JP3667766B2 - キーボード支持アセンブリ - Google Patents

Description

技術分野
本発明は、水平支持部材の１つの端に沿ってコンピュータキーボードを調節可能に支持する連結式支持アセンブリに関し、特に、支持部材の底部に取り付けられる支持アセンブリに関する。
発明の背景
当該分野では、支持部材の底部に取り付けられるような多くの支持アセンブリを初めとして、水平支持部材の１つの端に沿ってコンピュータキーボードを調節可能に支持する連結式支持アセンブリが豊富である。
しかし、これまでのところ、その型の公知の支持アセンブリは、中央に位置する支持構造物から支持されているため、アセンブリが一部の人にとってはレッグクリアランス（leg clearance）を妨げる障害物となり、及び／または、支持されたキーボードの端に加えられた力が支持されたキーボードの揺れを引き起こす大捩り力となったため、アセンブリは安定性を欠くか、あるいは、支持アセンブリがキーボードの端に支持を有する場合は、床から所望の高さに配置するという所望の程度の調節性を欠いたかである。
発明の開示
本発明は水平支持部材の縁に沿ってコンピュータキーボードを調節可能に支持する連結式支持アセンブリを提供し、このアセンブリは、支持されたキーボードの端に良好な安定性を提供し、ほとんどすべての人に対するレッグクリアランスを提供し、多くの人が望んでいるようにキーボードを床からほとんどいずれの高さにも配置する調節性を提供する（例えば、アセンブリは２０インチ幅で支持部材の底面までのレッグクリアランス領域を提供することができ、キーボードの底は支持部材の底面の下約８インチから上約７．８インチまでの高さに調節することができる）
本発明によると、
（１）縁に隣接して離間配置で水平支持部材の底面に取り付けられる２つの取付部材と、
（２）その上に支持されるコンピュータキーボードを有する上面を有するプラットフォームと、
（３）細長い中央部と、中央部の両端から同一方向に突出する略平行な端部と、を有する略Ｕ字型剛性支持部材と、
（４）上面を中央部の軸に平行にして中央部の軸の周りにプラットフォームが旋回運動できるようにプラットフォームを支持部材の中央部に装着するプラットフォーム装着手段と、
（５）プラットフォームと中央部との間にあり、プラットフォームが中央部の軸の周りを旋回運動するのを制限する保持位置と、プラットフォームを中央部の軸の周りに比較的自由に旋回運動させる解放位置と、の間を移動することができる第１の解放可能な保持手段と、
（６）中央部の軸に平行な旋回軸の周りを旋回運動するように取付部材に支持部材の端部を装着して支持部材の中央部をその旋回軸の周りに周回させることができる支持部材装着手段と、
（７）支持部材装着手段と取付部材との間にあり、中央部が取付部材に対する下降位置に向けて周回運動するのを防止する係合位置と、中央部が取付部材に対する下降位置または上昇位置に向けて周回運動させる係合解除位置と、の間を移動することができる第２の解放可能な保持手段と、
を具備する連結式支持アセンブリが提供される。
好ましくは、連結式支持アセンブリは、第２の解放可能な保持手段を係合位置に位置決めし第１の解放可能な保持手段を保持位置に位置決めして取付部材に対する所定の位置でプラットフォームを支持する標準位置と、第２の解放可能な保持手段を係合解除位置に位置決めし第１の解放可能な保持手段を解放位置に位置決めして取付部材に対するプラットフォームの位置及び向きを調節することができる少なくとも１つの調節位置との間を移動することができる手動起動用のスイッチ手段も含む。
プラットフォームと中央部との間にある第１の解放可能な保持手段または摩擦クラッチは、中央部の周りに装着された複数の圧力プレート及び摩擦ディスクを含み、摩擦ディスクの各々は２つの圧力プレートの間にある。摩擦ディスクは中央部に対する回転を防止され、圧力プレートはプラットフォームに対する回転を防止される。圧力プレートの側面は摩擦ディスクの側面に向けて付勢され、付勢手段が圧力プレートの側面を摩擦ディスクの側面と摩擦係合するように押してその間の相対回転を制限し中央部に対するプラットフォームの位置を固定する係合位置と、付勢手段とは反対側にある圧力プレートを分離してそこで摩擦ディスクは圧力プレートに対して回転することができ、それによって支持部材の中央部に対してプラットフォームが回転することができる係合解除位置との間を移動することができるカム手段が提供される。
第２の解放可能な保持手段またはラチェット手段は、旋回軸と同軸であり、取付部材の各々に取り付けられた外部歯車と、旋回軸に平行なピボット部軸の周りを旋回運動するように装着された第１の端と旋回軸に平行な軸に対して円筒形に凹状であり歯車の歯に面する弓形面を有する第２の端とを有するピボット部を具備して支持部材装着手段の各々に旋回可能に装着される爪アセンブリと、ピボット部の弓形面にはまり込む円筒形凸状面と歯車の歯に係合した凸状面とは反対側の側面に沿って突出する複数の歯とを有する揺動部とを具備することができる。ピボット部及び揺動部は、弓形面の軸が旋回軸とピボット部軸との間の直線の下にあるように方向付けられ、ピボット部をして凹状面を揺動部の凸状面及び揺動部の歯に向けて押して歯車の歯に係合させて、中央部が取付部材に対する下降位置に向けて周回運動するのを防止しながら、取付部材に対する支持部材の上昇運動を発生させて、ピボット部を旋回し弓形面を歯車から離して動かし、揺動部の歯を歯車から分離し、中央部を取付部材に対する上昇位置に向けて周回運動させる。上昇位置に達すると、バネ及びプラットフォームの重量が再び、ピボットをして凹状面を揺動部の凸状面及び揺動部の歯に向けて押して歯車の歯に係合させて、中央部が取付部材に対する下降位置に向けて周回運動するのを防止する。
