JPS6313927A - 回転ダンパ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は洋式便器、レコードのプレーヤ等の本体に１
Ｍ２され、上記本体に枢着された蓋の一方向の回動をｌ
静かに、ゆっくり行わせるための回転ダンパー装置に関
する。

（従来の技術） 従来から洋式便器やレコードのプレーヤ等では本体に捻
等を起伏回動可能に枢着しである。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の洋式便器の便座や蓋は単に軸で枢着されているだ
けのため起こしである便座や蓋を伏せる方向に回動させ
て手を離すとバタンと音を発して閉まり、破損するおそ
れがあると共に、例えば深夜などでは騒９となる。

また、レコードのプレーヤ等も同様で開いているＡを閉
めるために途中で手を離すとバタンと音を発して閉まり
、破損するおそれがある。

（問題点を解決するための子役） そこで未発ＩＩＩは内外に回転可能に嵌合し、その間の
嵌合隙間に粘性オイルが介在する内側ロータと外筒から
なり、そのどちらか一方が本体に固定される内外回転体
と、上記内外回転体の他方に隣接してこれと同軸上で回
動可億に配置され、一方向に回動する際はＥ記他方と係
合して一体に回動し、他力向に回動する際は上記他方に
対し滑って回動するクラッチを備え、上記クラッチは前
記本体に枢着された在の回動に伴って回動する様にした
ことを特徴とする。

（作用） プレーヤの蓋や、洋式便器の便座や蓋を起きて開いてい
る状態から閉まる方向に回動するのを制動するにはその
方向に回動する際にクラッチが内外回転体の他方と係合
して回動する様にする。これに起きている便座又は蓋を
伏せて閉める際は上述の様にクラッチが内外回転体の他
方と係合して一体に回動する。この内外回転体の他方は
一方と回転回部に嵌合し、その嵌合隙間には粘性オイル
が介在するため便座や盃の閉まる動きは上記粘性オイル
で制動され、静かに伏せる。

逆に伏せている便座や蓋を起して開く際は、クラッチは
内外回転体の他方に対し滑って回動するので従来通り素
速く起すことができる。

また、本体に対し下向きに回動してバタンと開く蓋の場
合は、凶の下向きの回動でクラッチは内外回転体の他方
と保合して回動する様にすることによりＺｉがバタンと
開くのを防Ｗできる。

（実施例） ：ｔＳ１〜１１図の第１実施例、第１２〜１５図の第２
実施例はいずれも洋式便器に本発明の回転ダンパー装置
を組込んだ場合のもので、１は便器本体。

２と２′は便器本体の」二面に起伏回動可能に枢着され
た便座と４．３は回転ダンパー装置、４はその内外回転
体で、これを構成する内側ロータは５、外筒は６．その
嵌合隙間中の粘性オイルは７．８は上記オイルの漏れを
防ＩＦする０リング。

９はクラッチを示す。

第１−１１図の第１実施例は内外回転体の外筒６を便器
本体の上面に固定する基板ｌＯに取付けであるため、ク
ラッチ９は内外回転体の他方の内側ロータ５に隣接して
配こし、第１２〜１５図の第２実施例は内外回転体の内
側ロータ５を便器本体の上面に固定する基板に回転不簡
に取付けであるため、クラッチ９は内外回転体の他方の
外筒６に隣接して配置する。尚、各実施例の内側ロータ
５゜外筒６、クラッチ９、基板は金属型でもよいが。

