JP2589693B2 - L−2−アミノー4−(ヒドロキシメチルホスフイニル)−酪酸の製造法 - Google Patents

L−2−アミノー4−(ヒドロキシメチルホスフイニル)−酪酸の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、除草活性を有して除草剤として有用である
L−2−アミノ−4−(ヒドロキシメチルホスフィニ
ル)−酪酸(特公昭61−56210号公報又は米国特許第4,2
65,654号明細書参照)の製造法に関するものである。
(従来の技術) 次式 で示されるL−2−アミノ−4−(ヒドロキシメチルホ
スフィニル)−酪酸(以下、L−AMPBと称する)の製造
法としては、L−AMPBを分子中の構成成分として含み且
つ除草活性を有するSF−1293物質(別名ビアラホス)
(特公昭51−639号公報及び米国特許第4,309,208号明細
書参照)、すなわちL−2−アミノ−4−(ヒドロキシ
メチルホスフィニル)−ブチリル−L−アラニル−L−
アラニンを酸分解する方法(特開昭48−85538号公報参
照)、あるいはSP−1293物質を微生物酵素で分解する方
法(特開昭49−31890号公報参照)がある。このほか、
化学的合成法(特開昭48−91019号および特開昭54−845
29号公報参照)により先づラセミ体の形でAMPBを得、こ
れを微生物酵素で光学分割してL−AMPBを収得する方法
等が知られている。更に近年、本発明者らによってスト
レプトミセス属に属するL−AMPB生産菌を培養し、その
培養液から直接にL−AMPBを採取する方法が報告されて
いる(特開昭57−47485号公報参照)。
L−AMPBのような除草活性を有する物質が除草剤とし
て開発、製造され、これが商品として実用化されていく
ためには、その物質の安全性と除草効力の強化の開発研
究にあわせ、低価格でしかも大量に生産するための工業
化に適する製造法の改良を行う研究が不可欠である。上
記の化学的合成法で製造されたAMPBは、L−AMPBとD−
AMPBとの混合物であるが、D−AMPBはそれ自体に殆ど除
草活性がなく、また非天然型の物質であることから、土
壌に施用した場合、土壌細菌による分解が遅くて土壌に
残留し易いので環境汚染の原因となる場合が有り得る。
またL−AMPBを合成法で製造するべき場合には、ラセミ
体の形のAMPBが先づ得られて終うから、このラセミ体か
ら光学分割、等により別々にD−AMPBとL−AMPBを単離
することが必要となるので、煩雑であり且つL−AMPBの
収率は低い。しかるに微生物あるいは酵素を用いるL−
AMPBの製造法では、天然型物質であるL−AMPBのみを収
得できる。天然型のL−AMPBは、除草作用に関与しない
で土壌中に残留した分が土壌細菌により容易に分解、代
謝されるので土壌に残留することなく、環境汚染の恐れ
の無い理想的な除草剤と考えられる。
本発明者らは、以上のような問題点に着目して、大量
に製造できると言うAMPB合成法の利点と、L−AMPBのみ
が生成し得るという微生物使用のL−AMPB製造法の利点
を組み合わせることを試み、大量で選択的にL−AMPBを
製造することのできるL−AMPBの改良製造方法を確立す
る研究を行っている。
(問題点を解決するための手段) L−AMPBはα−アミノ酸の一種の誘導体と見なすこと
ができる。他方、一般に、蛋白質を構成する通常のα−
アミノ酸については、α−アミノ酸がトランスアミナー
ゼの作用で対応する2−オキソ酸からアミノ基転移によ
って生成されることが知られている。そこで本発明者ら
はL−AMPBに対応する2−オキソ酸に注目し鋭意検討し
たところ、次式 で示される4−(ヒドロキシメチルホスフィニル)−2
−オキソ−酪酸(以下、OMPBと略す)を、アミノ基供与
体としてのグルタミン酸又はその塩の存在下に、ある種
のトランスアミナーゼで、あるいはトランスアミナーゼ
を産生する能力をもつある種の微生物で処理することに
よって非光学活性のOMPBから適当に短かい反応時間で実
質的な収率で光学活性のL−AMPBが生成できるという驚
くべき事実を見出した。
従って、第1の本発明によると、次式 で示される4−(ヒドロキシメチルホスフィニル)−2
−オキソ−酪酸を、アミノ基供与体としてのグルタミン
酸又はその塩の存在下に1つ又はそれ以上のトランスア
ミナーゼを産生する能力をもつ微生物(但し、エシェリ
ヒア属の微生物を除外する)で処理することを特徴とす
る、次式 で示されるL−2−アミノ−4−(ヒドロキシメチルホ
スフィニル)−酪酸の製造法が提供される。
第1の本発明の方法を実施する場合、OMPBとアミノ基
供与体として作用するグルタミン酸又はその塩とを溶
解、含有する水性の液体反応媒質(medium)中で、OMPB
と前記アミノ基供与体としてのグルタミン酸又はその塩
とにトランスアミナーゼ生産能をもつ微生物を作用させ
る。
第1の本発明の方法においては、一般に、OMPBからL
−AMPBへの変換のトランスアミノ化反応は、反応媒質液
