JPH03183050A - データ記録方法とエンドサーチ方法とつなぎ記録方法 - Google Patents

データ記録方法とエンドサーチ方法とつなぎ記録方法

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JPH03183050A
JPH03183050A JP1322150A JP32215089A JPH03183050A JP H03183050 A JPH03183050 A JP H03183050A JP 1322150 A JP1322150 A JP 1322150A JP 32215089 A JP32215089 A JP 32215089A JP H03183050 A JPH03183050 A JP H03183050A
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Tatsuya Adachi
達也 足立
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    • G11B2220/913Digital audio tape [DAT] format

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、5−DAT(固定ヘッド方式ディジタルオー
ディオテープレコーダ)等の2種類の走行方向をもつ記
録媒体を用いる記録再生装置におけるエンドサーチ方法
、及びつなぎ記録方法と、そのつなぎ記録、及びエンド
サーチに用いる制御データの記録方法に関するものであ
る。
従来の技術 ]ンパクトカセット、5−DATl R−DAT(回転
ヘッド方式ディジタルオーディオテープレコーダ)など
の記録可能な媒体では、記録の終了点に通常の再生でも
高速サーチでも読める記録終了点情報を記録して、前回
に記録した領域に続けて新しい領域を記録する場合の記
録開始点の目印にする。また、記録終了点情報をテープ
上の有効な領域の最終点の目印とし、それ以降の部分を
アクセスしないようにすることによって、不要なデータ
を誤って読み出すことがないように保護をする。
例えば、1987年6月にDAT懇談会が発行したr 
 THE  DAT  C0NFERENCESTAN
DARD、DIGITAL  AUDIOTAPERE
CORDERSYSTEMJ  では、R−DATにお
いてリードアウトエリアと呼ばれる操作領域の終端を示
す情報を記録することを推奨している。リードアウトエ
リアの記録を必要とする理由は下記の通りである。
1、つなぎ記録の際の目印にする。
2、有効な領域の最終点の目印にする。
特にリードアウトエリアは、−度記録したテープ上にオ
ーバーライドをしたとき、最新の記録の終了点よりも前
回の記録の終了点の方が後にある場合に必要になる。な
ぜなら、最新の記録の終了点は前回の記録の領域とつな
がっているので、どこが終了点か判断できないからであ
る。バージンテープに記録する場合は無記録部分を検出
して、記録の終了点を見つけることが可能であるが、リ
ードアウトエリアが記録しである方が、速く確実に記録
の終了点を見つけることができる。なぜなら、無記録部
分で終了点を判定する場合は、ドロップアウトによるバ
ーストエラーではなく無記録部分であることを確実に判
定するために、何フレームか無記録状態を確認する必要
があるが、リードアウトエリアが記録されている場合は
検出したときに直ちに終了点であるという判定を下すこ
とができるからである。
例えばR−DATでは、リードアウトエリアを300フ
レ一ム以上記録し、エンドサーチ時にはリードアウトエ
リアを検出すると、テープ走行を停止し、数フレーム巻
き戻して、つなぎ記録のための待機状態にはいる。つな
ぎ記録とは、すでに記録されたフレームに続けて、フレ
ームの位相等が連続になるように記録することである。
このため、つなぎ記録の前にはすでに記録されたフレー
ムの記録位置を確認し、タイムコード、フレームナンバ
ーなどを読む必要があり、また記録開始までにテープス
ピードを一定にする必要があるので、数フレームの期間
の助走が必要となる。そのためにリードアウトエリアを
検出した後、数フレーム巻き戻して待機するのである。
なおフレームとは、R−DATの場合、プラスアジマス
ヘッドで記録されたプラスアジマストラックとマイナス
アジマスヘッドで記録されたマイナスアジマストラック
とのベアを指し、独立して記録再生することができる最
小の単位である。
なおR−DATについては、日本オーディオ協会発行の
「ディジタルオーディオ辞典」の142ページから15
8ページに説明されている。
一方、コンパクトカセット、5−DATなどの、ふたつ
の走行方向をもつ固定ヘッド方式の記録再生装置では、
オートリバース機能は非常に重要である。
従来の固定ヘッド方式の記録再生装置、例えばコンパク
トカセットにおいては、ユーザーが反転スイッチを押す
と走行方向が切り変わる、あるいはテープ終端部のリー
ダーテープを検出すると反転するなどの方法でふたつの
方向の記録再生を可能としている。
なお5−DATについては、日本オーディオ協会発行の
「ディジタルオーディオ辞典」の169ページから16
6ページに説明されている。
しかしながら上記のような固定ヘッド方式の記録再生装
置では、下記のような問題点があった。
1、記録する際にどこで走行方向を反転したかわからな
いので、次に再生するときにどこで反転させれば、記録
時の曲順あるいは曲の中の音楽のつながりを再現できる
かがわからない。
2、記録中に走行方向を反転する場合に、反転に要する
期間記録が中断し、その際に入力された情報が失われる
ので、再生時に曲中に無音区間が発生したり、不連続点
が発生したりする。
上記従来の問題点を解決するために本出願人は、音声デ
ータ記録中に走行方向を反転する場合に、裏面に続きが
記録されていることを示す連続記録フラグをテープ上に
記録し、次に再生するときに連続記録フラグを検出する
ことによって反転すべきポイントを知り、自動的に反転
させ、ふたつの走行方向をもつテープをあたかも片方向
にしか走行していないテープを再生しているように扱え
るとともに、メモリを用いることによって記録中に反転
が発生した場合の記録動作中断中の音声データを記憶し
ておき反転が終了してから記録し、再生時には再生デー
タを順次メモリに記憶しておき、反転が発生したらテー
プから再生されるデータの代わりに、すでにメモリに記
憶された音声データを読み出すことによって、音切れの
ない再生を行うことができる「制御データ記録方法およ
び再生制御方法」を提案した。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような記録再生装置、制御データ記
録方法および再生制御方法では、下記のような問題点が
あった。
1、ふたつの走行方向をもつ記録再生装置でエンドサー
チを行うとき、ある面のリードアウトエリアがテープ全
体の記録終了ポイントなのか、その面での記録終了ポイ
ントなのか判断できなかった。
2、エンドサーチをする場合、記録終了点情報の記録期
間が短いと、高速サーチ時に確実に検出できないので、
見逃す可能性がある。
3、記録中に走行方向を反転する場合に記録終了点情報
の記録時間が長いと、メモリによって反転期間中の音声
データを記憶しておく構成の記録再生装置では大容量の
メモリを必要とし、そうでない記録再生装置については
音切れの期間が長くなる。
上記問題点2について、更に詳しく説明する。
R−DATの場合は、テープスピードに比例してヘッド
スピードを変化させない限り、ヘッドが記録トラックを
斜めに横切るので、制御データが毎トラック読めるとは
限らない。そのためR−DATのリードアウトエリアは
300フレ一ム以上連続して記録するように定められて
いる。一方、5−DATの場合はヘッドが記録トラック
を斜めに横切ることはないが、テープスピードの変化に
