JPH08194009A - 軸受組立体 - Google Patents

軸受組立体

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JPH08194009A
JPH08194009A JP18181095A JP18181095A JPH08194009A JP H08194009 A JPH08194009 A JP H08194009A JP 18181095 A JP18181095 A JP 18181095A JP 18181095 A JP18181095 A JP 18181095A JP H08194009 A JPH08194009 A JP H08194009A
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wheel
bearing assembly
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cover
nut
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JP18181095A
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Naoki Mitsue
直樹 満江
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、従来例における問題点を解
消すること、即ち部品点数を増大させたり、構造を複雑
化させることなく車輪の回転数を検出し得る軸受組立体
を提供することにある。 【構成】 上記目的を達成するために、本発明において
は、回転不能に固定された第1の輪(例えば外輪)と、
これと同心的にかつこれに対して相対回転可能に配置さ
れた第2の輪(例えば内輪)と、第2の輪に一体的に連
結された回転部材(例えばハブ内輪)とを含む軸受組立
体において、回転部材の回転数を検出するために、軸受
組立体の構成部品又はその取付部品(例えばナット部
材、ハブ内輪又は内輪等)をパルサギヤーとして利用
し、これに近接してセンサを配置できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸受組立体、特に外輪と
一体化された回転部材の回転数を検知する軸受組立体の
改良に関する。
【0002】
【従来技術及びその欠点】各種産業機械において回転部
材を支承するために軸受組立体を使用し、しかもその回
転部材の回転数を検出する必要の生ずることがある。例
えば車両におけるアンチスキッドブレーキシステムがそ
の例である。回転数の検出には外輪に固定されたパルサ
ギヤーと電磁ピックアップ方式のセンサとが好適に使用
される。
【0003】パルサギヤーは環状部材の外周面又は端面
に凹所と凸部とを円周方向に交互に形成したものであ
り、例えば回転するハブ内輪に取り付けられ、これにセ
ンサが近接して配置される。しかし、このように別の環
状部材を取り付けてパルサギヤーを形成したのでは、環
状部材の分だけ部品点数が増大し、環状部材を取り付け
る工程及び場合によっては固定手段が必要となる。その
結果、構造が複雑となるとともに、製造コストが増大す
る。
【0004】本発明は、従来例における問題点を解消す
ること、即ち部品点数を増大させたり、構造を複雑化さ
せることなく車輪の回転数を検出し得る軸受組立体を提
供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段、作用】上記目的を達成
するために、本願発明のセンサー付車輪用軸受組立体
は、外周に支持ハウジングに取り付けるためのフランジ
を有し、内周に2列の軸受外軌道を有する外輪と、一端
に車輪を取り付けられるようになっており、他端の先端
にはねじ部を有し、更に該他端側に環状部材が嵌合自在
となっている車輪軸体であって、該車輪軸体と該環状部
材とで軸受内側部材を構成しており、該軸受内側部材が
外周に2列の軸受内軌道を有する車輪軸体と、前記2列
の軸受外軌道と前記2列の軸受内軌道との間に配置され
た複数の転動体と、前記車輪軸体の他端のねじ部に螺合
して環状部材を固定する固定ナットと、前記外輪の、前
記車輪軸体の他端側に固定されて、前記外輪の端部をシ
ールしているカバーと、前記環状部材の、前記車輪軸体
の他端側に固定されており、周方向に周期的に変化する
磁気特性を有するパルサーと、前記パルサーに対向する
よう前記カバーに固定されたセンサーとからなり、該セ
ンサーが、前記固定ナットと前記カバーとの間の空間に
配置されかつ前記カバーの最大内径より小さい仮想円筒
内に配置されていることを特徴とする。
【0006】更に、上記目的を達成するために、本願発
明の軸受組立体は、車体に取り付けられる外輪と、車輪