ここでは夫々プラスチックから成形しである。

第１実施例では、内側ロータ５は外筒６の底と当接する
底５′を備えた管筒に成形され、上記底の内面にはｒ８
縁部に沿って鋸歯形のラチェッ）［１１が設けてあり、
クラッチ９は上記内側ロータ５の筒内に回転自在に嵌合
する。クラッチ９は内側ロータの底５′と対向する面に
前記ラチェット尚１１と噛合う同様な鋸歯形の送り爪１
２を有し、バネ１３で内側ロータの底に向かって押付け
られている。クラッチ９は中心に円形以外の、例えば小
判形の孔を有し、この孔には一端部が内側ロータ５の前
筒の外に突出し、他端は内側ロータの底の中心に浅く突
入して支持される軸１４の、孔と同形の他端部が貫通し
、前記バネ１３は上記軸１４の途中に設けた鍔１４′で
受止められている。このため、クラッチ９はＥ輪軸１４
と一体に回転できると共に、軸１４の他端部上でバネ１
３に抗して軸方向に移動０７能である。

内側ロータから外に突出した軸１４の一端部外周には扇
形断面のキー１５を一体に隆設してあり１便座や乙には
■−記輪軸１４一端部を嵌合するフック１６が設けてあ
り、このフック１６の内面には上記キー１５を受入れる
弧状四部１７が形成しである。そして、このフック１６
を軸１４の一端部に嵌合すると、フックは内側ロータの
管筒の開放端面と、前記軸１４の途中に設けた鍔１４′
の外面に摺接し、軸１４がバネ１３で外に押出されるの
を防止する。尚、必要ならば）Ｓ板１０には軸１４の一
端部端面に当接する部材を取付けてもよい。

萌述した内側ロータの底のラチェッ）ｆｆｌｌ＋と、ク
ラッチ９の送り爪１２の関係は、伏せて閉じている（第
８図）便座や蓋を開くために軸１４の＝・端部を支点に
起こすと、フック１６の弧状凹部１７は軸１４のキー１
５を押すため軸１４とクラッチ９は一体に内側ロータの
筒内で回動するが、このときは送り爪１２は第７図で矢
印ａ方向に動いてラチェット尚１１の上を滑り、従って
クラッチ９はバネ１３に抗して軸方向に動いて南１１の
上を通り越える様になっている。そして９０°を越えて
少し仰向けに起しく第９図）、次に再び閉めるために反
対方向に回動すると、クラッチ９の送り爪１２は内側ロ
ータのラチェッ）ｌｉｌｌの一つと係合して噛合い、第
７図の矢印す方向に動いて内側ロータ５を一体に回動さ
せる。しかしながら、内側ロータ５は嵌合した外筒６と
の間にある粘性オイル７の粘性で回動を制御されるため
、便座や蓋の閉じる方向の動きは制御され、ゆっくりと
静かに閉まる。

好ましくはフック１５の弧状四Ｂ＠１７の長さをキー１
５よりも長くシ、第１θ図に示すごとく仰向けに起きて
いる便座や乙を９０°を過ぎて少し前傾するまで倒すと
弧状凹部１７が輌１４のキー１５に当接し、そこから軸
１４が内側ロータ５と一体に回動を開始する様にする。

これにより人は起きている便座や蓋を少し倒して手を離
せばあとは便座や蓋が自身の重量で軸１４．内側ロータ
５を回動してゆっくりと静かに閉まる。

便座や蓋が閉まる制動された速度は、その重量に対する
粘性オイルの粘性と量、内側ロータと外筒の嵌合部の面
積により定まる。従って１便座や蓋の重量に応じて使用
する粘性オイルの種類や量。

内側ロータや外筒の直径、軸長さを適切に選び、所望の
速度で静かに閉まる様にすればよい。

この第１〜１１図の実施例では便座と４の双方を制動し
て閉める様にするため、外筒６をそのほぼ２倍の長さの
筒体６′の真中を仕切って二つ反対方向向きに形成し、
内側ロータ５．クラッチ９゜バネ！３、軸１４などを対
称状に組み込み、その二組３Ａと３Ｂを便器本体上に間
を少し敲し一直線状に並べて基板９に固定し、各組の相
対向した軸１４の一端部１４Ａと１４Ｂに蓋２′の中央
のフック１６を嵌合し、各組の背向した軸１４の一端部
１４Ａ　’、１４Ｂ′に便座２の左右のフック１６．１
６を嵌合し、夫々を枢着しである。

