JP3454771B2 - デジタルvtr - Google Patents

デジタルvtr

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JP3454771B2
JP3454771B2 JP2000051300A JP2000051300A JP3454771B2 JP 3454771 B2 JP3454771 B2 JP 3454771B2 JP 2000051300 A JP2000051300 A JP 2000051300A JP 2000051300 A JP2000051300 A JP 2000051300A JP 3454771 B2 JP3454771 B2 JP 3454771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力映像を間欠
的に記録するデジタルVTR等のデジタルVTRに関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録時において、実データ(入力映像・
音声データまたはその圧縮データ)をメモリに蓄積し、
ブロック単位のデータが蓄積される毎に、1ブロック単
位のデータを磁気テープに記録し、再生時には磁気テー
プに記録されたデータをブロック単位毎に間欠的に読み
出し、磁気テープから読み出されたデータをメモリに蓄
積し、メモリに蓄積されたデータを読み出して再生出力
するデジタルVTRが知られている。
【0003】このようなデジタルVTRでは、再生時に
は磁気テープに記録されたデータがブロック単位毎に間
欠的に読み出される。つまり、1ブロック単位のデータ
が読み出される毎に、磁気テープの走行が停止せしめら
れる。このため、再生時には、ブロックの開始部分にお
いてテープテンションが安定せず出力されるエンベロー
プが不安定となるため、再生動作が不安定となる。
【0004】ところで、あるアナログVTRにおいて、
他のアナログVTRで映像等が記録された磁気テープ
(他己録テープ)を再生する場合には、両アナログVT
Rの間でコントロールヘッドと回転ヘッドの距離Xにず
れがあるため、走行する磁気テープに対する回転ヘッド
の相対位置(トラッキング位置)の調整が行なわれる。
このトラッキング位置の調整では、トラッキング位置を
変化させながら、再生ビデオ信号の検出レベル(エンベ
ロープ波形の振幅)を検出し、エンベロープ波形の振幅
が最大となるトラッキング位置を最適トラッキング位置
としている。
【0005】デジタルVTRにおいても、他己録テープ
を再生する場合には、C/Nの向上化、エンベロープレ
ベルの安定化を図るために、トラッキング位置の調整が
必要となる。しかしながら、上述したように、ブロック
の開始部分においてテープテンションが安定せず出力さ
れるエンベロープが不安定となるため、ブロックの開始
部分においてオートトラッキング動作を行なうと、正確
なエンベロープ波形の振幅を検出できないという問題が
ある。
【0006】また、ブロックの大きさによっては、1ブ
ロックに対するデータ読み出し期間において、オートト
ラッキングが完了しない場合がある。このような場合に
は、次のブロックに対するデータ読み出し時において、
オートトラッキングを継続して行なう必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、正確な最
適トラッキング位置を探索することができるようになる
デジタルVTRを提供することを目的とする。
【0008】また、オートトラッキングが2記録ブロッ
ク以上にわたって行なわれる場合にも、正確な最適トラ
ッキング位置を探索することができるようになるデジタ
ルVTRを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によるデジタル
VTRは、記録時において、実データをメモリに蓄積
し、前側ダミーデータ部、実データ部および後側ダミー
データ部で構成される記録ブロック単位内の実データ量
に相当する量のデータがメモリに蓄積される毎に、前側
ダミーデータ、メモリに蓄積されたデータからなる実デ
ータおよび後側ダミーデータの順番で、1記録ブロック
単位のデータを磁気テープに記録し、再生時には磁気テ
ープに記録されたデータを記録ブロック単位毎に間欠的
に読み出し、磁気テープから読み出された実データをメ
モリに蓄積し、メモリに蓄積された実データを読み出し
て再生出力するデジタルVTRであって、記録時におい
て、磁気テープのコントロールトラックに、各記録ブロ
ックの前側ダミーデータ部内の所定位置部分を示すスタ
ートマークと、各記録ブロックの前側ダミーデータ部内
の所定位置部分を示すエンドマークとを記録させる手
段、ならびにオートトラッキングのための再生動作中に
おいて、スタートマークを利用してエンベロープ波形が
安定してからオートトラッキング動作を開始させる手段
を備えていることを特徴とする。
【0010】ある記録ブロックに対するエンドマークが
検出されたときに、オートトラッキング動作が継続して
