JP2840723B2 - 4‐ハロ‐3‐ヒドロキシブチロニトリルの製造法 - Google Patents

4‐ハロ‐3‐ヒドロキシブチロニトリルの製造法

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、4−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリル
の製造法に関する。さらに詳しくは、微生物由来の脱ハ
ロゲン化酵素の作用により、シアン化アルカリの存在下
にエピハロヒドリンから生化学的に4−ハロ−3−ヒド
ロキシブチロニトリルを製造する方法に関する。
4−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルは、2種の
異なる官能基をもつ化合物であることから、種々の医薬
品や生理活性物質の合成原料として有用な物質であり、
特にL−カルニチンの合成原料として有用であることが
知られている。(特開昭57−165352号公報参照)。
(従来技術と問題点) 従来、4−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルを製
造する方法としては、下記に示すような(1)〜(3)
の方法が知られている。
(1)1,3−ジクロロ−2−プロパノールを水溶液中シ
アン化アルカリと共に加温反応させる方法(特公昭36−
21718号公報参照)。
(2)3−クロロ−1,2−プロパンジオールに塩化トシ
ルを作用させて1位のアルコールをトシル化したのち、
シアン化アルカリの反応させる方法(特開昭57−165352
号公報参照)。
(3)エピクロルヒドリンと青酸とを触媒量のシアン化
カリウムの存在下に反応させる方法〔F.ビノン(Bino
n)ら,バイルテン・デス・ソシェテス・デス・シミケ
ス・ベルジェス(Bull.Soc.Chim.Belges),Vol.72,166
−177(1963)参照〕。
しかし、(1)の方法では収率が約40%と低いこと、
(2)の方法では二つの工程からなり反応が煩雑である
上に、総合収率も約45%と低いこと、(3)の方法では
操作、取扱い上危険な青酸を使用すること、副生物の生
成防止のための反応条件のコントロールが困難であるこ
と、などの問題点を有し、工業的実施に有利な方法とは
云い難い。さらに(1)〜(3)の方法はいずれも化学
的製造法であり、プロキラルまたはラセミ体原料からで
は光学活性体を得ることはできない。
(発明の概要) そこで本発明者らは、4−ハロ−3−ヒドロキシブチ
ロニトリルの有用性、特に光学活性体が種々の医薬品合
成の中間体として有用なる点に着目し、4−ハロ−3−
ヒドロキシブチロニトリルの製造法について鋭意検討を
重ねた。その結果、微生物の酵素作用を利用する新規な
製造法を見出した。すなわち、本発明は、エピハロヒド
リンをシアン化アルカリの存在下に微生物由来の脱ハロ
ゲン化酵素の作用により4−ハロ−3−ヒドロキシブチ
ロニトリルに転化させ、これを採取することを特徴とす
る4−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルの製造法、
である。
一般に、ハロゲン基を水酸基に変換する酵素は脱ハロ
ゲン化酵素として知られているが〔酵素ハンドブック,6
27頁(朝倉書店)、T.横田ら,アグリカルチュラル・ア
ンド・バイオロジカル・ケミストリー(Agric.Biol.Che
m.)Vol.50,453−460(1986)参照〕、1,3−ジハロ−2
−プロパノールを基質として3−ハロ−1,2−プロパン
ジオールに変換する反応は従来全く知られておらず、本
発明者らにより初めて見出され、先に特許出願した(特
願平1−100173号明細書参照)。しかしながら、さらに
驚くべきことに本酵素をシアン化アルカリの存在下にエ
ピハロヒドロリンに作用させるとエピハロヒドリンが開
環シアノ化して4−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリ
ルに変換されることを新たに見出し、本発明に至ったの
である。本発明の方法によれば、常温、中性付近のpHで
極めて効率よく反応が行えるので、化学的方法に比し有
利であり、また、特に光学活性の4−ハロ−3−ヒドロ
キシブチロニトリルを安価なエピハロヒドリンから製造