が取り付けられる円筒状のハブと、該ハブの周囲に設け
られた内輪と、該外輪と該内輪との間に配置され、該外
輪に対して該内輪を回転自在に支持する複数の転動部材
と、前記内輪を前記ハブに固定して一体的に回転するよ
うに、前記ハブに螺合されるナット部材と、該ナット部
材の周囲を取り巻くようにして前記外輪に取り付けられ
たカバーと、該ハブと一体的に回転するパルサーと、該
パルサーに近接配置され、該パルサーの回転数を検出す
るためのセンサーとからなり、該センサは、前記カバー
に取り付けられ、前記ナットの外周面と前記カバーの内
周面とにより形成された空間内に配置されており、かつ
前記カバーの最大内径よりも半径方向内方に位置するこ
とを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために、本願発明の車
両用の車輪軸受組立体は、外方フランジを有する円筒状
の外部部材であって、該外方フランジを介して該車両の
車台に取り付けられるようになっている円筒状の外部部
材と、一端にフランジを有する内部部材であって、該フ
ランジに車両の車輪が取り付けられるようになってい
て、該車輪軸受組立体の軸線方向に前記外部部材の範囲
内で延在する内部部材と、転動部材と保持器であって、
該保持器は、前記円筒状の外部部材と前記内部部材との
間に該転動部材を隔置配置し、該転動部材は、前記外部
部材に対して前記内部部材を回転自在に支持する転動部
材と保持器と、前記内部部材の他端に取り付けられ、前
記外部部材に前記転動部材を介して前記内部部材を取付
けるナットと、前記円筒状の外部部材に取り付けられ、
前記ナットを覆うカバー部材と、前記ナットに隣接して
前記内部部材の周りに延在し、前記内部部材に対して取
り付けられて、連係して回転するようになっている環状
体であって、前記装置の軸線に対して直交する平面をな
しかつ前記内部部材に対して外側に向いている後面と、
該後面に沿って半径方向に延在しかつ前記環状体の円周
方向に等間隔で隔置する複数の突起とを有する環状体
と、前記環状体の回転数を検出する回転検出手段であっ
て、前端および後端を備え、該後端のところで前記カバ
ー部材に取り付けられ、前記カバー部材の内周面と前記
ナットの外周面との間を軸線方向に延在し、前記環状体
が前記内部部材と連係して回転するとき、前記複数の突
起が通過する位置に該前端を直面させてなる回転検出手
段と、からなることを特徴とする。
【0008】更に本願発明においては、前記内部部材
は、ハブと、該ハブの端部を取り巻くように延在し、前
記ナットによりそこに取り付けられる内部リングとから
なることを特徴とする。更に本願発明においては、前記
環状体は、前記内部リングの周囲に延在することを特徴
とする。更に本願発明においては、前記環状体と前記内
部リングは、一体となっていることを特徴とする。更に
本願発明においては、前記円筒状の外部部材と前記内部
部材との間であって、前記内部部材に隣接して延在し、
前記円筒状の外部部材と前記内部部材との間のシールを
確立する他のカバー部材が設けられていることを特徴と
する。
【0009】更に、上記目的を達成するために、本願発
明の車両用の車輪軸受組立体は、外方フランジを有する
円筒状の外部部材と、一端にフランジを有する内部部材
であって、該フランジに車両の車輪が取り付けられるよ
うになっている内部部材と、転動部材と保持器であっ
て、該保持器は、前記円筒状の外部部材と前記内部部材
との間に該転動部材を隔置配置し、該転動部材は、前記
外部部材に対して前記内部部材を回転自在に支持する転
動部材と保持器と、前記内部部材に取り付けられるナッ
トと、前記円筒状の外部部材に取り付けられ、前記ナッ
トを覆うカバー部材と、前記ナットに隣接して前記内部
部材の周りに延在し、前記内部部材に対して取り付けら
れて、連係して回転するようになっている環状体であっ
て、前記環状体の円周方向に等間隔で隔置する複数の突
起を有する環状体と、前記環状体の回転数を検出する回
転検出手段であって、前記カバー部材に取り付けられ、
前記カバー部材の内周面と前記ナットの外周面との間を
軸線方向に延在し、前記環状体が前記内部部材と連係し
て回転するとき、前記複数の突起が通過する位置に該前
端を直面させてなる回転検出手段と、からなることを特
徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、本発明におい
ては、回転不能に固定された第1の輪(例えば外輪)
と、これと同心的にかつこれに対して相対回転可能に配
置された第2の輪(例えば内輪)と、第2の輪に一体的
に連結された回転部材(例えばハブ内輪)とを含む軸受
組立体において、回転部材の回転数を検出するために、
軸受組立体の構成部品又はその取付部品(例えばナット
部材、ハブ内輪又は内輪等)をパルサギヤーとして利用
