JP2660914B2 - 回転ダンパー装置 - Google Patents

回転ダンパー装置

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JP2660914B2
JP2660914B2 JP61157203A JP15720386A JP2660914B2 JP 2660914 B2 JP2660914 B2 JP 2660914B2 JP 61157203 A JP61157203 A JP 61157203A JP 15720386 A JP15720386 A JP 15720386A JP 2660914 B2 JP2660914 B2 JP 2660914B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は洋式便器、レコードのプレーヤ等の本体に
起伏可能に枢着され、水平に伏せて本体を閉じ、水平か
ら90゜以上起きて本体を開く蓋の閉じる方向の回動を途
中から静かに、ゆっくり行わせるための回転ダンパー装
置に関する。 (従来の技術) 従来から洋式便器やレコードのプレーヤ等では本体に
蓋等を起伏回動可能に枢着してある。 (発明が解決しようとする問題点) 従来の洋式便器の便座や蓋は単に軸で枢着されている
だけのため、起こしてある便座や蓋を伏せる方向に回動
させて手を離すとバタンと音を発して閉まり、破損する
おそれがあると共に、例えば深夜などでは騒音となる。 また、レコードのプレーヤ等も同様で、開いている蓋
を閉めるために途中で手を離すとバタンと音を発して閉
まり、破損するおそれがある。 (問題点を解決するための手段) そこで本発明は、仰向けに立って開いている便座や蓋
を閉めるために手で途中の前傾状態にした後、手を離す
と、その前傾状態から水平に伏せて閉まる迄の便座や蓋
の回動を回転ダンパー装置により静粛に行わせるように
したのであって、請求項1の回転ダンパー装置は、内外
に回転可能に嵌合し、その嵌合隙間に粘性オイルが介在
する盲筒形の内側ロータ、及び前記本体に固定される外
筒からなる内外回転体と、前記内側ロータの盲筒の内部
に同軸上に回転自在に嵌合し、該盲筒内に形成されたラ
チェット歯と噛合う送り爪と、該盲筒の外に突出して一
体に回転する支持軸とを備えたクラッチと、前記蓋に突
出して設けられて上記クラッチの支持軸を内周に嵌合
し、該軸を支点に回動可能な嵌合部とからなり、前記ク
ラッチの支持軸の外周には突起を設け、又、前記嵌合部
の内周には上記突起よりも円周方向の長さが長い弧状凹
部を設けて該突起を受入れ、前記蓋が嵌合部と一体に回
動しながら伏せて閉じる際は、閉じる途中から上記弧状
凹部の一端が突起に当接してクラッチの支持軸を回転さ
せ、これによりクラッチの送り爪は内側ロータのラチェ
ット歯に係合して内側ロータを外筒中で回転させるよう
にしたことを特徴とする。又、請求項2の回転ダンパー
装置は、内外に回転可能に嵌合し、その嵌合隙間に粘性
オイルが介在する盲筒形の外筒、及び前記本体に固定さ
れる内側ロータからなる内外回転体と、前記外筒の盲底
の中心から軸方向に突出するクラッチ支持軸に嵌合し、
該盲底に形成されたラチェット歯と噛合う送り爪を備
え、前記外筒と同軸上で回転可能なクラッチと、前記蓋
に突出して設けられて上記クラッチと外筒を内周に嵌合
し、このクラッチ、及び外筒を支点に回動可能な嵌合部
とからなり、前記クラッチの外周には突起を設け、又、
嵌合部の内周には上記突起よりも円周方向の長さが長い
弧状凹部を設けて該突起を受入れ、前記蓋が嵌合部と一
体に回動しながら伏せて閉じる際は、閉じる途中から上
記弧状凹部の一端が突起に当接してクラッチを回転さ
せ、これによりクラッチの送り爪は外筒のラチェット歯
に係合して外筒を内側ロータの外周上で回転させるよう
にしたことを特徴とする。 (実施例) 第1〜11図の請求項1の実施例、第12〜15図の請求項
