JP3624443B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、例えば、カメラ一体型VTRに使用して好適な記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラ一体型VTRとして、再生サーボによるつなぎ撮りを可能にするものが提案されている。
【0003】
まず、記録開始点からキャプスタンおよびリールを逆転させ、磁気テープを巻き戻しながら、テープ上のコントロールトラックより再生されるコントロール信号をカウントし、そのカウント値が所定値となったところでテープの巻き戻しを停止して、記録待機状態にする。
【0004】
次に、つなぎ撮りを行う際には、待機の点から再生をスタートし、巻き戻した期間内にコントロールトラックより再生されるコントロール信号を利用してトラッキングサーボをかけ、前に記録された記録トラックを正確にトレースする状態とする。同時に、コントロール信号をカウントして巻き戻したときと同じカウント値になったとき、従って、記録開始点に達したときに記録を開始する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような再生サーボによるつなぎ撮りでは、記録待機状態にあって記録開始ボタンが操作されてから実際に記録が開始されるまでに数フレーム期間かかり、そのために記録開始ボタンが操作されてから、数フレーム期間のビデオ信号の記録ができないという問題があった。
【0006】
そこで、この発明の出願人は、記録開始ボタンが操作された後のビデオ信号の記録不能期間を低減あるいはなくすことができる特願平05−110287号のビデオ記録装置を提案した。
【0007】
図4は、上述したこの発明の出願人が先に提案したビデオ記録装置のブロック図である。図4において、201はカメラ部であり、このカメラ部201より出力される白黒ビデオ信号はA/D変換器202でディジタル信号に変換されて画像メモリ203に書き込み信号として供給される。画像メモリ203より読み出されるビデオ信号はD/A変換器204でアナログ信号に変換され、FM変調器205でFM変調された後に、記録アンプ206を介して回転磁気ヘッド207に供給されて磁気テープ231の傾斜記録トラックに記録される。なお、記録アンプ206の動作はシステムコントロール回路209によって制御される。
【0008】
208はクロック発生およびメモリ制御回路であり、システムコントロール回路209の制御によって動作が制御される。クロック発生およびメモリ制御回路208にはカメラ部201より水平同期信号、垂直同期信号、フレーム信号等の基準同期信号が供給される。クロック発生およびメモリ制御回路208よりA/D変換器202やD/A変換器204にはサンプリングパルス等のタイミングパルスが供給されると共に、このクロック発生およびメモリ制御回路208によって画像メモリ203の書き込み、読み出しの動作が制御される。
【0009】
画像メモリ203は(N+1)フレーム分の記憶容量を有しており、この画像メモリ203によってNフレーム期間の遅延時間を有する遅延回路が構成される。この例においては、Nフレームは再生サーボによるつなぎ撮り時に巻き戻されるフレーム数より大きく設定される。画像メモリ203において、0〜Nのメモリ番地が付された各メモリ部はそれぞれ1フレーム分の記憶容量を有している。この画像メモリ203に対する書き込みおよび読み出し番地の制御は、ある番地に書き込まれたビデオ信号はNフレーム期間後に読み出される。
【0010】
また、211はキャプスタンサーボ回路であり、このキャプスタンサーボ回路211の動作はシステムコントロール回路209によって制御される。キャプスタンサーボ回路211からの速度指令信号はモータドライブアンプ217を介してキャプスタンモータ212に供給される。このキャプスタンモータ212の回転軸に取り付けられた周波数発電機(FG)213からの周波数信号はFGアンプ214を介してキャプスタンサーボ回路211に供給されて速度エラー信号が形成される。
【0011】
215はコントロールヘッド(CTLヘッド)であり、再生時にはコントロールトラックよりコントロール信号が再生される。CTLヘッド215で再生されるコントロール信号はCTLアンプ216を介してサーボ回路211に供給される。キャプスタンサーボ回路211にはカメラ部201よりフレーム信号が供給され、このフレーム信号とコントロール信号との位相比較が行われてトラッキングサーボ用の位相エラー信号が形成される。そして、キャプスタンサーボ回路211では速度エラー信号と位相エラー信号とが加算され、加算されたエラー信号はモータドライブアンプ217に供給され、キャプスタンモータ212の回転が制御される。
【0012】
また、CTLヘッド215で再生されるコントロール信号はCTLアンプ216を介してシステムコントロール回路209に供給される。システムコントロール回路209では、再生サーボによるつなぎ撮りの際に、コントロール信号のカウントが行われる。
【0013】
また、システムコントロール回路209には、記録開始ボタンを構成する接続スイッチ221、記録停止ボタンを構成する接続スイッチ222が接続されると共に、種々の操作キーが配されたキーパネル223が接続される。
【0014】
以上の構成において、再生サーボによるつなぎ撮りを行う場合の動作を説明する。なお、予め記録開始点より磁気テープの巻き戻しが行われており、記録待機状態にあるものとする。巻き戻し時には、システムコントロール回路209で磁気テープ231のコントロールトラックよりCTLヘッド215で再生されるコントロール信号のカウントが行われ、記録待機状態ではカウント値が所定値となっている。
【0015】
ユーザがある時点で接続スイッチ221をオンとすると、システムコントロール回路209にはその出力としてローレベルの信号が供給されて記録開始が指示される。これに伴って、システムコントロール回路209の制御によって図示しないキャプスタンにピンチローラが圧着され、磁気テープ231の走行が開始される。なお、記録待機状態ではキャプスタンは回転状態にある。
【0016】
磁気テープ231の走行が開始されると、コントロールトラックよりCTLヘッド215でコントロール信号が再生される。キャプスタンサーボ回路211ではコントロール信号とフレーム信号との位相比較が行われて位相エラー信号が形成され、この位相エラー信号に基づいてキャプスタンモータ212の回転が制御されてトラッキングサーボがかけられる。この場合、磁気テープ231が記録開始点に達する前にトラッキングサーボが完了し、回転磁気ヘッド207が前に記録された記録トラックを正確にトレースする状態となる。
【0017】
また、このトラッキングサーボの動作と同時に、システムコントロール回路209ではコントロール信号のカウントが行われ、そのカウント値が巻き戻したときと同じカウント値になったとき、従って、磁気テープ231が記録開始点に達した時点で、システムコントロール回路209より記録アンプ206にローレベルの記録制御信号が供給され、記録アンプ206が動作状態となって磁気テープ231の記録トラックに記録が開始される。
【0018】
この場合、画像メモリ203からはカメラ部201より供給される入力ビデオ信号がNフレーム期間だけ遅延された出力ビデオ信号が出力され、この出力ビデオ信号が記録される。これにより、磁気テープ231上に記録されるビデオ信号は、ユーザが接続スイッチ221をオンとして記録開始を指示した時点よりカメラ部201より出力されるビデオ信号となる。
【0019】
このように、上例においては、再生サーボによるつなぎ撮りにおいて、ユーザが接続スイッチ221をオンとして記録開始を指示する以前のビデオ信号から記録することができ、従来のように記録スタートを指示した後のビデオ信号の記録不能期間をなくすことができる。
