JP2538294B2 - 回転ヘッド式テ―プレコ―ダ―のデ―タ記録再生方法 - Google Patents

回転ヘッド式テ―プレコ―ダ―のデ―タ記録再生方法

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JP2538294B2 JP62311333A JP31133387A JP2538294B2 JP 2538294 B2 JP2538294 B2 JP 2538294B2 JP 62311333 A JP62311333 A JP 62311333A JP 31133387 A JP31133387 A JP 31133387A JP 2538294 B2 JP2538294 B2 JP 2538294B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、例えば回転ヘッド式ディジタルオーディオ
テープレコーダー(R−DAT)を情報機器の記憶装置と
して使用するためのデータ記録再生方法に関するもので
ある。
(ロ)従来の技術 従来、R−DATでは回転ヘッドにてヘリカルスキャン
されるテープの各トラックのトレース中央部にディジタ
ル変換された音楽信号を記録する情報の記録領域を形成
すると共に、この情報の記録領域の両側に即ちトラック
のトレース始端部とトレース終端部とに夫々トラッキン
グ領域(ATF領域)と共にサブコード領域を形成してい
る。そして、このトラッキング領域にはトラッキング制
御のためのサーボ信号を記録し、サブコード領域には曲
番や時間情報等と共に曲の頭部を示すスタートID等を記
録していた。
ところが、最近では斯るR−DATを情報機器の記憶装
置として使用することが考えられており、例えば120分
テープ使用のR−DATで約1Gバイトの記憶容量を実現す
ることが出来るため、従来記憶装置として用いられてい
たMT装置やハードディスク装置に比べて低価格、大容
量、小スペースの記憶装置を提供することが出来る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 具体的に、斯るR−DATを情報機器の記憶装置として
用いる場合そのトラックフォーマットはオーディオ用に
準拠して前述の情報の記録領域に音楽信号に替えてプロ
グラムやディジタルデータを記録する訳であるが、音楽
信号の記録時と同様にテープの始端から複数のプログラ
ムやディジタルデータを順次終端まで記録したのでは、
記録後のプログラム或いはディジタルデータの読み出し
時の応答性がディスク装置に比べて極端に悪くなると謂
う問題があった。また、プログラムやディジタルデータ
の記録時にテープのどの部分まで記録が終了し、また記
録後の部分的消去によって生じる記録可能な部分がどこ
にあり且つその容量がどの程度あるのかを簡単に捜し出
すことが出来なかった。更に、テープ自身の傷などによ
ってテープのどの部分が記録再生不能状態に陥っている
か等も簡単に捜し出すことが出来なかった。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は上記した問題点を解決するために、回転ヘッ
ドにてヘリカルスキャンされるテープ上にデータ領域と
そのデータ領域内記録されるプログラムやディジタルデ
ータの目録を記録する目録領域とを形成し、このデータ
領域へのプログラムやディジタルデータの記録を、2ト
ラックを1フレームとし複数フレームを1セクタとした
セクタ単位で行うようにした回転ヘッド式テープレコー
ダのデータ記録再生方法であって、その目的領域に、デ
ータ領域内のセクタの記録状況を示す第1の識別信号
と、データ領域内のセクタが記録再生不能状態にあるこ
とを示す第2識別信号とを記録するようにしたものであ
る。
(ホ) 作用 上記した本発明データ記録再生方法に依れば、プログ
ラムやディジタルデータの管理を各分割領域ごとに行な
うことが出来ると共に、新たなプログラムやディジタル
データの記録時にはテープのどの部分まで記録が終了
し、また記録後の部分的消去によって生じる記録可能な
部分がどこにあり且つその容量がどの程度あるのか、ま
たテープのどの部分が記録再生不能状態に陥っているか
