JP3104693B2 - 自動車用の軸受組立体 - Google Patents

自動車用の軸受組立体

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JP3104693B2
JP3104693B2 JP10345432A JP34543298A JP3104693B2 JP 3104693 B2 JP3104693 B2 JP 3104693B2 JP 10345432 A JP10345432 A JP 10345432A JP 34543298 A JP34543298 A JP 34543298A JP 3104693 B2 JP3104693 B2 JP 3104693B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/007Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C2326/00Articles relating to transporting
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は軸受組立体、特に内輪と
一体化された回転部材の回転数を検知する軸受組立体の
改良に関する。 【0002】 【従来技術及びその課題】各種産業機械において、回転
部材の回転数を検出する必要の生ずることがある。例え
ば車両におけるアンチスキッドブレーキの制御は、その
代表的な例であり、その場合、車輪の回転数を精度良く
検出することが必要となる。このような回転部材の回転
数の検出には、回転部材を支持する軸受の回転輪にパル
サギヤーを固定し、これに近接して電磁ピックアップ方
式のセンサーを配置する事が提案されている。 【0003】上記センサーをパルサギヤーに近接配置す
るために、例えば実開昭61−152971号公報に
は、車軸に取り付けられたセンサロータの回転を電磁ピ
ックアップで検出する構成が記載されている。しかしな
がら、この従来技術の電磁ピックアップは、アクスルハ
ウジングに取り付けられたものであって、車軸の半径方
向に延在するものであるため(同公報第1図参照)、車
軸の半径方向に大きな取り付けスペースを必要とする。 【0004】更に、米国特許第4、069、435号公
報(一部特公昭52ー46331号公報に対応)に開示
されている例においては、軸受組立体の内輪および外輪
のそれぞれが一体型のものであり、いわゆるパルサーを
含めての組立がしにくいと考えられ、また内側軸受部材
が一体構造のため軸方向の延在距離が短く、センサーは
円筒空間内に軸方向に大きなスペースをおいて配置され
ていて空間が有効利用されていず実用的でない。 【0005】さらにまた、先願であって本願の出願日よ
りも後に公開された特開昭63−97456号公報にお
いては、スピードセンサによりアクスルハブの回転を検
出する構成が記載されている。なお本発明は、この従来
技術を根拠として特許法第29条2項は適用されず、も
しあるとするならば同法第29条の2の適用対象となる
ものであるが、この従来技術の構成は、その図1、6の
構成では、スピードセンサはアクスルハウジングから半
径方向に延在しており、アクスルハブの半径方向外方に
大きな取り付けスペースを必要とする。また、その図5
の構成では、スピードセンサは閉止キャップに取り付け
られているが、斜め上方に突出する構成となっており、
アクスルハブの軸線方向への突出は少ないものの半径方
向への突出量は大きく、大きな取り付けスペースを必要
とすると同時に検出面がほぼ45度の斜面になっており
ギャップアジャスト精度が出しにくい。さらに、先願で
あって本願の出願日よりも後に公開された特開昭63ー
166601号公報に開示された自動車のホイール用軸
受ユニットにあっては、パルサーと一体のナットと内輪
との間に介在物があり、したがって軸受ユニットは軸方
向に長くなると共に介在物の分パルサーの位置決め精度
が出しにくい。 【0006】実開昭63−10457号(実公平5−2
7004号)公報においては、ステアリングナックルの
筒状部に設けられた電磁ピックアップによりアクスルハ
ブの回転を検出する構成が記載されている。しかしなが
ら、この従来技術の電磁ピックアップは、アクスルハブ
の半径方向に延在するものであるため、比較的大きな取
り付けスペースを必要とする。 【0007】本発明は、従来例における問題点を解消す
ること、即ち部品点数を増大させたり、構造を複雑化さ
せることなく、車輪の回転数を検出し得る軸受組立体を
提供することを目的としてなされたものである。 【0008】 【問題点を解決するための手段、作用】上記目的を達成
するために、本発明の自動車用の回転検出器付車輪用軸
受組立体は、内周に2列の軸受外軌道を有する外側リン
グ部材と、一方に取り付けフランジを有し、他方に終端
部を有し、2列の軸受軌道を外周に有している内側軸部
材であって、軸終端部の軸受軌道は前記軸終端部に嵌合
固定された内輪部材に形成されている内側軸部材と、前
記内輪部材に固定され回転被検出面が円筒面になってい
る回転被検出部材と、前記内輪部材の端部側に有り、回
転検出部を外部から径方向にカバーするカバー部と、前
記回転被検出面に径方向に近接対向して、前記カバー部
の空間内に軸方向に配置されている回転検出器と、を有
する。 【0009】本発明によれば、センサー配置のためのス
ペースは径方向にはもちろんのこと軸方向にも小さくて
すみ、読み取り上高精度を保ちつつ、コンパクトでかつ
組み立てやすい自動車用のセンサー付軸受組立体が得ら
れる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面をもとに説明す
る。図1において中実のハブ内輪10は本体部12と、
その一端において半径方向外向きに延びるフランジ部1
4とから成り、フランジ部14においてブレーキ及び車
輪(図示せず)に固定される。本体部12の外周面には
フランジ部14側から順に転動溝16、段部18及びお
ねじ部20が形成されている。段部18には環状部材2
