JPH02292481A - 粘性流体を用いたフラップ扉用ダンパー及びその制動力制御方法 - Google Patents
粘性流体を用いたフラップ扉用ダンパー及びその制動力制御方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本発明は,ポリイソブチン等の高分子粘性流体、その他
の粘性流体とスプリングとを用い、その粘性剪断抵抗と
スプリング力とを利用することにより抵抗力を得るよう
にし,当該抵抗力によって扉の一方向回転時における扉
荷重トルクに対する緩衝作用、即ち制動力を発揮させる
ようにすると共に,扉の他方向への回動時においては、
スプリング効果により当該扉を軽く回転させ得るように
したフラップ扉用ダンパーと,その制動力制御方法に関
する. 《従来の技術》 従来,粘性流体を用いたダンパーとしては,第9図(イ
)(口)に示した如く、ケースa内に、外力により回転
自在とした回転軸bと共に回転可能なるよう当該回転軸
bと直交状にて固定した所要数枚の可動デ゛イスクC,
C ,C ・・・・・・と、これらの可動ディスクC
,C’,C ・・・・・・との交互配置にてケースと
の係合により回転軸bの回転には非連動であるが,板厚
方向へは変動自在である所要数枚の固定ディスクd,d
’,d″・・・・・・とを配設し、これらの可動ディス
クC,C’ ,C ・・・・・・と固定ディスクd,
d’ ,d“・・・・・・の板面間に、ケースa内に充
填された粘性流体eを介在させるようにしたもの、さら
には図示しないが,回転軸に可動ディスクを固定するこ
となく、その板厚方向へ変動自在としたものも存する. 上記両ダンパーによるときは、回転軸bに回転力として
の外力が加えられることにより、該回転軸bど共に回転
する可動ディスクC ,C’・・・・・・と,ケースa
に係設の固定ディスクd.d’・・・・・・とを相対運
動させ、このとき両ディスクC,C・・・・・・、d,
d″・・・・・・間の粘性流体による粘性剪断抵抗を利
用して、当該外力に対する緩衝作用を発揮させ得ること
となる. しかし、これらのダンパーにあっては、回転軸bの回転
方向(正転、逆転)に応じて,その抵抗力を可変とした
い場合でも,抵抗力の決定要因となる可動ディスクc,
c’・・・・・・と固定ディスクd,d’・・・・・・
との相対運動に基づく両ディスク間における粘性剪断抵
抗が不変であることから、抵抗力、即ち制動力を回転方
向によって変えることができないこととなる. 従って,フラップ層等の開閉時においての軸トルク,即
ち扉荷重トルク曲線fが第7図に示す如く余弦(cos
)荷重曲線となるものに対して,上記各ダンパーの回転
軸を扉に固定して使用した場合には、盾の開閉動作,特
に扉が0″位置から90″′位置へ開く(又は閉じる)
動作が非常に重くなってしまうこととなるから,扉を軽
く開けるようにしかも琲がゆっくり閉じるようにするに
は複雑な機構を用いなければならなくなる. そこで、上記の難点を解消すべく、扉開閉動作を、複雑
な機構を用いないで、一軸で制御できるようにしたダン
パーを、本願人は提案し、これは別途出願された. ヒ記ダンパーは,回転軸に、扉得重トルク曲線と近似的
で,かつ扉荷重トルク曲線よりも低い位置にて,スプリ
ング力を与え,又その時の層荷重トルク曲線とスプリン
グ力を示す直線との差を,粘性剪断抵抗力でおざなうよ
うにしたことを要旨とするものである. 従って,このダンパーによれば,扉が何れの角度におい
ても可成りの定スピードで閉成できると共に、扉を06
から90°までは、スプリング効果により軽く開成でき
,また90’〜O0までの閉成に際しては、スプリング
効果と,粘性剪断抵抗力効果とにより,ゆるやかにして
かつ円滑な動作を保証することができることとなる. 《発明が解決しようとする課題》 しかしながら,上記ダンパーにおいても,今だ次のよう
な問題点を有している. 即ち、扉の800付近において,扉荷重トルクが少ない
為,扉を306から0″へ回動する際、ダンパー効果が
扉荷重トルクにうち勝って扉が停止してしまったり、扉
の開閉動作が重くなるという現象が生じる. 本発明は,上記ダンバーの有するこのような問題点に鑑
み,Ol’l求項(1)にあっては扉の開閉により回転
自在とした可動軸に,θ″から所要回転角度領域にあっ
てはスプリングカと粘性剪断抵抗力を付与させ,その最
大回転角度付近、即ち扉の90″の付近において,上記
スプリングカ、粘性剪断抵抗力が付与されることのない
フリー領域を設定することにいよって.90”付近にお
いての扉の停止などはなくなり、扉のより円滑な開閉を
可能となし、上記フリー領域の角度範囲を変えることに
より,種々の扉操作を行い得るようにしている. さらに,請求項(2)では、扉の開閉動作,即ち制動力
を容易に制御できるようにした制御方法を提供すること
を目的としている. 《課題を解決するための手段》 本発明は,上記目的を達成するため請求項(1)にあっ
ては,ケース内に、扉の開閉により回転自在とした可動
軸と共に回転される可動部材が配設され,}.記ケース
内の粘性流体が,当該ケース,可動部材間に配在されて
いるダンパーにおいて,上記ケース内には、入力パブが
,上記可動軸と可動部材間にあって、回転可能にして,
かつその回転方向により当該可動部材と断続自在にして
一方向へのみに共に回転可能なるようスプリングワンウ
ェイクラッチを介して配設されると共に,スプリングが
、上記ケースと入力バブとに各端部が掛止された状態に
て配設され、ト記可動軸,入力バブ相互が周方向へ所望
のクリアランスを有して係合されることで、当該可動軸
の回転角度範囲内にあって,その最大回転角度付近にお
いてスプリングカ,粘性剪断抵抗力の作用しないフリー
領域が設けられていることを特徴とする粘性流体を用い
たフラップ扉用ダンパーを提供しようとしている. さらに,請求項(2)ではケースに、扉の開閉により回
転自在とした可動軸と共に回転される可動部材が配設さ
