JP2006329749A - 磁気エンコーダ及びこれを用いた転がり軸受装置 - Google Patents

磁気エンコーダ及びこれを用いた転がり軸受装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 パルサリングの剥がれ落ちの問題を招来することなく、転がり軸受装置の製造コストを抑えることができるような磁気エンコーダを得る。
【解決手段】 フランジ部72を有する環状の芯金7と、円周方向へ交互に磁極が形成されたパルサリング8と、このパルサリング8をフランジ部72の磁気センサ10側となる外側面a1に固定している固定部材12とを備えた磁気エンコーダにおいて、固定部材12は、パルサリング8の被検出面a2からフランジ部72の内側面a3に回り込んでこれらの縁同士を表裏両側から挟持するように成形された樹脂からなる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、自動車のABSなどで使用される回転速度検出装置を構成する磁気エンコーダ及びこれを用いた転がり軸受装置に関する。
自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持するために転がり軸受装置が使用されている。アンチロックブレーキシステム(ABS)やトラクションコントロールシステム(TCS)を制御するためには、上記車輪の回転速度を検出する必要があるため、上記転がり軸受装置に磁気エンコーダを備えた回転速度検出装置が組み込まれている。当該磁気エンコーダは、磁気センサと対向するように配置されたパルサリングを備えており、同パルサリングは例えば接着剤で環状の支持部材に固定されている。しかし、当該接着剤の経年劣化等によりパルサリングがフランジ部から剥がれ落ちるおそれがあり、そのため特許文献1において、パルサリングを芯金(支持部材)の加締により固定した磁気エンコーダが提案されている。この構成によると、パルサリングを加締によって芯金に固定することで、長期の使用によっても剥がれの問題が生じないものとされている。
特開2004−084925号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された磁気エンコーダは、芯金を加締めるための専用の加締機が必要であるため手間がかかり、転がり軸受装置の製造コストが嵩むという欠点がある。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、パルサリングの剥がれ落ちの問題を招来することなく、転がり軸受装置の製造コストを抑えることができるような磁気エンコーダを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、フランジ部を有する環状の支持部材と、前記フランジ部の磁気センサ側となる外側面に固定されると共に円周方向へ交互に磁極が形成されたパルサリングと、このパルサリングを前記外側面に固定している固定手段とを備えた磁気エンコーダにおいて、前記固定手段は、前記パルサリングの被検出面から前記フランジ部の内側面に回り込んで当該パルサリング及び前記フランジ部の縁部同士を表裏両側から挟持するように形成された固定部材を有していることを特徴とする。
上記本発明の磁気エンコーダによれば、パルサリングの被検出面からフランジ部の内側面に回り込んでこれらの縁部同士を表裏両側から挟持するように形成された固定部材(例えば、ゴム)でパルサリングが固定されているので、従来のように接着剤の経年劣化という問題が生じる余地がなく、当該固定部材によりパルサリングの剥がれ落ちが長期に渡って防止される。また、上記固定部材を使用してパルサリングを固定しているため、支持部材を加締機により変形させる必要がなく、さらに、接着剤の硬化待ち時間がないことによる製造時間の短縮が可能となる。これにより、磁気エンコーダが組み込まれた転がり軸受装置の製造コストを抑えることができる。
上記固定部材を構成する樹脂は、所要強度を有するものであれば限定されるものではないが、熱収縮性を有する樹脂シートを加熱して収縮させた樹脂からなるものであることが好ましい。このような樹脂を使用する場合、例えばフランジ部とパルサリングを合わせた状態とし、これらを覆うように上記樹脂シートをあてがった後、同樹脂シートを加熱して収縮させればよい。これにより、当該樹脂シートの収縮力によってパルサリングがフランジ部に固定される。
さらに、上記固定部材は、支持部材及びパルサリングと一体的に射出成形された樹脂よりなるものとしてもよい。この場合、固定部材を後から嵌め込む必要がないため、柔軟性を有する材料に限定しなくてもよい。したがって、樹脂の選択範囲が広がり、使用条件に合わせてより最適な樹脂を選択することができる。