スイッチ手段は、プラットフォームに装着されて、少なくとも１つの端の上にある手動係合可能な手段を有する細長い制御棒を具備してもよく、制御棒の軸は中央部の軸と平行で中央部の軸から離間している。手動係合可能な手段は、プラットフォームの端を越えて突出し、制御棒を標準位置（そこへ付勢される）と調節可能な位置との間をにある軸に対して回転させるのに使用することができる。
連結式支持アセンブリは、マウスパッドを支持する平坦な上面を有するマウスパッド支持プレートと、マウスパッド支持プレートをプラットフォームに装着してその上面をプラットフォームの上面に略平行にする手段とを任意に含むことができる。マウスパッド支持プレートを装着する手段は、マウスパッド支持プレートの一部がプラットフォームの一部に重なりユーザが極めて接近しやすいキーボードの数字キー上にマウスを位置決めすることができる位置と、マウスパッド支持プレートがプラットフォームの一方の端にあり数字キー接近することができ且つマウスにも依然として容易に接近することができる位置と、の間に、マウスパッド支持プレートの位置を任意に調節することができる。マウスパッド支持プレートは、マウスパッド支持表面の１つの縁に沿って垂直に配置される面に取り付けられる解放可能な締結手段の１つの部分を有することができ、解放可能な締結手段の第２の部分によってマウスに解放可能に係合され、そのためマウスはマウス支持表面に沿って解放可能に保持される。そのようなマウスの解放可能な保持は、プラットフォームの位置が変化するときにそのためマウスはマウスパッドから落ちないため、極めて有用である。
また、リストレストがキーボード支持プラットフォーム及びマウスパッド支持プレートの一方または両方に設けられ、そのリストレストは固いゲルの層を含むパッド上にユーザの手首を支持することができる。
【図面の簡単な説明】
本発明は添付の図面を参照にして更に詳述され、いくつかの図面の同一の部品には同一の参照符号が付けられている。
図１は、本発明の連結式支持アセンブリの第１の実施態様の斜視図であり、アセンブリが支持するキーボードを隠れ線で示してある。
図２は、支持部材上にある摩擦クラッチ手段を含む図１の連結式支持アセンブリの部分の斜視図であり、アセンブリに含まれる支持部材装着手段の部分分解組立図である。
図３は、図２のほぼ線３−３に沿って切った拡大断面図である。
図４は、図２に示す摩擦クラッチ手段及び支持部材の分解組立斜視図である。
図５は、図２のほぼ線５−５に沿って切った拡大破断図であり、係合位置にあるラチェット手段を示す。
図６は、図２のほぼ線５−５に沿って切った拡大破断図であり、係合解除位置にあるラチェット手段を示す。
図７は、図１の連結式支持アセンブリの部分分解組立斜視図であり、リストレストは除去されている。
図８は、図７のほぼ線８−８に沿って切った断面図である。
図９は、キーボードを支持し水平支持部材に取り付けられる図１の連結式支持アセンブリの端面図であり、支持部材を配置することができる位置の範囲を示す。
図１０は、キーボードを支持し水平支持部材に取り付けられる図１の連結式支持アセンブリの端面図であり、支持部材を配置することができる収納位置を示す。
図１１は、調節可能なマウス支持プレートを含むように修正されている図１の連結式支持アセンブリの斜視図である。
図１２は、図１１の修正された連結式支持アセンブリの部分分解組立斜視図である。
図１３は、図１１のほぼ線１３−１３に沿って切った部分断面図である。
図１４は、本発明の連結式支持アセンブリの第２の実施態様の斜視図である。
好適な実施態様の詳細な説明
図１〜図１３を参照すると、底面１２（図９、１０参照）を有する水平支持部材１３（例えば、デスクトップまたはテーブルトップ）の１つの端に沿ってコンピュータキーボード９を調節可能に支持する本発明の連結式支持アセンブリ１０を示す。
一般に連結式支持アセンブリ１０は、縁に隣接した離間配置で水平支持部材１３の底面１２に取り付けられる２つの取付部材１１を具備する。その上にコンピュータキーボードを支持する略平坦な上面１８を有するプラットフォーム１６が含まれ、プラットフォーム１６は、プラットフォーム１６内に空隙１９を規定する内面を有する上部及び下部を有する。細長い中央部２１を含む略Ｕ字型剛性支持部材２０も含まれ、中央部２１は、中央部軸２２と中央部２１の両端から同一方向に突出する略平行な端部２３とを有する。プラットフォーム装着部材はプラットフォーム１６を中央部２１に装着し、中央部２１は中央部２１の軸２２に対してプラットフォーム１６が旋回運動できるように空隙１９に延在し、プラットフォーム１６の上面１８は中央部２１の軸２２に対して平行である。プラットフォーム１６と中央部２１との間の空隙１９内にある第１の解放可能な保持手段または摩擦手段２６は、中央部２１の軸２２に対するプラットフォーム１６の旋回運動を制限する保持位置と、中央部２１の軸２２に対してプラットフォーム１６が比較的自由に旋回運動することができる解放位置との間を移動することができる。中央部２１の軸２２に平行である旋回軸２４に対して支持部材２０が旋回運動できるように取付部材１１に支持部材２０の端部２３を装着して、それによって、中央部２１が旋回軸２４に対して周回することができる支持部材装着手段２８も含まれる。第２の解放可能な保持手段またはラチェット手段３０が支持部材装着手段２８と取付手段１１との間に設けられ、取付部材１１に対する下降位置へ向けた中央部２１の周回運動を妨げる係合位置（図５）と、取付部材１１に対する下降位置または上昇位置へ向けた中央部２１の周回運動をさせる係合解除位置（図６）との間を動くことができる。連結式支持アセンブリ１０は、手動起動用のスイッチ手段３２も有し、スイッチ手段３２は、ラチェット手段３０を係合位置に位置決めし摩擦手段２６を保持位置に位置決めしてプラットフォーム１６を取付部材１１に対して所定の位置に支持することのできる標準位置と、複数の調節可能な位置との間を移動し、そのうちの１つの位置でラチェット手段３０は係合解除位置にあり、そのうちの別の位置で摩擦手段２６は解放位置にあり、取付部材１１の位置と向きを調節することができる。