2が嵌合固定され、その外周面に転動溝24が形成され
ている。 【0011】本体部12及び環状部材22の外方には外
輪30が配置され、フランジ部32においてハウジング
(図示せず)に取り付けられている。外輪30の内周面
には一対の転動溝34及び36が形成されている。転動
溝16と34との間には複数のボール38が介装され、
転動溝24と36との間には複数のボール40が介装さ
れている。外輪30の一側と本体部12との間にはシー
ル42が介装されている。 【0012】ねじ部20にはナット部材50が螺合され
ており、その端面が環状部材22の端面に当接し、環状
部材22を所定位置に位置決めしている。ナット部材5
0は一端側に突条52を有し、その外周面にギヤー部
(凹凸部)54が形成されている。 【0013】外輪30の一側にはカバー60が取り付け
られている。カバー60は円筒部62と、その一方の開
口をふさぐ底部64とから成り、円筒部62の一端縁を
外輪30の一端縁の内周面に係止することにより、外輪
30に取り付け、該外輪の端部開口をふさいでいる。円
筒部62の一部が半径方向外方に屈曲して屈曲部64a
となっており、そこにピックアップ式のセンサ70が取
り付けられ、上記ナット部材50即ちパルサであるギヤ
ー部54に近接している。なお、センサ70は常に組立
体と一体ではなく、これとは別体に取り扱われることも
ある。 【0014】次に本実施例の作用効果について説明す
る。車輪が回転すると、一対のアンギュラコンタクト軸
受16、34及び38;24、36及び40により回転
を許容されてハブ内輪10が回転する。ハブ内輪10と
ともにナット部材50が回転し、そのギヤー部54がセ
ンサ70の近傍を通過する。従って、磁力線が周期的に
変化し、この変化の状態を調べることにより、車輪の回
転数が検出される。 【0015】ナット部材50は、本来環状部材22を保
持するためにハブ内輪10に螺合されたものであるが、
ここではその一側に形成した突条52にギヤー部54を
形成して、パルサギヤーとしても利用している。そのた
め、ナット部材とパルサギヤーとを別々に設ける場合に
比べて、部品点数が少なくて済み、構造も簡単となる。 【0016】また、センサ70はカバー60によってお
おわれて外界から遮断されている。そのため、雨水、泥
水等がセンサ70にふりかかることや、周辺の部材がこ
れと干渉することなく、センサ70がさびたり、センサ
70の位置がずれる心配もない。従って、センサ70に
より車輪の回転数が良好にしかも断続的に検出されるこ
とになる。 【0017】なお、本体部12に直接転動溝16を形成
する代わりに、図1中二点鎖線で示すように、本体部1
2に環状部材15を取り付け、これに転動溝を形成して
も良い。 【0018】次に本発明の参考例について説明するが、
説明の簡単化のため、上記実施例とは異なる部分につい
てのみ説明する。 【0019】図2に示した第1の参考例では、ナット部
材80の一端面にギヤー部82が形成され、これに対向
してセンサ70がカバー60に取り付けられている。こ
のようにすれば、ナット部材80の周辺の半径方向の寸
法を小さく抑えることができる。 【0020】図3に示した第2の参考例では、ハブ内輪
10の本体部12の端面に放射状にギヤー部86が形成
され、これに対向してセンサ70がカバー60に取り付
けられている。このようにすれば、ナット部材88にギ
ヤー部を形成することが不要となる。 【0021】図4に示した第3の参考例では、環状部材
90の一端縁に突条92を形成してその端縁にギヤー部
94を形成するとともに、ナット部材96の外径を比較
的小さくし、環状部材92とナット部材96との間に画
定される空間にセンサ70を配置し、カバー60で保持
したのである。このようにすれば、ナット部材90や本
体部12にギヤー部を形成する必要がなくなる。 【0022】なお、本発明は上記各実施例に限定される
べきではなく、その細部構造については適宜変更、修正
できる。また用途も自動車のアンチスキッドブレーキシ
ステムに限られないことは勿論である。 【0023】 【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の自動車
用センサー付軸受組立体は、センサー配置のために径方
向にはもちろんのこと軸方向にも格別のスペースを必要
とせず、読み取り上高精度を保ちつつ、コンパクトでか
つ組み立てやすいという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す正面断面図。 【図2】本発明の第1の参考例を示す図。 【図3】本発明の第2の参考例を示す図。 【図4】本発明の第3の参考例を示す図。 【符号の説明】 10----回転部材 50----ナット部材 30----第1の輪 54----ギヤー部 22----第2の輪 70----センサ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.自動車用の回転検出器付付車輪用軸受組立体におい
    て、 内周に2列の軸受外軌道を有する外側リング部材と、 一方に取り付けフランジを有し、他方に終端部を有し、
    2列の軸受軌道を外周に有している内側軸部材であっ
    て、軸終端部の軸受軌道は前記軸終端部に嵌合固定され
    た内輪部材に形成されている内側軸部材と、 前記内輪部材に固定され回転被検出面が円筒面になって
    いる回転被検出部材と、 前記内輪部材の端部側に有り、回転検出部を外部から径
    方向にカバーするカバー部と、 前記回転被検出面に径方向に近接対向して、前記カバー
    部の空間内に軸方向に配置されている回転検出器と、 を有する自動車用の回転検出器付車輪用軸受組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7154590B2 (ja) 2019-01-24 2022-10-18 学校法人幾徳学園 身体防護装置

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