JP2676739B2 - パックデータの検出方法 - Google Patents

パックデータの検出方法

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JP2676739B2 JP62183024A JP18302487A JP2676739B2 JP 2676739 B2 JP2676739 B2 JP 2676739B2 JP 62183024 A JP62183024 A JP 62183024A JP 18302487 A JP18302487 A JP 18302487A JP 2676739 B2 JP2676739 B2 JP 2676739B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。 A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術(第4図〜第6図) D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1前提 G2通常再生時の検出(第1図) G3サーチ再生時の検出(第2図、第3図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えばデジタルオーディオテープレコーダ
(DAT)におけるサブコードのようなパックデータの検
出方法に関する。 B 発明の概要 本発明はパックデータの検出方法に関し、パリティチ
ェックを行うと共に、パックデータ中の単調変化する部
分の変化をチェックし、これらが正常なとき残りのデー
タも正しいと判断することによって、迅速かつ正確なデ
ータの検出を行うことができるようにしたものである。 C 従来の技術 例えばデジタルオーディオテープレコーダ(DAT)を
用いて、コンピュータのハードディスク等に書込まれた
データの保存(バックアップ)を行う装置が提案されて
いる(特願昭61−305881号参照)。 すなわち第4図において、(1)はDATの構成を示
し、このDAT(1)には回転ヘッドラム(11)が設けら
れ、磁気テープ(12)はこのドラム(11)の周囲の約90
度の範囲に巻付けられて移送されている。そしてこのド
ラム(11)上には180度の角度間隔を持ってA,B2ケの記
録・再生用ヘッドが設けられ、このドラム(11)の1回
転によって2本の傾斜トラックが記録・再生されるよう
になっている。 一方外部からのデジタルデータは、IO回路(13)に入
力され、このIO回路(13)からデジタル信号処理回路に
(14)に供給されて上述のDATのフォーマットへの変換
が行われる。このフォーマット化された信号が記録アン
プ(15)、記録/再生切換スイッチ(16)の記録側接点
を通じてヘッドA,Bに供給され、テープ(12)に記録さ
れる。またテープ(12)に記録された信号がヘッドA,B
で再生されるとこの再生信号は記録/再生切換スイッチ
(16)の再生側接点、再生アンプ(17)を通じて処理回
路(14)に供給され、逆変換されて取出されたデジタル
データがIO回路(13)を通じて外部に出力される。 さらに外部からのコントロール信号がシステムコント
ロール回路(18)に供給され、このコントロール回路
(18)からの信号によってヘッドドラム(11)の回転制
御、テープ(12)の移送制御、スイッチ(16)の切換制
御等が行われると共に、記録時コントロール回路(18)
からの信号が処理回路(14)に供給されて所定のサブコ
ード信号の形式等が行われる。また再生時には処理回路
(14)で抽出された信号がコントロール回路(19)に供
給され、トラッキング等の制御が行われると共に、この
信号の一部が外部に取出される。 以上の構成によってDAT(1)が形成される。そして
この装置において、IO回路(13)の外部にDA・AD変換回
路を設け、コントロール回路(18)の外部に所定の制御
装置を設けることによって、例えば音声(アナログ)信
号の記録・再生を行うことができる。 これに対して上述の装置では、DAT(1)の外部とし
てコントローラ(2)を介して任意のインターフェース
バス(3)が接続される。ここでインターフェースバス
(3)として例えばSCSI規格(「NIKKEI ELECTRONICS」