等を簡単に知ることが出来る。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の一実施例について図面と共に説明す
る。即ち、本発明データ記録再生方式に依ればテープの
始終端間を複数領域に分割して、各分割領域の先頭部分
にその各分割領域内に記録されるデータの目録を記録す
る目録領域を形成し、テープの分割管理が出来るように
したものである。
また、この分割領域の目録領域を除くデータ領域内の
各トラックにプログラムやディジタルデータを記録する
際、2トラックを、1フレームとし複数フレーム(この
場合は8フレーム)を1セクタとしたセクタ単位で行な
うようにすると共に、その目録領域にデータ領域内のセ
クタの記録条項を示す第1識別信号と、データ領域内の
セクタが記録再生不能状態にあることを示す第2識別信
号とを記録するようにしたものである。以下、この分割
領域をクラスと称すると共にその目録領域をTOC(table
of content′s)領域と称し、この様にテープの始終
端間を複数クラスに分割して使用する分割管理方式を、
本発明では「クラスフォーマット」と呼称する。具体的
に、第1図は120分テープを等間隔にて8クラスに分割
した場合を示し、各クラスのデータ領域ではその各トラ
ックの情報の記録領域にプログラムやディジタルデータ
が記録され、サブコート領域にそのクラス番号、セクタ
番号、TOC領域かデータ領域かの情報識別信号等が記録
されることになる。また、各クラスのTOC領域は50セク
タ分に相当しその各トラックの情報の記録領域には、各
プログラムの名称、各プログラムのセクタサイズ等が記
録されると共に、データ領域中の何れかのセクタが記録
済みであるかその記録状況を示す第1識別信号と、デー
タ領域中の何れかのセクタが記録再生不能状態にあるか
を示す第2識別信号がマップ状に記録され、サブコード
領域には上記したデータ領域でのサブコード領域と同じ
内容が記録されることになる。ここで、各トラックの残
りの領域、例えばATF領域等はオーディオ用DATのトラッ
クフォーマットにそのまま準拠するものとし、第2図に
そのトラックフォーマットを示す。
次に、斯る本発明データ記録再生方式を実現するため
のシステム構成例について第3図乃至第5図に用いて説
明する。即ち、図における(1)はオーディオ用のR−
DATと同じ構成のメカニズムで、該メカニズム(1)に
は回転シリンダー、キャプスタンモータ、リールモータ
等が配設されている。(2)は回転シリンダーに180゜
離れて配された2個の記録再生用回転ヘッド(A,Bヘッ
ド)との間で記録再生信号の授受を行なう録再アンプ、
(3)は1フレーム単位で記録時に記録信号にエラー訂
正符号の附加、インターリーブ等を施し再生時に再生信
号にエラー訂正、デイインターリーブ等を施すフレーム
内信号処理回路、(4)は1セクタ単位で記録時にエラ
ー訂正符号の附加、インターリーブ等を施し再生時にエ
ラー訂正、デイインターリーブ等を施すセクタ内信号処
理回路で、該セクタ内信号処理回路(4)は第4図に示
す如く構成されている。即ち、(5)は1セクタ単位で
記録時にエラー訂正符号を附加し再生時にエラー訂正を
行なう誤り訂正回路、(6)(7)は記録(セーブ)時
にホストコンピュータから送られて来るプログラムやデ
ィジタルデータをセクタ単位で一時蓄え再生(ロード)
時にテープから再生されたプログラムやディジタルデー
タを1セクタ単位で一時蓄える第1、第2セクタメモリ
で、第2セクタメモリ(7)への記憶は第1セクタメモ
リ(6)に記憶されたデータが誤り訂正回路(5)から
の誤り訂正符号を附加してフレーム内信号処理回路
(3)に供給されている間に行なわれることになり、両
セクタメモリ(6)(7)でデータの記憶/読出しが交
互に行なわれることになる。(8)は後述するシステム
制御回路の制御にて第1、第2セクタメモリ(6)
(7)、誤り訂正回路(5)を制御する制御回路で、記
録時には第1、第2セクタメモリ(6)(7)に記憶さ
れるデータにセクタ単位でインターリーブを施すと共に
第1、第2セクタメモリ(6)(7)から読み出される
データにセクタ単位でエラー訂正符号の附加を行ない、
再生時には第1、第2セクタメモリ(6)(7)に一旦
記憶されて誤り訂正回路(5)によるエラー訂正が行な
