JP2580942B2 - 磁気テ−プ装置及びこの磁気ヘッドの移動方法 - Google Patents

磁気テ−プ装置及びこの磁気ヘッドの移動方法

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JP2580942B2
JP2580942B2 JP4359085A JP35908592A JP2580942B2 JP 2580942 B2 JP2580942 B2 JP 2580942B2 JP 4359085 A JP4359085 A JP 4359085A JP 35908592 A JP35908592 A JP 35908592A JP 2580942 B2 JP2580942 B2 JP 2580942B2
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head
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Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータの外部記録
装置等として使用される磁気テープ装置及びこの磁気ヘ
ッドの移動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】外部記憶装置として使用するためのベル
ト駆動方式の磁気テープカートリッジが例えば米国特許
第3,692,255号明細書等で公知である。このテ
ープカートリッジのテープは複数の正方向トラックと複
数の逆方向トラックとを設けることが可能である。従っ
てヘッドをテープの幅方向に移動することが必要にな
る。
【0003】従来の磁気テープ装置において磁気ヘッド
を正方向トラックから逆方向トラックに移動してデータ
を記録又は再生する時には次のように動作させた。 (1) 正方向トラックのデータの記録又は再生が終了
したら、テープ走行を停止させ、ヘッドを逆方向トラッ
クに移動させる。 (2) 次に、テープを逆方向に走行させて逆方向トラ
ックでのデータの記録又は再生を行う。 なお、逆方向トラックでのデータの記録又は再生の次に
正方向トラックでデータを記録又は再生する場合も、上
記と同様に動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記テープ
カートリッジの一対のリール間のテープのテンションが
テープ始端(BOT)からテープ終端(EOT)に向っ
て正方向走行させる場合、及びテープ終端(EOT)か
らテープ始端(BOT)に向って逆方向走行させる場合
にテープの走行を進めるに従ってテープテンションが徐
々に高くなることが確認された。このテープテンション
の変化の理由は必ずしも明らかでないが、一対のリール
に対するテープの巻径の変化によって生じるものと思わ
れる。
【0005】上述のようにテープテンションがテープの
走行を進めるに従って高くなるため、従来の磁気テープ
装置においてはテープテンションの最も高い領域でヘッ
ドをテープの幅方向に移動していることになる。磁気ヘ
ッドはテープの長手方向(走行方向)においては比較的
に滑らかに接触するように形成されているが、テープの
幅方向に対しては長手方向に比べて滑らかに接触しな
い。このため、テープテンションが強い状態即ちヘッド
がテープに強に接触している状態でヘッドをテープの幅
方向に移動すると、テープが損傷する恐れがある。今、
ベルト駆動の磁気テープカートリッジについて説明した
が、別の磁気テープカートリッジにおいても同様な問題
がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、磁気テープの損
傷を防ぐことができる磁気ヘッドの移動方法及び磁気テ
ープ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、複数のトラックを有する記録媒体磁気テー
プが一対のリールと共にケースに収容され、且つ前記磁
気テープをその一方の端から他方の端に向う第1の方向
に走行させるにつれ及び他方の端から一方の端に向う第
2の方向に走行させるにつれて前記磁気テープの信号変
換磁気ヘッドに対する接触部分におけるテンションが高
くなるように構成された磁気テープカートリッジを使用
してデータを記録又は再生する際において前記ヘッドを
前記複数のトラックの内の前記第1の方向の走行でデー
タを記録又は再生する第1のトラックに対応する位置か
ら前記第2の方向の走行でデータを記録又は再生する第
2のトラックに対応する位置に移動する方法であって、
前記テープを第1の方向に走行させて前記第1のトラッ
クにおいてデータの記録又は再生をしている時又はこの
前又はこの後に前記第2のトラックにおける第2の方向
の走行によるデータの記録又は再生が指令された時に、
前記テープをこの他方の端又はこの近傍まで走行させ、
次に前記テープを該テープの全長の半分よりも十分に短
い量だけ第2の方向に走行させ、しかる後前記ヘッドを