れ,上記ケース内の粘性流体が,当該ケース、可動部材
間に配在されているダンパーにおいて,上記可動軸に,
その回転角度範囲内の最小回転角度から所要回転角度領
域にあって,扉開閉時における扉荷重トルク曲線と近似
的で,かつその曲線よりも低い位置にて、スプリングの
力を付与させると共に、上記可動軸と、その回転方向に
よって断続自在にして,かつ共に一方向へのみ回転自在
に配設されている上記可動部材とケースとの間に配在さ
れている粘性流体による粘性剪断抵抗力を付与させ、上
記可動軸の最大回転角度付近にあっては,上記スプリン
グカ,粘性剪断抵抗力が当該可動軸に対して付与されな
いようにすることを特徴とする粘性流体を用いたフラッ
プ扉用ダンパー及びその制動力制御方法を提供するもの
である. 《作 用》 外力が可動軸に対して,一方向への回転力として加えら
れることで,当該可動軸は当該方向へ回転されるが、こ
の可動軸と係合されている入力バブと可動部材とは、ス
プリングワンウェイクラッチを介して,その回転方向に
より断続自在としてあるので、当該可動軸,入力バブの
一方向回転時は,可動部材が回転されず、従って粘性剪
断抵抗は生じない. 今例えば、フラップ扉が0°で閉じ位置、90°で開き
位置となるよう取付けられる場合には,上記可動軸と入
力バブは、該可動軸の最大回転角度付近、即ち扉の80
°付近においては、周方向へクリアランスを有して係合
されていることにより、フリーな領域が設定されている
ことから,当該可動軸に対し粘性剪断抵抗力が全く働か
なくなり、従って扉は80″付近において、自由に手動
できるフリー状態となる. 又,扉を閉じ方向へ回動すると,その初期回動時は、可
動軸のみが回動することとなり、入力バブは回動されな
いが,可動軸が所要角度回動された後は、該可動軸と入
力バブとが係合し,同一方向へ共に回動されることとな
り,スプリングは巻き方向へねじ込まれていき,このね
じ込み抵抗が可動軸に働くこととなり、これにより得ら
れたスプリングの復元力が、開扉操作を容易にすること
となる. 一方、スプリングワンウェイクラッチの作用で入力バブ
と可動部材とが接続される為,可動軸、入力バブと共に
可動部材が回転されることとなるから,当該可動部材と
ケースとの間の粘性流体による粘性剪断抵抗力が生じ、
これも可動軸の回転力に対する抵抗として作用すること
でダンバーとして機能する. 従って,スプリングと粘性剪断抵抗によって扉はゆるや
かに閉じることとなると共に,9oa付近においての扉
の停止などがないので扉のより円滑な開閉が可能となる
. 又、30″付近での可動軸と入力バブとが係合しないフ
リーな領域の角度範囲を変えることにより扉に対する種
々のアクション態様を選定することができる. 《実 施 例》 以下,本発明の実施例について図面を参照して説明する
. 第L図に示したように,横向き円筒形状のケースlは,
その端末壁!dの中心に軸孔1bが貫通されていると共
に,他端である開口部側内周には雌螺子部1dが刻設し
てある. 可動軸2は、上記軸孔1bに回転可能に,かつ液密状態
となるよう貫通されていると共に、上記ケースlの雌螺
子部1dには,液密状態にて螺着した蓋板3の中心に、
軸承凹所3aが凹設され,これに可動軸2の一端部が嵌
合されて,軸回り方向へ回転自在なるよう上記ケース.
lの中心線上へ軸承されている. 上記可動軸2のケースlから他方へ延出している突出端
部には,外力としての回転力が作用するように、図示し
ない層等の回転中心部が固定される. 上記蓋板3は,その内面から円筒部3bが、軸方向へ、
上記ケースlの長さよりも所妾寸法だけ短く突設され、
該円筒部3bは,上記ケースl内にあって、その周壁1
cと上記可動軸2との略中間部に配置されている. 又,上記可動軸2は,前記ケースl内における端末壁1
aの内面に凹設の円形凹所1eに嵌合するフランジ2a
が設けてあり、これによって当該可勤軸2はケースlか
らの抜け出しが阻止されている. 更に、上記可動軸2は、第2図、第3図(イ)(口)に
明示した如く、そのフランジ2aの内側位置から半径方
向へ突出する複数個(図示例では2個)の係合片2b,
2bが対称に設けられている.円筒形状の可動部材4は
、その軸方向の長さが上記ケース!内部の軸方向におけ
る有効長さよりも僅かに短く形成されていると共に,そ
の外径は、上記ケース!の内径より小さく.かつその内
径は、上記円筒部3bの外径よりも大きく形成させてあ
って,上記ケース1内に、その周壁ICと上記円筒部3
bとの略中間部配置にて,かつ上記可動軸2に外嵌の入
力バブ5に対して回転自在なるよう外嵌された状態にて
配設されている. 円筒形状の入力バブ5は、その軸方向の一端にあって、
中心の軸孔5aから半径方向へ複数個(図示例では2個
)の係合凹部5b,5bが対称に凹設され,該各係合凹
部5b,5bと上記各係合片2b,2bとが周方向に対
して係合されていることにより.当該入力バブ5は可動
軸2と共に回転されるようになっている. ここで,上記係合凹部5b,5bは、第3図により示さ
れている通り、その周方向の幅Dが、上記保合片2b,
2bの周方向の輻D゜よりも所妻寸法だけ広く形成され
、これにより可動軸2と入力バブ5とが周方向へ所望の
クリアランス8を有して係合されていることになり,可
動軸2の回転角度範囲α、即ち図示例では9G”のうち
最小回転角度,即ち0″′から所要回転角度βだけ、入
力I\ブ5が可動軸2と共に回転するようにし、最大回
転角度即ち90°付近においては、所要角度qだけフリ
ーな領域が得られるようにして、このフリーな領域では
,外力としての可動軸2の回転力に対し,後述するスプ
リングカ、粘性剪断抵抗力が働かないようにしてある. そして,上記可動部材4の一端部外周と,ケースlの間
vlC、端末1alaとの間及び,可動部材4と,上記
円筒部3bの先端部との間は、Oリングθ,7′!sに
よって液密状態にてシールされ,これによ?、ケース!
