JP2006329750A - 磁気エンコーダ及びこれを用いた転がり軸受装置 - Google Patents

磁気エンコーダ及びこれを用いた転がり軸受装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 パルサリングの剥がれ落ちの問題を招来することなく、転がり軸受装置の製造コストを抑えることができるような磁気エンコーダを得る。
【解決手段】 パルサリング8をフランジ部の外側面a1に固定する固定手段は、外側面a1の周縁部から磁気センサ10側に突設され、かつ、内周面に周溝15が形成されたバックアップ部13と、周溝15から一部を突出させた状態で当該周溝15に嵌め込み可能な押さえ部材14とを有しており、この押さえ部材14は、周溝15からの突出部分でパルサリング8の縁部を外側から押さえるようにして当該周溝15に嵌め込まれている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、自動車のABSなどで使用される回転速度検出装置を構成する磁気エンコーダ及びこれを用いた転がり軸受装置に関する。
自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持するために転がり軸受装置が使用されている。アンチロックブレーキシステム(ABS)やトラクションコントロールシステム(TCS)を制御するためには、上記車輪の回転速度を検出する必要があるため、上記転がり軸受装置に磁気エンコーダを備えた回転速度検出装置が組み込まれている。当該磁気エンコーダは、磁気センサと対向するように配置されたパルサリングを備えており、同パルサリングは例えば接着剤で環状の支持部材に固定されている。しかし、当該接着剤の経年劣化等によりパルサリングがフランジ部から剥がれ落ちるおそれがあり、そのため特許文献1において、パルサリングを芯金(支持部材)の加締により固定した磁気エンコーダが提案されている。この構成によると、パルサリングを加締によって芯金に固定することで、長期の使用によっても剥がれの問題が生じないものとされている。
特開2004−084925号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された磁気エンコーダは、芯金を加締めるための専用の加締機が必要であるため手間がかかり、転がり軸受装置の製造コストが嵩むという欠点がある。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、パルサリングの剥がれ落ちの問題を招来することなく、転がり軸受装置の製造コストを抑えることができるような磁気エンコーダを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、フランジ部を有する環状の支持部材と、円周方向へ交互に磁極が形成されたパルサリングと、このパルサリングを前記フランジ部の磁気センサ側となる外側面に固定している固定手段とを備えた磁気エンコーダにおいて、前記固定手段は、前記フランジ部の周縁部から磁気センサ側に突設され、かつ、前記パルサリングの周縁部に近接する周溝を有するバックアップ部と、前記周溝から一部を突出させた状態で当該周溝に嵌め込み可能な押さえ部材とを有しており、前記押さえ部材は、前記周溝からの突出部分で前記パルサリングの周縁部を外側から押さえるようにして当該周溝に嵌め込まれていることを特徴とする。
上記本発明の磁気エンコーダによれば、フランジ部に設けられたバックアップ部の周溝に押さえ部材が嵌め込まれていることで、パルサリングがフランジ部の外側面に押さえつけられて固定されており、従来のように接着剤の経年劣化という問題が生じる余地がなく、当該固定手段によりパルサリングの剥がれ落ちが長期に渡って防止される。また、上記固定手段でパルサリングが固定されているため、支持部材を加締機により変形させる必要がなく、さらに、接着剤の硬化待ち時間がないことによる製造時間の短縮が可能となる。これにより、磁気エンコーダが組み込まれた転がり軸受装置の製造コストを抑えることができる。
