JPH0696562A - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JPH0696562A
JPH0696562A JP24303892A JP24303892A JPH0696562A JP H0696562 A JPH0696562 A JP H0696562A JP 24303892 A JP24303892 A JP 24303892A JP 24303892 A JP24303892 A JP 24303892A JP H0696562 A JPH0696562 A JP H0696562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
time code
recording
running
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24303892A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Mitsuyoshi
勉 三吉
Yutaka Ota
豊 太田
Masako Sawada
昌子 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来よりも精度が高く、検出時間の少ない残
量検出を行うことを目的とする。 【構成】 記録媒体である磁気テープの全記録可能時間
を測定、算出する手段と、上記算出結果に基づいてテー
プ上に残量を検出するための時間符号を記録し、読み取
る手段、またはテープ、シリンダを通常の反対方向に走
行させて残量を検出するための時間符号を記録する手段
と、上記時間符号を読み取る手段を具備したタイムコー
ド処理部3を備え、従来より検出速度の速い、精度の高
い残量検出を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
に関するものであり、特に使用される磁気テープの現在
位置から終端までの記録可能な時間を算出する際に有効
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープの現在位置から終端
までの記録可能な時間(以下残量と称す)を利用者が短
時間で検知できる方法は、カセットの両リールに巻き付
いているテープの量を利用者自身が目で見て判断する第
一の方法と、供給側リールと巻取側リールの回転速度を
測定し、テープ厚やリールのハブ径等を用いて算出する
第二の方法とがある。しかし、第一の方法は明らかに精
度に関して問題があり、第二の方法に関しても算出精度
においては1分〜数分単位の精度しかない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、第一に精度が粗いという問題点があり、
第一の方法においては明らかであり、第二の方法におい
ても秒単位の精度は出すことができず、その上早送りや
巻き戻しなどを行っているときには更に精度が落ちるこ
とになる。
【0004】また、第二の問題点としては、第二の方法
における検出に要する時間がカセットの供給側リールと
巻取側リールの回転速度を測定するのに通常走行時にお
いても数秒間必要になってくるため、停止時においては
更に通常走行になるまでの時間が加算され、検出に要す
る時間は多くなってくる。
【0005】本発明は上記2点の問題を解決するもので
あって、従来に比べ精度が高く検出に時間のかからない
残量検出をするビデオテープレコーダーを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のビデオテープレコーダ(以下VTRと称す)
は、磁気テープ上のある区間の開始点から終了点に向か
って値が単調に減少するように時間符号を記録し、また
読み取る手段と、読み取った値からテープ残量を算出す
る手段とを具備している。
【0007】
【作用】本発明のVTRは上述した構成によってテープ
残量の検出の精度を従来より高くすることができ、検出
時間も従来より短くすることができる。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明のVTRの第一の実施例につ
いて図を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明のVTRの第一の実施例の構
成を示すブロック図であって、シリンダ1に取り付けら
れているヘッド(図示せず)は映像、音声信号などと共
にタイムコード処理部3から送られてきたタイムコード
をビデオテープ2上のタイムコード専用のトラックに書
き込み、またタイムコード専用のトラックから読み出し
たタイムコードをタイムコード処理部3に送る。制御部
4はタイムコード処理部3においてのタイムコードの発
生、読み取りを制御し、またテープ走行回路5を制御
し、また出力回路6に出力すべきデータを送る動作をす
る。
【0010】以下、本実施例のVTRのテープ残量を検
出するための時間符号(以下残量タイムコードと称す)
書き込み動作について説明する。テープ始端まで巻き戻
してあるテープに対してテープ走行回路5はキャプスタ
ンモータを通常再生時のn倍速(nは定数)で回転させ
てテープを走行させる。制御部4はテープの走行中の時
間tをテープ終端に達するまで計測し、その結果ビデオ
テープ2の全記録可能時間Tを次式によって算出する。
【0011】T=t×n 次に再度ビデオテープ2をテープ始端まで巻き戻し、タ
イムコードの記録を行なう。タイムコード処理部3はテ
ープ始端においてTの値がビデオテープ2の残量タイム
コード専用トラックに書き込まれるようにタイムコード
を発生し、順次タイムコードが減少していきテープ始端
で0となるように記録する。
【0012】以下、本実施例のVTRの残量タイムコー
ドの読み取り動作について説明する。残量タイムコード
が記録されているビデオテープ上の任意の位置におい
て、シリンダ1上のヘッドが読み取った残量タイムコー
ドはタイムコード処理部3に送られ、制御部4は上記残
量タイムコードをVTRの使用者の要求に応じて出力回
路6に出力する。
【0013】その際、ビデオテープ2が静止状態であっ
てもシリンダ1が回転していれば残量タイムコードは即
座に読み取ることができ、また通常よりも高速走行して
いる状態であっても精度の高い残量値を読み取ることが
でき、いずれの場合でもフレーム単位から秒単位の精度
の残量値を即座に読み取ることができる。
【0014】以上の様にして残量タイムコードを記録
し、読み取るわけであるが、タイムコードの記録にはタ
イムコード専用トラックをテープ上に用意しなくても、