内は,中心部の室Aと、外周部の室Bとに画成されてい
る. 上記各Oリング6.7は,可動部材4の回転によって移
動したり、脱落してしまうことがなく、当該部分のシー
ル効果を維持できるよう可動部材4,円筒部3bに各々
段差部軸,4b,3c等を設けて嵌着させてある. このようにして閉成され、シールされているケー1の一
方の室B内には、例えばポリイソプチレン等の高分子粘
性流体とか、ピッチ或いは高粘度の水ガラス等の粘性流
体Cが収容されている. スプリングワンウェイクラッチ8は,横断面矩形状,又
は横断面円形状のバネ鋼線条を軸方向へ密に巻回するこ
とにより,一定の直径にて上記可動部材4の内周面と密
着するように形成されている. 上記スプリングワンウ■イクラッチ8は、その軸方向へ
曲突した一端8aが,上記入力バブ5に凹設の凹所5c
と掛止した状態にて,可動部材4内に密着状態となるよ
う配設され、その他端は何れの部材とも掛止されること
なくフリーとなっており、可動軸2,入力バブ5が一方
向,即ち第1図に示す矢印E方向へ回転されることによ
り、その一端8dによって巻き締めされ、その外径が縮
径されることで、その外周面と可動部材4の内周面との
密着が解除され,可動軸2、入力ハプ5と可動部材4と
の接続が解かれる. また、逆に可動軸2、入力バブ5が上記回転方向とは反
対である反矢印方向へ回転されると、これにより、その
外径が拡径されて可動部材4と密着し,該可動部材4が
可動軸2、入力バブ5と接続され,これにより、共に回
転する構成となっている. 即ち,上記スプリングワンウェイクラッチ8は,可動軸
2、入力バブ5の回転方向によって、該可動軸2,入力
バブ5と可動部材4相互間の動力伝達が断続何れかの状
態に切り換えられるよう機能する. スプリング3としての図示例では、上記ケースlの中心
部の室A内部にあって,可動軸2に外装されており,コ
イルスプリングを用いるようにし、可動軸2に一方向へ
の回転力を付勢する為と 該可動軸2が反対方向へ回転
される際には抵抗力を付与する為に配設される. 即ち,当該コイルスプリングの場合は、軸方向へ曲突し
た一端部9aと他端部9bとが、上記蓋板3と入力バブ
5に夫々掛止して配設されるが、この際、予め巻き方向
へある程度ねじ込んだ状態にて各端部9a,9bが上記
のように掛止させるようにしてもよく,このようにした
ときは入力バブ5に対し、 θ°位置から所要回転角度
β(例えば70°〜80°)だけスプリング力が付勢さ
れることとなる. ここで、スプリング9として,コイルスプリングでなく
棒状等のトーションスプリングを用いようとするときは
,可動軸を中空とし,これに当該トーションスプリング
を内装することができる. 上記ダンパーをフラット扉等に用いる際には,可動軸2
を扉に連結し、ケース1は扉取付部材に取着させるが,
例えば、扉lOが第8図に示した如く,水平状態の0°
にて閉じ位置となり,垂直状態の90°にて開き位置と
なるよう取付けられている場合には,扉10の開き時に
あって,可動軸2が第4図の矢印E方向へ回転される如
く,扉と可動軸2とが連結される. 扉10が0°位lから開きの動作を受け,可動軸2が図
示の矢印E方向へ回転されると,扉lOの閉じ位置では
スプリング3によって入力バブ5が矢印E方向へ付勢さ
れていることにより,該入力バブ5,可動軸2の係合凹
部5b、係合片2bが第3図(イ)に示す状態にて係合
されていることにより、可動軸2は,入力バブ5を介し
てスプリング3の復元力が回転方向へ蓄勢されているこ
とによって該可動軸2と共に入力バブ5も矢印E方向へ
回転されることとなり,スプリングワンウェイクラッチ
8が縮径され、該スプリングワンウェイクラッチ8と可
動部材4との密着が解かれ、上記可動軸2,入力バブ5
と可動部材4との接続が解除され、クラッチ「断」の状
態となり、可動軸2、入力バブ5だけが矢印E方向へ回
転されるのであって、可動部材4は回転されないから,
この際粘性剪断抵抗力は作用しない. 扉開の時にあっては、扉1Gがスプリング9の復元力に
よって第8図に示す如くθ°位置から所要角度β,例え
ば70°〜80″までは軽く開かれることとなるが、当
該W#10が90°付近となると、入力バブ5に対し、
スプリング力が作用しなくなると共に、可動軸2の係合
片2bと,入力バブ5の係合凹部5bとが、周方向へク
リアランスgを有した係合状態となるので,スプリング
ワンウェイクラッチ8が拡径されて可動部材4と密着し
,該可動部材4と入力バブ5が接続されることになって
も、該入力バブ5と可動軸2とは予め設定してある角度
内ではフリー!あり、従って可動軸2に対する粘性剪断
抵抗は作用せず、この結果扉10は,90′″付近にお
いて.ダンパー効果が扉荷重トルクにうち勝って停止し
てしまうといったことはない.又、311Gを閉じ方向
へ回動することにより,可動軸2は第1図の反矢印方向
へ回転されることとなるが,該可動軸2と入力バブ5と
の周方向のクリアランスgによって当該可動軸2はI3
o’から所望角度qだけ単独に回転するだけであり,こ
れより更に扉lOが閉じ方向へ回動されることで、可動
軸2、入力バブ5が係合され、共に反矢印方向へ回動さ
れることとなって、スプリングワンウェイクラッチ8は
拡径され、該入力ハプ5と可動部材4とが接続され、該
可動部材4が回動されることにより粘性流体Cによる粘
性剪断抵抗が可動軸2の回動力に抗して働くこととなる
. 又、この時,入力バブ5の回動によりスプリング9が、
その@き方向へねじ込まれることとなり,そのねじ込む
為の抵抗力が可動軸2の回動力に抗して働くこととなり
,従って,扉10はゆっくり、スムーズに閉じることと
なる. 第4図〜第6図(イ)(口)は他の実施例を示している
. 同上図に示したように、ケースlには、その両端部に液
密状態にて嵌着した蓋板3,11の中心に軸承凹部3a
と軸孔tbとが設けてあると共に、該ケースlの一端部
近傍に画壁1fが一体に設けてあることにより、当該ケ
ース1内部は軸方向に対して2室A,Bに画成されてい
る. 上記画壁1fの中心に貫通の軸孔1gに,中実軸形状の
可動部材礁が嵌通され、その他端が上記軸承凹所3aに
嵌合されていることにより、当該可動部材4はケース1
の中心線上にあって.回転自在なるよう軸承されている
. 一方,可動軸2は、上記蓋板llの軸孔1bに嵌通され
ると共に、その一端が,上記可動部材4の上記室A内へ
突出されている端部にあって,その端面中心に凹設され
ている軸承凹所4Cに嵌合されることにより,ケースl
の中心線上にて回転自在であり,かつ、上記可動部材4
と同軸となるよう配設されている. 入力ハ!5は,ケースl内にあって,上記可動軸2に回
