JPS60211649A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ビデオ信号の所望の部分を継ぎ合わせて記録
するに好適な磁気記録再生装置に関する。

〔発明の背景〕

磁気記録再生装置（以下、ビデオテープレコーダ又はＶ
　ＴＲという）でテレビ放送信号を記録する場合に、例
えば、コマーシャルなどの不要な部分を取シ除いて記録
したいときがある。

従来のＶＩＲでは、このようにテレビ放送信号を記録す
ることは可能であるが、そのための操作が煩雑であった
シ、操作に時間がかかったりして、このような継ぎ取シ
記録を行なうことは容易でなかった。

例えば、テレビ放送の最中に、コマーシャルだけを取シ
除く場合に、次のような操作が行なわれていた。

１つの方法としては、コマーシャルが始まった時を見計
ってＶＴＲの記録動作ケ停止させ、コマーシャルが終了
したの？見計って再びＶＴＲ會記録動作させることによ
り、コマーシャルを記録しないようにしていた。しかし
、この方法ではコマーシャルの開始時期にタイミングを
合わせることが難しいため、コマーシャルの一部が記録
されてし捷うことが多かった。

他の方法としては、コマーシャルが始まってからＶＴＲ
の記録動作を停止させ、次に、巻戻し動作に設定するこ
とによシその記録されたコマーシャルよりも若干前の部
分まで磁気テープを巻戻し、そして、再生動作に設定し
てモニタの再生画像ケ見ながらコマーシャルの先頭部分
を確認した後、その再生艶作を停止させる。それから、
コマーシャル放送が終了するまでＶＴＲをそのまま停止
させておき、コマーシャル放送の終了と同時に再ひＶＴ
Ｒｐ記録動作させていた。この方法によると、コマーシ
ャル部分を取り除くことができるが、操作が煩雑で非常
に手間がかかるという欠点がある。

コマーシャル部分を取り除く方法として、その他に、コ
マーシャルが始まってからＶＴＲの記録動作全停止し、
次に、再生動作に設定してから早見巻戻しくレビーー）
動作に設定することによって、再生画像會見ながら記録
されたコマーシャルの先頭部分まで磁気テープを巻戻し
、そして、早見巻戻し動作上停止させてから記録一時停
止（ポーズ）状態に設定する。それから、コマーシャル
放送が終了するまでＶＴＲｆそのまま一時的に停止させ
ておき、コマーシャル放送の終了と同時に記録一時停止
状態ケ解除して再びＶＴＲ’ｌｚ記録動作させていた。

この方法では、先の方法における再生状態にしてコマー
シャル部分の開始ケ探すという手間が省けるが、それで
も操作が煩雑である。

特に、従来のＶＴＲは、記録または再生動作から停止状
態に設定されると、磁気テープ全シリンダから外してテ
ープカートリッジに収納する、いわゆるアンローディン
グ動作を行なう。

このアンローディング動作は動作が遅く、前記のような
継ぎ取り記録方法では、ＶＴＲｆＴＲ状態に設定する操
作が必ず伴うことから、動作に時間がかかってしまい、
操作性が悪いという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、継ぎ取シ
のための動作が迅速に行なわれ、操作性に優れｆｃ研気
記録再生装置ケ提供するにある。

［発明の棚、要］ この目的を達成するために、本発明は、記録一時停止状
態にあるときには、アンローディング動作を伴なう停止
状態を経ることなく、直接、サーチ状態の設定、解除を
行なうことができるようにした点に特徴がある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。

第１図は本発明によるＶＴＲの一実施例會示すブロック
図であって、１は磁気テープ、２はキャプスタン、３は
コントロールヘッド％　４は記録・再生ヘッド、５は全
幅消去ヘッド、６は操作部、７は中央制御回路、８は信
号処理回路、９はキャプスタン駆動回路、１０はテープ
走行制御回路、１１はシリンダ駆動回路、１２は全幅消
去回路、１３はチューナ、１４はモニタ、１５は切換選
択回路、１６．１７はＡＮＤ回路である。

磁気テープ１は、キャプスタン駆動回路９により駆動さ
れるキャプスタン２によって走行さし、コントロールヘ
ラ）”！記録・再生ヘッド４および全幅消去ヘッド５に
より所足の記録、再生および消去が行なわれる。

操作部６には、Ｖ１’Ｒ１ｚ各種の動作モードに設定す
るための操作ボタン（図示せず）が設けられ、マイクロ
コンピュータにより制御ケ行なう中央制御回路７がその
操作ボタンの設定内容會認識して、Ｖ　Ｔ　７（の各動
作を制御する。

信号処理回路８は、チューナ１６からのビデオ信号や記
録・再生ヘッド４からの再生信号などを信号処理すると
ともに、入力ビデオ信号に含まれる垂直同期信号からテ
ープ走行制御信号を形成し、また、ビデオ信号をモニタ
１４に伝送する。なお、この信号処理回路８の動作は中
央制御回路７によって制御される。

