JPH081683B2 - 磁気テープを用いる再生方式 - Google Patents
磁気テープを用いる再生方式Info
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- JPH081683B2 JPH081683B2 JP63202946A JP20294688A JPH081683B2 JP H081683 B2 JPH081683 B2 JP H081683B2 JP 63202946 A JP63202946 A JP 63202946A JP 20294688 A JP20294688 A JP 20294688A JP H081683 B2 JPH081683 B2 JP H081683B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/008—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
- G11B5/00813—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
- G11B5/00847—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks
- G11B5/0086—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks using cyclically driven heads providing segmented tracks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/1808—Driving of both record carrier and head
- G11B15/1875—Driving of both record carrier and head adaptations for special effects or editing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ヘッド方式の磁気記録/再生装置にお
いて、コンピュータなどのデータが記録された磁気テー
プを再生するときに用いられる磁気テープを用いる再生
方式に関する。
いて、コンピュータなどのデータが記録された磁気テー
プを再生するときに用いられる磁気テープを用いる再生
方式に関する。
従来の技術 第6図は、回転ヘッド方式の磁気記録/再生装置によ
り記憶された磁気テープ41のトラックパターンを示す図
である。トラックA0,A1,A2,…は、磁気ヘッド42aによっ
て記録された部分であり、このようなトラックA0,A1,A
2,…は、磁気ヘッド42aによって読出される。また、ト
ラックB0,B1,B2,…は、磁気ヘッド42bによって記録され
た部分であり、このようなトラックB0,B1,B2,…は、磁
気ヘッド42bによって読出される。トラックA0は、主デ
ータ記録部Mおよび制御データ記録部S1,S2に分割され
る。主データ記録部Mにはたとえばコンピュータのデー
タが記録され、制御データ記録部S1,S2にはたとえば主
データ記録部Mに記録されたデータ数が記録される。
り記憶された磁気テープ41のトラックパターンを示す図
である。トラックA0,A1,A2,…は、磁気ヘッド42aによっ
て記録された部分であり、このようなトラックA0,A1,A
2,…は、磁気ヘッド42aによって読出される。また、ト
ラックB0,B1,B2,…は、磁気ヘッド42bによって記録され
た部分であり、このようなトラックB0,B1,B2,…は、磁
気ヘッド42bによって読出される。トラックA0は、主デ
ータ記録部Mおよび制御データ記録部S1,S2に分割され
る。主データ記録部Mにはたとえばコンピュータのデー
タが記録され、制御データ記録部S1,S2にはたとえば主
データ記録部Mに記録されたデータ数が記録される。
制御データ記録部S1は、複数の記録領域に分割され、
各記録領域には同一のデータ(主データ記録部Mに記録
されたデータ数など)が記録される。制御データ記録部
S2も制御データ記録部S1と同様の構成である。これによ
って、磁気テープ41を通常の走行方向(矢符46F方向)
または逆方向(矢符46B方向)に、通常の走行速度の数
倍〜数十倍の走行速度で走行させても、制御データ記録
部S1,S2を読取ることができる。トラックA1,A2,…およ
びトラックB0,B1,B2,…もトラックA0と同様な構成であ
る。トラックAi(i=0,1,2,…)とトラックBiとは、フ
レームFiを構成している。
各記録領域には同一のデータ(主データ記録部Mに記録
されたデータ数など)が記録される。制御データ記録部
S2も制御データ記録部S1と同様の構成である。これによ