し、これに近接してセンサを配置できるようにしたので
ある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面をもとに説明す
る。図1において中実のハブ内輪10は本体部12と、
その一端において半径方向外向きに延びるフランジ部1
4とから成り、フランジ部14においてブレーキ及び車
輪(図示せず)に固定される。本体部12の外周面には
フランジ部14側から順に転動溝16、段部18及びお
ねじ部20が形成されている。段部18には環状部材2
2が嵌合固定され、その外周面に転動溝24が形成され
ている。
【0012】本体部12及び環状部材22の外方には外
輪30が配置され、フランジ部32においてハウジング
(図示せず)に取り付けられている。外輪30の内周面
には一対の転動溝34及び36が形成されている。転動
溝16と34との間には複数のボール38が介装され、
転動溝24と36との間には複数のボール40が介装さ
れている。外輪30の一側と本体部12との間にはシー
ル42が介装されている。
【0013】ねじ部20にはナット部材50が螺合され
ており、その端面が環状部材22の端面に当接し、環状
部材22を所定位置に位置決めしている。ナット部材5
0は一端側に突条52を有し、その外周面にギヤー部
(凹凸部)54が形成されている。
【0014】外輪30の一側にはカバー60が取り付け
られている。カバー60は円筒部62と、その一方の開
口をふさぐ低部64とから成り、円筒部62の一端縁を
外輪30の一端縁の内周面に係止することにより、外輪
30に取り付けられてい る。円筒部62の一部が半径
方向外方に屈曲して屈曲部64となっており、そこにピ
ックアップ式のセンサ70が取り付けられ、上記ナット
部材70即ちパルサギヤーに近接している。なお、セン
サ70は常に組立体と一体ではなく、これとは別体に取
り扱われることもある。
【0015】次に本実施例の作用効果について説明す
る。車輪が回転すると、一対のアンギュラコンタクト軸
受16、34及び38;18、36及び40により回転
を許容されてハブ内輪10が回転する。ハブ内輪10と
ともにナット部材50が回転し、そのギヤー部54がセ
ンサ70の前方を通過する。従って、磁力線が周期的に
変化し、この変化の状態を調べることにより、車輪の回
転数が検出される。
【0016】ナット部材70は、本来環状部材22を保
持するためにハブ内輪10に螺合されたものであるが、
ここではその一側に形成した突条52にギヤー部54を
形成して、パルサギヤーとしても利用している。そのた
め、ナット部材とパルサギヤーとを別々に設ける場合に
比べて、部品点数が少なくて済み、構造も簡単となる。
【0017】また、センサ70はカバー60によってお
おわれて外界から遮断されている。そのため、雨水、泥
水等がセンサ70にふりかかることや、周辺の部材がこ
れと干渉することなく、センサ70がさびたり、センサ
70の位置がずれる心配もない。従って、センサ70に
より車輪の回転数が良好にしかも断続的に検出されるこ
とになる。
【0018】なお、本体部12に直接転動溝16を形成
する代わりに、図1中二点鎖線で示すように、本体部1
2に環状部材15を取り付け、これに転動溝を形成して
も良い。
【0019】次に本発明の別の実施例について説明する
が、説明の簡単化のため、上記実施例とは異なる部分に
ついてのみ説明する。
【0020】図2に示した実施例では、ナット部材80
の一端面にギヤー部82が形成され、これに対向してセ
ンサ70がカバー60に取り付けられている。このよう
にすれば、ナット部材80の周辺の半径方向の寸法を小
さく抑えることができる。
【0021】図3に示した実施例では、ハブ内輪10の
本体部12の端面に放射状にギヤー部86が形成され、
これに対向してセンサ70がカバー60に取り付けられ
ている。このようにすれば、ナット部材88にギヤー部
を形成することが不要となる。
【0022】図4に示した実施例では、環状部材90の
一端縁に突条92を形成してその端縁にギヤー部94を
形成するとともに、ナット部材96の外径を比較的小さ
くし、環状部材92とナット部材96との間に画定され
る空間にセンサ70を配置し、カバー60で保持したの
である。このようにすれば、ナット部材90や本体部1
2にギヤー部を形成する必要がなくなる。
【0023】なお、本発明は上記各実施例に限定される
べきではなく、その細部構造については適宜変更、修正
できる。また用途も自動車のアンチスキッドブレーキシ
ステムに限られないことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、軸受組立体の構成部品又は取付部品をパルサギヤー
として利用するようにしたので、構成部品とパルサギヤ
ーとを別々に設ける場合に比べて部品点数が少なくてす
