無端帯の始端側が次の板状体を搬送するための待機位置に待機させるものである。
【0023】
また、可変速コンベヤを構成するそれぞれの無端帯は、駆動制御器によってその駆動順序を制御される。したがって、無端帯の一つが板状体を搬送している間、他の無端帯の始端側は次の板状体を搬送するための待機位置に待機しているか、若しくは待機位置へ復帰途上である。
【0024】
また、前記指令制御器は、定速コンベヤに設置されて板状体の通過を検出する板状体検出器の検出指令に基づき前記駆動制御器に可変速コンベヤの速度を高速に切り替えることが可能である。この板状体検出器は定速コンベヤの搬送面を搬送される板状体を接触して検出するリミットスイッチ、或いは透過型の光電管等の非接触式のいずれでもよく、板状体の後端が通過したことを検出すれば足りる。
【0025】
前記指令制御器は、定速コンベヤに設置された板状体検出器と、前記定速コンベヤに設置されるパルス発信器と、前記板状体検出器の位置から前記可変速コンベヤまでの距離を設定する寸法設定器とから構成することも可能である。そして、定速コンベヤ上を搬送される板状体を板状体検出器によって検出してから設定した距離のパルス量がカウントアップされるとき、前記駆動制御器に可変速コンベヤの速度を高速に切り替えるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、搬送方向の前後に支持された一対の軸1,2に、搬送方向と直交する方向に任意間隔を置いて複数個の鎖車またはプーリ3、4を取り付ける。これら鎖車またはプーリ3,4間に複数列のチエン、タイミングベルト、ベルト等の無端帯5を巻掛けして、板状体6を一定の速度で搬送する定速コンベヤ7を構成する。一方、この軸2の搬送方向の下流側に一定間隔を置いた位置に軸8を設置し、これら一対の軸2,8間に搬送方向と直交する方向に左右一対の鎖車またはプーリ9,10を取り付ける。そして、これら鎖車またはプーリ9,10間にチエン、タイミングベルト、ベルト等の無端帯11を巻掛けして、定速コンベヤ7から搬送されてくる板状体のための可変速コンベヤ12を設置している。
【0027】
このとき、この無端帯11は搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上複数列備えられており、それぞれの無端帯111,112は別個独立に駆動可能に構成されている。具体的には、前記一対の軸2,8に取り付けられた左右一対の鎖車またはプーリ91,101の近接位置に複数列分、例えば2列の無端帯112であればさらに鎖車またはプーリ92,102を取り付けることになる。また、3列の無端帯113であればさらに鎖車またはプーリ93,103を取り付けることになる。
【0028】
そして、この軸8の搬送方向の下流方向に一定間隔を置いた位置に軸13を設置し、これら一対の軸8,13間に、搬送方向と直交する方向に左右一対の鎖車またはプーリ14,15を取り付け、これら鎖車またはプーリ14,15間にチエン、タイミングベルト、ベルト等の無端帯16が巻掛けして可変速コンベヤ12から搬送されてくる板状体のための高速コンベヤ17を設置している。
【0029】
前記可変速コンベヤ12を構成する無端帯11を上述のように複数列、例えば2列の無端帯111,112を備えることは、定速コンベヤ7上で前後間隔を密にして搬送される板状体6の間隔を、高速コンベヤ7の搬送速度に可変速コンベヤ12の一方の無端帯112との搬送速度を合わせることによって、連続的に板状体6の間隔を拡大させて搬送させるためには好適である。そして、この可変速コンベヤ12の搬送方向に亘る全長は少なくとも搬送すべき単一の板状体6または複数枚を一組とした板状体6(以下板状体という)全体の長さを有している。すなわち、小幅状の板状体6では図3に示すように任意枚数、例えば3枚を一組として次工程へ搬送する場合があり、この場合にはこの任意枚数毎を定寸法の板状体6とみなして、この任意枚数の板状体6毎に、搬送方向の前後間隔を拡大させている。