2の実施例は、いずれも洋式便器に本発明の回転ダンパ
ー装置を組込んだ場合のもので、1は便器本体、2と
2′は便器本体の上面に起伏回動可能に枢着された便座
と蓋、3は回転ダンパー装置、4はその内外回転体で、
5は上記内外回転体を構成する内側ロータ、6は同じく
外筒、7は上記内側ロータと外筒の嵌合隙間中の粘性オ
イル、8は上記オイルの漏れを防止するOリング、9は
クラッチを示す。 第1〜11図の請求項1の実施例は内外回転体の外筒6
を便器本体の上面に固定する基板10に回転不能に取付け
てあるため、クラッチ9は内側ロータ5に隣接して配置
し、第12〜15図の請求項2の実施例は内外回転体の内側
ロータ5を便器本体の上面に固定する基板10に回転不能
に取付けてあるため、クラッチ9は外筒6に隣接して配
置してある。尚、各実施例の内側ロータ5、外筒6、ク
ラッチ9、基板10は金属製でもよいが、ここでは夫々プ
ラスチックから成形してある。 第1〜11図の請求項1の実施例では、内側ロータ5は
外筒6の底と当接する底5′を備えた盲筒に成形され、
上記底の内面には周縁部に沿って鋸歯形のラチェット歯
11が設けてあり、クラッチ9は上記内側ロータ5の筒内
に回転自在に嵌合する。クラッチ9は内側ロータの底
5′と対向する面に前記ラチェット歯11と噛合う同様な
鋸歯形の送り爪12を有し、バネ13で内側ロータの底に向
かって押付けられている。クラッチ9は中心に円形以外
の、例えば小判形の孔を有し、この孔には一端部が内側
ロータ5の盲筒の外に突出し、他端は内側ロータの底の
中心に浅く突入して支持される支持軸14の、孔と同形の
他端部が貫通し、前記バネ13は上記支持軸14の途中に設
けた鍔14′で受止められている。このため、クラッチ9
は上記支持軸14と一体に回転できると共に、支持軸14の
他端部上でバネ13に抗して軸方向に移動可能である。 内側ロータから外に突出した支持軸14の一端部外周に
は扇形断面の突起15を一体に隆設してあり、便座や蓋に
は上記支持軸14の一端部を内周に嵌合するフック状の嵌
合部16が突出して設けてあり、この嵌合部16の内周には
上記突起15を受入れる弧状凹部17が形成してある。そし
て、この嵌合部16を支持軸14の一端部に嵌合すると、嵌
合部は内側ロータの盲筒の開放端面と、前記支持軸14の
途中に設けた鍔14′の外面に摺接し、支持軸14がバネ13
で外に押出されるのを防止する。尚、必要ならば基板10
には支持軸14の一端部端面に当接する部材を取付けても
よい。 前述した内側ロータの底のラチェット歯11と、クラッ
チ9の送り爪12の関係は、水平に伏せて閉じている(第
8図)便座や蓋を開くために支持軸14の一端部を支点に
起こすと、嵌合部16の弧状凹部17は支持軸14の突起15を
押すため、支持軸14とクラッチ9は一体に内側ロータの
筒内で回動するが、このときは送り爪12は第7図で矢印
a方向に動いてラチェット歯11の上を滑り、従ってクラ
ッチ9はバネ13に抗して軸方向に動いて歯11の上を通り
越える様になっている。そして、90゜を越えて少し仰向
けに起し(第9図)、次に再び閉めるために反対方向に
回動すると、クラッチ9の送り爪12は内側ロータのラチ
ェット歯11の一つと係合して噛合い、第7図の矢印b方
向に動いて内側ロータ5を一体に回動させる。しかしな
がら、内側ロータ5は嵌合した外筒6との間にある粘性
オイル7の粘性で回動を制御されるため、便座や蓋の閉
じる方向の動きは制御され、ゆっくりと静かに閉まる。 この場合、嵌合部16の弧状凹部17の円周方向の長さを
突起15よりも長くしてあるため、第10図に示すごとく仰
向けに立っている便座や蓋を90゜を過ぎて少し前傾する
まで倒したときに弧状凹部17の一端部が支持軸14の突起
15に当接し、そこから支持軸14が内側ロータ5と一体に
回動を開始する。これにより仰向けに立っている便座や
蓋を少し倒して手を離せば、あとは便座や蓋が自身の重