転自在なるよう外嵌され、該入力バブ5と蓋板l1とに
スプリング8の端部9a,13bが夫々掛止されている
. 上記スプリング9は,予め巻き方向へある程度ねじ込ま
れた状態にて配設されている場合、その復元力により入
力ハプ5には、第6図(イ)において矢印E゜方向への
回転力が付勢されている.スプリングワンウェイクラッ
チ8は、上記可動部材4にあって、ケースlの室A内へ
突出している部分の外周に,密着状態ζなるよう配設さ
れ、その一端部4aが上記入力バブ5に掛止されている
ことにより,該入力バブ5が図示の矢印E゜方向へ回転
されることで拡径し、可動部材4との密着が解かれ、こ
れにより、該可動部材4と入力バブ5との動力伝達が断
たれるようにしてある.又,上記可動軸2と入力バブ5
との関係は前述の実施例と同様に形成されている. ケースlの他方の室B内には、可動部材4と直交状にて
係設され,かつ板厚方向へは変動自在である所要数枚の
可動ディスク4゜・・・・・・と,これらの可動ディス
ク4゜・・・・・・と交互配置にて、ケース1との係合
により可動部材4の回転には非連動であるが、板厚方向
へは変動自在である所要数枚の固定ディスク12・・・
・・・とを配設し、これらの可動ディスク4゜・・・・
・・と固定ディスク12・・・・・・の板面間に、上記
室B内に充填されている粘性流体Cを介在させてある. 従って、可動軸2,入力バブ5と共に可動部材4が第4
図に示す矢印E方向と反対方向へ回転されることにより
,該可動部材4と共に回転する可動ディスク4゜・・・
・・・と固定ディスク12・・・・・・との相対運動が
行われた際両ディスク4゜・・・・・・、l2・・・・
・・間の粘性流体Cによる粘性剪断抵抗により、可動軸
2,つまり扉による外力に対する制動作用が発揮され得
ることとなる.第7図は,当該ダンパーの制動力を制御
する方法に関しその扉荷重トルク曲線fに対するスプリ
ング9による制御領域と、粘性剪断抵抗による制御領域
を示すグラフである. 請求項(2)に係る制動力制御方法は、扉開閉時におけ
る扉荷重トルク曲線fに,近似的で、かつその扉荷重ト
ルク曲線fよりも低い位置にあってスプリング8による
力を入力バブ5、可動軸2に与えることで、スプリング
制御領域Fを得、又、その時の扉荷重トルク曲線fとコ
イルスプリング力を示す直線bとの差を粘性剪断抵抗で
おぎなうことで粘性剪断抵抗制御領域9を得るだけでな
く、可動軸2の最大回転角度付近(図示例では90°付
近)において、当該可動軸2にスプリングによる力及び
粘性流体Cによる粘性剪断抵抗を全く与えないようにす
るフリー領域Hが付与されるようにするのである. このようにすることにより、扉荷重トルクの小さい90
°付近においては,スプリング力及び粘性流体による粘
性剪断抵抗力が全く無くなり、扉はフリー状態となり、
軽快にして自由な開閉動作を行うことができる. 又,第8図中破線で示したように扉lOが90°以上(
90°+α)開く(又は閉じる)ようにした場合には,
フリ一部分の角度範囲をq+αと拡角度に設定すればよ
い. 《発明の効果》 本発明は、以上説明したように構成されているので,フ
ラップ扉等に可動軸を接続して当該ダンパーを扉の取付
けに用いれば,扉を06位置から所要角度までをスプリ
ング効果によって軽く回動させることができ、又所要角
度から06位置まではスプリング効果と粘性流体Cによ
る粘性剪断抵抗とにより扉をゆっくり、円滑倒すことが
でき、しかも30°付近においてはスプリング効果及び
粘性剪断抵抗によるダンパー効果から解放することによ
って、ダンパー効果が扉開閉時の扉荷重トルクにうち勝
つことがなくなり、扉が停止してしまうようなことなく
,扉のより円滑な開閉が可能となると共に、扉のフリー
領域Hの角度範囲qを変えることにより,扉への種々の
アクションが可能となる. 又.9G’以上,拡角度に開閉する扉においては,90
’の前後付近においてフリー領域Hを設定することによ
って,扉の開閉動作を軽く、かつ円滑に行い得る効果が
増巾されることとなる.そして、ダンパーの制動力制御
方法として,前記方法を採用することによって、扉を、
その開閉角度範囲内において、06から所望角度範囲で
は一定速度の開閉スピードが確保でき,しかも90’付
近においては、スプリング効果及びダンパー効果をなく
してしまうことによって,扉の開閉動作としては理想的
な状態に制御することができる.
の粘性流体とスプリングとを用い、その粘性剪断抵抗と
スプリング力とを利用することにより抵抗力を得るよう
にし,当該抵抗力によって扉の一方向回転時における扉
荷重トルクに対する緩衝作用、即ち制動力を発揮させる
ようにすると共に,扉の他方向への回動時においては、
スプリング効果により当該扉を軽く回転させ得るように
したフラップ扉用ダンパーと,その制動力制御方法に関
する. 《従来の技術》 従来,粘性流体を用いたダンパーとしては,第9図(イ
)(口)に示した如く、ケースa内に、外力により回転
自在とした回転軸bと共に回転可能なるよう当該回転軸
bと直交状にて固定した所要数枚の可動デ゛イスクC,
C ,C ・・・・・・と、これらの可動ディスクC
,C’,C ・・・・・・との交互配置にてケースと
の係合により回転軸bの回転には非連動であるが,板厚
方向へは変動自在である所要数枚の固定ディスクd,d
’,d″・・・・・・とを配設し、これらの可動ディス
クC,C’ ,C ・・・・・・と固定ディスクd,
d’ ,d“・・・・・・の板面間に、ケースa内に充
填された粘性流体eを介在させるようにしたもの、さら
には図示しないが,回転軸に可動ディスクを固定するこ
となく、その板厚方向へ変動自在としたものも存する. 上記両ダンパーによるときは、回転軸bに回転力として
の外力が加えられることにより、該回転軸bど共に回転
する可動ディスクC ,C’・・・・・・と,ケースa
に係設の固定ディスクd.d’・・・・・・とを相対運
動させ、このとき両ディスクC,C・・・・・・、d,
d″・・・・・・間の粘性流体による粘性剪断抵抗を利
用して、当該外力に対する緩衝作用を発揮させ得ること
となる. しかし、これらのダンパーにあっては、回転軸bの回転
方向(正転、逆転)に応じて,その抵抗力を可変とした
い場合でも,抵抗力の決定要因となる可動ディスクc,
c’・・・・・・と固定ディスクd,d’・・・・・・
との相対運動に基づく両ディスク間における粘性剪断抵
抗が不変であることから、抵抗力、即ち制動力を回転方
向によって変えることができないこととなる. 従って,フラップ層等の開閉時においての軸トルク,即
ち扉荷重トルク曲線fが第7図に示す如く余弦(cos
