JP2661067B2 - データレコーダ - Google Patents

データレコーダ

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JP2661067B2
JP2661067B2 JP62270532A JP27053287A JP2661067B2 JP 2661067 B2 JP2661067 B2 JP 2661067B2 JP 62270532 A JP62270532 A JP 62270532A JP 27053287 A JP27053287 A JP 27053287A JP 2661067 B2 JP2661067 B2 JP 2661067B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転ヘッド型ディジタルオーディオテープ
レコーダ(DAT)を用いて、コンピュータからのファイ
ルデータを記録再生するようにしたデータレコーダに関
する。 〔発明の概要〕 本発明は、回転ヘッドを用いたヘリカルスキャン方式
によるディジタルテープレコーダにコンピュータからの
ファイルデータを記録する際に、リードアウトマークと
は異なりかつテープ状記録媒体の終端附近を示すための
コードを、各傾斜トラックの第1の領域に記録されるコ
ンピュータからのファイルデータの後位にさらに記録さ
れるリードアウトマークを含む補助データが記録される
第2の領域の一部に記録することによって、高速サーチ
をきわめて迅速かつきわめて正確に行い得るようにした
ものである。 〔従来の技術〕 コンピュータにおいて、ハードデイスク等に書込まれ
たデータを保護するために、これらのデータを例えば1
日に1回データレコーダ(又はデータストリーマ)に転
送して記録することが行われている。 従来のデータレコーダとしては、通常のアナログのオ
ーディオテープレコーダが多く用いられていた。しかし
ながらこのようなアナログのテープレコーダでは、磁気
テープの消費量が極めて多くなり、また記録時のデータ
レートが低いために転送・記録に極めて多くの時間がか
かり、さらには所望の記録部分の頭出しを容易に行うこ
とができない、などの問題点があった。 そこで近年製品化された回転ヘッドを用いたヘリカル
スキャン方式によるディジタルオーディオテープレコー
ダ、いわゆるDATをデータレコーダとして利用すること
が考えられている。DATをデータレコーダとして用いる
場合は、コンピュータからのデータをDATのフォーマッ
トに変換して記録することになる。DATのフォーマット
では、互いにアジマスの異る2つのヘッドが1回転した
とき形成される2本の傾斜トラックを1フレームとし、
この1フレームを単位として16ビットのPCMオーディオ
データをインタリーブして記録すると共に、補助的なサ
ブデータを記録するようにしている。その場合、後述す
るように各トラックにはPCMデータが記録されるメイン
エリアとサブデータが記録されるサブエリアとが形成さ
れる。 またDATにおいては、記録済みテープ上に新たに別の
信号を記録する場合は、一般に消去ヘッドは用いずに、
いわゆる2重書きによって新たな信号を記録することに
より、前回の信号を消去するようにしている。 また従来のアナログテープレコーダをデータレコーダ
として用いる場合は、高速サーチを行うことができない
が、DATは高速サーチが可能である。DATで高速サーチを
行う場合は、テープを高速で走行させながら回転ヘッド
により所望のデータを検出するように成される。 従来のアナログテープレコーダをデータレコーダとし
て用いる場合は第6図のテープフォーマットに従って記
録を行っていた。 同図Aにおいて、先ず、テープ12にコンピュータから
送られて来るファイルデータD1を記録した後、所定のコ
ードから成るセーブセートエンドマークSSEを所定の長
さに記録して、1回のバックアップを終了する。このと
き記録ヘッドに先行する消去ヘッドによって所定長さの
ブランキング(BLK)部が形成される。このBLK部の後の
部分12aは、無信号部又は古いデータが記録されてい
る。この1回のバックアップで記録されたデータはセー
