JP2722344B2 - 記録装置 - Google Patents
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- JP2722344B2 JP2722344B2 JP61276830A JP27683086A JP2722344B2 JP 2722344 B2 JP2722344 B2 JP 2722344B2 JP 61276830 A JP61276830 A JP 61276830A JP 27683086 A JP27683086 A JP 27683086A JP 2722344 B2 JP2722344 B2 JP 2722344B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、情報信号の記録を行なう記録装置に関す
るものである。 〔従来の技術〕 以下、本明細書においては、ビデオテープレコーダ
（以下VTRと記す）をこの種の装置の一例として取り上
げ、説明する。 VTRの多機能化において、周知のRECREVIEW機能があ
る。これは、記録一時停止キーを押した後にRECREVIEW
キーを押すと、ある一定量、磁気テープが巻き戻されて
その巻き戻されたテープの再生を行った後に一時停止に
なる機能である。 上記RECREVIEW機能は、主にカメラ一体型式のVTRに用
いられている機能であり、複雑な操作を行う事なくすで
に記録した箇所の内容確認が行える。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この種のRECREVIEW機能では、すでに
記録されている箇所を一定量でしか巻き戻す事が出来な
いため、確認を行いたい箇所が、前記一定量巻き戻した
部分よりも前にある場合では、一度、記録準備状態を解
除して、通常の手順に従って巻き戻し及び再生等を行っ
て頭出しを行なわなければならないと言う問題点があっ
た。 この発明は、上記問題点を解消するためになされたも
ので、装置の操作性を向上させると共に、記録準備状態
を解除せずに逆転再生状態にして記録内容を確認し所望
の位置から記録を再開することができる記録装置を提供
することを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 前記目的を達成するため、本発明では、記録装置を次
の（１）のとおりに構成する。 （１）情報信号を記録媒体に記録する記録装置におい
て、 記録動作の一時停止状態とスチル再生状態との間で記
録再生動作の停止状態を介さずに前記装置の状態の切換
を指示する第１キーと、 前記スチル再生状態において逆転再生を指示する第２
キーと、 前記第１キーにより指示されたスチル再生状態におけ
る前記第２キーの押釦操作に応じて前記装置を逆転再生
状態にすると共に前記第２キーの押釦操作の解除に応じ
て前記装置を前記スチル再生状態にする制御手段とを備
える記録装置。 〔作用〕 前述の構成により、記録動作の一時停止からスチル再
生に切り換えた状態において、第２のキーの押釦操作で
逆転再生状態になり、押釦操作の解除でスチル再生状態
となる。 〔実施例〕 第１図は本発明を適用した一実施例としてのVTRのブ
ロック図である。 第１図において、１は記録スイッチ、２は一時停止ス
イッチ、３は再生スイッチ、４は早送りスイッチ、５は
巻き戻しスイッチ、６は停止スイッチであり、R1〜R6は
電流制限用のプルダウン抵抗、７〜11は前記スイッチ１
〜５を押した時にパルスを発生するＤ−フリップフロッ
プ（以下Ｄ−FFと記す）、12〜18は２つの入力がＨレベ
ルの時に出力Ｈレベルを発生するANDゲート、19〜22は
２つの入力の内、１方の入力がＨレベルなら出力Ｈレベ
ルを発生するORゲート、23〜26は入力のレベルを反転さ
せて出力するインバータ、又、C1とR7,C2とR8,C3とR9と
で各々微分回路を形成している。 27は後述の各種モータ制御回路を制御する動作パター
ン信号を発生する動作パターン信号発生回路で、入力端
子ａ〜ｉに印加される入力信号H/Lレベルによって、出
力端子ｒ〜ｖから種々の動作パターン信号を発生する。
尚、動作パターン信号発生回路27においてｒは記録時、
Ｈレベルになり、ｓは再生時にＨレベルになり、ｔはＨ