図２、４、７で最良に見られるように、プラットフォーム１６と中央部２１との間の空隙１９内にある摩擦手段２６は、クラッチアセンブリ３４を具備する。クラッチアセンブリ３４は複数の圧力プレート３５と、ほぼ同一直径の環状部を備えた側面を有する摩擦ディスク３６とを含む。圧力プレート３５及び摩擦ディスク３６は、支持部材２０の中央部２１に装着され、側面は軸に対して半径方向に突出し、摩擦ディスク３６の各々は２つの圧力プレート３５の間にある。各圧力プレート３５及び摩擦ディスク３６は中央部２１より大きな貫通開口を有し、それを介して中央部２１は延在し、貫通開口は、摩擦ディスク３６及び圧力プレート３５が中央部２１に沿って軸方向に摺動できる大きさである。中央部２１に対する摩擦ディスク３６の回転は、中央部２１に固定されたスリーブ３８によって防止され、スリーブ３８は、摩擦ディスク３６の矩形スロットに摺動可能に受けられる軸方向に延在する２つの対向する隆起した矩形部３９を有する。圧力プレート３５の中央開口は圧力プレート３５が矩形部３９の周りを回転するのに十分な直径を有するが、後に説明する手段がプラットフォーム１６に対する中央部２１の周りを圧力プレート３５が回転するのを防止する。圧力プレート３５は、外側に突出して貫通開口４０を備えた両端を有し、貫通開口４０内に、アーム４２から突出する支柱４１が摺動可能に受けられる。支柱４１は互いに平行且つ中央部２１に平行であり、中央部２１が位置決めされるアーム４２を介して開口４４の両端にある。支柱４１は、開口４６の両端にある端圧力プレート４５に延在して摺動可能に受けられ、端圧力プレート４５を介して中央部２１が位置決めされる。アーム４２及び端圧力プレート４５の周縁部は、空隙１９を規定するプラットフォーム１６の内面の一部に形状が一致するため、アーム４２、圧力プレート３５及び端圧力プレート４５は中央部２１の周りのプラットフォーム１６に対して回転することはできないが、それらすべては中央部２１に沿って摺動可能である。アーム４２と、中央部２１に沿ってピンで固定された第１のカラー４８ａとの間にあるバネ４７の形態の手段が設けられて、アーム４２を端圧力プレート４５に向けて付勢し、端圧力プレート４５は中央部２１に沿ってピンで留められた第２のカラー４８ｂに対して位置決めされる。バネ４７はこのようにして圧力プレート３５の側面を摩擦ディスク３６の側面に付勢することができる。アーム４２に旋回可能に装着されたカム４９を初めとするカム手段は、（１）カム４９がアーム４２と端圧力プレート４５との間から離間して、バネ４７で圧力プレート３５の側面を摩擦ディスク３６の側面に押してその間で摩擦を発生させ、それによってのプラットフォーム１６と中央部２１との間の相対回転を制限し、中央部２１に対してプラットフォーム１６の位置を固定するクラッチアセンブリ３４の係合位置、と（２）カム４９は、バネ４７に対向して両端でネジ４３によって規定される調節可能なピボットの周りにある端圧力プレート４５からアーム４２を離間してその間にあり、それによって摩擦ディスク３６と圧力プレート３５との間の相対回転を可能にし、中央部２１に対してプラットフォーム１６を回転させる係合解除位置、との間を移動することができる。
旋回軸２４に対して旋回運動するように支持部材２０の端部２３を取付部材１１に装着する支持部材装着手段２８は、嵌合ポリマー成型品二対２５を具備する。嵌合ポリマー成型品の各対２５は、中央部２１の端部及び支持部材２０の一方の端部２３を取り囲む外端部２７を形成し、それに対し端部２３はボルト２９によって取り付けられ、嵌合ポリマー成型品の各対２５は、取付部材１１から円筒形突起物３７ジャーナル留めされた円筒形内面３３を有するピボット端３１を形成する。ピボット端３１の取付部材１１との係合は、ボルトと、取付部材１１及びピボット端３１の開口を介して延在するワッシャーアセンブリ５２とによって維持され、ボルトのナット及びワッシャーアセンブリ５２は装飾目的のために端キャップ６０によって覆われる。
遠位端部２３と取付部材１１との間にあるラチェット手段３０は、取付部材１１に対する下降位置へ向けた中央部２１の周回運動を防止する係合位置と、取付部材１１に対する下降位置または上昇位置へ向けた中央部２１の周回運動をさせる係合解除位置との間を移動することができ、図２、５、６に最良に示される。ラチェット手段３０は、円筒形表面３７の周りを回転可能に且つスリップクラッチ手段５１（後述する）によって外取付部材１１の各々に取り付けられる外部歯車５０を具備し、歯車５０の軸は旋回軸２４と同軸である。爪アセンブリ５３は、嵌合ポリマー成型品の各対２５の内側の方に取り付けられ、ピボット端３１内にある。爪アセンブリ５３は旋回軸２４と平行なピボット部軸に対して旋回運動できるようにその成型品のボス５５の凹状窪みに装着された第１の弓形端と、旋回軸２４と平行な軸に対して円筒的に凹状である弓形面５６を有して歯車５０の歯に面する第２の端とを有するピボット部５４を有する。爪アセンブリ５３は、ピボット部５４の弓形面５６にはまり込む第１の側面に凸状面５８を有する揺動部５７と、歯車５０の歯に係合する第２の側面に沿って突出する複数の歯５９とも含む。ピボット部５４及び揺動部５７は、旋回軸２４とボス５５によって規定されるピボット部軸との間の直線の下にある弓形面５６の軸で方向づけられ、その直線に向けて、ピボット部５４及び揺動部５７は成型品２５とピボット部５４との間のバネ６５によって付勢される。