がpH7.5以上、好ましくはpH8.0〜9.0の範囲で行うのが
好ましい。pHの調整は水酸化ナトリウム又は適当な緩衝
液の添加により行われる。反応条件は、反応に関与する
トランスアミナーゼ産生は微生物の作用至適温度及び作
用至適pHの範囲であるのがよい。通常は、反応は室温〜
60℃、好ましくは20〜50℃の範囲で行うのがよい。
上記の原料として用いられるOMPBは公知の物質であっ
て、その製造法や物理化学的性状は例えば特開昭56−92
897号公報又は米国特許第4,399,287号明細書に記載され
てある。第1の本発明の方法において、反応の開始の時
点で、通常は、反応媒質に溶解された原料OMPBの初めの
濃度は0.1〜100mg/mlの範囲であるのが適当である。
第1の本発明に用いられる微生物は放線菌、バクテリ
ア、酵母、カビを包含する。第1の本発明で使用できる
放線菌の一例としてはストレプトミセス・アルバス(St
reptomyces albus)、ストレプトミセス・グリゼウス
(Streptomyces griseus)、ストレプトミセス・ハイグ
ロスコピカス(Streptomyces hygroscopicus)、ストレ
プトミセス・リビダンス(Streptomyces lividans)、
ストレプトミセス・ビリドクロモゲネス(Streptomyces
viridochromogenes)、ストレプトミセス・ピロサス
(Streptomyces pilosus)、ストレプトバーチシリウム
・シンナモニウム(Streptoverticillium cinnamoneu
m)、ストレプトミセス・モロオカエンシス(Streptomy
ces morookaensis)、ノカルディア・メジテラニ(Noca
rdia maditerranei)、ノカルディオプシス・ダソンピ
レイNocardiopsis dassonvillei)、サッカロポリスポ
ラ・ヒルスタ(Saccharopolyspora hirsuta)、キタサ
トスポリア・フォスアラシネア(Kitasatosporia phosa
lacinea)、ミクロモノスポラ カルボナシー(Micromo
nospora carbonacae)、ストレプトスポランギウム・シ
ュードブルガリ(Streptosporangium pseudovulgare)
などがあげられる。
第1の本発明で使用できるバクテリアの一例として
は、バチルス・ズブチリス(Bacillus subtilis)、ミ
クロコッカス・ルテウス(Micrococcus luteus)、スタ
フィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureu
s)、シュードモナス・エルギノーサ(Pseudomonas aer
uginosa)、シュードモナス・セパシア(Pseudomonas c
epacia)、セラチア・マルセセンス(Serratia marcesc
ens)、コリネバクテリウム・グルタミカム(Corynebac
terium glutamicum)などがあげられる。
第1の本発明で使用される酵母の例としては、サッカ
ロミセス・セリビシイ(Saccharomyces cerevisiae)、
キャンディダ・アルビカンス(Candida albicans)、ク
リプトコッカス・ネオフォルマンス(Cryptococcus neo
formans)、デバリオミセス・ハンセニ(Debaryomyces
hansenii)、トリゴノプシス・バリアビリス(Trigonop
sis variabilis)、ハンセヌラ・シュネジ(Hansenula
schenggi)などがあげられる。
第1の本発明で使用できるカビの例としては、アスペ
ルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)、アスペル
ギルス・テレウス(Aspergillus terreus)、ムコーム
・スピネセンス(Mucor spinescens)、オーレバシディ
ウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、カエ
トミウム・グロボサム(Ghaetomium globosum)、ペニ
シリウム・フニクロサム(Penicillium funiculosu
m)、グリオクラジウム・ビレンスGliocladium viren
s)などがあげられる。
前記の放線菌,細菌,カビ及び酵母の各菌種は公知の
微生物保存機関に寄託されてあるタイプ・カルチュア
(Type Culture)であることができ、そこから購入でき
る。
更に、第1の本発明の方法に使用される微生物の好ま
しい例としては、ストレプトミセス属に属するSF−1293
物質生産菌として公知であるストレプトミセス・ハイグ
ロスコピカス(Streptomyces hygroscopicus)SF−1293
株(FERM BP−130又はATCC21705)、特公昭51−639号公
報又は米国特許3,832,394号明細書参照)あるいはその