いる場合には、最新に検出されたエンベロープ波形の振
幅を記憶保持させた後に、オートトラッキング動作を一
時停止させる手段、および次の記録ブロックにおいて、
スタートマークを利用してエンベロープ波形が安定して
からオートトラッキング動作を再開させる手段を備えて
いることが好ましい。
【0011】各記録ブロックの前側ダミーデータ部内の
前端から所定量以上後側にスタートマークが記録されて
いることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を監視カメラに用いられるデジタルVTRに適用した場
合の実施の形態について説明する。
【0013】〔1〕デシタルVTRの構成の説明
【0014】図1は、デシタルVTRの構成を示してい
る。デジタルVTRは、ビデオ処理部1、オーディオ処
理部2、メモリ3、フォーマッタ4、サブ制御部5、電
磁変換部6、メイン制御部7等を備えている。
【0015】メイン制御部7は、マイクロコンピュータ
で構成され、システムコントローラの機能とサーボブロ
ックの機能とを備えている。メイン制御部7は、キャプ
スタン用周波数発生器(CFG)101の出力、CTL
信号等に基づいてキャプスタンモータ100を制御する
とともに、ドラム用位相発生器(DPG)201の出
力、ドラム用周波数発生器(DFG)202の出力等に
基づいてドラムモータ200を制御する。
【0016】メイン制御部7内のCTL録再回路7a
は、記録時には、CTLヘッド301を用いて磁気テー
プ(磁気テープ)300のコントロールトラックにCT
L信号を記録し、再生時には、CTLヘッド301を用
いて磁気テープ300のコントロールトラックからCT
L信号を読み取る。
【0017】ビデオ処理部1は、デコーダ11、エンコ
ーダ12、JPEG規格の圧縮/伸長器13および圧縮
/伸長処理用のメモリ14から構成される。メモリ14
は、1フィールド分の容量をそれぞれ有しかつ入力デー
タが交互に書き込まれる領域I、IIおよびJPEG圧
縮後のデータを格納する領域IIIに分割されている。
【0018】オーディオ処理部2はフィルタ21、A/
D変換器22、D/A変換器23、PCMエンコーダ/
デコーダ24およびFIFOメモリ25から構成され
る。サブ制御部5はCPU51、FPGA52から構成
される。ビデオ処理部1、オーディオ処理部2、メモリ
3、フォーマッタ4およびサブ制御部5は、データバス
ライン8を介して互いに接続されている。サブ制御部5
はメイン制御部7と接続されている。
【0019】〔2〕記録動作についての説明
【0020】VTRの記録動作について説明する。この
実施の形態では、磁気テープへの記録フォーマットをD
−VHS、記録ブロックを366トラック、メモリ3の
容量を64Mビット(8Mバイト)とする。
【0021】記録時にはメイン制御部7は、キャプスタ
ンモータ100及びドラムモータ200を一定速度で回
転させるように制御する。また、CTL録再回路7aに
よって磁気テープ300のコントロールトラックにCT
L信号を記録する。
【0022】図示しない監視カメラ(ビデオカメラ)か
らのNTSC方式のコンポジットビデオ信号、または輝
度/色信号に分離されたY/Cコンポーネント信号は、
デコーダ11に入力される。デコーダ11は、入力され
たビデオ信号をYUV変換し、得られたYUV信号をA
/D変換する。
【0023】デコーダ11によって得られたYUVデジ
タルデータは、JPEG規格で入出力データを圧縮伸長
する圧縮/伸長器13に送られる。圧縮/伸長器13は
CPU51からデータバスライン8を経由して送られて
くる録画間隔情報により、指示されたフィールド毎のY
UVデジタルデータをメモリ14の領域I、IIに交互
に取り込む。メモリ14に取り込まれたYUVデジタル
データは、圧縮/伸長器13によって圧縮される。圧縮
後の圧縮ビデオデータはメモリ14の領域IIIに書き
込まれる。
【0024】メモリ14の領域IIIに書き込まれた1
フィールド分の圧縮ビデオデータは、CPU51からデ
ータバスライン8を経由して送られてくる制御命令に基
づき、圧縮/伸長器13によってメモリ14の領域II
Iから読み出され、データバスライン8を経由して、メ
モリ3に書き込まれる。この際、FPGA52によって
Qテーブルデータ、映像データ領域を識別するための領
域識別コードが圧縮ビデオデータに付加されてメモリ3
に書き込まれる。
【0025】一方、監視カメラ(図示略)からのオーデ
ィオ信号はオーディオ処理部2内のフィルタ21に連続
して入力される。フィルタ21は、オーディオ信号の高
域ノイズ成分を除去し、帯域制限されたオーディオ信号
をA/D変換器22に出力する。A/D変換器22は、
帯域制限されたオーディオ信号をA/D変換する。A/
D変換器22によって得られたデジタルオーディオ信号
は、PCMエンコーダ/デコーダ24に連続して送られ
る。
【0026】PCMエンコーダ/デコーダ24は、送ら
れてきたデジタルオーディオ信号を、PCM方式により
圧縮する。圧縮後の圧縮オーディオデータは、FIFO
メモリ25に書き込まれる。FIFOメモリ25は、上