比例して再生信号のビットレートが変化するので、テー
プスピードの上昇中には大幅にビットレートが変化し、
再生クロックの抽出が難しくなるので、通常再生時に比
べて、正しくデータを読める確率は低い。したがって5
−DATの場合もR−DATの場合と同様にリードアウ
トエリアの記録期間を長くすることによって、見逃す確
率を低くする必要がある。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、問題点1
に対しては、記録時にリードアウトエリアに、第1の面
の記録終了点と第2の面の記録開始点が一致しているこ
とを示す連続記録フラグを立てることによって、エンド
サーチ時にリードアウトエリアを検出したときに連続記
録フラグが立っていれば、走行方向を反転して裏面をエ
ンドサーチし、連続記録フラグが立っていなければつな
ぎ記録のための待機状態にはいるようにし、テープ全体
の記録終了ポイントをサーチし、つなぎ記録することが
できるデータ記録方法、エンドサーチ方法およびつなぎ
記録方法を提供することを目的とする。
問題点2.3に対しては、記録の終了点を示すデータを
ふたつに分け、一つは高速サーチ時にも検出が容易なよ
うに長期間記録することにし、もう一つはテープ走行方
向の反転の際にも最小限の期間で記録できるようにした
ものである。すなわち、エンドIDとリードアウトエリ
アIDのふたつの記録終了点IDを定義し、エンドID
は、高速サーチ時にも検出が容易なようにリードアウト
エリアIDに先立って記録を開始し、次に音声データの
記録終了後、リードアウトエリアIDの記録を開始し、
記録終了時点までエンドIDとリードアウトエリアID
を記録し続けるようにすることによって、高速サーチ用
の記録終了点情報であるエンドIDは十分な記録期間が
確保され、音声データの終了を示すリードアウトエリア
IDは最小限の記録期間とすることができ、高速サーチ
時の検出の信頼性と走行方向の反転による空白時間の減
少とを両立させることができるデータ記録方法及びエン
ドサーチ方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のデータ記録方法は、
記録終了点の前にエンドIDを無効から有効に変化させ
、前記エンドIDが無効から有効に変化すると同時、ま
たは前記エンドIDが無効から有効に変化するよりも後
に主データの記録を中断し、リードアウトエリアIDを
無効から有効にするとともに、第1の面の記録終了点と
第2の面の記録開始点が一致しているときに、少なくと
も第1の面の前記リードアウトエリアIDが有効な区間
に連続記録フラグを有効にするようにしたものである。
また、本発明のエンドサーチ方法は、エンド■Dをサー
チし、エンドIDを検出したとき、リードアウトエリア
を再生し、連続記録フラグを検出しなかったとき、巻き
戻し再生して、エンドIDが無効から有効に変化したフ
レームとリードアウトエリアIDが無効から有効に変化
したフレーム、またはリードアウトエリアIDが無効か
ら有効に変化したフレームのみを記憶し、連続記録フラ
グを検出したとき、走行方向を反転してエンドサーチを
行うようにしたものである。
また、本発明のつなぎ記録方法は、エンドIDがリード
アウトエリアIDより先に無効から有効に変化したとき
、エンドIDが無効から有効に変化するフレームから補
助データの記録を開始し、リードアウトエリアIDの無
効から有効に変化するフレームから補助データと主デー
タの両方を記録するようにしたものである。
作用 上記の方法により、本発明のデータ記録方法とエンドサ
ーチ方法は、記録時にリードアウトエリアに、第1の面
の記録終了点と第2の面の記録開始点が一致しているこ
とを示す連続記録フラグを立てることによって、エンド
サーチ時にリードアウトエリアを検出したときに連続記
録フラグが立っていれば、走行方向を反転して裏面をエ
ンドサーチし、連続記録フラグが立っていなければつな
ぎ記録のための待機状態にはいるようにし、テープ全体
の記録終了ポイントをサーチし、つなぎ記録することが
できる。
また本発明のデータ記録方法とエンドサーチ方法は、エ
ンドIDとリードアウトエリアIDのふたつの記録終了
点情報を定義し、エンドIDは、高速サーチ時にも検出
が容易なようにリードアウトエリアIDに先立って記録
を開始し、次に音声データの記録終了後、リードアウト
エリアIDの記録を開始し、記録終了時点までエンドI
DとリードアウトエリアIDを記録し続けるようにする
ことによって、高速サーチ用の記録終了点情報であるエ
ンドIDは十分な記録期間が確保され、音声データの終
了を示すリードアウトエリアIDは最小限の記録期間と
なり、高速サーチ時の検出の信頼性と走行方向の反転に
よる空白時間の減少とを両立させることができる。
また本発明のつなぎ記録方法は、エンドIDの記録区間
がリードアウトエリア及び連続記録フラグの記録区間よ
り長いとき、エンドIDが立ち上かってからり−ドアウ
トエリアIDが立ち上がるまでの区間は補助データのみ
を書き変えるようにして、リードアウトエリアの前まで
かかれている音声データを消去することなく、つなぎ記
録を実現することができる。
実施例 以下、本発明のデータ記録方法とエンドサーチ方法とつ
なぎ記録方法の第1の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例のデータ記録方法とエ
ンドサーチ方法とつなぎ記録方法を実現するための記録
再生装置の構成を示すブロック図である。
第1図において、101は磁気テープを格納したカセッ
ト、102はシステム制御部105の命令にしたがって
磁気テープの走行を制御し、磁気テープが終端付近にき
たか否かの情報をシステム制御部105に送るメカニズ
ム制御部、103は磁気テープに記録再生を行う記録お
よび再生ヘッドである。記録ヘッドは9個のヘッドで構
成され、1個のヘッドは再生制御に用いる制御データ等
を記録する補助データを記録し、残りの8個のヘッドは
音声データ等の主データを記録する。また、再生ヘッド
は9個のヘッドで構成され、1個のヘッドは再生制御に
用いる制御データ等を再生する補助データを再生し、残
りの8個のヘッドは音声データ等の主データを再生する
。本実施例では磁気テープは上下ふたつのエリアに分割
され、一方を順方向の記録に用い、他方を逆方向の記録
に用いる。走行方向を反転するときはヘッドを180度
回板回転る。
第11図は、本発明第1の実施例における記録ヘッドに
よって記録されたテープ上の記録トラックパターンを示
す図である。
104は入力音声データとシステム制御部105から与
えられる走行制御等に用いる補助データに誤り訂正符号
を付加し、変調して記録信号として記録および再生ヘッ
ド103へ出力するとともに、記録および再生ヘッド1
03より再生された再生信号を復調し、誤り訂正を行い
出力音声データを出力するとともに補助データを抽出し
、システム制御部105に送出する記録再生部である。
105はメカニズム制御部102に対して走行モードを
指示し、記録再生部104に対して、記録モード、再生
モード等を指示するシステム制御部である。システム制
御部105はマイクロプロセッサ等で実現できる。10
6はシステム制御部105に対してユーザが命令を与え
るための記録再生モード設定部である。ユーザはスイッ
チ等で構成される記録再生モード設定部106を用いて
、記録、再生、あるいは繰り返し再生など概略の動作形
態を指示する。
なお、記録再生装置の入出力について本実施例では音声
データとしたが、画像データ等、他のデータでもよいの
で一般には、制御に用いる補助データに対して、主デー
タと呼ぶ。
次に、本発明の第1の実施例におけるデータ記録方法と
エンドサーチ方法とつなぎ記録方法について説明する。
本発明の第1の実施例のデータ記録方法とエンドサーチ
方法とつなぎ記録方法の特徴を以下に説明する。
