JP3038678B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3038678B2 JP2063107A JP6310790A JP3038678B2 JP 3038678 B2 JP3038678 B2 JP 3038678B2 JP 2063107 A JP2063107 A JP 2063107A JP 6310790 A JP6310790 A JP 6310790A JP 3038678 B2 JP3038678 B2 JP 3038678B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、家庭用ヘリカルスキャン型の磁気記録再
生装置において採用されているように、複数の異なるテ
ープ速度により記録再生を可能としている磁気記録再生
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から使用されている、例えばVHS方式の家庭用磁
気記録再生装置においては、標準モードとして33.35mm/
sec.3倍モードとして11.12mm/sec.の2通りのテープ速
度により記録再生可能であり、一般的に再生時は自動判
別により標準モードで記録されたテープを自動的に標準
モードで再生し、3倍モードで記録されたテープを自動
的に3倍モードで再生するように配慮されている。
第3図は従来の磁気記録再生装置のテープ速度制御シ
ステムのブロック図である。同図において、(1)は磁
気テープで、ピンチローラ(2)とキャプスタンシャフ
ト(19)とに圧着されてキャプスタンモータ(3)の回
転速度に比例する速度で走行される。
(4)は回転円盤で、上記キャプスタンモータ(3)
の回転軸の一端に取付けられており、その周側面にS極
とN極のマグネットが交互に配設されている。(5)は
検出ヘッドで、上記回転円盤(4)に対応して設けら
れ、キャプスタンモータ(3)の回転速度に応じた繰り
返し周波数のパルス(以下、キャプスタンFGパルスと称
す)を検出する。(6)はキャプスタンFGアンプで、上
記キャプスタンFGパルスを増幅する。
(7)はコントロールヘッド、(8)は再生側Pと記
録側Rとに切換可能なスイッチ、(9)はコントロール
信号アンプ、(15)はキャプスタンサーボ回路で、記録
時にこのキャプスタンサーボ回路(15)から出力される
記録コントロール信号をスイッチ(8)およびコントロ
ールヘッド(7)を介して磁気テープ(1)に記録す
る。
(10)は自動判別器で、上記キャプスタンFGアンプ
(6)からのキャプスタンFGパルスおよびコントロール
信号アンプ(9)からの再生コントロール信号がそれぞ
れ入力される。(11)は標準モード信号発生器で、標準
モードのテープ速度を得るために必要な信号をキャプス
タンサーボ回路(15)に向けて出力する。(12)は録画
モードスイッチで、標準モードもしくは3倍モードのい
ずれかのモードをユーザーの選択により出力する。
(13)は切換スイッチで、記録、再生および標準の3
つの接点R、P、Sを有している。(14)はシステムコ
ントロール回路で、上記スイッチ(8),(13)に指令
信号を出力する。(16)はキャプスタンモータドライブ
アンプで、上記キャプスタンサーボ回路(15)からの出
力信号を増幅してキャプスタンモータ(3)の回転を制
御する。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
記録モード時には、システムコントロール回路(14)
からの指令によりスイッチ(8),(13)がともに記録
側の接点Rに切換え接続される。ここで、キャプスタン
モータ(3)の回転軸の一端に取付けられた回転円盤
(4)および検出ヘッド(5)によりキャプスタンモー
タ(3)の回転速度に応じたキャプスタンFGパルスが検
出され、これがキャプスタンFGアンプ(6)で増幅され
たのち、自動判別器(10)およびキャプスタンサーボ回
路(15)に印加される。記録モード時には、録画モード
スイッチ(12)のモード出力に応じてキャプスタンサー
ボ回路(15)が標準モードもしくは3倍モードのいずれ
かのテープ速度となるように、キャプスタンモータドラ
イブアンプ(16)を介してキャプスタンモータ(3)の
回転を制御する。
記録および再生モード時はピンチローラ(2)とキャ
プスタンシャフト(19)がテープ(1)を介して圧着さ
れているので、テープ速度とキャプスタンモータ(3)
の回転速度は比例関係にあり、テープ速度はキャプスタ
ンFGパルスの形でキャプスタンサーボ回路(15)にフィ
ードバックされている。
また、記録モード時はキャプスタンサーボ回路(15)
より出力された記録コントロール信号がスイッチ
(8)、コントロールヘッド(7)を介してテープ
(1)に記録される。ここで、録画モードスイッチ(1
2)のモード出力はユーザーが選択可能なように構成さ
れているので、記録時のテープ速度はユーザーが自在に
選択できるようになっている。
つぎに、再生モード時には、システムコントロール回