記録画間隔毎に書き込まれた圧縮オーディオデータを読
み出し、データバスライン8を経由してメモリ3に書き
込む。この際、FPGA52によってオーディオデータ
領域を識別するための領域識別コードが圧縮オーディオ
データに付加されてメモリ3に書き込まれる。また、C
PU51から記録日時、録画間隔等の付加情報もメモリ
3へ蓄えられる。
【0027】メモリ3に所定の記録ブロック単位に応じ
たデータ(実データ)が蓄積される毎に、その実データ
(圧縮ビデオデータ、圧縮オーディオデータ、付加情
報)が読み出され、データバスライン8を経由して、フ
ォーマッタ4に送られる。この例では、1記録ブロック
は366トラック分のデータからなり、後述するよう
に、そのうち288トラック分のデータが実データであ
るので、288トラック分のデータがメモリ3に蓄積さ
れる毎に、そのデータが読み出されてフォーマッタ4に
送られる。
【0028】フォーマッタ4によりフォーマット変換さ
れたデータは電磁変換部6に送られ、電磁変換部6内の
記録アンプおよびビデオヘッドを介して磁気テープ30
0に記録される。1記録ブロック単位のデータの記録が
終了する毎に、磁気テープは停止せしめられる。
【0029】図2は、磁気テープに記録される1フィー
ルド分のデータに対するフォーマットを示している。
【0030】1フィールド分のデータブロックは、ヘッ
ダ部81、オーディオデータ部82および映像データ部
83からなる。
【0031】ヘッダ部81には、記録時刻情報、アラー
ム情報、カメラ番号等の付加情報、量子化テーブル(Q
テーブル)、音声付加データ等が含まれている。ヘッダ
部81の先頭には、ヘッダ部81の先頭であることを示
すフレームヘッダAが挿入されている。オーディオデー
タ部82の先頭にはオーディオデータ領域であることを
識別するための領域識別コードBが挿入されている。映
像データ部83の先頭には映像データ領域であることを
識別するための領域識別コードCが挿入されている。映
像データ部83の最後には、映像データ部の最後である
ことを示すエンドコードDが挿入されている。
【0032】図3は、磁気テープに記録される1記録ブ
ロックの構成およびCTLマーキングの構成を示してい
る。
【0033】1記録ブロックは、図3(a)に示すよう
に、366トラック分(168CTL分)のデータから
なり、複数フィールド数分のデータを含んでいる。1記
録ブロックは、32トラック分(16CTL分)の前側
ダミーデータ部、それに続く288トラック分(144
CTL分)の実データ部および16トラック分(8CT
L分)の後側ダミーデータ部とからなる。
【0034】また、1記録ブロックに対応するCTLマ
ーキングは、図3(b)に示すように、”0”を示す先
頭の8CTL、それに続くスタートマークを表す8CT
L、それに続く”0”を示す144CTLおよびそれに
続くエンドマークを表す8CTLからなる。スタートマ
ークはVHS規格によるVISS/VASS信号のショ
ートSの”0”、”1”を使用した”1010101
0”から構成される。エンドマークはVHS規格による
VISS/VASS信号のロングLの”0”、”1”を
使用した”10101010”から構成される。
【0035】VHS規格ではショートSの”0”のN極
書き込み時間とS極書き込み時間との比は57.5:4
2.5と定義され、ショートSの”1”のN極書き込み
時間とS極書き込み時間との比は62.5:37.5と
定義されている。また、ロングLの”0”のN極書き込
み時間とS極書き込み時間との比は62.5:37.5
と定義され、ロングLの”1”のN極書き込み時間とS
極書き込み時間との比は32.5:62.5と定義され
ている。スタートマークおよびエンドマーク以外の”
0”としては、VHS規格で規格されているショートS
またはロングLの”0”が用いられている。
【0036】なお、CTL信号のスタートマークを、1
記録ブロックの先頭に相当する位置に記録せずに、”
0”のCTLが8つ出力された後に記録させるようにし
ているのは、次のような理由による。つまり、このVT
Rでは、再生時において、磁気テープは1記録ブロック
分の再生が行なわれる毎に磁気テープ300の走行が停
止せしめられる。このため、再生時において1記録ブロ
ックの最初の部分はエンベロープが安定しないので、そ
の不安定な位置にスタートマークを記録すると、スター
トマークの検出ミスが発生するおそれがある。そこで、
1記録ブロックの先頭に相当する位置よりも後位置にス
タートマークを記録しているのである。
【0037】図4は、記録動作開始後に、メモリ3内に
1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータが書
き込まれたときの各部の信号を示している。
【0038】図4において信号MEMORY FULL は、メモリ
3に1記録ブロック内の実データ総量に相当するデータ
が書き込まれたときにHレベルとされ、その所定容量分
のデータが読み出されたときにLレベルにされる信号を