レベル時に、キャプスタン・モータ31とリール・モータ
33を正回転方向に、Ｌレベル時に逆回転方向にさせ、ｕ
はＬレベル時に記録／再生用の低速回転、Ｈレベル時に
早送り／巻き戻し用の高速回転させる。ｖはＨレベル時
に前記キャプスタン・モータ31とリール・モータ33を一
時停止状態におかせるように設定されている。 28はドラム・モータ29を制御するドラム・モータ・制
御回路、29は磁気ヘッドを設けた回転ドラムを駆動する
ドラム・モータ、30はキャプスタン・モータ31を制御す
るキャプスタン・モータ・制御回路、31は不図示の磁気
テープを走行させるキャプスタン・モータ、32はリール
・モータ33を制御するリール・モータ・制御回路、33は
不図示の磁気テープの早送り、巻き戻しを行うリール・
モータ、34は記録再生信号処理回路、35は磁気ヘッド、
36は映像信号入力端子、37は映像信号出力端子である。 以上の構成に基づいて、このVTRの動作説明を行う。 （１）再生の場合再生スイッチ３を押すと、Ｄ−FF9の
Ｑ出力ＣはＨレベルを発生して、作動パターン信号発生
回路27の入力端子ｍに印加する。動作パターン信号発生
回路27の他の入力端子にはＨレベルが印加されないた
め、出力端子ｓとｔからＨレベルが出力されて、各々の
回路28,30,32,34は再生モードとなり、キャプスタン・
モータ・制御回路30、リール・モータ・制御回路32によ
り前記モータ31と33は正回転方向に通常再生速度で回転
しそして磁気ヘッド35で得た再生信号を、信号処理回路
34にて再生処理して、出力端子37へ送りだす。（第２図
Ｌ参照） （２）再生から一時停止に切換える場合前述（１）の状
態の時に一時停止スイッチ２を押すと、Ｄ−FF8のＱ出
力ｂはＨレベルを発生する。そしてANDゲート13は２入
力が共にＨレベルになったため、ANDゲート13の出力が
Ｈレベルになり、ORゲート19に印加される。前記ORゲー
ト19はＨレベル出力を発生して、前記動作パターン信号
発生回路27の入力端子ｌに印加する。そのため、前記動
作パターン信号発生回路27の出力端子ｖではＨレベルを
発生して、前記キャプスタン・モータ・制御回路30と前
記リール・モータ・制御回路32に印加して一時停止モー
ドとし前記キャプスタン・モータ31と前記リール・モー
タ33を一時停止させる。（第２図Ｍ参照） （３）早送りの場合早送りスイッチ４を押すとＤ−FF10
のＱの出力ｄはＨレベルを出力し、前記動作パターン信
号発生回路27の入力端子０に印加する。前記動作パター
ン信号発生回路27は出力端子ｔとｕからＨレベルを発生
するのでキャプスタン・モータ・制御回路30とリール・
モータ・制御回路32を早送りモードとし、前記モータ31
と33とを共に正回転方向に高速で回転させ早送りを行な
えることになる。（第２図Ｐ参照） （４）巻き戻しの場合巻き戻しスイッチ６を押すとＤ−
FF11のＱの出力ｅはＨレベルの出力を発生し、前記動作
パターン信号発生回路27の入力端子９に印加する。前記
動作パターン信号発生回路27は出力端子ｕのみＨレベル
を出力する。前述（３）早送りの場合と異っているのは
出力端子ｔはＬレベルを出力している点で、そのためキ
ャプスタン・モータ・制御回路30とリール・モータ・制
御回路32を早送りモードとし、前記モータ31と33とを共
に逆回転方向に高速で回転させ巻き戻しを行なうことに
なる。（第２図Ｒ参照） （５）停止の場合停止スイッチ６を押すと、ｆがＨレベ
ルとなりORゲート20〜22はＨレベルを発生して、前記Ｄ
−FF9〜11はリセットされる。また、前記Ｄ−FF7と８は
停止スイッチ６の作動で直接リセットされる。そのため
前記動作パターン信号発生回路27の入力端子はいずれも
Ｈレベルの信号を受けないため、出力端子ｖのみＨレベ
ルを発生してキャプスタン・モータ・制御回路30とリー
ル・モータ・制御回路32を停止モードとし、前記モータ
31と33を停止状態にしておく。（第２図Ｋ参照） （６）記録の場合記録スイッチ１を押すとＤ−FF7のＱ
の出力ａはＨレベルを発生してANDゲート15に印加す
る。又、インバータ23の入力は通常Ｌレベルのため、出
力はＨレベルである。したがって、前記ANDゲート15は
Ｈレベルを出力し、前記動作パターン信号発生回路27の