これによってピボット部５４は凹状表面５６を揺動部５７の凸状面５８及び揺動部５７の歯５９に向けて押して、歯車５０の歯と係合させて、中央部２１が取付部材１１に対して下降位置へ周回運動するのを防止する。しかし、取付部材１１に対する支持部材２０の上昇周回運動が、バネ６５の付勢に対してピボット部５４を旋回させ、歯車５０から弓形面５６を動かし、歯車５０から揺動部５７の歯５９を分離し、取付部材１１に対する上昇位置へ向けた中央部２１の周回運動をさせる。その上昇位置へ達するとバネ６５は再びピボット部５４をして凹状表面５６を揺動部５７の凸状面５８及び揺動部５７の歯５９に向けて押して、歯車５０の歯と係合させて、中央部２１が取付部材１１に対して下降位置へ周回運動するのを防止する。
各揺動部５７は、円筒形凸状面５８の軸上に主にある貫通スロット６１を規定するガイド面と、旋回軸とピボット部軸との間の直線に対向する揺動部５７の側面に沿った窪み６２を規定する側面とを有する。関連ピボット部５４は、スロット６１を介して突出するピン６３を含み、ガイド面と係合して揺動部５７をピボット部５４に運び、揺動部５７の旋回軸を提供して、揺動部５７の歯を旋回し、窪み６２の反対側に位置決めされる揺動部５７の歯の周りで歯車５０の歯との係合を外れて窪み６２に隣接して、取付部材１１に対して支持部材２０の上昇運動が開始するとき歯車５０の歯との係合を当初は維持する。成型品２５は、窪み６２に隣接する歯５９が歯車５０の歯との係合を外れて旋回するときに、窪み６２を規定する表面によって係合されるラグまたはピン６４を有し、窪み６２に隣接する歯５９が歯車５０から離れて更に旋回するのを制限し、ピン６３、６４の周りに揺動部５７の逆旋回運動を起こし、取付部材１１に対して支持部材２０が更に上昇運動する間に窪み６２の反対側にある歯５９を歯車５０から分離する。あるいは、ラチェット手段３０は、端部２３に対してピボット部５４を旋回することによって係合解除位置へ移動しながら、端部２３をわずかに上方向に回転して、弓形面を歯車５０から離して動かし、ピン６３、６４をスロット６１及び窪み６２を規定する面に係合させ、揺動部５７の歯５９を歯車の歯５０から離間した位置へ引っ込ませる（図６）。
連結式支持部材は、端部２３と取付部材１１との間にスリップクラッチ手段５１を更に含み、所定の最低値を超えてプラットフォーム１６に下降力を加えたことに応答して取付部材１１に対する下降位置に向けて中央部２１上のプラットフォーム１６を周回運動させる。このスリップクラッチ手段５１（図２、３）は、取付部材１１に略半円筒形表面を備えた複数の半径方向に延在する畝６６と、取付部材１１の畝６６を受ける歯車５０に矩形断面を備えた複数の半径方向に延在するチャネル６７と、ボルト及びワッシャーアセンブリ５２によって部分的に平らにされた弓形バネワッシャー６８の形態の手段とを含み、取付部材１１の畝６６を歯車５０のチャネル６７へ付勢して、畝６６及び窪み６７を規定する面のカム状相互作用は、所定の最低値を超えてプラットフォーム１６にかかる下降力のため所定量のトルクをその間に加えるとき、畝６６が窪み６７からすべり出るのに十分なほどバネ６８を更に平らにするだけである。
手動起動用で標準位置と調節位置との間を移動することができるスイッチ手段３２は、少なくとも１つの端を備えた両端を有する細長い制御棒７０を具備し、両端は端キャップ７１、７２の形態の手動係合手段を取り付ける（例えば、制御棒７０の矩形端部は端キャップ７１、７２の締り嵌めソケットに受けられ、そこにキャップネジ７３によって保持される）。制御棒７０はプラットフォーム１６に装着され、長手方向軸は中央部２１の軸から離間し中央部２１の軸に平行であり、手動係合可能な手段または端キャップ７１、７２は、標準位置と調節位置との間にある軸に対して制御棒７０の手動回転を容易にする手段によってプラットフォーム１６を越えて突出しながら、制御棒７０は標準位置へ向けて付勢される。制御棒７０を装着する手段は、プラットフォーム１６の両端で円筒形内面を規定する嵌合突起物７５（図７）を具備し、突起物７５に制御角材７０の端部がジャーナル留めされる。わずかに弓形の平らなバネ７６が空隙１９内のプラットフォーム１６の下降位置に装着され、ネジ７８によって棒７０の底面に沿って固定されたポリマー材料のＵ字型チャネル７７に付勢される。バネ７６は、棒７０を標準位置へ付勢してチャネル７７の平らな側をバネ７６の平らな面に整列配置しながら、撓むことができ、棒７０を調節位置へ回転させ、そこでユーザは手で端キャップ７１、７２の一方または両方を回転する。棒７０は、プラットフォーム１６に固定されたケーシング（例えば、モリブデンジスルフィット充填ナイロン材のケーシング）内のバネ８３及びケーブル８１によってによって爪アセンブリ５３のピボット部５４に連結された２つの半径方向に突出する第１の作動部８０を有する。棒７０は、剛性作動ロッド８６によてカム４９へ連結されたの半径方向に突出する第２の作動部８５も有する。これらの接続により、端キャップ７１、７２の一方を手で回転させながらプラットフォーム１６をわずかに上げることによって、プラットフォーム１６に対する調節位置の一方へ制御棒７０を図７の右端から見ると逆時計回りに回転させることにより、両方の爪アセンブリ５３を動かし、歯車５０から離れたピボット部５４及び揺動部５７の移動によってラチェット手段３０を係合解除位置へ配置する（カム４９も移動するが、クラッチアセンブリ３４を係合解除位置へ位置決めすることはしない）。一方、端キャップ７１、７２の一方を手で回転することによってプラットフォーム１６に対する調節位置の他方へ制御棒７０を図７の右端から見ると逆時計回りに回転することによって、カム４９を動かし、クラッチアセンブリ３４をその係合解除位置へ位置決めする（ケーブル８１はそのような運動の間に曲がって、爪アセンブリ５３を動かさない）。