JP2000162223A - 回転速度検出装置及びそれを備えた車輪軸受装置 - Google Patents
回転速度検出装置及びそれを備えた車輪軸受装置Info
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Abstract
の低減が実現でき、しかも、パルサーリングの防錆効果
が得られる回転速度検出装置を提供する。 【解決手段】 相対回転する外方部材2と内方部材3の
間を密封する密封装置7にパルサーリング9を装着した
回転速度検出装置10であって、密封装置7が、外方部
材2と内方部材3の何れか一方に取り付けられる断面L
字状の環状のシール板13で形成され、このシール板1
3の外側面にゴム18を加硫することでパルサーリング
9を一体に固着している。
Description
車輪の回転速度を検出するための回転速度検出装置と、
この回転速度検出装置を備え、懸架装置に対して車輪を
回転自在に支持するための車輪軸受装置に関する。
ステムを制御するために、車輪の回転速度を検出する回
転速度検出装置と、この回転速度検出装置を備え、懸架
装置に対して車輪を回転自在に支持するための車輪軸受
装置は、例えば、実開平5−27679号によって提案
されている。
回転する内方部材と外方部材の間を密封する密封手段の
シール環を、磁性材料を用いた断面L字状の補強環と弾
性シール材によって形成し、補強環の円輪状平面部に多
数の窓孔を円周方向に並べて設け、この平面部の外面に
同様の窓孔を設けた補強板を重ねて固定した構造を有
し、補強環と補強板で厚さ寸法を大きくし、窓孔を設け
た部分がパルサーリング部分を形成している。
る外方部材と、上記転走面に対向する転走面を有する内
方部材と、該外方部材と内方部材の対向する転走面間に
介在する複列の転動体とを有し、上記のように密封手段
に設けられた前記回転速度検出装置を、外方部材と内方
部材との間を密封するように組み込み、補強環を車軸と
一体に回転する内方部材に嵌合固定し、上記パルサーリ
ング部分と対向するようにセンサを配置し、シール環が
回転するとセンサの出力が変化するようになっている。
来の回転速度検出装置は、シール環の円輪状平面部と補
強板のそれぞれに窓孔を設けてパルサーリングを形成し
ているため、加工工数がかかり、その分製作コストが高
くつくと共に、平面部と補強板のそれぞれの窓孔の位相
を合わせなければならず、組み立てにも手数がかかると
いう問題がある。
おけるシール環は、補強環にシール用の弾性体を直接設
け、この弾性体の延長部分で補強環を覆うようにしてい
るので、弾性体の成形工程が複雑になるという問題があ
る。
み立て工数を削減できて製作コストの低減が実現でき、
しかも、弾性体のない環状のシール板にパルサーリング
を取り付けてゴムでモールドすることにより、弾性体の
成形工程に何ら支障を与えることがなく、かつ、パルサ
ーリングの防錆効果が得られる回転速度検出装置と、こ
の回転速度検出装置を備えた車輪軸受装置を提供するこ
とにある。
するための、請求項1の発明は、何れか一方が回転する
内方部材と外方部材の回転する側の部材に被検出部材
(パルサーリング)を装着し、他方、固定する側の部材
又は固定する側の部材を取付ける静止部材に検出部材
(センサ)を装着した回転速度検出装置であって、回転
する側の部材に取付けられている円筒面を有する断面L
字状の環状鋼板を有し、被検出部材(パルサーリング)
をゴムを加硫接着することによって、前記鋼板の外側面
に一体に固着した構成を採用したものである。
内方部材と外方部材の間を、回転する側の部材に固定さ
れる断面L字状の環状のシール板と、このシール板と摺
接する弾性体を有して固定する側の部材に装着される断
面L字状の基板とからなる密封装置で密封し、この密封
装置の上記シール板に被検出部材(パルサーリング)を
装着し、他方、内方部材と外方部材の固定する側の部材
又は固定する側の部材を取付ける静止部材に検出部材
(センサ)を装着した回転速度検出装置であって、被検
出部材(パルサーリング)をゴムを加硫接着することに
よって、前記シール板の外側面に一体に固着した構成を
採用したものである。
において、被検出部材(パルサーリング)が、多極着磁
したもので形成されている構成を採用したものである。
において、被検出部材(パルサーリング)が、磁性材料
で形成され、周方向に一定の間隔で窓孔が設けられてい
る構成を採用したものである。
において、被検出部材(パルサーリング)を、ゴムで完
全にモールドした構成を採用したものである。
有する外方部材と、前記転走面の各々に対向する転走面
を有する内方部材と、前記外方部材と内方部材の対向す
る転走面間に介在する複列の転動体とを有し、前記外方
部材又は内方部材のうち回転する側の部材に被検出部材
(パルサーリング)を装着し、他方、固定する側の部材
又は固定する側の部材が取付けられる静止部材に検出部