ブセットと呼ばれる。 次に新たなデータD2を記録する場合は、同図Bに示す
ように、BLK部の頭からデータD2を記録した後、SSEマー
クを記録する。このときSSEマークの後に新たにBLK部が
記録される。これによってデータD1に関するセーブセッ
ト1に続いてデータD2に関するセーブセット2が記録さ
れる。以下同様の動作が繰り返される。 またバックアップ途中でテープエンドとなった場合は
同図Cのように成される。1巻目のテープ121にデータD
nの記録を行っている途中でテープビフォアエンド(テ
ープエンドより少し前)が検出されたときに記録を終了
して、消去ヘッドによりBLK部を形成する。次に2巻目
のテープ122の頭からデータDnの続きを記録し、データD
nの記録が終了したらSSEマーク及びBLK部を記録して、
このデータDnに関するセーブセットが終了する。 以上によれば、テープを再生する時、データDi→SSE
マークの順に読み出された場合は、これが1つの完結し
たセーブセットであることが判るし、データDi→BLK部
の順に読み出された場合は、そのセーブセットは2巻目
のテープ122に続くことが判る。 データレコーダとしてDATを用いる場合は、データ
D1、D2……はメインエリアに記録され、SSEマークはサ
ブコードエリアの所定の位置に記録される。また前述し
たようにDATは消去ヘッドを持たないので、BLK部を形成
することができないが、所定のリードアウトマークROを
BLK部の代わりに記録するように成される。このROマー
クはサブエリアの所定の位置に記録される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 DATをデータレコーダとして用いる場合、前述したよ
うに高速サーチを行う場合はテープを高速走行させる
が、このとき回転ヘッドは通常の速度で回転しているの
で、この回転ヘッドは1回の走査で複数本のトラックを
横切ることになる。高速サーチには、一番最後のセーブ
セットの終端を探すEOD(エンドオブデータ)サーチ
と、所望のセーブセットの頭を探すセーブセットサーチ
とがある。ところが回転ヘッドが複数トラックを横切る
ために、サーチの途中で前述したROマークを検出したと
き、それがデータDi→SSEマーク→ROマークの場合のRO
マークであるのか、即ちEODであるのか、あるいはデー
タDn→ROマークの場合のROマークであるのか、即ち、テ
ープエンドであるのかを識別することができない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、回転ヘッドによりテープ状記録媒体上に傾
斜トラックを形成しながら所定のデータフォーマットを
有するデータを記録再生するように構成したデータレコ
ーダにおいて、上記傾斜トラックの各々に、コンピュー
タからのファイルデータを含むメインデータが記録され
る第1の領域と、上記ファイルデータの後位に記録され
るリードアウトマークを含む補助データが記録される第
2の領域とが設けられるように構成し、上記テープ状記
録媒体の終端附近を検出する検出手段と、データの記録
時に上記検出手段の検出に基づいて、上記リードアウト
マークとは異なりかつ上記テープ状記録媒体の終端附近
を示すためのコードを、上記第2の領域の一部に記録す
る記録手段とを具備させたものである。 〔作用〕 本発明によれば、上記データレコーダにおいて高速サ
ーチを行う場合に、上記リードアウトマークと上記テー
プ状記録媒体の終端附近を示すための別のコードとのう
ちのいずれか一方を検出することによって、そのセーブ
セットが1巻目のテープ状記録媒体で終了するのか、あ
るいは、2巻目のテープ状記録媒体に続くのかをきわめ
て明確に識別することができる。 〔実施例〕 第1図は本発明によるDATをデータレコーダとして用
いる場合のテープフォーマットを示す。 同図Aにおいて、テープ121にコンピュータから送ら
れて来るファイルデータDnを記録している途中でテープ
ビフォアエンドが検出されたら所定長さのアンブル
(A)部を形成した後、テープエンドマークEOM(エン
ドオブメディア)をテープエンドまで記録する。尚、上
