JP2666409B2 - 検索装置 - Google Patents

検索装置

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JP2666409B2
JP2666409B2 JP63245504A JP24550488A JP2666409B2 JP 2666409 B2 JP2666409 B2 JP 2666409B2 JP 63245504 A JP63245504 A JP 63245504A JP 24550488 A JP24550488 A JP 24550488A JP 2666409 B2 JP2666409 B2 JP 2666409B2
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【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1 装置の構成と動作(第1図) G2 DATのフォーマット(第2図〜第6図) G3 各種命令と動作(第7図〜第9図) G4 バックスペース関連動作(第10図〜第17図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、例えば回転ヘッド型のディジタルオーデ
ィオテープレコーダ(DAT)を用いて、コンピュータ等
から送られるデータを記録再生する場合等に用いて好適
なデータ記録再生装置に関する。
B 発明の概要 この発明は、例えばDATを利用してコンピュータ等か
らのデータをDATのフォーマットに沿って記録再生する
ようにしたデータ記録再生装置において、記録媒体の始
まりから所定単位でグループ化された情報の始まり又は
終りの全体番地を記録又は再生時に記憶してバックワー
ド方向の位置出しに用いるようにすることにより、バッ
クワード方向の位置出しを容易に且つ迅速にできるよう
にしたものである。
C 従来の技術 コンピュータにおいて、ハードディスク等に書込まれ
たデータを保護(バックアップ)するために、これらの
データを例えば1日に1回データストリーマ(データレ
コーダ)に転送して記録することが行われている。
従来のデータコレーダとしては、通常のアナログのオ
ーディオテープレコーダが多く用いられていた。しかし
ながらこのようなアナログのテープレコーダでは、磁気
テープの消費量が極めて多くなり、また記録時のデータ
レートが低いために転送・記録に極めて多くの時間がか
かり、さらには所望の記録部分の頭出しを容易に行うこ
とができない、等の問題点があった。
そこで近年製品化された回転ヘッドを用いたヘリカル
スキャン方式によるディジタルオーディオテープレコー
ダ、いわゆるDATをデータレコーダとして利用すること
が考えられている。DATをデータレコーダとして用いる
場合は、ホストコンピュータからのデータをコントロー
ラを介してDATに送りここでフォーマットに変換して記
録することになる。DATのフォーマットでは、互いにア
ジマスの異なる2つのヘッドが1回転したとき形成され
る2本の傾斜トラックを1フレームとし、この1フレー
ムを単位として16ビットのPCMオーディオデータをイン
タリーブして記録すると共に、補助的なサブデータを記
録するようにしている。その場合、後述するように各ト
ラックにはPCMデータが記録されるメインエリアとサブ
データが記録されるサブエリアとが形成される。
PCMデータが記録されるメインエリアは複数のグルー
プから成り、1グループは22フレームで構成され(オプ
ションとしてエラー訂正用の1フレーム(C3)が付加さ
れることあり)、1フレームは5756バイトから成る。ま
た、サブエリアのサブコード部にはフォーマットにもよ
るが後述されるように種々の情報が記録されている。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、DATを用いたデータ記録再生装置におい
て、テープを逆方向に進めて1グループ戻る(飛び越
す)いわゆるバックワード(backward)方向のスペース
グループリバース(space group reverse)命令(以
下、バックスペース(backspace)命令と云う)を実行
するときに、上述のサブコードをバックワード方式に進
み乍ら読みたい状況が生じる。
ところが、通常DATはバックワード方向のトラッキン
グサーボ能力をもたないものが多いので、毎フレームが
完全にサブコードを読めるとは限らない。例えばバック
ワード方向のバックスペース命令によって或るデータの
かたまりの始まり又は終りに位置出ししたい要求がある
場合、その位置情報(絶対フレームナンバー等)がサブ
コードにかかれているフォーマットだとしても、上述し