示している。この信号MEMORYFULL は、サブ制御部5に
よって生成されて、メイン制御部7に送られる。この信
号MEMORY FULL は、記録時には1記録ブロックの記録開
始トリガ信号となり、再生時には1記録ブロックの再生
開始トリガ信号となる。
【0039】信号SW TR は、フォーマッタ4より作成さ
れる位相サーボ用基準信号を示している。この信号SW T
R は、フォーマッタ4からメイン制御部7に送られる。
【0040】信号MC ON は、キャプスタンモータ100
の駆動指令信号を示しており、メイン制御部7によって
生成される。
【0041】信号CTL は、記録時には磁気テープ300
に記録されるCTL信号を示し、再生時には磁気テープ
300から読み出されるCTL信号を示している。
【0042】信号FORMATTER は、メイン制御部7からフ
ォーマッタ4に送られるコントロール信号およびフォー
マッタ4の状態を示す信号を示している。
【0043】信号VD RECは、フォーマッタ4から電磁変
換部6内のビデオヘッドに送られる記録指示信号を示し
ている。
【0044】信号FORMATTER USE は、記録時にはメモリ
3内の実データをフォーマッタ4に送るための送信指令
信号を示し、再生時にはフォーマッタ4からメモリ3に
実データを送るための送信指令信号を示している。この
信号FORMATTER USE は、メイン制御部7によって生成さ
れ、サブ制御部5に送られる。
【0045】信号RD DATA は、フォーマッタ4から電磁
変換部6に送られる記録データを示している。
【0046】記録動作開始後に、メモリ3内に1記録ブ
ロック内の実データ総量に相当するデータが書き込まれ
ると、サブ制御部5からメイン制御部7に送られるMEMO
RY FULL がHレベルとなる。
【0047】MEMORY FULL がHレベルとなると(時点t
1)、この後のSW TR の立ち下がりタイミングで(時点
t2)、メイン制御部7は、信号MC ON をHレベルにさ
せて、キャプスタンモータ100を駆動させる。また、
メイン制御部7は、サブ制御部5を介してフォーマッタ
4に記録開始指令(REC指令) を送信する。
【0048】フォーマッタ4は、記録開始指令を受信す
ると、記録動作モードとなり、RD DATA で示すようにダ
ミーデータを出力するとともに、VD RECをHレベルにさ
せるので、電磁変換部6内のビデオヘッドによってダミ
ーデータの磁気テープ300への記録が開始せしめられ
る。また、CTL録再回路7aによるCTL信号の磁気
テープ300への記録が開始する。
【0049】この後、メイン制御部7は、所定のタイミ
ング(t3)で、サブ制御部5に送られているFORMATTE
R USE をHレベルにさせる。FORMATTER USE がHレベル
となると、メモリ3からフォーマッタ4への実データの
送信が開始される。D−VHS規格のフォーマッタ4で
はD−VHSのフォーマットにおいて6トラックシーケ
ンスを守る必要があるためフォーマッタ4の内部にメモ
リを持っており、フォーマッタ4に送られたデータは一
旦メモリに格納された後、RD DATA で示すように遅延さ
れて出力される。したがって、実データは、時点t3よ
り所定時間遅れた時点t4から、磁気テープ300に記
録され始める。
【0050】CTL信号のスタートマークは、上述した
ように、再生時にエンベロープが安定する位置、すなわ
ち、”0”のCTLが8つ出力された後に出力されて、
磁気テープ300に記録される。
【0051】図5は、メモリ3から1記録ブロック内の
実データ総量に相当するデータが全て読み出されたとき
の各部の信号を示している。
【0052】メモリ3から1記録ブロック内の実データ
総量に相当するデータが全て読み出されると、サブ制御
部5からメイン制御部7に送られるMEMORY FULL がLレ
ベルとなる。
【0053】MEMORY FULL がLレベルとなると(時点t
5)、メイン制御部7は、サブ制御部5に送られている
FORMATTER USE をLレベルにする。FORMATTER USE がL
レベルとなると、メモリ3からフォーマッタ4への実デ
ータの送信が停止せしめられる。ただし、上述したよう
に、フォーマッタ4に送られたデータは遅延されて出力
されるため、RD DATA に示すように、MEMORY FULL がL
レベルとなった時点t5の後においてもフォーマッタ4
から電磁変換部6に実データが送られる。
【0054】実データの磁気テープ300への記録が終
了すると(時点t6)、フォーマッタ4は所定量のダミ
ーデータを電磁変換部6に送る。実データの磁気テープ
300への記録が終了し(時点t6)、ダミーデータの
記録が開始される時点から、CTL信号のエンドマーク
の記録が開始される。
【0055】メイン制御部7は、MEMORY FULL がLレベ
ルとなった時点t5の後、所定のタイミングで(時点t
7)、サブ制御部5を介して、フォーマッタ4に記録停
止指令(STOP)を送る。フォーマッタ4は、記録停止指令
を受信すると、停止状態となるとともに、VD RECをLレ
