JP2693202B2 - データ記録/再生装置 - Google Patents

データ記録/再生装置

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JP2693202B2
JP2693202B2 JP1011022A JP1102289A JP2693202B2 JP 2693202 B2 JP2693202 B2 JP 2693202B2 JP 1011022 A JP1011022 A JP 1011022A JP 1102289 A JP1102289 A JP 1102289A JP 2693202 B2 JP2693202 B2 JP 2693202B2
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博俊 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばデジタル信号の記録/再生を行う
ことができる回転ヘッド方式のデジタルオーディオテー
プレコーダ(R−DAT)などのデータ記録/再生装置に
関する。
従来の技術 従来から、R−DATなどのように磁気テープにデジタ
ル信号を高密度に記録する場合に、誤り訂正情報(パリ
ティチェックコード)を付加し、再生時に一部のデータ
が欠落しても訂正によって元のデータを再生することが
できるようにした磁気記録/再生装置がある。このよう
な装置では、小規模なデータの欠落は完全に訂正するこ
とができるけれども、大規模なデータの欠落が発生した
場合には元のデータを再現することはできない。このよ
うな磁気記録/再生装置をたとえば電子計算機などの補
助記憶装置として使用する場合には、このような事態を
検出するためにデータの書込みの後に記録状態を検査す
る必要がある。
このためたとえば書込み用ヘッドと読出し用ヘッドと
を別に設けて、書込み用ヘッドによってデータを書込ん
だ直後に読出し用ヘッドで磁気テープに書込まれたデー
タを再生し、元のデータと比較するなどの方法によって
データの記録状態を検査している。上記比較などの方法
によって記録状態を検査して書込みミスが検出される
と、再度書込みを行ってデータの信頼性を向上させてい
る。
また、いわゆる読出しミスに対しては、再生エラーに
より訂正不能フラグが発生した時に、トラッキングサー
ボが定常状態に至るまでに必要な約1〜2秒間に相当す
る長さだけ磁気テープを巻戻し、再度再生する(リトラ
イ)などの方法によって再生時におけるデータの信頼性
を向上させている。
発明が解決しようとする課題 上述のようなR−DATにおけるリトライ動作では、磁
気テープの走行方向を反転させるために磁気テープの走
行を一旦停止させる必要がある。このような停止動作時
において、磁気テープは磁気ヘッドが設けられた回転シ
リンダに摺接した状態で停止される。このとき回転シリ
ンダは、通常の動作状態の時と同じ回転数で回転してい
る。このため磁気テープが回転シリンダとの摩擦によっ
て損傷し、これによって記録されたデータが破壊される
場合があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、信頼性の高い
データの記録/再生を行うことができるデータ記録/再
生装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、回転シリンダに設けられたヘッドによっ
て、走行中の磁気テープにデータを記録し、または走行
中の磁気テープからデータを再生する回転ヘッド方式の
データ記録/再生装置において、 記録すべき主データを複数のトラックにわたって記録
して第1領域とするとともに、当該主データを区切る制
御データを複数箇所重複させ複数のトラックにわたって
記録して第2領域とする記録制御手段と、 回転中の回転シリンダを摺接させた状態で磁気テープ
を停止させるように指示されたとき、上記ヘッドが上記
第2領域に位置した際に、上記磁気テープの走行停止動
作を開始実行するテープ駆動手段とを設け、 上記記録制御手段は、上記第2領域の走行長さを、上
記走行停止動作が開始実行されてから磁気テープが停止
するまでの走行長さを上回る長さに設定することを特徴
とするデータ記録/再生装置である。
作 用 本発明に従えば、記録すべき主データと該主データを
区切る制御データとをそれぞれ予め定められる第1領域
および第2領域毎に記録制御手段によって磁気テープに
記録し、これを読取って再生し、上記磁気テープは磁気
テープ駆動手段によって走行駆動されるデータ記録/再
生装置において、上記第2領域は、上記磁気テープの走
行時に磁気テープ駆動手段に磁気テープを停止させるよ
うに指示する信号が入力されて以降、磁気テープが停止
するまでの走行長さを上回る長さに選ばれる。
したがって磁気テープの読取り動作時において、磁気
テープに回転シリンダを摺接させた状態で磁気テープを
停止させる場合、第2領域の読取り動作を開始した時点
で磁気テープを停止させるように指示する信号を磁気テ
ープ駆動手段に入力させれば、回転シリンダが前記第2
領域に臨んでいる期間内で磁気テープを停止させること
ができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のR−DAT1の基本的構成