)荷重曲線となるものに対して,上記各ダンパーの回転
軸を扉に固定して使用した場合には、盾の開閉動作,特
に扉が0″位置から90″′位置へ開く(又は閉じる)
動作が非常に重くなってしまうこととなるから,扉を軽
く開けるようにしかも琲がゆっくり閉じるようにするに
は複雑な機構を用いなければならなくなる. そこで、上記の難点を解消すべく、扉開閉動作を、複雑
な機構を用いないで、一軸で制御できるようにしたダン
パーを、本願人は提案し、これは別途出願された. ヒ記ダンパーは,回転軸に、扉得重トルク曲線と近似的
で,かつ扉荷重トルク曲線よりも低い位置にて,スプリ
ング力を与え,又その時の層荷重トルク曲線とスプリン
グ力を示す直線との差を,粘性剪断抵抗力でおざなうよ
うにしたことを要旨とするものである. 従って,このダンパーによれば,扉が何れの角度におい
ても可成りの定スピードで閉成できると共に、扉を06
から90°までは、スプリング効果により軽く開成でき
,また90’〜O0までの閉成に際しては、スプリング
効果と,粘性剪断抵抗力効果とにより,ゆるやかにして
かつ円滑な動作を保証することができることとなる. 《発明が解決しようとする課題》 しかしながら,上記ダンパーにおいても,今だ次のよう
な問題点を有している. 即ち、扉の800付近において,扉荷重トルクが少ない
為,扉を306から0″へ回動する際、ダンパー効果が
扉荷重トルクにうち勝って扉が停止してしまったり、扉
の開閉動作が重くなるという現象が生じる. 本発明は,上記ダンバーの有するこのような問題点に鑑
み,Ol’l求項(1)にあっては扉の開閉により回転
自在とした可動軸に,θ″から所要回転角度領域にあっ
てはスプリングカと粘性剪断抵抗力を付与させ,その最
大回転角度付近、即ち扉の90″の付近において,上記
スプリングカ、粘性剪断抵抗力が付与されることのない
フリー領域を設定することにいよって.90”付近にお
いての扉の停止などはなくなり、扉のより円滑な開閉を
可能となし、上記フリー領域の角度範囲を変えることに
より,種々の扉操作を行い得るようにしている. さらに,請求項(2)では、扉の開閉動作,即ち制動力
を容易に制御できるようにした制御方法を提供すること
を目的としている. 《課題を解決するための手段》 本発明は,上記目的を達成するため請求項(1)にあっ
ては,ケース内に、扉の開閉により回転自在とした可動
軸と共に回転される可動部材が配設され,}.記ケース
内の粘性流体が,当該ケース,可動部材間に配在されて
いるダンパーにおいて,上記ケース内には、入力パブが
,上記可動軸と可動部材間にあって、回転可能にして,
かつその回転方向により当該可動部材と断続自在にして
一方向へのみに共に回転可能なるようスプリングワンウ
ェイクラッチを介して配設されると共に,スプリングが
、上記ケースと入力バブとに各端部が掛止された状態に
て配設され、ト記可動軸,入力バブ相互が周方向へ所望
のクリアランスを有して係合されることで、当該可動軸
の回転角度範囲内にあって,その最大回転角度付近にお
いてスプリングカ,粘性剪断抵抗力の作用しないフリー
領域が設けられていることを特徴とする粘性流体を用い
たフラップ扉用ダンパーを提供しようとしている. さらに,請求項(2)ではケースに、扉の開閉により回
転自在とした可動軸と共に回転される可動部材が配設さ
れ,上記ケース内の粘性流体が,当該ケース、可動部材
間に配在されているダンパーにおいて,上記可動軸に,
その回転角度範囲内の最小回転角度から所要回転角度領
域にあって,扉開閉時における扉荷重トルク曲線と近似
的で,かつその曲線よりも低い位置にて、スプリングの
力を付与させると共に、上記可動軸と、その回転方向に
よって断続自在にして,かつ共に一方向へのみ回転自在
に配設されている上記可動部材とケースとの間に配在さ
れている粘性流体による粘性剪断抵抗力を付与させ、上
記可動軸の最大回転角度付近にあっては,上記スプリン
グカ,粘性剪断抵抗力が当該可動軸に対して付与されな
いようにすることを特徴とする粘性流体を用いたフラッ
プ扉用ダンパー及びその制動力制御方法を提供するもの
である. 《作 用》 外力が可動軸に対して,一方向への回転力として加えら
れることで,当該可動軸は当該方向へ回転されるが、こ
の可動軸と係合されている入力バブと可動部材とは、ス
プリングワンウェイクラッチを介して,その回転方向に
より断続自在としてあるので、当該可動軸,入力バブの
一方向回転時は,可動部材が回転されず、従って粘性剪
断抵抗は生じない. 今例えば、フラップ扉が0°で閉じ位置、90°で開き
位置となるよう取付けられる場合には,上記可動軸と入
力バブは、該可動軸の最大回転角度付近、即ち扉の80
°付近においては、周方向へクリアランスを有して係合
されていることにより、フリーな領域が設定されている
ことから,当該可動軸に対し粘性剪断抵抗力が全く働か
なくなり、従って扉は80″付近において、自由に手動
できるフリー状態となる. 又,扉を閉じ方向へ回動すると,その初期回動時は、可
動軸のみが回動することとなり、入力バブは回動されな
いが,可動軸が所要角度回動された後は、該可動軸と入
力バブとが係合し,同一方向へ共に回動されることとな
り,スプリングは巻き方向へねじ込まれていき,このね
じ込み抵抗が可動軸に働くこととなり、これにより得ら
れたスプリングの復元力が、開扉操作を容易にすること
となる. 一方、スプリングワンウェイクラッチの作用で入力バブ
と可動部材とが接続される為,可動軸、入力バブと共に
可動部材が回転されることとなるから,当該可動部材と
ケースとの間の粘性流体による粘性剪断抵抗力が生じ、
これも可動軸の回転力に対する抵抗として作用すること
でダンバーとして機能する. 従って,スプリングと粘性剪断抵抗によって扉はゆるや
かに閉じることとなると共に,9oa付近においての扉
の停止などがないので扉のより円滑な開閉が可能となる
. 又、30″付近での可動軸と入力バブとが係合しないフ
リーな領域の角度範囲を変えることにより扉に対する種
々のアクション態様を選定することができる. 《実 施 例》 以下,本発明の実施例について図面を参照して説明する
. 第L図に示したように,横向き円筒形状のケースlは,
その端末壁!dの中心に軸孔1bが貫通されていると共
に,他端である開口部側内周には雌螺子部1dが刻設し
てある. 可動軸2は、上記軸孔1bに回転可能に,かつ液密状態
となるよう貫通されていると共に、上記ケースlの雌螺
子部1dには,液密状態にて螺着した蓋板3の中心に、
軸承凹所3aが凹設され,これに可動軸2の一端部が嵌
合されて,軸回り方向へ回転自在なるよう上記ケース.