ベルにさせるので、電磁変換部6内のビデオヘッドによ
る磁気テープ300への記録が停止せしめられる。
【0056】また、メイン制御部7は、フォーマッタ4
が記録動作を停止するタイミング(時点t8)で、MC O
N をLレベルにさせ、キャプスタンモータ100を停止
させる。また、メイン制御部7は、CTL録再回路7a
によるCTL信号の磁気テープ300への記録を停止さ
せる。
【0057】〔3〕再生動作についての説明
【0058】再生時には、電磁変換部6内のビデオヘッ
ドによって磁気テープから1記録ブロック単位毎にデー
タが読み出される。読み取られたデータは、電磁変換部
6内の再生アンプを介してフォーマッタ4に送られる。
フォーマッタ4は、送られてきたデータに対して記録時
とは逆の変換を行う。フォーマッタ4によって得られた
実データ(付加情報、圧縮ビデオデータおよび圧縮オー
ディオデータ)は、バスライン8を通じて、メモリ3に
書き込まれる。
【0059】メモリ3に1記録ブロック内の実データの
全てが書き込まれると、CPU51からの読み出し命令
により、FPGA52によってメモリ3からデータが読
み出される。メモリ3から読み出されたQテーブルデー
タは圧縮/伸長器13に、圧縮ビデオデータは圧縮/伸
長器13経由でメモリ14の領域IIIに送られる。ま
た、メモリ3から読み出された圧縮オーディオデータは
FIFOメモリ25に送られる。
【0060】メモリ14の領域IIIに送られた圧縮ビ
デオデータはQテーブルデータに基いて、圧縮/伸長器
13で伸長される。圧縮/伸長器13による伸長処理後
に得られた1フィールド単位のYUVデジタルデータ
は、メモリ14の領域I、IIに交互に書き込まれる。
【0061】メモリ14の領域I、IIに書き込まれた
YUVデジタルデータは、圧縮/伸長器13によって読
み出されて、エンコーダ12に送られる。エンコーダ1
2は、YUVデジタルデータをD/A変換した後、エン
コードし、これによって得られたコンポジットビデオ信
号およびY/Cコンポーネント信号を出力する。
【0062】一方、FIFOメモリ25に書き込まれた
圧縮オーディオデータは、PCMエンコーダ/デコーダ
24によってデコードされ、D/A変換器23に送られ
る。D/A変換器23は、デジタルオーディオデータを
D/A変換し、得られたアナログオーディオ信号をフィ
ルタ21に出力する。フィルタ21は、送られてきたア
ナログオーディオ信号から、D/A変換器23によるD
/A変換時に発生した高域のノイズ成分を除去して、得
られたアナログオーディオ信号を出力する。
【0063】再生開始直後においては、メイン制御部7
は、信号MC ON をHレベルとして、キャプスタンモータ
100を駆動させる。これにより、磁気テープ300か
ら読み出されたデータがメモリ3に書き込まれていく。
そして、磁気テープ300からエンドマークが検出され
るとメイン制御部7は、信号MC ON をLレベルとして、
キャプスタンモータ100を停止させる。
【0064】キャプスタンモータ100が駆動せしめら
れた後において、メモリ3にある程度のデータが蓄積さ
れると、メモリ3からデータが順次読み出される。メモ
リ3から読み出されたQテーブルデータおよび圧縮ビデ
オデータは、ビデオ処理部1に送られ、上述したような
処理が行なわれて出力される。また、メモリ3から読み
出された圧縮オーディオデータは、オーディオ処理部2
に送られ、上述したような処理が行なわれて出力され
る。
【0065】図6は、再生時において、メモリ3に書き
込まれた1記録ブロック内の実データ総量に相当するデ
ータの全てが、メモリ3から読み出されたときの各部の
信号を示している。
【0066】図6において、信号ENV は、再生時に磁気
テープ300から読み出されたデータを示している。ま
た、信号PB Hは、内部のビデオ回路が再生画をメモリ3
に取り込める状態となっていることを示す信号である。
【0067】メモリ3に書き込まれた1記録ブロック内
の実データ総量に相当するデータの全てが、メモリ3か
ら読み出されると、信号MEMORY FULL がLレベルとな
る。信号MEMORY FULL がLレベルとなると(時点t1
1)、この後のSW TR の立ち下がりタイミングで(時点
t12)、メイン制御部7は、信号MC ON をHレベルに
して、キャプスタンモータ100を駆動させる。この
後、CTL録再回路7aによるCTL信号の再生が開始
する。
【0068】この後に、メイン制御部7は、CTL信号
からなるスタートマーク”10101010”の”1
0”を2度検出すると(時点t13)、サブ制御部5を
介してフォーマッタ4に再生開始指令(PB 指令) を送る
とともに、信号PB HをHレベルにする。また、メイン制
御部7は、サブ制御部5に送られているFORMATTER USE
をHレベルにさせる。
【0069】フォーマッタ4は、再生開始指令を受信す
ると、再生動作モードとなる。FORMATTER USE がHレベ
ルとなると、フォーマッタ4からメモリ3への実データ
の送信が開始される。メモリ3にある程度のデータが書
