JPS6339968B2 - - Google Patents

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JPS6339968B2
JPS6339968B2 JP54154114A JP15411479A JPS6339968B2 JP S6339968 B2 JPS6339968 B2 JP S6339968B2 JP 54154114 A JP54154114 A JP 54154114A JP 15411479 A JP15411479 A JP 15411479A JP S6339968 B2 JPS6339968 B2 JP S6339968B2
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Yoshiaki Sakai
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデジタル信号を連続的に記録すること
が可能な磁気記録装置に関するものである。
複数トラツクを有する磁気テープにデジタル信
号を記録する場合、オーデイオのテープレコーダ
と同様な自動反転方式を採用することが考えられ
る。しかし、オーデイオの自動反転方式を単にデ
ジタル磁気記録装置に転用しても、高速且つ連続
的な記録を正確且つ容易に行うことが不可能であ
る。
そこで、本発明の目的は、デジタル信号の連続
的記録を正確且つ容易に行うことが可能なデジタ
ル磁気記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、複数トラ
ツクを有する磁気テープを記録モードで第1の方
向と該第1の方向と反対の第2の方向とに走行さ
せるための磁気テープ駆動装置と、前記磁気テー
プの記録再生領域の端部を検出するためのテープ
端部検出装置と、記録に使用する磁気ヘツド素子
と再生に使用する磁気ヘツド素子とを前記磁気テ
ープの各トラツクにそれぞれ対応して設け且つ複
数の前記磁気ヘツド素子を一体化したコンビネー
シヨン磁気ヘツドと、各トラツクの前記記録に使
用する磁気ヘツド素子を共通の記録信号供給ライ
ンに選択的に結合するための記録側磁気ヘツド素
子選択回路と、各トラツクの前記再生に使用する
磁気ヘツド素子を共通の再生信号伝送ラインに選
択的に結合するための再生側磁気ヘツド素子選択
回路と、前記磁気テープ駆動装置、前記テープ端
部検出装置、前記記録側磁気ヘツド素子選択回
路、及び前記再生側磁気ヘツド素子選択回路に結
合され、前記テープ端部検出装置から得られるテ
ープ端部検出信号に基づいてテープ走行方向を反
転させるための制御信号を前記磁気テープ駆動装
置に供給し、且つテープ走行方向の反転後に反転
前のトラツクと別のトラツクにデータを記録する
ために前記テープ端部検出信号に基づいて別のト
ラツクの磁気ヘツド素子を選択するための磁気ヘ
ツド素子選択制御信号を前記記録側磁気ヘツド素
子選択回路及び前記再生側磁気ヘツド素子選択回
路に供給するテープ走行及び磁気ヘツド素子選択
制御回路と、前記記録側磁気ヘツド素子選択回路
の前段に設けられ、少なくともテープ走行方向の
反転期間の入力データを一時記憶するメモリとか
ら成るデジタル磁気記録装置に係わるものであ
る。
上記本発明によれば、複数トラツクに対応して
それぞれ2つの磁気ヘツド素子を設けたコンビネ
ーシヨン磁気ヘツドを配しているので、一方のヘ
ツド素子で記録し、他方のヘツド素子で再生して
記録状態をチエツクすることが可能になると共
に、走行方向反転時にヘツドを移動しなくとも次
のトラツクの走査が可能となり、更に前のトラツ
クと後のトラツクとの間の走査位置の変化が少な
くなる。またトラツク切換時間に於ける入力デー
タを少なくとも記憶する容量を有するメモリを設
けてあるので、連続的記録が可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
述べる。
第1図に示す本発明の実施例に係わるカセツト
型デジタル磁気記録再生装置に於いて、第1及び
第2のリール軸1,2に第1及び第2のリールモ
ータ3,4が夫々結合されている。従つて、説明
的に示す第1のリール5と第2のリール6とに装
架された4トラツク磁気テープ7は、第2のリー
ルモータ4が第2のリール6を時計方向に回転す
る時に矢印8で示す第1の方向(フオワード方