われたデータにセクタ単位でデイインターリーブを施す
ようになっている。(9)は記録時に2個のA,Bヘッド
にてトレースされたトラックを再トレースして記録モニ
ターが行なえるようA,Bヘッドより夫々90゜遅れの位置
にて段差を持って配された2個の再生専用回転ヘッド
(A′,B′ヘッド)からの再生信号を受ける再生アン
プ、(10)は記録モニタ時に1セクタ単位のモニタ終了
ごとにそのセクタが記録済みであることを示す1ビット
の第1識別信号を出力すると共に、そのモニタ信号のエ
ラーチェックをフレーム内信号処理回路(3)で用いら
れる誤り訂正方式にて行ない1セクタ内のエラー数がセ
クタ内信号処理回路(4)内の誤り訂正回路(5)の訂
正能力を越えると1ビットの第2識別信号を出力する記
録エラーチェック回路、(11)は回転シリンダーを駆動
制御するシリンダーサーボ回路、(12)はリールモータ
を駆動制御するリールサーボ回路、(13)はキャプスタ
ンモータを駆動制御するキャプスタンサーボ回路、(1
4)は再生時にフレーム内信号処理回路(3)を通じた
録再アンプ(2)の出力からATF領域の信号抽出してト
ラッキングエラー信号を生成するATF回路で、このエラ
ー信号はキャプスタンサーボ回路(13)に供給されてキ
ャプスタンモータの回転速度制御に用いられる。(15)
は再生時にフレーム内信号処理回路(3)を通じた録再
アンプ(2)の出力からサブコード領域の信号を抽出す
るサブコード処理回路、(16)は各種操作キー入力やサ
ブコード処理回路(15)からの出力、或いは後述する指
令回路からの出力によりセクタ内信号処理回路(4)、
フレーム内信号処理回路(3)、シリンダーサーボ回路
(11)、リールサーボ回路(12)、キャプスタンサーボ
回路(13)を制御するシステム制御回路である。そし
て、(17)はホストコンピュータへの入出力ターミナル
となる入出力装置、(18)はこの入出力装置(17)を通
じたホストコンピュータからの命令に応じてシステム制
御回路(16)に指令を与える指令回路で、該指令回路
(18)は第5図に示す如く構成されている。即ち、(1
9)はテープ種類に応じて指定可能なテープ分割数とそ
の各分割時点を示すテープ始端からのリールモータのFG
パルスカウント数が予じめ記憶されているクラスメモ
リ、(20)は現在データの記録が行なわれているクラス
のデータ領域内の何れのセクタが記録済みであるかを示
す第1識別信号が記憶されるセクタメモリで、具体的に
は記録時に記録エラーチェック回路(10)よりセクタ内
信号処理回路(4)を通じて各セクタごとに送られて来
る1ビットの第1識別信号が第6図に示すようにマトリ
クス状に記憶されることになり、これをデータ領域内の
セクタ管理用のマップとして以後セクタマップと呼称す
る。ここで、このマップは横方向のアドレスが3ビット
で、また縦方向のアドレスが12ビットで与えられ、デー
タ領域のセクタ順がアドレス0000 0000 0000の000,001
…の順に対応(即ち1ビットが1セクタに対応)するよ
うになっており、「1」は記録済みセクタを表わし、
「0」は未記録セクタを表わしている。従って、この図
では最初のセクタから27セクタまで記録されていること
になる。(21)は現在データの記録が行なわれているク
ラスのデータ領域内の何れのセクタが記録再生不能であ
るかを示す第2識別信号が記憶されているBADセクタメ
モリで、具体的には記録時に記録エラーチェック回路
(10)よりセクタ内信号処理回路(4)を通じてセクタ
ごとに送られて来る1ビットの第2識別信号が第7図に
示すようにマトリクス状に記憶されることになり、これ
をデータ領域内の記録再生不可能なBADセクタ管理用の
マップとして以後BADセクタマップと呼称する。ここ
で、BADセクタマップはそのアドレスがセクタマップと
同じ方法で考えられ、データ領域のセクタ順がアドレス
0000 0000 0000の000,001…の順に対応(即ち、1ビッ
トが1セクタに対応)するようになっており、「1」は
記録再生不可能なセクタであることを表わし、「0」は
記録再生可能なセクタであることを表わしている。従っ
て、この図では最初のセクタから27セクタまで記録され
た際、その内の4セクタが記録再生不可能になっている
ことになり、この記録再生不可能なセクタ数が所定値を