プラットフォーム１６及びそれによってキーボード９は、このようにして取付部材１１に対して上昇するか下降するか、または所望の向きに支持部材２０の中央部２１の周りを旋回することができるかである。あるいは、端キャップ７１、７２の一方を手で回転しながらプラットフォーム１６をわずかに上げることによって、一方の方向へ制御棒７０を逆時計回りに回転させることが、両方の爪アセンブリ５３を動かしてラチェット手段３０をその係合解除位置へ配置し、カム４９を動かしてクラッチアセンブリ３４をその係合解除位置へ位置決めするように持続されるが、プラットフォーム１６の高さ及び向きの両方を同時に調節することは、一時に１つずつ調節するよりも困難である。
連結式支持アセンブリ１０は、プラットフォーム１６の上面１８に取り付けられる解放可能な締結手段の一部分８８を更に含み、キーボード９の底面に取り付けられた解放可能な締結手段の第２の部分８９によって解放可能に係合され（図１）、プラットフォーム１６の上面１８に沿ってキーボード９を解放可能に保持する。この目的用の好適な解放可能な締結手段は、ミネソタ州、セントポールのミネソタマイニングアンドマニュファクチャリング社から"DualLock"の商品名で販売されている。
取付部材１１は、連結式支持アセンブリ１０が取り付けられる支持部材１３の底面１２に直接取り付けることができる。あるいは、図９、１０に示すように、連結式支持アセンブリ１０は、取付部材１１の各々に取り付けられる摺動アセンブリ９０を含むことができる。摺動アセンブリ９０の各々は、従来の構造であり、旋回軸２４に直角に配置され取付部材１１の一方に固定される細長い移動部９１と、支持部材１３の縁に一端をおいて水平支持部材１３の底面１２に取り付けられる第２の細長いレール部９２と、を具備する。移動部９１の一部は、細長いレール部９２に受けられ、細長いレール部９２に沿って長手方向に摺動する。支持部材１３の縁に隣接するレール部９２の端に移動部９１をおいて、プラットフォーム１６はその縁を越えて突出し、その底面１２に対して様々な高さ位置へ移動することができる（図９にはそのような高さ位置が３例示されている）。移動部９１は、支持部材１３の縁の反対側にあるレール部９２の端へ移動して、支持部材１３の底面１２に沿ってプラットフォーム１６とプラットフォーム１６が支持するキーボード９とを位置決めすることもできる。
連結式支持アセンブリ１０は、キーボード９を使用するユーザのためにリストレストアセンブリ９４を含む。プラットフォーム１６は、通常、取付部材１１の反対側にある上面１８の側に沿って第１及び第２の端を有する細長い部分９５を有する。細長いパッド支持部９６は細長い部分９５上に支持され、柔軟なカバー材料に取り囲まれた剛性弾性的に可撓性のあるゲルの層を具備する細長いパッドアセンブリ９７が支持される平坦な上面を有する。パッドアセンブリ９７は、その頂面と底面との間に十分な厚さを有し、ゲル層の部分が下にあり頂面でユーザの手首を支持し、支持された手首に順応し、パッドアセンブリの底面に対する水平面に支持された手首をおいてパッドの頂面を十分に動かすことができる。パッド支持部９６はプラットフォーム１６の細長い部分９５にあるソケット１００に受けられ、パッド支持部９６及びプラットフォーム１６の細長い部分９５は、パッド支持部９６の第１の端とプラットフォーム１６の細長い部分９５とが隣接する第１の相対的な向き及びパッド支持部９６の第１の端がプラットフォーム１６の細長い部分９５の第２の端と隣接する第２の相対的な向きにおいて、プラットフォーム１６に対して様々な水準でパッドアセンブリ９７の頂面を支持して、係合するために様々な部分を有する（例えば、第１の相対的な向きではパッドアセンブリ９７の頂面はプラットフォーム１６の上面１８から約１インチ上にあり、第２の相対的な向きではパッドアセンブリ９７の頂面はプラットフォーム１６の上面１８から約１．４インチ上にある）。このようにしてユーザは自分が最も好む水準を選ぶことができ、そこでパッドアセンブリ９７の頂面はキーボードを使用している間のユーザの手首を支持する。このリストレストアセンブリ９４は、１９９４年１０月１８日出願の米国特許出願第０８／３２４,７３４号及び１９９５年６月１５日出願の米国仮出願（U.S.Provisional Application）第６０／０００,２２９号の教示に従って製造される。
連結式支持アセンブリ１０は、マウスパッド１０５（例えば、ミネソタ州、セントポールのミネソタマイニングアンドマニュファクチャリング社から"Precise Mousing Surface"の商品名で販売されている薄いポリマーマウスパッド１０５）を支持する平坦な上面１０４を有するマウスパッド支持プレート１０３を含むマウス支持アセンブリ１０２（図１１、１２、１３）と、マウスパッド支持プレート１０３の平坦な上面１０４をプラットフォーム１６の上面１８に略平行にしてプラットフォーム１６にマウス支持アセンブリ１０２を装着する手段とを更に含む。マウス支持アセンブリ１０２を装着する手段は、平坦な上面１０４の一部がプラットフォームの一部に重なり、その間（例えば、数字キーが配置される位置）にキーボード９の一部を位置決めする位置と、平坦な上面１０４がプラットフォーム１６の一端にある位置との間に、プラットフォーム１６に対して平坦な上面１０４の位置を調節する手段を含む。マウス支持アセンブリ１０２をプラットフォーム１６に装着する手段は、端キャップ７１または７２をプラットフォーム１６の端から除去した後にプラットフォーム１６の端の一方に固定位置でネジ１０７で取り付けられる固定支持部材１０６を具備する。