材(センサ)を装着した回転速度検出装置を備えた車輪
軸受装置であって、回転する側の部材に取付けるための
取付部材に、被検出部材(パルサーリング)をゴムを加
硫接着することによって一体に固着した構成を採用した
ものである。
有する外方部材と、前記転走面の各々に対向する転走面
を有する内方部材と、前記外方部材と内方部材の対向す
る転走面間に介在する複列の転動体と、前記外方部材と
内方部材との間を、回転する側の部材に固定される断面
L字状の環状のシール板及び、このシール板と摺接する
弾性体を有して固定する側の部材に装着される断面L字
状の基板とで密封する密封装置とを有し、この密封装置
の上記シール板に被検出部材(パルサーリング)を装着
し、他方、内方部材と外方部材の固定する側の部材又は
固定する側の部材を取付ける静止部材に検出部材(セン
サ)を装着した回転速度検出装置を備えた車輪軸受装置
であって、被検出部材(パルサーリング)をゴムを加硫
接着することによって、前記シール板の外側面に一体に
固着した構成を採用したものである。
において、被検出部材(パルサーリング)が、多極着磁
したもので形成されている構成を採用したものである。
において、被検出部材(パルサーリング)が、磁性材料
で形成され、周方向に一定の間隔で窓孔が設けられてい
る構成を採用したものである。
明において、被検出部材(パルサーリング)を、ゴムで
完全にモールドした構成を採用したものである。
示例とともに説明する。
装置を備えた車輪軸受装置を示している。
動ホイル用を示し、内周に複数の転走面を有する外方部
材2と、前記転走面の各々に対向する転走面と別体の内
輪3aを有する内方部材3と、前記外方部材2と内方部
材3の対向する転走面間に介在し、保持器で保持された
複列の転動体4とを有し、外方部材2と内方部材3が相
対回転可能となり、前記内方部材3が自動車の駆動車軸
に外嵌結合され、この内方部材3のアウター側端部に設
けた車輪取付けフランジ5にスタッドボルト6で車輪が
固定され、外方部材2が車体側の懸架装置に固定される
構造になっている。
材3の対向面間で両側の端部に、該外方部材2と内方部
材3との間を密封する弾性シールである密封装置7、8
が組み込まれ、図1の右側に位置するインナー側端部の
密封装置7にパルサーリング9(被検出部材)を装着
し、このパルサーリング9と対向するよう配置したセン
サ(検出部材)Aとで回転速度検出装置10が形成され
ている。
リング9を装着した回転速度検出装置の被検出部材を示
し、図2(A)は断面図である。この図2(A)を用い
て説明すると、該密封装置7は、筒状部11の一端側外
周に環状の平面部12が折り曲げ連成され、内方部材3
に圧入固定される断面L字状の環状のシール板13と、
筒状部14の一端側内周に環状部15が折り曲げ連成さ
れ、外方部材2の内周面に固定されて該シール板13と
互いに対向し、筒状部14から環状部15の内面にわた
って弾性体16が取り付けられた断面L字状の基板17
との組み合わせで形成され、前記シール板13の平面部
12の外側面にパルサーリング9を固着した構造になっ
ている。
の先端部分で三方に突出し、シール板13の筒状部11
と平面部12の内面側に当接するシールリップ16aを
備えている。
度検出装置の被検出部材の側面図である。また、図2
(A)、(B)のパルサーリング9は第1の例を示し、
該パルサーリング9は、シール板13の平面部12に納
まる環状板にN極とS極を周方向に一定の間隔で多極着
磁した圧延磁石や焼結磁石で形成され、このパルサーリ
ング9を平面部12の外面に同軸心状の配置で重ね、平
面部12の外面にゴム18を加硫することで、パルサー
リング9を一体に固着している。従って、パルサーリン
グ9はゴム18で完全にモールドされ、外部に露出する
部分がなく、パルサーリング9の発錆防止効果が得られ
る。
の被検出部材の第2の例を示し、該パルサーリング9
は、平面部に納まる環状の磁性材板に多数の窓孔19を
周方向に一定の間隔で設けて形成され、図2(A)、
(B)の第1の例と同様、このパルサーリング9を平面
部12の外面に同軸心状の配置で重ね、平面部12の外
面にゴム18を加硫することで、パルサーリング9を一
体に固着している。従って、この第2の例でも、パルサ
ーリング9はゴム18で完全にモールドされ、外部に露
出する部分がないので発錆防止効果が得られる。
のような構成であり、図1に示すように、外方部材2と
内方部材3の対向面間を密封する密封装置7のパルサー
リング9と対向する位置にセンサAを配置し、自動車の
走行時におけるパルサーリング9の回転でセンサAの出
力が変化し、このセンサAの出力周波数は車輪の回転数
に比例して変化するので、図示省略したが、制御手段で
回転速度を求め、アンチロックブレーキシステムを制御
するものである。
ング9の取り付け構造においては、シール板13の平面
部12の外面にパルサーリング9を固定したことによ
