JP3074767B2 - 回転ヘッドドラム - Google Patents

回転ヘッドドラム

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JP3074767B2
JP3074767B2 JP03099700A JP9970091A JP3074767B2 JP 3074767 B2 JP3074767 B2 JP 3074767B2 JP 03099700 A JP03099700 A JP 03099700A JP 9970091 A JP9970091 A JP 9970091A JP 3074767 B2 JP3074767 B2 JP 3074767B2
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recording
head
erase
drum
rotary
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宏志 桐山
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデジタル・ビデ
オテープレコーダ等の磁気記録再生装置に適用するのに
最適な回転ヘッドドラムに関し、特に、映像信号をガー
ドバンドレス方式で磁気テープ上に記録及び/又は再生
する回転ヘッドドラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタル・ビデオテープレコ
ーダに適用されていて、映像信号をガードバンドレス方
式で磁気テープ上に記録及び/又は再生する回転ヘッド
ドラムとして、図4に示すものがある。これは、磁気テ
ープ1がヘリカル状に巻回されて走行される回転ドラム
2の外周に、映像信号を記録及び/又は再生するための
ペアヘッドと称される2連の複数の回転ヘッドを配置し
ている。そして、これらの回転ヘッドは、第1及び第2
の記録ヘッドであるRECのA、B及びC、Dと、第1
及び第2の消去ヘッドであるERASEのA、B及び
C、Dと、第1及び第2の再生ヘッドであるPBのA、
B及びC、Dとで構成されている。
【0003】そして、RECのA、BとC、D、ERA
SEのA、BとC、D、PBのA、BとC、Dは回転ド
ラム2の外周でそれぞれ180°に対向されて配置され
ている。そして、ERASEのA、B及びC、DはRE
CのA、B及びC、Dに対して回転ドラム2の回転方向
(矢印a方向)に25°先行する位置に配置され、ま
た、PBのA、B及びC、DはRECのA、B及びC、
Dに対して回転ドラム2の回転方向と反対方向(矢印a
の逆方向)に90°遅れた位置に配置されている。
【0004】そして、回転ドラム2の矢印a方向への高
速回転によるヘリカルスキャン方式によって、映像信号
をガードバンドレス方式で磁気テープ1上に記録及び/
又は再生するようにしたものである。
【0005】この際、図5は磁気テープ1の編集時の記
録パターンを示したものであり、回転ドラム2の矢印a
方向の1回転中に、ERASEのA、Bによる消去、R
ECのA、Bによる記録(書込み)、ERASEのC、
Dによる消去、RECのC、Dによる記録(書込み)の
順に行われて、チャンネルA、Bの消去済みトラックE
A、EB上にチャンネルA、Bの記録トラックRA、R
Bを先行して記録した後に、チャンネルCDの消去済み
トラックEC、ED上にチャンネルC、Dの記録トラッ
クRC、RDが記録される。なお、図中TRは下書きさ
れている記録トラックである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の回転ヘ
ッドドラムは、RECのA、BがERASEのC、Dに
対して先行して記録する関係で、RECのA、B、C、
Dのトラック幅W1より大きなトラック幅W2のERA
SEのA、B、C、Dを用いると、チャンネルBの記録
トラックRBがチャンネルCのERASEのCで幅W3
(W3=W2−W1×1/2)に沿って部分的に消され
てしまうと言う問題があった。
【0007】また、ERASEのA、B、C、Dの取り
付け誤差が直接上記の消しすぎや不要な記録を残すと言
う悪影響につながっていた。
【0008】従って、従来の回転ヘッドドラムでは、回
転ドラム2の1回転内で、RECのA、BとC、D及び
ERASEのA、BとC、Dを異なるタイミングで独立
にコントロールしない限り、磁気テープ1の編集時にお
けるイン点及びアウト点でオーバーライトになったり、
不要に記録トラックを消したり又は不要に記録トラック
を残すと言う問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、記録ヘッドによって先行して記録
された記録トラックの一部を消去ヘッドによって消さな
いようにした回転ヘッドドラムを提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の回転ヘッドドラムは、映像信号をガードバ
ンドレス方式で磁気テープに記録する回転ヘッドドラム
において、前記回転ヘッドドラムの外周に180°対向
する位置に配置された第1の記録ヘッド及び第2の記録
ヘッドと、前記第1の記録ヘッドが記録する記録トラッ
クを先行して消去し、前記回転ヘッドドラムの外周であ
って前記第2の記録ヘッドに先行した角度位置に配置さ
れた第1の消去ヘッドと、前記第2の記録ヘッドが記録
する記録トラックを先行して消去し、前記回転ヘッドド
ラムの外周であって前記第1の記録ヘッドに先行した角
度位置に配置された第2の消去ヘッドとを有するもので
ある。
【0011】
【作用】上記のように構成された本発明の回転ヘッドド
ラムは、第1及び第2の消去ヘッドを共に第1及び第2
の記録ヘッドに対して先行させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をデジタル・ビデオテープレコ
ーダの回転ヘッドドラムに適用した一実施例を図1〜図
3を参照して説明する。なお、図4及び図5と同一構造
部には同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0013】まず、図1はヘッドの配置を示したもので
あり、RECのA、B及びC、Dにそれぞれ対応するE
RASEのA、B及びC、Dを、これらRECのA、B
及びC、Dに対して回転ドラム2の回転方向(矢印a方
向)にそれぞれ205°先行させて配置させたものであ
る。即ち、205°=180°+α°、α°=25°で
ある。
【0014】次に、図3は、磁気テープ1の編集時にお
けるERASE及びRECのコントロールのタイムチャ
ートを示したものであり、インサート指令信号S1のイ
ン点P1の入力に基づき、消去指令信号S2のA、Bと
C、DによってERASEのA、BとC、Dが動作され
る。そして、記録指令信号S3のA、Bによって、RE
CのA、BがERASEのA、Bに対して図1の205
°分の時間差tを有して動作され、消去指令信号S1の
A、BによってERASEのA、Bが動作された後、記