き込まれると、メモリ3からデータが順次読み出され
る。
【0070】図7は、再生時において、メモリ3に1記
録ブロック内の実データが書き込まれている途中におい
て、CTL信号からなるエンドマークが検出されたとき
の各部の信号を示している。
【0071】メモリ3に1記録ブロック内の実データが
書き込まれている途中において、メイン制御部7がCT
L信号からなるエンドマーク”10101010”にお
ける”10”を2度検出すると(時点t14)、メイン
制御部7は、信号MC ON をLレベルにして、キャプスタ
ンモータ100を停止させる。このため、記録ブロック
の後側ダミーデータ部の途中で磁気テープ300が停止
せしめられる。
【0072】また、メイン制御部7は、エンドマーク”
10101010”における”10”を2度検出した時
点t14から後の所定のタイミングで(時点t15)、
サブ制御部5を介してフォーマッタ4に再生停止指令(S
TOP 指令) を送るとともに、信号PB HをLレベルにす
る。また、メイン制御部7は、サブ制御部5に送られて
いるFORMATTER USE をLレベルにさせる。
【0073】フォーマッタ4は、再生停止指令を受信す
ると、停止モードとなる。FORMATTER USE がLレベルと
なると、フォーマッタ4からメモリ3への実データの送
信が停止せしめられる。
【0074】上記実施の形態によれば、記録ブロック単
位毎にデータを記録するデジタルVTRにおいて、記録
時に、サーボ及びメカ系の安定する記録ブロックの開始
点および記録ブロックの終了点とを、コントロールトラ
ックにスタートマークおよびエンドマークとして記録し
ているため、記録ブロックの安定した記録再生が可能と
なる。またエンベロープが安定してからフォーマッタを
動作させているので、フォーマッタの誤動作も防ぐこと
が可能となる。なおスタートマークと、エンドマークと
はCTLの比を変化させればどのような比率でも使用可
能であることは言うまでもない。
【0075】〔4〕オートトラッキング動作についての
説明
【0076】上記デジタルVTRにおいて、他のデジタ
ルVTRで映像等が記録された磁気テープ(他己録テー
プ)を再生する場合には、両VTRの間でコントロール
ヘッドと回転ヘッドの距離Xにずれがあるため、走行す
る磁気テープに対する回転ヘッドの相対位置(トラッキ
ング位置)を調整する必要がある。
【0077】トラッキング位置の調整は、メイン制御部
7によって行なわれる。つまり、再生動作中にトラッキ
ング位置の調整を行なう際には、メイン制御部7は、ト
ラッキング位置を変化させながら、再生ビデオ信号のレ
ベル(エンベロープ波形の振幅)EN Vを検出し、エンベ
ロープ波形の振幅が最大となるトラッキング位置を探索
する。
【0078】より具体的には、トラッキングセンター
(基準位置)でのエンベロープ波形の振幅を検出して記
憶する。次に、トラッキングセンターから+方向にトラ
ッキング位置を1ステップ移動させて、エンベロープ波
形の振幅を検出して記憶する。そして、トラッキングセ
ンターでのエンベロープ波形の振幅と、今回検出された
エンベロープ波形の振幅とを比較する。
【0079】トラッキングセンターでのエンベロープ波
形の振幅よりも、今回検出されたエンベロープ波形の振
幅が大きい場合には、さらに+方向にトラッキング位置
を1ステップ移動させて、エンベロープ波形の振幅を検
出して記憶する。そして、前回検出されたエンベロープ
波形の振幅と、今回検出されたエンベロープ波形の振幅
とを比較する。
【0080】前回検出されたエンベロープ波形の振幅よ
りも、今回検出されたエンベロープ波形の振幅が小さい
場合には、前回のトラッキング位置を最適トラッキング
位置として、トラッキング位置を最適トラッキング位置
に調整する。前回検出されたエンベロープ波形の振幅よ
りも、今回検出されたエンベロープ波形の振幅が大きい
場合には、同様な処理が繰り返して、エンベロープ波形
の振幅が最大となるトラッキング位置を探索する。
【0081】トラッキングセンターから+方向にトラッ
キング位置を1ステップ移動させたときに検出されたエ
ンベロープ波形の振幅が、トラッキングセンターでのエ
ンベロープ波形の振幅より小さいときには、トラッキン
グセンターから−方向にトラッキング位置を1ステップ
移動させて、エンベロープ波形の振幅を検出する。そし
て、上記と同様な動作によって、エンベロープ波形の振
幅が最大となるトラッキング位置を探索する。
【0082】トラッキング位置の移動量の最大範囲は、
図8に示すように、トラッキングセンターを中心として
±22ステップの範囲とする。なお、図8の実線Aは自
己のVTRによって記録が行なわれた磁気テープ(自己
録テープ)を再生しているときの、トラッキング位置に
対するエンベロープ波形の振幅の関係を示している。ま
た、図8の破線Bは、他のVTRによって記録が行なわ
れた磁気テープ(他己録テープ)を再生しているとき
の、トラッキング位置に対するエンベロープ波形の振幅
の関係を示している。この例では、最適トラック位置
が、−側にずれている場合を示している。
