JPH01290115A - デジタル信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、情報処理分野でのデジタル・データ記録再生
に用いられ、回転ヘッド方式のデジタル信号記録再生装
置に関するものであって、特に回転ヘッドの取付位置に
関するものである。

従来の技術 デジタル信号記録再生技術は、その大きな記憶容量を利
用して、ディスクドライブのバックアップ・データ保存
、イメージデータの保存に用いられ、従来のオープンリ
ーμの磁気テープ（ＭＴ）に代わろうとしている。

このデジタル・データ記録でのデータの信頼性を向上さ
せるため、テープ上に記録されたデジタル・データを再
生し、もとのメモリ内容と比較チェックしたシ、デジタ
ル・データを記録する際に、誤り検出・補正コードを同
時に記録し、記録再生時の不良によシ誤り検出・訂正を
行なっている。

また、デジタル・データの２重書きや３重書きを行ない
、たとえばテープ上の不良部分を避ける工夫を行なって
いる。また、テープ上に記録されたデジタル・データの
後から新しいデジタル・データをつなぎ記録する際、テ
ープ上のデジタルデータを再生中にトラックだけテープ
をずらす必要がある。

発明が解決しようとする課題 ところが、このようなデジタル・データ記録でのデータ
の信頼性を向上させる方法では、テープ上に記録された
デジタル・データを再生し、もとのメモリ内容と比較チ
ェックする（再生チェック）するのに時間がかかりすぎ
、再生されたデジタル拳データの不良を発見し、再度記
録し、また再生チェックしていたのでは、例えばテープ
上に不良部分があったとしたら、それが判るまでに無駄
な時間を費やすことになりかねない。また、つなぎ記録
する際も、なめらかなつなぎ記録が行なえない。

本発明は、このような従来の問題点を解消するものであ
シ、デジタル・データ記録でのデータの信頼性を向上さ
せるため、テープ上にデジタル・データを記録再生ヘッ
ドで記録した直後、テープ上のデジタル・データを再生
する後追いヘッドで記録状態を確認チェックし、記録デ
ータに不良があったときは、記録再生ヘッドで再度デジ
タル・データを記録し、またその直後にテープ上のデジ
タル・データを後追いヘッドで再生チェックすることを
目的とするとともに、つなぎ記録に際しても、なめらか
なつなぎ記録が行なえるデジタル信号記録再生装置を提
供することを目的としている。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明のデジタル信号記録再
生装置は、回転ドラムの円周上の相対する位置に設けた
Ａ、Ｂ２個のヘッドによシテープ上に斜めのトラックを
形成してデジタル・データを記録再生するデジタル信号
記録再生装置であって、前記記録再生ヘッドＡ、Ｂの取
付位置より、円周方向へは前記回転ドラムの反回転方向
に略１８０ｎ＋９０度ずらした位置、軸方向へはトラッ
クピッチの略ｎ＋３／４倍下げた位置に、再生チェック
する後追いヘッドＡ′、Ｂ′を設けた構成である。また
、前記後追いヘッドＡ１．Ｂｌのヘッド幅をトラックピ
ッチの略１．６倍にし、さらにデジタル・データが記録
済のテープのデジタル・データを部分的に書き換えるに
際しては、デジタル拳データがすでに記録されたテープ
を再生するとき、前記後追いヘッドＡ／、Ｂ／でトラッ
キング自動追尾システムを働かせ、前記記録再生ヘッド
Ａ、Ｂでテープにすでに記録されたデジタル・データを
再生し、記録位置を確認し、所定の位置より新しいデジ
タル・データを記録し、書き換え、さらに前記後追いヘ
ッドｐ、ｔ、Ｂｔで再生チェックする構成となっている
。

作　　用 本発明のデジタル信号記録再生装置は、上記した構成に
よって、記録再生ヘッドＡ、Ｂでテープ上にデジタル・
データを記録し、その直後にテープ上のデジタル・デー
タを前記後追いヘッドＡ′。

Ｂ′ｃ再生し、たとえば、記録時間時に記録しておいた
誤り検出、訂正コードによシ、誤シがないことを確認し
たり≦誤シが検出されたときは、その訂正能力の範囲内
において訂正した後、誤りがないことを確認したり、さ
らに誤シが検出されたときは、数トラツク後に再生デジ
タル・データを記録再生ヘッドＡ、Ｂでテープ上に記録
し、またその後にテープ上のデジタ／Ｉ／＠データを後
追いヘッドＡ’、９’で再生チェックすることができる
。