【0030】
この可変速コンベヤ12を構成するそれぞれの無端帯111,112を駆動させるには、それぞれの無端帯111,112を掛け渡した一方の軸側に別個独立して可変速モータ181,182を取り付ける。すなわち、可変速コンベヤ12の搬送方向の上下流位置の軸2,8のいずれか一方の軸を駆動側として他方を従動側とする。図示例によれば、上流側の軸2を無端帯111の駆動側とすれば、そのプーリまたは鎖車91を例えばキー19止め等の回り止め加工をし、残るプーリまたは鎖車101については全てベアリング等による遊転支持状態とする。
【0031】
同様に、下流側の軸8を無端帯112の駆動側とすれば、そのプーリまたは鎖車102を例えばキー19止め等の回り止め加工をし、残るプーリまたは鎖車92については全てベアリング等による遊転支持状態とする。また、図2・3に示すように3列目の無端帯113が用意されている場合には、駆動用の軸20を新たに用意してプーリまたは鎖車201を例えばキー19止め加工をして取り付け、無端帯113を3つのプーリまたは鎖車93,103,201に亘って巻き掛ける。この場合、残る2つのプーリまたは鎖車93,103はベアリング等による遊転支持状態となって従動側となる。したがって、各軸2,8,20にはそれぞれ可変速モータ181,182,183が接続され、それぞれの無端帯111,112,113を定速と高速のいずれかに切り替えることができる。
【0032】
そして、図4に示すように、可変速コンベヤ12を構成するそれぞれの無端帯111,112,113には、無限軌道の全長のうち搬送すべき板状体6全体の長さだけ、板状体6の載置面21が高く設定されている。例えば、無端帯11がベルトコンベヤで構成されている場合には、そのベルトコンベヤの上部に或る厚みのベルトからなるアタッチメント211が当該長さだけ重合接着している。またチエンコンベヤであれば、チエンを構成するリンク上にアタッチメント211を当該長さだけ取り付けて構成することになる。
【0033】
また、図5に示すように、この可変速コンベヤ12には始端位置設定器22が設置されており、板状体6を定速コンベヤ7から移乗するとき、いずれかの無端帯11に取り付けられた載置面21を始端位置に待機させていることになる。すなわち、アタッチメント211の載置面21の先端部が待機位置に臨んだ位置にあってその後端は下部軌道面に至った状態となっている。前記始端位置設定器22は、具体的には前記可変速コンベヤ12を構成する無端帯11に設置された検知部23と、この検知部23を検出するための可変コンベヤ12付近に設置した検出器24によって構成することができる。
【0034】
例えば、無端帯11の所定の位置には検知部23を構成する突起体231を設け、また無端帯11の周回軌道付近の任意位置に検出器24であるリミットスイッチ241を設置し、無端帯11の周回途上において、この突起体231がリミットスイッチ241に接触することによって周回する無端体11の特定位置を検出することができる(図6参照)。また、この接触式の検出方式の他、投光器232と受光器242とを組み合わせて無端帯11の所定の検知部23を、投光器232の光が受光器242で受光又は遮光することによって検知することができる(図7参照)。更に、無端帯11の所定の検知部23として反射体233を設置し、また無端帯11の周回軌道付近の任意位置に検出器24を構成する光電管243を設置し、この光電管243が反射体233の反射光を検出することで、周回する無端体11の特定位置を検出することができる(図8参照)ものであり、このように非接触式の検出器24によっても、無端体11のアタッチメント211の載置面21の先端部が待機位置に至ったことを検出することができ、この位置に無端帯11を停止させることができる。
【0035】