【0083】ところで、トラッキング位置の移動とエン
ベロープ波形の振幅の検出・比較とからなる1ルーチン
は、ヘッド回転数を表す信号SW P(29.97Hz) を基準とし
てCTLを1ステップ動作させる第1ステップ、サーボ
系の位相引込み時間を待機する第2ステップ、およびエ
ンベロープ波形の振幅を検出して前回検出されたエンベ
ロープ波形の振幅と比較する第3ステップからなる。
【0084】第1ステップに信号SW Pの1クロック分を
要し、第2ステップに信号SW Pの3クロック分を要し、
第3ステップに信号SW Pの1クロック分を要するため、
上記1ルーチンに係る時間は、信号SW Pの5クロック分
に相当する時間、つまり、166.8msとなる。
【0085】−側にX値がずれている場合には、理論的
には、オートトラッキング動作に、最大166.8×2
3(ステップ)で収まる。しかしながら、サーボ系の位
相引込みに時に、正常にロックしない場合もあるため、
オートトラッキングが、1記録ブロック(168CTL
=5604ms)の再生時間だけでは終了しなくなるこ
ともある。
【0086】図9、図10および図11は、オートトラ
ッキング動作時の各部の信号を示している。オートトラ
ッキングは、磁気テープがVTRに挿入されたとき、ユ
ーザによってオートトラッキング指令が入力されたとき
に行なわれる。
【0087】図9、図10および図11において、オー
トトラッキングON信号は、オートトラッキングが動作
している状態を表している。また、データラッチON信
号は、前回の記録ブロックの最後において、最新に検出
されたエンベロープ波形の振幅をラッチしたことを表す
信号である。
【0088】オートトラッキング動作は、図9に示すよ
うに、ある記録ブロックに対するデータ読み取りが開始
された後に、スタートマーク”10101010”の”
10”が2度検出された時点(t21)から開始せしめ
られる。つまり、時点21で、オートトラッキングON
信号がHレベルとなる。
【0089】そして、当該記録ブロックに対するデータ
読み取り期間にトラッキング位置の調整が終了しない場
合には、図10に示すように、当該記録ブロックに対応
するエンドマーク”10101010”の”10”が2
度検出された時点(t22)に、最新に検出されたエン
ベロープ波形の振幅がラッチされる。したがって、デー
タラッチON信号がHレベルとなる。また、オートトラ
ッキング動作が一時停止せしめられる。つまり、オート
トラッキングON信号がLレベルとなる。
【0090】次の記録ブロックに対するデータの読み取
りが開始されると、図11に示すように、スタートマー
ク”10101010”の”10”が2度検出された時
点(t23)からオートトラッキング動作が開始せしめ
られる。この際、前記録ブロックのデータ読み取り期間
においてラッチされたエンベロープ波形の振幅が、直前
に検出されたエンベロープ波形の振幅として用いられ
る。
【0091】上記実施の形態では、エンベロープ波形が
安定する位置に記録されたスタートマーク”10101
010”の”10”が2度検出された時点から、オート
トラッキング動作を開始しているので、オートトラッキ
ング動作時に検出されるエンベロープ波形の振幅の検出
精度が高くなる。
【0092】また、ある記録ブロックに対するデータ読
み取り期間にトラッキング位置の調整が終了しない場合
には、当該記録ブロックに対応するエンドマーク”10
101010”の”10”が2度検出された時点で、最
新に検出されたエンベロープ波形の振幅がラッチされて
いるので、2記録ブロック以上にまたがってオートトラ
ッキング動作を行なう場合にも、エンベロープ波形が安
定する位置において検出されたエンベロープ波形の振幅
に基づいて、最適位置を探索することができるようにな
る。
【0093】上記実施の形態では、1ステップ(0.5
7ms)単位でトラッキング位置を変化させて最適位置
を探索しているが、次のようにして最適位置を探索する
ようにしてもよい。
【0094】まず、2ステップ単位でトラッキング位置
を変化させて、エンベロープ波形の振幅が最大となる位
置を探索(1次探索)する。この後、1次探索によって
探索された位置を中心として、+方向に1ステップずれ
た位置および−方向に1ステップずれた位置においてエ
ンベロープ波形の振幅をそれぞれ検出する。
【0095】そして、1次探索によって探索された位
置、その位置を中心として+方向に1ステップずれた位
置および−方向に1ステップずれた位置の3つの位置の
うち、エンベロープ波形の振幅が最大となる位置を最適
位置として探索(2次探索)する。
【0096】
【発明の効果】この発明によれば、最適トラッキング位
置の探索に用いられるエンベロープ波形の振幅を、常
に、エンベロープ波形が安定している位置で検出できる
ため、正確な最適トラッキング位置を探索することがで
きるようになる。
【0097】また、オートトラッキングが2記録ブロッ
ク以上にわたって行なわれる場合にも、正確な最適トラ