また、上記パルサリングをフランジ部に固定する他の固定手段として、フランジ部及びパルサリングの外周縁部を囲い込んでこれらを表裏両側から挟持するように形成された固定部材を使用してもよい。この場合、バックアップ部を設けた上記固定手段のようにフランジ部を特殊形状としなくてもよいので、上記転がり軸受装置の製造コストをさらに抑えることができる。
さらに、上記のような固定部材を使用しないパルサリングの固定手段としては、前記フランジ部に第一係合部を設けると共に、前記パルサリングに第二係合部を設け、これら第一係合部と第二係合部とを互いに係合させればよい。具体的には、前記第一係合部は、フランジ部の外側面に立設された係止部及びこの係止部の先端から周方向へ延設された押さえ部とよりなり、前記第二係合部は、パルサリングの周縁から径外方向又は径内方向へ突設され、かつ、前記係止部と前記押さえ部の内側に挿通可能な凸部よりなるものとすればよい。
また、上記固定手段の他の例として、前記フランジ部及び前記パルサリングに孔部を貫通形成し、各孔部を挿通するリベット又はネジを含む締結部材で当該パルサリングを固定してもよい。
また、上記磁気エンコーダを転がり軸受装置に組み入れる場合には、固定軌道輪及び回転軌道輪、これら両軌道輪間に転動自在に配設される転動体よりなる転がり軸受のうち、回転軌道輪に当該磁気エンコーダを一体回転可能に取り付ければよい。
上記の通り本発明によれば、接着剤を使用せず、かつ、支持部材を変形させる必要のない固定手段としたので、パルサリングの剥がれ落ちが長期に渡って防止され、それと共に転がり軸受装置の製造コストを抑えることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る転がり軸受装置Bを示している。転がり軸受装置Bは、車両における駆動輪側の車軸に用いられる複列アンギュラ玉軸受タイプの軸受を具備した軸受装置であり、車体取付用フランジ31を介してボルト32によりシャフトケース33に固定されるとともに、その内周面に複列の外輪軌道面34を有する、固定輪である外輪部材35と、この外輪部材35の内径側において当該外輪軌道部材35と同心に配置されるとともに、その外周面に複列の内輪軌道面36を有する、回転軌道輪である内輪部材37と、前記外輪部材35および内輪部材37の各軌道面34,36間に転動自在に配設された複列の転動体であるボール38とを備えている。
内輪部材37は、ハブ輪39と、このハブ輪39の車両インナ側(図1右側)端部外径に嵌合された別体の内輪構成部材40とで構成されており、当該内輪部材35は、複列のボール36を介して前記外輪部材33に対し回転自在となっている。前記ボール38は保持器41によって内輪軌道面36において周方向に所定間隔で保持されており、また内輪部材37と外輪部材35との間の環状空間の両端はシール部42及び密封装置2により密封されている。ドライブシャフト44外周のスプライン部をハブ輪39内周のスプライン部に嵌合させるとともに、当該ドライブシャフト44の先端にナット45を締め付けることで、内輪部材47がドライブシャフト44に固定されている。
図2は、転がり軸受装置Bに組み込まれた密封装置2近傍の拡大図である。密封装置2は、外輪部材35に嵌着される環状部材5と、この環状部材5に装着された環状シール部材6と、磁気エンコーダ1の一部を構成する芯金7(支持部材)及びパルサリング8を備えている。このうち、芯金7は、環状部材5に対向して環状シール部材6に摺接され、かつ、内輪部材37に嵌着されており、パルサリング8は、この芯金7の磁気センサ10側となる外側面a1に固定されている。
また、密封装置2のパルサリング8との間に所要の間隔を隔ててこのパルサリング8と共に回転速度検出装置を構成する磁気センサ10が対向配置されている。内輪構成部材40と共にパルサリング8が回転すると、磁気センサ10の検出面の近傍をS極とN極が交互に通過し、センサ内を流れる磁束の向きが変化する。この磁束の変化により、磁気センサ10に内蔵した図示しないホール素子等の磁気検出素子の信号が変化する。この信号が変化する周波数は車軸の回転速度に比例し、当該信号を制御器に送信して回転速度を検出し、アンチロックブレーキシステム(ABS)等を制御する。