ユーザが両面連続記録を指示したとき、例えばA面から
B面に続けて記録する場合に、A面の記録の終了ポイン
トの手前でエンドIDを12フレーム記録し、次に主デ
ータの記録終了後に、B面に続きが記録されていること
を示す連続記録フラグCF= 1として、リードアウト
エリアIDの記録を開始し、4フレーム記録した後、記
録を終了し、テープの走行方向を反転し、記録の開始を
示すリードインエリアを記録し、その後主データの記録
を始める。
ユーザが両面不連続記録を指示したとき、例えばA面の
記録を終了した後、A面の終端まで早送りして反転し、
B面に続けて記録する場合に、A面の記録の終了ポイン
トの手前でエンドIDの記録を始め、12フレーム記録
し、次に主データの記録終了後、連続記録フラグCF=
Oとして、リードアウトエリアIDの記録を開始し、4
フレーム記録した後、記録を終了し、A面の終端まで早
送りする。
ユーザが片面記録を指示したとき、例えばA面だけで記
録を終了する場合に、A面の記録の終了ポイントの手前
でエンドIDの記録を始め、12フレーム記録し、次に
主データの記録終了後に、連続記録フラグCF=Oとし
て、リードアウトエリアIDの記録を開始し、4フレー
ム記録した後、記録を終了する。
再生時には、A面再生中にリードアウトエリアIDによ
って記録終了ポイントを検出し、このときB面に連続し
て記録されていることを示す連続記録フラグCF=1の
とき、直ちに反転してB面の再生ができるようにし、連
続記録フラグCF=Oのとき、ユーザが両面再生を指示
していれば、記録終了ポイントを検出して直ちにA面の
終端まで早送りし、反転してからB面を再生し、ユーザ
が片面再生を指示していれば、直ちにA面の始端に向か
って巻き戻しをするようにする。
エンドサーチ時には、エンドIDと連続記録フラグを検
出したとき、高速サーチモードから停止モードに移行し
て、逆方向のサーチを始め、エンドIDを検出したが、
連続記録フラグが無効だったとき、高速サーチモードか
ら再生モードに移行し、リードアウトエリアIDを検出
したら、巻き戻し再生をし、エンドIDとリードアウト
エリアIDの立ち上がりフレームを記憶して停止する。
その後ユーザがつなぎ記録を指示すれば、記憶されたエ
ンドIDとリードアウトエリアIDの立ち上がりフレー
ムの情報を用いてつなぎ記録を行う。
第2図、第3図および第4図は、本発明の第1の実施例
にわけるテープ上の制御データの記録結果を示す制御デ
ータ配置図である。
第2図は両面の連続記録を行った場合の制御データ配置
図、第3図は両面の不連続記録を行った場合の制御デー
タ配置図、第4図はA面のみの記録を行ったときの制御
データ配置図である。
第2図は、A面の始端から4フレームのリードインエリ
アを記録し、その後主データを記録するプログラムエリ
アを形成し、次に主データの記録終了点の手前でエンド
IDを立ち上げ、12フレーム記録した後、連続記録フ
ラグCFを立ち上げ、リードアウトエリアを4フレーム
形成し、リードアウトエリアの記録終了後、直ちに走行
方向を反転してリードインエリアを記録し、その後プロ
グラムエリアを記録し、次に主データの記録終了点の手
前でエンドIDを立ち上げ、連続記録フラグCFはOの
ままとし、12フレーム記録した後、連続記録フラグC
FはOのままとして、リードアウトエリアを4フレーム
形成したときの制御データ配置図である。
リードインエリアはテープが走行を開始してから走行が
安定するまでの予備期間として設けられ、リードインエ
リアID=1が記録される。プログラムエリアは主デー
タが記録されるエリア、リードアウトエリアは記録の終
了ポイントを示すエリア、エンドIDも記録の終了ポイ
ントを示すデータで、高速サーチのときにも読めるだけ
の期間記録される。リードインエリア、プログラムエリ
ア、リードアウトエリアにおけるリードインエリアより
(LIID)とリードアウトエリアID(LOID)の
関係は下記のようになる。
リードインエリア: LIID:1.  LOID=0
プログラムエリア: LIID=0.  LOID:0
リードアウトエリア: LIID:0.  LOID=
1第3図は、A面の始端から一定の期間リードインエリ
アを記録し、その後主データを記録するプログラムエリ
アを形成し、次に主データの記録終了点の手前でエンド
IDを立ち上げ、12フレーム記録した後、連続記録フ
ラグCFはOのままとして、リードアウトエリアを4フ
レーム形成し、リードアウトエリアの記録終了後、直ち
にA面の終端に向かって早送りし、A面の終端に到達し
たら走行方向を反転して走行方向を反転して、リードイ
ンエリアを4フレーム記録し、その後プログラムエリア
を記録し、次に主データの記録終了点の手前でエンドI
Dを立ち上げ、12フレーム記録した後、連続記録フラ
グCFはOのままとして、リードアウトエリアを4フレ
ーム形成したときの制御データ配置図である。
第4図は、A面の始端から一定の期間リードインエリア
を記録し、その後主データを記録するプログラムエリア
を形成し、次に主データの記録終了点の手前でエンドI
Dを立ち上げ、12フレーム記録した後、連続記録フラ
グCFはOのままとし、リードアウトエリアを4フレー
ム形成したときの制御データ配置図である。
第5図は、本発明の第1の実施例におけるデータ記録方
法の手順を示すフローチャートである。
この処理はシステム制御部105で行われる。
第5図において、501はA面の始端からり−ドインエ
リアを4フレーム記録する処理を示す。
なお、フレームとはテープ上の独立して記録できる最小
の単位を表す。
502は音声データを1フレーム記録する処理を示す。
503は記録再生モード設定部106から記録終了の指
示がきたとき処理516に分岐し、記録再生モード設定
部106から記録終了の指示がこなかったとき処理50
4に分岐する処理を示す。
516はエンドID、EID=1、連続記録フラグCF
=Oとして音声データを12フレーム記録する処理を示
す。
506はエンドID、EID=1、連続記録フラグCF
=Oのリードアウトエリアを4フレーム記録して記録を
終了する処理を示す。
504は記録再生モード設定部106からテープの走行
方向を反転させる指示がきたとき処理515に分岐し、
記録再生モード設定部106からテープの走行方向を反
転させる指示がとなかったとき処理502に分岐する処
理を示す。すなわち、記録再生モード設定部10Bから
テープの走行方向を反転させる指示、または記録終了の
指示がこない限り処理502,503および504を繰
り返す。
なお本実施例では、ユーザが記録再生モード設定部10
6から走行方向の反転の指示を出すような構成になって
いるが、例えばリーダーテープによる終端検出機能を用
いて自動的に反転の指示を出したり、音声データ中の曲
の終了ポイントを検出して自動的に反転の指示を出して
もよい。
また本実施例では、ユーザが記録再生モード設定部10
6から記録終了の指示を出すような構成になっているが
、例えばリーダーテープによる終端検出機能を用いて自
動的に記録終了の指示を出したり、音声データ中の曲の
終了ポイントを検出して自動的に記録終了の指示を出し
てもよい。
515はエンドID、EID=1. 連続記録フラグC
F=Oとして音声データを12フレーム記録する処理を
示す。
505は記録再生モード設定部108から連続記録の指
示がきたとき処理507に分岐し、記録再生モード設定
部10Bから連続記録の指示がこないとき処理512に
分岐する処理を示す。
507は連続記録の指示があった場合に、エンドID、
EID=1、連続記録フラグCF= 1、リードアウト
エリアID1 LOID=1のリードアウトエリアを4
フレーム記録する処理を示す。
508はメカニズム制御部102にテープの走行方向の
反転の指示を出す処理を示す。
509はリードインエリアを4フレーム記録する処理を
示す。
510は音声データを1フレーム記録する処理を示す。