変異株であるストレプトミセス・ハイグロスコピカスSF
−1293NP−50株(FERM P−7804又はFERM BP−1368)
(特開昭61−58589号公報又は欧州特許出願公開第01733
27号公報参照)あるいはストレプトミセス・リビダンス
66株(FERM BP−737;特開昭59−175889号公報又は欧州
特許出願公開第0196375号公報参照)がある。その他、
アミノ基供与体としてのグルタミン酸又はその塩の存在
下にOMPBをL−AMPBに変換するトランスアミナーゼ活性
を持つ酵素を産出する微生物であれば、どのような微生
物でも、使用できる。なお、上記のストレプトミセス・
ハイグロスコピカスSP−1293株の菌学的性質は特公昭51
−639号公報又は米国特許第3,832,394号明細書に記載さ
れてある。また、ストレプトミセス・ハイグロスコピカ
スSF−1293 NP−50株(FEPM P−7804)の菌学的性質は
上記のSF−1293株と同じであるが、SF−1293物質の生合
成能を欠損している点で遺伝形質が異なる(特開昭61−
58589号公報又は欧州特許出願公開第0173327号公報参
照)。更に、ハイグロスコピカス・リビダンス66株(FE
RM BP−737)の菌学的性質は特開昭59−175889号公報に
記載されてある。これらの菌のうち、FERM BP−番号を
付された菌種はブタペスト条約の規定で工業技術院微生
物工業技研究所に寄託してある。
また、第2の本発明によると、次式 で示される4−(ヒドロキシメチルホスフィニル)−2
−オキソ−酪酸を、アミノ基供与体としてのグルタミン
酸又はその塩の存在下に1つ又はそれ以上のトランスア
ミナーゼで処理することを特徴とする、次式 で示されるL−2−アミノ−4−(ヒドロキシメチルホ
スフィニル)−酪酸の製造法が提供される。
第2の本発明の方法に用いられる酵素、すなわちトラ
ンスアミナーゼはアミノ基供与体としてのグルタミン酸
又はその塩の存在下にOMPBをL−AMPBに変換できるトラ
ンスアミナーゼ活性をもつ酵素であれば、どのようなト
ランスアミナーゼでもよい。
第2の本発明の方法で用いられるトランスアミナーゼ
の適当な例には、市販のグルタミン酸−オキサロ酢酸−
トランスアミナーゼ(GOTと略称される)(酵素国際分
類番号EC2,6,1,1)、あるいはグルタミン酸−ピルビン
酸−トランスアミナーゼ(GPTと略称される)(酵素国
際分類番号EC2,6,1,2)、あるいはアミノ基供与体とし
てのL−グルタミン酸の存在下にOMPBをL−AMPBに変換
するトランスアミナーゼ活性をもつ酵素がある。これら
のトランスアミナーゼを単独にあるいは二種又はそれ以
上を組み合わせて使用できる。好ましくは、市販のグル
タミン酸−オキサロ酢酸−トランスアミナーゼ(酵素国
際分類番号EC2,6,1,1)を用いることができ、あるいはG
OT活性をもつ微生物、たとえばストレプトミセス・ハイ
グロスコピカスSF−1293株(特開昭57−47485公報参照;
FERM BP−130;ATCC21705)より公知の方法で抽出された
GOT活性を合わせもつトランスアミナーゼを用いること
ができる。
本発明に用いるアミノ基供与体としてのグルタミン酸
又はその塩の適当な例には、L−グルタミン酸又はその
アルカリ金属塩があり、またD−グルタミン酸もアミノ
基供与体として利用できる。反応開始前での反応媒質中
のアミノ基供与体としてのグルタミン酸の量とOMPBの量
とのモル比は、一般的には10:1〜1:10の範囲であるのが
よい。
第1及び第2の本発明の方法において、アミノ基供与
体としてグルタミン酸は市販品でよく、一般にD−体と
L−体との混合物であることができるが、L−体のみか
ら成るものであるのが好ましい。グルタミン酸の塩とし
ては、アルカリ金属塩、特にナトリウム塩またはカリウ
ム塩が使用できる。
第1の本発明の方法において、微生物を式(II)のOM
PB及びアミノ基供与体に作用させる場合には、次の方式
で行われる。すなわち、先づ、前記の微生物を通常の微
生物培養に使用される栄養物を含有する培地で培養す
る。栄養源としては、通常の微生物の培養に利用されて
いる公知のものが使用される。例えば炭素源としては、
グルコース、澱粉、グリセリン、シュークロス、水飴、
糖蜜等があげられる。これらは単独にあるいは組み合わ
せて用いられる。また窒素源としては、大豆粉、小麦は
い芽、肉エキス、ペプトン、乾燥酵母、コーンスティー
プリカー、硫酸アンモニウム、等が単独にあるいは組み
合わせて用いられる。その他必要に応じて炭酸カルシウ
ム、食塩、塩化カリウム、燐酸塩等の無機塩類を添加す
ることが出来る。培養法としては液体培養法、特に深部
培養法が最も適している。培養は好気的条件下で行わ
れ、培養に適した温度は25〜40℃である。培養日数は放
線菌の場合は1〜4日、細菌の場合には1〜2日、酵母
の場合は1〜2日、カビの場合は1〜4日が適当であ
る。
この微生物の培養液自体を用いるか、あるいは所望な
