JPH09158605A - 中心吊型ヒンジクローザのストップ機構 - Google Patents
中心吊型ヒンジクローザのストップ機構Info
- Publication number
- JPH09158605A JPH09158605A JP7345673A JP34567395A JPH09158605A JP H09158605 A JPH09158605 A JP H09158605A JP 7345673 A JP7345673 A JP 7345673A JP 34567395 A JP34567395 A JP 34567395A JP H09158605 A JPH09158605 A JP H09158605A
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- JP
- Japan
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- roller
- door
- central shaft
- outer cylinder
- center
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F1/00—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass
- E05F1/08—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings
- E05F1/10—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance
- E05F1/12—Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs
- E05F1/1207—Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs with a coil spring parallel with the pivot axis
- E05F1/1215—Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs with a coil spring parallel with the pivot axis with a canted-coil torsion spring
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/20—Brakes; Disengaging means; Holders; Stops; Valves; Accessories therefor
- E05Y2201/214—Disengaging means
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/132—Doors
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/148—Windows
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的簡単な構成のもので、扉のストップ作
用を実現できるとともに、受座に嵌合した下部ピボット
への着脱が容易で簡単に交換・点検ができるカセット化
が可能。 【解決手段】 スプリング25の弾性力が付勢されたロ
ーラ保持体22を中心軸21に外挿し、扉D側と一体に
回転する外筒体23をローラ保持体22に外挿し、中心
軸21と外筒体23との間で転動するとともに中心軸2
1及び外筒体23に夫々形成した窪みに出入するローラ
24をローラ保持体22に形成した窓22Aに挿入し、
特定角度を越えて扉Dが開放するとローラ24が外筒体
23の窪みから脱出して中心軸21の窪みに入り込み、
スプリング25による閉じ力が外筒体23へ伝達するの
遮断するように構成した。
用を実現できるとともに、受座に嵌合した下部ピボット
への着脱が容易で簡単に交換・点検ができるカセット化
が可能。 【解決手段】 スプリング25の弾性力が付勢されたロ
ーラ保持体22を中心軸21に外挿し、扉D側と一体に
回転する外筒体23をローラ保持体22に外挿し、中心
軸21と外筒体23との間で転動するとともに中心軸2
1及び外筒体23に夫々形成した窪みに出入するローラ
24をローラ保持体22に形成した窓22Aに挿入し、
特定角度を越えて扉Dが開放するとローラ24が外筒体
23の窪みから脱出して中心軸21の窪みに入り込み、
スプリング25による閉じ力が外筒体23へ伝達するの
遮断するように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、扉の内部に取り
付ける中心吊型ヒンジクローザに係り、特に適宜の開き
角度で扉をフリーにすることができる中心吊型ヒンジク
ローザのストップ機構に関するものである。
付ける中心吊型ヒンジクローザに係り、特に適宜の開き
角度で扉をフリーにすることができる中心吊型ヒンジク
ローザのストップ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、主にビルや工場などの防火扉用
として、図4に示すような中心吊型ヒンジクローザが開
発され使用されている。通常この中心吊型ヒンジクロー