って、磁気テープ41を通常の走行方向(矢符46F方向)
または逆方向(矢符46B方向)に、通常の走行速度の数
倍〜数十倍の走行速度で走行させても、制御データ記録
部S1,S2を読取ることができる。トラックA1,A2,…およ
びトラックB0,B1,B2,…もトラックA0と同様な構成であ
る。トラックAi(i=0,1,2,…)とトラックBiとは、フ
レームFiを構成している。
回転ヘッド方式の記録/再生装置において、前述の第
6図に示されるようなトラックパターンでデータが記録
された磁気テープ41を通常の走行方向とは反対方向に走
行して再生するとき、厳密に言えば、磁気テープ41に記
録されたフレーム毎のデータを記録したフレームの順序
とは逆の順序で再生するとき(以下、このような動作を
逆転再生と称する)、単に磁気テープ41を逆方向に走行
させるだけでは、磁気ヘッド42a,42bはトラック上を正
確にトレースすることができず、正確な逆転再生を行う
ことができない。
6図に示されるようなトラックパターンでデータが記録
された磁気テープ41を通常の走行方向とは反対方向に走
行して再生するとき、厳密に言えば、磁気テープ41に記
録されたフレーム毎のデータを記録したフレームの順序
とは逆の順序で再生するとき(以下、このような動作を
逆転再生と称する)、単に磁気テープ41を逆方向に走行
させるだけでは、磁気ヘッド42a,42bはトラック上を正
確にトレースすることができず、正確な逆転再生を行う
ことができない。
つまり第6図において、記録時にはトラックは、磁気
ヘッド42a,42bのトレース方向およびトレース速度を表
すベクトル43と、磁気テープ41の走行方向および走行速
度を表すベクトル44とのベクトル和を表すベクトル45方
向に形成される。したがって、磁気テープ41をベクトル
47方向に走行させると、磁気ヘッド42a,42bは、ベクト
ル43とベクトル47とのベクトル和であるベクトル48方向
に磁気テープ41上をトレースすることになり、トラック
上を正確にトレースすることができない。
ヘッド42a,42bのトレース方向およびトレース速度を表
すベクトル43と、磁気テープ41の走行方向および走行速
度を表すベクトル44とのベクトル和を表すベクトル45方
向に形成される。したがって、磁気テープ41をベクトル
47方向に走行させると、磁気ヘッド42a,42bは、ベクト
ル43とベクトル47とのベクトル和であるベクトル48方向
に磁気テープ41上をトレースすることになり、トラック
上を正確にトレースすることができない。
そこで逆転再生を行うときは、先ず磁気テープ41を逆
方向に走行させ、一定距離走行させた後に停止させる。
次に、停止させた地点のフレームから逆転再生を開始す
るフレームまで通常再生を行い、再生された各フレーム
のデータをバッファRAMに記憶させ、バッファRAMからデ
ータを出力するときに、再生時のフレームの順序とは逆
の順序でデータの出力を行う。
方向に走行させ、一定距離走行させた後に停止させる。
次に、停止させた地点のフレームから逆転再生を開始す
るフレームまで通常再生を行い、再生された各フレーム
のデータをバッファRAMに記憶させ、バッファRAMからデ
ータを出力するときに、再生時のフレームの順序とは逆
の順序でデータの出力を行う。
発明が解決しようとする課題 上述したような方式で逆転再生を行う場合、磁気テー
プ41を常に一定距離だけ逆方向に走行させてから通常再
生を行っているので、1回の逆転再生動作で再生される
フレームの数は常に一定である。しかし、各フレームに
記録されているデータ数は必ずしも一定ではないので、
1回の逆転再生動作においてバッファRAMに記録される
全データ数も必ずしも一定ではない。したがって全デー
タ数が少ないときは、バッファRAMが有効に使用されな
いという問題がある。
プ41を常に一定距離だけ逆方向に走行させてから通常再
生を行っているので、1回の逆転再生動作で再生される
フレームの数は常に一定である。しかし、各フレームに
記録されているデータ数は必ずしも一定ではないので、
1回の逆転再生動作においてバッファRAMに記録される
全データ数も必ずしも一定ではない。したがって全デー
タ数が少ないときは、バッファRAMが有効に使用されな
いという問題がある。
本発明の目的は、回転ヘッド方式の磁気記録/再生装
置において、従来の技術に関して述べた方式で逆転再生
を行うとき、逆転再生時に使用されるバッファRAMを有
効に使用することができる磁気テープを用いる再生方式
を提供することである。
置において、従来の技術に関して述べた方式で逆転再生
を行うとき、逆転再生時に使用されるバッファRAMを有
効に使用することができる磁気テープを用いる再生方式
を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、複数の記録領域が設定され、ヘリカル方式