ハウジングプラットフォーム１６の右端に固定支持部材１０６を取り付けることは、通常、右利きのユーザに好適であり、図１１、１２、１３に示される。固定支持部材１０６をプラットフォーム１６に取り付けるネジ１０７は弓形スロット内に受けられ支持部材が取り付けられ、平坦な上面１０４はプラットフォームの上面１８に対して軸２２の周りのいずれかの方向に１０度傾斜する。ボルトアセンブリ１０８によって固定支持部材１０６の上面に沿って取り付けられるのは、固定支持部材１０６の反対側にある頂面に沿って外側に突出する対向する畝１１０を有するレール部材１０９である。マウスパッド支持プレート１０３の前縁に沿って、内側に突出する対向する畝１１２によって規定されるチャネル１１１がある（図１３）。レール部材１０９の一部はチャネル１１１に受けられ、畝１１０はマウスパッド支持プレート１０３の畝１１２にわたる。マウスパッド支持プレート１０３のチャネル１１１はレール部材１０９に沿って摺動することができ、上述の平坦な上面１０４の位置を提供し、その位置で可動マウスパッド支持プレート１０３の隣接面に対してレール部材１０９に取り付けられた板バネ１１３の弓形部の圧力によって摩擦的に保持される。
可動マウスパッド支持プレート１０３は、平坦なマウスパッド支持上面１０４及び平坦な上面１０４の一方の側に沿ったマウスパッド１０５上に突出する略垂直に配置された面１１５を有する。解放可能な締結手段（例えば、フックとループの締結具）の一部分１１４が垂直に配置された面１１５に取り付けられ、解放可能な締結手段の第２の部分によってマウス（図示せず）に解放可能に係合され、そのマウスを垂直に配置された面１１５に沿ってマウスパッド１０５上に解放可能に保持する。そのようにマウスパッド１０５上にマウスを保持することは、プラットフォーム１６の位置が変わるときにマウスがマウスパッド１０５から落ちないため極めて有用である。
マウス支持アセンブリ１０２はマウスパッド１０５上にマウスを使用するユーザのためにリストレストアセンブリ１２４も含む。マウスパッド支持プレート１０３は、マウス支持アセンブリ１０２を使用するときに、通常、取付部材１１の反対側にある平坦な上面１０４の側面に沿って第１及び第２の端を有する細長い部分１２５を有する。細長いパッド支持部１２６は細長い部分１２５のソケット１３０内に支持され、柔軟なカバー材料に取り囲まれた剛性弾性的に可撓性のあるゲルの層を具備する細長いパッドアセンブリ１２７が支持される平坦な上面を有する。パッドアセンブリ１２７は、その頂面と底面との間に十分な厚さを有し、ゲル層の部分が下にあり頂面でユーザの手首を支持し、支持された手首に順応し、パッドアセンブリの底面に対する水平面に支持された手首をおいてパッドの頂面を十分に動かすことができる。任意に、パッド支持部１２６及びマウスパッド支持プレート１０３の細長い部分１２５は、パッド支持部材１２６の第１の端とマウスパッド支持プレート１０３の細長い部分１２５とが隣接する第１の相対的な向き及びパッド支持部材１２６の第１の端がマウスパッド支持プレート１０３の細長い部分の第２の端と隣接する第２の相対的な向きにおいて、マウスパッド支持プレート１０３に対して様々な水準でパッドアセンブリ１２７の頂面を支持して、係合するために様々な部分を有する（図示せず）ため、ユーザは自分が最も好む水準を選ぶことができ、そこでパッドアセンブリ１２７の頂面はマウス使用している間のユーザの手首を支持する。このリストレストアセンブリ１２４も前述の米国特許出願第０８／３２４,７３４号及び米国仮出願第６０／０００,２２９号の教示に従って製造される。
図１４には、本発明のキーボード支持アセンブリの第２の実施態様が示され、全般に参照符号２１０がつけられているが、前述のキーボード支持アセンブリ１０の部分に類似する部分には接尾語"a"を加えた同一の参照符号で示される。キーボード支持アセンブリ２１０がキーボード支持アセンブリ１０と異なる点は、プラットフォーム１６a及び取付部材１１a間の空間が広くなっていることと、マウスパッド支持プレート２１２がキーボードが支持されるプラットフォーム１６aの上面２１３と嵌合ポリマー成型品の対２５の一方との間に位置決めされ、マウスパッド支持プレート２１２の上面２１４が上面２１３とほぼ同一水準にあることである。リストレストアセンブリ９４aも拡張されるため、ユーザがキーボードまたはマウスを使用しているときに自分の手首を置くことができる。
本発明は１つの実施態様とその実施態様のいくつかの変形例に関して述べた。当業者には本発明の範囲を逸脱することなく、この実施態様に更なる修正及び変更を加えることができることは明らかである。従って本発明の範囲は本明細書に記載された構造及び変形例に限定されるべきものではなく、請求の範囲の文言によって記載された構造及びそれらの構造と等価なものによってのみ限定される。

Claims (15)

1. 底面を有する水平支持部材の１つの縁に沿ってコンピュータキーボードを調節可能に支持する連結式支持アセンブリであって、
   前記縁に隣接して離間配置される前記水平支持部材の前記底面に取り付けられる２つの取付部材と、
   コンピュータキーボードを支持する上面を有するプラットフォームと、
   中央部軸を有し且つ軸方向に離間した両端を有する細長い中央部と、前記中央部の前記両端から同一方向に突出する略平行な端部と、を有する略Ｕ字型の剛な支持部材と、
   前記上面を前記中央部軸に略平行にして前記中央部軸の周りに前記プラットフォームが旋回運動できるように前記プラットフォームを前記中央部に装着するプラットフォーム装着手段と、