上記本発明におけるパルサリングとしては、例えば着磁されたリング状のものが挙げられるが、多数の着磁された小片部材をフランジ部の外側面で周方向に等間隔で配置することによって構成することもできる。
このようにパルサリングの多数の小片を等間隔で配置することによって、パルサリングをリング状とする場合よりは重量が減り、ひいては回転速度検出装置の軽量化を図ることができる。
また、上記磁気エンコーダを転がり軸受装置に組み入れる場合には、固定軌道輪及び回転軌道輪、これら両軌道輪間に転動自在に配設される転動体よりなる転がり軸受のうち、回転軌道輪に当該磁気エンコーダを一体回転可能に取り付ければよい。
上記の通り、本発明によれば接着剤を使用せず、かつ、支持部材を変形させる必要のない固定手段としたので、パルサリングの剥がれ落ちが長期に渡って防止され、それと共に転がり軸受装置の製造コストを抑えることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る転がり軸受装置Bを示している。転がり軸受装置Bは、車両における駆動輪側の車軸に用いられる複列アンギュラ玉軸受タイプの軸受を具備した軸受装置であり、車体取付用フランジ31を介してボルト32によりシャフトケース33に固定されるとともに、その内周面に複列の外輪軌道面34を有する、固定輪である外輪部材35と、この外輪部材35の内径側において当該外輪軌道部材35と同心に配置されるとともに、その外周面に複列の内輪軌道面36を有する、回転軌道輪である内輪部材37と、前記外輪部材35および内輪部材37の各軌道面34,36間に転動自在に配設された複列の転動体であるボール38とを備えている。
内輪部材37は、ハブ輪39と、このハブ輪39の車両インナ側(図1右側)端部外径に嵌合された別体の内輪構成部材40とで構成されており、当該内輪部材35は、複列のボール36を介して前記外輪部材33に対し回転自在となっている。前記ボール38は保持器41によって内輪軌道面36において周方向に所定間隔で保持されており、また内輪部材37と外輪部材35との間の環状空間の両端はシール部42及び密封装置2により密封されている。ドライブシャフト44外周のスプライン部をハブ輪39内周のスプライン部に嵌合させるとともに、当該ドライブシャフト44の先端にナット45を締め付けることで、内輪部材47がドライブシャフト44に固定されている。
図2は、転がり軸受装置Bに組み込まれた密封装置2近傍の拡大図である。密封装置2は、外輪部材35に嵌着される環状部材5と、この環状部材5に装着された環状シール部材6と、磁気エンコーダ1の一部を構成する芯金7(支持部材)及びパルサリング8を備えている。このうち、芯金7は、環状部材5に対向して環状シール部材6に摺接され、かつ、内輪部材37に嵌着されており、パルサリング8は、この芯金7の磁気センサ10側となる外側面a1に固定されている。
また、密封装置2のパルサリング8との間に所要の間隔を隔ててこのパルサリング8と共に回転速度検出装置を構成する磁気センサ10が対向配置されている。内輪構成部材40と共にパルサリング8が回転すると、磁気センサ10の検出面の近傍をS極とN極が交互に通過し、センサ内を流れる磁束の向きが変化する。この磁束の変化により、磁気センサ10に内蔵した図示しないホール素子等の磁気検出素子の信号が変化する。この信号が変化する周波数は車軸の回転速度に比例し、当該信号を制御器に送信して回転速度を検出し、アンチロックブレーキシステム(ABS)等を制御する。
上記密封装置2のうち環状部材5は、環状の金属板を屈曲して形成されたものであり、円筒部51と、この円筒部51の端縁から径方向内向きに延びる環状部52とからなる断面L字形に形成されている。環状部材5の材料としては、例えば磁性体であるSPCC,SPCD,SPCE(冷延鋼板)が用いられる。
図3に示すように、芯金7は、防錆処理された圧延鋼板等の金属板を屈曲してなり、円筒部71と、この円筒部71の端縁から径方向外向きに延びるフランジ部72とからなる断面L字形に形成されている。なお、この芯金3は、後述するパルサリング8の磁界強さが増大し、回転検出がし易くなるように磁性材料で形成することが望ましい。磁性材料としては、例えば、フェライト系ステンレス鋼(JIS規格のSUS430系等)が用いられる。
環状部材5と芯金7は、円筒部51と円筒部71とを、また、環状部52とフランジ部72とを対峙させて組み合わされ、パックシールと呼ばれる構成となっている。環状部材5には、ゴム製等の環状シール部材6が取付けられている。この環状シール部材6は、環状部材5の全周に渡って形成されたものであり、芯金7の円筒部71の外周面に摺接するラジアルリップと、フランジ部72の内面に摺接するアキシャルリップとを有している。