らば、培養液から菌体を分離、洗浄した生菌体を、一定
の濃度で水又は生理食塩水又は適当な緩衝液中に懸濁し
た菌体懸濁液を用いることもできる。使用微生物の菌体
を含む培養液又はその他の菌体懸濁液に、OMPB(第1の
基質である)をアミノ基供与体(第2の基質である)と
同時に又は順次に添加する。その後に、微生物がOMPB及
びアミノ基供与体に作用して、OMPBの変換反応を進める
ように液を保つ。このようにOMPB及びアミノ基供与体を
微生物で処理してL−AMPBに変換する水性の反応媒質液
中の菌体濃度ならびにOMPB及びアミノ基供与体の濃度並
びに反応温度、pH条件は、OMPBからL−AMPBへの変換反
応が効率良く進み且つ微生物が微生物の機能を発揮する
状態を保つ範囲で適宜に調整される。反応時間も、実質
量のL−AMPBが反応液中に生産、蓄積されるように調整
される。
また、第2の本発明の方法においてOMPB及びアミノ基
供与体としてのグルタミン酸又はその塩をトランスアミ
ナーゼで処理する場合には、適当なトランスアミナーゼ
の水溶液、又は緩衝液にとかした酵素溶液にOMPB及びア
ミノ基供与体を添加して溶解させて、OMPBの酵素反応を
行う。反応系中の酵素、OMPB及びアミノ基供与体の夫々
の濃度並びに反応温度、pH条件はOMPBからL−AMPBへの
変換反応が効率良く進む適正な範囲で適宜に調整され
る。
上記のトランスアミナーゼとしては、市販された酵素
製品の形のものを使用してもよく、あるいは本発明に使
用できる微生物としての放線菌、細菌、カビ又は酵母の
培養液中で、その菌体を破砕して直接に作られる粗酵素
水溶液、あるいは粗酵素を水にとかした水溶液を使用す
ることができる。また菌体の破砕液の形の粗酵素液を使
用してもよい。
また、前記の微生物又はこれの培養液より超音波処理
やリゾチーム処理等の公知の方法で抽出した粗酵素液で
あっても、この粗酵素液がアミノ基供与体の存在下にOM
PBからL−AMPBを生産する能力を有すれば第2の本発明
の方法に使用できる。また、精製された酵素の水溶液を
使用できることは当然である。酵素や微生物を有機溶
剤、架橋剤、担体等で固定化することによって、その安
定性や操作性が高まる事が知られているが、この様な公
知の固定化方法で処理した固定化酵素あるいは固定化微
生物も、OMPBからL−AMPBを生産する能力があれば、本
発明の方法に使用できる。
例えば、第2の本発明の方法において、トランスアミ
ナーゼを用いて、OMPBからL−AMPBへ変換する酵素反応
は、pH7.5以上、好ましくはpH8.0〜9.0の範囲で行うの
が好ましい。反応条件は反応に関与する酵素の作用至適
温度及び作用至適pHの範囲であるのがよい。
第1又は第2の本発明の方法で生成されたL−AMPBを
含有する反応液からのL−AMPBの採取と精製は、通常の
L−AMPB醗酵製造法の菌培養液からのL−AMPBの採取法
及び精製法と同一の要領で行うことができる。その詳細
については特開昭57−47485号公報の記載を参照された
い。即ち、ダウエックス50W(ロームアンドハース社
製)などの陽イオン交換樹脂にL−AMPBを吸着せしめ、
水あるいは希アンモニウム水で展開溶出する方法が利用
できる。本発明の方法で得られたL−AMPBは、その除草
効力を試験したところ、特開昭57−47485号公報の醗酵
的方法で得られたL−AMPBと同等の除草効力を示すこと
が認められた。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明するが、
本発明はこれに限定するものではない。
実施例1 (1) ストレプトミセス・ハイグロスコピカス(Stre
ptomyces hygroscopicus)SF−1293 NP−50株(FERM P
−7804又はFERM BP−1368)を前培養培地(可溶性澱粉
2.0%、ポリペプトン1.0%,肉エキス0.3%,燐酸水素
二カリウム0.05%;pH7.0)の10mlに接種した。これを28
℃で24時間振盪培養した培養液を種母として用い、これ
を2%の接種量で生産培地(グルコース7.0%、バクト
ソイトン4.4%、燐酸一カリウム0.327%、燐酸二ナトリ
ウム0.0852%、ドータイトのTES1.15%、塩化コバルト
0.0001%;pH6.0)に植菌し、さらに28℃で通気攪拌しな
がら培養を行った。
(2) 上記のように生産培地で3日間培養したストレ
プトミセス・ハイグロスコピカスSF−1293 NP−50株の
培養液の20mlと、OMPB水溶液(OMPB濃度87mg/ml、あら
かじめpH7.0に調整したもの)の30mlと、市販のL−グ
ルタミン酸ナトリウム水溶液(L−グルタミン酸ナトリ
ウム濃度170mg/ml)の40mlと、1Mトリス−塩酸バッファ
ー(pH8.5)の10mlとを250ml容の三角フラスコ内で合併
した(この場合、合併された液中のOMPB濃度は約26mg/m
lになる)。フラスコ内の混合液を37℃で弱く振盪しつ
つ24時間反応を行った。その後、得られた反応混合物を
