JP2642158B2 - 光ディスク基板成形用金型 - Google Patents
光ディスク基板成形用金型Info
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- JP2642158B2 JP2642158B2 JP63203414A JP20341488A JP2642158B2 JP 2642158 B2 JP2642158 B2 JP 2642158B2 JP 63203414 A JP63203414 A JP 63203414A JP 20341488 A JP20341488 A JP 20341488A JP 2642158 B2 JP2642158 B2 JP 2642158B2
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- cavity
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
-
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- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
-
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- B29C33/48—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles with means for collapsing or disassembling
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
- B29C2045/2648—Outer peripheral ring constructions
-
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
- B29C2045/2657—Drive means for the outer peripheral ring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/0038—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with sealing means or the like
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2017/00—Carriers for sound or information
- B29L2017/001—Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
- B29L2017/003—Records or discs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク基板等の円盤状記録担体(以
下、単に光ディスク基板という。)の成形用金型に関す
るものである。
下、単に光ディスク基板という。)の成形用金型に関す
るものである。
従来、光ディスク基板成形用金型では、第6図、第7
図に示す如く、記録情報に応じた凹凸溝を有する複製用
スタンパ12は、一方の鏡面板(図では可動側鏡面板1)
に内径側をインナースタンパ押え6で固定され、かつ、
外径側のアウタースタンパ押え4で固定されている。前
記鏡面板と、該鏡面板と対向する他方の鏡面板(図では
固定側鏡面板2)とは型締め可能に設けられており、キ
ャビティ3はその型締めにより形成される。成形品は、
キャビティ3に充填加圧された樹脂が冷却固化された
後、鏡面板1、2の型開きにより金型内から取り出され
る。その取り出しのために、鏡面板2と、該鏡面板の中
心部に設けたブッシュ23との間に環状のエアスリット24
が設けられ、また、鏡面板1に設けたインナースタンパ
押え6と、該押えの中心部に設けたフローティングパン
チ8との間に環状のエアスリット9が設けられている。
そして、成形品の取り出し時、成形品は、型開き直前或
いは同時にエアスリット24から供給された圧縮空気によ
り鏡面板2の鏡面2aから剥がされ、次いで、エアスリッ
ト9から供給された圧縮空気によりスタンパ12から剥が
された後、フローティングパンチ8によって突き出され
て離型する。成形品の外径面は、鏡面板2に、アウター
スタンパ押え4の内径側に位置するようにキャビティリ
ング19を設けている場合には該リング内周面により決定
され、キャビティリング19を設けていない場合にはアウ
タースタンパ押え4の内周面により決定され、また、特
開昭62−105616号公報、同62−275722号公報に示される
如く、スタンパが取り付けられた鏡面板と対向する鏡面