た理由によってその丁度位置出したい位置をバックワー
ド方向に進みながら認識できることは期待できない。す
なわちバックワード方向では頻繁にサブコードを読み損
なうからである。
従って、表示は位置出ししたい或るデータのかたまり
の始まり又は終りの位置からデータをアペンドしたり、
読み出したりするのにいちいちフォワード方向にしてか
らサブコードを読まなければならず、手間がかかる欠点
があった。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、バックワ
ード方向の位置出しを容易に且つ迅速に行うことができ
るデータ記録再生装置を提供するものである。
E 課題を解決するための手段 本発明の検索装置は、所定単位毎にグループ化された
情報と、グループ化された情報に対応したグループカウ
ント値と、絶対アドレス番号が記録されたテープ状記録
媒体をバックワード方向に検索する検索装置は、テープ
状記録媒体の始端から随時上記各グループの起点絶対ア
ドレス番号と終端絶対アドレス番号を取り込む再生手段
と、上記再生手段にて取り込んだ各グループの起点絶対
アドレス番号と終端絶対アドレス番号を所定グループ分
記憶する記憶手段と、上記所定グループ分の記憶容量を
超えて上記グループを取り込む際は上記記憶手段に記憶
されている古いグループの起点絶対アドレス番号と終端
絶対アドレス番号に上書きし、最後に上記記憶手段に記
憶されたグループに引き続き、グループ終端部であるこ
とを示すグループステータスを上記グループの起点絶対
アドレス番号と終端絶対アドレス番号の少なくとも一方
に上書きする記憶制御手段と、バックワード検索開始時
に位置するグループの前方のグループの起点絶対アドレ
ス番号、若しくは終端絶対アドレス番号のいずれかには
上記グループ終端部であることを示すグループステータ
スが記録されているか否かを判別する判別手段と、を備
え、バックワード検索中に、上記判別手段にて位置する
グループの前方のグループの起点絶対アドレス番号と終
端絶対アドレス番号の少なくとも一方がグループ終端部
であることを示すグループステータスであるときグルー
プステータスを参照した検索を中止するものである。
F 作用 記録又は再生のときはグループ化された情報つまりグ
ループの始まり又は終りの絶対番地すなわち絶対フレー
ムナンバーを記憶する。そしてバックワード方向のとき
この絶対番地を読み出して位置出しを行う。これにより
バックワード方向の位置出しを容易に且つ迅速に行うこ
とができる。
G 実施例 以下、この発明の一実施例を、DATをデータ記録再生
装置として用いる場合を例にとり、第1図〜第17図に基
づいて詳しく説明する。
G1 装置の構成と動作 第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図にお
いて、(1)はDAT、(2)はコントローラ、(3)は
インタフェースバス、(4)はホストコンピュータ、
(5)はハードディスク装置である。インタフェースバ
ス(3)としては例えばSCSI規格(「NIKKEI ELECTRONI
CS」日本経済新聞社発行:1986年10月6日号第102〜107
頁参照)のものを使用できる。DAT(1)は記録再生部
(6)、記録アンプ(7)、再生アンプ(8)、信号処
理回路(9)、RAM(10)、データコントローラ(1
1)、システムコントローラ(12)、サーボ及びモータ
ードライブ回路(13)等により主として構成されてい
る。
システムコントローラ(12)と信号処理回路(9)、
データコントローラ(11)とは、後述する絶対フレーム
ナンバーAFNO、モード指示及びデータ転送指示等の所定
の信号を授受するようになされている。
記録再生部(6)には、図示せずも回転ヘッドドラム
が設けられ、磁気テープがこのドラムの周囲の約90度の
範囲に巻付けられてキャプスタンにより移送されるよう
に成されている。このドラムには互いにアジマス角の異
なるA,B2ケのヘッドが設けられ、このドラムの1回転に
よってテープに2本の傾斜トラックが記録・再生される
ように成されている。
ホストコンピュータ(4)によりハードディスク装置
(5)から読み出されてバス(3)を介して供給される
ディジタルデータは、コントローラ(2)に入力され、
さらにシステムコントローラ(12)の指示に従ってデー
タコントローラ(11)、RAM(10)及び信号処理回路
(9)等において所定の信号処理が行われることによ
り、上述したDATのフォーマットへの変換が行われる。
このフォーマット化された信号は、記録アンプ(7)を
通じて記録再生部(6)に供給されて、ヘッドA,Bによ
り磁気テープに記録される。
また磁気テープに記録された信号はヘッドA,Bで再生
され、この再生信号は再生アンプ(8)を通じて信号処