向)に走行し、第1のリールモータ3が第1のリ
ール5を反時計方向に回転する時に矢印9で示す
第2の方向(リバース方向)に走行する。この実
施例の磁気テープ駆動装置は、リール駆動方式に
構成されているので、キヤプスタンモータ及びピ
ンチローラを有さない。その代り、テープ走行速
度検出用ローラ10でテープの走行速度を検出
し、モータ駆動制御回路11でテープ走行速度が
一定となるようにリールモータ3,4を制御する
ように構成されている。
磁気テープ7は第3図に示す如く第1、第2、
第3、及び第4トラツクT1,T2,T3,及びT4
有するものであり、テープ始端の透明テープ部分
12より少し左側の磁性領域の始端近傍部分に透
孔によるBOTマーカ13を有し、またテープ終
端の透明テープ部分14より少し右側の磁性領域
の終端近傍部分に透孔によるEOTマーカ15を
有する。
磁気テープ7が上述の如く4つのトラツクを有
するので、磁気ヘツド16も第2図に示すように
4トラツクに対応して4つの記録ヘツド素子W1
W2,W3,W4と4つの再生ヘツド素子R1,R2
R3,R4とを有し、第1トラツクT1にヘツド素子
W1,R1、第2トラツクT2にヘツド素子W2,R2
第3トラツクT3にヘツド素子W3,R3、及び第4
トラツクT4にヘツド素子W4,R4が夫々対応して
いる。即ち4トラツク分のデユアルギヤツプ17
によつてコンビネーシヨン磁気ヘツド16が構成
されている。尚、今第2図で矢印18がフオワー
ド方向、矢印19がリバース方向とすると、第1
トラツクではフオワード走行でのテープ供給側に
第1の記録ヘツド素子W1、フオワード走行での
テープ巻取側に第1の再生ヘツド素子R1が配置
され、第2のトラツクではリバース走行でのテー
プ供給側に第2の記録ヘツド素子W2、リバース
走行でのテープ巻取側に第2の再生ヘツド素子
R2が配置され、第3トラツクではフオワード走
行でのテープ供給側に第3の記録ヘツド素子W3
フオワード走行でのテープ巻取側に第3の再生ヘ
ツド素子R3が配置され、第4トラツクではリバ
ース走行でのテープ供給側に第4の記録ヘツド素
子W4、リバース走行でのテープ巻取側に第4の
再生ヘツド素子W4が配置されている。
磁気テープ7の各トラツクに対応して磁気ヘツ
ド素子が夫々設けられているが、信号を各トラツ
クに同時に記録するのではなく、選択されたトラ
ツクのみに記録する。即ち第3図に於いて第1ト
ラツクT1の右端から左端までに記録したら、次
に巻戻し期間を設けずに第2トラツクT2の左端
から右端に向つて記録する。このため、共通の記
録信号伝送ライン20と磁気ヘツド16との間に
記録側磁気ヘツド素子選択回路21が設けられて
いる。また各トラツクでの記録状態を各トラツク
の再生ヘツドでチエツクするために、磁気ヘツド
16と共通の再生出力伝送ライン22との間に再
生側磁気ヘツド素子選択回路23が設けられてい
る。
記録信号入力端子24と記録側磁気ヘツド素子
選択回路21との間には共通のメモリ25及び共
通の記録増幅器26が順次に設けられ、また再生
側磁気ヘツド素子選択回路23と再生出力端子2
9との間には共通の再生増幅器27、及び共通の
波形整形回路28が順次に設けられている。
30はテープ端部検出装置を構成するために設
けられた光源であり、この光源30にはテープ7
を介して受光素子31が対向している。従つて
BOTマーカ13及びEOTマーカ15が受光素子
31の前を通過すると、受光素子31に光源30
の光が入射し、BOT又はEOTマーカを検出する
ことが出来る。受光素子31が結合されたテープ
端部検出回路32は、受光素子31の出力を増幅
及び波形整形してBOT及びEOT検出信号を発生
するものである。
33はテープ走行及び磁気ヘツド素子選択制御
回路であつて、テープ端部検出回路32の端部検
出信号に基づいてテープ走行方向の反転制御を行
うと共に、記録側磁気ヘツド素子選択回路21と
再生側磁気ヘツド素子選択回路23との制御を行
い、更にテープ走行反転期間に於いて記録データ
を磁気ヘツド素子に供給するのを停止するように
メモリ25を制御するものである。記録側磁気ヘ
ツド素子選択回路21は第1、第2、第3、第4
トラツクに対応して第1、第2、第3、第4のス
イツチS1,S2,S3,S4を有し、この第1〜第4の
スイツチS1〜S4は第1〜第4の記録ヘツド素子