lの中心線上へ軸承されている. 上記可動軸2のケースlから他方へ延出している突出端
部には,外力としての回転力が作用するように、図示し
ない層等の回転中心部が固定される. 上記蓋板3は,その内面から円筒部3bが、軸方向へ、
上記ケースlの長さよりも所妾寸法だけ短く突設され、
該円筒部3bは,上記ケースl内にあって、その周壁1
cと上記可動軸2との略中間部に配置されている. 又,上記可動軸2は,前記ケースl内における端末壁1
aの内面に凹設の円形凹所1eに嵌合するフランジ2a
が設けてあり、これによって当該可勤軸2はケースlか
らの抜け出しが阻止されている. 更に、上記可動軸2は、第2図、第3図(イ)(口)に
明示した如く、そのフランジ2aの内側位置から半径方
向へ突出する複数個(図示例では2個)の係合片2b,
2bが対称に設けられている.円筒形状の可動部材4は
、その軸方向の長さが上記ケース!内部の軸方向におけ
る有効長さよりも僅かに短く形成されていると共に,そ
の外径は、上記ケース!の内径より小さく.かつその内
径は、上記円筒部3bの外径よりも大きく形成させてあ
って,上記ケース1内に、その周壁ICと上記円筒部3
bとの略中間部配置にて,かつ上記可動軸2に外嵌の入
力バブ5に対して回転自在なるよう外嵌された状態にて
配設されている. 円筒形状の入力バブ5は、その軸方向の一端にあって、
中心の軸孔5aから半径方向へ複数個(図示例では2個
)の係合凹部5b,5bが対称に凹設され,該各係合凹
部5b,5bと上記各係合片2b,2bとが周方向に対
して係合されていることにより.当該入力バブ5は可動
軸2と共に回転されるようになっている. ここで,上記係合凹部5b,5bは、第3図により示さ
れている通り、その周方向の幅Dが、上記保合片2b,
2bの周方向の輻D゜よりも所妻寸法だけ広く形成され
、これにより可動軸2と入力バブ5とが周方向へ所望の
クリアランス8を有して係合されていることになり,可
動軸2の回転角度範囲α、即ち図示例では9G”のうち
最小回転角度,即ち0″′から所要回転角度βだけ、入
力I\ブ5が可動軸2と共に回転するようにし、最大回
転角度即ち90°付近においては、所要角度qだけフリ
ーな領域が得られるようにして、このフリーな領域では
,外力としての可動軸2の回転力に対し,後述するスプ
リングカ、粘性剪断抵抗力が働かないようにしてある. そして,上記可動部材4の一端部外周と,ケースlの間
vlC、端末1alaとの間及び,可動部材4と,上記
円筒部3bの先端部との間は、Oリングθ,7′!sに
よって液密状態にてシールされ,これによ?、ケース!
内は,中心部の室Aと、外周部の室Bとに画成されてい
る. 上記各Oリング6.7は,可動部材4の回転によって移
動したり、脱落してしまうことがなく、当該部分のシー
ル効果を維持できるよう可動部材4,円筒部3bに各々
段差部軸,4b,3c等を設けて嵌着させてある. このようにして閉成され、シールされているケー1の一
方の室B内には、例えばポリイソプチレン等の高分子粘
性流体とか、ピッチ或いは高粘度の水ガラス等の粘性流
体Cが収容されている. スプリングワンウェイクラッチ8は,横断面矩形状,又
は横断面円形状のバネ鋼線条を軸方向へ密に巻回するこ
とにより,一定の直径にて上記可動部材4の内周面と密
着するように形成されている. 上記スプリングワンウ■イクラッチ8は、その軸方向へ
曲突した一端8aが,上記入力バブ5に凹設の凹所5c
と掛止した状態にて,可動部材4内に密着状態となるよ
う配設され、その他端は何れの部材とも掛止されること
なくフリーとなっており、可動軸2,入力バブ5が一方
向,即ち第1図に示す矢印E方向へ回転されることによ
り、その一端8dによって巻き締めされ、その外径が縮
径されることで、その外周面と可動部材4の内周面との
密着が解除され,可動軸2、入力ハプ5と可動部材4と
の接続が解かれる. また、逆に可動軸2、入力バブ5が上記回転方向とは反
対である反矢印方向へ回転されると、これにより、その
外径が拡径されて可動部材4と密着し,該可動部材4が
可動軸2、入力バブ5と接続され,これにより、共に回
転する構成となっている. 即ち,上記スプリングワンウェイクラッチ8は,可動軸
2、入力バブ5の回転方向によって、該可動軸2,入力
バブ5と可動部材4相互間の動力伝達が断続何れかの状
態に切り換えられるよう機能する. スプリング3としての図示例では、上記ケースlの中心
部の室A内部にあって,可動軸2に外装されており,コ
イルスプリングを用いるようにし、可動軸2に一方向へ
の回転力を付勢する為と 該可動軸2が反対方向へ回転
される際には抵抗力を付与する為に配設される. 即ち,当該コイルスプリングの場合は、軸方向へ曲突し
た一端部9aと他端部9bとが、上記蓋板3と入力バブ
5に夫々掛止して配設されるが、この際、予め巻き方向
へある程度ねじ込んだ状態にて各端部9a,9bが上記
のように掛止させるようにしてもよく,このようにした
ときは入力バブ5に対し、 θ°位置から所要回転角度
β(例えば70°〜80°)だけスプリング力が付勢さ
れることとなる. ここで、スプリング9として,コイルスプリングでなく
棒状等のトーションスプリングを用いようとするときは
,可動軸を中空とし,これに当該トーションスプリング
を内装することができる. 上記ダンパーをフラット扉等に用いる際には,可動軸2
を扉に連結し、ケース1は扉取付部材に取着させるが,
例えば、扉lOが第8図に示した如く,水平状態の0°
にて閉じ位置となり,垂直状態の90°にて開き位置と
なるよう取付けられている場合には,扉10の開き時に
あって,可動軸2が第4図の矢印E方向へ回転される如
く,扉と可動軸2とが連結される. 扉10が0°位lから開きの動作を受け,可動軸2が図
示の矢印E方向へ回転されると,扉lOの閉じ位置では
スプリング3によって入力バブ5が矢印E方向へ付勢さ
れていることにより,該入力バブ5,可動軸2の係合凹
部5b、係合片2bが第3図(イ)に示す状態にて係合
されていることにより、可動軸2は,入力バブ5を介し
てスプリング3の復元力が回転方向へ蓄勢されているこ
とによって該可動軸2と共に入力バブ5も矢印E方向へ
回転されることとなり,スプリングワンウェイクラッチ
8が縮径され、該スプリングワンウェイクラッチ8と可
動部材4との密着が解かれ、上記可動軸2,入力バブ5
と可動部材4との接続が解除され、クラッチ「断」の状
態となり、可動軸2、入力バブ5だけが矢印E方向へ回
転されるのであって、可動部材4は回転されないから,
この際粘性剪断抵抗力は作用しない. 扉開の時にあっては、扉1Gがスプリング9の復元力に
よって第8図に示す如くθ°位置から所要角度β,例え
ば70°〜80″までは軽く開かれることとなるが、当
該W#10が90°付近となると、入力バブ5に対し、