511は記録再生モード設定部106から記録終了の指
示がきたとき処理518に分岐し、記録再生モード設定
部106から記録終了の指示がとなかったとき処理51
0に分岐する処理を示す。
512は連続記録の指示がなかった場合に、エンドID
、ErD=1、連続記録フラグCF = O。
リードアウトエリアID (LOID)=1のリードア
ウトエリアを4フレーム記録する処理を示す。
513はメカニズム制御部102にテープの早送りの指
示を出す処理を示す。
514はメカニズム制御部102からテープ終端に到達
したという情報がきたとき、処理508に分岐し、メカ
ニズム制御部102からテープ終端に到達したという情
報がこないとき、もう−度同じ処理を繰り返す処理を示
す。
以上説明したような手順によって、ユーザが両面連続記
録を指定したときは第2図に示されるようなテープが作
成され、ユーザが両面不連続記録を指定したときは第3
図に示されるようなテープが作成され、ユーザが片面連
続記録を指定したときは第4図に示されるようなテープ
が作成される。
なお、ユーザが両面連続記録を指定したときのA面から
8面に移るときに要する時間は、A面のリードアウトエ
リアを4フレーム記録する時間を4P、  走行方向を
反転する時間をQ、  8面のり−ドインエリアを記録
する時間を4Pとすると、8P+Qになる。
第6図は、本発明の第1の実施例におけるエンドサーチ
方法およびつなぎ記録方法の手順を示すフローチャート
である。この処理はシステム制御部105で行われる。
再生制御についてはユーザが指定した範囲、例えば両面
あるいは片面を1回だけ再生する方法と、繰り返し再生
する方法とがあるが、ここでは繰り返し再生する場合に
ついて説明する。
第6図において、618は記録再生モード設定部106
から再生の指示がきたとき処理600に分岐し、再生処
理を始め、記録再生モード設定部10Bから再生の指示
がこないとき処理611に分岐し、エンドサーチ処理を
始める処理を示す。
600はメカニズム制御部に再生モードの開始を指示す
る処理を示す。
601は現在再生中のフレームがリードインエリアであ
った場合処理604に分岐し、現在再生中のフレームが
リードインエリアでなかった場合処理602に分岐する
処理を示す。
602は現在再生中のフレームがプログラムエリアであ
った場合処理803に分岐し、現在再生中のフレームが
プログラムエリアでなかった場合処理605に分岐する
処理を示す。すなわち処理801と602によって、現
在再生中のフレームがリードインエリアであった場合、
処理604に分岐し、現在再生中のフレームがプログラ
ムエリアであった場合、処理603に分岐し、現在再生
中のフレームがリードアウトエリアであった場合、処理
605に分岐する。
603は音声データを1フレーム再生し、出力する処理
を示し、604は音声出力をミュートして、テープ走行
を1フレ一ム分、続ける処理を示す。
605はユーザが記録再生モード設定部106を介して
両面の繰り返し再生を指示したとき処理606に分岐し
、ユーザが記録再生モード設定部106を介して片面の
繰り返し再生を指示したとき処理610に分岐する処理
である。
608はリードアウトエリアにおいて、連続記録フラグ
CF=1のとき処理607に分岐し、連続記録フラグC
F=Oのとき処理608に分岐する処理を示す。
607はメカニズム制御部102にテープ走行方向の反
転を指示する処理を示す。
608はメカニズム制御部102にテープの早送りの指
示を出す処理を示す。
609はメカニズム制御部102からテープ終端に到達
したという情報がきたとき、処理607に分岐し、メカ
ニズム制御部102からテープ終端に到達したという情
報がこないとき、もう−度同じ処理を繰り返す処理を示
す。
810はメカニズム制御部102にテープの巻き戻しの
指示を出す処理を示す。
811はメカニズム制御部102にテープの早送りの指
示を出す処理を示す。
612はエンドID、EID=1を検出したとき処理6
13に分岐し、エンドID1 EID=1を検出しなか
ったとき検出を再度繰り返す処理を示す。
613はメカニズム制御部102に再生モードの開始の
指示を出す処理を示す。
614は現在再生中のフレームがリードアウトエリアで
あった場合処理615に分岐し、現在再生中のフレーム
がリードアウトエリアでなかった場合処理614を再度
繰り返す処理を示す。
615はリードアウトエリアにおいて、連続記録フラグ
CF=Oのとき処理617に分岐し、連続記録フラグC
F= 1のとき処理616分岐する処理を示す。
617はメカニズム制御部102に147レ一ム分の巻
き戻し再生の指示を出す処理を示す。
616はメカニズム制御部102にテープ走行方向の反
転の指示を出す処理を示す。
619は巻き戻し再生中に、エンドIDがOから1に変
化したフレームとリードアウトエリアIDがOから1に
変化したフレームを検出し、記憶する処理を示す。
すなわち処理615で、CF=0の場合は、14フレ一
ム分テープが巻き戻され、つなぎ記録のための待機状態
になる。
一方、処理615でCF= 1の場合は、テープ走行方
向を反転して処理611を再び実行する。
通常CF=1の状態はA面、B面のどちらかにしかでて
こないので、2回目に処理615を通るときは処理61
7に分岐し、14フレ一ム分テープが巻き戻され、つな
ぎ記録のための待機状態になる。何らかの原因で記録が
正常に行われず、A面、B面の両方のリードアウトエリ
アにおいてCF=1になる場合を考慮して3回以上処理
615を通過したときは処理を停止するといった保護を
設けても良い。
620はユーザが記録再生モード設定部106を介して
つなぎ記録開始を指示したとき処理621に分岐し、つ
なぎ記録開始を指示しなかったとき同じ処理をもう一度
繰り返す処理である。
621は現在再生中のフレームが、エンドIDがOから
1に変化したフレームの一つ前のフレームであるとき処
理622に分岐し、現在再生中のフレームが、エンドI
Dが0から1に変化したフレームの一つ前のフレームで
なかったとき同じ処理をもう一度繰り返す処理である。
622は現在再生中のフレームが、リードアウトエリア
IDが0から1に変化したフレームの一つ前のフレーム
であるとき処理623に分岐し、現在再生中のフレーム
が、リードアウトエリアIDがOから1に変化したフレ
ームの一つ前のフレームでなかったとき、処理624に
分岐する処理である。
624はメカニズム制御部102と記録再生部104に
補助データのみの記録を指示する処理を示す。
623はメカニズム制御部102と記録再生部104に
補助データと音声データの記録を指示する処理を示す。
以上説明したような手順によって、ユーザが両面繰り返
し再生を指定したとき、連続記録フラグCF=1のとき
はリードアウトエリアで直ちに反転し、連続記録フラグ
CF=Oのときはリードアウトエリアで早送りを始め、
テープ終端に達してから反転し、ユーザが片面繰り返し
再生を指定したときはリードアウトエリアで巻き戻しを
始め、テープ始端に達してから反転し、再生を始める。
また、ユーザがエンドサーチを指定したとき、エンドI
Dを検出し、再生モードに移行し、リードアウトエリア
を読んだとき、連続記録フラグCF=1であれば、リー
ドアウトエリアで直ちに反転し、裏面でエンドサーチを
行い、連続記録フラグCF=Oであれば、つなぎ記録の
ための待機状態になる。
このときエンドIDは、リードアウトエリア区間の4フ
レームに対して16フレ一ム分の区間記録されているの
で、エンドIDを見逃す確率は低い。
また、ユーザがエンドサーチの後つなぎ記録を指示した
とき、エンドIDが立ち上がってからリードアウトエリ
アIDが立ち上がるまでの区間は音声データが記録され
ているので、補助データだけを書き変えるようにし、音
声データが消去されないようにしている。リードアウト
エリアIDが立ち上がってからのフレームは補助データ