W1〜W4に夫々接続されている。また再生側磁気
ヘツド素子選択回路23は第1、第2、第3、第
4トラツクに対応して第1、第2、第3、第4の
スイツチP1,P2,P3,P4を有し、この第1〜第
4のスイツチP1〜P4は第1〜第4の再生ヘツド
素子R1〜R4に夫々接続されている。
第1図のモータ駆動制御回路11を詳しく示す
第4図に於いては、第1及び第2のリールモータ
3,4の一端がサーボ増幅回路34を介して正の
電源端子35に接続され、また一方のモータ3の
他端と接地共通ラインとの間にトランジスタ36
が、他方のモータ4の他端と共通ラインとの間に
トランジスタ37が接続され、更に一対のモータ
3,4の他端と接地共通ラインとの間に夫々のダ
イオード38,39とを介してバツクテンシヨン
回路40が接続されている。
バツクテンシヨン回路40は一対のダイオード
38,39のカソード側の点41と共通ラインと
の間に接続されたトランジスタ42の制御によつ
て必要なバツクテンシヨン電圧を供給側リールモ
ータに付与するものであり、トランジスタ42の
ベースは差動増幅器43の出力に結合されてい
る。差動増幅器43の一方の入力端子は基準電圧
回路44に接続され、他方の入力端子は抵抗分圧
回路を介してサーボ増幅回路34の出力ラインに
接続されていると共に停止制御回路45に接続さ
れている。尚停止制御回路45はANDゲート6
7から得られる低レベルの停止信号に応答して強
いバツクテンシヨンを加えるための制御を行う回
路である。
47は第6図Bに示す低レベルのテープ駆動制
御信号と高レベルの停止制御信号とを供給する駆
動・停止制御信号供給ラインであつて、テープ走
行及び磁気ヘツド選択制御回路33に接続されて
いる。
48はテープ走行方向制御信号供給ラインであ
つて、テープ走行及び磁気ヘツド選択制御回路3
3から高レベルの正常走行(フオワード走行)制
御信号又は低レベルの反転走行(リバース走行)
制御信号を選択的に供給されるものである。第1
の駆動信号を形成するための第1のANDゲート
49の一方の入力端子にはテープ走行方向制御信
号供給ライン48が接続され、他方の入力端子に
はインバータ46を介して駆動・停止制御信号供
給ライン47が接続され、その出力端子はトラン
ジスタ37に接続されている。従つて、第6図A
に示す如くt0〜t3期間で高レベルのフオワード走
行制御信号がライン48にあり、同時に第6図B
に示す如く低レベルの駆動制御信号がライン47
にあると、第1のANDゲート49から第6図C
に示す高レベルのフオワード駆動信号が発生し、
トランジスタ37がオンになる。この結果、モー
タ4がテープ7を巻取るように回転し、テープは
フオワード走行する。
第2の駆動信号を形成するための第2のAND
ゲート50の一方の入力端子はインバータ51を
介してライン48に接続され、他方の入力端子は
インバータ46を介してライン47に接続され、
この出力端子はトランジスタ36のベースに接続
されているので、第6図Aに示す如くt5時点以後
で低レベルのリバース走行制御信号が発生してお
り、同時に第6図Bに示す如く低レベルの駆動制
御信号が発生していれば、第2のANDゲート5
0から第6図Dに示す高レベルのリバース駆動信
号が得られ、トランジスタ36がオンになる。こ
の結果、リールモータ3がテープ巻取側として駆
動され、テープはリバース走行する。
サーボ増幅回路34の中の差動増幅器52の一
方の入力端子には基準電圧回路53が接続され、
他方の入力端子には速度検出電圧が印加され、速
度検出電圧と基準との誤差出力がサーボ制御トラ
ンジスタ54のベースに付与される。速度検出器
55は第1図に示したローラ10でテープ速度に
応じた周波数信号を発生し、これが波形整形回路
56で整形された後に、周波数―電圧変換器57
によつて周波数(速度)に対応した電圧に変換さ
れ、差動増幅器52に供給される。尚差動増幅器
52にはスタートを円滑にするためのスタートコ
ントロール回路58が接続されている。
第5図は第1図のテープ走行及び磁気ヘツド素
子選択制御回路33を詳しく示すものである。こ
の回路に於いて、ライン59にテープ端部検出回
路32からBOT又はEOT検出信号が送られる
と、これに同期して又は所望時間だけ遅延してフ
オワード・リバース制御信号発生回路60から走
行方向反転の出力が得られる。即ち、第6図Fに