テープ走行制御回路１０は、ＶＴＲが記録動作にある時
には、信号処理回路８からの前記テープ走行制御信号を
記録可能な信号に変換し、コントロールヘッド３を介し
て磁気テープ１に記録する。ＶＴＲが再生動作にある時
には、コントロールヘッド３によって磁気テープ１から
テープ走行制御信号を再生し、その再生された制御信号
？キャプスタン駆動回路９およびシリンダ駆動回路１１
に供給する。この再生された制御信号に基いて、キャプ
スタン駆動回路９は磁気テープ走行速度の制御を行ない
、シリンダ駆動回路１１は磁気テープ１とシリンダに設
けられている記録・再生ヘッド４との相対位置が所定の
関係となるように制御し、その結果、再生時のトラッキ
ング制御が行なわれる。

全幅消去回路１２は、全幅消去ヘッド５に消去信号？供
給し、磁気テープ１の記録内容ケ消去する。

なお、キャプスタン駆動回路９１テープ走行制御回路１
０、シリンダ駆動回路１１．全幅消去回路１２ば、操作
部６からの操作に従って、所定の動作するように中央制
御回路７によって制御されている。

切換選択回路１５はＡＮＤ回路１６．１７が設けられて
いる。ＡＮＤ回路１６は、操作部６から記録設定信号α
と一時停止設定信号すと正方向サーチ設定信号Ｃが入力
されると、正方向サーチ命令信号ｇｉ中央制御回路７に
供給する。ＡＮＩ）回路１７は、操作部６から記録設定
信号αと一時停止設定信号すと逆方向サーチ設定信号ｄ
が入力されると、逆方向サーチ命令信号ｆｋ中央制御回
路７に供給する。

次に、テレビ放送信号からコマーシャル部分を取り除い
て記録上行なう場合の操作手順に従って５かかる構成の
ＶＴＲの動作を説明する。

操作部６の記録−再生ボタンケ押すと、中央制御回路７
はこれを認識して各回路に記録動作の開始全指示し、Ｖ
ＴＲが記録動作に設定される。

すなわち、シリンダ駆動回路１１はシリンダ（図示せず
）會回転させ、テープカートリッジから磁気テープ１が
該シリンダにローディングされ、キャプスタン駆動回路
９はキャプスタン２を回転させてピンチローラとともに
磁気テープ１會順方向Ａに走行させる。同時に、信号処
理回路８は、チューナ１３からの入力ビデオ信号を記録
可能な記録信号に変換し、記録・再生ヘッド４によって
磁気テープ１への記録上行ない、また、入力ビデオ信号
の垂直同期信号からテープ走行制御信号ケ作るとともに
、入力ビデオ信号をモニタ１４に供給する。

テープ走行制御回路１０は上記テープ走行制御信号音記
録可能な信号に変換し、コントロールヘッド３によって
磁気テープ１に記録する。

全幅消去回路１２は全幅消去ヘッド５に消去電流全供給
し、磁気テープ１のこれか記録しようとする部分を消去
する。

以上のように、中央制御回路７の指示に従って、各回路
が一連の動作上行なうことによって、ＶＴＲは記録動作
となり、また、テレビ放送の内容會モニタ１４で見るこ
とができる。

なお、ＶＴＲが記録動作している時は、中央制御回路７
は、操作部６からの設定信号のうち、記録動作の停止を
設定するための停止設定信号と記録動作の一時停止を設
定全するための一時停止設定信号以外の設定信号に応答
しなくなる。

モニタ１４を見ながら、コマーシャル放送が始まったこ
とを確認したら、操作部６から一時停止の設定操作を行
なう。

中央制御回路７には、一時停止の設定信号が供給される
。中央制御回路７は、この一時停止の設定信号全認識し
、信号処理回路８とテープ走行制御回路１０に記録動作
の停止を指示するとともに、キャプスタン駆動回路９に
駆動動作の停止を指示する。この結果、ＶＴＲは記録動
作を一時的に停止する、いわゆる記録一時停止（ポーズ
）状態となる。

この状態では、中央制御回路７は、切換選択回路１５か
らの正方向サーチ命令信号Ｃと逆方向サーチ命令信号ｆ
が入力可能となる。

第２図は、記録動作から記録一時停止状態までに切換え
られたときの磁気テープ１のトラツクパターンを示すも
のでちゃ、Ｗはコマーシャル部分が記録された部分を示
すものである。

次に、操作部６から逆方向サーチの設定操作を行なう。

この操作により、ＡＮＤ回路１７は、記録設定信号αと
一時停止設定信号すと逆方向サーチ設定信号ｄが供給さ
れて逆方向サーチ命令信号ｆ紮出力する。

中央制御回路７は上記信号ｆが供給されると、キャプス
タン駆動回路９に対しキャプスタン２會記録時とは逆回
転させるように指示し、テープ走行制御回路１０には磁
気テープ１からテープ走行制御信号音再生するように指
示し、信号処理回路８には記録・再生ヘッド４を介して
ビデオ信号音再生するように指示する。