   前記プラットフォームと前記中央部との間にあり、前記プラットフォームが前記中央部軸の周りを旋回運動するのを制限する保持位置と、前記プラットフォームを前記中央部軸の周りに比較的自由に旋回運動させる解放位置と、の間を移動することができる第１の解放可能な保持手段と、
   前記中央部軸に平行な旋回軸の周りを旋回運動するように前記取付部材に前記支持部材の前記端部を装着して前記中央部を前記旋回軸の周りに周回させる支持部材装着手段と、
   前記端部と前記取付部材との間にあり、前記中央部が前記取付部材に対する下降位置に向けて周回運動するのを防止する係合位置と、前記中央部が前記取付部材に対する下降位置または上昇位置に向けて周回運動させる係合解除位置と、の間を移動することができる第２の解放可能な保持手段と、
   を具備する連結式支持アセンブリ。
2. 前記第２の解放可能な保持手段を前記係合位置に位置決めし前記第１の解放可能な保持手段を前記保持位置に位置決めして前記取付部材に対する所定の位置で前記プラットフォームを支持する標準位置と、前記第２の解放可能な保持手段を前記係合解除位置に位置決めし前記第１の解放可能な保持手段を前記解放位置に位置決めして前記取付部材に対する前記プラットフォームの位置及び向きを調節することができる少なくとも１つの調節位置との間を移動することができる手動起動用のスイッチ手段を更に含む請求項１記載の連結式支持アセンブリ。
3. 前記プラットフォームと前記中央部との間にある前記第１の解放可能な保持手段は、側面を有する複数の圧力プレート及び摩擦ディスクと、
   前記圧力プレート及び摩擦ディスクを前記中央部の周りに装着して前記側面は前記中央部の軸に対して半径方向に突出して前記摩擦ディスクの各々は前記圧力プレートの２つの間にあるようにする装着手段と、
   前記圧力プレートの前記側面を前記摩擦ディスクの前記側面に向けて付勢する手段と、前記クラッチ手段が前記付勢手段をして前記圧力プレートの前記側面を前記摩擦ディスクの前記側面に向けて押してそれらの間に摩擦を発生させてそれらの間の相対運動を制限し前記中央部に対する前記プラットフォームの位置を固定する係合位置と前記クラッチ手段が前記圧力プレートを前記付勢手段の反対側に分離して前記摩擦ディスクと前記圧力プレートとの間に相対回転をさせて前記中央部に対して前記プラットフォームを回転させる係合解除位置との間を移動することができるカム手段と、
   を具備し、
   前記装着手段は前記中央部に沿って半径方向に前記摩擦ディスク及び圧力プレートを相対運動させながら前記摩擦ディスクが前記中央部に対して回転するのを防止し且つ前記圧力プレートを前記プラットフォームに装着して前記圧力プレートが前記プラットフォームに対する前記中央部の周りを回転するのを防止する、請求項１記載の連結式支持アセンブリ。
4. 前記遠位端部と前記取付部材との間にあり、前記中央部が前記取付部材に対する下降位置に向けて周回運動するのを防止する係合位置と前記中央部が前記取付部材に対する下降位置または上昇位置に向けて周回運動させる係合解除位置との間を移動することができる第２の解放可能な保持手段は、
   歯車であって、軸と離間して半径方向に外向きに突出する歯車を有し、旋回軸と同軸である歯車を介して前記取付部材の各々に取り付けられる歯車と、
   前記旋回軸に平行なピボット部軸の周りを旋回運動するように前記支持部材装着手段に装着された第１の端と前記旋回軸に平行な軸に対して円筒形に凹状であり前記歯車の歯に面する弓形面を有する第２の端とを有する爪アセンブリと、第１及び第２の側面と前記ピボット部の前記弓形面にはまり込む前記第１の側面上の円筒形の凸状面と前記歯車の前記歯の間に係合して前記第２の側面に沿って突出する複数の歯とを有する揺動部と、
   を具備し、
   前記ピボット部及び前記揺動部は前記弓形面の軸が前記旋回軸とピボット部軸との間の直線の下になるように方向付けられて前記ピボット部をして前記凹状面を前記揺動部の前記凸状面及び前記揺動部の前記歯に向けて押して前記歯車の前記歯に係合させて前記中央部が前記取付部材に対する下降位置に向けて周回運動するのを防止しながら、前記取付部材に対する前記支持部材の上昇運動を発生させて前記ピボット部を旋回し前記弓形面を前記歯車から離して動かし前記揺動部の前記歯を前記歯車から分離し前記中央部を前記取付部材に対する上昇位置に向けて周回運動させる、請求項１記載の連結式支持アセンブリ。
5. 前記揺動部は、主に前記円筒形凸状面の前記軸にある貫通スロットを規定するガイド面と、前記旋回軸と前記ピボット部軸との間にある前記直線の反対の前記揺動部の側に沿った窪みを規定する側面とを有し、
   前記ピボット部は前記スロットを介して突出し前記ガイド面に係合して前記ピボット部へ前記揺動部を運ぶピンを有し、前記揺動部に旋回軸を提供して、前記取付部材に対する前記支持部材の上昇運動が開始するときに前記歯車の歯に係合する前記窪みと反対側にある前記揺動部の歯の周りで前記歯車の歯との係合から外れて前記窪みに隣接する歯を旋回して、
   前記支持部材装着手段は前記窪みに隣接する歯が前記歯車との係合から外れて旋回するときに前記窪みを規定する表面によって係合されるピンを有し、前記歯車から離れて前記窪みに隣接する前記歯が更に旋回するのを制限し前記揺動部が前記ピンの周りを逆旋回運動させ、前記取付部材に対して前記支持部材が更に上昇運動をする間に前記窪みの反対側にある歯を前記歯車から分離させて、
   前記ラチェットは前記端部に対して前記ピボット部を旋回することによって前記係合解除位置へ動かされ、前記弓形面を前記歯車から離して動かし、前記ピンを前記スロット及び前記窪みを規定する前記面に係合させ、前記揺動部の前記歯を前記歯車の前記歯から離間した位置へ引っ込ませる請求項４記載の連結式支持アセンブリ。
6. 前記標準位置と前記調節位置との間を移動することができる手動起動用の前記スイッチ手段は、