量で支持軸14、クラッチ9、内側ロータ5を一体に回転
させてゆっくりと静かに閉まる。 便座や蓋が閉まる制動された速度は、その重量に対す
る粘性オイルの粘性と量、内側ロータと外筒の嵌合部の
面積により定まる。従って、便座や蓋の重量に応じて使
用する粘性オイルの種類や量、内側ロータや外筒の直
径、軸長さを適切に選び、所望の速度で静かに閉まる様
にすればよい。 この第1〜11図の実施例では便座と蓋の双方を制動し
て閉める様にするため、外筒6をそのほぼ2倍の長さの
筒体6′の真中を仕切って二つ反対方向向きに形成し、
内側ロータ5、クラッチ9、バネ13、支持軸14などを対
称状に組み込み、その二組3Aと3Bを便器本体上に間を少
し離し一直線状に並べて基板10に固定し、各組の相対向
して支持軸14の一端部14Aと14Bに蓋2′の中央から突出
する嵌合部16の内周を嵌合し、各組の背向した支持軸14
の一端部14A′、14B′に便座2の左右から突出する嵌合
部16,16の内周を嵌合し、夫々を枢着してある。 しかしながら便座か蓋のどちらか一方だけを制動する
のであればその様に二組を使用する必要はなく、一組で
も、あるいは一組のなかの片側を省略したものでもよ
い。 第12〜15図の請求項2の実施例は上述の第1実施例と
は逆に内外回転体4の内側ロータ5を便器本体の上面に
固定した基板10に回転不能に取付ける。 この内側ロータ5は盲筒の外筒6から外に突出した端
部に外筒6と同外径の拡大部5″を有する。又、外筒6
は底18の外面中心から軸方向に突出する支持軸19を有
し、ラチェット歯11がこの底18の外面周縁部に沿って設
けてあり、前記支持軸19には上記ラチェット歯11と噛合
う送り爪12を有するクラッチ9が軸方向に移動可能では
あるが回転不能に同様に取付けてある。そして、支持軸
19にはクラッチ9を外筒の底18の外面に向かって押すバ
ネ13を嵌め、支持軸19の先端部には外筒6と同外径のバ
ネ受け20を嵌め、前述した内側ロータの拡大部5″の端
部と、上記バネ受け20を便器本体の上面に固定した基板
10から上向きに突出する支持体21に装着し、例えばバネ
受け20と拡大部5″に切欠きを形成し、この切欠きに基
板上に固定したストッパ22を当接し回転不能にする。 便座や蓋には上記外筒6の外径と同内径で、内周に弧
状凹部17を有する嵌合部23を突出して設け、クラッチ9
の外周には上記弧状凹部17に入る扇形の突起15を設け
る。弧状凹部17の円周方向の長さは突起15より長くして
ある。 クラッチの送り爪12と、外筒の底の外面にあるラチェ
ット歯11は、便座や蓋を閉める際に噛合う様に関係付け
てあるので、水平に伏せて閉まっている便座や蓋を開く
ために起すと、クラッチの送り爪12はラチェット歯11の
上を滑り、クラッチ9はバネ13に抗して支持軸19上で軸
方向に動きながらラチェット歯を乗り越えて進み、便座
や蓋は90゜を越えて少し仰向けに立つ(第14図)。 次に開いている便座や蓋を閉じる方向に手で動かす
と、突起15よりも弧状凹部17が長い分だけ便座や蓋は軽
く動いて前傾し、そこで手を離すと、そこからは自身の
重量で弧状凹部17の一端がクラッチの外周の突起15を押
してクラッチ9を回動させ、噛合った送り爪12とラチェ
ット歯11で外筒6をも回動させる。しかしながら外筒6
はその内周に嵌合している内側ロータ5との間の粘性オ
イル7により制動されるため、便座や蓋はゆっくりと静
かに動いて水平に閉まる(第15図)。 この実施例では第12図に示すように、便器本体の基板
10上に内外回転体4を有する二組の回転ダンパー装置3
A,3Bを間を少し離して一直線上に取付け、便座2の中央
から左右に少しづつ離して設けた突出片24にある嵌合部
23,23の内周をバネ受け20と外筒6の外周に嵌めて便座
を枢着してある。従って、便座は閉まるときは二組の外
筒によって制動される。 蓋は便器本体の上面の基板に適当な枢着すればよい