によって前記記録領域ごとにデータの再生を行い、再生
されたデータを記憶手段に記憶することにした、磁気テ
ープを用いる再生方式において、 前記記録領域には通常の走行方向でのみ再生可能な主
データ記録部と通常の走行方向および反対方向で再生可
能な制御データ記録部とが設けられ、制御データ記録部
には少なくとも主データ記録部に記録されたデータ数が
記録され、 磁気テープを通常の走行方向とは反対方向に走行して
再生するときには、磁気テープを通常の走行方向とは反
対方向に走行させた後で通常の走行方向に走行させて主
データ記録部からのデータを再生し、再生されたデータ
を記憶手段に記憶して、再生されたデータを記憶した順
序とは逆の順序で記憶手段から出力させる動作を繰返し
て行い、 磁気テープを上記反対方向に走行させる際に、制御デ
ータ記録部からのデータを再生することによって各記録
領域のデータ数を検出して総和を演算し、該総和が記憶
手段の記憶容量を越えたときに磁気テープの上記反対方
向の走行を停止し、次に磁気テープを上記通常の走行方
向に走行させて行う再生動作を、上記反対方向の走行の
開始時の記録領域までのデータを記憶手段に記憶するま
で、行うようにしたことを特徴とする磁気テープを用い
る再生方式である。
によって前記記録領域ごとにデータの再生を行い、再生
されたデータを記憶手段に記憶することにした、磁気テ
ープを用いる再生方式において、 前記記録領域には通常の走行方向でのみ再生可能な主
データ記録部と通常の走行方向および反対方向で再生可
能な制御データ記録部とが設けられ、制御データ記録部
には少なくとも主データ記録部に記録されたデータ数が
記録され、 磁気テープを通常の走行方向とは反対方向に走行して
再生するときには、磁気テープを通常の走行方向とは反
対方向に走行させた後で通常の走行方向に走行させて主
データ記録部からのデータを再生し、再生されたデータ
を記憶手段に記憶して、再生されたデータを記憶した順
序とは逆の順序で記憶手段から出力させる動作を繰返し
て行い、 磁気テープを上記反対方向に走行させる際に、制御デ
ータ記録部からのデータを再生することによって各記録
領域のデータ数を検出して総和を演算し、該総和が記憶
手段の記憶容量を越えたときに磁気テープの上記反対方
向の走行を停止し、次に磁気テープを上記通常の走行方
向に走行させて行う再生動作を、上記反対方向の走行の
開始時の記録領域までのデータを記憶手段に記憶するま
で、行うようにしたことを特徴とする磁気テープを用い
る再生方式である。
作 用 本発明に従えば、複数の記憶領域が設定され、該記録
領域には、通常の走行方向でのみ再生可能な主データ記
憶部と、通常の走行方向および反対方向で再生可能な制
御データ記憶部とが設けられる。制御データ記憶部に
は、少なくとも主データ記録部に記録されたデータ数が
記録されている。ヘリカル方式によって、前記記録領域
毎にデータの再生を行い、再生されたデータは記録手段
に記憶させる。このような磁気テープを用いる再生装置
において、磁気テープを通常の走行方向とは反対方向に
走行させて再生するときには、磁気テープを通常の走行
方向とは反対方向に走行させた後で通常の走行方向に走
行させて主データ記録部からのデータを再生し、再生さ
れたデータを記憶手段に記憶して、再生されたデータを
記憶した順序とは逆の順序で記憶手段から出力させる動
作を繰返して行う。磁気テープを上記反対方向に走行さ
せる際に、制御データ記録部からのデータを再生するこ
とによって、各記録領域のデータ数を検出して総和を演
算し、該総和が記憶手段の記憶容量を越えたときに磁気
テープの上記反対方向の走行を停止する。その地点から
通常の走行方向に磁気テープを走行させて主データ記録
部からのデータを再生すれば、反対方向の走行開始時の
記録領域までの再生データによって記憶手段の記憶容量
を最大限度で使い切り、メモリを有効に活用することが
できる。
領域には、通常の走行方向でのみ再生可能な主データ記
憶部と、通常の走行方向および反対方向で再生可能な制
御データ記憶部とが設けられる。制御データ記憶部に
は、少なくとも主データ記録部に記録されたデータ数が
記録されている。ヘリカル方式によって、前記記録領域
毎にデータの再生を行い、再生されたデータは記録手段
に記憶させる。このような磁気テープを用いる再生装置
において、磁気テープを通常の走行方向とは反対方向に
走行させて再生するときには、磁気テープを通常の走行
方向とは反対方向に走行させた後で通常の走行方向に走
行させて主データ記録部からのデータを再生し、再生さ
れたデータを記憶手段に記憶して、再生されたデータを
記憶した順序とは逆の順序で記憶手段から出力させる動
作を繰返して行う。磁気テープを上記反対方向に走行さ
せる際に、制御データ記録部からのデータを再生するこ
とによって、各記録領域のデータ数を検出して総和を演
算し、該総和が記憶手段の記憶容量を越えたときに磁気