示す如くt2時点でEOTマーカ15が検出された
とすれば、第6図Aに示す如くt3時点で低レベル
のリバース走行制御信号が発生する。また駆動・
停止制御信号発生回路61に、ライン59から例
えば第6図Fに示すEOTマーカ検出信号が付与
されると、第6図Bに示す如くt3時点からt5時点
まで高レベルの停止信号が発生し、t5時点以後に
低レベルの駆動信号が発生する。また磁気ヘツド
素子選択信号発生回路62に第6図Fに示す例え
ばEOTマーカ検出信号が与えられると、第6図
Hに示す如くt3時点で第2トラツクを選択するた
めの信号が発生し、ラツチとして働く第2のフリ
ツプフロツプ64がセツトされ、他のフリツプフ
ロツプ63,65,66はリセツトされる。第1
〜第4のフリツプフロツプ63〜66は記録側の
第1〜第4スイツチS1〜S4及び再生側の第1〜第
4のスイツチP1〜P4に夫々対応しているので、
今、第2のフリツプフロツプ64がセツトされた
とすれば、この出力が第6図Jに示す如くt3時点
で高レベルに反転し、スイツチS2及びP2のオン
によつて第2トラツクの磁気ヘツド素子W2,R2
による記録再生が開始される。尚第1のフリツプ
フロツプ63は第6図Iに示す如くt3時点でリセ
ツトされ、スイツチS1及びP1はオフとなる。
次にこの装置の取扱い方法及び動作について述
べる。
今、外部からの制御によつて例えば第6図のt0
時点で駆動・停止制御信号発生回路61から低レ
ベルの駆動信号を発生させ、同時にフオワード・
リバース制御信号発生回路60から第6図Aに示
す如く高レベルのフオワード走行制御信号を発生
させたとすれば、第4図に於ける第1のANDゲ
ート49の出力が高レベルとなり、トランジスタ
37がオンになる。他方、第2のANDゲート5
0の出力は低レベルに保たれ、トランジスタ36
はオフに保たれる。これにより、モータ4が巻取
側として駆動され、テープ走行速度は第6図Eに
示す如く所定時間後に所定速度となる。この時、
テープ供給側モータ3にはダイオード38とトラ
ンジスタ42とを通つて低い電圧が印加され、バ
ツクテンシヨンとして作用する。
上述の如くしてテープ走行を開始させると、第
3図に示すBOTマーカ13が第6図Fに示すt1
時点で検出される。そして、これは最初のBOT
マーカの検出であるので、この最初のBOTマー
カの検出に基づいて第6図Gに示す如く第1トラ
ツク選択信号が発生する。即ち第5図の磁気ヘツ
ド素子選択信号発生回路62からラツチとしての
第1のフリツプフロツプ63をセツトする信号が
発生する。これにより、第1のフリツプフロツプ
63は第6図Iに示す如くセツトされ、このラツ
チ出力によつて第1図の第1トラツクに対応する
スイツチS1及びP1がオンになる。従つて、共通
の記録増幅器26は第1トラツクの記録磁気ヘツ
ド素子W1にのみ接続され、また共通の再生増幅
器27は第1トラツクの再生磁気ヘツド素子R1
のみに接続される。最初にBOTマーカが検出さ
れた時点から所望の期間が過ぎた後に、第1のト
ラツクに第1のデータブロツク、第2のデータブ
ロツク等が順次に記録される。
テープ走行を継続することによつて、t2時点で
最初のEOTマーカの検出が行われると、この
EOT検出信号がフオワード・リバース制御信号
発生回路60、駆動・停止制御信号発生回路6
1、及び磁気ヘツド素子選択信号発生回路62に
送られ、EOT検出信号を基準にして各種の制御
信号が形成される。例えば、EOT検出時点で記
録している第n番目のデータブロツクの記録終了
後のt3時点で第6図Hに示す如く第2トラツク選
択信号を発生させ、これにより、第5図の第2の
フリツプフロツプ64をセツトし、残りのフリツ
プフロツプ63,65,66をリセツトし、第2
のトラツクT2に対応するスイツチS2及びP2をオ
ンにする。また例えば、t3時点で第6図Aに示す
如く低レベルのリバース走行制御信号をフオワー
ド・リバース制御信号発生回路60から発生さ
せ、同時に第6図Bに示す如くt3〜t5期間のみ高
レベルの停止信号を駆動・停止制御信号発生回路
61から発生させる。t3〜t5期間に停止信号が発
生すると、第6図C及びDに示す如く第1及び第
2のANDゲート49,50の出力が低レベルと
なるので、第1及び第2のトランジスタ36,3
7がオフになる。しかし、巻取側モータ4は慣性
で回転を続けるので、直ちにテープ走行は停止せ