と音声データの両方を記録する。
次に本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。
本発明の第2に実施例の特徴は、メモリを用いることに
よって記録中に反転が発生した場合の記録動作中断中の
情報を記憶しておき、反転が終了してからメモリを読み
出して記録し、再生時には再生データを順次メモリに記
憶しておき、反転が発生したらテープから再生されるデ
ータの代わりにすでにメモリに記憶されデータを読み出
すことによって、切れ目のない再生を行うことができる
ところにある。
第7図は、本発明の第2の実施例のデータ記録方法、エ
ンドサーチ方法およびつなぎ記録方法を実現するための
記録再生装置の構成を示すブロック図である。101か
らlO6までの構成要素は本発明の第1の実施例の第1
図と同様なので、ここでは説明を省略する。
第7図において、107は入力音声データおよび出力音
声データを記憶するメモリである。メモリ107は入力
音声データと出力音声データのそれぞれについてファー
ストイン・ファーストアウト・メモリとして作用する。
すなわち、テープ走行の停止などによって音声データの
転送レートが変化してもメモリの記憶容量の範囲内であ
れば、音声データを過不足なく入出力することができる
また、メモリ107はシステム制御部105によって制
御される。
第10図は、メモ’)107の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
第10図において、1001はファーストインファース
トアウトメモリ(FIFO)で、8ビット幅の入力デー
タDINが書き込みクロックWCKによって書き込まれ
、8ビット幅の出力データDOUTが読み出しクロック
RCKによって読み出される。ファーストインファース
トアウトメモリ1001は、リセット信号R8Tによっ
てリセットされると空の状態になる。その後、書き込み
クロックWCKが入力される度に入力データDINが書
き込まれ、ファーストインファーストアウトメモリ10
01の容量が、例えば64バイトと仮定すると、64バ
イトまで書き込むことができる。
読み出しに関しては、64バイト書き込まれた状態であ
れば64バイトのデータを連続して読み出すことができ
る。また、ファーストインファーストアウトメモリ10
01はメモリにlバイト以上のまだ読み出されていない
データがあるとき有効となり、メモリが空のとき、無効
になる読み出し可能信号ORと、メモリに64バイトの
データが記憶されて、これ以上新たなデータを書き込む
ことができないとき無効となり、新たなデータの書き込
みが可能なとき有効となる書き込み可能信号rRを出力
する。例えば、テキサス・インスツルメント社が販売し
ている5N74LS222等のファーストインファース
トアウトメモリは、本実施例のファーストインファース
トアウトメモリとはメモリ容量、入出力データ幅は異な
るが、同様の機能をもつ。
1002はタイミング発生部1005から供給されるク
ロックTWOKをインターフェース部1004から供給
される書き込みクロックイネイブル信号WCKENでゲ
ートするアンドゲートである。
1003はタイミング発生部1005から供給されるク
ロックTRCKをインターフェース部1004から供給
される読み出しクロックイネイブル信号RCKENでゲ
ートするアンドゲートである。
1004はシステム制御部105から供給されるメモリ
制御信号MCNTに基づいて書き込みりロックイネイブ
ル信号W CK E N、  読み出しクロックイネイ
ブル信号RCKENおよびリセット信号R8Tを発生し
、ファーストインファーストアウトメモリ1001から
供給される読み出し可能信号ORと書き込み可能信号I
Rに基づいて、メモリ状態信号MSTATを生成し、シ
ステム制御部105に供給するインターフェース部であ
る。
1005は書き込みクロックWCKおよび読み出しクロ
ックRCKのちとになるクロックTWCKおよびTRC
Kを発生するタイミング発生部である。
次に、本発明の第2の実施例におけるデータ記録方法に
ついて説明する。
第8図は、本発明の第2の実施例におけるデータ記録方
法の手順を示すフローチャートである。
この処理はシステム制御部105で行われる。
第8図において、801はA面の始端からリードアウト
エリアを4フレーム記録する処理を示す。
802はメモリ107への入力音声データの書き込みと
読み出しの開始の指示をメモリ107へ与える処理を示
す。この時点では書き込まれたデータが直ちに読み出さ
れる。
803は音声データを1フレーム記録する処理を示す。
804は記録再生モード設定部106からテープの走行
方向を反転させる指示がきたとき処理813に分岐し、
記録再生モード設定部106からテープの走行方向を反
転させる指示がこなかったとき処理803に分岐する処
理を示す。すなわち、記録再生モード設定部106から
テープの走行方向を反転させる指示がこない限り処理8
03および804を繰り返す。
なお本実施例では、ユーザが記録再生モード設定部10
6から走行方向の反転の指示を出すような構成になって
いるが、例えば、リーダーテープによる終端検出機能を
用いて自動的に反転の指示を出したり、音声データ中の
曲の終了ポイントを検出して自動的に反転の指示を出し
てもよい。
813はエンドID、EID=1、連続記録フラグCF
=Oとして音声データを12フレーム記録する処理を示
す。
805はメモリ107に対して、メモリ107からの記
憶された入力音声データの出力の停止を指示する処理を
示す。このとき、入力音声データの書き込みは続行され
る。
80BはエンドID、EID=1、連続記録フラグCF
=1、リードアウトエリアID1 LOID=1のリー
ドアウトエリアを4フレーム記録する処理を示す。
807はメカニズム制御部102にテープの走行方向の
反転の指示を出す処理を示す。
808はリードインエリアを4フレーム記録する処理を
示す。
809はメモリ107に対して、記憶された入力音声デ
ータの読み出し再開の指示を出す処理を示す。
810は音声データを1フレーム記録する処理を示す。
811は記録再生モード設定部106から記録終了の指
示がきたとき処理814に分岐し、記録再生モード設定
部106から記録終了の指示がこなかったとき処理81
0に分岐する処理を示す。
なお本実施例では、ユーザが記録再生モード設定部10
6から記録終了の指示を出すような構成になっているが
、例えば、リーダーテープによる終端検出機能を用いて
自動的に記録終了の指示を出したり、音声データ中の曲
の終了ポイントを検出して自動的に記録終了の指示を出
してもよい。
814はエンドID、EID=1. 連続記録フラグC
F=Oとして音声データを12フレーム記録する処理を
示す。
812はエンドID、EID=1、連続記録フラグCF
=0、リードアウトエリアID(LOID)=1のリー
ドアウトエリアを4フレーム記録する処理を示す。
以上説明したような手順によって、第2図に示されるよ
うなテープが作成され、音声データはA面のプログラム
エリアの最終フレームで終了し、B面のプログラムエリ
アの最初のフレームにつながる。入力音声データは全て
テープ上に記録されなお、A面からB面に移るときに要
する時間は、A面のリードアウトエリアを4フレーム記
録する時間を4P、  走行方向を反転する時間をQl
 B面のリードインエリアを記録する時間を4Pとする
と、8P十Qになる。
第9図は、本発明の第2の実施例におけるエンドサーチ
方法およびつなぎ記録方法の手順を示すフローチャート
である。この処理はシステム制御部105で行われる。
再生制御についてはユーザが指定した範囲を1回だけ再
生する方法と、繰り返し再生する方法があるが、ここで
はA面から再生をはじめて、B面で再生を終了する場合
について説明する。
第9図において、920は記録再生モード設定部108
から再生の指示がきたとき処理900に分岐し、再生処