さらに、前記始端位置設定器22は無端帯11の複数列それぞれに接続された可変速モータ181,182,183の回転量を検出することによっても可能である。すなわち、可変速モータ181,182,183には回転毎にパルスを発信するロータリーエンコーダを付設しており、無端帯11が周回して戻ってくるまでのパルス量があらかじめ設定されている。無端帯11が板状体6を搬送するための待機位置から周回を開始したあとで、ロータリーエンコーダから発信されるパルス量が設定された所定のパルス量に一致して、カウントアップされたときに可変速モータ181,182,183を停止すれば、それぞれの無端帯11は無端帯11に取り付けたアタッチメント211の始端側が、次の板状体6を搬送するための待機位置に待機させることができる。
【0036】
したがって、可変速コンベヤ12の無端帯11のいずれかが板状体6を高速コンベヤ17に向けて搬送している間、残る無端帯11は次に搬送される板状体6に備えてその始端側を次の板状体6を搬送するための待機位置に待機させているか、若しくは空の状態で待機位置まで復帰する途上にある。このため、後続の板状体6は定速コンベヤ7上を搬送中かもしくは待機位置に待機させたまま、中継コンベヤ12は搬送中の板状体6だけを確実に高速コンベヤ17上へ搬送することが可能となる。
【0037】
このように無端帯11に取り付けたアタッチメント211の始端側は、常に次の板状体6を搬送するための待機位置に待機させられており、この無端帯の駆動の開始は可変速モータ181,182,183の起動によって行われる。そして、図3に示すように、この可変速モータ181,182,183への駆動制御系統は定速コンベヤ7上を搬送される板状体6の通過を検出することによって制御される。すなわち、前記搬入コンベヤ7には板状体6の通過を検出する板状体検出器41が設置されており、この板状体検出器41が板状体6の通過を検出した検出指令は指令制御器30に送られ、この指令制御器30の出力は前記可変速モータ181,182,183の駆動制御を行なう駆動制御器29に送られる。指令制御器30は定速コンベヤ7上に設置された板状体6の通過を検出する板状体検出器41の検出指令に基づき、駆動制御器29に対して可変速コンベヤ13を駆動し、また速度を高速に切り替える指令を出しており、この指令に基づき駆動制御器29は前記可変速モータ181,182,183のいずれかを駆動して無端帯11による板状体6の搬送を指示する。前記板状体検出器41は定速コンベヤ7の搬送面を搬送される板状体6を接触して検出するリミットスイッチ、或いは反射型や透過型の光電管等の非接触式の検知素子が使用でき、板状体6の前端や後端が通過したことを検出すれば足りる。
【0038】
例えば、単一の板状体6を制御する場合には、板状体6は定速コンベヤ7上を前後間隔を密接した状態で搬送されているが、前位の板状体6と後位の板状体6との間隔を板状体検出器41が検出してから任意の時間を経過したときに可変速コンベヤ12を高速状態に制御する。すなわち、板状体検出器41が板状体6の前端を検出してからその後端を検出するとき、その検出指令を指令制御器30に内装されたタイマー等の遅延回路を介して、前記駆動制御器29へ出力して可変速モータ181,182,183を高速状態へ切り替える。したがって、板状体6は板状体検出器41によって後端が検出された位置から遅延回路によって制御された時間が経過したとき、板状体6の全長が可変速コンベヤ12上に移乗されているはずであり、板状体6全体が可変速コンベヤ12の高速状態を享受できることになる。
【0039】