ザは、上部ピボット100、中心吊型ヒンジクローザ1
01及び受座102の3点を基本構成要素とするもので
あり、特に上部ピボット100の下側ピボットヒンジ1
00A及び中心吊型ヒンジクローザ101はいずれも扉
103の内部に収納されて外部から見えないようになっ
ており、外観上好ましいものである。
として、図4に示すような中心吊型ヒンジクローザが開
発され使用されている。通常この中心吊型ヒンジクロー
ザは、上部ピボット100、中心吊型ヒンジクローザ1
01及び受座102の3点を基本構成要素とするもので
あり、特に上部ピボット100の下側ピボットヒンジ1
00A及び中心吊型ヒンジクローザ101はいずれも扉
103の内部に収納されて外部から見えないようになっ
ており、外観上好ましいものである。
【0003】また中心吊型ヒンジクローザ101は、図
5に示すように、閉じトルク(閉扉力)発生のためのス
プリング104と、閉じトルク制動のためのダンパー機
構(図略)とで基本構成されており、専ら扉の開閉速度
や開閉力を調整するようになっている。
5に示すように、閉じトルク(閉扉力)発生のためのス
プリング104と、閉じトルク制動のためのダンパー機
構(図略)とで基本構成されており、専ら扉の開閉速度
や開閉力を調整するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常このよ
うな中心吊型ヒンジクローザにあっては、途中で扉を開
放・保持しておくような機能が付加されていないので、
例えば扉と床との間に楔状のストッパを差し込んでおく
か、フック等の適宜の手段で床側に係止させるなどの措
置が必要であり、いずれの場合にも腰を屈める等の手間
を要する。このような事情から、この中心吊型ドアクロ
ーザを家庭用の玄関その他、各種用途のドアとして使用
するには不便である。
うな中心吊型ヒンジクローザにあっては、途中で扉を開
放・保持しておくような機能が付加されていないので、
例えば扉と床との間に楔状のストッパを差し込んでおく
か、フック等の適宜の手段で床側に係止させるなどの措
置が必要であり、いずれの場合にも腰を屈める等の手間
を要する。このような事情から、この中心吊型ドアクロ
ーザを家庭用の玄関その他、各種用途のドアとして使用
するには不便である。
【0005】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、比較的簡単な構成のもので、扉のストップ作用を実
現できるとともに、ヒンジクローザが受座に嵌合した下
部ピボットに着脱が容易で簡単に点検・交換等ができる
カセット化の可能な中心吊型ヒンジクローザのストップ
機構を提供することを目的とするものである。
み、比較的簡単な構成のもので、扉のストップ作用を実
現できるとともに、ヒンジクローザが受座に嵌合した下
部ピボットに着脱が容易で簡単に点検・交換等ができる
カセット化の可能な中心吊型ヒンジクローザのストップ
機構を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、受座側に嵌合・一体化された中心軸を有す
るとともに、スプリングの弾性力で扉を閉じるように構
成され、前記扉内に収容される中心吊型ヒンジクローザ
において、前記中心軸の外周面側に前記スプリングの弾
性力が付勢されたローラ保持体を設け、前記扉側と一体
に回転する外筒体を前記ローラ保持体の外周面側に設
け、前記中心軸と外筒体との間で転動するとともに前記
中心軸及び外筒体に夫々形成した窪みに出入するローラ
をローラ保持体に開口し、特定角度を越えて扉が開放す
ると前記ローラが外筒体の窪みから脱出して前記中心軸
の窪みに入り込み、前記スプリングによる閉じ力が外筒
体へ伝達するの遮断するように構成したものである。
載の発明は、受座側に嵌合・一体化された中心軸を有す
るとともに、スプリングの弾性力で扉を閉じるように構
成され、前記扉内に収容される中心吊型ヒンジクローザ
において、前記中心軸の外周面側に前記スプリングの弾
性力が付勢されたローラ保持体を設け、前記扉側と一体
に回転する外筒体を前記ローラ保持体の外周面側に設
け、前記中心軸と外筒体との間で転動するとともに前記
中心軸及び外筒体に夫々形成した窪みに出入するローラ
をローラ保持体に開口し、特定角度を越えて扉が開放す
ると前記ローラが外筒体の窪みから脱出して前記中心軸
の窪みに入り込み、前記スプリングによる閉じ力が外筒
体へ伝達するの遮断するように構成したものである。
【0007】また、この請求項2に記載の発明は、嵌合
軸、ローラ保持体および外筒体が、受座に嵌合した下部
ピボットに着脱自在に嵌合するように構成したものであ
る。
軸、ローラ保持体および外筒体が、受座に嵌合した下部
ピボットに着脱自在に嵌合するように構成したものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1は、この発明
にかかるストップ機構を設けた中心吊型ヒンジクローザ
の要部等を示す断面図である。この実施例の中心吊型ヒ
ンジクローザは、基本的には、下部ピボット部1と、こ
の下部ピボット部1に上から挿入・嵌合する着脱自在の
クローザ本体部2とから構成されている。
て添付図面を参照しながら説明する。図1は、この発明
にかかるストップ機構を設けた中心吊型ヒンジクローザ
の要部等を示す断面図である。この実施例の中心吊型ヒ
ンジクローザは、基本的には、下部ピボット部1と、こ