日本経済新聞社発行:1986年10月6日号第102〜107ペー
ジ参照)のものを使用できる。さらにこのバス(3)に
アダプタ(4)を介してホストコンピュータ(5)及び
ハードディスク装置(6)等が接続される。 そして上述のコントローラ(2)において、バス
(3)との間にはプロトコル制御回路(21)が設けら
れ、この制御回路(21)を介してコントローラ(2)の
動作制御を行うマイクロコンピュータ(22)及びメモリ
制御(DMA)回路(23)と、バス(3)との間でデータ
及びコントロール信号のやりとりが行われる。さらにマ
イクロコンピュータ(22)とDMA回路(23)との間で状
態の検出及び動作の制御が行われると共に、このDMA回
路(23)を通じてバッファメモリ(24)とバス(3)と
の間でデータの入出力が行われる。 従ってこの装置において、ハードディスク装置(6)
に書込まれたデータは、記録時のコントローラ(2)か
らの転送要求に応じてバス(3)を通じてコントローラ
(2)に入力され、DMA回路(23)を介してメモリ(2
4)に書込まれる。さらにこのメモリ(24)に書込まれ
たデータがIO回路(25)を介して読出されDAT(1)に
入力される。そしてこのDAT(1)において、IO回路(1
3)に入力されたデータは音声記録時のAD変換回路から
のデータと同等にみなされ、デジタル信号処理回路(1
4)にて所定のDATのフォーマットに変換されてヘッドA,
Bにてテープ(12)に記録される。 また再生時には、テープ(12)からヘッドA,Bにて再
生された信号がデジタル信号処理回路(14)にて逆変換
されて音声信号に相当するデータが抽出される。さらに
このデータがIO回路(13)を介してコントローラ(2)
に入力される。そしてこのコントローラ(2)におい
て、IO回路(25)を介してメモリ(24)に書き込まれた
データがDMA回路(23)を介して読出され、バス(3)
を通じてハードディスク装置(6)に書込まれる さらにこの装置において、テープ(12)に記録される
DATのフォーマットは以下のようなっている。 第5図において、ヘッドA,Bで記録される2本のトラ
ックTa,Tbにて1フレームが構成され、これらのトラッ
クはそれぞれ図面の下側から形成されると共に、この記
録される信号は全長90度に対して下端側から5.051度の
マージン部→0.918度のサブコードのPLL用のプリアンブ
ル部→3.673度の第1のサブコード部→0.459度のポスト
アンブル部→1.378度のブロック間のギャップ部→2.296
度のトラッキング(ATF)信号部→1.378度のブロック間
のギャップ部→0.918度のデータのPLL用のプリアンブル
部→58.776度のデータ部→1.378度のブロック間のギャ
ップ部→2.296度のAFT信号部→1.378度のブロック間の
ギャップ部→0.918度のサブコードのPLL用のプリアンブ
ル部→3.673度の第2のサブコード部→0.459度のポスト
アンブル部→5.051度のマージン部とされている。なお
図の尺度は正確ではない。そして上述の装置において、
IO回路(13)から入力されたデータ処理回路(14)にて
所定の誤り検出・訂正符号を付加され、所定のインター
リーブ関係にてトラックTa,Tbのデータ部に振り分けら
れて挿入されている。 さらに上述の装置において、第1のサブコード部及び
第2のサブコード部にはそれぞれ2048ビットのデータが
記録可能である。ここで音声信号の記録フォーマットで
は、この2048ビットを64ビットずつパックに区切り、こ
のパックごとに記録されている信号のタイムコードや記
録日時等の情報の記録が行われるようになっている。 そこでこのパックの中にデータレコーダ用のものを割
当て、このパックを用いて種々の制御を行えるようにす
ることができる。 すなわち第6図はそのためのパックの構成を示す。図
において64ビットが8ビットずつの8ワードに分けられ
る。このパック内の先頭(第1)ワードのMSB側の4ビ
ットがITEMエリアとされ、このエリアは音声信号の記録
フォーマットと共通であって、この4ビットの2進符号
にパックの内容が表示される。なお4ビットで16通りの
符号の内の9通りは既に音声信号の記録のために定めら