することが初めて可能となった。
(発明の具体的説明) 本発明でいう脱ハロゲン化酵素とはシアン化アルカリ
の存在下にエピハロヒドリンを最終的に4−ハロ−3−
ヒドロキシブチロニトリルに転換し得る酵素である。具
体的には、例えば、本発明者らにより新たな分離、見出
されたコリネバクテリウム属に属する微生物、N−2354
株およびミクロバクテリウム属に属する微生物、N−47
01株等の産生する酵素を挙げることができる。これらの
微生物は、工業技術院微生物工業技術研究所(微工研)
に、それぞれ微工研条寄第2726号(コネリバクテリウム
sp.N−2354)および微工研条寄第2644号(ミクロバクテ
リウムsp.N−4701)として寄託されており、その菌学的
性質は以下に示す通りである。
N−2354 形 態 桿菌 集落の周辺細胞 伸長せず グラム染色性 + 芽 胞 認めず 運 動 性 − オキシダーゼ + カタラーゼ + OF O 嫌気下での生育 − 細胞壁のジアミノ酸 ジアミノ酪酸 グリコリル試験 −(アセチル型) デンプン分解 − ゼラチン液化 − 硫化水素産生 ペプトン + チオ硫酸ナトリウム − メチルレッド − レバンの産生 − NaCl存在下での生育 3% + 5% − 酸の産生 イヌリン + マンニトール + マンノース + メレチトース − N−4701 形 態 多形性桿菌 集落の周辺細胞 伸長せず グラム染色性 + 芽 胞 認めず 運 動 性 + 鞭 毛 極〜側毛 集落の色 黄橙色 オキシダーゼ + カタラーゼ + OF O 嫌気下での生育 − 全細胞の加水分解物中の − meso−ジアミノピメリン酸の存在 細胞壁のジアミノ酸 リジン グリコリル試験 +(グリコリル型) デンプン分解 + ゼラチン液化 − 硝酸塩還元 − アルギニン利用 + 硫化水素産生 − 尿素分解 − スキムミルク培地中での 耐熱性 60℃ 30分間 − 酸の産生 イヌリン + グリセロール − グルコース + シュークロース + トレハロース + ラフィノース + 以上の菌学的性質をバージェーズ・マニュアル・オブ
・システマティック・バクテリオロジーVol.2(1986)
〔Bergy′s Manual of Systematic Bacteriology Vol.2
(1986)〕に従って検索すると、N−2354株はコリネバ
クテリウム属およびN−4701株はミクロバクテリウム属
にそれぞれ属する細菌と同定された。
上記微生物を培養するための培地組成としては通常こ
れらの微生物が生育しうるものであれば何でも使用でき
る。例えば、炭素源としてグルコース、フラクトース、
シュークロース、マルトース等の糖類、酢酸、クエン酸
等の有機酸類、エタノール、グリセロール等のアルコー
ル類など、窒素源としてペプトン、肉エキス、酵母エキ
ス、蛋白質加水分解物、アミノ酸等の一般天然窒素源の
他に各種無機、有機酸アンモニウム塩等が使用でき、こ
の他無機塩、微量金属塩、ビタミン等が必要に応じて適
宜使用される。この際高い酵素活性を誘導させるため
に、1,3−ジクロロ−2−プロパノール、3−クロロ−
1,2−プロパンジオール等を培地に添加することも有用
である。
上記微生物の培養は常法によればよく、例えばpH4〜1
0、温度20〜40℃の範囲にて好気的に10〜96時間培養す
る。
本発明で使用するエピハロヒドリンはエピクロヒドリ
ン、エピブロモヒドリン等である。また、シアン化アル
カリはシアン化カリウム、シアン化ナトリウム等であ
る。
エピハロヒドリンに脱ハロゲン化酵素を作用させて4
−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルを得る方法とし
ては、上記のように培養して得た微生物の培養液あるい
は遠心分離などにより得た菌体の懸濁液に基質およびシ
アン化アルカリ(以下基質等という)を添加する方法、
菌体処理物(例えば菌体破砕物、粗酵素・精製酵素等の
菌体抽出物等)あるいは常法により固定化した菌体また
は菌体処理物等の懸濁液に基質等を添加する方法、微生
物の培養時に基質等を培養液に添加して培養と同時に反
応を行う方法等がある。
反応液中の酵素の濃度は、通常、菌体換算で0.01〜10
(W/V)%である。
反応液中の基質の濃度は特に限定するものではない
が、0.1〜10(W/V)%が好ましく、また、シアン化アル