が、この実施例では外筒6を便座の左右の突出片24,24
にある嵌合部23から外に突出させ、蓋の左右に突出して
設けたフック状の嵌合部25の内周を各外筒6の前記嵌合
部23からの突出部と、内側ロータ5の拡大部5″の一部
に嵌合して蓋もこの二組の装置3A,3Bで枢着してある。 閉まるのを制動するのは、便座ではなく蓋にするには
蓋に突出片24,24、便座にフック状の嵌合部25,25を突出
して設ければよいと共に、例えば二組の回転ダンパー装
置の一方3Aで便座、他方3Bで蓋が夫々閉まるのを制動す
ることもできるし、四組の回転ダンパー装置を用い、そ
の二組で便座、残りの二組で蓋が夫々閉まるのを制動す
ることもできる。 第16,17図は請求項2の実施例でレコードプレーヤの
本体1に組込んで蓋2がバタンと閉まるのを防止した場
合のものである。 ここに使用した回転ダンパー装置3は前述の第12〜15
図の実施例と構造は実質的に同じで、上記第12〜15図の
実施例では便座以外に蓋をも枢着するため内側ロータ5,
外筒6の長さを長くしてあったが、レコードプレーヤの
場合は蓋だけを枢着すればよいため長さが短縮してい
る。 つまり、支持体21,21の間隔は蓋2から突出する突出
片24の幅に合わせてある。 したがって、第12〜15図の実施例の部品と同じ部品に
は同じ符号を付して説明を省略する。 なお、各実施例において、内側ロータの外周には軸方
向の溝26などを形成することによって粘性オイルの収容
量を多くし、制動効果を高めることができる。 (発明の効果) 以上で明らかなように、本発明の請求項1,2によれ
ば、水平に伏せて本体を閉めている便座や蓋を水平から
90゜以上起して開く際は、クラッチは内外回転体の内側
ロータ、又は外筒に対し滑って回動するので、従来通り
素早く90゜以上、仰向けに立たせることができる。又、
立っている便座や蓋を閉める際は、クラッチや、クラッ
チの支持軸の外周から突出する突起を受入れた蓋の嵌合
部の弧状凹部の円周方向の長さが前記突起よりも長いた
め、閉める当初は突起に対して弧状凹部が動くので、仰
向けの便座や蓋を手で容易に前傾状態にすることができ
る。前傾状態になった時点で手を離すと、便座や蓋は自
重でクラッチを回して伏せようとするが、このときはク
ラッチの送り爪は内外回転体の内側ロータ、又は外筒の
ラチェット歯に係合すると共に、内側ロータと外筒との
間の嵌合隙間には粘性オイルが介在するため、便座や蓋
が自重で回動して伏せようとする動きは粘性オイルで制
動され、静かに伏せて閉まる。 要するに、水平に伏せている便座や蓋を90゜以上、仰
向けに起して開くとき以外に、仰向けに立っている便座
や蓋を前傾させるための閉める当初も制動されず、これ
により閉める当初に、制動力よりも大きな力を加えて便
座や蓋を前傾させる必要がない。従って、洋式便器の便
座や蓋などに最適な回転ダンパー装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1〜11図は本発明の請求項1のダンパー装置を洋式便
器に使用した場合の実施例を示すもので、第1図は便器
本体と、便座と、蓋を分解した状態の斜視図、第2図は
回転ダンパー装置の縦断正面図、第3図は上記装置の内
側ロータの一半を断面にした正面図、第4図は第3図を
一半は左から、他半は右から見た側面図、第5図はクラ
ッチの正面図、第6図は第5図を右から見た側面図、第
7図はラチェット歯と送り爪の関係を示す展開図、第8
〜11図は便座や蓋が所定の状態にあるときのラチェット
歯と送り爪の関係を示す説明図で、便座や蓋は第8図は
水平に閉まっている状態、第9図は水平から90゜以上起
きて開いている状態、第10図は開いているのを閉めるた
めに前傾させた状態、第11図は閉まる直前の状態であ
る。 第12〜15図は本発明の請求項2の回転ダンパー装置を洋
式便器に使用した場合の実施例を示すもので、第12図は
便器本体と、便座と、蓋を分解した状態の斜視図、第13