の下部ピボット部1に上から挿入・嵌合する着脱自在の
クローザ本体部2とから構成されている。
【0009】下部ピボット部1は、受座A側に設けた被
嵌合部である孔(図略)に嵌合する軸13を有するもの
であって、扉D側に先付けしておくようになっている。
即ち、この下部ピボット部1は、扉Dの補強板D1に強
固に螺着するほぼ板状の取付部材11と、この取付部材
11(図1において右端部)から上に突出した円柱部分
に軸受け12を介して内挿した回転自在の軸13と、取
付部材11の円柱部分に外挿した回転受け部14とから
構成されている。また、この回転受け部14には、中心
部分に開口した孔14Aから軸13の頭部13Aが遊挿
状態で挿入され、上方に突出するようになっている。
嵌合部である孔(図略)に嵌合する軸13を有するもの
であって、扉D側に先付けしておくようになっている。
即ち、この下部ピボット部1は、扉Dの補強板D1に強
固に螺着するほぼ板状の取付部材11と、この取付部材
11(図1において右端部)から上に突出した円柱部分
に軸受け12を介して内挿した回転自在の軸13と、取
付部材11の円柱部分に外挿した回転受け部14とから
構成されている。また、この回転受け部14には、中心
部分に開口した孔14Aから軸13の頭部13Aが遊挿
状態で挿入され、上方に突出するようになっている。
【0010】クローザ本体部2は、下部ピボット部1に
後から自由に嵌合(取り外しも可能)できるようにカセ
ット式になっており、下半分に配置したクローザ機構と
上半分に配置した図示外のダンパ機構(これは必ずしも
必要ではない)とから構成されている。クローザ機構
は、軸13に嵌合されて不動状態となる中心軸21と、
円筒体23と、スプリング25とを有しているが、特に
この発明では、中心軸21と円筒体23に窪み21A・
23Aを設け、かつ、ローラ保持部22と、ローラ24
とを付加することによりストッパ機構を構成している。
後から自由に嵌合(取り外しも可能)できるようにカセ
ット式になっており、下半分に配置したクローザ機構と
上半分に配置した図示外のダンパ機構(これは必ずしも
必要ではない)とから構成されている。クローザ機構
は、軸13に嵌合されて不動状態となる中心軸21と、
円筒体23と、スプリング25とを有しているが、特に
この発明では、中心軸21と円筒体23に窪み21A・
23Aを設け、かつ、ローラ保持部22と、ローラ24
とを付加することによりストッパ機構を構成している。
【0011】中心軸21は、軸13の頭部(横断面6角
形など)13Aに嵌合する嵌合孔21Dを下端部に有
し、上下に延びた略長尺円柱状のものであって、円筒体
23の中心部に不動状態で配設されている。また、この
中心軸21には、180度離れた所望の2か所にローラ
24の一部(例えば半分程度)が入り込む窪み21A
(図2参照)が形成されている。なお、この中心軸21
は、初め扉Dの内部に中心吊型ヒンジクローザを据え付
ける際に、所定量分のスプリング巻き動作を行い弾性エ
ネルギを付与するため、中心軸21の上部外周面に回転
自在の座体21Aを設けており、この座体21Aの切欠
き21Bにピン21C等を挿入して中心軸21に座体2
1Aを固定するようになっている。
形など)13Aに嵌合する嵌合孔21Dを下端部に有
し、上下に延びた略長尺円柱状のものであって、円筒体
23の中心部に不動状態で配設されている。また、この
中心軸21には、180度離れた所望の2か所にローラ
24の一部(例えば半分程度)が入り込む窪み21A
(図2参照)が形成されている。なお、この中心軸21
は、初め扉Dの内部に中心吊型ヒンジクローザを据え付
ける際に、所定量分のスプリング巻き動作を行い弾性エ
ネルギを付与するため、中心軸21の上部外周面に回転
自在の座体21Aを設けており、この座体21Aの切欠
き21Bにピン21C等を挿入して中心軸21に座体2
1Aを固定するようになっている。
【0012】ローラ保持部22は、円筒状に形成されて
中心軸21の下端側に回転自在に外挿されており、18
0度離れた2か所に窓(ローラ保持部22の内外周面ま
で貫通する)22Aが開口されている。この窓22A
は、後に説明する中心軸21と円筒体23の各窪みにロ
ーラ24が出入し易いようするため、半径方向から多少
ずれた斜め方向にカットされている。
中心軸21の下端側に回転自在に外挿されており、18
0度離れた2か所に窓(ローラ保持部22の内外周面ま
で貫通する)22Aが開口されている。この窓22A
は、後に説明する中心軸21と円筒体23の各窪みにロ
ーラ24が出入し易いようするため、半径方向から多少
ずれた斜め方向にカットされている。
【0013】円筒体23は、中心吊型ヒンジクローザの
ケーシングを兼用する円筒状に形成されて扉D内部に適
宜の手段で固定されており、ローラ保持体22に対して
回転自在に外挿されている。また、この円筒体23に
も、中心軸21の窪み21Aと同様に、ローラ24の一
部(例えば半分程度)が入り込む窪み23Aが180度
離れた2か所に形成されている。なお、扉Dを90度開
いたときにストップ動作を行うため、この窪み23A
は、扉Dを完全に閉じた状態(図2に示す)のときに、
中心軸21側の窪み21Aに対して丁度90度だけ位相
がずれた位置関係で設けられているが、ストップ動作す
るときの角度(ストップ角度)を変更したい場合には、
これらの窪みの間の角度差をストップ角度に対応して変
更すればよい。