また、前記指令制御器30と駆動制御器29への指令系統は図9に示す実施例の駆動制御系統とすることも可能である。この実施例の指令系統は制御部40、板状体検出器41、設定距離入力器42、寸法設定器43、可変速モータ181,182,183より構成される。また、前記制御部40はCPU44、RAM45、ROM46、記憶部47およびクロックカウンタ48によって構成されている。この板状体検出器41は先の図3に示す実施例と同様に前記定速コンベヤ7上で板状体6の通過を検出する位置に設置されており、先の実施例のようにこの板状体検出器41は接触式或いは非接触式のいずれでも良く、定速コンベヤ7上の板状体6の通過を検出しており、この検出指令は制御部40に送られる。前記設定距離入力器42は板状体検出器41位置と可変速コンベヤ12の距離を記憶部47に入力するものであり、前記寸法設定器43はアナログスイッチまたはデジタルスイッチ等によって構成された入力デバイスである。図9の実施例ではこの寸法設定器43によって、搬送する板状体6の全長寸法を入力する。この入力方法としては板状体6の寸法(例えば、2尺、3尺、4尺等…等)は複数種のものがあらかじめセットされており、その中から選ぶことによってもよく、また、数値キーで構成した時には任意の数値を入力することもできる。
【0040】
可変速モータ181,182,183は、図示しない伝達機構を介して可変速コンベヤ12を構成する複数列の各無端帯111,112,113に接続し、定速と高速の速度切り替えが可能となる。ROM46には板状体検出器41を設置した位置から可変速コンベヤ12に到達するまでの距離と、板状体6の全長寸法等から、板状体6の搬送時間を算出するプログラムが格納されている。RAM45は、カウンタ換算プログラム等のワーク領域となるほか、算出された発振パルス数を保持するとともに、クロックカウンタ48からのパルスを積算保持するパルスカウンタを形成している。CPU44はカウンタ換算プログラムにより、所定の検出入力を受けてから対応する可変速モータ181,182,183を起動するまでの搬送時間を算出し、クロックカウンタ48からの発振パルス数と比較して可変速モータ181,182,183への駆動制御出力を行っている。
【0041】
定速コンベヤ7上を前後間隔が密接した状態で搬送される板状体6の前端部分が板状体検出器41によって検出されると、前記制御部40においてクロックパルスのカウントが開始される。板状体6はその前端部分から定速コンベヤ7を経ていずれかの無端帯11のアタッチメント211の上へ移乗されると、この無端帯11が板状体6を定速コンベヤ7と同速度で搬送方向下流側へ搬送する。そして、板状体6の全体が無端帯11上へ移乗され、これに要する時間に相当するパルス数をカウントアップすると、制御部40はこれらの無端帯111,112,113の内のいずれかを駆動している可変速モータ181,182,183の回転を、高速回転に切り替えて板状体6を高速で搬送するから、後続の板状体6との間隔は順次拡大することになる。一方、後続の板状体6は複数列に配列された他の無端帯11のアタッチメント211の上にその前端部分が移乗されて搬送が開始されており、この状態では先の無端帯11が高速で板状体6の搬送を開始しても、後続の板状体6は他の無端帯11のアタッチメント211によって浮かされているから、高速で周回する先の無端帯11の動きに関係なく、板状体6は後続の無端帯11によって定速コンベヤ7と同じ速度で搬送を続け、やがて、上述と同様に無端帯の速度を高めて高速コンベヤ17へ搬送される。
【0042】
次に図10のa〜dに基づいて板状体6の詳細な搬送状態を説明する。まず、定速コンベヤ7上を前後間隔を密接して搬送される板状体6の前端部分が待機位置で停止している無端帯111のアタッチメント211の始端部分に移乗される(図10a参照)。無端帯111は定速コンベヤ7と同一速度で駆動され、板状体6は前方へ搬送される。このとき、次位の板状体6は前後間隔を密接した状態で定速コンベヤ7上を搬送されている(図10b参照)。先行する板状体6の全長さが無端帯111上に移乗されると、無端帯111は高速状態で駆動される。このとき、次位の板状体6は他の無端帯112のアタッチメント211の上に移乗されて定速コンベヤ7と同じ定速状態で搬送され、先行する板状体6と次位の板状体6の前後間隔は拡大されつつある(図10c参照)。次いで、先行する板状体6は無端帯111から高速コンベヤ17上へ移乗され、次位の板状体6の全長さが無端帯112上に移乗されると、この次位の板状体6も高速状態で高速コンベヤ17に向けて搬送される(図10d参照)。