記テープビフォアエンドの検出は、例えばリール台の回
転検出や又はサブエリアに記録される後述するフレーム
ナンバー等を監視することにより行うことができる。上
記テープエンドマークEOMは後述するサブエリアの所定
位置に例えば1ビットで挿入される。上記マークEOMを
記録したら、次に2巻目のテープ122の頭からデータDn
の続きを記録し、記録終了後は、A部を記録し、次いで
リードアウトマークROを所定長さで記録してデータDn
関するセーブセットを完了する。 また第1図Bに示すように、テープビフォアエンドの
とき、データDnが丁度終わるときは、A部を記録した
後、リードアウトマークROをテープエンドまで記録す
る。 また同図Bのテープ121に記録されたデータDnに続い
てデータDn+1を記録するときは、同図Cに示すように、
テープ121に記録された上記ROマークの上に上記EOMマー
クを2重書きにより記録した後、2番目のテープ122
データDn+1を記録し、次いでA部、ROマークを記録し
て、データDn+1に関するセーブセットを完了する。 上記ROマークは、前述した第6図のBLK部に相当する
もので、サブエリアの所定位置に挿入される。 次に上述した記録フォーマットを有するテープ12に対
して高速サーチを行う場合について説明する。 (1)、前述したEODサーチ(1番最後のセーブセット
の終りを探すサーチ)を行う場合。 a、ROマークが検出されたとき(例えば第1図B、Cの
データDn、Dn+1に対するROマークが検出されたとき)
は、ホストコンピュータに対してサーチOKを知らせる。 b、EOMマークが検出されたとき(例えば第1図AのEOM
が検出されたとき)はホストコンピュータに対してサー
チNG(1巻目のテープ終りと云うこと)で2巻目のテー
プに続くと云うメッセージが送られる。 (2)、所望のセーブセットの頭を探すセーブセットサ
ーチを行う場合。 a、サブエリアに記録された所望のセーブセットナンバ
ーが検出されたときは、ホストコンピュータへサーチOK
を知らせる。 b、所望のセーブセットナンバーが見つからないうちに
ROマークが検出されたときは、ホストコンピュータに対
してサーチNGで所望のセーブセットなしのメッセージを
送る。 c、所望のセーブセットナンバーが見つからないうち
に、EOMマークが検出されたときは、ホストコンピュー
タに対してサーチNGで2巻目のテープに続くと云うメッ
セージが送られる。 次に、DATをデータレコーダとして用いる場合の構成
及びデータフォーマット等について説明する。 第2図はDATをデータレコーダとして用いる場合の構
成を示すもので、1はDAT、2はコントローラ、3はイ
ンタフェースバス、4はホストコンピュータ、5はハー
ドデイスク装置、6はアダプタである。 DAT1には、回転ヘッドドラム11が設けられ、磁気テー
プ12がこのドラム11の周囲の約90度の範囲に巻付けられ
てキャプスタン19により移送されるように成されてい
る。このドラム11にはA,B2ケのヘッドが設けられ、この
ドラム11の1回転によってテープ12に2本の傾斜トラッ
クが記録・再生されるように成されている。 一方外部から供給されるディジタルデータは、IO回路
13に入力され、さらにこのIO回路13からディジタル信号
処理回路14に供給されて、前述したDAT1のフォーマット
への変換が行われる。このフォーマット化された信号
は、記録アンプ15及び記録/再生切換スイッチ16の記録
側接点Rを通じヘッドA,Bに供給されて、テープ12に記
録される。 またテープ12に記録された信号はヘッドA,Bで再生さ
れ、この再生信号は記録/再生切換スイッチ16の再生側
接点P及び再生アンプ17を通じて信号処理回路14に供給
され、ここで逆変換されて取出されたディジタルデータ
はIO回路13を通じて外部に出力される。 さらに外部からのコントロール信号がシステムコント
ロール回路18に供給され、このコントロール回路18から
の信号によってヘッドドラム11及びキャプスタン19の回
転制御、テープ12の移送制御、スイッチ16の切換制御等
が行われると共に、記録時にはコントロール回路18から
の信号が信号処理回路14に供給されて後述するサブコー