み、別部材を取り付けるための手間が不要となり、構造
が簡単になって、製造コストが低減される。また、セン
サをカバーでおおうようにすれば、センサに雨水、泥水
がふりかかったり異物と干渉することが防止され、セン
サにより回転部材の回転数が正確にしかも継続的に検出
され得る効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面断面図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す図。
【符号の説明】
10----回転部材 50----ナット部材 30----第1の輪 54----ギヤー部 22----第2の輪 70----センサ
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 軸受組立体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸受組立体、特に外輪と
一体化された回転部材の回転数を検知する軸受組立体の
改良に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】各種産業機械において、軸受
組立体により回転可能に支持した回転部材の回転数を検
出する必要の生ずることがある。例えば車両におけるア
ンチスキッドブレーキの制御においては、車輪の回転数
を精度良く検出することが必要となる。通常、回転部材
の回転数の検出には、軸受組立体の回転輪に固定された
パルサギヤーと、これに近接して配置された電磁ピック
アップ方式のセンサとが使用される。
【0003】上記センサをパルサギヤーに近接配置する
ために、例えば特公昭52−46331号では、軸受組
立体の転動部や、センサによる回転数検知部を密封、保
護するために軸受組立体に固定されるカバー部材を使用
している。しかし、この従来例ではセンサのほとんどの
部分がカバー部材の軸方向外側に位置し、かつ前記セン
サが軸受から遠い位置に固定されている。その結果、軸
受組立体の軸方向長さが長くなっており、必然的に車体
内において軸受組立体を配置するためのスペースも大き
く確保しなければならない。
【0004】実開昭61−152971号公報には、車
軸に取り付けられたセンサロータの回転を電磁ピックア
ップで検出する構成が記載されている。しかしながら、
この従来技術の電磁ピックアップは、アクスルハウジン
グに取り付けられたものであって、車軸の半径方向に延
在するものであるため(図1参照)、車軸の半径方向に
比較的大きな取り付けスペースを必要とする。更に、電
磁ピックアップを遮蔽する何らの構成も設けられていな
いため、電磁ピックアップは外部からの影響(雨水、泥
水、異物等)を受けやすく、その信頼性耐久性にも心配
がある。
【0005】更に、先願であって本願の出願日よりも後
に公開された特開昭63−166601号公報において
は、パルサに対向するセンサをカバーに取り付けた構成
が開示されている(図1、2参照)。なお本願発明は、
この従来技術を根拠として特許法第29条2項は適用さ
れず、もしあるとするならば同法第29条の2の適用対
象となるものであるが、この従来技術の構成は、カバー
からセンサが軸受の軸線方向外方に突出するように成し
たものであり、軸受ユニットの軸線方向長さが長いとい
う問題点を有し、更にセンサは外部からの影響(雨水、
泥水、異物等)を受けやすく、その信頼性耐久性にも心
配がある。一方、その図4、5、7、10、11に記載
された構成は、センサが車軸の半径方向に延在する構成
であり、この構成であれば装置の軸線方向長さは比較的
短くなるが、車軸の半径方向に比較的大きな取り付けス
ペースを必要とする。加えて、図5、10に記載の構成
は、センサが外部に露出しているため外部からの影響
(雨水、泥水、異物等)を受けやすく、その信頼性耐久
性にも心配がある。
【0006】実開昭62−170363号(実公平5−
27329)公報においては、支持リングに取り付けら
れた電磁ピックアップを用いてハブの回転を検出する構
成が記載されている。しかしながら、この従来技術の電
磁ピックアップは、ハブの半径方向に延在するものであ
るため(図1、3参照)、ハブの半径方向外方に比較的
大きな取り付けスペースを必要とする。更に、電磁ピッ
クアップは支持リングに取り付けられているものの、こ
の支持リングは軸線方向に開放しており、電磁ピックア
ップを遮蔽する何らの構成も設けられていないため、電
磁ピックアップは外部からの影響(雨水、泥水、異物
等)を受けやすく、その信頼性耐久性にも心配がある。
【0007】実開昭63−97456号公報において
は、スピードセンサによりアクスルハブの回転を検出す
る構成が記載されている。しかしながら、その図1、6
の構成では、スピードセンサはアクスルハウジングから