【0043】
本発明は、その根本的技術的思想を踏襲し、発明の効果を著しく損なわない限度において、前記の実施態様の一部を変更して実施でき、それらの変更態様も当然に本発明の技術的範囲に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図。
【図3】図2の要部の側面図。
【図4】本発明の実施状態を示す説明図。
【図5】本発明の拡大側面図。
【図6】位置設定器を示す拡大側面図。
【図7】位置設定器を示す拡大側面図。
【図8】位置設定器を示す拡大側面図。
【図9】本発明の制御系統を示すブロック線図。
【図10】本発明の作動説明図。
【図11】従来装置を示す側面図。
【符号の説明】
6 板状体
7 定速コンベヤ
11 無端帯
12 可変速コンベヤ
17 高速コンベヤ
21 載置面
211 アタッチメント
22 位置設定器
41 板状体検知器

Claims (15)

  1. 板状体を定速で搬送する前段の定速コンベヤと、この定速コンベヤの搬送速度よりも高速度の定速で板状体を搬送する後段の高速コンベヤとを備え、
    前記定速コンベヤの速度と前記高速コンベヤの速度との2態様に速度制御し得る可変速コンベヤが、前記定速コンベヤの下流側で高速コンベヤの上流側の位置に隣接して設置され、
    前記可変速コンベヤは搬送すべき板状体全体の長さよりも長く、かつ可変速コンベヤのコンベヤ表面に対して搬送する板状体全体の長さだけ可変速コンベヤの板状体の搬送面を高く設定するとともに、可変速コンベヤは搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上、夫々独立して速度制御可能に配置されており、
    先行する板状体の全てが定速コンベヤから一方の可変速コンベヤの搬送面上へ移乗されたときに、次に搬送される板状体は定速コンベヤと同速度の他方の可変速コンベヤの搬送面上へ移乗され、前記板状体の全てが移乗された可変速コンベヤを高速状態として板状体を下流側の高速コンベヤへ搬送し、
    定速コンベヤ上を前後に隣接して搬送される板状体は、高速コンベヤ上では前後間隔を空けて搬送されることを特徴とする板状体の搬送方法。
  2. 前記板状体は、単一の板体、または搬送方向に相前後して隣接して搬送される複数枚の板体が一組となって構成されている請求項1に記載の板状体の搬送方法。
  3. 前記可変速コンベヤは、板状体の搬送方向に任意間隔を置いて前後に取り付けられたプーリまたは鎖車に、搬送方向と平行に巻き掛けされたベルトコンベヤまたはチエンコンベヤ等の無端帯よりなる請求項1又は2に記載の板状体の搬送方法。
  4. 前記可変速コンベヤは、2列以上備えられた一方の可変速コンベヤが前記板状体を搬送している間は、他の可変速コンベヤの始端側は次の板状体を搬送するための待機位置に待機しているか、若しくは待機位置へ復帰途上である請求項1ないし3のいずれかに記載の板状体の搬送方法。
  5. 板状体を定速で搬送する前段の定速コンベヤと、
    この定速コンベヤの搬送速度よりも高速度の定速で板状体を搬送する下流側に配置した後段の高速コンベヤと、
    この高速コンベヤの上流側で前記定速コンベヤの下流側の位置に隣接して設置された、速度制御可能な可変速コンベヤと、
    この可変速コンベヤの搬送速度を、前記定速コンベヤの速度と前記高速コンベヤの速度とのいずれかの2態様に切り替えする速度制御を可能とする駆動制御器と、
    この駆動制御器に対して前記可変速コンベヤへの搬送速度の切り替えを指示する指令制御器とを備えると共に、
    前記可変速コンベヤは搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上、夫々独立して前記駆動制御器によって速度制御可能に配置され、