れており、その残りの7通りの内から任意のものをデー
タレコーダ用に定める。 また第1ワードのMSB側から5番目のビットは“0"に
される。 さらに第1ワードのLSB側の3ビットと次の第2ワー
ドがセーブセットナンバー(SSNO)エリアとされ、この
合計11ビットにて例えばテープの先端からのバックアッ
プの回数を示す2進値が設けられる。 また第3ワードがファイナルナンバー(FNO)エリア
とされ、1回にバックアップされたデータ(セーブセッ
ト)の内でのファイルの通し番号を示す2進値が設けら
れる。 さらに第4ワードのMSB側の4ビットが1フレーム内
のデータ量、例えば外部との入出力の単位データ量をブ
ロックとして1フレーム内に記録されるブロック数(BN
O)エリアとされ、このブロック数を示す2進値が設け
られる。 また第4ワードのLSB側の4ビットと第5,第6ワード
が絶対フレームナンバー(AFNO)エリアとされ、この20
ビットにてテープの先端からの有効なフレームの通し番
号を示す2進値が設けられる。 そして第7ワードが状態表示エリアとされる。このワ
ードにおいてMSB側の最初の2ビットは拡張ビットとし
て当面“00"とされる。 また第3ビットがそのフレームがテープの終端(エン
ドオブメディア)であることを示すフラグエリアとさ
れ、第4ビットがそのフレームがバックアップの終了位
置(リードアウト)であることを示すフラグエリアとさ
れ、第5ビットがそのフレームのデータが無効であるこ
とを示すフラグエリアとされ、第6ビットがそのフレー
ムが記録の始終端のアンブル期間のフレームであること
を示すフラグエリアとされ、第7ビットがそのフレーム
がファイナルマークであることを示すフラグエリアとさ
れ、第8ビットがそのフレームの記録内容がデータであ
ることを示すフラグエリアとされる。 さらに第8ワードには、上述の第1〜第7ワードに対
するパリティチェックコードが設けられる。 このようにしてDATをデータレコーダとして用いるこ
とができる。 D 発明が解決しようとする問題点 ところで上述の装置において、再生時にデータの再生
を行うには、まずサブコードのデータを検出する必要が
ある。この場合に、サブコードの検出データの誤りは装
置全体の動作に及ぼす影響が大きいため、データの検出
は極めて正確に行わなければならない。 そこでサブコードの第8ワードにはパリティチェック
コードが設けられているが、このコードは単純パリティ
であるために誤りチェックできない可能性が比較的高
く、また記録時のヘッドクロッグ等によって前回のデー
タの消し残りが生じた場合にはそれをチェックすること
ができない。 これに対して従来の音声信号の再生では、連続する複
数のフレームを再生し、その間のサブコードデータの多
重一致によって正確なデータの検出を行うようにしてい
る。 しかしながらこのような多重一致による検出では、デ
ータの確定に比較的多くの時間がかかり、例えば上述の
データレコーダの場合には記録の最小単位が例えば4フ
レームと極めて短いために、データが確定された時点で
主データとの関係が不一致になってしまうおそれがあ
る。また例えばサーチ時にはデータの検出ができなくな
ってしまう可能性もあった。 本願はこのような問題点を解決するものである。 E 問題点を解決するための手段 本発明は、所定のフォーマットでパック化された記録
媒体上のデータの内容をサーチモードで検出するに当
り、上記パックデータ中のパリティチェックを実行(ス
テップ〔3〕)し、上記パリティチェックが正常なとき
上記パックデータ中の内容が上記記録媒体の始端から終
端に向かって単調変化する部分の変化をチェック(ステ
ップ〔54〕〜〔59〕)し、早送りの上記サーチモードで
は上記単調変化する部分の変化が上記単調変化と同方向
のとき上記パックデータ中の上記検出されたデータの内
容が正しいと判断(ステップ〔60〕〜〔67〕)し、巻戻
しの上記サーチモードでは上記単調変化する部分の変化
が上記単調変化と逆方向のとき上記パックデータ中の上
記検出されたデータの内容が正しいと判断するようにし
たパックデータの検出方法である。 F 作用 これによれば、パリティチェックと内容の変化分のチ
ェックは1フレームの間に行うことができ、これらのチ
ェックによってパックデータの検出を行うので、検出を