ドの形成等が行われる。また再生時には信号処理回路14
で抽出された信号がコントロール回路18に供給され、こ
の信号の一部が外部に取出される。 以上のように構成されたDAT1において、IO回路13の外
部にD/A・A/D変換回路を設けると共に、コントロール回
路18の外部に所定の制御装置を設けることにより、例え
ばアナログ音声信号の記録・再生を行うことができる。 次にDAT1の外部には、コントローラ2を介して任意の
インターフェースバス3が接続される。さらにこのバス
3には、アダプタ6を介してホストコンピュータ4及び
ハードディスク装置5等が接続される。 上記のコントローラ2において、バス3との間にはプ
ロトコル制御回路21が設けられている。このプロトコル
制御回路21を介して、コントローラ2の動作制御を行な
うマイクロコンピュータ22及びメモリ制御(DMA)回路2
3とバス3との間でデータ及びコントロール信号のやり
とりが行われる。さらにマイクロコンピュータ22とDMA
回路23との間で状態の検出及び動作の制御が行われると
共に、このDMA回路23を通じてバッファメモリ24とバス
3との間でデータの入出力が行われる。 またこのメモリ24に対して、このメモリ24に書込まれ
たデータのECC(誤り訂正コード)生成回路25が設けら
れ、この回路25で生成された誤り訂正コードがメモリ24
の所定部に書込まれる。さらにこのメモリ24とDAT1の信
号処理回路14との間で、IO回路26、13を介してデータの
入力が行われる。またマイクロコンピュータ22とシステ
ムコントロール回路18との間でコントロール信号のやり
とりが行われる。 上記構成によれば、ハードディスク装置5に書込まれ
たデータは、記録時にコントローラ2からの転送要求に
応じてバス3を通じてコントローラ2に入力され、DMA
回路23を介してメモリ24に書込まれる。そしてこのメモ
リ24に書込まれたデータに対してECC生成回路25により
誤り訂正コードが生成され、この誤り訂正コードを含む
データがIO回路26を介して読出されDAT1に入力される。
このDAT1においては、IO回路13に入力されたデータは音
声記録時のA/D変換回路からのデータと同等に扱われ、
信号処理回路14で所定のDATのフォーマットに変換され
た後、ヘッドA,Bによりテープ12に記録される。 また再生時には、テープ12からヘッドA,Bにより再生
された信号は信号処理回路14で逆変換されて音声信号に
相当するデータが抽出される。このデータはIO回路13を
介してコントローラ2に入力される。このコントローラ
2においては、IO回路26を介してメモリ24に書込まれた
データがDMA回路23を介して読出され、バス3を通じて
ハードディスク装置5に書込まれる。 上述の装置において、テープ12に記録されるDATのフ
ォーマットは第3図のようになっている。 第3図において、テープ12にはヘッドA,Bが1回転す
るこにより、2本の傾斜トラックTA、TBが図の矢印aで
示すように下側から形成される。この2本のトラック
TA、TBにより1フレームが構成される。1本のトラック
TA(又はTB)は196個のブロックから成り、1ブロック
は288ビットで構成される。そのうち両端部の34ブロッ
クがサブエリアとなり、中央部の128ブロックがメイン
エリアとなる。 サブエリアはさらに幾つかの区間に分割されている。
即ち、トラックの下端部から、マージン部、サブコード
のPLL用のプリアンブル部、第1のサブコード部、ポス
トアンブル部、ブロック部のギャップ部、トラッキング
(ATF)信号部、ブロック間のギャップ部、データのPLL
用のプリアンブル部、ブロック間ギャップ部、ATF信号
部、ブロック間キャップ部、サブコードのPLL用のプリ
アンブル部、第2のサブコード部、ポストアンブル部、
マージン部が設けられている。このうち第1及び第2の
サブコード部はそれぞれ8ブロックで構成され、他の部
分はそれぞれ所定数のブロックで構成されている。尚、
図における長さの尺度は正確ではない。 メインエリアは128個のデータブロックから成り、そ
の1個のブロックは図示を省略するが、ブロックの先頭
から同期信号、フレームアドレス、ブロックアドレス、