前記第2のトラックに対応する位置に移動させることを
特徴とするヘッド移動方法に係わるものである。なお、
請求項2に示すように、ヘッドを移動する時にはテープ
の走行を停止することが望ましい。請求項3に示すよう
に、ヘッドを正方向ヘッドと逆方向ヘッドとの複合ヘッ
ドにすることが望ましい。請求項1〜3の方法を実行す
るために、請求項4、5に示すように磁気テープ装置を
構成することが望ましい。
【0008】
【発明の作用及び効果】本発明においては、第1のトラ
ックから第2のトラックにヘッドを移動する時に第1の
方向の走行の終了時にヘッドを移動しないで、第2の方
向に少し走行させてからヘッドを移動する。第1の方向
の走行の終了時はテープテンションが高いが、第2の方
向の走行を開始するとテープテンションが急に低下す
る。従って、本発明ではテープテンションの低い状態で
ヘッドをテープの幅方向に移動することになり、テープ
の損傷を防ぐことができる。また、ヘッドに対するテー
プの接触圧が低くなるのでヘッドの移動を小さな力で行
うことができ、ヘッド移動のための駆動源の負荷が小さ
くなる。
【0009】
【実施例】次に、図1〜図5を参照して本発明の実施例
に係わる磁気テープ装置及び磁気ヘッドの移動方法を説
明する。この磁気テープ装置で使用する磁気テープカー
トリッジ1は、前述の米国特許第3,692,255号
明細書に記載されているものと同一又は類似の形式のも
のであり、DC2000シリーズのデータカートリッジ
と呼ばれているものである。このカートリッジ1は基部
2と蓋部(図示せず)とから成るケースに一対のリール
3、4と、記録媒体磁気テープ5と、駆動ベルト6と、
キャプスタン即ち駆動ホイール7と、一対のテープ用ガ
イドピン8、9と、一対のベルト用滑車10、11とを
収容することによって構成されている。一対のリール
3、4はケースに回転自在に支持され、テープ5の一端
領域は一方のリール3に巻回され、テープ5の他端領域
は他方のリール4に巻回されている。図1では正方向走
行時に右側リール4がテープ5を供給し、左側リール3
がテープ5を巻き取る。一対のテープガイドピン8、9
はテープ5の幅方向位置を制限するためのフランジを有
し、テープ5の走行経路に配置されている。ホイール7
は基部2に植設された軸12に回転自在に支持され、駆
動ローラ13に対する転接部7aとベルト駆動部7bと
を有する。ベルト6はホイール7のベルト駆動部7bと
滑車10、11とテープ5の巻回し部5a、5bの外周
側面に接している。ベルト6が矢印14の方向に移動す
ると、テープ5は矢印15に示す正方向に走行する。即
ち、ベルト6は矢印14の方向の走行によって巻取側テ
ープ巻回し部5a及び供給側テープ巻回し部5bを時計
方向に夫々回転させ、テープ5の走行を生じさせる。駆
動ローラ13はテープ5を正方向走行させる時にモータ
16によって図1で時計方向に回転され、逆方向走行時
に反時計方向に回転される。これにより、ホイール7は
反時計方向又は時計方向に回転する。
【0010】カートリッジ1においては、テープ5の一
端(始端)及び他端(終端)がリール3、4に固着され
ずに、単に巻回されているのみである。従って、テープ
5の正方向又は逆方向の走行を続けると、リール3又は
4からテープ5のすべてが巻取られて使用不能になる。
これを防止するために、テープ5には図2に示すように
テープ始端側にテープ位置指示用の第1、第2、第3及
び第4のBOT(テープ始端)ホールB1 、B2 、B3
及びB4 が設けられ、テープ終端側にもテープ位置指示
用の第1、第2、第3及び第4のEOT(テープ終端)
ホールE1 、E2 、E3 、E4 が設けられている。な
お、第1、第2及び第3のBOTホールB1 、B2 、B
3 は夫々2個から成り、EOTホールE2 、E3 、E4
と区別されている。また、第4のBOTホールB4 は一
般にLPと呼ばれ、このEOTホールE1 は一般にEW
と呼ばれているが、ここでは説明の都合上BOTホー
ル、EOTホールと呼ぶ。このカートリッジ1において
は、ホールB1 〜B4 、E1 〜E4 によってテープ5は
第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8及び
第9の領域A1 、A2 、A3 、A4 、A5 、A6 、A7
、A8 、A9 に区画され、第1、第2及び第3の領域
A1 、A2 、A3 は夫々12インチ(30.48cm)、
第4の領域A4 は30インチ(76.2cm)、第5の領
域A5 は205フィート(62.48m )、第6の領域
A6 は30インチ(76.2cm)、第7、第8及び第9
の領域A7 、A8 、A9 は夫々12インチ(30.48
cm)に設定されている。テープ5にはこの長手方向に延
びるようにトラックT0 、T1 、T2、T3 、更に図示
されていないトラックT4 〜T28が設けられている。こ
の内トラックT0 及び偶数番目トラックT2 、T4 …T
28は矢印Fで示す正方向走行時のリード/ライトに使用