路(14)からの指令により、スイッチ(8),(13)が
ともに再生側の接点Pに切換え接続される。ここで、コ
ントロールヘッド(7)より再生された再生コントロー
ル信号はコントロール信号アンプ(9)により増幅され
たのち、自動判別器(10)およびキャプスタンサーボ回
路(15)に印加される。自動判別器(10)にはキャプス
タンFGアンプ(6)よりキャプスタンFGパルスも入力さ
れており、再生コントロール信号の8周期間にキャプス
タンFGパルスが一定数以上入力されたときは、標準モー
ドと判別し、また、一定数未満のときは3倍モードと判
別し、その判別結果をモード出力としてスイッチ(13)
を介してキャプスタンサーボ回路(15)に印加する。こ
の例で再生コントロール信号の1周期間でなく、8周期
間としているのは、再生コントロール信号とキャプスタ
ンFGパルスがテープの減磁やノイズなどのために誤って
入力されたときに即座にモードが切換ってしまうことを
防ぐために積分効果をもたせる必要があるためである。
キャプスタンサーボ回路(15)は、記録モード時と同
様に、上記モード出力に応じてテープ速度を制御する。
このキャプスタンサーボ回路(15)において再生コント
ロール信号が位相制御に用いられることは一般的に知ら
れていることなので、ここでは説明を省略する。
ところで、停止モードから再生モードに移行した際
に、再生コントロール信号の8パルスが自動判別器(1
0)に入力されるまではこの自動判別器(10)でのモー
ド判別が完了しないので、システムコントロール回路
(14)からの指令により、再生モードの初期の一定期間
は上記スイッチ(13)が接点Sに接続されており、その
間は標準モード信号発生器(11)の出力がキャプスタン
サーボ回路(15)に印加されるので、テープ(1)は標
準モードのテープ速度で走行するように制御される。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されてい
るので、停止モードから再生モードに移行した際、再生
コントロール信号の所定数のパルスを再生するまでモー
ド判別が完了しないため、再生モードの初期の一定期間
は強制的に標準モードとなる。すなわち、標準モードで
記録されたテープを再生する場合、テープ速度Vは第4
図(a)に示すように、短期間のうちに安定する。しか
し、3倍モードで記録されたテープを再生する場合は、
第4図(b)に示すように、いったん標準モードのテー
プ速度になったのち減速するので、3倍モードのテープ
速度で安定して走行するまでにある程度の時間(t1)を
要する。したがって、安定走行になる前に再生画面を出
画すると、ノイズ画面が見えてしまうことになる。
最近のVHS方式の家庭用磁気記録再生装置において
は、停止モードでもローディングしたままシリンダを回
転させた状態にしておくことにより、出画時間を短くす
ることができるようになされているけれども、再生画面
の品位を考慮すると、上記ノイズにより制約により停止
から再生画面を出画するまでの時間をあまり早くするこ
とができないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、停止から短時間のうちに再生画面を出画す
ることができるとともに、記録モードが標準モードであ
っても3倍モードであっても、ノイズのない再生画面の
より早い立上りを実現することができる磁気記録再生装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る磁気記録再生装置は、停止以外のモー
ドから停止モードへ移行する際に所定の期間テープを走
行させてそのテープ走行期間中に記録されたテープ速度
を自動判別すると共に、上記所定の期間のみ記憶動作可
能なメモリにその判別結果を記憶させておき、次に停止
モードから再生モードへ移行する際に、メモリに記憶さ
れているテープ速度により再生モードのテープ走行を開
始するように制御することを特徴とする。
[作用] この発明によれば、再生を開始する前に記録されたテ
ープ速度を検出してメモリに記憶しているので、標準モ
ードで記録されたテープは標準モードですぐに立ち上が
って再生を開始し、かつ3倍モードで記録されたテープ
は3倍モードで再生を開始する。したがって、3倍モー
ドで記録されたテープの再生を開始した場合も短時間で
テープは安定走行するため、ノイズを出すこともなく、
再生画面へ切換るタイミングを大幅に早くすることがで
きる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置
のテープ速度制御システムのブロック図であり、同図に
おいて、(1)〜(10)、(12)〜(16)、(19)は第
3図に示す従来例と同一であるため、該当部分に同一の
符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
第1図において、(17)はメモリで、自動判別器(1
0)により判別されたテープ走行モードを記憶する。(1
8)はスイッチで、自動判別器(10)によるテープ走行