テープの上記反対方向の走行を停止する。その地点から
通常の走行方向に磁気テープを走行させて主データ記録
部からのデータを再生すれば、反対方向の走行開始時の
記録領域までの再生データによって記憶手段の記憶容量
を最大限度で使い切り、メモリを有効に活用することが
できる。
実施例 第1図は、本発明に従う磁気記憶/再生装置20の基本
的構成を示すブロック図である。磁気テープ1は、ピン
チローラ9によってキャプスタン10に圧着され、キャプ
スタン10を回転駆動させることによって走行される。回
転ドラム8には磁気ヘッド12a,12bが180゜相対向する位
置に取付けられる。
的構成を示すブロック図である。磁気テープ1は、ピン
チローラ9によってキャプスタン10に圧着され、キャプ
スタン10を回転駆動させることによって走行される。回
転ドラム8には磁気ヘッド12a,12bが180゜相対向する位
置に取付けられる。
キャプスタン10は、制御部24からの制御信号に基づい
てキャプスタン駆動ユニット25により回転駆動される。
回転ドラム8に取付けられた磁気ヘッド12a,12bによっ
て再生された再生信号は、前置増幅器28で増幅され、変
復調信号処理回路に入力される。変復調信号処理回路29
は、再生信号をデータに戻す復調処理を行い、該データ
を制御部24およびバッファRAM30に与える。バッファRAM
30は、再生されたデータを記憶し、制御部24からの制御
信号に応じてデータをコンピュータ31に与える。
てキャプスタン駆動ユニット25により回転駆動される。
回転ドラム8に取付けられた磁気ヘッド12a,12bによっ
て再生された再生信号は、前置増幅器28で増幅され、変
復調信号処理回路に入力される。変復調信号処理回路29
は、再生信号をデータに戻す復調処理を行い、該データ
を制御部24およびバッファRAM30に与える。バッファRAM
30は、再生されたデータを記憶し、制御部24からの制御
信号に応じてデータをコンピュータ31に与える。
第2図は、回転ヘッド方式の磁気記録/再生装置20に
おける磁気テープ1の走行メカニズムを示す図である。
カセット2を磁気記憶/再生装置20にローディングした
状態が、第2図(1)に示されている。磁気テープ1
は、前記カセット2の供給側リール3aおよび巻取り側リ
ール3bにそれぞれ巻取られている。走行メカニズムは、
ポスト4、テンションポスト5、ガイドローラ6a,6b、
傾斜ポスト7a,7b、回転ドラム8、ピンチローラ9およ
びキャプスタン10を含んで構成される。
おける磁気テープ1の走行メカニズムを示す図である。
カセット2を磁気記憶/再生装置20にローディングした
状態が、第2図(1)に示されている。磁気テープ1
は、前記カセット2の供給側リール3aおよび巻取り側リ
ール3bにそれぞれ巻取られている。走行メカニズムは、
ポスト4、テンションポスト5、ガイドローラ6a,6b、
傾斜ポスト7a,7b、回転ドラム8、ピンチローラ9およ
びキャプスタン10を含んで構成される。
ポスト4およびテンションポスト5は、回転ドラム8
にかかる磁気テープ1の張力を一定に保つために設けら
れる。回転ドラム8は、矢符11方向に回転駆動され、こ
の回転ドラム8には磁気ヘッド12a,12bが180゜相対向す
る位置に取付けられる。前記磁気ヘッド12a,12bは、ク
ロストークによる雑音を防止するために異なったアジマ
ス角、たとえば磁気ヘッド12aは+20゜のアジマス角
を、磁気ヘッド12bは−20゜のアジマス角を有する。前
記回転ドラム8は、第2図(2)に示されるように、xy
平面上において回転軸8aをy軸からθ゜傾けた状態で設
けられる。
にかかる磁気テープ1の張力を一定に保つために設けら
れる。回転ドラム8は、矢符11方向に回転駆動され、こ
の回転ドラム8には磁気ヘッド12a,12bが180゜相対向す
る位置に取付けられる。前記磁気ヘッド12a,12bは、ク
ロストークによる雑音を防止するために異なったアジマ
ス角、たとえば磁気ヘッド12aは+20゜のアジマス角
を、磁気ヘッド12bは−20゜のアジマス角を有する。前
記回転ドラム8は、第2図(2)に示されるように、xy
平面上において回転軸8aをy軸からθ゜傾けた状態で設
けられる。
磁気テープ1は、ガイドローラ6a,6bおよび傾斜ポス
ト7a,7bによって回転ドラム8に約90゜の巻付け角で巻
付けられる。データを磁気テープ1に記録するときは、
ピンチローラ9およびキャプスタン10によって磁気テー
プ1を矢符13方向に走行させ、回転ドラム8を矢符11方
向に回転させる。これによって磁気ヘッド12a,12bが交
互に磁気テープ1の表面をトレースし、第3図に示すよ
うなフレームパターンでデータが記録される。
ト7a,7bによって回転ドラム8に約90゜の巻付け角で巻
付けられる。データを磁気テープ1に記録するときは、
ピンチローラ9およびキャプスタン10によって磁気テー