   軸と両端とを有する細長い制御棒と、前記端の少なくとも１つの上にあり手動係合する手段と、
   前記制御棒を前記プラットフォームに装着して前記制御棒軸を前記中央部軸と平行にし前記中央部軸から離間して前記標準位置と前記調節位置との間にある前記制御棒軸の周りに回転させる手段と、
   前記制御棒を前記標準位置へ付勢する手段と、
   を具備する、請求項２記載の連結式支持アセンブリ。
7. マウスパッドを支持する平坦な上面を有するマウスパッド支持プレートと、
   前記マウスパッド支持プレートを前記プラットフォームに装着して前記マウスパッド支持プレートの前記平坦な上面を前記プラットフォームの前記上面に略平行にする手段と、
   を更に含む請求項１記載の連結式支持アセンブリ。
8. 前記マウスパッド支持プレートを装着する前記手段は、前記マウスパッド支持プレートの一部が前記プラットフォームの一部に重なりキーボードの一部をその間に位置決めする位置と、前記マウスパッド支持プレートが前記プラットフォームの一方の端にある位置と、の間にある前記プラットフォームに対して前記マウスパッド支持プレートの位置を調節する手段を含む請求項７記載の連結式支持アセンブリ。
9. 前記マウスパッド支持プレートは、略、前記取付手段の反対側にある前記マウスパッド支持プレートの側に沿って第１及び第２の端を有する細長い部分を有し、
   前記連結式支持アセンブリは、前記マウスパッド支持プレートの前記細長い部分に支持され上面を有する第２の細長いパッド支持部と、前記上面に支持される固いゲルの層を具備する細長いパッドと、を更に含み、
   前記パッドは対向する頂面と底面とを有し前記頂面と底面との間に十分な厚さを有し、下にあって支持される手首に順応する固いゲルの層の部分でユーザの手首を支持することができ、前記支持された手首とともに前記パッドの前記頂面を水平面間で底面に対して大幅に動かすことができる、請求項７記載の連結式支持アセンブリ。
10. 前記マウスパッド支持プレートは、前記平坦な上面の一方の側に沿って前記マウスパッド支持プレートの前記平坦な上面上に突出する略垂直に配置された表面を有し、
    前記連結式支持アセンブリは前記略垂直に配置された表面に取り付けられた解放可能な締結手段の１つの部分を含み、前記解放可能な締結手段の第２の部分によってマウスに解放可能に係合され前記略垂直に配置された表面に沿って前記マウスを解放可能に保持し、前記マウスパッド支持プレートの前記平坦な上面に沿ったマウスパッドに解放可能に係合される、請求項７記載の連結式支持アセンブリ。
11. 前記プラットフォームに所定の最低値を超える下降力を加えられたことに応動して、前記取付部材に対する下降位置へ向けて前記中央部の前記プラットフォームを周回運動させるために前記遠位端と前記取付部材との間にスリップクラッチ手段を更に含む請求項１記載の連結式支持アセンブリ。
12. 前記プラットフォームの前記上面に取り付けられる解放可能な締結手段の１つの部分であって、前記解放可能な締結手段の第２の部分によってキーボードに解放可能に係合され、前記キーボードを前記プラットフォームの前記上面に沿って解放可能に保持する解放可能な締結手段の１つの部分を更に含む請求項１記載の連結式支持アセンブリ。
13. 前記取付手段の各々に取り付けられる摺動アセンブリであって、前記摺動アセンブリの各々は前記旋回軸に対して直角に配置されて前記取付手段の一方に固定される細長い移動部分を具備する摺動アセンブリと、
    前記水平支持部材の前記縁に１つの端を備えて前記水平支持部材の前記底面に取り付けられる第２の細長いレール部と、
    を更に含み、
    前記移動部分の一部は前記細長いレール部に受けられ且つ前記細長いレール部に沿って摺動可能であり、前記プラットフォームを前記支持部材の前記縁を越えて突出する位置と前記支持部材の前記底面に沿った位置との間を移動させる請求項１記載の連結式支持アセンブリ。
14. 前記プラットフォームは、略、前記取付手段の反対側にある前記上面の側に沿って第１及び第２の端を有する細長い部分を有し、
    前記連結式支持アセンブリは前記細長い部分に支持され上面を有する細長いパッド支持部を更に含み、
    細長いパッドは前記上面に支持される固いゲルの層を具備し、
    前記パッドは対向する頂面と底面とを有し前記頂面と底面との間に十分な厚さを有し、下にあって支持される手首に順応する固いゲルの層の部分でユーザの手首を支持することができ、前記支持された手首とともに前記パッドの前記頂面を水平面間で底面に対して大幅に動かすことができ、
    前記パッド支持部及び前記プラットフォームの前記細長い部分は係合される係合部分を有し、前記パッド支持部の前記第１の端と前記プラットフォームの前記細長い部分とは隣接し、前記パッド支持部の前記第２の端と前記プラットフォームの前記細長い部分とが隣接する第１の相対的な向きにおいて、前記細長いパッドの頂面は前記プラットフォームに対する第１の所定の水準で支持され、前記パッド支持部の前記第１の端が前記プラットフォームの前記細長い部分の前記第２の端に隣接し、前記パッド支持部の前記第２の端が前記プラットフォームの前記細長い部分の前記第１の端に隣接する第２の相対的な向きにおいて、前記細長いパッドの頂面は前記プラットフォームに対する第２の所定の水準で支持される請求項１記載の連結式支持アセンブリ。
15. 前記第１の相対的な向きにおいて、前記パッドの前記頂面は前記プラットフォームの前記上面上約１インチであり、
    前記第２の相対的な向きにおいて、前記パッドの前記頂面は前記プラットフォームの前記上面上約１４インチである請求項１４記載の連結式支持アセンブリ。

Images