【0020】
しかし、この発明の出願人が先に出願したビデオ記録装置においては、通常と同じ記録速度で記録をした場合、記録が終了した時点には、その前のビデオ信号が画像メモリに記憶されるので、常時全記録情報が一定時間画像メモリに記憶される。このため、画像メモリにダイナミックメモリを用いた場合では、記録されている全領域を一定時間間隔でリフレッシュする必要があり、リフレッシュのための消費電力が大となり、低消費電力化が望まれていた。また、記録終了時に半導体メモリに残っている記録情報が無くなるまで記録し続ける必要があった。
【0021】
この発明は、このような点を考慮してなされたものであり、記録開始時の撮り逃しをなくすようにし、消費電力を小さくする記録装置の提供を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、撮像された被写体を画像データに変換する撮像手段2と、撮像手段2により変換された画像データを記録媒体に記録する記録手段14と、記録手段14が記録開始状態になるまで画像データを一時的に記録する一時記録媒体11とを備え、記録手段14が記録開始状態になったら、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、記録手段14により画像データを記録媒体に記録する記録装置において、記録媒体は磁気テープであって、記録手段14は磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、回転ドラムにより磁気テープに記録する際には、回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段24を設けたものである。
【0023】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、上述において、回転ドラムの回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段115を設け、記録クロック発生手段115からの記録クロックにより画像データを符号化した後に、磁気テープへ画像データを記録するようにしたものである。
【0024】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、上述において、一時記録媒体11において画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段114を設け、差分検出手段114で検出されたアドレス差が大のときには、回転ドラムによる画像データの記録速度を速い記録速度にし、差分検出手段114で検出されたアドレス差が小になるに従って、回転ドラムによる画像データの記録速度を通常記録速度に近くなるようにしたものである。
【0025】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、上述において、一時記録媒体11はダイナミックメモリ111であって、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段118を設け、ダイナミックメモリ111のリフレッシュを行う際には、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段118で発生された基準値を超えたときにのみダイナミックメモリ111のリフレッシュ動作を実行するようにしたものである。
【0026】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、上述において、ダイナミックメモリ111のリフレッシュ動作は、少なくとも回転ドラムに磁気テープを摺接させていない期間に行うようにしたものである。
【0027】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、撮像された被写体を画像データに変換する撮像手段2と、撮像手段2により変換された画像データを記録媒体に記録する記録手段119と、記録手段119が記録開始状態になるまで画像データを一時的に記録する一時記録媒体11とを備え、記録手段119が記録開始状態になったら、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、記録手段119により画像データを記録媒体に記録する記録装置において、記録媒体はディスクであって、記録手段119はディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、磁気ヘッドによりディスクに記録する際には、ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段24を設けたものである。
【0028】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、上述において、ディスク回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段115を設け、記録クロック発生手段115からの記録クロックにより画像データを符号化した後に、ディスクへ画像データを記録するようにしたものである。
【0029】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、上述において、一時記録媒体11において画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段114を設け、差分検出手段114で検出されたアドレス差が大のときには、ディスクによる画像データの記録速度を速い記録速度にし、差分検出手段114で検出されたアドレス差が小になるに従って、ディスクによる画像データの記録速度を通常記録速度に近くなるようにしたものである。
【0030】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、上述において、一時記録媒体11はダイナミックメモリ111であって、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段118を設け、ダイナミックメモリ111のリフレッシュを行う際には、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段118で発生された基準値を超えたときにのみダイナミックメモリ111のリフレッシュ動作を実行するようにしたものである。
【0032】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、撮像された被写体を画像データに変換する撮像手段2と、撮像手段2により変換された画像データを記録媒体に記録する記録手段14と、記録手段14が記録終了後であって記録開始準備状態のときに画像データを一時的に記録する一時記録媒体11とを備え、記録手段14が記録終了後であって記録開始準備状態のときに、一時記録媒体11に画像データを一時的に記録し、記録手段14が記録開始状態のときに、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、記録手段14により画像データを記録媒体に記録する記録装置において、記録媒体は磁気テープであって、記録手段14は磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、回転ドラムにより磁気テープに記録する際には、回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段24を設けたものである。
【0033】