を示すブロック図である。本実施例では、R−DAT1を外
部コンピュータ2の補助記憶装置として使用している。
外部コンピュータ2からのデータを磁気テープ6に記録
する場合に、外部コンピュータ2からのデータはインタ
フェイス3に与えられる。外部コンピュータ2からのデ
ータは、画像情報、音声情報あるいは外部コンピュータ
2での演算処理情報などであって、ファイルマークと称
される制御データ(以下、「ファイルマーク」という)
によって区切られたデータ単位毎に与えられる。
このようなデータはインタフェイス3からランダムア
クセスメモリなどのメモリ5に出力されるとともに、信
号処理回路4に出力される。インタフェイス3における
入出力動作などは、マイクロコンピュータなどで実現さ
れる制御回路7からの制御信号に従って行われる。
信号処理回路4では、入力されたデータに、R−DAT
に規格されるパリティチェックコードなどが付加され、
また前記ファイルマークはファイルマーク検出回路8に
よって、その長さが冗長される。このようなデータは、
増幅器9によって増幅され、回転シリンダ10に設けられ
た記録ヘッドW1,W2によって磁気テープ6に記録され
る。このような記録ヘッドW1,W2および後述する再生ヘ
ッドR1,R2は、円筒上の回転シリンダ10に固定されてい
る。回転シリンダ10は、モータ11によって矢符12方向に
回転駆動される。このとき制御回路7からの制御信号に
よってサーボ回路13がモータ11の回転速度を制御する。
磁気テープ6は、カセット14の供給側リール15aおよ
び巻取り側リール15bにそれぞれ巻取られている。磁気
テープ駆動手段は、固定ポスト17a,17b、テンションポ
スト18、ガイドローラ19a,19b、傾斜ポスト20a,20b、ピ
ンチローラ21およびキャプスタン22を含んで構成され
る。固定ポスト17a,17bおよびテンションポスト18は、
磁気テープ6の張力を一定に保つために設けられる。磁
気テープ6は、ガイドローラ18a,19bおよび傾斜ポスト2
0a,20bによって回転シリンダ10にたとえば90゜の巻付け
角で巻付けられる。また磁気テープ6は、キャプスタン
モータ23によって回転駆動されるキャプスタン22とピン
チローラ21とによって矢符24方向に走行される。このと
き制御回路7からの制御信号によってサーボ回路25がキ
ャプスタンモータ23の回転速度を制御する。
このようにして走行される磁気テープ6上を、前記記
録ヘッドW1,W2は第2図に示すように矢符26方向にトレ
ースし、トラックA,Bをそれぞれ形成する。1つのトラ
ックは3つの記録領域27a,27b,27cによって構成され、
記録領域27aには記録すべきデータが記録され、記録領
域27b,27cには記録領域27aに記録されたデータに関する
サブコードが記録される。また第1記録領域F1,F2およ
び第2記録領域FM1,FM2は、それぞれ複数のトラックか
ら構成され、第1記録領域F1,F2には外部コンピュータ
2からのデータが記録され、第2記録領域FM1,FM2には
ファイルマークが記録される。
このファイルマークは第2記録領域FM1,FM2の記録領
域27b,27cにそれぞれ記録されている。この記録領域27
b,27cには、同じファイルマークが複数記録されている
ので、この記録領域27bまたは27cの一部が損傷しても、
このデータを読取ってファイルマークを検出することが
できる。
磁気テープ6に記録されたデータは、記録ヘッドW1,W
2に個別的に対応する再生ヘッドR1,R2によって読出され
る。再生ヘッドR1,R2からの信号は、増幅器28にそれぞ
れ与えられる。このとき再生ヘッドR1,R2は、個別的に
対応する記録ヘッドW1,W2によって形成されたトラック
A,B上のデータをそれぞれ再生する。
増幅器28によって増幅されたデータ信号は再生PLL(P
hase Locked Loop)回路29に与えられ、この再生PLL回
路29においてクロック信号との同期がとられる。再生PL
L回路29からの出力はファイルマーク検出回路31を介し
て信号処理回路32に与えられる。ファイルマーク検出回
路31においてはファイルマークが検出され、信号処理回
路32においては、信号処理回路4で付加されたパリティ
チエックコードによる誤りの訂正などが行われる。誤り
の訂正が不能である場合には、再生エラーと判断され、
後述するリトライ動作が行われる。このような誤り訂正
などの信号処理は、同期回路30によって信号処理回路4
におけるパリティチエックコードの付加などの信号処理
と同期的に行われる。
信号処理回路32から出力されるデータはインタフェイ
ス3に与えられる。通常、インタフェイス3においては
メモリ5にデータをストアし、その後、メモリ5からデ
ータを読出して外部コンピュータ2に出力する。
第3図は、R−DAT1における磁気テープ6の走行停止
動作を説明するための図である。矢符33は、磁気テープ
6と回転シリンダ10との摺接位置の移動方向を示してい
る。第1記録領域F2のデータを再生している時、たとえ
ばトラックTaを再生している時に、再生エラーが発生し
た場合、磁気テープ6の走行を停止し、磁気テープ6を
巻戻してリトライする必要がある。このとき、R−DAT1
においては、ただちに停止動作は行われず、第2記録領
域FM2に記録されているファイルマークが検出されてか