パリティが256ビットの期間に配置されている。 上記PCMデータは、音声信号の場合は、Lチャンネル
とRチャンネルの夫々16ビットのデータである。これら
の16ビットのデータが2本のトラックTA、TB(1フレー
ム)のメインエリアにインタリーブされてパリティと共
に配される。この場合、1フレームのメインエリアに
は、略5760バイトのデータが記録される。データストリ
ーマとして使用する場合は、コントローラ2から送られ
て来るデータを16ビットのデータとして上記PCMデータ
と同等に扱い、これらのデータは上述のようして1フレ
ームのメインエリアに記録される。その場合、L、Rチ
ャンネルに相当する2つの16ビットのデータを用い、例
えばそのうちの上位4ビットをフォーマットIDとし、下
位8ビットをロジカルフレームナンバーとして記録す
る。フォーマットIDはそのデータストリーマ固有のフォ
ーマットを示すものであり、ロジカルフレームナンバー
は、例えば24フレームを1つの単位として、単位毎に1
〜24のフレーム番号を付加するものである。 次にサブエリアにおける第1及び第2のサブコード部
のデータ構成について説明する。 上記第1及び第2のサブコード部は夫々8個のサブコ
ードブロックから構成されている。 第4図はサブコードブロックの構成を示すもので、夫
々8ビットの同期信号、W1、W2、パリティが配置された
後、パリティを含む256ビットのサブコードデータが配
置される。このサブコードデータは4つのパックから成
り、その1パックは8×8ビット(8シンボル)で構成
されている。 ブロックアドレスがEVENのブロックとODDのブロック
とではW1、W2の内容が異っており、またパックナンバー
(1〜7)が、図示のようにEVENのブロックとODDブロ
ックとにかけて付されている。また8番目のパックには
誤り検出用のC1符号が設けられている。 EVENブロックのW1は夫々4ビットのコントロールコー
ド(CTL−ID)、ゼロコードから成り、W2は上位1ビッ
トの「1」、3ビットのフォーマットID、4ビットのブ
ロックアドレスから成る。ODDブロックのW1は、夫々4
ビットのプログラムナンバーコード(PNO−2、PNO−
3)から成り、W2は上位1ビットの「1」、3ビットの
プログラムナンバーコード(PNO−1)、4ビットのブ
ロックアドレスから成っている。 パック1〜パック7は夫々8ビットづつの8ワードに
分割されており、各ワードには、例えば、テープ上の記
録開始部分のリードインエリアを示すコード、記録終了
部分のリードアウトエリアを示す上記ROマーク、セーブ
セットナンバー、記録日時を示すコード、絶対フレーム
ナンバー、ロジカルフレームナンバー……等々の多種類
のコードがパリティと共に設けられている。 第5図は7個のパックのうちEOMマークが設けけられ
るパックの構成例を示す。 図において64ビットが8ビットずつの8ワードに分け
られる。このパック内の先頭(第1)ワードのMSB側の
4ビットがITEMエリアとされ、このエリアは音声信号の
記録フォーマットと共通であって、この4ビットの2進
符号にパックの内容が表示される。なお4ビットで16通
りの符号の内の9通りは既に音声信号の記録等のために
定められており、その残りの7通りの内から任意のもの
をデータレコーダ用に定める。 さらに第1ワードのLSB側の3ビットと次の第2ワー
ドがセーブセットナンバー(SSNO)エリアとされ、この
合計11ビットにて例えばテープの先端からのバックアッ
プの回数を示す2進値が設けられる。 また第3ワードがファイルナンバー(FNO)エリアと
され、1回にバックアップされたデータ(セーブセッ
ト)の内でのファイルの通し番号を示す2進値が設けら
れる。 さらに第4ワードのLSB側の4ビットと第5、第6ワ
ードが絶対フレームナンバー(AFNO)エリアとされ、こ
の20ビットにてテープの先端からの有効なフレームの通
し番号を示す2進値が設けられる。また第4ワードのMS
BがEOMマークとして設けられる。 そして第7ワードが状態表示エリアとされる。このワ
ードにおいてMSB側の最初のビットがそのフレームがバ