カリの使用量は通常基質の1〜3倍量(モル)である。
基質等は反応液に一括して加えるか、あるいは分割添加
することができる。
反応温度は5〜50℃、反応pHは4〜10の範囲で行うこ
とが好ましい。
反応時間は基質等の濃度、菌体濃度あるいはその他の
反応条件等によって変わるが、通常1〜120時間で終了
するように条件を設定するのが好ましい。
かくして反応液中に生成、蓄積した4−ハロ−3−ヒ
ドロキシブチロニトリルは、公知の方法を用いて採取お
よび精製することができる。例えば、反応液から遠心分
離などの方法を用いて菌体を除いた後、酢酸エチルなど
の溶媒で抽出を行い、減圧下に溶媒を除去することによ
り4−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルのシロップ
を得ることができる。また、このシロップを減圧下に蒸
留することによりさらに精製することもできる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、
本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。
実施例1 グルコース1%、ペプトン0.5%、肉エキス0.3%、酵
母エキス0.3%からなる培地をpH7.0に調整して、500ml
三角フラスコに100mlずつ分注し、120℃で15分殺菌後、
メンブランフィルターにて除菌しした25(W/V)%の3
−クロロ−1,2−プロパンジオール水溶液を0.8ml添加し
た。
上記培地にN−4701菌株を接種し、30℃にて48時間振
とう培養を行った。この培養液から遠心分離して菌体を
集め、5mMメルカプトエタノールを含む20mMリン酸緩衝
液(pH7.0)に菌体を懸濁して常法にしたがって菌体を
破砕し、透析後、DEAE−セファセルのカラムクロマトグ
ラフィーによって部分精製した酵素液を得た。1Mのリン
酸塩緩衝液(pH8.0)40mlに上記酵素液10mlを加え、こ
れにエピクロロヒドリン0.5gおよびシアン化カリウム0.
35gを添加して20℃で撹拌し反応を行った。5時間後ガ
スクロマトグラフィーにて生成した4−クロロ−3−ヒ
ドロキシブチロニトリルを定量したところ、仕込んだエ
ピクロロヒドリンに対するモル収率は62.5%であった。
実施例2 実施例1と同様にして得た培地にN−2354菌株を接種
し、30℃にて48時間振とう培養を行った。この培養液14
0mlを遠心分離して菌体を集め、100mMのトリス−HCl緩
衝液(pH8.0)140mlで1回洗浄後、35mlの1Mリン酸塩緩
衝液(pH8.0)に菌体を懸濁した。この懸濁液にエピク
ロロヒドリン0.35gおよびシアン化カリウム0.25gを添加
して、20℃で5時間撹拌して反応を行った。
反応後、ガスクロマトグラフィーにて生成した4−ク
ロロ−3−ヒドロキシブチロニトリルを定量したとこ
ろ、仕込んだエピクロロヒドリンに対するモル収率は5
5.6%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:32) (C12N 1/20 C12R 1:15)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エピハロヒドリンをシアン化アルカリの存
    在下に微生物由来の脱ハロゲン化酵素の作用により4−
    ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルに転化させ、これ
    を採取することを特徴とする4−ハロ−3−ヒドロキシ
    ブチロニトリルの製造法。
  2. 【請求項2】微生物がコリネバクテリウム(Corynebact
    erium)属またはミクロバクテリウム(Microbacteriu
    m)属である請求項1記載の製造法。
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US07/830,516 US5210031A (en) 1989-07-20 1992-02-03 Process for the production of R(-)-4-halo-3-hydroxybutyronitrile

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