理回路(9)に供給され、ここで逆変換されて取出され
たディジタルデータはデータコントローラ(11)、コン
トローラ(2)及びバス3を通じてホストコンピュータ
(4)に供給され、ハードディスク装置(5)に書き込
まれる。
G2 DATのフォーマット 上述の装置において、磁気テープに記録されるDATの
フォーマットは第2図のようになっている。
第2図において、テープ(14)にはヘッドA,Bが1回
転することにより、2本の傾斜トラックTA,TBが図の矢
印aで示すように下側から形成される。この2本のトラ
ックTA,TBにより1フレームが構成される。1本のトラ
ックTA(又はTB)は196個のブロックから成り、1ブロ
ックは288ビットで構成される。そのうち両端部の34ブ
ロックがサブエリアとなり、中央部の128ブロックがメ
インエリアとなる。
サブエリアはさらに幾つかの区画に分割されている。
即ち、トラックの下端部から、マージン部、サブコード
のPLL用のプリアンブル部、第1のサブコード部、ポス
トアンブル部、ブロック間のギャップ部、トラッキング
(ATF)信号部、ブロック間のギャップ部、データのPLL
用のプリアンブル部、ブロック間ギャップ部、ATF信号
部、ブロック間キャップ部、サブコードのPLL用のプリ
アンブル部、第2のサブコード部、ポストアンブル部、
マージン部が設けられている。このうち第1及び第2の
サブコード部はそれぞれ8ブロックで構成され、他の部
分はそれぞれ所定数のブロックで構成されている。尚、
図における長さの尺度は正確ではない。
メインエリアは128個のデータブロックから成り、そ
の1個のブロックは第3図に示すように、ブロックの先
頭から同期信号、PCM−ID、ブロックアドレス、パリテ
ィが夫々8ビットで配され、次の256ビットの期間にメ
インデータが配置されている。このメインデータは、オ
ーディオ信号を扱う場合は、LチャンネルとRチャンネ
ルの夫々16ビットのPCMデータである。これらの16ビッ
トのメインデータが2本のトラックTA,TB(1フレー
ム)のメインエリアにインタリーブされててパリティと
共に配される。この場合、1フレームのメインエリアに
は、略5760バイトのデータが記録される。データ記録再
生装置として使用する場合は、ホストコンピュータ
(7)から送られて来るデータを16ビットのデータに変
換してPCMデータと同等に扱い、これらのデータがフォ
ーマット化されて1フレームのメインエリアに記録され
る。
なお、このメインエリアのフォーマットについてはこ
の発明では特に関係しないので省略するも、必要であれ
ば特願昭62−315791号を参照されたい。
次にサブエリアにおける第1及び第2のサブコード部
のデータ構成について説明する。
第1及び第2のサブコード部は夫々8個のサブコード
ブロックから構成されており、夫々2048ビットのデータ
が記録可能である。
第4図はサブコードブロックの構成を示すもので、夫
々8ビットの同期信号、W1,W2、パリティが配置された
後、パリティを含む256ビットのサブコードデータが配
置される。このサブコードデータは4種類のパックから
成り、その1パックは8×8ビット(8シンボル)で構
成されている。
ブロックアドレスがEVENのブロックとODDのブロック
とではW1,W2の内容が異なっており、またパックナンバ
ー(1〜7)が、図示のようにEVENブロックとODDブロ
ックとにかけて付されている。また8番目のパックには
誤り検出用のC1符号が設けられている。
EVENブロックのW1は夫々4ビットのエリアID、データ
IDから成り、W2は上記1ビットの「1」、3ビットのパ
ックID、4ビットのブロックアドレスから成る。ODDブ
ロックのW1は、夫々4ビットの未定部分及びフォーマッ
トIDから成り、W2は上位1ビットの「1」、3ビットの
オールゼロコード、4ビットのブロックアドレスから成
っている。またEVENブロックのW1における4ビットのエ
リアIDが「0100」のときは、データの終端を示すEOD−I
D(エンドオブデータID)であるとしている。
パック1〜7は夫々8ビットづつの8ワードに分割さ
れており、各ワードには、例えば、テープ上の記録開始
部分のリードインエリアを示すコード、記録終了部分の
リードアウトエリアを示すコード、記録日時を示すコー
ド、絶対フレームナンバー、ロジカルフレームナンバー
‥‥‥等々の多種類のコードがパリティと共に設けられ
ている。
第5図は7個のパックのうち一例してパック1の構成
を示し、第6図はパック3の構成を示す。
第5図において、パック1は夫々ビットの8個のワー
ドPC1〜8から成る。PC1の上位4ビットはパックナンバ
ー(ここではパック1を示す「0001」)が設けられ、次