モードの判別期間中のみシステムコントロール回路(1
4)からの指令により閉成される。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
記録モード時および再生開始直後以外の再生モード時
の動作は従来例と同一なので、説明を省略する。
停止以外のモードから停止モードへ移行する際に再生
コントロール信号が8パルス以上再生できる程度の短期
間だけテープを走行させてその走行期間中に自動判別器
(10)によりテープ走行モードを判別する。この期間中
のみスイッチ(18)はシステムコントロール回路(14)
の指令により閉じているので、モード判別結果はメモリ
(17)へ入力されて記憶される。なお、ここで、テープ
(1)を走行させるときにはキャプスタンモータ(3)
のシャフト(19)とピンチローラ(2)とがテープ
(1)を介して圧着しており、テープ(1)の走行速度
とキャプスタンFGパルスの周波数とは比例関係になるよ
うに配慮されている。
また、停止以外のモードから停止モードへ移行する
際、リールアイドラの首振り等でキャプスタンモータ
(3)が回転するので、それを利用することにより、停
止モードへのロスタイムも生じない。
次に、停止モードから再生モードへ移行する際にシス
テムコントロール回路(14)の指令により、スイッチ
(13)は所定の期間、接点Sへ接続される。これにとも
ない、キャプスタンサーボ回路(15)は上記メモリ(1
7)からの出力に応じたテープ走行速度となるように、
キャプスタンモータドライブアンプ(16)を通じてキャ
プスタンモータ(3)の回転を制御する。
第2図は上記構成の磁気記録再生装置で再生を開始し
た場合のテープ速度の時間変化を示す特性図であり、同
図(a),(b)はそれぞれ標準モード、3倍モードで
記録されたテープの再生を開始した場合のテープ速度V
の時間変化を示している。第4図に示す従来の特性に比
べて3倍モードの場合のテープ走行の安定が早いため
に、同図に示すように、再生画面に切換るタイミングを
早くすることができる。
なお、上記実施例では、再生コントロール信号および
キャプスタンFG信号により、モード判別を行なうものを
示したが、他のモード判別方法であってもよい。
また、自動判別器(10)とメモリ(17)とシステムコ
ントロール回路(14)は別々に存在する必要はなく、マ
イクロコンピュータにまとめてそれらの機能を内蔵させ
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、再生モードの開始
直後から記録されたテープ速度により再生をおこなうこ
とができるので、停止から短時間のうちにノイズを出す
ことなく、良好な再生画面を出画することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
テープ速度制御システムのブロック図、第2図は再生開
始時のテープ速度の時間変化を示す特性図、第3図は従
来の磁気記録再生装置のテープ速度制御システムのブロ
ック図、第4図は従来の磁気記録再生装置による再生開
始時のテープ速度の時間変化を示す特性図である。 (1)……磁気テープ、(2)……ピンチローラ、
(3)……キャプスタンモータ、(10)……自動判別
器、(14)……システムコントロール回路、(15)……
キャプスタンサーボ回路、(17)……メモリ、(18)…
…スイッチ。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ速度の異なる複数の走行モードと、
    停止モードを含むモードを有し、所定の走行モードで記
    録された磁気テープを停止モードを経て再生する際、記
    録時と同じ速度で走行させるようにした磁気記録再生装
    置において、停止以外のモードから停止モードへの移行
    時に所定の期間、磁気テープを走行させると共に磁気テ
    ープの走行期間中に記録時の磁気テープ速度を判別する
    判別手段、上記所定の期間のみ上記判別手段に接続さ
    れ、判別結果を記憶する記憶手段及び上記停止モードか
    ら走行モードへの移行時に上記記憶手段に記憶された磁
    気テープ速度を読み出し、その速度に応じた速度で磁気
    テープを走行させる制御手段を備えたことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
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JPS54109408A (en) * 1978-02-16 1979-08-28 Sony Corp Automatic tape speed changing device
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JP2860122B2 (ja) * 1989-11-15 1999-02-24 株式会社東芝 テープ走行装置

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