され、奇数番目のトラックT1 、T3 …T27は矢印Rで
示す逆方向走行時のリード/ライトに使用される。な
お、トラックT0 及びT1の前には斜線を付して示すよ
うに記録時にリファレンスバーストが書き込まれる。こ
のリファレンスバーストは再生増幅器のゲインコントロ
ールの基準信号を提供し、且つ磁気ヘッド17の位置決
め基準となる。
【0011】カートリッジ1を使用してデータの記録
(ライト)及び再生(リード)を行うための磁気テープ
装置は、テープ走行装置として駆動ローラ13とここに
結合されたモータ16とこの制御駆動回路18とを有す
る。モータ制御駆動回路18はコントローラ19の指示
に従ってテープ5を80ips (203.2cm/s )又は
45ips (114.3cm/s )に走行させるようにモー
タ22を制御する。
【0012】磁気ヘッド17は図3に示すように正方向
記録ヘッド20と正方向再生ヘッド21と逆方向記録ヘ
ッド22と逆方向再生ヘッド23と消去ヘッド24とを
含む複合ヘッドである。正方向記録ヘッド20と再生ヘ
ッド21とはテープ5の幅方向における同一高さ位置に
配置され、逆方向記録ヘッド22と再生ヘッド23も同
一高さ位置に配置されている。正方向ヘッド20、21
と逆方向ヘッド22、23の相互間隔はほぼ9トラック
ピッチに決定されている。
【0013】複合ヘッド7をテープ5の幅方向に移動さ
せるためのヘッド移動手段としてステッピングモータ2
5とこの制御駆動回路26が設けられている。ステッピ
ングモータ25は図3に示すようにリードスクリュー2
7に結合され、リードスクリュー27に複合ヘッド17
が螺合されている。
【0014】複合ヘッド17には周知の記録信号処理回
路27及び再生信号処理回路28が接続されている。複
合ヘッド17と記録信号処理回路27及び再生信号処理
回路は実際には複数本の線で接続されるが、図1では図
面を簡単にするために1本で接続されている。
【0015】テープ端検出手段としてのBOT/EOT
センサ29は、テープ5の走行路に沿って配置され、B
OTホールB1 〜B4 及びEOTホールE1 〜E4 を検
出する。このBOT及びEOTセンサ29は発光素子と
受光素子とのホトカプラーから成り、カートリッジ1内
に設けられた反射ミラー30における反射光の有無によ
ってBOTホールB1 〜B4 、EOTホールE1 〜E4
の有無を検出し、コントローラ19に通知する。
【0016】ヘッド17の移動及びテープ5の走行の制
御手段としてのコントローラ19はマイクロプロセッサ
から成り、CPU19a、メモリ19b等を内蔵してい
る。また、このコントローラ19はバス31によってホ
スト装置(図示せず)に接続される。バス31はヘッド
移動指令信号をコントローラ19に送る。コントローラ
19にはモータ制御回路18、ステッピングモータ制御
駆動回路26、BOT/EOTセンサ29、記録信号処
理回路27、再生信号処理回路28が接続されている。
【0017】図1のに磁気テープ装置によってカートリ
ッジ1のテープ5をBOTからEOTまで正方向走行さ
せた時のヘッド17の前面のテープテンションは図4の
特性線Aに示すように変化し、逆にテープ5をEOTか
らBOTまで逆方向走行させた時のヘッド17の前面の
テープテンションは図4の特性線Bに示すように変化す
る。いずれの場合もテープ5の走行の進行に従ってテー
プテンションが徐々に増大する。このテープテンション
はテープ走行がBOTとEOTの中間で停止している時
にも得られる。
【0018】次に、特に図2及び図5を参照してコント
ローラ19に基づくヘッド17の移動動作を説明する。
今、正方向走行でトラックT0 にデータを記録した後に
逆方向走行でトラックT1 にデータを記録する場合を例
にとると、まずヘッド17の正方向ヘッド20がトラッ
クT0 の高さ位置になるように位置決めされる。この位
置決めはテープ5の幅方向の縁を基準にして行われる。
テープ5は第2の領域A2 にヘッド17が位置するよう
に巻戻されている。図5のフローチャートは初期設定が
終了した後の動作を示している。初期設定が終了した
ら、図5のブロック51に示すように80ips の速度で
テープ5を正方向に走行させ、トラックT0 にデータを
記録する。即ち、テープ走行を開始してBOTホールB
2 が検出されたらリファレンスバーストの記録を開始
し、一般にLPと呼ばれるBOTホールB4 が検出され
た位置からデータの記録を開始する。
【0019】次に、ブロック52に示すようにEOTホ
ールE1 が検出されたか否かを判定する。EOTホール
E1 が検出されたらブロック53に示すようにデータの
記録を停止する。従って、データは領域A5 に記録さ
れ、ここに記録トラックT0 が生じる。
【0020】次に、EOTホールE2 が検出されたか否
かを判定する。EOTホールE2 が検出されたら、ブロ
ック55に示すようにテープ速度を45ips に下げる。
また、E2 が検出されたらこれに応答してバス31から