板に、型締め時、ばね力等によって前記スタンパに当接
保持される軸方向に摺動可能な円環状摺動部材(バリ発
生を抑えるための鏡面より引っ込み不可能なもの)を設
けている場合には該部材の内周面により決定される。
図に示す如く、記録情報に応じた凹凸溝を有する複製用
スタンパ12は、一方の鏡面板(図では可動側鏡面板1)
に内径側をインナースタンパ押え6で固定され、かつ、
外径側のアウタースタンパ押え4で固定されている。前
記鏡面板と、該鏡面板と対向する他方の鏡面板(図では
固定側鏡面板2)とは型締め可能に設けられており、キ
ャビティ3はその型締めにより形成される。成形品は、
キャビティ3に充填加圧された樹脂が冷却固化された
後、鏡面板1、2の型開きにより金型内から取り出され
る。その取り出しのために、鏡面板2と、該鏡面板の中
心部に設けたブッシュ23との間に環状のエアスリット24
が設けられ、また、鏡面板1に設けたインナースタンパ
押え6と、該押えの中心部に設けたフローティングパン
チ8との間に環状のエアスリット9が設けられている。
そして、成形品の取り出し時、成形品は、型開き直前或
いは同時にエアスリット24から供給された圧縮空気によ
り鏡面板2の鏡面2aから剥がされ、次いで、エアスリッ
ト9から供給された圧縮空気によりスタンパ12から剥が
された後、フローティングパンチ8によって突き出され
て離型する。成形品の外径面は、鏡面板2に、アウター
スタンパ押え4の内径側に位置するようにキャビティリ
ング19を設けている場合には該リング内周面により決定
され、キャビティリング19を設けていない場合にはアウ
タースタンパ押え4の内周面により決定され、また、特
開昭62−105616号公報、同62−275722号公報に示される
如く、スタンパが取り付けられた鏡面板と対向する鏡面
板に、型締め時、ばね力等によって前記スタンパに当接
保持される軸方向に摺動可能な円環状摺動部材(バリ発
生を抑えるための鏡面より引っ込み不可能なもの)を設
けている場合には該部材の内周面により決定される。
しかしながら、型開き直前におけるキャビティ3内残
圧の内、成形品の外径面にかかる圧力が場所によって異
なっている場合、或いは成形品の外径面の離型抵抗が場
所によって異なっている場合は、エアスリット9、24か
ら供給された圧縮空気が円滑かつ均一に広がらないた
め、特に残圧の大きい場所或いは離型抵抗の大きい場所
で離型に遅れを生じるから、成形品に変形が発生し、反
り、回転時の面振れ等、光ディスク基板としての機械特
性が劣化するという不都合を免れなかった。
圧の内、成形品の外径面にかかる圧力が場所によって異
なっている場合、或いは成形品の外径面の離型抵抗が場
所によって異なっている場合は、エアスリット9、24か
ら供給された圧縮空気が円滑かつ均一に広がらないた
め、特に残圧の大きい場所或いは離型抵抗の大きい場所
で離型に遅れを生じるから、成形品に変形が発生し、反
り、回転時の面振れ等、光ディスク基板としての機械特
性が劣化するという不都合を免れなかった。
本発明は前記課題を解決するためになしたもので、成
形品の離型不良をなくして成形品の機械的変形を防止す
ることを目的とする。
形品の離型不良をなくして成形品の機械的変形を防止す
ることを目的とする。
本発明の光ディスク基板成形用金型は、可動側(又は
固定側)鏡面板にスタンパの内径側をインナースタンパ
押えで固定し、かつ、外径側をアウタースタンパ押えで
固定し、前記可動側(又は固定側)鏡面板と、該鏡面板
と対向する固定側(又は可動側)鏡面板とを、型締めに
よりキャビティを形成可能に設けた光ディスク基板成形
用金型において、前記固定側(又は可動側)鏡面板の外
周部に、アウタースタンパ押えより半径方向内側に位置
し、かつ、内周面で成形品外径面を形成可能な外径リン
グを設け、該リングを、可動側(又は固定側)鏡面板の
鏡面と対向する先端面が、固定側(又は可動側)鏡面板
の鏡面と面一かそれより反キャビティ側に引っ込む位置
と、可動側(又は固定側)鏡面板の鏡面に装着したスタ
ンパと当接する位置との間で型開閉方向に移動可能に設
けたことを特徴としており、かかる構成によって前記目
的を達成するものである。
固定側)鏡面板にスタンパの内径側をインナースタンパ
押えで固定し、かつ、外径側をアウタースタンパ押えで
固定し、前記可動側(又は固定側)鏡面板と、該鏡面板
と対向する固定側(又は可動側)鏡面板とを、型締めに
よりキャビティを形成可能に設けた光ディスク基板成形
用金型において、前記固定側(又は可動側)鏡面板の外
周部に、アウタースタンパ押えより半径方向内側に位置
し、かつ、内周面で成形品外径面を形成可能な外径リン
グを設け、該リングを、可動側(又は固定側)鏡面板の
鏡面と対向する先端面が、固定側(又は可動側)鏡面板
の鏡面と面一かそれより反キャビティ側に引っ込む位置