パルサリング8は、ゴム、合成樹脂等の高分子材料中にフェライト等の強磁性材の粉末を混入して環状に成形されたものであり、周方向にN極とS極とが交互に着磁されている。このパルサリング8は、固定手段としての固定部材12によってフランジ部72の磁気センサ側となる外側面a1に固定されている。上記固定部材12は、図3に示すようにパルサリング8の被検出面a2からフランジ部72の内側面a3に回り込むように形成されてこれらの縁同士を表裏両側から挟持するように形成されており、パルサリング8の被検出面全体に沿う大きさの外側部12aと、この外側部12aの径方向内端部からパルサリング8の厚み分だけ内側へ延びる内径部12bと、外側部12aの径方向外端部からフランジ部72の内側まで延びる外径部12cと、この外径部12cの内端部から径方向内側へ延びて外側部12aと対向される内側部12dとから構成されている。
内側部12dと外径部12cと外側部12aの一部とにより断面コの字形状が形成されており、ここにフランジ部72及びパルサリング8の外縁部が囲われている。また、パルサリング8は、内径部12bの厚み分だけフランジ部72よりも内径寸法が大きくなっており、当該内径部12bの端面がフランジ部72の径方向内端部に当たっている。これにより、パルサリング8及びフランジ部72がその両側から当該固定部材12に挟持されている。なお、上記外側部12aは、磁気センサ10と対向するパルサリング8の外側面を覆うため、他の部位よりも薄く形成することが好ましい。
また、固定部材12はゴムからなるものであり、例えばエチレンプロピレンゴム(EPM)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、シリコンゴム、ウレタンゴム(U)等をあげることができる。また、このような固定部材12は例えば射出成形法により得ることができ、予め所要個数の固定部材12を製作しておけばコストを抑えることができる。この固定部材12でパルサリング8をフランジ部72に固定するには、フランジ部72の外側面a1にパルサリング8を重ねた状態とし、これに固定部材12を変形させて嵌め込めばよい。なお、固定部材12を構成する樹脂としてはゴムに限定するものではなく、その他の軟質樹脂を採用することもできる。
このような樹脂としては、例えば、例えばポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリイミド系樹脂、フッ素樹脂、熱可塑性または硬化性のウレタン樹脂等を挙げることができる。また、オレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、フッ素系などの耐油性の熱可塑性エラストマーを用いることもできる。さらに、固定部材12は、上記樹脂を芯金7(フランジ部72)及びパルサリング8と一体的に射出成形することによって形成してもよい。この場合、固定部材12を後から嵌め込む必要がなく軟質樹脂に限定されないので、樹脂の選択範囲が広がり、使用条件に最適な樹脂を選択することができる。なお、上記固定部材12によりパルサリング8を確実に固定することができるのであるが、フランジ部72の外側面a1とパルサリング8の間に接着剤を塗布しておいてもよい。
上記本実施形態の磁気エンコーダ1によれば、パルサリング8がその被検出面a2からフランジ部72の内側面a3に回り込んで当該パルサリング8及びフランジ部72を両側から挟持するように成形されたゴムからなる固定部材12によって固定されていることにより、当該パルサリング8が芯金7(支持部材)から剥がれていくことがなく、従来技術のように専用の加締機も必要としない。その上、接着剤の硬化待ち時間がなく、製造時間が短縮される。したがって、パルサリング8の剥がれ落ちが長期に渡って防止され、それと共に転がり軸受装置Bの製造コストを抑えることができる。
図4は、本発明の第二実施形態を示している。本実施形態が、上記実施形態と異なる主点は、固定部材13が熱収縮性を有する樹脂シート14を収縮させた樹脂からなるものとしている点である。パルサリング15とフランジ部72が同径で形成されており、したがってパルサリング15の径方向内端面とフランジ部72の内周面が面一となっている。また、当該樹脂13は、パルサリング15の被検出面a2からフランジ部72の内側面a3に回り込むように形成されており、パルサリング15の被検出面a2全体に沿う大きさの外側部13aと、この外側部13aの径方向内端部から円筒部71まで延びる内径部13bと、外側部13aの径方向外端部からフランジ部72の内側まで延びる外径部13cと、この外径部13cの内端部から径方向内側へ延びて外側部13aと対向する内側部13dとから構成されている。本実施形態の固定部材13は、熱収縮性を有する樹脂シート14を加熱によって収縮させたものであり、フランジ部72と円筒部71の一部及びパルサリング15が当該固定部材13によって包み込まれたような状態となっている。