    前記可変速コンベヤは搬送すべき板状体全体の長さよりも長く、かつ可変速コンベヤのコンベヤ表面に対して可変速コンベヤの板状体の搬送面が搬送する板状体全体の長さだけ高く設定されており、
    前記指令制御器は先行する板状体の全てが定速コンベヤから一方の可変速コンベヤの搬送面上へ移乗されたときに、前記駆動制御器によって可変速コンベヤの速度を高速状態として板状体を下流側の高速コンベヤへ搬送し、
    前記指令制御器は他方の可変速コンベヤの搬送速度を前記駆動制御器によって定速コンベヤと同速度に制御し、次に搬送される板状体は他方の可変速コンベヤの搬送面上へ移乗して搬送され、
    前記定速コンベヤ上を前後に隣接して搬送される板状体は、前記高速コンベヤ上では前後間隔を空けて搬送されることを特徴とする板状体の搬送装置。
  6. 前記可変速コンベヤは、板状体の搬送方向に任意間隔を置いて前後に取り付けられたプーリまたは鎖車に、搬送方向と平行に巻き掛けされたベルトコンベヤまたはチエンコンベヤ等の無端帯よりなる請求項5に記載の板状体の搬送装置。
  7. 前記可変速コンベヤは、搬送方向と交差する方向に任意の間隔を置いて配置した一対の無端帯が、搬送方向と交差する方向に少なくとも2列以上備え付けられた請求項6に記載の板状体の搬送装置。
  8. 前記可変速コンベヤを構成する2列以上備え付けられた対となる無端帯は、そのそれぞれが定速または高速に切り替わる可変速モータに接続されて別個独立に駆動可能である請求項7に記載の板状体の搬送装置。
  9. 前記駆動制御器は可変速コンベヤを構成するそれぞれの無端帯の一方の軸側に取り付けられた可変速モータによって、可変速コンベヤに定速と高速のいずれかに切り替える請求項5ないし8のいずれかに記載の板状体の搬送装置。
  10. 前記可変速コンベヤには始端位置設定器が少なくとも設置されており、前記単一の板状体または複数枚を一組とした板状体を前記定速コンベヤから移乗するとき、可変速コンベヤが常時始端位置に待機している請求項5ないし9のいずれかに記載の板状体の搬送装置。
  11. 前記始端位置設定器は前記可変速コンベヤを構成する一対の無端帯のそれぞれに設置された検出片とこの検出片を検出する検出器から構成されており、一方の無端帯が板状体を搬送している間は他の無端帯の始端側は次の板状体を搬送するための待機位置に待機しているか、若しくは待機位置へ復帰途上である請求項5ないし10のいずれかに記載の板状体の搬送装置。
  12. 前記始端位置設定器は前記可変速コンベヤを構成する一対の無端帯のそれぞれに接続された可変速モータの回転量を検出するロータリーエンコーダであり、所定のパルス量がカウントアップされたときにそれぞれの無端帯の始端側が次の板状体を搬送するための待機位置に待機させる請求項5ないし11のいずれかに記載の板状体の搬送装置。
  13. 前記駆動制御器は可変速コンベヤを構成するそれぞれの無端帯の駆動順序を制御してその軸端部に接続された可変速モータを駆動制御する請求項5ないし12のいずれかに記載の板状体の搬送装置。
  14. 前記指令制御器は、定速コンベヤに設置されて板状体の通過を検出する板状体検出器の検出指令に基づき前記駆動制御器に可変速コンベヤの速度を高速に切り替える請求項5ないし13記載のいずれかに記載の板状体の搬送装置。
  15. 前記指令制御器は、定速コンベヤに設置された板状体検出器と、前記定速コンベヤに設置されるパルス発信器と、前記板状体検出器の位置から前記可変速コンベヤまでの距離を設定する寸法設定器とを備え、定速コンベヤ上を搬送される板状体を板状体検出器によって検出してから設定した距離のパルス量がカウントアップされるとき、前記駆動制御器に可変速コンベヤの速度を高速に切り替える請求項5ないし13記載のいずれかに記載の板状体の搬送装置。
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