と、可動側(又は固定側)鏡面板の鏡面に装着したスタ
ンパと当接する位置との間で型開閉方向に移動可能に設
けたことを特徴としており、かかる構成によって前記目
的を達成するものである。
以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明する。
図中1は可動側鏡面板、2は固定側鏡面板で、該鏡面
板2に対して鏡面板1が型締装置により前後進可能に対
向配置されており、型締め時、鏡面板1、2間にキャビ
ティ3が形成されるようになっている。
板2に対して鏡面板1が型締装置により前後進可能に対
向配置されており、型締め時、鏡面板1、2間にキャビ
ティ3が形成されるようになっている。
4は環状のアウタースタンパ押えで、該押え4の内周
部に設けたキャビティ3側に張り出す爪部5を可動側鏡
面板1の鏡面1aに臨ませて可動側鏡面板1の外周部に同
芯に装着されている。
部に設けたキャビティ3側に張り出す爪部5を可動側鏡
面板1の鏡面1aに臨ませて可動側鏡面板1の外周部に同
芯に装着されている。
6は筒状のインナースタンパ押えで、該押え6の外周
部に設けたキャビティ3内において外方に張り出す爪部
7を可動側鏡面板1の鏡面1aに臨ませて可動側鏡面板1
の中心部に同芯に装着されている。
部に設けたキャビティ3内において外方に張り出す爪部
7を可動側鏡面板1の鏡面1aに臨ませて可動側鏡面板1
の中心部に同芯に装着されている。
8はフローティングパンチで、インナースタンパ押え
6内に嵌入されている。このフローティングパンチ8と
インナースタンパ押え6との間には環状のエアスリット
9が設けられている。また、フローティングパンチ8内
にはゲートカットパンチ10とエジェクタピン11が同芯に
設けられている。
6内に嵌入されている。このフローティングパンチ8と
インナースタンパ押え6との間には環状のエアスリット
9が設けられている。また、フローティングパンチ8内
にはゲートカットパンチ10とエジェクタピン11が同芯に
設けられている。
12は記録情報に応じた凹凸溝を有する複製用スタンパ
で、アウタースタンパ押えの爪部により外径部を、また
インナースタンパ押え6の爪部7により内径部を夫々押
えられて可動側鏡面板1に装着されている。
で、アウタースタンパ押えの爪部により外径部を、また
インナースタンパ押え6の爪部7により内径部を夫々押
えられて可動側鏡面板1に装着されている。
前記固定側鏡面板2の外周部には所定ピッチで該鏡面
板2とブッシュ13を型開閉方向に貫通する複数本のロッ
ド14が移動可能に設けられている。固定側鏡面板2を装
着した固定側ダイセット15には、各ロッド13の一端に連
結した1個又は複数個のピストン16が型開閉方向に移動
可能に嵌入され、該ピストン16の両側に油室17、18が画
成されている。また、固定側鏡面板2のキャビティ3側
部にはキャビティリング19が同芯に装着され、該リング
19を介して、キャビティ3側に開口する環状溝20が画成
されている。そして、ピストン16の反キャビティ側油室
17に圧油が供給され、かつ、キャビティ側油室18が油タ
ンクに連通することによって、ロッド14がキャビティ3
側に移動し、前記とは逆にピストン16のキャビティ側油
室18に圧油が供給され、かつ、反キャビティ側油室17が
油タンクに連通することによって、ロッド14が反キャビ
ティ3側に移動するようになっている。
板2とブッシュ13を型開閉方向に貫通する複数本のロッ
ド14が移動可能に設けられている。固定側鏡面板2を装
着した固定側ダイセット15には、各ロッド13の一端に連
結した1個又は複数個のピストン16が型開閉方向に移動
可能に嵌入され、該ピストン16の両側に油室17、18が画
成されている。また、固定側鏡面板2のキャビティ3側
部にはキャビティリング19が同芯に装着され、該リング
19を介して、キャビティ3側に開口する環状溝20が画成
されている。そして、ピストン16の反キャビティ側油室
17に圧油が供給され、かつ、キャビティ側油室18が油タ
ンクに連通することによって、ロッド14がキャビティ3
側に移動し、前記とは逆にピストン16のキャビティ側油
室18に圧油が供給され、かつ、反キャビティ側油室17が
油タンクに連通することによって、ロッド14が反キャビ
ティ3側に移動するようになっている。
21は前記環状溝20内に嵌入された外径リングで、該リ
ング21のキャビティ3側には、キャビティ3側に突出し
たときにアウタースタンパ押え4と係合し、その際該押
え4より内側に位置する突縁部22が付設され、外径リン
グ21の反キャビティ3側には前記ロッド14の他端が連結
されており、可動側鏡面板1と固定側鏡面板2の型締め
状態で可動側鏡面板1の鏡面1aと対向する先端面21aが
固定側鏡面板2の鏡面2aと面一かそれより反キャビティ
3側に引っ込む位置と、先端面21aがスタンパ12と当接