半径方向に延在しており、アクスルハブの半径方向外方
に比較的大きな取り付けスペースを必要とする。また、
その図5の構成では、スピードセンサは閉止キャップに
取り付けられているが、斜め上方に突出する構成となっ
ており、アクスルハブの軸線方向への突出は少ないもの
の半径方向への突出量は大きく、比較的大きな取り付け
スペースを必要とする。
【0008】実開昭63−10457号(実公平5−2
7004)公報においては、ステアリングナックルの筒
状部に設けられた電磁ピックアップによりアクスルハブ
の回転を検出する構成が記載されている。しかしなが
ら、この従来技術の電磁ピックアップは、アクスルハブ
の半径方向に延在するものであるため、比較的大きな取
り付けスペースを必要とする。加えて、電磁ピックアッ
プが外部に露出しているため、外部からの影響(雨水、
泥水、異物等)を受けやすく、その信頼性耐久性にも心
配がある。
【0009】本発明は、従来例における問題点を解消す
ること、即ちコンパクトな構成でありながら信頼性耐久
性を向上させて、車輪の回転数を検出し得る軸受組立体
を提供することを目的としてなされたものである。
【0010】
【問題点を解決するための手段、作用】上記目的を達成
するために、本願発明のセンサー付車輪用軸受組立体
は、外周に支持ハウジングに取り付けるためのフランジ
(32)を有し、内周に2列の軸受外軌道(34、3
6)を有する外輪(30)と、一端に車輪を取り付けら
れるようになっており、他端の先端にはねじ部(20)
を有し、更に該他端側に環状部材(22)が嵌合自在と
なっている車輪軸体(12)であって、該車輪軸体(1
2)と該環状部材(22)とで軸受内側部材を構成して
おり、該軸受内側部材が外周に2列の軸受内軌道(1
6、24)を有する車輪軸体(12)と、前記2列の軸
受外軌道(34、36)と前記2列の軸受内軌道(1
6、24)との間に配置された複数の転動体(38、4
0)と、前記車輪軸体(12)の他端のねじ部(20)
に螺合して環状部材(22)を固定する固定ナット(5
0、80、96)と、前記外輪(30)の、前記車輪軸
体(12)の他端側に固定されて、前記外輪(30)の
端部をシールしているカバー(60)と、前記環状部材
(22)の、前記車輪軸体(12)の他端側に固定され
ており、周方向に周期的に変化する磁気特性を有するパ
ルサー(54、82、94)と、前記パルサー(54、
82、94)に対向するよう前記カバー(60)に固定
されたセンサー(70)とからなり、該センサー(7
0)が、前記固定ナット(50、80、96)と前記カ
バー(60)との間の半径方向の空間に配置されかつ前
記カバー(60)の最大内径より小さい仮想円筒内に配
置されていることを特徴とする。
【0011】本願発明によれば、このようにセンサー
(70)が前記固定ナット(50、80、96)と前記
カバー(60)との間の半径方向の空間に配置されてい
るため、カバー外部の雨水、泥水、異物等によってセン
サーに与えられる悪影響を極力防止することができ、一
方前記センサー(70)が前記カバー(60)の最大内
径より小さい仮想円筒内に配置されているために、セン
サーがカバーから軸受の半径方向および軸線方向に大き
く突出することがなく、コンパクトな軸受組立体が供さ
れることとなる。したがって本願発明は、例えば特開昭
63−166601号公報に記載の従来技術に対して、
同一でないことはもちろんのこと更に十分な進歩性をも
有するものである。
【0012】更に、上記目的を達成するために、本願発
明の車両用の車輪軸受組立体は、外方フランジ(32)
を有する円筒状の外部部材(30)と、一端にフランジ
(14)を有する内部部材(12)であって、該フラン
ジ(14)に車両の車輪が取り付けられるようになって
いる内部部材(12)と、転動部材(38、40)と保
持器であって、該保持器は、前記円筒状の外部部材(3
0)と前記内部部材(12)との間に該転動部材(3
8、40)を隔置配置し、該転動部材(38、40)
は、前記外部部材(30)に対して前記内部部材(1
2)を回転自在に支持する転動部材(38、40)と保
持器と、前記内部部材(12)に取り付けられるナット
(96)と、前記円筒状の外部部材(30)に取り付け
られ、前記ナット(96)を覆うカバー部材(60)
と、前記ナット(96)に隣接して前記内部部材(1
2)の周りに延在し、前記内部部材(12)に対して取
り付けられて、連係して回転するようになっている環状
体(90)であって、前記環状体(90)の円周方向に
等間隔で隔置する複数の突起(94)を有する環状体
(90)と、前記環状体(90)の回転数を検出する回
転検出手段(70)であって、前記カバー部材(60)
に取り付けられ、前記カバー部材(60)の内周面と前
記ナット(96)の外周面との間の半径方向の空間内を
軸線方向に延在し、前記環状体(90)が前記内部部材