しかしながら便座は蓋のどちらか一方だけを制動するの
であればその様に二組を使用する必要はなく、−ａｔで
も、あるいは−組のなかの片側を省略したものでもよい
。

第１２〜１５Ｍの実施例は上述の第１実施例とは逆に内
外回転体４の内側ロータ５を便器本体上面に固定したノ
、（板１０に回転不能に増付ける。

この内側ロータ５は外筒６から外に突出した端部に外筒
６と同外径の拡大部５″を有する。又、外筒６は底１８
の外面中心から突出する軸１９を有し、第１実施例と同
様なラチェツト歯１１がこの底１８の外面周縁部に沿っ
て設けてあり、前記輌１９には同様な送り爪１２を有す
るクラッチ９が軸方向に移動可ｆ駈ではあるが回転不能
に同様に取付けである。

そして、軸１９にはクラッチ９を外筒の底１８の外面に
向かって押すバネ１３を嵌め、軸ＩＳの先端部には外筒
６と同外径のバネ受け２０を嵌め、前述した内側ロータ
の拡大ｆｉ５″の端部と、上記バネ受け２０を便器本体
の上面に固定した基板１０からｔ向きに突出する支持体
２１に装着し、例えばバネ受け２０と拡大部５″に切欠
きを形成し、この切欠きに基板とに固定したストッパ２
２を当接し回転不能にする。

便座や蓋には」−記外０６の外径と同内径で、内周に前
記実施例と同様な弧状四部１７を有する孔２３を設け、
クラッチ９の外周に上記弧状凹部１７に入る扇形のキー
１５を設ける。弧状凹部１７の円弧の長さは前述したよ
うにキー１５より長くしておく。

これによりクラッチの送り爪１２と、外筒の底の外面に
あるラチェツト歯１１が、便座や蓋を閉める際に１−合
う様に関係付けておくと１便座や蓋を開くために起すと
クラッチの送り爪１２はラチェツト歯１１の七を滑り、
クラ−７チ９は軸１９でバネ１３に抗して軸方向に動き
ながらラチェツト歯を乗り越えて進み、少し仰向けに開
く（第１４図）。

次に開いた便座や蓋を閉じる方向に動かすとキー１５よ
りも弧状凹部１７が長い分だけ便座や乙は軽く動いて前
傾し、そこからは自身の重量でクラッチ９を回動させ、
噛合った送り爪１２とラチェッ）１４１１で外筒６をも
回動させる。しかしながら外筒６はこれに嵌合している
内側ロータ５との間の粘性オイル７により制動されるた
め便座や蓋はゆっくりと静かに閉まる（第１５図）。

この実施例では便器本体の基板上に内外回転体４を有す
る二組の装置３Ａ、３Ｂを間を少し敲して一直線七に取
付け１便座２の中央から左右に少しづつ雛して設けた突
出片２４にある孔２３．２３をバネ受け２０と外筒６の
外周に嵌めて便座を枢着しである。従って、便座は閉ま
るときは二組の外筒によって制動される。

蓋は便器本体の上面の基板に適当に枢着すればよいが、
この実施例では外筒６を前記孔２３から外に突出させ、
蓋の左右に設けたフック２５を各外筒６の孔２３からの
突出部と、内側ロータ５の拡大部５″の一部に嵌合して
蓋もこの二組の装置３Ａ。

３Ｂで枢若しである。

閉まるのを制動するのは１便座ではなく蓋にするには蓋
に突出片２４　、２４、便座にフック２５　、２５を設
ければよいと共に１例えば二組の装置の一方で便座、他
方で蓋が夫々閉まるのを制動することもできるし、四組
の装置を用い、その二組で便座、残りの二組で４が夫々
閉まるのを制動することもできる。