越えたら後述する制御回路を通じて入出力装置(17)か
らホストコンピュータに通知されこのクラスが使用困難
になった旨を表示し、使用者の注意を喚起することにな
る。また、その数が更に増加するとそのクラスへの記録
を強制的に停止する。(22)は現在データの記録再生が
行なわれているクラスのTOC領域内に記録されたTOC情報
が一時的に記憶されるTOCメモリ、(23)は記録(セー
ブ)時にホストコンピュータから送られて来るプログラ
ムやディジタルデータを一時蓄え再生(ロード)時にテ
ープから再生されたプログラムやディジタルデータを一
時蓄えるデータバッハメモリ、(24)はホストコンピュ
ータからの命令を解読して後述する制御回路に出力する
命令解読回路、(25)は命令解読回路(24)からの出力
を受けてクラスメモリ(19)、セクタメモリ(20)、BA
Dセクタメモリ(21)、TOCメモリ(22)、データバッハ
メモリ(23)、システム制御回路(16)を制御する制御
回路である。
次に、斯るシステム構成例の記録時における各マップ
の使用例について説明する。先ず、ホストコンピュータ
側のキーボード操作によりプログラムのセーブ命令が出
されると、そのセーブ命令が入出力装置(17)、指令回
路(18)内の命令解読回路(24)を通じて制御回路(2
5)、システム制御回路(16)に伝達されてR−DATのメ
カニズムが記録状態に設定されると共に、ホストコンピ
ュータから入出力装置(17)を通じて送られて来て一旦
データバッハメモリ(23)に蓄えられたプログラムがセ
クタ内信号処理回路(4)の制御回路(25)でインター
リーブを施されて第1セクタメモリ(6)に記憶された
後エラー訂正符号を附加して制御回路(8)よりフレー
ム内信号処理回路(3)、録再アンプ(2)を通じてA,
Bヘッドに供給されテープ上に1トラックづつセクタ単
位で記録されることになる。そして、斯る1セクタ目の
記録時に90゜遅れのA′,B′ヘッドに1トラック記録ご
とに記録モニタが行なわれることになり、そのモニタ出
力が再生アンプ(9)を通じて記録エラーチェック回路
(10)に送出され、トラックごとにエラーチェックがな
されることになる。そして、斯る1セクタ目の記録が終
了すると第2セクタメモリ(7)からその1セクタ目の
記録中に蓄えられた2セクタ目のプログラムが同様に制
御回路(8)、フレーム内信号処理回路(3)、録再ア
ンプ(2)を通じてA,Bヘッドに供給されテープ上に2
セクタ目の記録が第8図の如く行なわれることになる。
そして、この2セクタ目の記録が開始してから、記録
エラーチェック回路(10)によりチェックされた1セク
タ目のセクタ内エラー数がセクタ内信号処理回路(4)
の誤り訂正回路(5)の訂正能力を越えない範囲である
と判定されると、この記録エラーチェック回路(10)か
ら「0」の第2識別信号が「1」の第1識別信号と共に
出力され、制御回路(8)を通じて指令回路(18)内の
セクタメモリ(20)とBADセクタメモリ(21)に供給さ
れることになる。従って、セクタメモリ(20)にはアド
レス「0000 0000 0001」の「000」に「1」が記録さ
れ、BADセクタメモリ(21)にはアドレス「0000 0000 0
001」の「000」に「0」が記憶されることになる。それ
と同時に、斯る「0」の第2識別信号は制御回路
(8)、フレーム内信号処理回路(3)、録再アンプ
(2)を通じてA,Bヘッドに供給され、2セクタ目の各
トラックのサブコード領域にBADマークとして記録され
ることになる。そして、斯る2セクタ目の記録が終了す
ると第1セクタメモリ(6)からその2セクタ目の記録
中に蓄えられた3セクタ目のプログラムが同様に制御回
路(8)、フレーム内信号処理回路(3)、録再アンプ
(2)を通じてA,Bヘッドに供給されテープ上に3セク
タ目の記録が行なわれることになり、そのモニタ信号の
エラー数が訂正能力を越えない範囲であると判定される
と同様にセクタメモリ(20)には次のアドレス「0000 0
000 0001」の「000」に「1」が記録され、BADセクタメ
モリ(21)にも次のアドレス「0000 0000 0001」の「00
0」に「0」が記録され、3セクタ目の各トラックのサ