ケーシングを兼用する円筒状に形成されて扉D内部に適
宜の手段で固定されており、ローラ保持体22に対して
回転自在に外挿されている。また、この円筒体23に
も、中心軸21の窪み21Aと同様に、ローラ24の一
部(例えば半分程度)が入り込む窪み23Aが180度
離れた2か所に形成されている。なお、扉Dを90度開
いたときにストップ動作を行うため、この窪み23A
は、扉Dを完全に閉じた状態(図2に示す)のときに、
中心軸21側の窪み21Aに対して丁度90度だけ位相
がずれた位置関係で設けられているが、ストップ動作す
るときの角度(ストップ角度)を変更したい場合には、
これらの窪みの間の角度差をストップ角度に対応して変
更すればよい。
【0014】なお、スプリング25は、自閉力を発生さ
せるものであって、上端部を中心軸21側の座体21A
に固定するとともに下端部をローラ保持体22に固定し
てあり、図2において時計方向の弾性力がローラ保持体
22に常時付勢されている。そしてこの弾性力がローラ
24を介して円筒体23に伝達し、扉Dを自閉するため
のトルクを発生させるようになっている。
せるものであって、上端部を中心軸21側の座体21A
に固定するとともに下端部をローラ保持体22に固定し
てあり、図2において時計方向の弾性力がローラ保持体
22に常時付勢されている。そしてこの弾性力がローラ
24を介して円筒体23に伝達し、扉Dを自閉するため
のトルクを発生させるようになっている。
【0015】次に、この発明にかかるストップ機構の作
用について説明する。先ず、扉を閉じた状態(図2の状
態)ではローラ保持体22に設けたローラ24が円筒体
23の窪み23Aに係合している。ここから、手で扉を
押し開いていくと、扉と一体に回転する円筒体23が同
方向(反時計方向)に回動していくから、ローラ24を
介してローラ保持体22はスプリング25の弾性力に抗
して一体に同方向に回動する。この場合、ローラ回転体
22が90度回動するまでの間にはローラ24が中心軸
21の窪み21Aと出会わないから、中心軸21の外周
面上を転動していく。
用について説明する。先ず、扉を閉じた状態(図2の状
態)ではローラ保持体22に設けたローラ24が円筒体
23の窪み23Aに係合している。ここから、手で扉を
押し開いていくと、扉と一体に回転する円筒体23が同
方向(反時計方向)に回動していくから、ローラ24を
介してローラ保持体22はスプリング25の弾性力に抗
して一体に同方向に回動する。この場合、ローラ回転体
22が90度回動するまでの間にはローラ24が中心軸
21の窪み21Aと出会わないから、中心軸21の外周
面上を転動していく。
【0016】そして扉が90度回転すると、円筒体23
及びローラ保持体22も同様に回動するから、ローラ保
持体22の窓22Aに挿入したローラ24は円筒体23
の窪み23Aから脱出し、図3に示すように、中心軸2
1の窪み21Aに係合する。これにより、ローラ保持体
22は、円筒体23と一体化した回動動作から開放さ
れ、ローラ保持体22がこれ以上回動するのを阻止でき
る。その結果、円筒体24は、スプリング25の弾性力
が伝達しなくなり、閉扉力が働かなくなるから扉をその
ままそこで停止させることができる。また、この円筒体
23にはダンパ機構の制動力のみが作用するから、90
度を越えてさらに開扉させても、所望の開き角度で自由
に扉をフリーにさせることができる。
及びローラ保持体22も同様に回動するから、ローラ保
持体22の窓22Aに挿入したローラ24は円筒体23
の窪み23Aから脱出し、図3に示すように、中心軸2
1の窪み21Aに係合する。これにより、ローラ保持体
22は、円筒体23と一体化した回動動作から開放さ
れ、ローラ保持体22がこれ以上回動するのを阻止でき
る。その結果、円筒体24は、スプリング25の弾性力
が伝達しなくなり、閉扉力が働かなくなるから扉をその
ままそこで停止させることができる。また、この円筒体
23にはダンパ機構の制動力のみが作用するから、90
度を越えてさらに開扉させても、所望の開き角度で自由
に扉をフリーにさせることができる。
【0017】従って、この実施例によれば、クローザ機
構を構成する中心軸21と、円筒体23と、スプリング
25とを利用し、これにローラ保持部22とローラ24
を付加してストップ機構を構成しており、構成が簡易で
あるから、小型化に好適である。
構を構成する中心軸21と、円筒体23と、スプリング
25とを利用し、これにローラ保持部22とローラ24
を付加してストップ機構を構成しており、構成が簡易で
あるから、小型化に好適である。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、クローザ機構を構成する中心軸と円筒体とに窪み
を設けるとともに、ローラ保持部とローラを付加するこ
とによってストッパ機構を構成してあるから、比較的簡
単な構成のもので、扉のストップ作用を付加することが
できる。また、この発明によれば、受け座の被嵌合部に
嵌合した下部ピボットにヒンジクローザを上から着脱自
在に嵌合することができるから、着脱が容易で簡単に交
換できるカセット化が実現容易であり、故障に伴う交換
や保守点検を簡単に行うことができる効果もある。
れば、クローザ機構を構成する中心軸と円筒体とに窪み
を設けるとともに、ローラ保持部とローラを付加するこ
とによってストッパ機構を構成してあるから、比較的簡
単な構成のもので、扉のストップ作用を付加することが