(12)と連係して回転するとき、前記複数の突起(9
4)が通過する位置に該前端を直面させてなる回転検出
手段(70)と、からなることを特徴とする。
【0013】本願発明によれば、このように回転検出手
段(70)がその後端のところで前記カバー部材(6
0)に取り付けられ、前記カバー部材(60)の内周面
と前記ナット(96)の外周面との間の半径方向空間内
を軸線方向に延在しているため、カバー部材外部の雨
水、泥水、異物等によって回転検出手段に与えられる悪
影響を極力防止することができ、一方、回転検出手段が
カバーから軸受の半径方向および軸線方向に大きく突出
することがなく、コンパクトな車輪軸受組立体が供され
ることとなる。したがって本願発明は、例えば特開昭6
3−166601号公報に記載の従来技術に対して、同
一でないことはもちろんのこと更に十分な進歩性をも有
するものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面をもとに説明す
る。図1において中実のハブ内輪10は本体部12と、
その一端において半径方向外向きに延びるフランジ部1
4とから成り、フランジ部14においてブレーキ及び車
輪(図示せず)に固定される。本体部12の外周面には
フランジ部14側から順に転動溝16、段部18及びお
ねじ部20が形成されている。段部18には環状部材2
2が嵌合固定され、その外周面に転動溝24が形成され
ている。
【0015】本体部12及び環状部材22の外方には外
輪30が配置され、フランジ部32においてハウジング
(図示せず)に取り付けられている。外輪30の内周面
には一対の転動溝34及び36が形成されている。転動
溝16と34との間には複数のボール38が介装され、
転動溝24と36との間には複数のボール40が介装さ
れている。外輪30の一側と本体部12との間にはシー
ル42が介装されている。
【0016】ねじ部20にはナット部材50が螺合され
ており、その端面が環状部材22の端面に当接し、環状
部材22を所定位置に位置決めしている。ナット部材5
0は一端側に突条52を有し、その外周面にギヤー部
(凹凸部)54が形成されている。
【0017】外輪30の一側にはカバー60が取り付け
られている。カバー60は円筒部62と、その一方の開
口をふさぐ底部64とから成り、円筒部62の一端縁を
外輪30の一端縁の内周面に係止することにより、外輪
30に取り付けられている。円筒部62の一部が半径方
向外方に屈曲して屈曲部64となっており、そこにピッ
クアップ式のセンサ70が取り付けられ、上記ナット部
材50即ちパルサであるギヤー部54に近接している。
なお、センサ70は常に組立体と一体ではなく、これと
は別体に取り扱われることもある。
【0018】次に本実施例の作用効果について説明す
る。車輪が回転すると、一対のアンギュラコンタクト軸
受16、34及び38;24、36及び40により回転
を許容されてハブ内輪10が回転する。ハブ内輪10と
ともにナット部材50が回転し、そのギヤー部54がセ
ンサ70の近傍を通過する。従って、磁力線が周期的に
変化し、この変化の状態を調べることにより、車輪の回
転数が検出される。
【0019】ナット部材50は、本来環状部材22を保
持するためにハブ内輪10に螺合されたものであるが、
ここではその一側に形成した突条52にギヤー部54を
形成して、パルサギヤーとしても利用している。そのた
め、ナット部材とパルサギヤーとを別々に設ける場合に
比べて、部品点数が少なくて済み、構造も簡単となる。
【0020】また、センサ70はカバー60によってお
おわれて外界から遮断されている。そのため、雨水、泥
水等がセンサ70にふりかかることや、周辺の部材がこ
れと干渉することなく、センサ70がさびたり、センサ
70の位置がずれる心配もない。従って、センサ70に
より車輪の回転数が良好にしかも断続的に検出されるこ
とになる。
【0021】なお、本体部12に直接転動溝16を形成
する代わりに、図1中二点鎖線で示すように、本体部1
2に環状部材15を取り付け、これに転動溝を形成して
も良い。
【0022】次に本発明の別の実施例について説明する
が、説明の簡単化のため、上記実施例とは異なる部分に
ついてのみ説明する。
【0023】図2に示した実施例では、ナット部材80
の一端面にギヤー部82が形成され、これに対向してセ
ンサ70がカバー60に取り付けられている。このよう
にすれば、ナット部材80の周辺の半径方向の寸法を小
さく抑えることができる。
【0024】図3に示した実施例では、環状部材90の
一端縁に突条92を形成してその端縁にギヤー部94を
形成するとともに、ナット部材96の外径を比較的小さ
くし、環状部材92とナット部材96との間に画定され
る空間にセンサ70を配置し、カバー60で保持したの
である。このようにすれば、ナット部材90や本体部1