また、この発明の記録装置は、図1乃至図3に示す如く、撮像された被写体を画像データに変換する撮像手段2と、撮像手段2により変換された画像データを記録媒体に記録する記録手段119と、記録手段119が記録終了後であって記録開始準備状態のときに画像データを一時的に記録する一時記録媒体11とを備え、記録手段119が記録終了後であって記録開始準備状態のときに、一時記録媒体11に画像データを一時的に記録し、記録手段119が記録開始状態のときに、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、記録手段119により画像データを記録媒体に記録する記録装置において、記録媒体はディスクであって、記録手段119はディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、磁気ヘッドによりディスクに記録する際には、ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段24を設けたものである。
【0034】
【作用】
この発明によれば、記録媒体は磁気テープであって、記録手段14は磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、回転ドラムにより磁気テープに記録する際には、回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段24を設けたので、すべてオフの状態からスタートされたとき、スタートから記録できるまでを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0035】
また、この発明によれば、上述において、回転ドラムの回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段115を設け、記録クロック発生手段115からの記録クロックにより画像データを符号化した後に、磁気テープへ画像データを記録するので、記録速度に対応した記録クロックにより画像データを符号化して記録することができる。
【0036】
また、この発明によれば、上述において、一時記録媒体11において画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段114を設け、差分検出手段114で検出されたアドレス差が大のときには、回転ドラムによる画像データの記録速度を速い記録速度にし、差分検出手段114で検出されたアドレス差が小になるに従って、回転ドラムによる画像データの記録速度を通常記録速度に近くなるようにしたので、記録終了時に、一時記録媒体11に記憶された記憶情報がなくなるまで記録し続ける必要がなく、アドレス差が小の場合に起こり得る急激な速度制御のハンチングによるアドレスの追い越し現象を回避して、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0037】
また、この発明によれば、上述において、一時記録媒体11はダイナミックメモリ111であって、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段118を設け、ダイナミックメモリ111のリフレッシュを行う際には、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段118で発生された基準値を超えたときにのみダイナミックメモリ111のリフレッシュ動作を実行するので、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0038】
また、この発明によれば、上述において、ダイナミックメモリ111のリフレッシュ動作は、少なくとも回転ドラムに磁気テープを摺接させていない期間に行うようにしたので、リフレッシュ動作に伴う電源電圧の低下による記録不良を防止することができる。
【0039】
また、この発明によれば、記録媒体はディスクであって、記録手段119はディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、磁気ヘッドによりディスクに記録する際には、ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段24を設けたので、すべてオフの状態からスタートされたとき、スタートから記録できるまでを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0040】
また、この発明によれば、上述において、ディスク回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段115を設け、記録クロック発生手段115からの記録クロックにより画像データを符号化した後に、ディスクへ画像データを記録するので、記録速度に対応した記録クロックにより画像データを符号化して記録することができる。
【0041】
また、この発明によれば、上述において、一時記録媒体11において画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段114を設け、差分検出手段114で検出されたアドレス差が大のときには、ディスクによる画像データの記録速度を速い記録速度にし、差分検出手段114で検出されたアドレス差が小になるに従って、ディスクによる画像データの記録速度を通常記録速度に近くなるようにしたので、記録終了時に、一時記録媒体11に記憶された記憶情報がなくなるまで記録し続ける必要がなく、アドレス差が小の場合に起こり得る急激な速度制御のハンチングによるアドレスの追い越し現象を回避して、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0042】
また、この発明によれば、上述において、一時記録媒体11はダイナミックメモリ111であって、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段118を設け、ダイナミックメモリ111のリフレッシュを行う際には、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段118で発生された基準値を超えたときにのみダイナミックメモリ111のリフレッシュ動作を実行するので、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0044】
また、この発明によれば、記録媒体は磁気テープであって、記録手段14は磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、回転ドラムにより磁気テープに記録する際には、回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段24を設けたので、記録手段14がオンであって、スタンバイ状態のときに、記録開始のスタートがされた場合に、スタートから記録手段14による実際の記録開始までを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0045】
また、この発明によれば、記録媒体はディスクであって、記録手段119はディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、磁気ヘッドによりディスクに記録する際には、ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段24を設けたので、記録手段119がオンであって、スタンバイ状態のときに、記録開始のスタートがされた場合に、スタートから記録手段119による実際の記録開始までを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0046】
【実施例】