ず、徐々に停止に向う。この際、テープ走行を短
時間で停止し、リバース走行に短時間で移行させ
ることが、高速且つ連続記録のために要求され
る。そこで、本装置はリール駆動方式に構成され
ていると共に、停止制御回路45によつて停止バ
ツクテンシヨン電圧を付与して数10msで走行方
向の反転を行うように構成されている。このた
め、t3時点での停止信号に応答して停止制御回路
45の出力が低レベル状態となり、バツクテンシ
ヨン回路40が供給側モータ3に正常走行時より
も強いバツクテンシヨン電圧を加える。このよう
にしてテープ走行が急速に停止された後のt3で低
レベルの駆動信号が第6図Bに示す如く発生する
と、第6図Dに示す如く第2のANDゲート50
からリバース駆動信号が発生し、第1のトランジ
スタ36がオンになり、モータ3にはバツクテン
シヨン電圧よりは高い電圧が印加されるため、モ
ータ3が巻取側として駆動し、テープ7が第1図
で矢印9で示すリバース方向に走行する。スター
トコントロール回路58に制御されてテープが円
滑且つ急速にリバース走行を開始すると、t6時点
でEOTマーカ15が再び検出される。しかし、
この場合は、このEOT検出信号をテープ終端検
出信号としては使用せず、始端検出信号として使
用する。そして、EOTマーカを検出したt6時点
から所定時間後に、n+1番目のデータブロツク
の記録に入る。停止期間t3〜t5に於いても、勿
論、入力端子24に記録データが送られることが
ある。しかし、メモリ25が停止期間t3〜t5にお
けるデータを一時記憶し、第2のトラツクT2
データを記録することが可能になつた時に磁気ヘ
ツド素子W2に供給する。
尚第6図には示されていないが、上述の如く第
2トラツクT2にリバース走行でデータを記録し、
第2回目のBOTマーカ13が検出されると、t2
でEOTマーカ15が検出された場合と同様な動
作でトラツク及びテープ走行方向の切換を行い、
第3トラツクT3をフオワード走行で走査するし
かる後、第2回目のEOTマーカ15の検出が行
われたら、第4トラツクT4をリバース方向で走
査する。
上述から明らかなように、本実施例によれば、
テープ走行方向の反転を数10msで行い且つ磁気
ヘツド素子の切換を数μsで行うことが可能にな
る。従つて30秒〜数分を要してテープを巻戻した
後にトラツクの切換を行う従来のものに比較し、
記録時間を大幅に短縮することが可能になり、連
続記録が容易となる。
また、テープ7をキヤプスタン駆動によらずに
リール駆動とし、且つ停止時に強いバツクテンシ
ヨンを加えて急速に停止させているので、走行方
向反転時間が短縮し、メモリ25の容量を減少さ
せることが可能である。
また多数の磁気ヘツド素子を第2図に示すよう
に組合せてコンビネーシヨン磁気ヘツド16と
し、各トラツクに2つの磁気ヘツド素子を対応さ
せているので、トラツク切換を容易に行うことが
可能であると共に、記録状態のチエツクを再生磁
気ヘツド素子R1〜R4で行いつつ正確に記録する
ことが可能である。
以上、本発明の1実施例について述べたが、本
発明は上述の実施例に限定されるものではなく、
更に変形可能なものである。例えば、テープ走行
方向及び磁気ヘツド素子選択制御回路をコンピユ
ータのCPU(中央処理装置)で構成してもよい。
また実施例ではBOTマーカ及びEOTマーカを共
通の光源30と受光素子31とによつて検出して
いるが、例えば供給リール側と巻取リール側との
両方に検出部を設け、EOTマーカとBOTマーカ
とを独立に検出するようにしてもよい。また実施
例ではEOTマーカ15又はBOTマーカ13が検
出されても直ちに走行方向を反転させず、データ
ブロツクの書き込み終了をまつて反転させている
が、直ちに走行方向を反転させるようにしてもよ
い。また第6図Aに示すフオワード・リバース制
御信号切替、及び第6図I,Jに示すトラツク選
択用フリツプフロツプ63,64の出力切替をt3
時点で行わずに、例えば点線で示すt4時点で行つ
てもよい。またトラツク番号の配列を変更しても
勿論差支えない。また4トラツク以下又は以上の
磁気テープを使用する場合にも適用可能である。
また実施例では4つの記録ヘツド素子W1〜W4
4つの再生ヘツド素子R1〜R4を設けたが、総て
のヘツド素子即ち8つの磁気ヘツド素子を総て記
録兼再生ヘツド素子としてもよい。このように記