ックアップの終了位置(リードアウト)であることを示
すROマークエリアとされ、第2ビットがそのフレームの
データが無効であることを示すフラグエリアとされ、第
3ビットがそのフレームが記録の始終端のアンブル期間
のフレームであることを示すフラグエリアとされ、第4
ビットがそのフレームがファイルマークであることを示
すフラグエリアとされる。さらにLSB側の4ビットに1
フレーム内のデータ量、例えば外部との入出力の単位デ
ータ量をブロックとして1フレーム内に記録されたブロ
ック数を2進値で表した数値が設けられる。なお第1ワ
ードのMSB側から2番目のビットは“0"とされ、第4ワ
ード線のMSB側の3ビットは拡張ビットとして当面オー
ル“0"とされると共に、第8ワードは第1〜第7ワード
に対するバリティとされる。 他のパックも夫々所定のデータ構成を有しており、種
々の制御を行うために必要なデータが設けられている。
また他のパックの空きエリアにEOMマークを多重書きし
てもよい。 〔発明の効果〕 本発明によれば、回転ヘッドによりテープ状記録媒体
上に傾斜トラックを形成しながら所定のデータフォーマ
ットを有するデータを記録再生するように構成したデー
タレコーダにおいて、データの記録時にテープ状記録媒
体の終端附近を検出する検出手段の検出に基づいて、リ
ードアウトマークとは異なりかつ上記テープ状記録媒体
の終端附近を示すためのコードを、各傾斜トラックの第
1の領域に記録されるコンピュータからのファイルデー
タの後位にさらに記録されるリードアウトマークを含む
補助データが記録される第2の領域の一部に記録するよ
うにした。したがって、上記データレコーダにおいて高
速サーチを行う場合に、上記リードアウトマークと上記
テープ状記録媒体の終端附近を示すための別のコードと
のうちのいずれか一方を検出することによって、そのセ
ーブセットが1巻目のテープ状記録媒体で終了するの
か、あるいは、2巻目のテープ状記録媒体に続くのかを
きわめて明確に識別することができるから、高速サーチ
をきわめて迅速かつきわめて正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例によるテープフォーマットを示
す図、第2図は本発明の実施例を示すブロック図、第3
図はDATのフォーマットを示す図、第4図はサブコード
ブロックのデータ構成図、第5図はサブコードブロック
のパックのデータ構成図、第6図は従来のテープフォー
マットを示す図である。 なお図面に用いた符号において、 1……DAT A,B……ヘッド 12……磁気テープ EOM……テープエンドマーク である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 真也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−164284(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.回転ヘッドによりテープ状記録媒体上に傾斜トラッ
    クを形成しながら所定のデータフォーマットを有するデ
    ータを記録再生するように構成したデータレコーダにお
    いて、 上記傾斜トラックの各々に、コンピュータからのファイ
    ルデータを含むメインデータが記録される第1の領域
    と、上記ファイルデータの後位に記録されるリードアウ
    トマークを含む補助データが記録される第2の領域とが
    設けられるように構成し、 上記テープ状記録媒体の終端附近を検出する検出手段
    と、 データの記録時に上記検出手段の検出に基づいて、上記
    リードアウトマークとは異なりかつ上記テープ状記録媒
    体の終端附近を示すためのコードを、上記第2の領域の
    一部に記録する記録手段とを具備させたことを特徴とす
    るデータレコーダ。
JP62270532A 1987-10-27 1987-10-27 データレコーダ Expired - Lifetime JP2661067B2 (ja)

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