図1は、この発明による記録装置の一実施例の構成を示すブロック図である。この発明の記録装置は、この例においては、特に、一時記録手段としての半導体メモリのリフレッシュ動作による消費電力を小さくし、効率よいつなぎ撮りを図るようにした点を特徴とする。
【0047】
図1に示すように、この発明による記録装置の一実施例は、以下のように構成される。まず、記録系を説明する。図1において、光学系1から入射された映像は、CCD撮像系2に供給される。CCD撮像系2に供給された映像は光電変換されてRGBの映像信号にされる。このRGB映像信号はA/D変換器3に供給され、A/D変換器3によりディジタル信号に変換される。
【0048】
このディジタル信号はカメラ信号処理部4に供給される。このディジタル信号はカメラ信号処理部4において、自動ホワイト調整、ブラック調整、ガンマ調整、ディテイル信号付加等の信号処理を施された後に、Y信号と2つの色差信号B−Y、R−Yを内部のマトリクス回路により生成して出力する。このY信号と2つの色差信号B−Y、R−Yは、フレームメモリ5に供給される。フレームメモリ5からの映像信号の読み出しは、圧縮符号化のために8×8等のサンプルブロック毎に行われる。このデータブロッキング機能は、8×8のみではなく、4×4、4×8、8×16等から任意のデータブロックサイズを選択するようにしてもよい。フレームメモリ5から読み出された映像信号は圧縮符号化ブロック回路6に供給される。この映像信号は圧縮符号化ブロック回路6において高密度記録のための圧縮信号処理が施される。
【0049】
一方、マイクロホン7で捉えた音声信号は、A/D変換器8に供給され、ディジタル音声信号に変換される。このディジタル音声信号はオーディオ記録信号処理回路9に供給される。ディジタル音声信号はオーディオ記録信号処理回路9において、インターリーブ等の信号処理が施される。このオーディオ記録信号処理回路9において信号処理された音声信号は、圧縮符号化ブロック回路6において符号化された映像信号と共に、エラー訂正コード付加回路10に供給される。エラー訂正コード付加回路10において、映像信号および音声信号にはエラー訂正用のチェックコードが付加される。
【0050】
エラー訂正コード付加回路10においてエラー訂正コードが付加された映像信号および音声信号は、一時記録媒体11に供給される。一時記録媒体11に供給された映像信号および音声信号は、記録開始時にシステムコントローラ24から一時記録媒体11に供給されるメモリ書き込み制御信号により一時記録媒体11に書き込まれる。
【0051】
図2は、この発明の記録装置の一実施例の一時記録媒体のブロック図である。上述した一時記録媒体11に供給された映像信号および音声信号は、記録開始時にシステムコントローラ24から出力されるメモリ書き込み制御信号により、例えば、DRAM,SRAM,フラッシュROM等の半導体メモリ111に書き込まれる。この際、メモリ書き込み制御信号は書き込みアドレス発生回路112に供給される。書き込みアドレス発生回路112において、同期発生回路26からの基準クロックに基づいて書き込みアドレスを発生させ、書き込みアドレスは半導体メモリ111に供給される。
【0052】
テープトランスポート14からサーボロック信号がシステムコントローラ24に供給されると、システムコントローラ24は読み出しアドレス発生/リフレッシュカウンタ113にメモリ読み出し制御信号を供給する。読み出しアドレス発生/リフレッシュカウンタ113において、読み出しアドレスを発生させ、読み出しアドレスは半導体メモリ111に供給される。
【0053】
これにより、半導体メモリ111にバッファリングされていた映像信号および音声信号の記録信号が読み出され、次段に供給されるが、この読み出し速度は次のように制御する。差分検出回路114からシステムコントローラ24にライト/リードアドレス差信号が常時供給される。このライト/リードアドレス差信号は、差分検出回路114において、書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差をとることにより得ることができる。システムコントローラ24はライト/リードアドレス差信号に基づいてテープトランスポート制御信号をテープトランスポート14に供給し、記録速度制御をする。
【0054】
つまり、アドレス差が大のときに記録速度を速く設定し、アドレス差が小になるにつれて記録速度が通常速度に近くなるように設定する。この記録速度制御の結果、テープトランスポート14から記録クロック発生用PLL115に供給される回転ドラムFG信号は記録速度に比例するため、これを基にして記録クロック発生用PLL115により記録クロックを発生させる。この記録クロックは読み出しアドレス発生/リフレッシュカウンタ113に供給されると共に、チャンネルコーディング回路12に供給される。読み出しアドレス発生/リフレッシュカウンタ113はこの記録クロックで動作し、半導体メモリ111から記録信号を読み出す。
【0055】
半導体メモリ111がダイナミックメモリのとき、以下のような構成にする。リフレッシュ動作は差分検出回路114からのライト/リードアドレス差信号を比較器117に供給する。比較器117において、アドレス差基準値発生回路118から供給されるリフレッシュが必要になるアドレス差の基準値と比較する。比較結果が基準値を超える場合、比較器117からリフレッシュ動作信号が読み出しアドレス発生/リフレッシュカウンタ113に供給される。
【0056】
テープトランスポート14からリフレッシュタイミング発生回路116に回転ドラムPG信号が供給される。リフレッシュタイミング発生回路116からリフレッシュタイミング信号が読み出しアドレス発生/リフレッシュカウンタ113に供給される。読み出しアドレス発生/リフレッシュカウンタ113は、リフレッシュタイミング信号とリフレッシュ動作信号とのアンド条件により半導体メモリ111に対してリフレッシュ動作を開始させるようにする。このリフレッシュ動作はテープトランスポート14内の図示しない記録ヘッドがテープ上に無いときに行う。
【0057】
図1に戻って、一時記録媒体11からチャンネルコーディング回路12に記録信号が供給される。記録信号は、チャンネルコーディング回路12においてテープ上に記録するための符号化処理が施される。符号化処理が施された記録信号は、記録アンプ13に供給され、信号増幅される。信号増幅された記録信号は、テープトランスポート14に供給される。テープトランスポート14において記録信号は、図示しないロータリートランスを介して、回転ドラム上に設けられた記録用ヘッドに供給され、磁気テープに記録される。
【0058】
次に、再生系を説明する。図1において、テープトランスポート14内の図示しない回転ドラム上に設けられた再生用ヘッドから得られた再生信号をロータリートランスを介して、再生アンプ15に供給する。再生信号は、再生アンプ15で信号増幅された後に、データ抽出回路16に供給される。データ抽出回路16において、再生クロック抽出およびそのクロックにより再生信号を得る。
【0059】
その後、再生信号は、チャンネルデコーディング回路17に供給される。チャンネルデコーディング回路17において、テープ上に記録されるために施された記録符号化された信号が復号される。復号された再生信号は、エラー訂正処理回路18に供給される。エラー訂正処理回路18において、再生信号はエラー訂正処理が施され、これにより、再生圧縮映像信号および再生音声信号を得る。
【0060】
一方の再生圧縮映像信号は、圧縮復号化ブロック回路19に供給される。再生圧縮映像信号は、圧縮復号化ブロック回路19において、圧縮を解かれる。圧縮を解かれた再生映像信号は、フレームメモリ20に供給される。再生映像信号は、フレームメモリ20において、記録時に施された8×8のブロックキングを戻すデブロッキング処理が施される。デブロッキング処理が施された再生映像信号は、D/A変換器21に供給され、アナログ信号に変換されて映像信号として出力される。