遠心分離して菌体を除去し、得られた上清溶液(100m
l)をアミノ酸分析器を用いて分析し、上清溶液中のL
−AMPBを検出したところ、14mg/mlのL−AMPBが生産さ
れたことを確認できた。
(3) 前項(2)でL−グルタミン酸ナトリウムをア
ミノ基供与体として使用した場合に得られた上清溶液
(100ml)を400mlのダウエックス50W×2(H+型)の陽
イオン交換樹脂塔にかけた後、稀アンモニア水で展開
し、L−AMPBを含む画分を集め、濃縮した。ついで、こ
れを150mlのダウエックス1×2(CH3COO-型)の陰イオ
ン交換樹脂塔にかけ、水洗した後、0.3Nの酢酸水溶液で
溶離した。
溶離液のL−AMPBを含む画分を、減圧下に濃縮乾固
し、更に真空乾燥してL−AMPBの白色粉末の720mgを得
た。この白色粉末をメタノールから結晶化させた。得ら
れた結晶について、常法により元素分析、比施光度、融
点、赤外線吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトル、質
量分析法で分析したところ、L−AMPBの標品と完全に一
致することが確認された。
実施例2 (1) 実施例1(1)で生産培地で培養したストレプ
トミセス・ハイグロスコピカスSF−1293 NP−50株(FER
M P−7804又はFERM BP−1368)の培養液の20mlを30ml容
の遠心管に取り、3000回転、10分間、遠心分離した。沈
澱した菌体を30mlの50mMトリス−塩酸バッファー(pH8.
5)に懸濁した。この菌体懸濁液の20mlと、OMPB水溶液
(OMPB濃度は87mg/mlで、あらかじめpH7.0に調整したも
の)の30mlと、市販のL−グルタミン酸ナトリウム水溶
液(L−グルタミン酸ナトリウム濃度170mg/ml)の40ml
と、1Mトリス−塩酸バッファー(pH8.5)の10mlとを250
ml容の三角フラスコ内で合併した(この場合、合併され
た液中のOMPB濃度は約26mg/mlになる)。これを37℃で
弱く振とうしつつ24時間反応させた。その後、得られた
反応混合物を遠心分離して菌体を除去し、得られた上清
溶液(100ml)をアミノ酸分析器を用いて分析し、反応
液中のL−AMPBを検出したところ、15mg/mlのL−AMPB
が産生されたことを確認できた。
(2) 前項(1)で得られた上清溶液(100ml)を実
施例1(3)と同様に400mlのダウエックス50W×2(H+
型)のイオン交換樹脂塔にかけ、稀アンモニア水で展開
した。以後、実施例1(3)に記載されると同様に処理
すると、白色粉末としてL−AMPBの750mgを得た。
実施例3 (1) 実施例1(1)で生産培地で培養したストレプ
トミセス・ハイグロスコピカスSF−1293 NP−50株(FER
M BP−1368)の培養液の20mlを、30ml遠心管に取り3000
回転、10分間、遠心分離した。沈澱した菌体を30mlの50
mMトリス−塩酸バッファー(pH8.5)に懸濁した。この
菌体懸濁液を超音波破砕器を用いて、10分間、菌体を破
砕した後、10000回転、10分間、遠心分離して上澄液と
して粗酵素液の20mlを得た。
(2) この上澄液(粗酵素液)の20mlと、OMPB水溶液
(OMPB濃度は87mg/mlで、あらかじめpH7.0に調整したも
の)の30mlと、L−グルタミン酸ナトリウム水溶液(L
−グルタミン酸ナトリウム濃度170mg/ml)の40mlと、1M
トリス−塩酸バッファー(pH8.5)の10mlとを250ml容三
角フラスコ内で合併する。この場合、合併された液中の
OMPB濃度は約26mg/mlになる。これを37℃で弱く振とう
しつつ24時間反応させた。その後、反応液(100ml)を
アミノ酸分析器を用いて分析し、反応液中のL−AMPBを
検出したところ、16mg/mlのL−AMPBが産生されたこと
が確認できた。
(3) 前項(2)で得られた反応液(100ml)を実施
例1(3)と同様に400mlのダウエックス50W×2(H
+型)のイオン交換樹脂塔にかけ、稀アンモニア水で展
開した。以後、実施例1(3)に記載されると同様に処
理すると、白色粉末としてL−AMPBの740mgを得た。
実施例4 (1) ストレプトミセス・リビダンス66株(FERM BP
−737)を、実施例1(1)で用いたものと同じ組成の
前培養培地の10mlに接種した。これを28℃で24時間振と
う培養したものを種母として用い、これを2%の接種量
で、実施例1(1)で用いたものと同じ組成の生産培地
に植菌した。その後、28℃で通気攪拌培養を行った。
(2) 上記のように生産培地で3日間培養したストレ
プトミセス・リビダンス66株の培養液の20mlと、OMPB水
溶液(OMPB濃度は87mg/mlで、あらかじめpH7.0に調整し
たもの)の30mlと、市販のL−グルタミン酸ナトリウム
水溶液(濃度170mg/ml)の40mlと、1Mトリス−塩酸バッ
ファー(pH8.5)の10mlとを250ml容の三角フラスコ内で