入力端子ｊに印加する。そのため、前記動作パターン信
号発生回路は出力端子ｒとｔからＨレベル出力を発生し
て、各々の回路28,30,32,34は記録モードとなる。そし
て、前記モータ31と33はキャプスタン・モータ・制御回
路30,リール・モータ・制御回路32により正回転方向に
通常記録速度で回転を与えられる。他方、入力端子36に
入力された映像信号は、信号制御回路34によって記録処
理され、磁気ヘッド35に送られ不図示の磁気テープに記
録される。 （７）記録モード時における一時停止の場合前述（６）
の動作を行っている最中に一時停止スイッチ２を押す
と、Ｄ−FF7のＱの出力ｂはＨレベルの出力を発生し、A
NDゲート12,13に印加する。前記ANDゲート12の他方の入
力端子には既にＤ−FF7のＱよりＨレベルの出力ａが印
加されているので、前記ANDゲート12はＨレベルを出力
し、ANDゲート14と16に印加する。また、前記ANDゲート
16の他方の入力端子には前述の様にすでにＨレベルの信
号が入力されている為、前記ANDゲート16もＨレベルを
出力し、前記動作パターン信号発生回路27の入力ｋに印
加する。 そして、前記動作パターン信号発生回路27は出力端子
ｒはＬレベルに、出力端子ｖをＨレベルに切換える。し
たがって、記録モードは記録一時停止モードになり、前
記モータ31と33も一時停止になる。（第２図Ｂ参照） （８）記録モード時におけるスチル再生の場合前述
（７）の動作を行っている最中に再生スイッチ３を押す
と、ｇがＨレベルになり直接ANDゲート14にＨレベルが
入力される。前記ANDゲート14の他方入力端子には既に
Ｈレベルが印加されているため、前記ANDゲート14はＨ
レベルを出力する。それに伴い、ORゲート19がＨレベル
になり、インバータ23はＬレベルを発生するため、前記
ANDゲート15と16は出力がＬレベルになる。したがって
前記動作パターン信号発生回路27の入力端子ｌとｍには
Ｈレベルが印加され、出力端子はｓとｔとｖがＨレベ
ル、ｒとｕがＬレベルを発生することになり、ドラム・
モータ・制御回路28と信号処理回路34は再生モード・キ
ャプスタン・モータ・制御回路30とリール・モータ・制
御回路32は再生一時停止モードを与えることになる。す
なわち、この状態は、スチル再生の状態となる。（第２
図Ｃ参照）又、再生スイッチ３を解除すればｇがＬレベ
ルになり、ANDゲート14の出力がＬレベルになる為、イ
ンバータ24の出力はＬレベルからＨレベルに変化し、そ
の立上りはC1,R7により構成される微分回路で検出さ
れ、ORゲート20に供給される為、Ｄ−FF9をリセットす
る為、前述（７）の状態に復帰する。（第２図Ｉ参照） （９）記録モード時における再生の場合前述（８）の動
作を行っている最中に更に早送りスイッチ４を押すと、
前記動作パターン信号発生回路27の入力端子ｎとｏもＨ
レベルが印加され、出力端子ｓとｔがＨレベル、ｒとｕ
とｖはＬレベルになる。したがって、前述（８）のスチ
ル再生の状態が解除され、再生を始める。（第２図Ｅ参
照）又、早送りスイッチ４を解除すればｈがＬレベルに
なりANDゲート17の出力がＬレベルになる為、インバー
タ25の出力はＬレベルからＨレベルに変化し、その立上
りはC2,R8により構成される微分回路で検出されORゲー
ト21に供給される為、Ｄ−FF10をリセットする為前述
（８）の状態に復帰する。（第２図Ｆ参照） （10）記録モード時における逆転再生の場合前述（８）
の動作を行なっている最中に巻き戻しスイッチ５を押す
と、前記動作パターン信号発生回路27の入力端子ｐとｑ
もＨレベルが印加され、出力端子はｓのみがＨレベル、
ｒとｔとｕとｖはＬレベルになる。したがって、前述
（９）とは逆の方向の再生が行なわれることになる。
（第２図Ｇ参照）また上述と同様に、巻き戻しスイッチ
５を解除すればｉがＬレベルになりANDゲート18の出力
がＬレベルになる為インバータ26の出力はＬレベルから
Ｈレベルに変化し、その立上りはC3,R9により構成され
る微分回路で検出されORゲート22に供給される為、Ｄ−
FF11をリセットする為、前述（８）の状態に復帰する。
（第２図Ｈ参照） 以上、説明したように、本実施例では、特別なスイッ