する位置との間で型開閉方向に移動可能となっている。
そして、外径リング21がキャビティ3側に突出しその段
部端面21bがアウタースタンパ押え4に当接すると、先
端面21aがスタンパ12と当接し、かつ、キャビティ側面2
1cが固定側鏡面板2の鏡面2aと直角に当接し、かくして
成形品外径面を形成可能となっている。
ング21のキャビティ3側には、キャビティ3側に突出し
たときにアウタースタンパ押え4と係合し、その際該押
え4より内側に位置する突縁部22が付設され、外径リン
グ21の反キャビティ3側には前記ロッド14の他端が連結
されており、可動側鏡面板1と固定側鏡面板2の型締め
状態で可動側鏡面板1の鏡面1aと対向する先端面21aが
固定側鏡面板2の鏡面2aと面一かそれより反キャビティ
3側に引っ込む位置と、先端面21aがスタンパ12と当接
する位置との間で型開閉方向に移動可能となっている。
そして、外径リング21がキャビティ3側に突出しその段
部端面21bがアウタースタンパ押え4に当接すると、先
端面21aがスタンパ12と当接し、かつ、キャビティ側面2
1cが固定側鏡面板2の鏡面2aと直角に当接し、かくして
成形品外径面を形成可能となっている。
23はブッシュで、固定側鏡面板2の中心部に装着され
ている。このブッシュ23と固定側鏡面板2との間には環
状のエアスリット24が設けられている。また、ブッシュ
23内にはスプルーブッシュ25が装着されている。
ている。このブッシュ23と固定側鏡面板2との間には環
状のエアスリット24が設けられている。また、ブッシュ
23内にはスプルーブッシュ25が装着されている。
尚、本実施例では、スタンパ12及びその固定機構を可
動側に設け、外径リング21及びその前後進用シリンダ機
構を固定側に設けた例について説明したが、逆であって
も良いことは言うまでもない。
動側に設け、外径リング21及びその前後進用シリンダ機
構を固定側に設けた例について説明したが、逆であって
も良いことは言うまでもない。
型締めスタートから噴出開始までの任意のタイミング
でピストン16の反キャビティ側油室17に圧油が供給さ
れ、かつ、キャビティ側油室18が油タンクに連通し、ピ
ストン16がキャビティ3側に移動する。このため、第2
図に示す如く、外径リング21はロッド14を介してキャビ
ティ3側に移動され、型締めでキャビティリング19と当
接したアウタースタンパ押え4と係合し保持される。
でピストン16の反キャビティ側油室17に圧油が供給さ
れ、かつ、キャビティ側油室18が油タンクに連通し、ピ
ストン16がキャビティ3側に移動する。このため、第2
図に示す如く、外径リング21はロッド14を介してキャビ
ティ3側に移動され、型締めでキャビティリング19と当
接したアウタースタンパ押え4と係合し保持される。
この外径リング21は、先端面21aがスタンパ12と当接
し、かつ、キャビティ側面21cが固定側鏡面板2の鏡面2
aと直角に当接しており、成形品外径面を形成可能とな
っているから、可塑化装置により溶融樹脂を射出する
と、第3図に示す如く、溶融樹脂は、スプルーブッシュ
25内を経てインナースタンパ押え6、フローティングパ
ンチ8等とブッシュ23との間の樹脂通路内を同心円状に
流れ、爪部7により絞られた後、スタンパ12と固定側鏡
面板2の鏡面2aとの間に形成されたキャビティ3に充填
加圧され、冷却固化される。これに並行して、成形品の
中央のゲートカット等の付加動作が行われる。この成形
中も、外径リング21はアウタースタンパ押え4に押し付
け保持される。
し、かつ、キャビティ側面21cが固定側鏡面板2の鏡面2
aと直角に当接しており、成形品外径面を形成可能とな
っているから、可塑化装置により溶融樹脂を射出する
と、第3図に示す如く、溶融樹脂は、スプルーブッシュ
25内を経てインナースタンパ押え6、フローティングパ
ンチ8等とブッシュ23との間の樹脂通路内を同心円状に
流れ、爪部7により絞られた後、スタンパ12と固定側鏡
面板2の鏡面2aとの間に形成されたキャビティ3に充填
加圧され、冷却固化される。これに並行して、成形品の
中央のゲートカット等の付加動作が行われる。この成形
中も、外径リング21はアウタースタンパ押え4に押し付
け保持される。
成形品の冷却後期に任意のタイミングでピストン16の
キャビティ側油室18に圧油が供給され、かつ、反キャビ
ティ側油室17が油タンクに連通し、ピストン16は反キャ
ビティ3側に移動する。このため、第4図に示す如く、
外径リング21はロッド14を介して反キャビティ側に移動
され、外径リング21は固定側鏡面板2の鏡面2aと面一か
それより反キャビティ側に引っ込むから、成形品の外径
面は外径リング21より金型内で離型される。
キャビティ側油室18に圧油が供給され、かつ、反キャビ
ティ側油室17が油タンクに連通し、ピストン16は反キャ
ビティ3側に移動する。このため、第4図に示す如く、