コントローラ19にヘッド移動指令が与えられる。次
に、ブロック56に示すようにEOTホールE3 が検出
されたか否かを判定する。EOTホールE3 が検出され
たらブロック57に示すようにテープ5の走行を停止さ
せる。これにより、ヘッド17が領域A8 に対向した状
態になる。
【0021】従来の磁気テープ装置では、ブロック57
のテープ走行停止の次にヘッド17をトラックT1 に対
向するように移動した。しかし、本発明に従う磁気テー
プ装置ではここでヘッド17を移動しないで、ブロック
58に示すように45ips でテープ5を逆方向走行させ
る制御を実行する。
【0022】次に、ブロック59に示すように逆方向走
行でEOTホールE3 が検出されたか否かを判定する。
これが検出された時にはブロック60に示すようにテー
プ5の走行を停止させ、ブロック61に示すようにヘッ
ド17をトラックT1 に対向するように移動する。即ち
逆方向記録ヘッド22をトラックT1 に位置決めする。
なお、ヘッド17の移動はステッピングモータ25の所
定のステップ動作で実行される。
【0023】次に、ブロック62に示すように80ips
でテープを逆方向走行させ、ブロック63に示すように
データの記録を行う。ブロック63におけるデータの記
録は、リファレンスバーストを記録した後にEOTホー
ルE1 が検出されたら開始する。
【0024】逆方向走行の記録を終了させる動作及び逆
方向走行から正方向走行に切換える動作は図5に示され
ていないが、正方向走行での記録及びこれから逆方向走
行に切換える動作と実質的に同一である。また、正方向
トラックから別の正方向トラックへのヘッド移動、及び
逆方向トラックから逆方向トラックへのヘッド移動も実
質的に同一に行われる。なお、図2の41、42は正方
向及び逆方向走行のテープ5の走行速度の変化を示す。
【0025】リファレンスバーストが不要なトラックT
3 〜T28においては勿論リファレンスバーストの記録動
作が省かれる。データの再生時におけるヘッド17の移
動動作は記録時と同一である。
【0026】本実施例では正方向トラックから逆方向ト
ラックへのヘッド17の移動は図4のP2 の位置で実行
され、逆方向トラックから正方向トラックへのヘッド1
7の移動は図4のP1 の位置で実行される。いずれの位
置もテンションが最小に近い位置であり、ヘッド17の
移動によるテープ5の損傷が少なくなる。また、ヘッド
17を移動するとテープ5の幅方向位置が少しずれ、テ
ープ走行を少し進めるまでこのずれが保たれることがあ
る。このため、ヘッド17の移動に伴なうテープ5のず
れをできるだけ小さくすることが望ましい。このずれは
テープテンションが大きいほど大きい。従って、本発明
のようにテープテンションの小さい領域でヘッド17を
移動すると、この時のテープ5のずれも小さくなる。ま
た、テープテンションが小さいとヘッド17に対する負
荷が小さくなるためステッピングモータ25の負担が軽
減される。
【0027】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) ホールB1 、B2 、B3 を夫々1個とすること
ができる。また、ホールB1 〜B4 、E1 〜E4 の全部
又は一部をテープ5の幅方向に2列に配設することがで
きる。また、BOTホール、EOTホールを1個のみと
することができる。 (2) 正方向トラックと逆方向トラックとを単一のヘ
ッドで記録又は再生を行うように構成することができ
る。 (3) 実施例ではテープ5の走行を完全に停止してヘ
ッド17を移動しているが、テープ5を走行した状態で
ヘッド17をテープ幅方向に移動することができる。こ
の場合には走行速度をできるだけ低く保つことが望まし
い。 (4) リール駆動でテープを走行させるフィリップス
形式のテープカセットを使用する場合にも本発明を適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる磁気テープ装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1のテープの一部及びこれと走行速度との関
係を示す図である。
【図3】図1のヘッドを示す図である。
【図4】テープ位置とテンションの関係を示す図であ
る。
【図5】図1の装置の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ 5 テープ 19 コントローラ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトラックを有する記録媒体磁気テ
    ープが一対のリールと共にケースに収容され、且つ前記
    磁気テープをその一方の端から他方の端に向う第1の方
    向に走行させるにつれ及び他方の端から一方の端に向う
    第2の方向に走行させるにつれて前記磁気テープの信号
    変換磁気ヘッドに対する接触部分におけるテンションが
    高くなるように構成された磁気テープカートリッジを使