2にギヤー部を形成する必要がなくなる。
【0025】なお、本発明は上記各実施例に限定される
べきではなく、その細部構造については適宜変更、修正
できる。また用途も自動車のアンチスキッドブレーキシ
ステムに限られないことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、軸受組立体の構成部品又は取付部品をパルサギヤー
として利用するようにしたので、構成部品とパルサギヤ
ーとを別々に設ける場合に比べて部品点数が少なくてす
み、別部材を取り付けるための手間が不要となり、構造
が簡単になって、製造コストが低減される。また、セン
サをカバーでおおうようにすれば、センサに雨水、泥水
がふりかかったり異物と干渉することが防止され、セン
サにより回転部材の回転数が正確にしかも継続的に検出
され得る効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面断面図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す図。
【符号の説明】 10----回転部材 50----ナット部材 30----第1の輪 54----ギヤー部 22----第2の輪 70----センサ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサー付車輪用軸受組立体において、 外周に支持ハウジングに取り付けるためのフランジを有
    し、内周に2列の軸受外軌道を有する外輪と、 一端に車輪を取り付けられるようになっており、他端の
    先端にはねじ部を有し、更に該他端側に環状部材が嵌合
    自在となっている車輪軸体であって、該車輪軸体と該環
    状部材とで軸受内側部材を構成しており、該軸受内側部
    材が外周に2列の軸受内軌道を有する車輪軸体と、 前記2列の軸受外軌道と前記2列の軸受内軌道との間に
    配置された複数の転動体と、 前記車輪軸体の他端のねじ部に螺合して環状部材を固定
    する固定ナットと、 前記外輪の、前記車輪軸体の他端側に固定されて、前記
    外輪の端部をシールしているカバーと、 前記環状部材の、前記車輪軸体の他端側に固定されてお
    り、周方向に周期的に変化する磁気特性を有するパルサ
    ーと、 前記パルサーに対向するよう前記カバーに固定されたセ
    ンサーとからなり、 該センサーが、前記固定ナットと前記カバーとの間の空
    間に配置されかつ前記カバーの最大内径より小さい仮想
    円筒内に配置されているセンサー付車輪用軸受組立体。
  2. 【請求項2】 軸受組立体において、 車体に取り付けられる外輪と、 車輪が取り付けられる円筒状のハブと、 該ハブの周囲に設けられた内輪と、 該外輪と該内輪との間に配置され、該外輪に対して該内
    輪を回転自在に支持する複数の転動部材と、 前記内輪を前記ハブに固定して一体的に回転するよう
    に、前記ハブに螺合されるナット部材と、 該ナット部材の周囲を取り巻くようにして前記外輪に取
    り付けられたカバーと、 該ハブと一体的に回転するパルサーと、 該パルサーに近接配置され、該パルサーの回転数を検出
    するためのセンサーとからなり、 該センサは、前記カバーに取り付けられ、前記ナットの
    外周面と前記カバーの内周面とにより形成された空間内
    に配置されており、かつ前記カバーの最大内径よりも半
    径方向内方に位置する軸受組立体。
  3. 【請求項3】 車両用の車輪軸受組立体において、 外方フランジを有する円筒状の外部部材であって、該外
    方フランジを介して該車両の車台に取り付けられるよう
    になっている円筒状の外部部材と、 一端にフランジを有する内部部材であって、該フランジ
    に車両の車輪が取り付けられるようになっていて、該車
    輪軸受組立体の軸線方向に前記外部部材の範囲内で延在
    する内部部材と、 転動部材と保持器であって、該保持器は、前記円筒状の
    外部部材と前記内部部材との間に該転動部材を隔置配置
    し、該転動部材は、前記外部部材に対して前記内部部材
    を回転自在に支持する転動部材と保持器と、 前記内部部材の他端に取り付けられ、前記外部部材に前
    記転動部材を介して前記内部部材を取付けるナットと、 前記円筒状の外部部材に取り付けられ、前記ナットを覆
    うカバー部材と、 前記ナットに隣接して前記内部部材の周りに延在し、前
    記内部部材に対して取り付けられて、連係して回転する
    ようになっている環状体であって、前記装置の軸線に対
    して直交する平面をなしかつ前記内部部材に対して外側
    に向いている後面と、該後面に沿って半径方向に延在し
    かつ前記環状体の円周方向に等間隔で隔置する複数の突