ら、制御回路7は磁気テープ駆動手段に停止信号を出力
し、磁気テープ6の走行が停止される。ここで第2記録
領域FM2は、磁気テープ駆動手段に停止信号が入力され
てから磁気テープ6が停止するまでの走行長さを上回る
長さに選ばれている。したがって磁気テープ6の走行停
止時において磁気テープ6が回転シリンダ10と摺接する
場所は、第2記録領域FM2とすることができる。このよ
うな動作は第1記録領域F2内の他のトラックを再生して
いた場合でも同様に行われる。
第4図は、R−DAT1におけるリトライ動作を説明する
ためのフローチャートである。ステップn1において磁気
テープ6は再生状態とされ、ステップn2において再生エ
ラーが発生したかどうかが判断される。再生エラーが発
生するとステップn3に進み、ファイルマークを検出した
かどうかが判断される。ファイルマークが検出されると
ステップn4に進み、磁気テープ6の停止動作が行われ
る。上述のステップn1〜n4の動作における磁気テープ6
と回転シリンダ10との摺接位置の移動方向は、第5図の
矢符34で示されている。つまり第1記録領域F2内のトラ
ックTaの再生時に再生エラーが発生すると、磁気テープ
6は第2記録領域FM2上で停止する。
ステップn4で磁気テープ6が停止するとステップn5に
進み、磁気テープ6の巻戻し動作が行われ、ステップn6
でファイルマークが検出されたかどうかが判断される。
ファイルマークが検出されるとステップn7に進み、巻戻
し動作を停止させる。ステップn5〜n7の動作における磁
気テープ6と回転シリンダ10との摺接位置は第5図矢符
35で示されるように移動する。つまり、磁気テープ6の
巻戻し動作は第2記録領域FM1のファイルマークが検出
されるまで行われる。
ステップn7で磁気テープ6が停止するとステップn1に
戻り、再び再生動作が行われる。つまり回転シリンダ10
は第5図に示すように磁気テープ6上を矢符36方向に移
動し、再生エラーが発生したトラックTaをもう一度再生
する。このようなリトライ動作は、第1記録領域F2内の
他のトラックで再生エラーが発生した場合でも同様に行
われる。
以上のように本実施例によれば、磁気テープ6を回転
シリンダ10に摺接した状態で停止させる場合には、回転
シリンダ10は常にファイルマークが記録されている第2
記録領域FM1,FM2上で停止する。したがって主データが
記録されている第1記録領域F1,F2が回転シリンダ10と
の摩擦によって損傷することが防止される。これによっ
てR−DAT1を外部コンピュータ2の補助記憶装置として
使用する際、再生時におけるデータの信頼性が格段に向
上される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、磁気テープの読取り動
作時において、磁気テープに回転シリンダを摺接させた
状態で磁気テープを停止させる場合、第2領域の読取り
動作を開始した時点で磁気テープを停止させるように指
示されたとき、回転シリンダが前記第2領域に臨んでい
る期間内で磁気テープを停止させることができる。
したがって第1領域に記録された主データの回転シリ
ンダによる破壊を防止することができ、データ記録/再
生装置の信頼性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のR−DAT1の基本的構成を示
すブロック図、第2図はR−DAT1によってデータが記録
された磁気テープ6の記録パターンを示す図、第3図は
R−DAT1における磁気テープ6の停止動作を説明するた
めの図、第4図はR−DAT1におけるリトライ動作を説明
するためのフローチャート、第5図はR−DAT1における
リトライ動作を説明するための図である。 1……R−DAT、4,32……信号処理回路、6……磁気テ
ープ、7……制御回路、8,31……ファイルマーク検出回
路、10……回転シリンダ、11……モータ、21……ピンチ
ローラ、22……キャプスタン、23……キャプスタンモー
タ、F1,F2……第1記録領域、FM1,FM2……第2記録領
域、R1,R2……再生ヘッド、W1,W2……記録ヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転シリンダに設けられたヘッドによっ
    て、走行中の磁気テープにデータを記録し、または走行
    中の磁気テープからデータを再生する回転ヘッド方式の
    データ記録/再生装置において、 記録すべき主データを複数のトラックにわたって記録し
    て第1領域とするとともに、当該主データを区切る制御
    データを複数箇所重複させ複数のトラックにわたって記
    録して第2領域とする記録制御手段と、 回転中の回転シリンダを摺接させた状態で磁気テープを
    停止させるように指示されたとき、上記ヘッドが上記第
    2領域に位置した際に、上記磁気テープの走行停止動作
    を開始実行するテープ駆動手段とを設け、 上記記録制御手段は、上記第2領域の走行長さを、上記
    走行停止動作が開始実行されてから磁気テープが停止す
    るまでの走行長さを上回る長さに設定することを特徴と
    するデータ記録/再生装置。
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