図3に示すように上記密封装置2のうち環状部材5は、環状の金属板を屈曲して形成されたものであり、円筒部51と、この円筒部51の端縁から径方向内向きに延びる環状部52とからなる断面L字形に形成されている。環状部材5の材料としては、例えば磁性体であるSPCC,SPCD,SPCE(冷延鋼板)が用いられる。
芯金7は、防錆処理された圧延鋼板等の金属板を屈曲してなり、円筒部71と、この円筒部71の端縁から径方向外向きに延びるフランジ部72とからなる断面L字形に形成されている。なお、この芯金7は、後述するパルサリング8の磁界強さが増大し、回転検出がし易くなるように磁性材料で形成することが望ましい。磁性材料としては、例えば、フェライト系ステンレス鋼(JIS規格のSUS430系等)が用いられる。
環状部材5と芯金7は、円筒部51と円筒部71とを、また、環状部52とフランジ部72とを対峙させて組み合わされ、パックシールと呼ばれる構成となっている。環状部材5には、ゴム製等の環状シール部材6が取付けられている。この環状シール部材6は、環状部材5の全周に渡って形成されたものであり、芯金7の円筒部71の外周面に摺接する2つのラジアルリップと、フランジ部72の内面に摺接するアキシャルリップとを有している。
パルサリング8は、ゴム、合成樹脂等の高分子材料中にフェライト等の強磁性材の粉末を混入して環状に成形されたものであり、周方向にN極とS極とが交互に着磁されている。このパルサリング8は、図3に示す固定手段12によってフランジ部72の磁気センサ側となる外側面a1に固定されている。この固定手段12は、外側面a1の外縁部から磁気センサ10側に突設された環状のバックアップ部13と、押さえ部材14とからなるものである。バックアップ部13の内周面には全周にわたって断面円弧状の周溝15が形成されており、この周溝15に、押さえ部材14がその内周側の一部を突出させた状態で嵌め込まれている。なお、バックアップ部13は、フランジ部72に固定されたパルサリング8の厚みよりも大きい幅寸法で芯金7と一体成形されたものである。
押さえ部材14は、一部を欠いた断面円形のリング状金属材料からなり、周溝15の底の径よりも若干大きめの径を有していることにより、図4に示すように周溝15に嵌め込まれることで径外方向へ張った状態となっている。そして、同図に示すように、上記周溝15の位置、すなわち押さえ部材14の位置が、パルサリング8の被検出面a2に近接したところとなっており、かつ、当該押さえ部材14の一部が突出されていることで、パルサリング8が外側から押さえつけられている。これにより、パルサリング8の外側方向への移動が規制されている。
図5は、パルサリングの本発明にかかる他の固定手段を示している。この固定手段16は、フランジ部72の内周縁部から磁気センサ側に延びる環状のバックアップ部17と、押さえ部材18とからなるものである。バックアップ部17の外周面には全周にわたって断面矩形状の周溝19が形成されており、この周溝19に押さえ部材18がその外周側の一部を突出させた状態で嵌め込まれている。なお、バックアップ部17は、フランジ部72に固定されたパルサリング8の厚みよりも大きい幅寸法で芯金7と一体成形されたものである。
押さえ部材18は、断面矩形のC字状金属材料からなり、周溝19の底の径よりも若干小さめの径を有していることにより、図4に示すように周溝19に嵌め込まれることで径内方向へ張った状態となっている。なお、押さえ部材18には、径外方向へ窪む凹部18aが二箇所形成されており、同押さえ部材18を周溝19へ嵌め込む際に、弾性変形させやすいようになっている。そして、同図に示すように、上記周溝19の位置、すなわち押さえ部材18の位置が、パルサリング8の被検出面a2に近接したところとなっており、それと共に当該押さえ部材18の一部が突出されていることで、パルサリング8が外側から押さえられている。これにより、パルサリング8の外側方向への移動が規制されて、当該パルサリング8がフランジ部72に固定されている。
さらに、図6において上記固定手段の他の例を示す。この固定手段は、断面コの字状に形成されたC字状金属材料からなるクリップ21(固定部材)によるものであり、当該クリップ21はフランジ部72及びパルサリング8の外周面に沿う外周部21aと、この外周部21a両端から径内方向に延びる両側の側部21bとから構成されている。このクリップ21が、互いに合わされたフランジ部72及びパルサリング8の外縁部に嵌められることで、当該外縁部が外周部21a及び両側部21bに囲い込まれ、フランジ部72及びパルサリング8が両側から挟持されている。この場合、バックアップ部を設けた上記固定手段のようにフランジ部を特殊形状としなくてもよい。