り、弾性体16を固定した基板17側及びシール板13
自体にパルサーリング9の取り付けのための別途加工を
施す必要はなく、弾性体16を固定した基板17の製作
が従来通り行えると共に、シール板13の平面部12に
窓孔を設ける必要がないので、このシール板13の内面
側に摺接する弾性体16のシール効果を低下させるよう
なことがない。
9をゴム18で完全にモールドすることにより、パルサ
ーリング9に外部から水分が付着するのを防止でき、防
錆効果が得られる。
た車輪軸受装置の構造に限らず、中央の部分で分割して
突き合わせた別体の2つの内輪から構成するものであっ
てもよいし、内方部材3を等速自在継手の外輪と一体に
設けたものでもよい。また、図1に示した車輪軸受装置
1は、駆動する内方部材3に車輪取付フランジが形成さ
れた駆動側の車輪軸受装置であるが、これに限らず、外
輪に車輪取付フランジが形成された非駆動側の車輪軸受
装置であってもよい。
aを示し、FF車のリアホイール用である。この車輪軸
受装置1aは、内周に複数の転走面を有する外方部材2
2と、前記転走面の各々に対向する転走面と別体の内輪
23aを有する内方部材23と、前記外方部材22と内
方部材23の対向する転走面間に介在し、保持器で保持
された複列の転動体24とを有し、外方部材22と内方
部材23が相対回転可能となり、前記内方部材23のア
ウター側端部に設けた車輪取付け用フランジ25にスタ
ッドボルト26で車輪が固定され、外方部材22が車体
側の懸架装置に固定される構造になっている。また、内
方部材23の端部に設けたねじ部23bにナット27を
締め付け、転動体24に予圧を与えている。
方部材23の対向面間でアウター側の端部が弾性シール
を用いた密封装置28で閉鎖され、インナー側は外方部
材22の端部に固定したハブキャップ29で密封されて
いる。
出装置10は、図4(A)と(B)に示すように、内方
部材23の内輪23aに圧入固定したL字状環30にパ
ルサーリング9を装着し、このパルサーリング9のパル
サー部と対向するようハブキャップ29に取り付けたセ
ンサAとで形成されている。
に示すように、鋼板を用いてプレス成形することによ
り、筒状部31の一端側外周に環状の平面部32を折り
曲げ連成した断面形状に形成され、筒状部31を内輪2
3aに圧入固定して取付けられる。
ルサーリング9が固定され、図5(A)の例は、図2
(A)、(B)と同様であり、該パルサーリング9は多
極着磁した圧延磁石や焼結磁石で形成され、このパルサ
ーリング9を平面部32の外面に同軸心状の配置で重
ね、平面部32の外面にゴム18を加硫することで、パ
ルサーリング9を一体に固着している。
同様であり、該パルサーリング9は環状の磁性材板に多
数の窓孔19を周方向に一定の間隔で設けて形成され、
平面部32の外面にゴム18を加硫することで、パルサ
ーリング9を一体に固着している。
置1aは、内輪23aにL字状環30を外嵌固定し、パ
ルサーリング9に対向して配置したセンサAで車輪の回
転速度を検出するものである。
ように、平面部32の外周と外方部材22の内周面の間
にラビリンス隙間Hを形成でき、外方部材22と内方部
材23の間に封入したグリースがハブキャップ29側に
漏れるのを防止できる。
装置を形成する断面L字状の環状シール板の外側面にゴ
ムを加硫することで被検出部材を一体に固着したので、
弾性体を固定した基板側及びシール板自体に被検出部材
の取り付けのための別途加工を施す必要はなく、弾性体
を固定した基板の製作が従来通り行えると共に、シール
板の平面部に窓孔を設ける必要がないので、このシール
板の内面側に摺接する弾性体のシール効果を低下させる
ようなことがない。
置の環状シール板及び車輪軸受装置の内輪に固定するL
字状環に取り付けた被検出部材をゴムで完全にモールド
したので、被検出部材が外部に露出する部分がなく、被
検出部材の発錆防止効果が得られ、長期に安定して回転
速度を検出できる車輪軸受装置を達成できる。
的に簡単な回転速度検出装置の採用により、コスト的に
安価な装置の提供が実現できる。
図
を示す拡大断面図、(B)は同縦断正面図
の他の例を示す拡大断面図、(B)は同拡大断面図
す縦断面図、(B)は同上要部の拡大断面図
を示す拡大断面図、(B)は同の他の例を示す拡大断面
図
Claims (10)
- 【請求項1】 何れか一方が回転する内方部材と外方部
材の回転する側の部材に被検出部材を装着し、他方、固
定する側の部材又は固定する側の部材を取付ける静止部
材に検出部材を装着した回転速度検出装置であって、回
転する側の部材に取付けられている円筒面を有する断面
L字状の環状鋼板を有し、被検出部材をゴムを加硫接着
することによって、前記鋼板の外側面に一体に固着した
ことを特徴とする回転速度検出装置。 - 【請求項2】 何れか一方が回転する内方部材と外方部
材の間を、回転する側の部材に固定される断面L字状の
環状のシール板と、このシール板と摺接する弾性体を有