チを必要とせずに、記録を一時停止した後にスチル再
生、正逆転再生を行うことができまた、瞬時にもとの記
録一時停止状態に復帰させる事ができる為所望の位置か
ら再び記録を開始させることができる。 〔効果〕 以上説明したように、本発明によれば、装置の操作性
を向上させると共に、記録準備状態を解除せずに逆転再
生状態にして記録内容を確認して所望の位置から記録を
開始することができる。
るものである。 〔従来の技術〕 以下、本明細書においては、ビデオテープレコーダ
（以下VTRと記す）をこの種の装置の一例として取り上
げ、説明する。 VTRの多機能化において、周知のRECREVIEW機能があ
る。これは、記録一時停止キーを押した後にRECREVIEW
キーを押すと、ある一定量、磁気テープが巻き戻されて
その巻き戻されたテープの再生を行った後に一時停止に
なる機能である。 上記RECREVIEW機能は、主にカメラ一体型式のVTRに用
いられている機能であり、複雑な操作を行う事なくすで
に記録した箇所の内容確認が行える。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この種のRECREVIEW機能では、すでに
記録されている箇所を一定量でしか巻き戻す事が出来な
いため、確認を行いたい箇所が、前記一定量巻き戻した
部分よりも前にある場合では、一度、記録準備状態を解
除して、通常の手順に従って巻き戻し及び再生等を行っ
て頭出しを行なわなければならないと言う問題点があっ
た。 この発明は、上記問題点を解消するためになされたも
ので、装置の操作性を向上させると共に、記録準備状態
を解除せずに逆転再生状態にして記録内容を確認し所望
の位置から記録を再開することができる記録装置を提供
することを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 前記目的を達成するため、本発明では、記録装置を次
の（１）のとおりに構成する。 （１）情報信号を記録媒体に記録する記録装置におい
て、 記録動作の一時停止状態とスチル再生状態との間で記
録再生動作の停止状態を介さずに前記装置の状態の切換
を指示する第１キーと、 前記スチル再生状態において逆転再生を指示する第２
キーと、 前記第１キーにより指示されたスチル再生状態におけ
る前記第２キーの押釦操作に応じて前記装置を逆転再生
状態にすると共に前記第２キーの押釦操作の解除に応じ
て前記装置を前記スチル再生状態にする制御手段とを備
える記録装置。 〔作用〕 前述の構成により、記録動作の一時停止からスチル再
生に切り換えた状態において、第２のキーの押釦操作で
逆転再生状態になり、押釦操作の解除でスチル再生状態
となる。 〔実施例〕 第１図は本発明を適用した一実施例としてのVTRのブ
ロック図である。 第１図において、１は記録スイッチ、２は一時停止ス
イッチ、３は再生スイッチ、４は早送りスイッチ、５は
巻き戻しスイッチ、６は停止スイッチであり、R1〜R6は
電流制限用のプルダウン抵抗、７〜11は前記スイッチ１
〜５を押した時にパルスを発生するＤ−フリップフロッ
プ（以下Ｄ−FFと記す）、12〜18は２つの入力がＨレベ
ルの時に出力Ｈレベルを発生するANDゲート、19〜22は
２つの入力の内、１方の入力がＨレベルなら出力Ｈレベ
ルを発生するORゲート、23〜26は入力のレベルを反転さ
せて出力するインバータ、又、C1とR7,C2とR8,C3とR9と
で各々微分回路を形成している。 27は後述の各種モータ制御回路を制御する動作パター
ン信号を発生する動作パターン信号発生回路で、入力端
子ａ〜ｉに印加される入力信号H/Lレベルによって、出
力端子ｒ〜ｖから種々の動作パターン信号を発生する。
尚、動作パターン信号発生回路27においてｒは記録時、
Ｈレベルになり、ｓは再生時にＨレベルになり、ｔはＨ
レベル時に、キャプスタン・モータ31とリール・モータ
33を正回転方向に、Ｌレベル時に逆回転方向にさせ、ｕ
はＬレベル時に記録／再生用の低速回転、Ｈレベル時に
早送り／巻き戻し用の高速回転させる。ｖはＨレベル時
に前記キャプスタン・モータ31とリール・モータ33を一
時停止状態におかせるように設定されている。 28はドラム・モータ29を制御するドラム・モータ・制