上記本実施形態の磁気エンコーダ1によれば、フランジ部72に延設されたバックアップ部13,17及び押さえ部材14,18、あるいはクリップ21によってパルサリング8を固定していることにより、接着剤の経年劣化という問題の生じる余地がないことからパルサリング8が剥がれることがない。また、従来技術のように専用の加締機により支持部材を変形させる必要がなく、さらに、接着剤の硬化待ち時間がないことによる製造時間の短縮が可能となる。これにより、パルサリング8の剥がれ落ちが長期に渡って防止され、それと共に転がり軸受装置の製造コストを抑えることができる。特に、上記クリップ21を用いた固定手段の場合には、上述のようにフランジ部を特殊形状とする必要がないので、当該製造コストをさらに低減することができる。
図7(a)及び(b)は、上記のような固定部材を使用しないパルサリング8の固定手段を示している。なお、上述した各発明と共通する部分の説明は省略する。図7(a)に示すようにフランジ部72の外側面a1の外縁部から第一係合部23が立設されており、それと共に図7(b)に示すようにパルサリング8の外周面に第二係合部24が設けられている。上記第一係合部23は、フランジ部72の外側面に立設された係止部23aと、この係止部23aの先端から周方向へ延設された押さえ部23bとからなり、この押さえ部23bの先端には外側面側に向かう突起b1が形成されている。一方、第二係合部24は、パルサリング8の外縁から径外方向へ凸状に形成されたものであり、図7に示すようにこの第二係合部24が、フランジ部72の係止部23aと押さえ部23bの内側に挿通されている。なお、上記第一係合部23及び第二係合24は、それぞれフランジ部72、パルサリング8と同じ材料で一体成形されている。
係止部23aと押さえ部23bは、第二係合部24が隙間なく挿通されるような寸法を有しており、押さえ部23bに形成された突起b1は、挿通された第二係合部24の周方向への動きを規制するような位置に設けられている。また、上記第一係合部23は、フランジ部72の径方向の同じ位置で複数立設されていると共に、当該第一係合部23と対応する位置で第二係合部24もパルサリング8に同じ数だけ設けられている(図示せず)。これにより、パルサリング8はフランジ部72に対する移動が規制されている。パルサリング8をフランジ部72に固定する場合には、同パルサリング8をフランジ部72の外側面a1に当てた状態で周方向にずらし、パルサリング8の第二係合部24を第一係合部23に係合させる。この際、第一係合部23の突起b1を若干撓ませながら、第二係合部24を嵌め込めばよい。なお、第2係合部をパルサリング8の内縁から径内方向へ凸状に形成し、これと係合するように第1係合部をフランジ部72の外側面a1の内縁部から立設するようにしてもよい。
さらに、図9にパルサリングの他の固定手段を示す。この固定手段は、締結部材としてのリベット26によってパルサリング8を固定するものである。フランジ部72及びパルサリング8は通常よりも径が大きめに形成されており、当該フランジ部72及びパルサリング8の外周部にはリベット26を挿通する孔72a、8aが周方向に所要間隔で貫通形成されている。なお、当該孔72a、8aは、磁気センサが検出する磁力に影響を及ぼさないような径方向位置に配置されている。なお、リベット26は、磁気センサに影響を及ぼさないように非磁性部材で構成されている。そして、パルサリング8の被検出面a2から各孔72a、8aに挿通されたリベット26は、フランジ部72の内側面側でその先端部がかしめられ、これにより同パルサリング8がフランジ部72に確実に固定される。