の2ビットは未定部分である。次の下位2ビット(P,
M)により、データを複数単位にわたって多重書きする
ことに関するリピートID(R−ID)が設けられている。
次のPC2とPC3との16ビットにより、グループカウントGP
Cが設けられている。このグループカウントPGCは、テー
プの始めからの単位(ここではグループと呼ぶ)の数を
カウントした値である。
また次のPC4〜PC7の32ビットにより、ファイルマーク
カウントFMCが設けられている。ファイルマークは、ホ
ストコンピュータから送られて来る所定量のデータの区
切りを示すマークであり、ファイルマークカウントFMC
はテープの始端からGPCが23フレーム毎に終了した時点
までのファイルマークの数をカウントした値である。ま
たPC8により、PC1〜PC7に対すパリティが設けられてい
る。
第6図において、パック3は夫々8ビットの8個のワ
ードPC1〜8から成る。PC1の上記4ビットはパックナン
バー(ここではパック3を示す「0011」)が設けられ、
下位4ビットはフォーマットIDが設けられている。PC2
は未定部分である。PC3の上位4ビットはリードインエ
リア又はリードアウトエリアを示すエリアIDが設けられ
ている。このPC3の下位4ビットと、PC4、PC5との合計2
0ビットにより絶対フレームナンバー(AFNO)が表わさ
れている。このAFNOは1巻のテープ上に記録される全フ
レームに付された連続番号である。次にPC6とPC7との合
計16ビットにより、チェックデータCDが設けられ、PC8
はPC1〜PC7に対するパリティが設けられている。
G3 各種命令と動作 さて、本実施例では、バックワード方向のバックスペ
ース命令に対して確実に位置出しを行うのに、この第5
図のパック1内のグループカウント及び第6図のパック
3内の絶対フレームナンバー(或いは絶対フレームカウ
ント(AFC)とも云う)を効果的に使用する。
先ず、ここで第7図〜第9図を参照してコントローラ
(2)とDAT(1)の間の命令(コマンド)のやりとり
を簡単に説明する。
書き込み動作時は第7図に示すように、コントローラ
(2)から1グループ書き込めと云う命令がDAT(1)
に対して供給される。そしてコントローラ(2)の制御
の下にホストコンピュータ(4)によりハードディスク
装置(5)から読み出されたディジタルデータがバス
(3)を介してコントローラ(2)に供給され、これよ
り1グループ5756バイト×22のデータがDAT(1)に供
給されてテープ(15)に書き込まれる。なお、このとき
誤り訂正符号はDAT(1)側で付加される。
書き込みが終了すると書き込みOK又は書き込みNGでも
う一度書き込みが必要である等の警告がDAT(1)より
コントローラ(2)に対してなされる。
この書き込み動作が1グループ毎に繰り返して行われ
る。
読み出し動作時は第8図に示すように、コントローラ
(2)から1グループ読み出せと云う命令がDAT(1)
に対して供給される。すると、DAT(1)より1グルー
プ5756バイト×22のデータが読み出されてコントローラ
(2)に送られ更にコントローラ(2)よりバス(3)
を介してホストコンピュータ(4)に送られてハードデ
ィスク装置(5)に書き込まれる。
DAT(1)よりコントローラ(2)への伝送が終了す
ると、伝送が終了したこと等を表わす報告がDAT(1)
よりコントローラ(2)に対してなされる。
この読み出し動作が1グループ毎に繰り返して行われ
る。
次に飛び越し(バックスペース)動作時は第9図に示
すように、コントローラ(2)からフォワード方向(順
方向)に1グループ飛び越せと云う命令がDAT(1)に
供給されると、DAT(1)はその飛び越しを実行した後
飛び越したことをコントローラ(2)に対して報告す
る。。なおこのときはデータの転送はない。
また、コントローラ(2)からバックワード方向(逆
方向)に1グループ飛び越せと云う命令がDAT(1)に
供給されると、DAT(1)はその飛び越しを実行した後
飛び越したことをコントローラ(2)に対して報告す
る。このときもデータの転送はない。
G4 バックスペース関連動作 ここで問題となるのは上述の如くバックワード方向で
の飛び越し(バックスペース)である。このことを次に
第10図〜第17図を参照して説明する。
先ずシステムコントローラ(2)内のメモリ(図示せ
ず)にグループとグループの境界を表わす情報を例えば
8グループ分グループステータスとして記憶するように
する。境界情報としてはグループの始まりBとグループ
の終りEを用い、グループの始まりBに対応してグルー
プの第1のフレームのAFCを記憶し、グループの終りE
に対応してグループの最終フレームのAFCを記憶するよ
うにする。また、第10図において、Pはアドレス0〜7