【0061】
他方の再生音声信号は、オーディオ再生信号処理回路22に供給される。再生音声信号は、オーディオ再生信号処理回路22において、記録時に施されたインターリーブ等の処理を戻すデインターリーブ処理が行われる。デインターリーブ処理が行われた再生音声信号は、D/A変換器23に供給され、アナログ信号に変換されて音声信号として出力される。
【0062】
なお、システムコントローラ24には、操作部(ユーザーインターフェイス)25から操作情報が供給される。これにより、システムコントローラ24の制御を操作することができる。
【0063】
図3は、この発明の記録装置の一実施例の動作を説明する図である。図3において、図3Aは記録情報、図3Bはテープへの記録、図3Cは半導体メモリの書き込み/読み出しアドレス差、図3Dは記録速度を示す。図3Aにおいて、TSは記録開始点であり、図1における操作部25でスタートボタンがオンに操作されたときである。TEは記録終了点であり、操作部25でスタートボタンがオフに操作されたときである。半導体メモリへの記録時間30の間、半導体メモリへの記録信号の記録を行う。
【0064】
図3Bにおいて、立ち上がり時間31が経過した後に、テープへの記録動作時間32が始まる。ここで、テープへの記録動作時間32は速い記録速度での記録時間33と通常記録速度での記録時間34とに分けられる。図3Cにおいて、T1 ではアドレス差は最大、T2 ではアドレス差は中間、T3 ではアドレス差はゼロである。このアドレス差は半導体メモリのメモリ残量を示す。従って、必要とする半導体メモリの記憶容量(アドレス差)はこの立ち上がり時間31の時間分に相当するものである。ここで、書き込み/読み出しアドレス差とは、読み出しアドレスから書き込みアドレスを引いたものである。図3Dにおいて、記録速度は、T1 からT2 の間で上限であり、T2 からT3 までの間で減少して、T3 で定常に戻る。
【0065】
このように、記録開始点TS でスタートされたら、直ちに半導体メモリへ記録を開始し、立ち上がり時間31の経過後に速い記録速度での記録時間33だけ速い記録速度でテープへの記録を行い、半導体メモリのメモリ残量が少なくなるに従い、記録速度を遅くし、メモリ残量がゼロのときに定常速度に戻るようにする。
【0066】
つまり、T1 からT3 の間では、通常のテープ記録速度では半導体メモリに記録されたデータのすべてをテープへ記録することができないので、テープへの記録速度を上げるようにする。T3 からTE の間では、半導体メモリに記録されたデータのすべてをテープへ記録できるので、テープへの記録速度を通常速度に戻すようにするのである。
【0067】
上例によれば、記録媒体は磁気テープであって、記録手段としてのテープトランスポート14は磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、回転ドラムにより磁気テープに記録する際には、回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段としてのシステムコントローラ24を設けたので、すべてオフの状態からスタートされたとき、スタートから記録できるまでを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0068】
また、上例によれば、上述において、回転ドラムの回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段としての記録クロック発生用PLL115を設け、記録クロック発生手段としての記録クロック発生用PLL115からの記録クロックにより画像データを符号化した後に、磁気テープへ画像データを記録するので、記録速度に対応した記録クロックにより画像データを符号化して記録することができる。
【0069】
また、上例によれば、上述において、一時記録媒体11において画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段としての差分検出回路114を設け、差分検出手段としての差分検出回路114で検出されたアドレス差が大のときには、回転ドラムによる画像データの記録速度を速い記録速度にし、差分検出手段としての差分検出回路114で検出されたアドレス差が小になるに従って、回転ドラムによる画像データの記録速度を通常記録速度に近くなるようにしたので、記録終了時に、一時記録媒体11に記憶された記憶情報がなくなるまで記録し続ける必要がなく、アドレス差が小の場合に起こり得る急激な速度制御のハンチングによるアドレスの追い越し現象を回避して、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0070】
また、上例によれば、上述において、一時記録媒体11はダイナミックメモリとしての半導体メモリ111であって、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段としてのアドレス基準値発生回路118を設け、ダイナミックメモリとしての半導体メモリ111のリフレッシュを行う際には、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段としてのアドレス基準値発生回路118で発生された基準値を超えたときにのみダイナミックメモリとしての半導体メモリ111のリフレッシュ動作を実行するので、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0071】
また、上例によれば、上述において、ダイナミックメモリとしての半導体メモリ111のリフレッシュ動作は、少なくとも回転ドラムに磁気テープを摺接させていない期間に行うようにしたので、リフレッシュ動作にともなう電源電圧の低下による記録不良を防止することができる。
【0072】
上述した例では、すべてオフの状態からスタートボタンが押された場合について述べたが、記録終了点TE の後のスタンバイ状態のときに、再びスタートボタンが押された場合、テープへの記録の立ち上げに要する時間は、すべてオフの状態からスタートする立ち上がり時間31よりも短いが、テープへの記録開始までは時間がかかるので、スタートボタンが押されたときからテープへの記録開始までの間のデータを半導体メモリへ記録するようにする。
【0073】
上例によれば、記録手段としてのテープトランスポート14が記録終了後であって記録開始準備状態のときに、一時記録媒体11に画像データを一時的に記録し、記録手段としてのテープトランスポート14が記録開始状態のときに、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、記録手段としてのテープトランスポート14により画像データを記録媒体に記録するので、記録手段としてのテープトランスポート14がオンであって、スタンバイ状態のときに、記録開始のスタートがされた場合に、スタートから記録手段としてのテープトランスポート14による実際の記録開始までを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0074】
また、上例によれば、記録媒体は磁気テープであって、記録手段としてのテープトランスポート14は磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、回転ドラムにより磁気テープに記録する際には、回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段としてのシステムコントローラ24を設けたので、記録手段としてのテープトランスポート14がオンであって、スタンバイ状態のときに、記録開始のスタートがされた場合に、スタートから記録手段としてのテープトランスポート14による実際の記録開始までを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0075】