合併した(この合併された液中のOMPB濃度は約26mg/ml
になる)。これを37℃で弱く振とうしつつ24時間反応さ
せた。その後、得られた反応混合物を遠心分離して菌体
を除去し、得られた上清溶液(100ml)をアミノ酸分析
器を用いて分析し、上清溶液中のL−AMPBを検出したと
ころ、6mg/mlのL−AMPBが産生されたことが確認でき
た。
実施例5 (1) ストレプトミセス・ハイグロスコピカスSF−12
93株(FERM BP−130;ATCC21705)を、実施例1(1)で
用いたものと同じ組成の前培養培地の10mlに接種した。
これを28℃で24時間振とう培養したものを種母として用
い、これを2%の接種量で、実施例1(1)で用いたも
のと同じ組成の生産培地に植菌した。その後、28℃で通
気攪拌培養を行った。
(2) 上記のように生産培地で3日間培養したストレ
プトミセス・ハイグロスコピカスSF−1293株の培養液の
20mlと、OMPB水溶液(OMPB濃度は87mg/mlで,あらかじ
めpH7.0に調整したもの)の30mlと、市販のL−グルタ
ミン酸ナトリウム水溶液(濃度170mg/ml)の40mlと、1M
トリス−塩酸バッファー(pH8.5)の10mlとを250ml容の
三角フラスコ内で合併した(この合併された液中のOMPB
濃度は約26mg/mlになる)。これを37℃で弱く振とうし
つつ24時間反応させた。その後、得られた反応混合物を
遠心分離して菌体を除去し、得られた上清溶液(100m
l)をアミノ酸分析器を用いて分析し、上清溶液中のL
−AMPBを検出したところ、7mg/mlのL−AMPBが産生され
たことを確認できた。
(3) 前項(2)で得られた上清溶液(100ml)を実
施例1(3)と同様に400mlのダウエックス50W×2(H+
型)のイオン交換樹脂塔にかけ、稀アンモニア水で展開
した。以後、実施例1(3)に記載されると同様に処理
すると、白色粉末としてL−AMPBの350mgを得た。
実施例6 市販のパン酵母(Saccharomyces cerevisiae)(オリ
エンタル酵母社製)の湿潤ケーキ(wet cake)の20gを5
0mMトリス−塩酸バッファー(pH8.5)の100mlに懸濁し
た。このパン酵母菌体懸濁液の20mlと、OMPB水溶液(OM
PB濃度は87mg/mlで、あらかじめpH7.0に調整したもの)
の30mlと、市販のL−グルタミン酸ナトリウム水溶液
(L−グルタミン酸ナトリウム濃度170mg/ml)の40ml
と、1Mトリス−塩酸バッファー(pH8.5)の10mlとを250
ml容の三角フラスコ内で合併した(この合併された液中
のOMPB濃度は約26mg/mlになる)。これを37℃で弱く振
とうしつつ24時間反応させた。その後、得られた反応混
合物を遠心分離して菌体を除去し、得られた上清溶液
(100ml)をアミノ酸分析器を用いて分析し、反応液中
のL−AMPBを検出したところ、6mg/mlのL−AMPBが産生
されたことが確認できた。
実施例7 400μg/mlのOMPBと600μg/mlのL−グルタミン酸とを
含む50mMトリス−塩酸バッファー液(pH8.5)中でOMPB
にトランスアミラーゼを作用させてL−AMPBの生産を行
った。トランスアミナーゼとして、市販のグルタミン酸
−オキサロ酢酸−トランスアミナーゼ(GOT)(ベーリ
ンガー・マンハイム社製)を使用した。このGOT濃度は4
0単位/mlとした。37℃で24時間酵素反応を行った後、3
分間,100℃で加熱して反応を止めた。得られた反応液を
希硫酸の添加によりpH2に調整した後、遠心分離によっ
て不溶物を除き、上清液を得た。上清溶液中のL−AMPB
はアミノ酸分析器を用いて分析して定量した。アミノ酸
分析器は、アトー社製MLC−703型であり、保持時間は12
分とした。上清溶液中に100μg/mlのL−AMPBが含有さ
れていることが認められた。
実施例8 (1) 培養方法 種培養スラントから下記の表に示された菌を、液体培
地(グルコース0.5%、イーストエキストラクト0.3%、
ミートエキストラクト1.0%、ペプトン1.0%、塩化ナト
リウム0.3%、pH7.0)を10mlづつ入れてある大試験管
(放線菌の培養の場合にのみステンレス製コイル入の試
験管を用いた)中で前記の液体培地に植菌し、28℃、24
時間(あるいは48時間)、振盪培養した。
(2) 菌体の調製 培養液のブロスを1ml(カビの場合のみ0.2ml)、ミク
ロテスト・チューブ(micro−test tubes,Eppendorf社
製)に抜取り、12000rpm.で3分間遠心分離し、上清液
を捨て、残りの菌体を試料として採取した。
(3) トランスアミノ化反応 上記ミクロテスト・チューブにパックされた菌体試料
に、1Mトリス−塩酸バッファー(pH8.0)の20μと、O
MPB水溶液(OMPB濃度200mg/ml)の20μ(pH8.0)と、
アミノ基供与体としてL−グルタミン酸ナトリウムの1
モル/mlを含有する水溶液の40μと、水の120μとを