また、テープに記録されたデジタル・データを記録再生
ヘッドＡ、Ｂで再生するときと、記録再生ヘッドＡ、Ｂ
で記録直後に後追いヘッドｐ、ｔ、Ｂｔで再生するとき
とが同一の条件であれば、テープに記録されたデジタル
拳データの信頼性は、記録直後の再生チェックで判断で
きるが、たとえば記録再生へラドＡ、Ｂが記録するトラ
ックと同じトラックを略９ｏ度遅れて後追いヘッドＡ′
、Ｂ′が再生するときは、トラック幅はトラックピッチ
の略１．６倍であるので後追いヘッドＡｚＢｔが隣接す
るトラックのクロストークをひらうことはないので、テ
ープ上に記録済のデジタル拳データを記録再生ヘッドＡ
、Ｂで隣接するトラックのクロストークをひらいながら
再生するときに比ベクロヌトークによるデータの読み誤
シが少なくなってしまう。

しかし、木構成によれば、ｎ＝０のときは記録再生ヘッ
ドＡ、Ｂが記録するトラックをにトラックずれて、後追
いヘッドＡ′、Ｂ′が再生し、ｎ＝１以上のときは記録
再生ヘッドＡ、Ｂが記録するトラックの次、またはさら
に次のトラックを再生するので、後追いヘッドｐ、ｔ、
Ｂｉで再生する信号には、テープ上に記録済のデジタ／
Ｖ−データを記録再生ヘッドＡ、Ｂで再生するときに近
いクロストークによるデータの読み誤シがある。

しかも、後追いヘッドＡ′、Ｂ′のヘット幅をトラック
ピッチの略１．６倍に選びｎ＝＝＋１以上にすれば、ま
ったく同じクロストークによるデータの読み誤りがあり
、テープに記録されたデジタル・データの信頼性は記録
直後の再生チェックで判断できる。

またデジタ／Ｉ／−データが記録済のテープのデジタル
・データを部分的に書き換えるに際しても、記録再生ヘ
ッドＡ、Ｂで記録し、後追いヘッドＡ九Ｂ′で再生チェ
ックするので、記録データに不良があったときも、再度
記録再生チェックを行なうことができ、再生から記録へ
の切換えもトラックをオフセットする必要もなく、なめ
らかに書き換えが行なえる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明する
。

第１図に示すように、回転ドラム１の円周上の相対する
位置に２個の記録再生ヘッドＡ、Ｂを設け、この２個の
記録再生ヘッドＡ、Ｂの取付位置より、円周方向へは、
前記回転ドラム１０回転方向又と反対方向に略１ＢＯｎ
−１−ｇＱ度この例ではｎ＝１のときで２７０度ずらし
た位置、軸方向へはトラックピッチＹの略ｎ十％倍、こ
の例ではｎ＝１のときで１．７６倍下げた位置に、再生
する後追いヘッドＡ′、Ｂ′を設ける。また、ｎ＝ｏの
ときでは、円周方向へ略９０度ずらした位置、軸方向へ
０．７６倍下げた位置になる。

また、第２図に示すように後追いヘッドＡ′、Ｂ′のヘ
ッド幅ＺはトラックピッチＹの略１．６倍に選ばれてい
る。尚、以下、ｆｉ＝＝１の場合について説明する。

以上のように構成された木実施例のデジタル信号記録再
生装置は、記録再生ヘッドＡｊたはＢでテープ上にデジ
タル拳データを記録し、その後にチーブ２上のデジタ／
Ｉ／＃データを後追いヘッドＢ′またはＡ′で再生する
。これにより、記録時デジタ／Ｌ／−データと同時に記
録しておいた誤シ検出、訂正コードも再生し、これによ
り、誤シがないことを確認したり、誤りが検出されたと
きは、その訂正能力の範囲内において訂正した後、誤り
がないことを確認したり、さらに誤りが検出されたとき
は、数トラツク後に再度デジタｙ・データを記録再生ヘ
ッドＡまたはＢでテープ上に記録し、またその後にテー
プ上のデジタル・データ後追いヘッドＢ′またはＡ′で
再生チェックすることができる。

尚、ｎが偶数の場合は、記録再生ヘッドＡで記録したト
ラックは、後追いヘッドＡ’５Ｅ再生することとなる。

尚、テープに記録されたデジタル・データを記録再生ヘ
ッドＡ、Ｂで再生するときと、記録再生ヘッドＡ、Ｂで
記録直後に後追いヘッドＡ’、Ｂ’で再生するときとが
同一の条件であれば、テープに記録されたデジタル・デ
ータの信号性は、記録直後の再生チェックで判断できる
。しかしながら、たとえば記録再生ヘッドＡ、Ｂが記録
するトラックと同じトラックを略９ｏ度遅れて後追いヘ
ッドＡ′、Ｂ′が再生するときは、トラック幅はトラッ
クピッチの略１．５倍であるので、後追いヘッドＡ′。

Ｂ亦隣接するトラックのクロストークをひらうことはな
いので、テープ上に記録済のデジタル・データを記録再
生ヘッドＡ、Ｂで隣接するトラックのクロストークをひ
らいながら再生するときに比ベクロストークによるデー
タの読み誤シが少なくなってしまう。しかし、木実施例
の構成によれば、ｎ＝ｏのときは記録再生ヘッドＡ、Ｂ
が記録するトラックをハトラックずれて、後追いヘッド
Ａ′。