スプリング力が作用しなくなると共に、可動軸2の係合
片2bと,入力バブ5の係合凹部5bとが、周方向へク
リアランスgを有した係合状態となるので,スプリング
ワンウェイクラッチ8が拡径されて可動部材4と密着し
,該可動部材4と入力バブ5が接続されることになって
も、該入力バブ5と可動軸2とは予め設定してある角度
内ではフリー!あり、従って可動軸2に対する粘性剪断
抵抗は作用せず、この結果扉10は,90′″付近にお
いて.ダンパー効果が扉荷重トルクにうち勝って停止し
てしまうといったことはない.又、311Gを閉じ方向
へ回動することにより,可動軸2は第1図の反矢印方向
へ回転されることとなるが,該可動軸2と入力バブ5と
の周方向のクリアランスgによって当該可動軸2はI3
o’から所望角度qだけ単独に回転するだけであり,こ
れより更に扉lOが閉じ方向へ回動されることで、可動
軸2、入力バブ5が係合され、共に反矢印方向へ回動さ
れることとなって、スプリングワンウェイクラッチ8は
拡径され、該入力ハプ5と可動部材4とが接続され、該
可動部材4が回動されることにより粘性流体Cによる粘
性剪断抵抗が可動軸2の回動力に抗して働くこととなる
. 又、この時,入力バブ5の回動によりスプリング9が、
その@き方向へねじ込まれることとなり,そのねじ込む
為の抵抗力が可動軸2の回動力に抗して働くこととなり
,従って,扉10はゆっくり、スムーズに閉じることと
なる. 第4図〜第6図(イ)(口)は他の実施例を示している
. 同上図に示したように、ケースlには、その両端部に液
密状態にて嵌着した蓋板3,11の中心に軸承凹部3a
と軸孔tbとが設けてあると共に、該ケースlの一端部
近傍に画壁1fが一体に設けてあることにより、当該ケ
ース1内部は軸方向に対して2室A,Bに画成されてい
る. 上記画壁1fの中心に貫通の軸孔1gに,中実軸形状の
可動部材礁が嵌通され、その他端が上記軸承凹所3aに
嵌合されていることにより、当該可動部材4はケース1
の中心線上にあって.回転自在なるよう軸承されている
. 一方,可動軸2は、上記蓋板llの軸孔1bに嵌通され
ると共に、その一端が,上記可動部材4の上記室A内へ
突出されている端部にあって,その端面中心に凹設され
ている軸承凹所4Cに嵌合されることにより,ケースl
の中心線上にて回転自在であり,かつ、上記可動部材4
と同軸となるよう配設されている. 入力ハ!5は,ケースl内にあって,上記可動軸2に回
転自在なるよう外嵌され、該入力バブ5と蓋板l1とに
スプリング8の端部9a,13bが夫々掛止されている
. 上記スプリング9は,予め巻き方向へある程度ねじ込ま
れた状態にて配設されている場合、その復元力により入
力ハプ5には、第6図(イ)において矢印E゜方向への
回転力が付勢されている.スプリングワンウェイクラッ
チ8は、上記可動部材4にあって、ケースlの室A内へ
突出している部分の外周に,密着状態ζなるよう配設さ
れ、その一端部4aが上記入力バブ5に掛止されている
ことにより,該入力バブ5が図示の矢印E゜方向へ回転
されることで拡径し、可動部材4との密着が解かれ、こ
れにより、該可動部材4と入力バブ5との動力伝達が断
たれるようにしてある.又,上記可動軸2と入力バブ5
との関係は前述の実施例と同様に形成されている. ケースlの他方の室B内には、可動部材4と直交状にて
係設され,かつ板厚方向へは変動自在である所要数枚の
可動ディスク4゜・・・・・・と,これらの可動ディス
ク4゜・・・・・・と交互配置にて、ケース1との係合
により可動部材4の回転には非連動であるが、板厚方向
へは変動自在である所要数枚の固定ディスク12・・・
・・・とを配設し、これらの可動ディスク4゜・・・・
・・と固定ディスク12・・・・・・の板面間に、上記
室B内に充填されている粘性流体Cを介在させてある. 従って、可動軸2,入力バブ5と共に可動部材4が第4
図に示す矢印E方向と反対方向へ回転されることにより
,該可動部材4と共に回転する可動ディスク4゜・・・
・・・と固定ディスク12・・・・・・との相対運動が
行われた際両ディスク4゜・・・・・・、l2・・・・
・・間の粘性流体Cによる粘性剪断抵抗により、可動軸
2,つまり扉による外力に対する制動作用が発揮され得
ることとなる.第7図は,当該ダンパーの制動力を制御
する方法に関しその扉荷重トルク曲線fに対するスプリ
ング9による制御領域と、粘性剪断抵抗による制御領域
を示すグラフである. 請求項(2)に係る制動力制御方法は、扉開閉時におけ
る扉荷重トルク曲線fに,近似的で、かつその扉荷重ト
ルク曲線fよりも低い位置にあってスプリング8による
力を入力バブ5、可動軸2に与えることで、スプリング
制御領域Fを得、又、その時の扉荷重トルク曲線fとコ
イルスプリング力を示す直線bとの差を粘性剪断抵抗で
おぎなうことで粘性剪断抵抗制御領域9を得るだけでな
く、可動軸2の最大回転角度付近(図示例では90°付
近)において、当該可動軸2にスプリングによる力及び
粘性流体Cによる粘性剪断抵抗を全く与えないようにす
るフリー領域Hが付与されるようにするのである. このようにすることにより、扉荷重トルクの小さい90
°付近においては,スプリング力及び粘性流体による粘
性剪断抵抗力が全く無くなり、扉はフリー状態となり、
軽快にして自由な開閉動作を行うことができる. 又,第8図中破線で示したように扉lOが90°以上(
90°+α)開く(又は閉じる)ようにした場合には,
フリ一部分の角度範囲をq+αと拡角度に設定すればよ
い. 《発明の効果》 本発明は、以上説明したように構成されているので,フ
ラップ扉等に可動軸を接続して当該ダンパーを扉の取付
けに用いれば,扉を06位置から所要角度までをスプリ
ング効果によって軽く回動させることができ、又所要角
度から06位置まではスプリング効果と粘性流体Cによ
る粘性剪断抵抗とにより扉をゆっくり、円滑倒すことが
でき、しかも30°付近においてはスプリング効果及び
粘性剪断抵抗によるダンパー効果から解放することによ
って、ダンパー効果が扉開閉時の扉荷重トルクにうち勝
つことがなくなり、扉が停止してしまうようなことなく
,扉のより円滑な開閉が可能となると共に、扉のフリー
領域Hの角度範囲qを変えることにより,扉への種々の
アクションが可能となる. 又.9G’以上,拡角度に開閉する扉においては,90
’の前後付近においてフリー領域Hを設定することによ
って,扉の開閉動作を軽く、かつ円滑に行い得る効果が
増巾されることとなる.そして、ダンパーの制動力制御
方法として,前記方法を採用することによって、扉を、
その開閉角度範囲内において、06から所望角度範囲で
は一定速度の開閉スピードが確保でき,しかも90’付
近においては、スプリング効果及びダンパー効果をなく
してしまうことによって,扉の開閉動作としては理想的
な状態に制御することができる.