    用してデータを記録又は再生する際において前記ヘッド
    を前記複数のトラックの内の前記第1の方向の走行でデ
    ータを記録又は再生する第1のトラックに対応する位置
    から前記第2の方向の走行でデータを記録又は再生する
    第2のトラックに対応する位置に移動する方法であっ
    て、 前記テープを第1の方向に走行させて前記第1のトラッ
    クにおいてデータの記録又は再生をしている時又はこの
    前又はこの後に前記第2のトラックにおける第2の方向
    の走行によるデータの記録又は再生が指令された時に、
    前記テープをこの他方の端又はこの近傍まで走行させ、
    次に前記テープを該テープの全長の半分よりも十分に短
    い量だけ第2の方向に走行させ、しかる後前記ヘッドを
    前記第2のトラックに対応する位置に移動させることを
    特徴とするヘッド移動方法。
  2. 【請求項2】 前記テープを該テープの全長の半分より
    も十分に短い量だけ第2の方向に走行させるステップの
    後に前記テープの走行を停止するステップを設け、前記
    ヘッドの移動を前記テープの走行が停止している状態で
    行うことを特徴とする請求項1記載のヘッド移動方法。
  3. 【請求項3】 前記テープは前記第1の方向の走行で記
    録又は再生するための複数の正方向トラックと前記第2
    の方向の走行で記録又は再生するための複数の逆方向ト
    ラックとを有し、前記ヘッドは前記複数の正方向トラッ
    クから選択された1つに対向してデータの記録又は再生
    を行う正方向ヘッドと前記複数の逆方向トラックから選
    択された1つに対向してデータの記録又は再生を行う逆
    方向ヘッドとを含む複合ヘッドであることを特徴とする
    請求項1記載のヘッド移動方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体磁気テープが一対のリールと共
    にケースに収容され、前記テープは正方向走行でデータ
    の記録又は再生を行う複数の正方向トラックと逆方向走
    行でデータの記録又は再生を行う複数の逆方向トラック
    とを有し、前記正方向走行及び逆方向走行を進めるに従
    って前記一対のリール間の前記テープのテンションが高
    くなるように構成された磁気テープカートリッジを使用
    してデータの記録又は再生を行う磁気テープ装置であっ
    て、 前記複数の正方向トラックから選択された1つに対向し
    てデータの記録又は再生を行うことができると共に前記
    複数の逆方向トラックから選択された1つに対向してデ
    ータの記録又は再生を行うための磁気ヘッド手段と、 前記磁気ヘッド手段を前記テープの幅方向に移動するた
    めのヘッド移動手段と、 前記テープを正方向及び逆方向に走行させるためのテー
    プ走行手段と、 前記磁気ヘッド手段を前記テープの幅方向に移動させる
    ための指令を発生するヘッド移動指令発生手段と、 前記テープがこの一端又はこの近傍及び他端又はこの近
    傍まで走行したことを検出するためのテープ端検出手段
    と、 前記ヘッド移動手段と前記テープ走行手段と前記ヘッド
    移動指令発生手段と前記テープ端検出手段とに接続さ
    れ、前記テープが正方向走行でデータを記録又は再生し
    ている間又は前又は後に前記ヘッド移動指令発生手段か
    ら発生したヘッド移動指令に応答して前記テープを前記
    他端又はこの近傍まで正方向走行させた後に前記テープ
    全長の半分より十分に短い所定量だけ逆方向走行さ
    せ、また前記テープが逆方向走行でデータを記録又は再
    生している間又は前又は後に前記ヘッド移動指令発生手
    段から発生したヘッド移動指令に応答して前記テープを
    前記一端又はこの近傍まで逆方向走行させた後に前記テ
    ープの全長の半分より十分に短い所定量だけ正方向走行
    させ、しかる後に前記磁気ヘッド手段を前記テープの幅
    方向に移動させるための制御手段とを備えた磁気テープ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記磁気ヘッド手段は、前記複数の正方
    向トラックから選択された1つに対向してデータの記録
    又は再生を行う正方向磁気ヘッドと前記複数の逆方向ト
    ラックから選択された1つに対向してデータの記録又は
    再生を行う逆方向磁気ヘッドとを含む複合磁気ヘッドで
    ある請求項4記載の磁気テープ装置。
JP4359085A 1992-12-24 1992-12-24 磁気テ−プ装置及びこの磁気ヘッドの移動方法 Expired - Lifetime JP2580942B2 (ja)

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