    起とを有する環状体と、 前記環状体の回転数を検出する回転検出手段であって、
    前端および後端を備え、該後端のところで前記カバー部
    材に取り付けられ、前記カバー部材の内周面と前記ナッ
    トの外周面との間を軸線方向に延在し、前記環状体が前
    記内部部材と連係して回転するとき、前記複数の突起が
    通過する位置に該前端を直面させてなる回転検出手段
    と、からなる車輪軸受組立体。
  4. 【請求項4】 前記内部部材は、ハブと、該ハブの端部
    を取り巻くように延在し、前記ナットによりそこに取り
    付けられる内部リングとからなる請求項3に記載の車輪
    軸受組立体。
  5. 【請求項5】 前記環状体は、前記内部リングの周囲に
    延在する請求項4に記載の車輪軸受組立体。
  6. 【請求項6】 前記環状体と前記内部リングは、一体と
    なっている請求項4に記載の車輪軸受組立体。
  7. 【請求項7】 前記円筒状の外部部材と前記内部部材と
    の間であって、前記内部部材に隣接して延在し、前記円
    筒状の外部部材と前記内部部材との間のシールを確立す
    る他のカバー部材が設けられている請求項3に記載の車
    輪軸受組立体。
  8. 【請求項8】 車両用の車輪軸受組立体において、 外方フランジを有する円筒状の外部部材と、 一端にフランジを有する内部部材であって、該フランジ
    に車両の車輪が取り付けられるようになっている内部部
    材と、 転動部材と保持器であって、該保持器は、前記円筒状の
    外部部材と前記内部部材との間に該転動部材を隔置配置
    し、該転動部材は、前記外部部材に対して前記内部部材
    を回転自在に支持する転動部材と保持器と、 前記内部部材に取り付けられるナットと、 前記円筒状の外部部材に取り付けられ、前記ナットを覆
    うカバー部材と、 前記ナットに隣接して前記内部部材の周りに延在し、前
    記内部部材に対して取り付けられて、連係して回転する
    ようになっている環状体であって、前記環状体の円周方
    向に等間隔で隔置する複数の突起を有する環状体と、 前記環状体の回転数を検出する回転検出手段であって、
    前記カバー部材に取り付けられ、前記カバー部材の内周
    面と前記ナットの外周面との間を軸線方向に延在し、前
    記環状体が前記内部部材と連係して回転するとき、前記
    複数の突起が通過する位置に該前端を直面させてなる回
    転検出手段と、からなる車輪軸受組立体。
  9. 【請求項9】 回転不能に固定された第1の輪と、これ
    と同心的にかつこれに対して相対回転可能に配置された
    第2の輪と、該第2の輪に一体的に連結された回転部材
    とを含む軸受組立体において、 該回転部材の回転数を検出するために、前記軸受組立体
    の構成部品又はその取付部品をパルサギヤーとして利用
    し、該パルサギヤーに近接してセンサが配置できるよう
    にしたことを特徴とする軸受組立体。
  10. 【請求項10】 前記第1の輪は外輪であり、前記第2
    の輪は内輪であり、前記回転部材は円柱形状を呈し、該
    内輪の中空部に挿入されている請求項9に記載の軸受組
    立体。
  11. 【請求項11】 前記第1の輪には、前記センサをおお
    うカバーが固定されている請求項9に記載の軸受組立
    体。
  12. 【請求項12】 前記パルサギヤーは、前記第2の輪を
    前記回転部材に取り付けるために該回転部材に固定され
    る締付部材の端面又は外周面に形成されている請求項9
    に記載の軸受組立体。
  13. 【請求項13】 前記パルサギヤーは、前記回転部材の
    端面に形成されている請求項10に記載の軸受組立体。
  14. 【請求項14】 前記パルサギヤーは、前記第2の輪の
    端面形成されている請求項10に記載の軸受組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008025845A (ja) * 1999-11-29 2008-02-07 Jtekt Corp 軸受装置
CN114607708A (zh) * 2022-03-10 2022-06-10 张红燕 一种具有自清洁结构的水下密封轴承
CN117108637A (zh) * 2023-10-18 2023-11-24 万向钱潮股份公司 一种防尘罩、防尘轮毂轴承及车辆

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Effective date: 19970205

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