ブコード領域に「0」が記録されることになる。そし
て、斯る3セクタ目の記録が終了すると第2セクタメモ
リ(7)からその3セクタ目の記録中に蓄えられた4セ
クタ目のプログラムが同様に制御回路(8)、フレーム
内信号処理回路(4)、録再アンプ(3)を通じてA,B
ヘッドに供給されテープ上に4セクタ目の記録が行なわ
れることになる。そして、この4セクタ目の記録が開始
してから、記録エラーチェック回路(10)によりチェッ
クされた3セクタ目のセクタ内エラー数が誤り訂正回路
(5)の訂正能力を越えたと判定されると、同様にセク
タメモリ(20)には次のアドレス「0000 0000 0001」の
「000」に「1」が記録され、BADセクタメモリ(21)に
は次のアドレス「0000 0000 0001」の「010」に「1」
が記録されることになる。同時に4セクタ目の各トラッ
クのサブコード領域に「1」が記録されることになると
共に第1セクタメモリ(6)への5セクタ目のプログラ
ムの記憶が禁止され引続き3セクタ目のプログラムが蓄
えられることになる。そして、斯る4セクタ目の記録が
終了すると第1セクタメモリ(6)から再び3セクタ目
のプログラムが同様にA,Bヘッドに供給されテープ上に
再び3セクタ目の記録が行なわれることになり、この時
その4セクタ目のモニタ信号のセクタ内エラー数が訂正
能力を越えない範囲であると判定されると同様にセクタ
メモリ(20)には次のアドレス「0000 0000 0001」の
「011」に「1」が記録され、BADセクタメモリ(21)に
も次のアドレス「0000 0000 0001」の「011」に「0」
が記録されることになるが、3セクタ目の各トラックの
サブコード領域に「1」が記録されることになる。そし
て、4セクタ目のモニタ信号のセクタ内エラー数が訂正
能力を越えない範囲であっても、再記録される3セクタ
目のサブコード領域に「1」が記録されることになるの
は、斯るプログラムの再生(サーブ)時に再生されるセ
クタ順序が前後しないようにするためであり、BADマー
ク「1」が付与されたセクタの再生プログラムは制御回
路(8)にて廃棄され、「0」が付与されたセクタの再
生プログラムのみがデイインターリーブを施されて第
1、第2セクタメモリ(6)(7)に交互に蓄えられる
ことになる。そして、以後記録時のモニタ信号のセクタ
内エラー数が誤り訂正回路(5)の訂正能力を越えない
範囲であれば、順次各セクタの記録が行なわれそのサブ
コード領域には「0」が記録されると共に、セクタメモ
リ(20)には「1」がBADセクタメモリ(21)には
「0」が順次記録されることになる。
尚、1つのプログラムの最後のEセクタ目の記録終了
時の場合、そのEセクタ目のモニタエラーチェックが終
了するまでの次のセクタに再度Eセクタ目のプログラム
の記録を開始し、Eセクタ目のモニタエラーチェックの
結果そのセクタ内エラー数が訂正能力を越えない範囲で
あると判定されると途中でその記録を中止し、セクタメ
モリ(20)にはセクタEまで記録済みであることを表示
する。逆に、モニタエラーチェックの結果そのセクタ内
エラー数が訂正能力を越えたと判定されると、そのまま
記録を続行しその時点からサブコード領域に「1」のBA
Dマークを記録することになる。
次に、斯るクラスのデータ領域が最初のセクタから27
セクタ目まで記録されている状態(第6図参照)で、例
えば10セクタから16セクタまでを消去した場合、セクタ
メモリ(20)ではその各セクタに対応したアドレス「00
00 0000 0001」の「011」から「111」までは第9図に示
す如く「0」に記録し直されることになる(但し、BAD
セクタメモリ(21)で「1」が記録されているセクタは
「1」のままである)。従って、新しいプログラムの記
録時にセクタメモリ(20)内のセクタマップをサーチす
ることにより、データ領域中の何れのセクタが記録済み
或いは記録再生不能であり、また消去により生じた未記
録セクタがどこにあり且つその容量がどの程度あるかを
簡単に捜し出すことが出来るようになり、プログラム記
録の効率と速応性を高めることが出来る。例えば、ホス
トコンピュータより新しいプログラムの記録命令が出さ
れると、第10図のスキップ(26)からステップ(27)に
進んでこの命令に含まれるプログラムのセクタサイズ