理を始め、記録再生モード設定部10Bから再生の指示
がこないとき処理913に分岐し、エンドサーチ処理を
始める処理を示す。
900はメカニズム制御部102に再生モードの開始を
指示する処理を示す。
901は現在再生中のフレームがリードインエリアであ
った場合に同じ処理を繰り返し、現在再生中のフレーム
がリードインエリアでなかった場合処理902に分岐す
る処理を示す。
902は現在再生中のフレームがプログラムエリアであ
った場合処理903に分岐し、現在再生中のフレームが
プログラムエリアでなかった場合処理907に分岐する
処理を示す。すなわち処理901と処理902によって
、現在再生中のフレームがリードインエリアであった場
合、処理901に分岐し、現在再生中のフレームがプロ
グラムエリアであった場合、処理903に分岐し、現在
再生中のフレームがリードアウトエリアであった場合、
処理907に分岐する。
903は音声データを1フレ一ム分、再生する処理を示
す。
904は再生された音声データのメモリ107への書き
込みを開始する処理を示す。また、すでに音声データの
メモリ107への書き込みが開始されている場合は、音
声データのメモIJ 107への書き込みを続行する。
905はメモ1,1107がまだ読み出されていない音
声データで満たされたとき、すなわち、書き込み可能信
号IR=Oのとき、処理906を実行し、メモ1J10
7がまだ読み出されていない再生データで満たされてい
ないとき、すなわち、書き込み可能信号IR=1のとき
、処理901を実行する処理を示す。
908はメモリ107に記憶された音声データの貌み出
しを開始する処理を示す。すでにメモリ107に記憶さ
れた音声データの読み出しが開始されている場合は、音
声データの読み出しを続行する。
処理901〜906までの処理をまとめると、A面のプ
ログラムエリアでの再生を始めてから、メモリ107が
T秒分の音声データを取り込むまでは読み出しをせず、
T秒分のデータを取り込んでから、再生データの記憶と
T秒前のデータの読み出しを並行して行うことになる。
これはテープの走行方向を反転する際の再生不能期間に
も音声データの出力を続行するために、反転が発生する
までは常にT秒分の音声データを蓄えておくためである
907は音声データのメモリ107への書き込みを停止
する処理を示す。
908はリードアウトエリアにおいて、連続記録フラグ
CF=1のとき処理909に分岐し、連続記録フラグC
F=Oのとき処理910に分岐する処理を示す。
909はメカニズム制御部102にテープの走行方向の
反転の指示を出す処理を示す。
910はメモリ107が空になるまで、すなわち、読み
出し可能信号0R=Oになるまでメモリ107から音声
データを読み出す処理を示す。
処理911は処理910の終了後、音声データの読み出
しを停止する処理を示す。
処理912はメカニズム制御部102にテープの走行停
止の指示を出す処理を示す。すなわち、A面のリードア
ウトエリアで連続記録フラグCF二〇だった場合は、処
理910〜912によって、メモリ107に蓄えられた
T秒分のデータを順次出力してから停止することになる
一方、処理909によってテープの走行方向は反転し、
8面の再生に移ると、再度処理901を実行する。処理
901〜903はA面の再生の場合と同様に行われる。
処理904では音声データのメモU 107への書き込
みが再開される。A面の再生処理中の処理907で音声
データのメモリ107への書き込みが停止してから、8
面の再生処理中の処理904で音声データのメモリ10
7への書き込みを再開するまでの時間をU秒とすると、
8面の再生時には再生データの記憶と(T−U)抄部の
データの読み出しを並行して行うことになる。したがっ
て、処理905の判定結果は常にNo(否)となり、処
理901に分岐する。ただし、音声データの読み出しは
停止されていないので8面のリードアウトエリアがくる
までは続行される。
つまり、A面のプログラムエリアの再生中は再生された
音声データの記憶とメモリ107からのT秒前の音声デ
ータの読み出しを並行して行い、A面のプログラムエリ
アのの再生を終了してから、8面のプログラムエリアの
再生が始まるまでのU秒間はメモIJ 107に記憶さ
れた音声データを順次読み出し、8面のプログラムエリ
アの再生が始まった後は再生音声データの記憶と(T−
U)抄部のデータの読み出しを並行して行うことになる
913はメカニズム制御部102にテープの早送りの指
示を出す処理を示す。
914はエンドID、EID=1を検出したとき処理9
15に分岐し、エンドID、EID=1を検出しなかっ
たとき検出を再度繰り返す処理を示す。
915はメカニズム制御部102に再生モードの開始の
指示を出す処理を示す。
916は現在再生中のフレームがリードアウトエリアで
あった場合処理917に分岐し、現在再生中のフレーム
がリードアウトエリアでなかった場合処理916を再度
繰り返す処理を示す。
917はリードアウトエリアにおいて、連続記録フラグ
CF=Oのとき処理9工θに分岐し、連続記録フラグC
F=1のとき処理918分岐する処理を示す。
919はメカニズム制御部102に14フレ一ム分の巻
き戻し再生の指示を出す処理を示す。
918はメカニズム制御部102にテープ走行方向の反
転の指示を出す処理を示す。
921は巻き戻し再生中に、エンドIDが0から1に変
化したフレームとリードアウトエリアよりがOから1に
変化したフレームを検出し、記憶する処理を示す。
すなわち、処理917でCF=0の場合は、14フレ一
ム分テープが巻き戻され、つなぎ記録のための待機状態
になる。
一方、処理917でCF=1の場合は、テープ走行方向
を反転して処理913を再び実行する。
通常CF=1の状態はA面、8面のどちらかにしかでて
こないので、2回目に処理917を通るときは処理91
9に分岐し、14フレ一ム分テープが巻き戻され、つな
ぎ記録のための待機状態になる。何らかの原因で記録が
正常に行われず、A面。
8面の両方のリードアウトエリアにおいてCF=1にな
る場合を考慮して3回以上処Fl!917を通過したと
きは処理を停止するといった保護を設けても良い。
922はユーザが記録再生モード設定部10Bを介して
つなぎ記録開始を指示したとき処理923に分岐し、つ
なぎ記録開始を指示しなかったとき同じ処理をもう一度
繰り返す処理である。
923は現在再生中のフレームが、エンドIDがOから
1に変化したフレームの一つ前のフレームであるとき処
理924に分岐し、現在再生中のフレームが、エンドI
DがOから1に変化したフレームの一つ前のフレームで
なかったとき同じ処理をもう一度繰り返す処理である。
924は現在再生中のフレームがリードアウトエリアI
Dが0からtに変化したフレームの一つ前のフレームで
あるとき処理925に分岐し、現在再生中のフレームが
、リードアウトエリアIDがOから1に変化したフレー
ムの一つ前のフレームでなかったとき、処理926に分
岐する処理を示す。
926はメカニズム制御部102と記録再生部104に
補助データのみの記録を指示する処理を示す。
925はメカニズム制御部102と記録再生部104に
補助データと音声データの記録を指示する処理を示す。
以上説明したような手順によって、ユーザがA面、8面
の連続再生を指定したとき、A面から8面に移る間も、
全く音声が途切れることなく再生することができる。
また、メモリ107の容量をT秒、ある面のリードアウ
トエリアの最終フレームの終了から、もう一方の面のプ
ログラムエリアの最初のフレームが始まるまでの時間を
U秒とすると、両方の面のリードアウトエリアで連続記
録フラグがCF=1の場合は繰り返して連続再生できる
回数Nに下式のような制限がある。
N<T/U               ・・・(1
)どちらか一方の面のリードアウトエリアで連続記録フ
ラグがCF=0の場合は繰り返して連続再生できる回数