プ1を矢符13方向に走行させ、回転ドラム8を矢符11方
向に回転させる。これによって磁気ヘッド12a,12bが交
互に磁気テープ1の表面をトレースし、第3図に示すよ
うなフレームパターンでデータが記録される。
フレームFRi(i=1,2,3,…,n)は、1つの主データ
記録部MDiと2つの制御データ記録部SDiとで構成され
る。主データ記録部MDiにはデータDiが記録され、制御
データ記録部SDiにはフレーム番号Ni、データDiのデー
タ数Ciなどが記録される。フレーム番号とは、記録部に
1ずつ加算されて記録された順次番号である。
記録部MDiと2つの制御データ記録部SDiとで構成され
る。主データ記録部MDiにはデータDiが記録され、制御
データ記録部SDiにはフレーム番号Ni、データDiのデー
タ数Ciなどが記録される。フレーム番号とは、記録部に
1ずつ加算されて記録された順次番号である。
制御データ記録部SDiは、複数の記録領域に分割さ
れ、それぞれの記録領域には同一のデータ(フレーム番
号Ni、データ数Ciなど)が記録される。これによって制
御データ記録部SDiは、磁気テープ1を通常の走行方向
(矢符32方向)または逆方向(矢符33方向)に、通常の
走行速度の数倍〜数十倍の走行速度で走行させても読取
ることができる。
れ、それぞれの記録領域には同一のデータ(フレーム番
号Ni、データ数Ciなど)が記録される。これによって制
御データ記録部SDiは、磁気テープ1を通常の走行方向
(矢符32方向)または逆方向(矢符33方向)に、通常の
走行速度の数倍〜数十倍の走行速度で走行させても読取
ることができる。
第4図は、磁気テープ1の逆転再生動作を説明するた
めのタイミングチャートである。第4図(1)は磁気テ
ープ1の走行状態を示しており、通常方向の走行時はハ
イレベルであり、逆方向の走行時はローレベルである。
第4図(2)は磁気テープ1の再生信号を、第4図
(3)はバッファRAM30の出力信号をそれぞれ示してい
る。期間T1,T2,T3は、それぞれが1回の逆転再生動作期
間である。期間T1の逆転再生動作において、期間T1aで
は磁気テープ1を逆方向に走行させ、期間T1bでは磁気
テープ1を通常方向に走行させて再生を行い(第4図
(2)参照)、データをバッファRAM30に記憶させる。
期間T1cではさらにまた磁気テープ1を逆方向に走行さ
せ、また該期間T1cにおいては、バッファRAM30からデー
タを出力させる(第4図(3)参照)。期間T2,T3にお
いても期間T1と同様な動作が行われる。
めのタイミングチャートである。第4図(1)は磁気テ
ープ1の走行状態を示しており、通常方向の走行時はハ
イレベルであり、逆方向の走行時はローレベルである。
第4図(2)は磁気テープ1の再生信号を、第4図
(3)はバッファRAM30の出力信号をそれぞれ示してい
る。期間T1,T2,T3は、それぞれが1回の逆転再生動作期
間である。期間T1の逆転再生動作において、期間T1aで
は磁気テープ1を逆方向に走行させ、期間T1bでは磁気
テープ1を通常方向に走行させて再生を行い(第4図
(2)参照)、データをバッファRAM30に記憶させる。
期間T1cではさらにまた磁気テープ1を逆方向に走行さ
せ、また該期間T1cにおいては、バッファRAM30からデー
タを出力させる(第4図(3)参照)。期間T2,T3にお
いても期間T1と同様な動作が行われる。
本発明は、上述のような方式で逆転再生を行う場合
に、1回の逆転再生動作において最初に磁気テープ1を
逆方向に走行させるときに、各フレームに記憶されてい
るデータ数を読取り、総和を演算し、該総和がバッファ
RAM30の容量を越えたところで、通常方向に磁気テープ
1を走行させて再生を行わせようとするものである。
に、1回の逆転再生動作において最初に磁気テープ1を
逆方向に走行させるときに、各フレームに記憶されてい
るデータ数を読取り、総和を演算し、該総和がバッファ
RAM30の容量を越えたところで、通常方向に磁気テープ
1を走行させて再生を行わせようとするものである。
第5図は、磁気記録/再生装置20における磁気テープ
1の1回の逆転再生動作を説明するためのフローチヤー
トである。ステップa1で磁気テープ1を通常の走行方向
とは反対方向に走行させ、ステップa2でフレームの制御
データ記録部のフレーム番号Nおよびデータ数Cを読取
る。
1の1回の逆転再生動作を説明するためのフローチヤー
トである。ステップa1で磁気テープ1を通常の走行方向
とは反対方向に走行させ、ステップa2でフレームの制御
データ記録部のフレーム番号Nおよびデータ数Cを読取
る。
ステップa3で累積データ数CTにステップa2で読取った
データ数Cを累積加算する。ステップa4では累積データ
数CTがバッファRAM30の容量CRAMを越えたかどうかを判
断し、否定ならばステップa2に戻り、肯定ならばステッ