極めて迅速かつ正確に行うことができる。 G 実施例 G1前提 上述したサブコードのフォーマットにおいて、第1ワ
ードのITEMエリアと第5ビットは既め定められている。
また第1ワードのLSB側の3ビットと第2ワードのSSNO
エリアと、第3ワードのFNOエリア、第4ワードのLSB側
の4ビットと第5、第6ワードのAFNOエリアには、それ
ぞれ通常は単調増加する2進値が設けられている。 本願はこれらの点に着目してなされたものである。以
下フローチャートを用いて本願の実施例を説明する。 G2通常再生時の検出 第1図は通常再生時のフローチャートを示す。この図
において各動作はメインルーチン(図示せず)に対する
割込処理で実行される。そして図のAにおいて再生ルー
チン内のブロック〔1〕にて多重一致フラグがセットさ
れる。また図のBはサブコード(パック)読込ルーチン
であって、このルーチン内のステップ〔2〕でパックデ
ータが入力されるとステップ〔3〕でパリティチェック
が実行され、これか不正のときはステップ〔2〕に戻さ
れ、正常のときはステップ〔4〕で通常時のパックデー
タのチェック(PDCN)ルーチンがコールされる。 すなわち図のCはPDCNルーチンを示し、このルーチン
がコールされると、まずステップ〔11〕で多重一致フラ
グがセットされているか否かが判断される。ここでこの
ルーチンが最初にコールされたときは多重一致フラグは
セットされており、このためステップ〔12〕でさらにn
個のパックデータの読込が行われ、ステップ〔13〕で読
込まれたn+1個のパックデータについて多重一致によ
るデータの検出が行われて正しいデータが検出されたか
否かが判断される。そしてデータが検出されないときは
ステップ〔12〕に戻され、正しいデータが検出されたと
きはステップ〔14〕で多重一致フラグがリセットされ、
ステップ〔15〕で検出された正しいデータがデータチェ
ック用のメモリエリアβに書込まれてステップ〔4〕へ
リターンされる。 またステップ〔11〕で多重一致フラグがセットされて
いないときは、ステップ〔16〕〜〔18〕でデータ取込用
のメモリエリアγに書込まれたデータと上述のエリアβ
に書込まれたデータとが比較される。そしてまずステッ
プ〔16〕ではデータ中のAFNOの値(γAFAF)が比較
され、γAF−βAFが0か1のときに正常とされる。ただ
しAFNOの値は例えば記録時の誤り検出によって同じデー
タが繰り返し記録されている場合には、上述の誤り検出
が行われるまでに相当するフレーム数xの分戻されてい
る場合がある。そこでステップ〔16〕の判断が不正の場
合であってもステップ〔19〕にてβAF−γAF=xのとき
は正常とみなしてステップ〔17〕に進められる。 さらにステップ〔17〕ではデータ中のFNOの値(γFN,
βFN)が比較されてγFN−βFNが0か1のときに正常と
され、ステップ〔18〕ではデータ中のSSNOの値(γSS,
βSS)が比較されてγSS−βSSが0か1のときに正常と
される。そしてステップ〔17〕〔18〕のいずれかが不正
のとき、及びステップ〔19〕が不正かxの値がセットさ
れていないときはステップ〔20〕に進められる。 このステップ〔20〕にて多重一致フラグがセットさ
れ、ステップ〔21〕でPDCNルーチンがコールされる。こ
れによってステップ〔11〕〜〔15〕が実行され、この後
ステップ〔21〕へリターンされる。さらにステップ〔2
2〕でγAFβAFが判断され、イエスのときはステップ
〔4〕へリターンされる。またノーのときはステップ
〔23〕でx=βAF−γAFの値が所定のメモリエリアに書
込まれてステップ〔4〕へリターンされる。 さらにステップ〔16〕〜〔19〕で正常が判断されたと
きは、ステップ〔24〕で第7ワードのLSB側の3ビット
が判断される。ここで上述のフォーマットによれば、LS
B側の3ビットのいずれかに“1"があるときはMSB側の4
ビットは全て“0"のばずである。そこでステップ〔24〕
で全て“0"でないときはステップ〔25〕でMSB側の4ビ
ットが判断され、これが全て“0"のときはステップ〔2
6〕で検出された正しいデータがエリアβに書込まれて
ステップ〔4〕へリターンされる。また、ステップ〔2