できる。また、この発明によれば、受け座の被嵌合部に
嵌合した下部ピボットにヒンジクローザを上から着脱自
在に嵌合することができるから、着脱が容易で簡単に交
換できるカセット化が実現容易であり、故障に伴う交換
や保守点検を簡単に行うことができる効果もある。
【図1】この発明にかかるストップ機構を設けた中心吊
型ヒンジクローザの要部等を示す断面図。
型ヒンジクローザの要部等を示す断面図。
【図2】この発明の作用を示す説明図。
【図3】同説明図。
【図4】ヒンジクローザを示す破断説明図。
【図5】中心吊型ヒンジクローザの要部断面図。
1 下部ピボット部 13 軸 2 クローザ本体部 21 中心軸 21A 窪み 22 ローラ保持体 22A 窓 23 円筒体 23A 窪み 24 ローラ 25 スプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 受座側と嵌合・一体化された中心軸を有
するとともに、スプリングの弾性力で扉を閉じるように
構成され、前記扉内に収容される中心吊型ヒンジクロー
ザにおいて、 前記スプリングの弾性力が付勢されたローラ保持体を前
記中心軸に外挿し、 前記扉側と一体に回転する外筒体を前記ローラ保持体に
外挿し、 前記中心軸と外筒体との間で転動するとともに前記中心
軸及び外筒体に夫々形成した窪みに出入するローラをロ
ーラ保持体に形成した窓に挿入し、 特定角度を越えて扉が開放すると前記ローラが外筒体の
窪みから脱出して前記中心軸の窪みに入り込み、前記ス
プリングによる閉じ力が外筒体へ伝達するの遮断するよ
うに構成したことを特徴とする中心吊型ヒンジクローザ
のストップ機構。 - 【請求項2】 中心軸、ローラ保持体および外筒体を有
する中心吊型ヒンジクローザが、受座に嵌合した下部ピ
ボットに着脱自在に嵌合するように構成したことを特徴
とする請求項1に記載の中心吊型ヒンジクローザのスト
ップ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345673A JPH09158605A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 中心吊型ヒンジクローザのストップ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345673A JPH09158605A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 中心吊型ヒンジクローザのストップ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158605A true JPH09158605A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18378196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7345673A Pending JPH09158605A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 中心吊型ヒンジクローザのストップ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09158605A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006299566A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉扉 |
KR100704533B1 (ko) * | 2004-12-08 | 2007-04-09 | 니토 코키 가부시키가이샤 | 양측 열림 도어용 힌지 |
US20110041285A1 (en) * | 2008-04-01 | 2011-02-24 | Chan Ho Hong | Separated type hinge apparatus with return function |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP7345673A patent/JPH09158605A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100704533B1 (ko) * | 2004-12-08 | 2007-04-09 | 니토 코키 가부시키가이샤 | 양측 열림 도어용 힌지 |
JP2006299566A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉扉 |
US20110041285A1 (en) * | 2008-04-01 | 2011-02-24 | Chan Ho Hong | Separated type hinge apparatus with return function |
US8683655B2 (en) * | 2008-04-01 | 2014-04-01 | Chan Ho Hong | Separated type hinge apparatus with return function |
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