ッキング位置を探索することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デシタルVTRの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】磁気テープに記録される1フィールド分のデー
タに対するフォーマットを示す模式図である。
【図3】磁気テープに記録される1記録ブロックの構成
および磁気テープのコントロールトラックに記録される
CTLマーキングの構成を示す模式図である。
【図4】記録動作開始後に、メモリ3内に1記録ブロッ
ク内の実データ総量に相当するデータが書き込まれたと
きの各部の信号を示すタイミングチャートである。
【図5】記録時おいて、メモリ3から1記録ブロック内
の実データ総量に相当するデータが全て読み出されたと
きの各部の信号を示すタイミングチャートである。
【図6】再生時において、メモリ3に書き込まれた1記
録ブロック内の実データ総量に相当するデータの全て
が、メモリ3から読み出されたときの各部の信号を示す
タイミングチャートである。
【図7】再生時において、メモリ3に1記録ブロック内
の実データが書き込まれている途中において、CTL信
号からなるエンドマークが検出されたときの各部の信号
を示すタイミングチャートである。
【図8】トラッキング位置の移動量の最大範囲を示すグ
ラフである。
【図9】オートトラッキング動作の開始タイミングを示
すタイミングチャートである。
【図10】1記録ブロックに対するデータ読み取り期間
内にオートトラッキングによる最適位置探索処理が終了
しない場合に、その記録ブロックにおいての最終に検出
されたエンベロープ波形の振幅がラッチされるタイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図11】1記録ブロックに対するデータ読み取り期間
内にオートトラッキングによる最適位置探索処理が終了
しなかった場合に、次の記録ブロックでのオートトラッ
キング動作の開始タイミングを示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 ビデオ処理部 2 オーディオ処理部 3 メモリ 4 フォーマッタ 5 サブ制御部 6 電磁変換部 7 メイン制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−37210(JP,A) 特開 平6−203434(JP,A) 特開 平4−163755(JP,A) 特開 昭59−54059(JP,A) 実開 昭59−194114(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/467 G11B 20/10 301 G11B 20/12 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録時において、実データをメモリに蓄
    積し、前側ダミーデータ部、実データ部および後側ダミ
    ーデータ部で構成される記録ブロック単位内の実データ
    量に相当する量のデータがメモリに蓄積される毎に、前
    側ダミーデータ、メモリに蓄積されたデータからなる実
    データおよび後側ダミーデータの順番で、1記録ブロッ
    ク単位のデータを磁気テープに記録し、再生時には磁気
    テープに記録されたデータを記録ブロック単位毎に間欠
    的に読み出し、磁気テープから読み出された実データを
    メモリに蓄積し、メモリに蓄積された実データを読み出
    して再生出力するデジタルVTRであって、 記録時において、磁気テープのコントロールトラック
    に、各記録ブロックの前側ダミーデータ部内の所定位置
    部分を示すスタートマークと、各記録ブロックの前側ダ
    ミーデータ部内の所定位置部分を示すエンドマークとを
    記録させる手段、ならびにオートトラッキングのための
    再生動作中において、スタートマークを利用してエンベ
    ロープ波形が安定してからオートトラッキング動作を開
    始させる手段、を備えていることを特徴とするデジタル
    VTR。
  2. 【請求項2】 ある記録ブロックに対するエンドマーク
    が検出されたときに、オートトラッキング動作が継続し
    ている場合には、最新に検出されたエンベロープ波形の
    振幅を記憶保持させた後に、オートトラッキング動作を
    一時停止させる手段、および次の記録ブロックにおい
    て、スタートマークを利用してエンベロープ波形が安定
    してからオートトラッキング動作を再開させる手段、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載のデジタ
    ルVTR。
  3. 【請求項3】 各記録ブロックの前側ダミーデータ部内
    の前端から所定量以上後側にスタートマークが記録され
    ていることを特徴とする請求項1および2のいずれかに
    記載のデジタルVTR。
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