5〕で“1"があるときはステップ〔20〕へ進められる。 またステップ〔24〕で全て“0"のときはステップ〔2
7〕で第7ワードのMSB側の4ビットを除くデータがエリ
アβに書き込まれる。そして第7ワードの第3,第4ビッ
トについて以下に述べるヒステリシス判定が行われる。 すなわちステップ〔28〕で第7ワードの第4ビット
(リードアウトフラグ)の“1",“0"が判断され、“1"
のときはステップ〔29〕でメモリ中のリードアウトフラ
グ用のカウンタエリア(CKCNT:L)に1が加算される。
そしてステップ〔30〕でCKCNT:Lの値が判断され、数値
が3以上のときにステップ〔31〕でリードアウトフラグ
がセットされる。 またステップ〔28〕でリードアウトフラグが“0"のと
きはステップ〔32〕でCKCNT:Lから1減算される。そし
てステップ〔33〕でCKCNT:Lの値が判断され、この値が
0以下のときにステップ〔34〕でリードアウトフラグが
リセットされる。なおCKCNT:Lの値が3未満1以上のと
きはフラグは不変とされる。 さらにステップ〔35〕で第7ワードの第3ビット(エ
ンドオブメディアフラグ)の“1",“0"が判断され、以
下同様にステップ〔36〕〜〔41〕にてエンドオブメディ
アフラグ用のカウンタエリア(CKCNT:E)が加減算さ
れ、CKCNT:Eの値に応じてエンドオブメディアフラグが
セットまたはリセットあるいは不変とされる。 これによってリードアウトフラグ及びエンドオブメデ
ィアフラグがヒステリシス判定され、この判定の後ステ
ップ〔4〕へリターンされる。 以上によって通常再生時のパックデータの検出が行わ
れる。そしてこの場合に上述の方法によれば、パリティ
チェックと内容の変化分のチェックは1フレームの間に
行うことができ、これらのチェックによってパックデー
タの検出を行うので、検出を極めて迅速かつ正確に行う
ことができる。 G3サーチ再生時の検出 第2図はサーチ再生時のフローチャートを示す。なお
ここで再生ルーチンとパック読込ルーチンは上述と同様
であるので省略するが、この場合にパック読込ルーチン
内のステップ〔4〕でサーチ時のパックデータのチェッ
ク(PDCS)ルーチンがコールされる。 そして図はPDCSルーチンを示し、このルーチンがコー
ルされると、まずステップ〔51〕でデータの並べ替が行
われ、ステップ〔52〕で第1のカウンタエリア(CKCNT:
1)に0がセットされる。 さらにステップ〔53〕でサーチ方向の早送り(FF)又
は巻戻し(REW)が判断される。 そしてまず早送りのときは、ステップ〔54〕でエリア
γ,βに書込まれたFNO及びSSNOの値が比較され、γSF
βSFのときに正常とされステップ〔55〕でCKCNT:1に
4がセットされる。またステップ〔54〕でγSF<βSF
ときはステップ〔56〕でγSSとβSSが比較され、一致の
とき正常とされステップ〔55〕に進められる。さらにス
テップ〔56〕で不一致のときは、ステップ〔57〕でリタ
ーンバリュー用のメモリエリアαに書込まれたデータと
エリアγに書込まれたデータとが比較され、γSFαSF
のときに正常とされステップ〔58〕でCKCNT:1に1がセ
ットされる。またステップ〔57〕でγSF<αSFのときは
ステップ〔59〕でαSSとγSSが比較され、一致のときは
正常とされステップ〔58〕に進められる。 これらのステップ〔55〕,〔58〕に続いて、ステップ
〔60〕,〔61〕でエリアγ,βに書込まれたAFNOの値が
比較され、γAF≧βAFでかつ上位2桁の差が0か1のと
きに正常とされステップ〔62〕でCKCNT:1の値に4が加
算される。またステップ〔60〕でγAF<βAFのときはス
テップ〔63〕,〔64〕でエリアα,γに書込まれたデー
タが比較され、γAFαAFでかつ上位2桁の差が0か1
のときに正常とされステップ〔65〕でCKCNT:1の値に1
が加算される。そしてこれらのステップ〔62〕,〔65〕
に続いて、ステップ〔66〕でエリアγのデータ中の第7
ワードを、除くデータがエリアα,βに書込まれる。ま
たステップ〔59〕,〔61〕,〔63〕及び〔64〕で不正の
ときはステップ〔67〕でエリアγのデータがエリアβに
書込まれてステップ〔4〕へリターンされる。 なお巻戻しのときは、上述と全く同様のステップが、