第1図は本発明に係る粘性流体を用いたフラップ扉用ダ
ンパーの一実施例を示す縦断側面図、第2図は同実施例
における可動軸と入力バブの分解斜視図,第3図(イ)
(口)は同実施例における可動軸と入力バブとの扉開閉
時における係合状態を説明する為の各説明図,第4図〜
第6図は他実施例を示し,第4図はその縦断側面図,第
5図はその可動軸と入力バブの分解斜視図,第6図(イ
)(口)はその可動軸と入力バブの係合状態を示す各説
明図、第7図は、琲荷重トルク曲線と、制動力制御方法
におけるスプリング制御領域、粘性剪断抵抗制御領域,
フリー領域を各々示すグラフ、第8図はフラップ扉の開
閉角度に対する制動力制御角度とフリ一部分の角度を示
す説明図、第9図(イ)(口)は粘性流体を用いたダン
パーの従来例の夫々縦断側面図と横断平面図である.1
ψ−●Φ●●ケース 2・・・・・・可動軸 4・・・・・・可動部材 5・・・・・・入カバブ 8・・・・・・スプリングワンウェイクラッチ9・・・
・・・スプリング C・・・・・・粘性流体 H・・・・・・フリー領域 f・・・・・・扉荷重トルク曲線 代理人 弁理士 斎 藤 義 雄 第 図
ンパーの一実施例を示す縦断側面図、第2図は同実施例
における可動軸と入力バブの分解斜視図,第3図(イ)
(口)は同実施例における可動軸と入力バブとの扉開閉
時における係合状態を説明する為の各説明図,第4図〜
第6図は他実施例を示し,第4図はその縦断側面図,第
5図はその可動軸と入力バブの分解斜視図,第6図(イ
)(口)はその可動軸と入力バブの係合状態を示す各説
明図、第7図は、琲荷重トルク曲線と、制動力制御方法
におけるスプリング制御領域、粘性剪断抵抗制御領域,
フリー領域を各々示すグラフ、第8図はフラップ扉の開
閉角度に対する制動力制御角度とフリ一部分の角度を示
す説明図、第9図(イ)(口)は粘性流体を用いたダン
パーの従来例の夫々縦断側面図と横断平面図である.1
ψ−●Φ●●ケース 2・・・・・・可動軸 4・・・・・・可動部材 5・・・・・・入カバブ 8・・・・・・スプリングワンウェイクラッチ9・・・
・・・スプリング C・・・・・・粘性流体 H・・・・・・フリー領域 f・・・・・・扉荷重トルク曲線 代理人 弁理士 斎 藤 義 雄 第 図
Claims (2)
- (1)ケース内に、扉の開閉により回転自在とした可動
軸と共に回転される可動部材が配設され、上記ケース内
の粘性流体が、当該ケース、可動部材間に配在されてい
るダンパーにおいて、上記ケース内には、入力バブが、
上記可動軸と可動部材間にあって、回転可能にして、か
つその回転方向により当該可動部材と断続自在にして一
方向へのみに共に回転可能なるようスプリングワンウェ
イクラッチを介して配設されると共にスプリングが、上
記ケースと入力バブとに各端部が掛止された状態にて配
設され、上記可動軸、入力バブ相互が周方向へ所望のク
リアランスを有して係合されることで、当該可動軸の回
転角度範囲内にあって、その最大回転角度付近において
スプリング力、粘性剪断抵抗力の作用しないフリー領域
が設けられていることを特徴とする粘性流体を用いたフ
ラップ扉用ダンパー。 - (2)ケースに、扉の開閉により回転自在とした可動軸
と共に回転される可動部材が配設され、上記ケース内の
粘性流体が、当該ケース、可動部’材間に配在されてい
るダンパーにおいて、上記可動軸に、その回転角度範囲
内の最小回転角度から所要回転角度領域にあって、扉開
閉時における扉荷重トルク曲線と近似的で、かつその曲
線よりも低い位置にて、スプリングの力を付与させると
共に、上記可動軸と、その回転方向によって断続自在に
して、かつ共に一方向へのみ回転自在に配設されている
上記可動部材とケースとの間に配在されている粘性流体
による粘性剪断抵抗力を付与させ、ヒ記可動軸の最大回
転角度付近にあっては、上記スプリング力、粘性剪断抵
抗力が当該可動軸に対して付与されないようにすること
を特徴とする粘性流体を用いたフラップ扉用ダンパー及
びその制動力制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11328289A JPH02292481A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 粘性流体を用いたフラップ扉用ダンパー及びその制動力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11328289A JPH02292481A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 粘性流体を用いたフラップ扉用ダンパー及びその制動力制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02292481A true JPH02292481A (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=14608227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11328289A Pending JPH02292481A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 粘性流体を用いたフラップ扉用ダンパー及びその制動力制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02292481A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008126903A1 (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-23 | Nifco Inc. | 回動体の制動機構 |
EP1731704A3 (en) * | 2005-06-10 | 2009-02-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Door damper and electronic appliances having the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6313927A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-21 | Nifco Inc | 回転ダンパ−装置 |
-
1989
- 1989-05-02 JP JP11328289A patent/JPH02292481A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6313927A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-21 | Nifco Inc | 回転ダンパ−装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1731704A3 (en) * | 2005-06-10 | 2009-02-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Door damper and electronic appliances having the same |
WO2008126903A1 (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-23 | Nifco Inc. | 回動体の制動機構 |
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