添加し、37℃、24時間静置し反応させた。反応後、反応
液を12000rpm.で3分間遠心分離し、その後に上清液中
のL−AMPBの含量をアミノ酸アナライザーにより、測定
した。
その結果を次の表1〜表7に示す。
本明細書、特に前記の表1〜表7中に示された微生物
のうち、ATCC番号を付された菌種はアメリカン・タイプ
・カルチュア・コレクション(米国、ワシントンD.C.)
に寄託されてあり、JCM番号を付された菌種は理化学研
究所、微生物系統保存施設(Japan Collection of Micr
ooganisms;埼玉県和光市)に寄託されてあり、IAM番号
を付された菌種は東京大学応用微生物研究所(Institut
e of Applied Microbiology,University of Tokyo)に
寄託されており、さらにIFO番号を付された菌種は発酵
研究所(Institute for Fermentation;大阪市)に寄託
されており、これらの菌種は夫々の寄託所から分譲、入
手できる公知のタイプ・カルチュア微生物である。
(発明の効果) 本発明によりOMPBから、アミノ基供与体としてのグル
タミン酸又はその存在下に、トランスアミラーゼ生産能
をもつ微生物又はトランスアミラーゼの作用によりL−
AMPBを製造すれば、適正な反応時間で高収率、安価、大
量にL−AMPBを製造できることが明らかとなった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 13/04 C12R 1:01) (C12P 13/04 C12R 1:07) (C12P 13/04 C12R 1:265) (C12P 13/04 C12R 1:44) (C12P 13/04 C12R 1:38) (C12P 13/04 C12R 1:425) (C12P 13/04 C12R 1:15) (C12P 13/04 C12R 1:85) (C12P 13/04 C12R 1:72) (C12P 13/04 C12R 1:78) (C12P 13/04 C12R 1:66) (C12P 13/04 C12R 1:785) (C12P 13/04 C12R 1:80) (C12P 13/04 C12R 1:645) 微生物の受託番号 FERM BP−737 微生物の受託番号 FERM BP−1368 微生物の受託番号 FERM BP−130 (72)発明者 宮道 慎二 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明治製菓株式会社薬品研究所内 (72)発明者 熊田 要市 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明治製菓株式会社薬品研究所内 (72)発明者 安西 弘行 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明治製菓株式会社薬品研究所内 (72)発明者 高根 信彦 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明 治製菓株式会社薬品開発研究所内 (72)発明者 吉澤 八千代 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明 治製菓株式会社薬品開発研究所内 (72)発明者 斉藤 敏則 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明 治製菓株式会社薬品開発研究所内 (72)発明者 小川 弘 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明 治製菓株式会社薬品開発研究所内 (72)発明者 武部 英日 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明 治製菓株式会社薬品開発研究所内 (72)発明者 佐藤 篤行 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明 治製菓株式会社薬品開発研究所内 (72)発明者 長岡 行蔵 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明治製菓株式会社薬品研究所内 (72)発明者 深津 俊三 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明 治製菓株式会社薬品開発研究所内 (72)発明者 岡田 明 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 明 治製菓株式会社薬品開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−296886(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式 で示される4−(ヒドロキシメチルホスフィニル)−2