γβ,γαを正常として実行される。 さらにステップ〔66〕に続いて、第7ワードの第4ビ
ット(リードアウトフラグ)の検出がヒステリシス判定
で行われる。 すなわちステップ〔68〕でリードアウトフラグの
“1",“0"が判断され、“1"のときはステップ〔69〕でC
KCNT:1の値が2または8か否かが判断され、2または8
のときはステップ〔70〕で第2のカウンタエリア(CKCN
T:2)に2が加算される。またステップ〔68〕で2また
は8でないときはステップ〔71〕でCKCNT:2に1が加算
される。そしてステップ〔72〕でCKCNT:2の値が判断さ
れ、数値が4以上のときはステップ〔73〕でリードアウ
トフラグがセットされると共にCKCNT:2に4がセットさ
れる。 またステップ〔68〕でリードアウトフラグが“0"のと
きはステップ〔74〕でCKCNT:1の値が2または8か否か
が判断され、2または8のときはステップ〔75〕でCKCN
T:2の値が2減算される。またステップ〔74〕で2また
は8でないときはステップ〔76〕でCKCNT:2の値から1
減算される。そしてステップ〔77〕でCKCNT:2の値が判
断され、この値が0以下のときにステップ〔78〕でリー
ドアウトフラグがリセットされると共に、CKCNT:2に0
がセットされる。なおCKCNT:2の値が4未満1以上のと
きはフラグ及びCKCNT:2の値は不変とされる。 従ってこの検出において、メモリエリアα,β,γの
内容は第3図に示すように書込まれる。なお図中×印は
未確定、○印は不正データを示す。そしてエリアαには
常に最新の正しいと判断された第7ワードを除くデータ
がセーブされる。 またリードアウトフラグについてはヒステリシス判定
が行われ、ここでSSNO,AFNO等の判定基準に応じた重み
付けが行われているので、極めて合理的かつ安定な判定
が行われる。 こうしてサーチ再生時においても、内容の変化分のチ
ェックに基づいてパックデータの検出を行うので、検出
を極めて迅速かつ正確に行うことができる。 なお上述の例ではDATのフォーマットおけるサブコー
ドデータの検出について述べたが、これはフォーマット
化されたパックデータであれば他のデータの検出に適用
することができる。またパックデータは複数のパックに
跨って設けられている場合にも同様に適用することがで
きる。 H 発明の効果 この発明によれば、パリティチェックと内容の変化分
のチェックは1フレームの間に行うことができ、これら
のチェックによってパックデータの検出を行うので、検
出を極めて迅速かつ正確に行うことができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一例の説明図、第2図、第3図はその
説明のための図、第4図〜第6図は従来技術の説明のた
めの図である。 (1)はDAT、(2)はコントローラ、(3)はバス、
(4)はアダプタ、(5)はホストコンピュータ、
(6)はハードディスク装置、(11)は回転ヘッドドラ
ム、(12)はテープ、(14)はデジタル信号処理回路、
(16)はスイッチ、(18)はシステムコントロール回
路、(22)はマイクロコンピュータ、(23)はDMA、(2
4)はメモリ、A,Bは記録再生用ヘッドである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.所定のフォーマットでパック化された記録媒体上の
    データの内容をサーチモードで検出するに当り、 上記パックデータ中のパリティチェックを実行し、 上記パリティチェックが正常なとき上記パックデータ中
    の内容が上記記録媒体の始端から終端に向かって単調変
    化する部分の変化をチェックし、 早送りの上記サーチモードでは上記単調変化する部分の
    変化が上記単調変化と同方向のとき上記パックデータ中
    の上記検出されたデータの内容が正しいと判断し、 巻戻しの上記サーチモードでは上記単調変化する部分の
    変化が上記単調変化と逆方向のとき上記パックデータ中
    の上記検出されたデータの内容が正しいと判断するよう
    にしたパックデータの検出方法。
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