を与えるポインタである。
そこで、先ずテープの始まり(BOT)における初期化
を行い、第11図Aに示すようにグループステータスを全
て−2とする。次に1グループを読み出したり、書き込
んだり或いはフォワードスペース(バックスペースの逆
で順方向に1グループ飛び越すことを云う)する毎に現
在ポインタがさしているところにそのグループの始まり
B及び終りEに夫々対応したAFCを書く。第11図Bはこ
の状態を示したもので、グループ0の始まりに対応した
AFCとしてb0、その終りに対応したAFCとしてe0が書き込
まれていることがわかる。次に第11図Cに示すようにポ
インタPを1つだけインクリメントし、このインクリメ
ント後のポインタPがさすところに−1を書き込む。
この動作を1グループを読み出したり、書き込んだり
或いはフォワードスペースする毎に繰り返す。そしてグ
ループステータスがAFCで一杯になればオーバライトす
る。また、巻き戻し等でテープの始まりに来たときは上
述の如く再初期化を行う。
第12図及び第13図は一例として読み出した及びバック
スペースを行った場合の各グループステータスの変化を
示したもので、第12図Aは初期状態より読み出しを5回
繰り返した後の状態、第12図Bは第12図Aの状態よりバ
ックスペースを1回行った後の状態、第12図Cは第12図
Bの状態より更にバックスペースを4回繰り返した後の
状態である。第14図はこの動作を模式的に示したもので
ある。また、第13図Aは初期状態より読み出しを11回繰
り返した後の状態、第13図Bは第13図Aの状態よりバッ
クスペースを7回繰り返した後の状態である。第15図は
この動作を模式的に示したものである。
ここでバックスペースの動作をまとめると第16図のご
とくなる。すなわちコントローラ(2)よりバックスペ
ースの命令を受けたとき、DAT(1)はグループステー
タスを参照して次のような動作を行う。ステップ(21)
で現在のポインタPが指している1つ前のグループの始
まりBを見て、そのグループステータスが−1か、−2
か或いはその他意味あるデータかを判断する。
そして、ここでその意味あるデータであれば、つまり
ノーマルの状態であれば(例えば第12図Aの場合意味あ
るデータはb4である)、ステップ(22)に進み、ここで
テープをリバースし、サブコードに書かれているAFCを
読めるものは読み取り、B(P−1)すなわち第12図A
の場合であればb4を目標に戻り、この目標とするえAFC
を越えたらストップする。
そして、ステップ(23)でポインタPを1つだけデク
リメントする。すなわち第12図Bに示すようにb4の所に
ポインタPをもって来る。そして、ステップ(24)でバ
ックスペースが良好に行われたことをコントローラ
(2)に報告する。
一方、ステップ(21)において現在のポインタPが指
している1つ前のグループの始まりBのグループステー
タスが−2の場合、例えば第12図Cの場合、テープの始
まりにいることになるので、ステップ(25)でバックス
ペースは受け付けられない。つまり拒否することをコン
トローラ(12)に報告する。
また、ステップ(21)において現在のポインタPが指
している1つ前のグループの始まりBのグループステー
タスが−1の場合、例えば第13図Bの場合、バックワー
ド方向に進んでも情報はないので、ステップ(26)で所
定量例えば1〜2グループ分リバースした後ファワード
してサブコードのグループカウントを読んで、いまいる
グループ4から1つ前のグループ3の頭出しをしてスト
ップする。そして、ストップしたグループ3以前のグル
ープは第13図Bからもわかるようにオーバライトで既に
消されているのでこれ以上グループステータスを参照し
ても意味がなく、従って、ステップ(27)でグループス
テータスを全てリセットして第17図の如く−1を書く。
そして、ステップ(28)でグループ3の頭に戻ったこと
すなわちバックスペースができたことをコントローラ
(2)に報告する。
このステップ(26)〜(28)の動作を第15図を参照し
て更に詳述する。ステップ(21)において現在のポイン
タPが指している1つ前のグループの始まりBのグルー
プステータスが−1であるのは第13図Bからグループ4
であるので、このグループ4の始まりb4の所から所定量
例えばグループ3,2,1とリバースする。そして今度はフ
ォワードに進んでサブコードのグループカウントを1,2,
3と読む。そていまグループ4の始まりb4から1つ前の
グループ3の頭出しすなわちグループ3の始まりb3を見
つけてストップする。この結果b4より1グループ飛び越
したすなわちバックスペースが出来たことになる。な
お、グループ3以前のグループ2,1,0は第13図Bからも
わかるようにグループ10,9,8がオーバライトされて既に