上例では、VTRについて説明したが、テープトランスポート14のみを、周知のディスクドライブ119に置き換えれば、ディスクレコーダーについても、同様に構成することができる。この場合、他の構成および動作は上述と同様であるのでその説明を省略する。
【0076】
また、上例によれば、記録媒体はディスクであって、記録手段としてのディスクドライブ119はディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、磁気ヘッドによりディスクに記録する際には、ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段としてのシステムコントローラ24を設けたので、すべてオフの状態からスタートされたとき、スタートから記録できるまでを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0077】
また、上例によれば、上述において、ディスク回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段としての記録クロック発生用PLL115を設け、記録クロック発生手段としての記録クロック発生用PLL115からの記録クロックにより画像データを符号化した後に、ディスクへ画像データを記録するので、記録速度に対応した記録クロックにより画像データを符号化して記録することができる。
【0078】
また、上例によれば、上述において、一時記録媒体11において画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段としての差分検出回路114を設け、差分検出手段としての差分検出回路114で検出されたアドレス差が大のときには、ディスクによる画像データの記録速度を速い記録速度にし、差分検出手段としての差分検出回路114で検出されたアドレス差が小になるに従って、ディスクによる画像データの記録速度を通常記録速度に近くなるようにしたので、記録終了時に、一時記録媒体11に記憶された記憶情報がなくなるまで記録し続ける必要がなく、アドレス差が小の場合に起こり得る急激な速度制御のハンチングによるアドレスの追い越し現象を回避して、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0079】
また、上例によれば、上述において、一時記録媒体11はダイナミックメモリとしての半導体メモリ111であって、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段としてのアドレス差基準値発生回路118を設け、ダイナミックメモリとしての半導体メモリ111のリフレッシュを行う際には、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段としてのアドレス差基準値発生回路118で発生された基準値を超えたときにのみダイナミックメモリとしての半導体メモリ111のリフレッシュ動作を実行するので、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0080】
また、上例によれば、記録媒体はディスクであって、記録手段としてのディスクドライブ119はディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データを取り出して、磁気ヘッドによりディスクに記録する際には、ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体11に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録する制御手段としてのシステムコントローラ24を設けたので、記録手段としてのディスクドライブ119がオンであって、スタンバイ状態のときに、記録開始のスタートがされた場合に、スタートから記録手段としてのディスクドライブ119による実際の記録開始までを記憶し、一時記録媒体11の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0081】
また、上例は、ディスクレコーダーまたはVTRにおいて、カメラ一体型とした構成において特に有効だが、これに限らず、他のカメラで撮影した映像を伝送してこの映像につなぎ撮りをする際にも適用できる。
【0082】
【発明の効果】
この発明によれば、記録媒体は磁気テープであって、記録手段は磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、一時記録媒体に一時的に記録された画像データを取り出して、回転ドラムにより磁気テープに記録する際には、回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段を設けたので、すべてオフの状態からスタートされたとき、スタートから記録できるまでを記憶し、一時記録媒体の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0083】
また、この発明によれば、上述において、回転ドラムの回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段を設け、記録クロック発生手段からの記録クロックにより画像データを符号化した後に、磁気テープへ上記画像データを記録するので、記録速度に対応した記録クロックにより画像データを符号化して記録することができる。
【0084】
また、この発明によれば、上述において、一時記録媒体において画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段を設け、差分検出手段で検出されたアドレス差が大のときには、回転ドラムによる画像データの記録速度を速い記録速度にし、差分検出手段で検出されたアドレス差が小になるに従って、回転ドラムによる画像データの記録速度を通常記録速度に近くなるようにしたので、記録終了時に、一時記録媒体に記憶された記憶情報がなくなるまで記録し続ける必要がなく、アドレス差が小の場合に起こり得る急激な速度制御のハンチングによるアドレスの追い越し現象を回避して、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0085】
また、この発明によれば、上述において、一時記録媒体はダイナミックメモリであって、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段を設け、ダイナミックメモリのリフレッシュを行う際には、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段で発生された基準値を超えたときにのみダイナミックメモリのリフレッシュ動作を実行するので、一時記録媒体の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0086】
また、この発明によれば、上述において、ダイナミックメモリのリフレッシュ動作は、少なくとも回転ドラムに磁気テープを摺接させていない期間に行うようにしたので、リフレッシュ動作にともなう電源電圧の低下による記録不良を防止することができる。
【0087】