録再生兼用とすれば、必要に応じて4トラツク並
列記録すること、又は巻戻した後に別のトラツク
に記録する方式にも使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係わるデジタル磁
気記録再生装置を示すブロツク図、第2図は第1
図の磁気ヘツドの正面図、第3図は第1図の磁気
テープの説明的拡大平面図、第4図は第1図のモ
ータ駆動制御回路を詳しく示す回路図、第5図は
第1図のテープ走行及び磁気ヘツド素子選択制御
回路を示すブロツク図、第6図は第1図、第4図
及び第5図に於けるA〜J点の状態を示す波形図
である。 尚図面に用いられている符号において、3は第
1のリールモータ、4は第2のリールモータ、7
は磁気テープ、11はモータ駆動制御回路、13
はBOTマーカ、15はEOTマーカ、16は磁気
ヘツド、20は共通記録信号伝送ライン、21は
記録側磁気ヘツド素子選択回路、22は共通再生
出力伝送ライン、23は再生側磁気ヘツド素子選
択回路、25はメモリ、32はテープ端部検出回
路、33はテープ走行及び磁気ヘツド素子選択制
御回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のトラツクを有する磁気テープを記録モ
    ードで第1の方向と該第1の方向と反対の第2の
    方向とに走行させるための磁気テープ駆動装置
    と、 前記磁気テープの記録再生領域の端部を検出す
    るためのテープ端部検出装置と、 記録に使用する磁気ヘツド素子と再生に使用す
    る磁気ヘツド素子とを前記磁気テープの各トラツ
    クにそれぞれ対応して設け且つ複数の前記磁気ヘ
    ツド素子を一体化したコンビネーシヨン磁気ヘツ
    ドと、 各トラツクの前記記録に使用する磁気ヘツド素
    子を共通の記録信号供給ラインに選択的に結合す
    るための記録側磁気ヘツド素子選択回路と、 各トラツクの前記再生に使用する磁気ヘツド素
    子を共通の再生信号伝送ラインに選択的に結合す
    るための再生側磁気ヘツド素子選択回路と、 前記磁気テープ駆動装置、前記テープ端部検出
    装置、前記記録側磁気ヘツド素子選択回路、及び
    前記再生側磁気ヘツド素子選択回路に結合され、
    前記テープ端部検出装置から得られるテープ端部
    検出信号に基づいてテープ走行方向を反転させる
    ための制御信号を前記磁気テープ駆動装置に供給
    し、且つテープ走行方向の反転後に反転前のトラ
    ツクと別のトラツクにデータを記録するために前
    記テープ端部検出信号に基づいて別のトラツクの
    磁気ヘツド素子を選択するための磁気ヘツド素子
    選択制御信号を前記記録側磁気ヘツド素子選択回
    路及び前記再生側磁気ヘツド素子選択回路に供給
    するテープ走行及び磁気ヘツド素子選択制御回路
    と、 前記記録側磁気ヘツド素子選択回路の前段に設
    けられ、少なくともテープ走行方向の反転期間の
    入力データを一時記憶するメモリと から成るデジタル磁気記録装置。 2 前記磁気テープ駆動装置は、第1のリール軸
    と、第2のリール軸と、前記第1のリール軸に結
    合された第1のモータと、前記第2のリール軸に
    結合された第2のモータと、前記磁気テープの走
    行速度を検出する走行速度検出器と、記録モード
    時には前記走行速度検出器の出力に応答して前記
    磁気テープを定速駆動するように前記第1及び第
    2のモータを制御し、停止モード時には前記第1
    及び第2のモータの内で供給側となるモータに停
    止バツクテンシヨン電圧を印加するモータ制御回
    路とから成るリール駆動型テープ駆動装置である
    特許請求の範囲第1項記載のデジタル磁気記録装
    置。 3 前記コンビネーシヨン磁気ヘツドは、複数ト
    ラツクに対応した複数のデユアルギヤツプが磁気
    テープの長手方向に直交する方向に一列に配列さ
    れたデユアルギヤツプ型磁気ヘツドである特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載のデジタル磁気記
    録装置。
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