消されているのでこれ以上グループステータスを参照し
ても意味がなく、従って、ステップ(27)でグループス
テータスを全てリセットして第17図の如く−1を書く。
そして、ステップ(28)でグループ3の始まりb3に戻っ
た、つまりバックスペースが完了したことをコントロー
ラ(2)に報告する。
なお、書き込み命令があったときどの位置から書いて
いいかを判断するアペンド位置決定は次のように行う。
先ず、読み出し、書き込み或いはフォワードスペース後
グループステータスを操作した後 アペンド位置=E(P−1)+2 とする。すなわち、読み出し、書き込み或いはフォワー
ドスペース後のポインタPの1つ前のグループの終りE
を見て、それより1つあけて次のフレームより書くよう
にする。
また、バックスペース後グループステータスを操作し
た後 アペンド位置=B(P)+1 とする。すなわちバックスペース後のポインタPを見て
現在のグループの始まりBより1フレーム後より書くよ
うにする。
このように本実施例では過去複数グループ分のグルー
プの始まり及び終りの絶対番地(AFC)を書き込み又は
読み出しの際に記憶しておき、バックワード方向のグル
ープステータスとして使用するようにしたので、バック
ワード方向の位置出しが容易に且つ迅速にできる。
H 発明の効果 上述の如くこの発明によれば、記録媒体の始まりから
所定単位でグループ化された情報の始まり又は終りの絶
対番地を記録又は再生時に記憶してバックワード方向の
位置出しに用いるようにしたので、バックワード方向の
位置出しを容易に且つ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図のこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
はDATのフォーマットを示す図、第3図はメインデータ
ブロックのデータ構成図、第4図はサブコードブロック
のデータ構成図、第5図及び第6図は夫々サブコードブ
ロックのパックのデータ構成図、第7図は書き込み動作
の説明図、第8図は読み出し動作の説明図、第9図は飛
び越し動作の説明図、第10図〜第17図はこの発明の要部
の説明に供する図である。 (1)はDAT、(2)はコントローラ、(3)はインタ
フェースバス、(4)はホストコンピュータ、(5)は
ハードディスク装置、(9)は信号処理回路、(11)は
データコントローラ、(12)はシステムコントローラで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 龍哉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−190174(JP,A) 特開 昭59−74594(JP,A) 特開 昭63−71994(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定単位毎にグループ化された情報と、グ
    ループ化された情報に対応したグループカウント値と、
    絶対アドレス番号が記録されたテープ状記録媒体をバッ
    クワード方向に検索する検索装置は、 テープ状記録媒体の始端から随時上記各グループの起点
    絶対アドレス番号と、終端絶対アドレス番号を取り込む
    再生手段と、 上記再生手段にて取り込んだ各グループの起点絶対アド
    レス番号と終端絶対アドレス番号を所定グループ分記憶
    する記憶手段と、 上記所定グループ分の記憶容量を超えて上記グループを
    取り込む際は上記記憶手段に記憶されている古いグルー
    プの起点絶対アドレス番号と終端絶対アドレス番号に上
    書きし、最後に上記記憶手段に記憶されたグループに引
    き続き、グループ終端部であることを示すグループステ
    ータスを上記グループの起点絶対アドレス番号と終端絶
    対アドレス番号の少なくとも一方に上書きする記憶制御
    手段と、 バックワード検索開始時に位置するグループの前方のグ
    ループの起点絶対アドレス番号、若しくは終端絶対アド
    レス番号のいずれかには上記グループ終端部であること
    を示すグループステータスが記録されているか否かを判
    別する判別手段と、を備え、 バックワード検索中に、上記判別手段にて位置するグル
    ープの前方のグループの起点絶対アドレス番号と終端絶
    対アドレス番号の少なくとも一方がグループ終端部であ
    ることを示すグループステータスであるときグループス
    テータスを参照した検索を中止することを特徴とする検
    索装置。
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