外径リング21はロッド14を介して反キャビティ側に移動
され、外径リング21は固定側鏡面板2の鏡面2aと面一か
それより反キャビティ側に引っ込むから、成形品の外径
面は外径リング21より金型内で離型される。
外径リング21の後退後、第5図に示す如く、成形品
は、型開き直前或いは同時にエアスリット24から供給さ
れた圧縮空気により固定側鏡面板2の鏡面2aから剥がさ
れ、次いで、エアスリット9から供給された圧縮空気に
よりスタンパ12が剥がされた後、フローティングパンチ
8によって突き出されて離型する。しかる後、型開きが
行われるが、前述のように成形品の外径面が型開き開始
前に既に離型しているから、型開き時には固定側、可動
側いずれも均一かつ容易に圧縮空気が広がることにな
り、離型に遅れを生じる場合はない。
は、型開き直前或いは同時にエアスリット24から供給さ
れた圧縮空気により固定側鏡面板2の鏡面2aから剥がさ
れ、次いで、エアスリット9から供給された圧縮空気に
よりスタンパ12が剥がされた後、フローティングパンチ
8によって突き出されて離型する。しかる後、型開きが
行われるが、前述のように成形品の外径面が型開き開始
前に既に離型しているから、型開き時には固定側、可動
側いずれも均一かつ容易に圧縮空気が広がることにな
り、離型に遅れを生じる場合はない。
以上の通り本発明は、成形品を固定側鏡面板、スタン
パから離型させるに先立って予め成形品の外径面を離型
させ、次の固定側鏡面板、スタンパからの離型で供給さ
れた圧縮空気を、型開き時に固定側、可動側いずれも均
一かつ容易に広げることができ、離型に遅れを生じる場
合はないから、成形品の離型不良がなくなり、成形品の
機械的変形は生じない。従って、離型性の改善及び成形
品質の向上が図れる。
パから離型させるに先立って予め成形品の外径面を離型
させ、次の固定側鏡面板、スタンパからの離型で供給さ
れた圧縮空気を、型開き時に固定側、可動側いずれも均
一かつ容易に広げることができ、離型に遅れを生じる場
合はないから、成形品の離型不良がなくなり、成形品の
機械的変形は生じない。従って、離型性の改善及び成形
品質の向上が図れる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図、第3
図、第4図、第5図は成形工程を示す断面図、第6図、
第7図は従来例を示す断面図である。 1……可動側鏡面板、2……固定側鏡面板、1a、2a……
鏡面、3……キャビティ、4……アウタースタンパ押
え、5……爪部、6……インナースタンパ押え、7……
爪部、8……フローティングパンチ、9……エアスリッ
ト、10……ゲートカットパンチ、11……エジェクタピ
ン、12……スタンパ、13……ブッシュ、15……固定側ダ
イセット、16……ピストン、17、18……油室、19……キ
ャビティリング、20……環状溝、21……外径リング、21
a……先端面、21b……段部端面、21c……キャビティ側
面、22……突縁部、23……ブッシュ、24……エアスリッ
ト、25……スプルーブッシュ.
図、第4図、第5図は成形工程を示す断面図、第6図、
第7図は従来例を示す断面図である。 1……可動側鏡面板、2……固定側鏡面板、1a、2a……
鏡面、3……キャビティ、4……アウタースタンパ押
え、5……爪部、6……インナースタンパ押え、7……
爪部、8……フローティングパンチ、9……エアスリッ
ト、10……ゲートカットパンチ、11……エジェクタピ
ン、12……スタンパ、13……ブッシュ、15……固定側ダ
イセット、16……ピストン、17、18……油室、19……キ
ャビティリング、20……環状溝、21……外径リング、21
a……先端面、21b……段部端面、21c……キャビティ側
面、22……突縁部、23……ブッシュ、24……エアスリッ
ト、25……スプルーブッシュ.
Claims (1)
- 【請求項1】可動側(又は固定側)鏡面板にスタンパの
内径側をインナースタンパ押えで固定し、かつ、外径側
をアウタースタンパ押えで固定し、前記可動側(又は固
定側)鏡面板と、該鏡面板と対向する固定側(又は可動
側)鏡面板とを、型締めによりキャビティを形成可能に
設けた光ディスク基板成形用金型において、前記固定側
(又は可動側)鏡面板の外周部に、アウタースタンパ押
えより半径方向内側に位置し、かつ、内周面で成形品外
径面を形成可能な外径リングを設け、該リングを、可動
側(又は固定側)鏡面板の鏡面と対向する先端面が、固
定側(又は可動側)鏡面板の鏡面と面一かそれより反キ
ャビティ側に引っ込む位置と、可動側(又は固定側)鏡
面板の鏡面に装着したスタンパと当接する位置との間で
型開閉方向に移動可能に設けたことを特徴とする光ディ
スク基板成形用金型。
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