第１６．１７図の実施例はレコードプレーヤの本体ｌに
組込んで蓋２がバタンと閉まるのを防止した場合のもの
である。

ここに使用した回転ダンパー装２１３は前述の：ｆＳ２
実施例と構造は実質的に回じて、」−足温２実施例では
便座以外に蓋をも枢着するため内側ロータ５．外筒６は
両者を枢着する長さを有していたが、レコードプレーヤ
の場合は蓋だけを枢着すればよいため長さが短縮してい
る。

つまり、支持体２１　、２１の間隔は惹２の突出片２４
の幅に合わせである。

したがって、第２実施例の部品と同じ部品には同じ符号
を付して説明を省略する。

なお、各実施例において、内側ロータの外周には軸方向
の溝２６などを形成することによって粘性オイルの収容
量を多くすることができる。

ここに図示した各実施例では下向きに回動して閉まる便
座や蓋の動きを制動し、バタンと閉まるのを防１１−す
るのに使用したが、冒頭で述べた様に、たとえば本体か
らＦ向きに回動してバタンと４が開くのも、クラッチが
苫の下向きの回動で内外回転体の他方を係合して回転す
る様にすることにより防止できる。

（発明の効果） 本発明によれば、とかくバタンと大きな訝を発して蓋が
閉まったり、開いたりする動きを制御し、ゆっくり、静
かに行わせる回転ダンパー装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１−１１図は本発明のダンパー装置の第１実施例を便
°器に使用した場合を示すもので、第１図は便器本体と
、便座と、蓋を分解した状態の斜視図、第２図は回転ダ
ンパー装置の縦断正面図、第３図はＬ記装置の内側ロー
タの一半を断面にした正面図、第４図は第３図を一半は
左から、他事は右から見た側面図、第５図はクラッチの
正面図、第６図は第５図を右から見た側面図、第７図は
ラチェツト歯と送り爪の関係を示す展開図、第８〜１１
図は便座や蓋が所定の状態にあるときのラチェツト歯と
送り爪の関係を示す説明図で、便座や蓋は第８図は閉ま
っている状態、第９図は開いている状態、第１０図は開
いているのを閉めるために前傾させた状態、第１１図は
閉まる直前の状態である。 第１２〜１５図は本発明の回転ダンパー装この他の一実
施例を便器に使用した場合を示すもので、第１２図は便
器本体と１便座と、蓋を分解した状ｙムの斜視図、第１
３図は回転ダンパー装この縦断正面図、第１４図は便座
や苫が開いている状態でのラチェットＩＭと送り爪の状
態を示す説明図、第１５図は胡座や蓋が閉まっている状
態でのラチェツト歯と送り爪の状態を示す説明図、第１
６図は第１２〜１５図に示したのとほぼ同じ本発明の回
転ダンパー装置をレコードプレーヤに使用した場合のプ
レーヤ本体と蓋を分解した状態の斜視図、第１７図は回
転ダンパー装置の縦断正面図である。 図中、ｌは本体、２．２′は便座ないし蓋、３は回転ダ
ンパー装置、４は内外回転体、５はその内側ロータ、６
は外筒、７は粘性オイル、９はクラッチを示す。 第３図　　　　　　第４図 第５図　　　　第６図 第７図 第１３図 第１４図 第８図 第１０図 第９図 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内外に回転可能に嵌合し、その間の嵌合隙間に粘性オイ
   ルが介在する内側ロータと外筒からなり、そのどちらか
   一方が本体に固定される内外回転体と、上記内外回転体
   の他方に隣接してこれと同軸上で回動可能に配置され、
   一方向に回動する際は上記他方と係合して一体に回動し
   、他方向に回動する際は上記他方に対し滑って回動する
   クラッチを備え、上記クラッチは前記本体に枢着された
   蓋に伴って回動する様になっていることを特徴とする回
   転ダンパー装置。