Nに制限はない。
なお、記録再生中にテープスピードを通常のスピードよ
りも上げるようにすれば、常にメモリ107にT秒分の
音声データを記憶しておくように制御することができる
ので、両方の面のリードアウトエリアで連続記録フラグ
がCF=1の場合でも繰り返して連続再生できる回数N
に(1)式のような制限はない。
また、ユーザがエンドサーチを指定したとき、エンドI
Dを検出し、再生モードに移行したとき、連続記録フラ
グ=lであれば、リードアウトエリアで直ちに反転し、
裏面でエンドサーチを行い、連続記録フラグ=0であれ
ば、つなぎ記録のための待機状態になる。
このときエンドIDは、リードアウトエリア区間の4フ
レームに対して16フレ一ム分の区間記録されているの
で、エンドIDを見逃す確率は低また、ユーザがエンド
サーチの後、つなぎ記録を指示したとき、エンドIDが
立ち上がってからリードアウトエリアIDが立ち上がる
までの区間は音声データが記録されてるので、補助デー
タだけを書き変えるようにし、音声データが消去されな
いようにしている。リードアウトエリアIDが立ち上が
ってからのフレームは補助データと音声データの両方を
記録する。
次に、本発明の第3の実施例のデータ記録方法、エンド
サーチ方法およびつなぎ記録方法について説明する。
第12図は、本発明の第3の実施例におけるデータ記録
方法の手順を示すフローチャートである。
この処理はシステム制御部105で行われる。
第12図において、501はA面の始端からリードアウ
トエリアを4フレーム記録する処理を示す。なおフレー
ムとは、テープ上の独立して記録できる最小の単位を表
す。
502は音声データを1フレーム記録する処理を示す。
503は記録再生モード設定部10Bから記録終了の指
示がきたとき処理1203に分岐し、記録再生モード設
定部106から記録終了の指示がこなかったとき処理5
04に分岐する処理を示す。
1203はエンドID、EID=1.連続記録フラグC
F=Oのリードアウトエリアを16フレーム記録して記
録を終了する処理を示す。
504は記録再生モード設定部106からテープの走行
方向を反転させる指示がきたとき、処理505に分岐し
、記録再生モード設定部106からテープの走行方向を
反転させる指示がこなかったとき処理502に分岐する
処理を示す。すなわち、記録再生モード設定部106か
らテープの走行方向を反転させる指示、または記録終了
の指示がこない限り処理602〜504を繰り返す。
505は記録再生モード設定部108から連続記録の指
示がきたとき処理1201に分岐し、記録再生モード設
定部108から連続記録の指示がこないとき処理120
2に分岐する処理を示す。
1201は連続記録の指示があった場合に、エンドID
、EID=1、連続記録フラグCF=0として音声デー
タを12フレーム記録する処理を示す。
507はエンドID、EID=1、連続記録フラグCF
=1、リードアウトエリアID1 LOID=1のリー
ドアウトエリアを4フレーム記録する処理を示す。
508はメカニズム制御部102にテープの走行方向の
反転の指示を出す処理を示す。
509はリードインエリアを4フレーム記録する処理を
示す。
510は音声データを1フレーム記録する処理を示す。
511は記録再生モード設定部10Bから記録終了の指
示がきたとき処理1203に分岐し、記録再生モード設
定部10Bから記録終了の指示がこなかったとき処理5
10に分岐する処理を示す。
1202は連続記録の指示がなかった場合に、エンドI
D、EID=1. 連続記録フラグCF=0、 リード
アウトエリアID1 LOID=1のリードアウトエリ
アを16フレーム記録する処理を示す。
513はメカニズム制御部102にテープの早送りの指
示を出す処理を示す。
514はメカニズム制御部102からテープ終端に到達
したという情報がきたとき、処理508に分岐し、メカ
ニズム制御部102からテープ終端に到達したという情
報がこないとき、もう−度同じ処理を繰り返す処理を示
す。
この結果、第13図で示されるような制御データがテー
プ上に記録される。
第13図は、本発明の第3の実施例における両面の連続
記録を行った場合の制御データ配置図である。
したがって、走行方向を反転して裏面に続けて記録する
場合はエンドIDをリードアウトエリアに先だって立ち
上げ、その面で記録を終了する場合はリードアウトエリ
アの開始と同時にエンドよりを立ち上げることになる。
この場合、本発明の第1の実施例において、第6図を用
いて説明した自動エンドサーチを行った場合、その面で
記録を終了する方のリードアウトエリア、すなわち、リ
ードアウトエリアの開始と同時にエンドIDが立ち上が
るリードアウトエリアがサーチされることになる。
第6図において、A面からエンドサーチを始めた場合、
処理615で連続記録フラグCFを検出して、処理61
6で走行方向を反転して、3面のエンドサーチに入り、
再び処理615を実行すると、連続フラグCFは立って
いないため、処理617と処理619を実行してつなぎ
記録の待機状態になる。
ユーザが記録再生モード設定部106からつなぎ記録の
指示を出すと処理621を実行する。本実施例のデータ
記録方法を用いて記録されたテープの場合、エンドID
とリードアウトエリアIDは同時に立ち上がるので、処
理622を実行した結果、処理623に分岐する。すな
わち、つなぎ記録の指示がでると音声データの記録と補
助データの記録が始まることになる。
本発明の第1の実施例のデータ記録方法の場合、エンド
IDが立ち上がってからリードアウトエリアまでの音声
データが記録されている区間は、補助データだけ書き変
えるようにして、エンドIDを無効にし、かつ、音声デ
ータは消去しないように制御していたので、つなぎ記録
の指示があってもすぐに新たな音声データの記録を開始
することはできなかった。それに対して、本実施例の場
合、記録終了点で音声データが終了してから十分な長さ
のリードアウトエリアを書くため、記録時には時間がか
かるが、つなぎ記録の際には、つなぎ記録の指示があれ
ばすぐに音声データの記録を開始できるので、緊急に録
音を開始したい場合などに頭切れを起こすことはない。
発明の詳細 な説明したように、本発明のデータ記録方法とエンドサ
ーチ方法とつなぎ記録方法は、記録時には、記録終了点
の前にエンドIDを無効から有効に変化させ、前記エン
ドIDが無効から有効に変化すると同時、または前記エ
ンドIDが無効から有効に変化するよりも後に主データ
の記録を中断し、リードアウトエリアIDを無効から有
効にするとともに、第1の面の記録終了点と第2の面の
記録開始点が一致しているときに、少なくとも第1の面
の前記リードアウトエリアIDが有効な区間に連続記録
フラグを有効にするようにし、 エンドサーチ時には、エンドIDを検出したとき、リー
ドアウトエリアを再生し、連続記録フラグを検出しなか
ったとき、巻き戻し再生して、エンドIDが無効から有
効に変化したフレームとリードアウトエリアIDが無効
から有効に変化したフレーム、またはリードアウトエリ
アIDが無効から有効に変化したフレームのみを記憶し
、連続記録フラグを検出したとき、走行方向を反転して
エンドサーチを行うようにし、 つなぎ記録時には、エンドIDがリードアウトエリアI
Dより先に無効から有効に変化したとき、エンドIDが
無効から有効に変化するフレームから補助データの記録
を開始し、リードアウトエリアIDの無効から有効に変
化するフレームから補助データと主データの両方を記録
するようにすることによって、 エンドサーチ時には、エンドIDを検出した後、連続記
録フラグがリードアウトエリアID=1の区間で検出さ
れたときは直ちに反転して裏面のエンドサーチを始め、
連続記録フラグがリードアウトエリアID=1の区間で
検出されないときは、巻き戻し再生を行って、エンドI
DとリードアウトエリアIDの立ち上がりフレームを記
憶し、つなぎ記録のための待機状態にはいるようにする