パルサリング15のフランジ部72への固定方法は、図5に示すように、フランジ部72の外側面a1にパルサリング15を当てておき、所定幅のリング状に裁断した樹脂シート14をこれらに被せて、同樹脂シート14を加熱して収縮させる。この収縮力により、パルサリング15がフランジ部72に固定される。なお、樹脂シート14は、市販のものを適宜選択すればよく例えばフッ素系、ビニル系、エステル系のものが挙げられる。このような固定手段をとれば、勿論接着剤は必須ではなく、加締機や、樹脂の成形機等が不要となり、コストをさらに低減することができる。
なお、上記パルサリング8、15の形態は限定されるものではなく、他の例として図6に示すように短冊状のものとしてもよい。図6に示すパルサリング16は、多数の着磁された小片部材17をフランジ部72の外側面a1に等間隔で配置することによって構成したものである。従来、パルサリングを構成する素材は樹脂をベースにしたものであることから、同パルサリングは傷付きやすいということがあり、そのためフェライト等の強磁性材の粉末で焼結体とされたものが提案されている。しかしながら、パルサリングを焼結体とすると強度上の問題が生じる。
そこで、各種金属の圧延板からプレス成形によって環状のものを切り出すこともできるが、残材が発生し材料費が高くなってしまう。そこで、本実施形態のように、同圧延材からフランジ部72の幅よりも若干短い長さの角材17(小片部材)を切り出し、これをフランジ部72の外側面a1に等間隔をおいて接着剤で貼り付けることによって、残材を発生させずにパルサリング16を製作することができる。なお、角材17は、平板状素材20(図7(a)参照)を切り出すことや、角材17と同じ断面形状を有する棒状素材21(図7(b)参照)を所要長さに切断してもよい。さらに、角材17の長さと同じ幅で形成された帯状素材22を所要寸法に切断してもよい。
角材17を貼り付けた後、N極とS極が交互となるように同角材17を着磁し、これに予め成形された上述の固定部材12を嵌め込む。なお、固定部材は第二実施形態の熱収縮樹脂からなるものとしてもよい。また、実際の場合には、上記角材17をそれぞれ着磁してからフランジ部72に貼り付けても良い。このようなパルサリング16とすることで、プレス成形で切り出すよりは、材料費が低減されコストを抑えることができ、さらにリング状に形成したパルサリングよりは重量が軽くなり、回転速度検出装置の軽量化を図ることができる。本発明は、上記実施形態に限定するものではなく固定部材や支持部材の形状を適宜変更することができる。
転がり軸受装置の断面図である。 磁気エンコーダが組み込まれた密封装置の断面図である。 同密封装置が転がり軸受に組み込まれた状態の断面図である。 第二実施形態の磁気エンコーダの断面図である。 同磁気エンコーダを製作する説明図である。 パルサリングの他の例を示す斜視図である。 (a)〜(c)は角材を切り出す前の素材の斜視図である。
符号の説明
1 磁気エンコーダ
2 密封装置
5 環状部材
7 芯金
8 パルサリング
10 磁気センサ
12、13 固定部材
14 樹脂シート
17 小片部材
B 転がり軸受装置

Claims (5)

  1. フランジ部を有する環状の支持部材と、円周方向へ交互に磁極が形成されたパルサリングと、このパルサリングを前記フランジ部の磁気センサ側となる外側面に固定している固定手段とを備えた磁気エンコーダにおいて、
    前記固定手段は、前記パルサリングの被検出面から前記フランジ部の内側面に回り込んで前記パルサリング及び前記フランジ部の縁部同士を表裏両側から挟持するように形成された固定部材を有していることを特徴とする磁気エンコーダ。
  2. 前記固定部材は、熱収縮性を有する樹脂シートを加熱して収縮させた樹脂よりなる請求項1に記載の磁気エンコーダ。
  3. 前記固定部材は、前記支持部材及び前記パルサリングと一体的に射出成形された樹脂よりなる請求項1に記載の磁気エンコーダ。
  4. 前記パルサリングは、多数の着磁された小片部材を前記フランジ部の外側面に周方向で等間隔に配置することによって構成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気エンコーダ。
  5. 固定軌道輪及び回転軌道輪、これら両軌道輪間に転動自在に配設される転動体よりなる転がり軸受と、前記回転軌道輪と一体回転可能に取り付けられた請求項1〜4のいずれか一項に記載の磁気エンコーダを含む回転速度検出装置とを備えていることを特徴とする転がり軸受装置。
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