また、この発明によれば、記録媒体はディスクであって、記録手段はディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、一時記録媒体に一時的に記録された画像データを取り出して、磁気ヘッドによりディスクに記録する際には、ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段を設けたので、すべてオフの状態からスタートされたとき、スタートから記録できるまでを記憶し、一時記録媒体の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0088】
また、この発明によれば、上述において、ディスク回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段を設け、記録クロック発生手段からの記録クロックにより画像データを符号化した後に、ディスクへ画像データを記録するので、記録速度に対応した記録クロックにより画像データを符号化して記録することができる。
【0089】
また、この発明によれば、上述において、一時記録媒体において画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段を設け、差分検出手段で検出されたアドレス差が大のときには、ディスクによる画像データの記録速度を速い記録速度にし、差分検出手段で検出されたアドレス差が小になるに従って、ディスクによる画像データの記録速度を通常記録速度に近くなるようにしたので、記録終了時に、一時記録媒体に記憶された記憶情報がなくなるまで記録し続ける必要がなく、アドレス差が小の場合に起こり得る急激な速度制御のハンチングによるアドレスの追い越し現象を回避して、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0090】
また、この発明によれば、上述において、一時記録媒体はダイナミックメモリであって、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段を設け、ダイナミックメモリのリフレッシュを行う際には、画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段で発生された基準値を超えたときにのみダイナミックメモリのリフレッシュ動作を実行するので、一時記録媒体の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0092】
また、この発明によれば、記録媒体は磁気テープであって、記録手段は磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、一時記録媒体に一時的に記録された画像データを取り出して、回転ドラムにより磁気テープに記録する際には、回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段を設けたので、記録手段がオンであって、スタンバイ状態のときに、記録開始のスタートがされた場合に、スタートから記録手段による実際の記録開始までを記憶し、一時記録媒体の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【0093】
また、この発明によれば、記録媒体はディスクであって、記録手段はディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、一時記録媒体に一時的に記録された画像データを取り出して、磁気ヘッドによりディスクに記録する際には、ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、一時記録媒体に一時的に記録された画像データが所定量以下になったときには、ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段を設けたので、記録手段がオンであって、スタンバイ状態のときに、記録開始のスタートがされた場合に、スタートから記録手段による実際の記録開始までを記憶し、一時記録媒体の消費電力を小さくして、効率よくつなぎ撮りをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の記録装置の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明の記録装置の一実施例の一時記録媒体のブロック図である。
【図3】この発明の記録装置の一実施例の動作を示す図である。
【図4】この発明の出願人が先に出願した記録装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 光学系
2 CCD
3 A/D変換器
4 カメラ信号処理回路
5 フレームメモリ
6 圧縮符号化ブロック回路
7 マイクロホン
8 A/D変換器
9 オーディオ記録信号処理回路
10 エラー訂正コード付加回路
11 一時記録媒体
12 チャンネルコーディング回路
13 記録アンプ
14 テープトランスポート
15 再生アンプ
16 データ抽出回路
17 チャンネルデコーディング回路
18 エラー訂正処理回路
19 圧縮復号化ブロック回路
20 フレームメモリ
21 D/A変換器
22 オーディオ再生信号処理回路
23 D/A変換器
24 システムコントローラ
25 操作部(ユーザーインターフェース)
111 半導体メモリ
112 書き込みアドレス発生回路
113 読み出しアドレス発生/リフレッシュカウンタ
114 差分検出回路
115 記録クロック発生用PLL
116 リフレッシュタイミング発生回路
117 比較器
118 アドレス差基準値発生回路
30 半導体メモリへの記録時間
31 立ち上がり時間
32 テープへの記録動作時間
33 速い記録速度での記録時間
34 通常記録速度での記録時間
TS 記録開始点
TE 記録終了点
Claims (11)
- 撮像された被写体を画像データに変換する撮像手段と、
上記撮像手段により変換された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
上記記録手段が記録開始状態になるまで上記画像データを一時的に記録する一時記録媒体とを備え、
上記記録手段が記録開始状態になったら、上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データを取り出して、上記記録手段により上記画像データを上記記録媒体に記録する記録装置において、
上記記録媒体は磁気テープであって、
上記記録手段は上記磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、
上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データを取り出して、上記回転ドラムにより上記磁気テープに記録する際には、上記回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、上記速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、
上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データが所定量以下になったときには、上記回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、上記通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段を設けたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1記載の記録装置において、
上記回転ドラムの回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段を設け、