    −オキソ−酪酸を、アミノ基供与体としてのグルタミン
    酸又はその塩の存在下に1つ又はそれ以上のトランスア
    ミナーゼを産生する能力をもつ微生物(但し、エシェリ
    ヒア属の微生物を除外する)で処理することを特徴とす
    る、次式 で示されるL−2−アミノ−4−(ヒドロキシメチルホ
    スフィニル)−酪酸の製造法。
  2. 【請求項2】使用される微生物がストレプトミセス属、
    ストレプトバーチシリウム属、メカルディア属、ノカル
    ディオプシス属、サッカロポリスポラ属、ミクロモノス
    ポラ属及びストレプトポランギウム属から選ばれる放線
    菌である特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】使用される微生物がバチルス属、ミクロコ
    ッカス属、スタフィロコッカス属、シュードモナス属、
    セラチア属及びコリネバクテリウム属から選ばれるバク
    テリアである特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】使用される微生物がサッカロミセス属、キ
    ャンディダ属、クリプトコッカス属、デバリオミセス
    属、トリゴノプシス属及びハンセヌラ属から選ばれる酵
    母である特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】使用される微生物がアスペルギルス属、ム
    コール属、オーレオバシディウム属、カエトミウム属、
    ペニシリウム属及びグリオクラジウム属から選ばれるカ
    ビである特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】使用される微生物がストレプトミセス・ア
    ルバス、ストレプトミセス・グリゼウス、ストレプトミ
    セス・ハイグロスコピカス、ストレプトミセス・リビダ
    ンス、ストレプトミセス・ビリドクロモゲネス、ストレ
    プロトセス・ピロサス、ストレプトバーチシリウム・シ
    ンナモニウム、ストレプトミセス・モロオカエンシス、
    ノカルディア・メジテラニ、ノカルディオプシス・ダソ
    ンビレイ、サッカロポリスポラ・ヒルスタ、ミクロモノ
    スポラ・カルボナシー及びストレプトスポランギウム・
    シュードブルガリから選ばれる放線菌、あるいはバチル
    ス・ズブチリス、ミクロコッカス・ルテウス、スタフィ
    ロコッカス・アウレウス、シュードモナス・エルギノー
    サ、シュードモナス・セパシア、セラチア・マルセセン
    ス及びコリネバクテリウム・グルタミカムから選ばれる
    細菌、あるいはサッカロミセス、セリビシイ、キャンデ
    ィダ・アルビカンス、クリプトコッカス・ネオフォルマ
    ンス、デバリオミセス・ハンセニ、トリゴノプシス・バ
    リアビリス、ハンセヌラ・シュネジから選ばれる酵母、
    あるいはアスペルギルス・フラバス、アスペルギルス・
    テレウス、ムコール・スピネセンス、オーレバシディウ
    ム・プルランス、カエトミウム・グロボサム、ペニシリ
    ウム・フニクロサム及びグリオクラジウム・ビレンスか
    ら選ばれるカビである特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】使用される微生物がストレプトミセス・ハ
    イグロスコピカスSF−1293株(FERM BP−130)あるいは
    その変異株であるストレプトミセス・ハイグロスコピカ
    スSF−1293 NP−50株(FERM BP−1368)あるいはストレ
    プトミセス・リビダンス66株(FERM BP−737)である特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】次式 で示される4−(ヒドロキシメチルホスフィニル)−2
    −オキソ−酪酸を、アミノ基供与体としてのグルタミン
    酸又はその塩の存在下に1つ又はそれ以上のトランスア
    ミナーゼで処理することを特徴とする、次式 で示されるL−2−アミノ−4−(ヒドロキシメチルホ
    スフィニル)−酪酸の製造法。
  9. 【請求項9】使用される酵素が、グルタミン酸−オキサ
    ロ酢酸−トランスアミナーゼ、グルタミン酸−ピルビン
    酸−トランスアミナーゼ、あるいはアミノ基供与体とし
    てのグルタミン酸の存在下に4−(ヒドロキシメチルホ
    スフィニル)−2−オキソ−酪酸をL−2−アミノ−4
    −(ヒドロキシメチルホスフィニル)−酪酸に変換する
    トランスアミナーゼのいずれか一つ、あるいはそれらの
    二つ又はそれ以上の組み合わせである特許請求の範囲第
    8項に記載の方法。
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