映像信号の垂直同期期間を利用して記録する方法なども
ある。
【0015】(実施例2)以下、本発明の第二の実施例
について図を参照しながら説明する。
【0016】基本的な動作は第一の実施例と同様である
ため、残量タイムコード書き込み時の動作を説明する。
【0017】最初にテープ終端までテープを送ってお
く。次にタイムコード処理部において残量タイムコード
0をシリンダ1上のヘッドに送り、同時にキャプスタン
7とシリンダ1を通常記録時と逆向きに同一の速さで回
転させテープを通常と逆向きに送り、順次残量タイムコ
ードを増加させつつ記録する。これによりテープ始端に
おいて上記テープの記録可能時間が記録されることにな
り、残量タイムコードが正確に記録されることになる。
【0018】以下テープを通常と逆向きに走行させ、シ
リンダを反対方向に回転させたときについて図を用いて
説明する。
【0019】図2はシリンダとテープの接触部の正面図
であってシリンダ8とテープ9は通常走行時は矢印11
の向きに回転または走行している。シリンダ8に取り付
けられたヘッド10は回転しながらテープを斜めに走査
し、トラック13を形成し、多種の信号を記録する。
【0020】図3と図4はヘッド10とテープ9の走行
方向と速度と、トラックの形成される方向とを矢印で表
したベクトル図である。図3は通常走行の場合であり、
図4は当実施例における残量タイムコード記録時のもの
である。
【0021】一般に、テープの走行方向と速度をベクト
ルt、ヘッドの走行方向と速度をベクトルh、トラック
の形成される方向と速度をベクトルrとすると、ベクト
ルtとベクトルhとベクトルrの関係は、 r=h−t となるので、図3においては21がテープ9の走行方向
と速度を示すベクトル、22がヘッド10の走行方向と
速度を示すベクトルとすると、−hである23と22を
足したものがトラックの形成される方向と速度を示すベ
クトル24ということになる。
【0022】図4においても同様に25がテープ9の走
行方向と速度を示すベクトル、26がヘッド10の走行
方向と速度を示すベクトルとすると、−hである27と
26を足したものがトラックの形成される方向と速度を
示すベクトル28ということになる。
【0023】上記のベクトル24とベクトル28とを比
較すれば明らかなように当実施例において残量タイムコ
ード記録時は通常の記録時と比べて反対方向からトラッ
クを形成することになるので、残量タイムコードも逆か
ら記録することになる。
【0024】テープ残量を読み取る場合は実施例1と同
様であり、やはり精度の高い残量値を即座に読み取るこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のVTRは磁気テープ上にテープ始端から終端に向かっ
て値が減少するように時間符号を記録し、読み取る手段
と、読み取った値からテープ残量を算出する手段を持つ
ことによって、従来より高速かつ高い精度の残量検出を
実現し、ビデオテープの有効利用にも寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のVTRの一実施例の構成を示すブロッ
ク図
【図2】同実施例におけるシリンダとテープの接触部の
正面図
【図3】同実施例における通常走行時にヘッドとテープ
の走行方向と速度とトラックの形成される方向とを矢印
で表したベクトル図
【図4】同実施例における残量タイムコード記録時にヘ
ッドとテープの走行方向と速度とトラックの形成される
方向とを矢印で表したベクトル図
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ビデオテープ 3 タイムコード処理部 4 制御部 5 テープ走行回路 6 出力回路 7 キャプスタン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体である磁気テープ上に連続的な
    時間符号を映像、音声信号等と共に、または単独に記録
    し、読み取ることができるビデオテープレコーダであっ
    て、テープを定速で走行させる第一のテープ走行手段
    と、定速走行中の時間を計測する計測手段と、前記定速
    走行を行なった部分のテープ記録可能時間を算出する算
    出手段と、前記定速走行の開始点から終了点に向けて前
    記時間符号が単調に減少するような連続的な前記時間符
    号を記録する記録手段とを具備していることを特徴とす
    るビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 記録媒体である磁気テープ上に連続的な
    時間符号を映像・音声信号等と共に、または単独に記録
    し、読み取ることができるビデオテープレコーダであっ
    て、テープを通常走行と反対の方向に走行させる第二の
    走行手段と、信号の記録のためのヘッドの走査方向を通
    常と反対にするヘッド走査手段と、前記第二の走行手段
    と前記ヘッド走査手段とを用いることによってテープ上
    のある区間の終了点に前記時間符号として固定値を記録
    し、開始点に向かって前記時間符号が単調に増加するよ
    うに前記時間符号を記録する手段とを具備していること
    を特徴とするビデオテープレコーダ。
JP24303892A 1992-09-11 1992-09-11 ビデオテープレコーダ Pending JPH0696562A (ja)

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JP24303892A JPH0696562A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ビデオテープレコーダ

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JPH0696562A true JPH0696562A (ja) 1994-04-08

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ID=17097921

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JP24303892A Pending JPH0696562A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 ビデオテープレコーダ

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