録指令信号S3のC、Dによって、RECのC、DがE
RASEのC、Dに対して上記時間差tを有して動作さ
れる。そして、インサート指令信号S1のアウト点P2
まで上記ERASEとRECの関係が完全に保持され
る。
【0015】従って、この回転ヘッドドラムによれば、
磁気テープ1の編集時には、図2に示すように、回転ド
ラム2の矢印a方向の1回転中に、ERASEのA、B
による消去、ERASEのC、Dによる消去、RECの
A、Bによる記録(書込み)、ERASEのA、Bによ
る消去、RECのC、Dによる記録(書込み)の順に行
われて、チャンネルA、B、C、Dの全部を先行して消
去し、それらの消去済みトラックEA、EB、EC、E
D上にチャンネルA、Bの記録トラックRA、RDとチ
ャンネルC、Dの記録トラックRC、RDが順次記録さ
れることになる。
【0016】従って、先行して記録されたチャンネルB
の記録トラックRBの一部がチャンネルCのERASE
のCで消されてしまうことが全くない。
【0017】しかも、図3に示すように、回転ドラム2
の1回転内の消去指令信号S2はERASEのAB及
びCがそれぞれ同じタイミング信号であり、同様に
記録指令信号S3もRECのAB及びCDがそれぞ
れ同じタイミング信号であるので、これらのタイミング
のコントロールは1系統で済み、非常に簡単である。
【0018】また、図3に示すように、磁気テープ1の
編集時に、インサート指令信号S1のイン点P1からア
ウト点P2まで、各チャンネル毎のERASEの期間と
RECの期間が重なることがなく、しかも、ERASE
してからRECすると言う関係が正しく保たれるので、
イン点P1より前から消去が始まったり、アウト点P2
になっても記録が終了しないと言うような不都合が全く
発生せず、高精度の編集を行える。
【0019】以上、本発明の一実施例に付き説明した
が、本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の有効な変更が可能であ
る。例えば、実施例ではREC及びERASEについて
それぞれAとB、CとDの2組4つのヘッド構成で説明
したが、AとBが一つのヘッドでありCとDが一つのヘ
ッドである構成も同様である。その場合、図2でトラッ
クRAとRBが一つのトラックとなり、トラックRCと
RDが一つのトラックになるだけで2組ずつペアの場合
と同様だからである。同様にヘッドのペア数はいくつで
も良い。
【0020】
【発明の効果】本発明の回転ヘッドドラムは、以上のよ
うに構成されているので、次のような効果を奏する。
【0021】第1及び第2の消去ヘッドを共に第1及び
第2の記録ヘッドに対して先行させることができるよう
にしたので、先行して記録された記録トラックの一部を
消してしまうようなことを未然に防止することができ
て、高精度の高密度記録を行える。
【0022】回転ドラムの1回転内の消去ヘッド及び記
録ヘッドのタイミングのコントロールは1系統で済み、
そのコントロールが非常に簡単である。
【0023】磁気テープの編集時におけるイン点からア
ウト点まで、各チャンネル毎の消去の期間と記録の期間
が重なることがなく、しかも、消去してから記録すると
言う関係が正しく保たれるので、イン点P1より前から
消去が始まったり、アウト点P2になっても記録が終了
しないと言うような不都合が全く発生せず、高精度の編
集を行える。
【0024】消去ヘッドの取り付け誤差の影響が出にく
い上に、消去ヘッドのトラック幅に余裕をとることがで
きるので、製造が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による回転ヘッドドラムのヘ
ッドの配置を示す概略平面図である。
【図2】同上の磁気テープ編集時の記録パターンを示す
図面である。
【図3】同上の消去ヘッド及び記録ヘッドのコントロー
ルのタイムチャートを示す波形図である。
【図4】従来の回転ヘッドドラムのヘッドの配置を示す
概略平面図である。
【図5】従来の磁気テープ編集時の記録パターンを示す
図面である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 回転ドラム RECのA、B 第1の記録ヘッド RECのC、D 第2の記録ヘッド ERASEのA、B 第1の消去ヘッド ERASEのC、D 第2の消去ヘッド RA、RB、RC、RD 記録トラック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号をガードバンドレス方式で磁気テ
    ープに記録する回転ヘッドドラムにおいて、 前記回転ヘッドドラムの外周に180°対向する位置に
    配置された第1の記録ヘッド及び第2の記録ヘッドと、 前記第1の記録ヘッドが記録する記録トラックを先行し
    て消去し、前記回転ヘッドドラムの外周であって前記第
    2の記録ヘッドに先行した角度位置に配置された第1の
    消去ヘッドと、 前記第2の記録ヘッドが記録する記録トラックを先行し
    て消去し、前記回転ヘッドドラムの外周であって前記第
    1の記録ヘッドに先行した角度位置に配置された第2の
    消去ヘッドとを有する ことを特徴とする回転ヘッドドラ
    ム。
JP03099700A 1991-04-05 1991-04-05 回転ヘッドドラム Expired - Lifetime JP3074767B2 (ja)

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JP03099700A JP3074767B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 回転ヘッドドラム

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JPH04307413A JPH04307413A (ja) 1992-10-29
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10028531B2 (en) 2013-03-15 2018-07-24 Philip Morris Products S.A. Aerosol-generating system having a piercing element

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10028531B2 (en) 2013-03-15 2018-07-24 Philip Morris Products S.A. Aerosol-generating system having a piercing element

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JPH04307413A (ja) 1992-10-29

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