上記締結部材は上記リベット26に限定されずネジを使用してもよい。この場合には、フランジ部の孔72aをネジ穴にしておき、ネジをパルサリング8の被検知面a2から挿通し当該ネジ穴に螺合させればよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば図4及び図5に示したバックアップ部8、13の周溝15、19や、押さえ部材14,18の形状を変更してもよく、図6に示したクリップ21の寸法や形状を変更してもよい。また、図7のように第一係合部23と第二係合部24を係合させる場合において、上述のものとは逆にしてフランジ部72の外側面に凸部を形成すると共に、パルサリング8にこの凸部が挿通可能な上記実施形態のようなL字状の第二係合部を設けるようにしてもよい。なお、上記固定手段は、あらゆる磁気エンコーダに採用することができ、転がり軸受装置に組み込まれる回転速度検出装置の仕様に応じて適宜変更することができる。
転がり軸受装置の断面図である。 磁気エンコーダが組み込まれた密封装置の断面図である。 同密封装置が転がり軸受に組み込まれた状態の断面図である。 固定手段の説明斜視図である。 他の固定手段の説明斜視図である。 他の固定手段の説明斜視図である。 (a)はフランジ部の第一係合部を示す外周端面図であり、(b)はパルサリングの第二係合部を示す側面図である。 第一係合部と第二係合部が係合している状態を示す斜視図である。 締結部材を使用してパルサリングを固定する状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 磁気エンコーダ
2 密封装置
5 環状部材
7 芯金
8 パルサリング
10 磁気センサ
13、17 バックアップ部
14、18 押さえ部材
15,19 周溝
21 クリップ
23 第一係合部
24 第二係合部
72 フランジ部
a1 外側面
B 転がり軸受装置

Claims (5)

  1. フランジ部を有する環状の支持部材と、円周方向へ交互に磁極が形成されたパルサリングと、このパルサリングを前記フランジ部の磁気センサ側となる外側面に固定している固定手段とを備えた磁気エンコーダにおいて、
    前記固定手段は、前記フランジ部の周縁部から磁気センサ側に突設され、かつ、前記パルサリングの周縁部に近接する周溝を有する筒状のバックアップ部と、前記周溝から一部を突出させた状態で当該周溝に嵌め込み可能な押さえ部材とを有しており、
    前記押さえ部材は、前記周溝からの突出部分で前記パルサリングの周縁部を外側から押さえるようにして当該周溝に嵌め込まれていることを特徴とする磁気エンコーダ。
  2. フランジ部を有する環状の支持部材と、円周方向へ交互に磁極が形成されたパルサリングと、このパルサリングを前記フランジ部の磁気センサ側となる外側面に固定している固定手段とを備えた磁気エンコーダにおいて、
    前記固定手段は、前記フランジ部及び前記パルサリングの外周縁部を囲い込んでこれらを表裏両側から挟持するように形成された固定部材を有していることを特徴とする磁気エンコーダ。
  3. フランジ部を有する環状の支持部材と、円周方向へ交互に磁極が形成されたパルサリングと、このパルサリングを前記フランジ部の磁気センサ側となる外側面に固定している固定手段とを備えた磁気エンコーダにおいて、
    前記固定手段は、前記フランジ部の外側面に立設された係止部及びこの係止部の先端から周方向へ延設された押さえ部よりなる第一係合部と、前記パルサリングの周縁から径外方向又は径内方向へ突設され、かつ、前記係止部と前記押さえ部の内側に挿通可能な凸部よりなる第二係合部とを有しており、これら第一係合部と第二係合部とが互いに係合していることを特徴とする磁気エンコーダ。
  4. フランジ部を有する環状の支持部材と、円周方向へ交互に磁極が形成されたパルサリングと、このパルサリングを前記フランジ部の磁気センサ側となる外側面に固定している固定手段とを備えた磁気エンコーダにおいて、
    前記固定手段は、前記フランジ部及び前記パルサリングに貫通形成された各孔部を挿通するリベット又はネジを含む締結部材を有していることを特徴とする磁気エンコーダ。
  5. 固定軌道輪及び回転軌道輪、これら両軌道輪間に転動自在に配設される転動体よりなる転がり軸受と、前記回転軌道輪と一体回転可能に取り付けられた請求項1〜4のいずれか1項に記載の磁気エンコーダを含む回転速度検出装置とを備えていることを特徴とする転がり軸受装置。
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