御回路、29は磁気ヘッドを設けた回転ドラムを駆動する
ドラム・モータ、30はキャプスタン・モータ31を制御す
るキャプスタン・モータ・制御回路、31は不図示の磁気
テープを走行させるキャプスタン・モータ、32はリール
・モータ33を制御するリール・モータ・制御回路、33は
不図示の磁気テープの早送り、巻き戻しを行うリール・
モータ、34は記録再生信号処理回路、35は磁気ヘッド、
36は映像信号入力端子、37は映像信号出力端子である。 以上の構成に基づいて、このVTRの動作説明を行う。 （１）再生の場合再生スイッチ３を押すと、Ｄ−FF9の
Ｑ出力ＣはＨレベルを発生して、作動パターン信号発生
回路27の入力端子ｍに印加する。動作パターン信号発生
回路27の他の入力端子にはＨレベルが印加されないた
め、出力端子ｓとｔからＨレベルが出力されて、各々の
回路28,30,32,34は再生モードとなり、キャプスタン・
モータ・制御回路30、リール・モータ・制御回路32によ
り前記モータ31と33は正回転方向に通常再生速度で回転
しそして磁気ヘッド35で得た再生信号を、信号処理回路
34にて再生処理して、出力端子37へ送りだす。（第２図
Ｌ参照） （２）再生から一時停止に切換える場合前述（１）の状
態の時に一時停止スイッチ２を押すと、Ｄ−FF8のＱ出
力ｂはＨレベルを発生する。そしてANDゲート13は２入
力が共にＨレベルになったため、ANDゲート13の出力が
Ｈレベルになり、ORゲート19に印加される。前記ORゲー
ト19はＨレベル出力を発生して、前記動作パターン信号
発生回路27の入力端子ｌに印加する。そのため、前記動
作パターン信号発生回路27の出力端子ｖではＨレベルを
発生して、前記キャプスタン・モータ・制御回路30と前
記リール・モータ・制御回路32に印加して一時停止モー
ドとし前記キャプスタン・モータ31と前記リール・モー
タ33を一時停止させる。（第２図Ｍ参照） （３）早送りの場合早送りスイッチ４を押すとＤ−FF10
のＱの出力ｄはＨレベルを出力し、前記動作パターン信
号発生回路27の入力端子０に印加する。前記動作パター
ン信号発生回路27は出力端子ｔとｕからＨレベルを発生
するのでキャプスタン・モータ・制御回路30とリール・
モータ・制御回路32を早送りモードとし、前記モータ31
と33とを共に正回転方向に高速で回転させ早送りを行な
えることになる。（第２図Ｐ参照） （４）巻き戻しの場合巻き戻しスイッチ６を押すとＤ−
FF11のＱの出力ｅはＨレベルの出力を発生し、前記動作
パターン信号発生回路27の入力端子９に印加する。前記
動作パターン信号発生回路27は出力端子ｕのみＨレベル
を出力する。前述（３）早送りの場合と異っているのは
出力端子ｔはＬレベルを出力している点で、そのためキ
ャプスタン・モータ・制御回路30とリール・モータ・制
御回路32を早送りモードとし、前記モータ31と33とを共
に逆回転方向に高速で回転させ巻き戻しを行なうことに
なる。（第２図Ｒ参照） （５）停止の場合停止スイッチ６を押すと、ｆがＨレベ
ルとなりORゲート20〜22はＨレベルを発生して、前記Ｄ
−FF9〜11はリセットされる。また、前記Ｄ−FF7と８は
停止スイッチ６の作動で直接リセットされる。そのため
前記動作パターン信号発生回路27の入力端子はいずれも
Ｈレベルの信号を受けないため、出力端子ｖのみＨレベ
ルを発生してキャプスタン・モータ・制御回路30とリー
ル・モータ・制御回路32を停止モードとし、前記モータ
31と33を停止状態にしておく。（第２図Ｋ参照） （６）記録の場合記録スイッチ１を押すとＤ−FF7のＱ
の出力ａはＨレベルを発生してANDゲート15に印加す
る。又、インバータ23の入力は通常Ｌレベルのため、出
力はＨレベルである。したがって、前記ANDゲート15は
Ｈレベルを出力し、前記動作パターン信号発生回路27の
入力端子ｊに印加する。そのため、前記動作パターン信
号発生回路は出力端子ｒとｔからＨレベル出力を発生し
て、各々の回路28,30,32,34は記録モードとなる。そし
て、前記モータ31と33はキャプスタン・モータ・制御回
路30,リール・モータ・制御回路32により正回転方向に
通常記録速度で回転を与えられる。他方、入力端子36に
入力された映像信号は、信号制御回路34によって記録処
