JPH0627446B2 - フロアーヒンジ - Google Patents

フロアーヒンジ

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JPH0627446B2
JPH0627446B2 JP32397488A JP32397488A JPH0627446B2 JP H0627446 B2 JPH0627446 B2 JP H0627446B2 JP 32397488 A JP32397488 A JP 32397488A JP 32397488 A JP32397488 A JP 32397488A JP H0627446 B2 JPH0627446 B2 JP H0627446B2
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door
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floor
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圓藏 出向井
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は床面に埋設されたドアーの下端を回転可能に枢
支するフロアーヒンジに関するものである。
従来の技術 従来のこの種フロアーヒンジは一般にドアーを最大開き
角度迄手で押し開き、その後ドアーから手を離すとフロ
アーヒンジに内蔵されたばねの力によりドアーを自動的
に閉塞させるように構成されている。
発明が解決しようとする課題 上記のように従来のフロアーヒンジは開かれたドアーを
ばねの力で閉じるだけのものであ。従って、ドアーの最
大開き角度迄開くときドアーを手で一杯迄押し開かなけ
ればならず、例えば子供や年寄りにとってドアーの重量
によってはその動作が困難な場合があった。
本発明はこのような問題を解決するもので、ドアーを開
くとき、ドアーを途中迄押し開くことにより自動的に全
開し、その後自動的に閉塞できるようにすることを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、建物の床面に埋設
されるフロアーヒンジであって、ケーシングの内部に上
下方向に向きドアーの下端部を支持する主軸と、ドアー
の開動途中迄主軸と係合してドアーの開動により付勢力
が貯えられる付勢手段と、前記主軸に連結されて一方向
にのみ回転する板体を有するワンウェイクラッチと、ド
アーの開動途中迄に貯えられた付勢手段の付勢力を前記
ワンウェイクラッチのギア部に伝える伝達手段とを備
え、ドアーの開動途中から全開迄および全開から全閉迄
の動作を、前記伝達手段によるワンウェイクラッチのギ
ア部の動きを前記ドアーの開動途中迄回動した板体に伝
えると同時にこの板体の外周の一部に連結ピンにより枢
結されたリンクを介して主軸に伝えて行なうように構成
したものである。
作用 この構成により、ドアーを開くとき、ドアーを途中迄押
し開くことにより全開迄の開動を自動的に行なうことが
でき、その後自動的に閉動できるようにしたフロアーヒ
ンジを提供することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
第1図〜第4図において、1は床面に埋め込まれたフロ
アーヒンジの主軸によって下端部が支持され、上端部が
図外の軸受によって支持されて建物の出入口部2を開閉
するドアーで、最大90度迄開くようになっている。
前記フロアーヒンジはケーシング3の内部に上下方向に
向きケーシング3から上方に突出する主軸4と、この主
軸4から直角に突設した第1の板部5に一端が枢着され
た第1のリンク6と、この第1のリンク6の他端を枢着
し鉛直軸芯の周りで回動自在のワンウェイクラッチ7
と、このワンウェイクラッチ7のギア部8に噛み合って
摺動自在なラック9と、前記主軸4から直角に突設した
第2の板部10に設けたピン11に一端が係合する第2のリ
ンク12と、ピストン13を有しそのピストン軸13aが第2
のリンク12の他端部に枢着された付勢手段14と、前記第
2のリンク12の他端部と前記ラック9の先端部とをつな
ぐ平行リンク機構15などを収納している。
さらに詳しくは前記付勢手段14はピストン13を押して第
2のリンク12を介してドアー1を閉じる方向に付勢する
ようにばね16が設けられている。また、前記ワンウェイ
クラッチ7はドアー1を開き始めてある一定角度(例え
ば45度)迄開動させたとき、前記第1のリンク6と連結
される上部の板体17が第1のリンク6に引っ張られて第
1図矢印A方向に回動し、その下側のギア部8は同方向
には回動しないようになっている。前記第2のリンク12
の他端部と前記ラック9の先端部とが平行リンク機構15
によってつながれており、ドアー1の開動によって平行
リンク機構15が第1図二点鎖線で示すように変移するこ
とによりラック9が引っ張られ、それによりラック9に
噛み合っているギア部8は前記板体17の回動方向とは逆
の第1図矢印B方向に回動する。このギア部8の回動は
ドアー1に伝わらないようになっている。前述のように
ドアー1が開かれることによって前記第2のリンク12を
介してピストン13により押されてばね16が縮み、ドアー
1を約45度開いた状態で手を離すとばね16の付勢力によ
りピストン13および第2のリンク12は元に戻ろうとす
る。このとき第2のリンク12は前記ピン11と係合してい
ない。前記第2のリンク12の動作に連動して前記平行リ