(セクタ数)とセクタメモリ(20)内に連続する空き領
域(未記録セクタ数)の大小比較をし、空き領域が新た
に記録されるプログラムのセクタサイズと同じかそれ以
上であると判定されるとステップ(28)に進んでセクタ
メモリ(20)の空き領域表示と対応するテープ上のセク
タに新しいプログラムの記録を開始すると共にそれに応
じてセクタメモリ(20)内の空き領域に「1」が順次記
録されていくことになる。そして、新しいプログラムの
記録が終了するとステップ(29)に進んで命令終了とな
る。尚、ステップ(27)で新たなプログラムのセクタサ
イズより大きな空き領域が見つからない場合は、ステッ
プ(30)に進んでその旨をホストコンピュータに通知
し、別のクラスのデータ領域に移行するよう表示してス
テップ(29)の命令終了となる。
(ト) 発明の効果 上述した本発明データ記録再生方法に依れば、プログ
ラムやディジタルデータの管理を各クラスごとに行なう
ことが出来ると共に、新たなプログラムやディジタルデ
ータの記録時にはテープのどの部分まで記録が終了し、
また記録後の部分的消去によって生じる記録可能な部分
がどこにあり且つその容量がどの程度あるのか、またテ
ープのどの部分が記録再生不能状態に陥っているか等を
簡単に知ることが出来るので、テープを用いたデータ記
録再生の応答性と効率を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図は120分テープの
分割形態を示す図、第2図はそのトラックフォーマット
を示す図、第3図はそのシステム構成例を示す図、第4
図はそのアクセス内信号処理回路の具体的構成例を示す
図、第5図はその指令回路の具体的構成例を示す図、第
6図はそのセクタマップを示す図、第7図はそのBADセ
クタマップを示す図、第8図はファイルの記録例を示す
図、第9図は部分消去を行なった場合のセクタマップを
示す図、第10図はフローチャートである。 (4)……セクタ内信号処理回路、(6)(7)……第
1、第2セクタメモリ、(16)……システム制御回路、
(18)……指令回路、(20)……セクタメモリ、(21)
……BADセクタメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 善孝 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 吉田 剛司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 日下 弘幸 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西村 理 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−113960(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドにてヘリカルスキャンされるテ
    ープ上に、データ領域とそのデータ領域内記録されるプ
    ログラムやディジタルデータの目録を記録する目録領域
    とを形成し、このデータ領域へのプログラムやディジタ
    ルデータの記録を、2トラックを1フレームとし複数フ
    レームを1セクタとしたセクタ単位で行うようにした回
    転ヘッド式テープレコーダのデータ記録再生方法であっ
    て、 その目的領域にデータ領域内のセクタの記録状況を示す
    第1の識別信号と、データ領域内のセクタが記録再生不
    能状態にあることを示す第2識別信号とを記録するよう
    にしたことを特徴とする回転ヘッド式テーブルレコーダ
    ーのデータ記録再生方法。
JP62311333A 1987-12-09 1987-12-09 回転ヘッド式テ―プレコ―ダ―のデ―タ記録再生方法 Expired - Fee Related JP2538294B2 (ja)

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JPH01151081A (ja) 1989-06-13

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