理され、磁気ヘッド35に送られ不図示の磁気テープに記
録される。 （７）記録モード時における一時停止の場合前述（６）
の動作を行っている最中に一時停止スイッチ２を押す
と、Ｄ−FF7のＱの出力ｂはＨレベルの出力を発生し、A
NDゲート12,13に印加する。前記ANDゲート12の他方の入
力端子には既にＤ−FF7のＱよりＨレベルの出力ａが印
加されているので、前記ANDゲート12はＨレベルを出力
し、ANDゲート14と16に印加する。また、前記ANDゲート
16の他方の入力端子には前述の様にすでにＨレベルの信
号が入力されている為、前記ANDゲート16もＨレベルを
出力し、前記動作パターン信号発生回路27の入力ｋに印
加する。 そして、前記動作パターン信号発生回路27は出力端子
ｒはＬレベルに、出力端子ｖをＨレベルに切換える。し
たがって、記録モードは記録一時停止モードになり、前
記モータ31と33も一時停止になる。（第２図Ｂ参照） （８）記録モード時におけるスチル再生の場合前述
（７）の動作を行っている最中に再生スイッチ３を押す
と、ｇがＨレベルになり直接ANDゲート14にＨレベルが
入力される。前記ANDゲート14の他方入力端子には既に
Ｈレベルが印加されているため、前記ANDゲート14はＨ
レベルを出力する。それに伴い、ORゲート19がＨレベル
になり、インバータ23はＬレベルを発生するため、前記
ANDゲート15と16は出力がＬレベルになる。したがって
前記動作パターン信号発生回路27の入力端子ｌとｍには
Ｈレベルが印加され、出力端子はｓとｔとｖがＨレベ
ル、ｒとｕがＬレベルを発生することになり、ドラム・
モータ・制御回路28と信号処理回路34は再生モード・キ
ャプスタン・モータ・制御回路30とリール・モータ・制
御回路32は再生一時停止モードを与えることになる。す
なわち、この状態は、スチル再生の状態となる。（第２
図Ｃ参照）又、再生スイッチ３を解除すればｇがＬレベ
ルになり、ANDゲート14の出力がＬレベルになる為、イ
ンバータ24の出力はＬレベルからＨレベルに変化し、そ
の立上りはC1,R7により構成される微分回路で検出さ
れ、ORゲート20に供給される為、Ｄ−FF9をリセットす
る為、前述（７）の状態に復帰する。（第２図Ｉ参照） （９）記録モード時における再生の場合前述（８）の動
作を行っている最中に更に早送りスイッチ４を押すと、
前記動作パターン信号発生回路27の入力端子ｎとｏもＨ
レベルが印加され、出力端子ｓとｔがＨレベル、ｒとｕ
とｖはＬレベルになる。したがって、前述（８）のスチ
ル再生の状態が解除され、再生を始める。（第２図Ｅ参
照）又、早送りスイッチ４を解除すればｈがＬレベルに
なりANDゲート17の出力がＬレベルになる為、インバー
タ25の出力はＬレベルからＨレベルに変化し、その立上
りはC2,R8により構成される微分回路で検出されORゲー
ト21に供給される為、Ｄ−FF10をリセットする為前述
（８）の状態に復帰する。（第２図Ｆ参照） （10）記録モード時における逆転再生の場合前述（８）
の動作を行なっている最中に巻き戻しスイッチ５を押す
と、前記動作パターン信号発生回路27の入力端子ｐとｑ
もＨレベルが印加され、出力端子はｓのみがＨレベル、
ｒとｔとｕとｖはＬレベルになる。したがって、前述
（９）とは逆の方向の再生が行なわれることになる。
（第２図Ｇ参照）また上述と同様に、巻き戻しスイッチ
５を解除すればｉがＬレベルになりANDゲート18の出力
がＬレベルになる為インバータ26の出力はＬレベルから
Ｈレベルに変化し、その立上りはC3,R9により構成され
る微分回路で検出されORゲート22に供給される為、Ｄ−
FF11をリセットする為、前述（８）の状態に復帰する。
（第２図Ｈ参照） 以上、説明したように、本実施例では、特別なスイッ
チを必要とせずに、記録を一時停止した後にスチル再
生、正逆転再生を行うことができまた、瞬時にもとの記
録一時停止状態に復帰させる事ができる為所望の位置か
ら再び記録を開始させることができる。 〔効果〕 以上説明したように、本発明によれば、装置の操作性
を向上させると共に、記録準備状態を解除せずに逆転再
生状態にして記録内容を確認して所望の位置から記録を