プa5に進み、磁気テープ1の逆方向の走行を停止させ
る。
データ数Cを累積加算する。ステップa4では累積データ
数CTがバッファRAM30の容量CRAMを越えたかどうかを判
断し、否定ならばステップa2に戻り、肯定ならばステッ
プa5に進み、磁気テープ1の逆方向の走行を停止させ
る。
ステップa6で磁気テープ1の通常再生を行い、ステッ
プa7では、各フレームのデータを順次再生し、バッファ
RAM30に記憶させる。ステップa8で磁気テープ1の通常
再生を停止し、ステップa9では再生時のフレームの順序
とは逆の順序でバッファRAM30のデータを出力する。
プa7では、各フレームのデータを順次再生し、バッファ
RAM30に記憶させる。ステップa8で磁気テープ1の通常
再生を停止し、ステップa9では再生時のフレームの順序
とは逆の順序でバッファRAM30のデータを出力する。
上述の逆転再生動作を、前述の第3図のフレームFRn
から行う場合を想定して説明する。磁気テープ1を矢符
33方向に走行させ、フレームFRn,…,FR3,FR2,FR1の順序
で、各フレームの制御データ記録部SDn,…,SD3,SD2,SD1
のデータ、詳しくはフレーム番号Nn,…,N3,N2,N1および
データ数Cn,…,C3,C2,C1を読取り、データ数Cn,…,C3,C
2,C1を順次累積加算する。たとえばフレームFR1の地点
で、累積データ数CTがバッファRAM30の要領CRAMを越え
たならば、磁気テープ1の逆方向の走行を停止し、通常
再生を行い、フレームFR2,FR3,…,FRnのデータD2,D3,
…,Dnを順次バッファRAM30に記憶する。この後、通常再
生を停止し、バッファRAM30からデータDn,…,D3,D2の順
序で出力する。
から行う場合を想定して説明する。磁気テープ1を矢符
33方向に走行させ、フレームFRn,…,FR3,FR2,FR1の順序
で、各フレームの制御データ記録部SDn,…,SD3,SD2,SD1
のデータ、詳しくはフレーム番号Nn,…,N3,N2,N1および
データ数Cn,…,C3,C2,C1を読取り、データ数Cn,…,C3,C
2,C1を順次累積加算する。たとえばフレームFR1の地点
で、累積データ数CTがバッファRAM30の要領CRAMを越え
たならば、磁気テープ1の逆方向の走行を停止し、通常
再生を行い、フレームFR2,FR3,…,FRnのデータD2,D3,
…,Dnを順次バッファRAM30に記憶する。この後、通常再
生を停止し、バッファRAM30からデータDn,…,D3,D2の順
序で出力する。
以上のように本実施例によれば、1回の逆転再生動作
で再生するフレームの数を逆転再生動作毎に可変とする
ことができる。これによってバッファRAM30を有効に使
用することが可能となる。また従来のバッファRAMに比
べて小容量のバッファRAM30でも、円滑な逆転再生を行
うことができる。
で再生するフレームの数を逆転再生動作毎に可変とする
ことができる。これによってバッファRAM30を有効に使
用することが可能となる。また従来のバッファRAMに比
べて小容量のバッファRAM30でも、円滑な逆転再生を行
うことができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、磁気テープの逆転再生
を行うときに、記憶手段を有効に使用することができ
る。また従来の記憶手段に比べて小容量の記憶手段で
も、円滑な逆転再生を行うことができる。
を行うときに、記憶手段を有効に使用することができ
る。また従来の記憶手段に比べて小容量の記憶手段で
も、円滑な逆転再生を行うことができる。
第1図は本発明に従う磁気記録/再生装置20の基本的構
成を示すブロック図、第2図は磁気記録/再生装置20に
おける磁気テープの走行メカニズムを説明するための
図、第3図は磁気記録/再生装置20により記憶された磁
気テープ1のフレームパターンを示す図、第4図は磁気
テープ1の逆転再生動作を説明するためのタイミングチ
ャート、第5図は1回の逆転再生動作を説明するための
フローチャート、第6図は磁気テープ41のトラックパタ
ーンを示す図である。 1……磁気テープ、24……制御部、30……バッファRA
M、FR1〜FRn……フレーム、MD1〜MDn……主データ記録
部、SD1〜SDn……制御データ記録部
成を示すブロック図、第2図は磁気記録/再生装置20に
おける磁気テープの走行メカニズムを説明するための
図、第3図は磁気記録/再生装置20により記憶された磁
気テープ1のフレームパターンを示す図、第4図は磁気
テープ1の逆転再生動作を説明するためのタイミングチ
ャート、第5図は1回の逆転再生動作を説明するための
フローチャート、第6図は磁気テープ41のトラックパタ
ーンを示す図である。 1……磁気テープ、24……制御部、30……バッファRA
M、FR1〜FRn……フレーム、MD1〜MDn……主データ記録