上記記録クロック発生手段からの記録クロックにより上記画像データを符号化した後に、上記磁気テープへ上記画像データを記録するようにしたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1または2記載の記録装置において、
上記一時記録媒体において上記画像データの書き込みアドレスと読みだしアドレスとの差を検出する差分検出手段を設け、
上記差分検出手段で検出されたアドレス差が大のときには、上記回転ドラムによる上記画像データの記録速度を上記速い記録速度にし、
上記差分検出手段で検出されたアドレス差が小になるに従って、上記回転ドラムによる上記画像データの記録速度を上記通常記録速度に近くなるようにしたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1、2または3記載の記録装置において、
上記一時記録媒体はダイナミックメモリであって、
上記画像データの書き込みアドレスと読みだしアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段を設け、
上記ダイナミックメモリのリフレッシュを行う際には、上記画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段で発生された上記基準値を超えたときにのみ上記ダイナミックメモリのリフレッシュ動作を実行するようにしたことを特徴とする記録装置。 - 請求項4記載の記録装置において、
上記ダイナミックメモリのリフレッシュ動作は、少なくとも上記回転ドラムに上記磁気テープを摺接させていない期間に行うようにしたことを特徴とする記録装置。 - 撮像された被写体を画像データに変換する撮像手段と、
上記撮像手段により変換された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
上記記録手段が記録開始状態になるまで上記画像データを一時的に記録する一時記録媒体とを備え、
上記記録手段が記録開始状態になったら、上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データを取り出して、上記記録手段により上記画像データを上記記録媒体に記録する記録装置において、
上記記録媒体はディスクであって、
上記記録手段は上記ディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、
上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データを取り出して、上記磁気ヘッドにより上記ディスクに記録する際には、上記ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、
上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データが所定量以下になったときには、上記ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段を設けたことを特徴とする記録装置。 - 請求項6記載の記録装置において、
上記ディスク回転に基づいて、記録クロックを生成する記録クロック発生手段を設け、
上記記録クロック発生手段からの記録クロックにより上記画像データを符号化した後に、上記ディスクへ上記画像データを記録するようにしたことを特徴とする記録装置。 - 請求項6または7記載の記録装置において、
上記一時記録媒体において上記画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差を検出する差分検出手段を設け、
上記差分検出手段で検出されたアドレス差が大のときには、上記ディスクによる上記画像データの記録速度を上記速い記録速度にし、
上記差分検出手段で検出されたアドレス差が小になるに従って、上記ディスクによる上記画像データの記録速度を上記通常記録速度に近くなるようにしたことを特徴とする記録装置。 - 請求項6、7または8記載の記録装置において、
上記一時記録媒体はダイナミックメモリであって、
上記画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定アドレス差を超えたことを示す基準値を発生する基準値発生手段を設け、
上記ダイナミックメモリのリフレッシュを行う際には、上記画像データの書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が基準値発生手段で発生された上記基準値を超えたときにのみ上記ダイナミックメモリのリフレッシュ動作を実行するようにしたことを特徴とする記録装置。 - 撮像された被写体を画像データに変換する撮像手段と、
上記撮像手段により変換された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
上記記録手段が記録終了後であって記録開始準備状態のときに上記画像データを一時的に記録する一時記録媒体とを備え、
上記記録手段が記録終了後であって記録開始準備状態のときに、上記一時記録媒体に上記画像データを一時的に記録し、上記記録手段が記録開始状態のときに、上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データを取り出して、上記記録手段により上記画像データを上記記録媒体に記録する記録装置において、
上記記録媒体は磁気テープであって、
上記記録手段は上記磁気テープを摺接させて記録を行う回転ドラムであって、
上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データを取り出して、上記回転ドラムにより上記磁気テープに記録する際には、上記回転ドラムを予め通常回転速度よりも速い回転速度にすると共に、上記速い回転速度と同じ比率でテープ速度を速くして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、
上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データが所定量以下になったときには、上記回転ドラムを予め通常回転速度にすると共に、上記通常回転速度と同じ比率で通常記録速度で記録するようにした制御手段を設けたことを特徴とする記録装置。 - 撮像された被写体を画像データに変換する撮像手段と、
上記撮像手段により変換された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
上記記録手段が記録終了後であって記録開始準備状態のときに上記画像データを一時的に記録する一時記録媒体とを備え、
上記記録手段が記録終了後であって記録開始準備状態のときに、上記一時記録媒体に上記画像データを一時的に記録し、上記記録手段が記録開始状態のときに、上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データを取り出して、上記記録手段により上記画像データを上記記録媒体に記録する記録装置において、
上記記録媒体はディスクであって、
上記記録手段は上記ディスクに対してキュリー点温度で記録を行う磁気ヘッドであって、
上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データを取り出して、上記磁気ヘッドにより上記ディスクに記録する際には、上記ディスクを予め通常回転速度よりも速い回転速度にして通常記録速度よりも速い記録速度で記録し、
上記一時記録媒体に一時的に記録された上記画像データが所定量以下になったときには、上記ディスクを予め通常回転速度にして通常記録速度で記録するようにした制御手段を設けたことを特徴とする記録装置。
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