開始することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明を適用した一実施例であるVTRのブロッ
ク図である。第２図は第１図に示したVTRの動作タイミ
ングチャートである。 ７〜11……Ｄ−フリップ・フロップ 27……動作パターン信号発生回路
ク図である。第２図は第１図に示したVTRの動作タイミ
ングチャートである。 ７〜11……Ｄ−フリップ・フロップ 27……動作パターン信号発生回路
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．情報信号を記録媒体に記録する記録装置において、 記録動作の一時停止状態とスチル再生状態との間で記録
再生動作の停止状態を介さずに前記装置の状態の切換を
指示する第１キーと、 前記スチル再生状態において逆転再生を指示する第２キ
ーと、 前記第１キーにより指示されたスチル再生状態における
前記第２キーの押釦操作に応じて前記装置を逆転再生状
態にすると共に前記第２キーの押釦操作の解除に応じて
前記装置を前記スチル再生状態にする制御手段とを備え
る記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61276830A JP2722344B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61276830A JP2722344B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63131357A JPS63131357A (ja) | 1988-06-03 |
| JP2722344B2 true JP2722344B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=17574994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61276830A Expired - Lifetime JP2722344B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2722344B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008154398A1 (en) | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Higher Dimension Materials, Inc. | Cut, abrasion and/or puncture resistant knitted gloves |
| DE102012112558B4 (de) * | 2012-12-18 | 2015-04-30 | Grammer Ag | Armlehnenanordnung für einen Sitz, insbesondere für einen Fahrzeugsitz, und Fahrzeugsitz |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS60251580A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-12 | Pioneer Electronic Corp | 記録再生装置の記録制御方式 |
| JPH0761454B2 (ja) * | 1986-04-21 | 1995-07-05 | バブコツク日立株式会社 | 高濃度石炭−水スラリ用ミルの運転方法 |
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-
1986
- 1986-11-21 JP JP61276830A patent/JP2722344B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63131357A (ja) | 1988-06-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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