ンク機構15およびそれにつながれたラック9も元に戻ろ
うと動作し、ラック9に噛み合っているギア部8は第1
図矢印A方向に回動する。このギア部8の第1図矢印A
方向の回動は上部の板体17に伝わり、第1のリンク6を
介して主軸4をしてドアー1に回動力を伝える。前述の
ようにギア部8が第1図矢印A方向に回動することか
ら、ドアー1から手を離した後は、ドアー1は約90度迄
自動的に開動できることになる。
このドアー1の約90度の全開状態において、前記ばね1
6、ピストン13、第2のリンク12、平行リンク機構15お
よびラック9は途中迄しか戻っておらず、前記第1の板
部5は第1図aの位置にあり、また第2の板部10は第1
図bの位置にあり、しかも第1のリンク6と上部の板体
17との連結ピン18は第1図cの位置にあり、前記ばね16
によってピストン13、第2のリンク12、平行リンク機構
15およびラック9が完全に元に戻ろうとすることによっ
てギア部8は元の状態から一回転し、その結果第1のリ
ンク6は上部の板体17で引っ張られて第1図実線で示す
状態に位置する。これによりドアー1は閉動する。ま
た、第1の板部5および第2の板部10も第1図実線で示
す状態に位置する。この第2の板部10が完全に戻る直前
で第2の板部10のピン11は第2のリンク12の一端近傍側
面に当接するが、その状態で第2のリンク12はピン11に
押されて他端部側の軸19の周りで回動して第2の板部10
の回動を許すように構成され、第2のリンク12はばね20
によってストッパー21に当接する方向に付勢されている
ことから第2の板部10のピン11は第2のリンク12の一端
に係合することができる。この状態でドアー1は閉状態
になる。要するに本実施例のフロアーヒンジによればド
アーを開くとき、全開角度(例えば90度)の半分の角度
迄手で押して開くことにより、その後の全開迄の開動と
全開から全閉迄の閉動を自動的に行なうことができるの
である。
なお、これらの動作時において、ドアー1の開閉動作時
に適当なブレーキ力を与えるように構成されている。そ
のための構成として、前記ギア部8のピン22に一端ぎ枢
着されたリンク23の他端および前記第2のリンク12の他
端部を枢着した前記ピストン軸13aにそれぞれブレーキ
用のシリンダー装置24および25のピストン24aおよび25
aを連結させている。図面ではシリンダー装置24の具体
的な構成を示していないが、適宜流量調整弁などを設け
て、例えばドアー1の開動時に約75度から90度迄の間で
ブレーキを掛け、閉動時に徐々にスピードをゆるめなが
ら閉動し得るようにブレーキを掛けるようにすることが
できる。さらに、図面では前記ばね16の力をリンク26を
介して受けて前記主軸4と一体的に設けた円板27の外周
に当接するローラ28が設けられ、ドアー1が完全に閉じ
た状態において円板27に設けた凹部29にローラ28が嵌入
するようになっている。言い換えればドアー1が完全閉
状態に対して隙間を残して閉じ終ろうとしても、前記ロ
ーラ28が円板27側に付勢されていることからローラ28は
凹部29に対して押し込まれるように嵌入し、それにより
円板27を最終迄回動させ、主軸4をしてドアー1を完全
に閉じることができる。例におけるワンウェイクラッチ
7は周知の構成であるので、具体的構成についての説明
は省略する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ドアーを開くとき、ドア
ーを途中迄押し開くことにより全開迄の開動を自動的に
行なうことができ、その後自動的に閉動できるようにし
たフロアーヒンジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はフロア
ーヒンジの内部機構を示す横断面図、第2図および第3
図は第1図の異なった位置での縦断面図、第4図はドア
ー取付部の概略平面図である。 1……ドアー、2……出入口部、3……ケーシング、4
……主軸、6……第1のリンク、7……ワンウェイクラ
ッチ、8……ギア部、9……ラック、12……第2のリン
ク、13……ピストン、13a……ピストン軸、14……付勢
手段、15……平行リンク機構、16……ばね、17……上部
の板体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の床面に埋設されるフロアーヒンジで
    あって、ケーシングの内部に上下方向に向きドアーの下
    端部を支持する主軸と、ドアーの開動途中迄主軸と係合
    してドアーの開動により付勢力が貯えられる付勢手段
    と、前記主軸に連結されて一方向にのみ回転する板体を
    有するワンウェイクラッチと、ドアーの開動途中迄に貯
    えられた付勢手段の付勢力を前記ワンウェイクラッチの
    ギア部に伝える伝達手段とを備え、ドアーの開動途中か
    ら全開迄および全開から全閉迄の動作を、前記伝達手段
    によるワンウェイクラッチのギア部の動きを前記ドアー
    の開動途中迄回動した板体に伝えると同時にこの板体の
    外周の一部に連結ピンにより枢結されたリンクを介して
    主軸に伝えて行なうように構成したフロアーヒンジ。
JP32397488A 1988-12-22 1988-12-22 フロアーヒンジ Expired - Lifetime JPH0627446B2 (ja)

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