ことによって、テープ全体の記録終了ポイントを自動的
にサーチすることができる。
さらに、エンドID記録区間をリードアウトエリア及び
連続記録フラグの記録区間より長くすることができるの
で、エンドIDの記録区間を十分長くシて、エンドサー
チ時のエンドIDの見逃し確率を低くすることができる
とともに、記録時の走行方向の反転の際にはリードアウ
トエリアの記録区間を十分短<シ、反転の際に生じる記
録中断期間を短くすることができる。
さらに、つなぎ記録時にはエンドIDの記録区間がリー
ドアウトエリアおよび連続記録フラグの記録区間より長
いとき、エンドIDが立ち上がってからリードアウトエ
リアIDが立ち上がるまでの区間は補助データのみを書
き変えるようにして、リードアウトエリアの前まで書か
れている音声データを消去することなく、つなぎ記録を
実現することができる。
また本発明のデータ記録方法は、第1の面の記録終了点
と第2の面の記録開始点が一致しているときに、記録終
了点の前にエンドIDを無効から有効に変化させ、前記
エンドIDが有効になった後にリードアウトエリアID
を無効から有効に変化させるとともに、少なくとも第1
の面の前記リードアウトエリアIDが立っている区間に
連続記録フラグを有効にし、第1の面の記録終了点と第
2の面の記録開始点が一致していないときに、記録終了
点の前にエンドIDとリードアウトエリアIDを同時に
無効から有効に変化させるようにすることによって、走
行方向を反転して裏面に続けて記録する場合、つまり、
連続記録フラグを立てる場合はエンドIDをリードアウ
トエリアに先だって立ち上げ、音声データの記録が終了
してからリードアウトエリアを記録し終わるまでの時間
を短<シ、その面で記録を終了する場合、つまり、連続
記録フラグを立てない場合はリードアウトエリアの開始
と同時にエンドIDを立ち上げるようにし、テープ全体
での記録終了点に相当する連続記録フラグが立っていな
いリードアウトエリアを目印にしてつなぎ記録する場合
に、リードアウトエリアの開始点から主データと補助デ
ータを同時に記録開始することができるようにし、つな
ぎ記録の指示があればすぐに主データの記録を開始する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のデータ記録方法とエン
ドサーチ方法とつなぎ記録方法を実現するための記録再
生装置の構成を示すブロック図、第2図は本発明の第1
の実施例における両面の連続記録を行った場合の制御デ
ータ配置図、第3図は本発明の第1の実施例における両
面の不連続記録を行った場合の制御データ配置図、第4
図は本発明の第1の実施例におけるA面のみの記録を行
ったときの制御データ配置図、第5図は本発明の第(の
実施例におけるデータ記録方法の手順を示すフローチャ
ート、第6図は本発明の第1の実施例におけるエンドサ
ーチ方法およびつなぎ記録方法の手順を示すフローチャ
ート、第7図は本発明の第2の実施例のデータ記録方法
、エンドサーチ方法およびつなぎ記録方法を実現するた
めの記録再生装置の構成を示すブロック図、第8図は本
発明の第2の実施例におけるデータ記録方法の手順を示
すフローチャート、第9図は本発明の第2の実施例にお
けるエンドサーチ方法およびつなぎ記録方法の手順を示
すフローチャート、第10図はメモリの構成の一例を示
すブロック図、第11図は本発明の第1の実施例におけ
る記録ヘッドによって記録されたテープ上の記録トラッ
クパターンを示す図、第12図は本発明の第3の実施例
におけるデータ記録方法の手順を示すフローチャート、
第13図は本発明の第3の実施例における両面の連続記
録を行った場合の制御データ配置図である。 101・・・カセット、  102・・・メカニズム制
御部、  103・・・記録および再生ヘッド、  1
04・・・記録再生部、  105・・・システム制御
部、106・・・記録再生モード設定部、  107・
・・メモリ、   1001・・・FIFo、    
1002,1003・・・アンドゲート、  1004
・・・インターフェース部、  1005・・・タイミ
ング発生部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録終了点より前にエンドIDを無効から有効に
    変化させ、その変化と同時または後にリードアウトエリ
    アIDを無効から有効にすることを特徴とするデータ記
    録方法。
  2. (2)記録終了点より前にエンドIDを無効から有効に
    変化させ、その変化と同時または後に主データの記録を
    中断し、リードアウトエリアIDを無効から有効にする
    とともに、第1の面の記録終了点と第2の面の記録開始
    点が一致しているときに、少なくとも第1の面の前記リ
    ードアウトエリアIDが有効な区間で連続記録フラグを
    有効にすることを特徴とするデータ記録方法。
  3. (3)エンドIDがリードアウトエリアIDより先に無
    効から有効に変化したとき、前記エンドIDが変化した
    フレームから補助データの記録を開始し、前記リードア
    ウトエリアIDに変化したフレームから補助データと主
    データの両方を記録することを特徴とするつなぎ記録方
    法。
  4. (4)エンドIDをサーチし、検出したとき、連続記録
    フラグを検出しなかったらエンドサーチを終了し、連続
    記録フラグを検出したら、走行方向を反転して再びエン
    ドサーチを行うことを特徴とするエンドサーチ方法。
  5. (5)エンドIDをサーチし、検出したとき、リードア
    ウトエリアを再生し、連続記録フラグを検出しなかった
    ら、巻き戻し再生して、前記エンドIDが無効から有効
    に変化したフレームと前記リードアウトエリアIDが無
    効から有効に変化したフレーム、またはリードアウトエ
    リアIDが無効から有効に変化したフレームのみをメモ
    リに記憶し、連続記録フラグを検出したら、走行方向を
    反転してエンドサーチを行うことを特徴とするエンドサ
    ーチ方法。
  6. (6)記録再生モード設定部が反転と連続記録を命じた
    とき、記録終了点より前にエンドIDを無効から有効に
    変化させ、前記エンドIDが変化すると同時または後に
    主データの記録を中断し、主データをメモリに記憶する
    とともに、リードアウトエリアIDと連続記録フラグを
    無効から有効に変化させ、前記リードアウトエリアID
    と前記エンドIDと前記連続記録フラグの記録が終了し
    た時点で前記記録媒体の走行方向を切り変え、リードイ
    ンエリアを記録し、その後、前記メモリから前記主デー
    タの記録の中断から、前記リードインエリアの記録終了
    までのS秒の期間に前記メモリに記憶された主データを
    順次読み出し、記録するとともに、新たな主データを記
    憶し、その後、新たな主データの記録とS秒前の主デー
    タの読み出しを順次行うことを特徴とするデータ記録方
    法。
  7. (7)第1の面の記録終了点と第2の面の記録開始点が
    一致しているときに、記録終了点の前にエンドIDを無
    効から有効に変化させ、前記エンドIDが有効になった
    後にリードアウトエリアIDを無効から有効に変化させ
    るとともに、少なくとも前記第1の面のリードアウトエ
    リアIDが立っている区間に連続記録フラグを有効にし
    、前記第1の面の記録終了点と前記第2の面の記録開始
    点が一致していないときに、記録終了点の前に前記エン
    ドIDと前記リードアウトエリアIDを同時に無効から
    有効に変化させることを特徴とするデータ記録方法。
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