図は回転ダンパー装置の縦断正面図、第14図は便座や蓋
が開いている状態でのラチェット歯と送り爪の状態を示
す説明図、第15図は便座や蓋が水平に閉まっている状態
でのラチェット歯と送り爪の状態を示す説明図、第16図
は第12〜15図に示したのとほぼ同じ本発明の請求項2の
回転ダンパー装置をレコードプレーヤに使用した実施例
のプレーヤ本体と蓋を分解した状態の斜視図、第17図は
同上の回転ダンパー装置の縦断正面図である。 図中、1は本体、2,2′は便座ないし蓋、3は回転ダン
パー装置、4は内外回転体、5はその内側ロータ、6は
外筒、7は粘性オイル、9はクラッチ、14はクラッチの
支持軸、15はクラッチや、クラッチの支持軸の外周から
突出する突起、16は蓋や便座から突出したフック状の嵌
合部、17は嵌合部の内周の弧状凹部、19は外筒に設けた
クラッチ支持軸、23は突出片に設けた嵌合部、24は蓋か
らの突出片を示す。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.本体と、本体に起伏可能に枢着され、水平に伏せて
    本体を閉じる蓋との間に設け、開いている蓋が伏せて本
    体を閉じるのを制動するための回転ダンパー装置であっ
    て、内外に回転可能に嵌合し、その嵌合隙間に粘性オイ
    ルが介在する盲筒形の内側ロータ、及び前記本体に固定
    される外筒からなる内外回転体と、前記内側ロータの盲
    筒の内部に同軸上に回転自在に嵌合し、該盲筒内に形成
    されたラチェット歯と噛合う送り爪と、該盲筒の外に突
    出して一体に回転する支持軸とを備えたクラッチと、前
    記蓋に突出して設けられて上記クラッチの支持軸を内周
    に嵌合し、該軸を支点に回動可能な嵌合部とからなり、
    前記クラッチの支持軸の外周には突起を設け、又、前記
    嵌合部の内周には上記突起よりも円周方向の長さが長い
    弧状凹部を設けて該突起を受入れ、前記蓋が嵌合部と一
    体に回動しながら伏せて閉じる際は、閉じる途中から上
    記弧状凹部の一端が突起に当接してクラッチの支持軸を
    回転させ、これによりクラッチの送り爪は内側ロータの
    ラチェット歯に係合して内側ロータを外筒中で回転させ
    るようにしたことを特徴とする回転ダンパー装置。 2.本体と、本体に起伏可能に枢着され、水平に伏せて
    本体を閉じる蓋との間に設け、開いている蓋が伏せて本
    体を閉じるのを制動するための回転ダンパー装置であっ
    て、内外に回転可能に嵌合し、その嵌合隙間に粘性オイ
    ルが介在する盲筒形の外筒、及び前記本体に固定される
    内側ロータからなる内外回転体と、前記外筒の盲底の中
    心から軸方向に突出するクラッチ支持軸に嵌合し、該盲
    底に形成されたラチェット歯と噛合う送り爪を備え、前
    記外筒と同軸上で回転可能なクラッチと、前記蓋に突出
    して設けられて上記クラッチと外筒を内周に嵌合し、こ
    のクラッチ、及び外筒を支点に回動可能な嵌合部とから
    なり、前記クラッチの外周には突起を設け、又、嵌合部
    の内周には上記突起よりも円周方向の長さが長い弧状凹
    部を設けて該突起を受入れ、前記蓋が嵌合部と一体に回
    動しながら伏せて閉じる際は、閉じる途中から上記弧状
    凹部の一端が突起に当接してクラッチを回転させ、これ
    によりクラッチの送り爪は外筒のラチェット歯に係合し
    て外筒を内側ロータの外周上で回転させるようにしたこ
    とを特徴とする回転ダンパー装置。
JP61157203A 1986-07-05 1986-07-05 回転ダンパー装置 Expired - Lifetime JP2660914B2 (ja)

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