Ｂ′が再生し、ｎ＝＝１以上のときは記録再生ヘッドＡ
、Ｂが記録するトラックの次、また次のトラックを再生
するので、後追いヘッドＡ／、ｎ／で再生する信号には
テープ上に記録済のデジタル・データを記録再生ヘッド
Ａ、Ｂで再生するときに近いクロストークによるデータ
の読み誤シがある。

しかも、後追いヘッドＡ’、Ｂ’のヘッド幅をトラック
ピッチの略１．５倍に選びｎ　＝＝　１以上にすれば、
まったく同じクロストークによるデータの読み誤りがあ
り、テープに記録されたデジタル・データの信頼性は記
録直後の再生チェックで判断できる。

次にグジ名ぺ・データが記録済のテープ２のデジタル・
データを部分的に書き換える場合には、第３図に示すよ
うに、後追いヘッドＡ１．ＢＩからの出力を再生アンプ
３で増幅した後、トラッキング自動追尾システムからの
指命をキャプスタンドライブ６へ伝えてキャプスタンモ
ータ６にスピード、位置制御を行ないキャプスタン７が
前記テープ２の送りを制御し、前記記録再生ヘッドＡ、
Ｂでテープ２に記録済のデジタル・データを再生し、記
録位置を確認し、第２図に示すように、所定の位置８よ
シ新しいデジタル・データを記録し、書き換え、さらに
前記後追いヘッドＡ’、Ｂ’で、再生チェックするので
、記録データに不良があったときも、再度記録再生チェ
ックを行なうことができ、再生から記録への切換えもト
ラックをオフセットする必要もなく、なめらかに書き換
えが行なえる。

発明の効果 以上のように本発明のデジタル信号記録再生装置によれ
ば、次の効果を得ることができる。

（１）記録再生ヘッドでテープ上に記録されたデジタル
・データを、記録直後にテープ上のデジタ／Ｉ／φデー
タを後追いヘッドで再生チェックし、誤シが検出された
ときは再記録し、さらにそのチェックも行なえる。

（２）後追いヘッドによる再生チェックは、記録再生ヘ
ッドで再生するときと同じクロストークによる誤りがあ
る。すなわちテープに記録されたデジタル・データの信
頼性は記録直後の再生チェックで判断できる。

（３）デジタｐ・データが記録済のテープのデジタル・
データを部分的に書き換えるに際し、後追いヘッドでト
ラッキング自動追尾システムヲ働かせ、記録再生ヘッド
でテープに記録済のデジタル・データを再生し、所定の
位置より記録再生ヘッドで新しいデジタル・データを記
録するので、切換え途中でトラックをオフセットする必
要もなく、なめらかに書き換えが行なえ、さらに後追い
ヘッドで再生チェックが行なえる。

′　　　４、図面の簡単な説明 第１図は本発明の一実施例のデジタル信号記録再生装置
のヘッド位置を説明する概略図、第２図はデジタル・デ
ータを記録したテープのトラックパターン図、第３図は
デジタル・データの書き換えを説明するブロック図であ
る。

１・・・・・・回転ドラム、２・・・・・・テープ、３
・・・・・・再生アンプ、４・・・・・・トフッキング
追尾システム、６・・・・・・キャプスタンドライブ、
６・・・・・・キャプスタンモータ、７・・・・・・キ
ャプスタン、Ａ、Ｂ・・・・・・記録再生ヘッド、Ａ’
、ＢＩ・・・・・・後追イヘウド。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転ドラムの円周上の相対する位置に設けたＡ、
   Ｂ２個のヘッドによりテープ上に斜めのトラックを形成
   してデジタル・データを記録再生するデジタル信号記録
   再生装置であって、前記記録再生ヘッドＡ、Ｂの取付位
   置より、円周方向へは前記回転ドラムの反回転方向に略
   １８０ｎ＋９０度ずらした位置、軸方向へはトラックピ
   ッチの略ｎ＋３／４倍下げた位置に、再生チェックする
   後追いヘッドＡ′、Ｂ′を設けたことを特徴とするデジ
   タル信号記録再生装置。
2. （２）後追いヘッドＡ′、Ｂ′のヘッド幅が、トラック
   ピッチの略１．５倍であることを特徴とする請求項１記
   載のデジタル信号記録再生装置。
3. （３）デジタル・データが記録済のテープを書き換える
   とき、後追いヘッドＡ′、Ｂ′でトラッキング自動追尾
   システムを働かせ、記録再生ヘッドＡ、Ｂで前記デジタ
   ル・データが記録済のテープのデジタル・データを部分
   的に書き換え、前記後追いヘッドＡ′、Ｂ′で再生チェ
   ックすることを特徴とする請求項１記載のデジタル信号
   記録再生装置。