部、SD1〜SDn……制御データ記録部
Claims (1)
- 【請求項1】複数の記録領域が設定され、ヘリカル方式
によって前記記録領域ごとにデータの再生を行い、再生
されたデータを記憶手段に記憶することにした、磁気テ
ープを用いる再生方式において、 前記記録領域には通常の走行方法でのみ再生可能な主デ
ータ記録部と通常の走行方向および反対方向で再生可能
な制御データ記録部とが設けられ、制御データ記録部に
は少なくとも主データ記録部に記録されたデータ数が記
録され、 磁気テープを通常の走行方向とは反対方向に走行して再
生するときには、磁気テープを通常の走行方向とは反対
方向に走行させた後で通常の走行方向に走行させて主デ
ータ記録部からのデータを再生し、再生されたデータを
記録手段に記憶して、再生されたデータを記憶した順序
とは逆の順序で記憶手段から出力させる動作を繰返して
行い、 磁気テープを上記反対方向に走行させる際に、制御デー
タ記録部からのデータを再生することによって各記録領
域のデータ数を検出して総和を演算し、該総和が記憶手
段の記憶容量を越えたときに磁気テープの上記反対方向
の走行を停止し、次に磁気テープを上記通常の走行方向
に走行させて行う再生動作を、上記反対方向の走行の開
始時の記録領域までのデータを記憶手段に記憶するま
で、行うようにしたことを特徴とする磁気テープを用い
る再生方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202946A JPH081683B2 (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | 磁気テープを用いる再生方式 |
US07/393,792 US5247403A (en) | 1988-08-15 | 1989-08-15 | Apparatus and method for reproducing data of a recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202946A JPH081683B2 (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | 磁気テープを用いる再生方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0253210A JPH0253210A (ja) | 1990-02-22 |
JPH081683B2 true JPH081683B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=16465783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63202946A Expired - Fee Related JPH081683B2 (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | 磁気テープを用いる再生方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5247403A (ja) |
JP (1) | JPH081683B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132556A (en) * | 1979-04-04 | 1980-10-15 | Hitachi Ltd | Magnetic tape drive control system |
JPS5763976A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-17 | Sony Corp | Recorder |
US4821129A (en) * | 1986-11-21 | 1989-04-11 | Hewlett-Packard Company | Tape positioning using reverse boundary capture: tape drive system and method |
-
1988
- 1988-08-15 JP JP63202946A patent/JPH081683B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-08-15 US US07/393,792 patent/US5247403A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5247403A (en) | 1993-09-21 |
JPH0253210A (ja) | 1990-02-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |