JP2659549B2 - 車軸軸受の回転数検出装置 - Google Patents

車軸軸受の回転数検出装置

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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/723Shaft end sealing means, e.g. cup-shaped caps or covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車の車輪を装着する車軸であってエ
ンジンからの駆動力が直接伝達されない車軸、例えばFF
車における後車輪の回転数検出装置に関する。
〔従来の技術〕
速度計や回転計或いはブレーキのアンチロック装置等
を作動させるために車軸の回転数が測定されるが、従来
から知られている自動車等の車輪又は車軸の回転数検出
装置としては、特公昭52年46331号で開示されているよ
うに、軸受を封鎖体で密封し該密封体に磁界を発生させ
る装置を装着し該軸受の転動体の回転或いは軸受内輪に
嵌着したインパルスリングの回転によって生じる磁界の
変化をとらえて回転速度を検出するようにした装置、或
いは実開昭和61年152971号で開示されているように、車
両のアクスルハウジングに対して車輪と共に回転する車
軸を回転自在に固定し、かつ該車軸と共に回転するナッ
トであって該ナットの外周上に多数の凹凸歯を形成して
センサロータとし、ピックアップセンサで該センサロー
タの回転によって生じる磁界の変化をとらえて回転速度
を検出するようにした装置等がある。
その他の車軸の回転数検出装置としては第6図に示す
ように、車軸の軸受内輪21に多数の凹凸歯を有するイン
パルスリング22を圧入嵌着し所定間隔で回転数検出セン
サ20を対向配置するようにしたもの、或いは第7図に示
すように磁界を変化させるセンサロータとしてナット23
と多数の凹凸歯を有するインパルスリング24とを一体形
状とし、該インパルスリング24に回転数検出センサ20を
対向配置するようにしたもの等がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記する車軸の回転速度検出装置において軸受内輪に
インパルスリングを圧入嵌着するタイプのものは一般に
内輪端面よりもナット座面を大きくするのが普通である
が、小さいと締め付けトルクによる軸力がバラつき易い
傾向がある。またインパルスリングとナットとが一体形
状になっているものでは、スパナを差し入れるための余
分なスペースを軸方向に設けなければならずナットの形
状も複雑になり過ぎる。
通常インパルスリングは歯数が多いほど、インパルス
リングとセンサとの距離が小さいほど検出精度が良くな
るが、小さすぎるとインパルスリングとセンサとの接触
が生じる恐れがあり、位置決め精度が悪いと必然的に検
出精度も悪くなる。
この発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは余分な軸方向スペースを必
要とせずインパルスリングとセンサとの距離が小さく、
装着時の位置決め精度や検出精度も良い車軸軸受の回転
数検出装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この発明は上記する問題点を解決するために車
軸軸受の回転数検出装置が、車軸若しくは軸受内輪に固
定されるナットにワッシャ部を一体に設け、該ワッシャ
部に軸方向側面に凹凸歯を有するインパルスリングを圧
入してなることを特徴とする。また、前記ナットの該ワ
ッシャ部に軸方向側面に凹凸歯を有するインパルスリン
グを圧入し、アクスルハウジング若しくは軸受外輪に回
転数検出センサを固定したカバーを嵌着し該センサと前
記インパルスリングの凹凸歯を所定間隔で対向配置せし
めたことを特徴とする。
〔作 用〕
ナットに圧入するインパルスリングは径を大きくとる
ことが出来るので凹凸歯の数も多くすることが可能であ
る。また、ナットに圧入したインパルスリングは軸受を
シールする役割を果たす。
ナットを車軸にネジ込みカシめてもナットとインパル
スリングとは別体であるからナット締め付け時のナット
の軸方向移動によってインパルスリングとセンサ間のギ
ャップが狂うことはない。
また、センサを固定したカバーは軸受外輪側に嵌着さ
れるので、センサ端面とインパルスリングの凹凸歯との
ギャップは小さく且つ精度よく位置決めすることが可能
となる。
〔実施例〕
以下、この発明の具体的実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図はこの発明にかかる車軸軸受の回転数検出装置
を装着したアクスルハウジングと車軸部分の正面図で、
第2図は第1図のX−O−Y矢視断面図である。
車軸1はボルト2によってディスクブレーキ、車軸ハ
ブ(図示せず)等に取り付けられるが、同時に軸受内輪
としての機能を果たす。アクスルハウジング3はナック
ル等の車両固定側に取り付けられ同時に軸受外軸として
の機能を果たす。前記車軸1とアクスルハウジング3と
の間に嵌め込まれた複列の転動体4、4の一方は車軸1
とアクスルハウジング3とに設けられた軌道に、他方は
車軸1に嵌着されたリング5とアクスルハウジング3と
に設けられた軌道に嵌め込まれる。
6はワッシャ部6aを設けて一体とし段状にしたナット
であり、車軸1の端部に設けたネジ部1aにネジ込まれる
が、該ナット6の前記リング5に接する側のワッシャ部
6aの径を大きくしてある。7は前記ナット6のワッシャ
部6aに圧入されるインパルスリングであるが、径を大き
くすることが出来るので軸方向に面する側面には多数の
凹凸歯7aを刻設することが出来る。このインパルスリン
グ7に設けられる凹凸歯7aは第3図(1)、(2)に示
すように矩形歯であっても良いし、台形歯であっても良
い。また、前記インパルスリング7をナット6のワッシ
ャ部6aに圧入した時一部がアクスルハウジング3の内径
側内部に入るようにするが、この場合インパルスリング
7の外径面とアクスルハウジング3の内径面との隙間t
は、シールとしての効果を持たせるため出来るだけ小さ
くすることが望ましい。
8はアクスルハウジング3の内径側に嵌着されたカバ
ーであって、外周縁近傍にインパルスリング7の回転
数、即ち車軸1の回転数を検出するためのセンサ9がネ
ジ止めされ位置決めされる。このセンサ9は磁界を生じ
させ且つ磁界の変化を感知するようにしたものでインパ
ルスリング7の凹凸歯7aの回転によって生じる周囲の磁
界の変化(即ち透磁率の変化)をとらえて車軸の回転数
を検出するようにしたものである。
上記するようにこの回転数検出装置ではナット6のワ
ッシャ部6aにインパルスリング7を圧入し、更にアクス
ルハウジング3にセンサ9をネジ止めしたカバー8を嵌
着し、該センサ9の端面とインパルスリング7の凹凸歯
7aとの間に小さな隙間(ギャップ)を形成するようにす
るものであるが、回転数の検出精度を良くするためには
インパルスリング7の凹凸歯7aを多くするほか凹凸歯7a
とセンサ9の端面とのギャップを小さく且つ精度良く位
置決めする必要がある。そのため車輪1にネジ止めする
ナット6が回らないようにし、更にインパルスリング7
を圧入する際の位置決めやセンサ9をねじ止めしたカバ
ー8をアクスルハウジング3に嵌着する際の位置決めを
正確にしなければならない。
そこで第2図に示すようにナット6の回り止めとし
て、ナット6を車軸1へネジ込み軸受予圧を調節した
後、車軸1の窪み1bにナット6の突起部6bをカシめて固
定する。この場合、ナット6とインパルスリング7とは
別体であるからナット6をカシめる時の変形がインパル
スリング7の位置に影響を及ぼすことはない。
また、インパルスリング7をナット6のワッシャ部6a
に圧入する際には第4図に示すように治具10を使用し、
該治具10の端部面10aがアクスルハウジング3の側面3a
に当接するように圧入し、アクスルハウジング3の側面
3aと治具10の端面部10bとの距離Lが一定となるように
する。カバー8は第5図に示すように外径を8aと8bとの
二段とし、外径8bをアクスルハウジング3の内径面に圧
入し、段部の軸方向側面8cがアクスルハウジング3の軸
方向側面3aに当接するようにする。このようにナット6
の回り止め、インパルスリング7圧入時の治具10の使
用、カバー8外径部を二段とすること等によって位置決
め精度の良い組み立てが可能となる。
〔発明の効果〕
この発明にかかる車軸軸受の回転数検出装置は以上詳
述したような構成としたので、ナットの締め付け後にイ
ンパルスリングを圧入することが出来、位置決め精度が
良くなりナット締め付け時のナットの軸方向移動でイン
パルスリングとセンサとの間のギャップが狂うことなく
インパルスリングをセットすることが出来るし、インパ
ルスリングはシールとしての効果も有する。また、セン
サとインパルスリングの凹凸歯との間のギャップを小さ
くすることが出来、しかもインパルスリングの凹凸歯は
多数設けることが出来るので回転数の検出精度を良くす
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる車軸軸受の回転数検出装置を
装着したアクスルハウジングと車軸部分の正面図で、第
2図は第1図のX−O−Y矢視断面図、第3図はインパ
ルスリングの凹凸歯の形状例図、第4図は治具によって
インパルスリングをナットのワッシャ部へ圧入するとき
の縦断面図、第5図はセンサを取り付けるカバーの縦断
面図、第6図は従来の回転数検出装置の一部縦断面図、
第7図は従来のインパルスリングの縦断面図である。 1……車軸、3……アクスルハウジング 6……ナット、6A……ナットのワッシャ部 7……インパルスリング、7A……凹凸歯 8……カバー、9……センサ 10……インパルスリング圧入治具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車軸若しくは軸受内輪に固定されるナット
    にワッシャ部を一体に設け、該ワッシャ部に軸方向側面
    に凹凸歯を有するインパルスリングを圧入してなること
    を特徴とする車軸軸受の回転数検出装置。
  2. 【請求項2】車軸若しくは軸受内輪に固定されるナット
    にワッシャ部を一体に設け、該ワッシャ部に軸方向側面
    に凹凸歯を有するインパルスリングを圧入し、アクスル
    ハウジング若しくは軸受外輪に回転数検出センサを固定
    したカバーを嵌着し該センサと前記インパルスリングの
    凹凸歯とを所定間隔で対向配置せしめたことを特徴とす
    る車軸軸受の回転数検出装置。
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