して固定する側の部材に装着される断面L字状の基板と
からなる密封装置で密封し、この密封装置の上記シール
板に被検出部材を装着し、他方、内方部材と外方部材の
固定する側の部材又は固定する側の部材を取付ける静止
部材に検出部材を装着した回転速度検出装置であって、
被検出部材をゴムを加硫接着することによって、前記シ
ール板の外側面に一体に固着したことを特徴とする回転
速度検出装置。 - 【請求項3】 前記被検出部材が、多極着磁したもので
形成されていることを特徴とする請求項1又は2の何れ
かに記載の回転速度検出装置。 - 【請求項4】 前記被検出部材が、磁性材料で形成さ
れ、周方向に一定の間隔で窓孔が設けられていることを
特徴とする請求項1又は2に記載の回転速度検出装置。 - 【請求項5】 前記被検出部材を、ゴムで完全にモール
ドしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載
の回転速度検出装置。 - 【請求項6】 内周に複列の転走面を有する外方部材
と、前記転走面の各々に対向する転走面を有する内方部
材と、前記外方部材と内方部材の対向する転走面間に介
在する複列の転動体とを有し、前記外方部材又は内方部
材のうち回転する側の部材に被検出部材を装着し、他
方、固定する側の部材又は固定する側の部材が取付けら
れる静止部材に検出部材を装着した回転速度検出装置を
備えた車輪軸受装置であって、回転する側の部材に取付
けるための取付部材に、被検出部材をゴムを加硫接着す
ることによって一体に固着したことを特徴とする回転速
度検出装置を備えた車輪軸受装置。 - 【請求項7】 内周に複列の転走面を有する外方部材
と、前記転走面の各々に対向する転走面を有する内方部
材と、前記外方部材と内方部材の対向する転走面間に介
在する複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間
を、回転する側の部材に固定される断面L字状の環状の
シール板及び、このシール板と摺接する弾性体を有して
固定する側の部材に装着される断面L字状の基板とで密
封する密封装置とを有し、この密封装置の上記シール板
に被検出部材を装着し、他方、内方部材と外方部材の固
定する側の部材又は固定する側の部材を取付ける静止部
材に検出部材を装着した回転速度検出装置を備えた車輪
軸受装置であって、被検出部材をゴムを加硫接着するこ
とによって、前記シール板の外側面に一体に固着したこ
とを特徴とする回転速度検出装置を備えた車輪軸受装
置。 - 【請求項8】 前記被検出部材が、多極着磁したもので
形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載
の回転速度検出装置を備えた車輪軸受装置。 - 【請求項9】 前記被検出部材が、磁性材料で形成さ
れ、周方向に一定の間隔で窓孔が設けられていることを
特徴とする請求項6又は7に記載の回転速度検出装置を
備えた車輪軸受装置。 - 【請求項10】 前記被検出部材を、ゴムで完全にモー
ルドしたことを特徴とする請求項6乃至9の何れかに記
載の回転速度検出装置を備えた車輪軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10337041A JP2000162223A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 回転速度検出装置及びそれを備えた車輪軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10337041A JP2000162223A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 回転速度検出装置及びそれを備えた車輪軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000162223A true JP2000162223A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18304878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10337041A Pending JP2000162223A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 回転速度検出装置及びそれを備えた車輪軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000162223A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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