この結果、キャプスタン駆動回路９は、再生されたテー
プ走行制御信号にもとづいて、キャプスタン２を記録時
と同じ回転速度または所定の回転速度で逆回転させ、磁
気テープ１ケ逆方向に走行させる。シリンダ駆動回路１
１は該テープ走行制御信号にもとづいて磁気テープ１と
記録・再生ヘッド４と全所定の相対位置に設定する。そ
して、記録再生ヘッド４によシ磁気テープ１の走査が行
なわれて、サーチモードとなる。

々お、この逆方向サーチ動作の時は、磁気テープ１から
の再生ビデオ信号がモニタ１４に供給されるので、記録
された内容全確認することができる。

こうして、モニタ１４の再生画像ケ見ながら。

記録されたコマーシャルの開始直前の部分１で磁気テー
プ１全巻戻した後、操作部６から逆方向サーチ動作の解
除の操作を行なう。

この解除操作によシ、中央制御回路７は、キャプスタン
駆動回路９にキャブスタフ２０回転停止を指示するとと
もに信号処理回路８に再生動作から記録モードへの切換
えを指示する。

この結果、ＶＴＲは磁気テープ１の逆方向の走行が停止
されて再び記録一時停止状態となり、信号処理回路８は
若干の時間だけ静止画像の再生ケ行なった後、記録一時
停止状態となる。これと同時に、信号処理回路８はチー
−す１３からの入カビデオ信号？モニタ１４に供給する
ようになシ、モニタ１４でテレビ放送金兄ることができ
るようにガる。

こうして、記録されたコマーシャルの先頭部分で磁気テ
ープ１を保持し、コマーシャル放送の終了するの會モニ
タ１４ヲ見ながら待つ。

第６図は、第２図で説明した記録一時停止状態から、上
記の逆方向サーチ動作により磁気テープ１ケ逆方向Ｂに
巻戻し、揖び記録一時停止状態に設定された状態？示す
説明図である。

次に、モニタ１４に見ながらコマーシャル放送が終了し
たことケ確認したら、操作部６から記録一時停止の解除
の操作を行なう。

中央制御回路７はこの解除操作？認識してＶＴＲ２最初
に説明した記録動作状態に設定する。したがって、第３
図に示す記録一時停止状態にあった磁気テープ１は、再
び順方向Ａに走行し、コマーシャルの先頭部分から記録
されて旨く。

なお、記録・再生ヘッド４と全幅消去ヘッド５との間に
隙間があることから、磁気テープ１全第３図に示す位置
まで巻戻した時、全幅消去ヘッド５によって消去されな
いでコマーシャルが記録された部分の一部又は全部が残
るため、第５図に示す状態から記録するときは、記録・
再生ヘッド４およびコントロールヘッド３は、通常の記
録電流よりも大電流でもって上記非消去部分での重ね記
録ケ行ない、非消去部分の内容を消去しながら新たなビ
デオ信号全記録する。

以上説明したように、記録ｍ簗操作全行なう場合に、停
止操作を伴なわず単に一時停止操作を介して磁気テープ
の巻戻しができるので、従来のＶＴＲのようなアンロー
ディング動作が伴なわない。このため、継ぎ取り記録の
ための操作時間全短縮できて操作し易くなった。

また、上記実施例において、コマーシャル部分が記録書
れてから記録一時停止状態（第２図）にした時に、中央
制御回路７が正方向サーチ命令信号−と逆方向サーチ命
令信号ｆに加えて、正方向のコマ送シおよび逆方向のコ
マ送り操作の設定信号も入力可能となるようにして、逆
方向コマ送り動作によって磁気テープの巻戻しを行ガう
ようにしてもよい。

なお、上記の逆方向コマ送り動作と正方向コマ送り動作
ができるようにすれは、逆方向コマ送り操作と逆方向サ
ーチ操作と會並用して、磁気テープの巻戻しができるこ
とはいうまでもない。

〔発明の効果〕

上記説明したように、本発明によれは、記録一時停止状
態において、磁気テープをシリンダに巻装したままて巻
戻し動作ができ、操作に要する時間を短縮して操作性ケ
良好にしたものであって、上記従来技術の欠点ケ除いて
優れた機能の磁気記録再生装置會提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

図は全て本発明による磁気記録再生装置の一実施例に係
り第１図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例ケ
示すブロック図、第２図と第３図は動作説明図である。 １・・・磁気テープ　４・・・記録・再生ヘッド１５・
・・切換選択回路 代理人弁理士　高　橋　明　夫 第１７ 第２図 も３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央制御回路によシ、記録および再生モード時、磁気テ
   ープはシリンダに巻装されて走行し、停止モード時、該
   磁気テープは該シリンダから巻装解除され、かつ、記録
   一時停止モード時、該磁気テープは該シリンダに巻装さ
   れた状態で停止するように設定される磁気記録再生装置
   において、記録モード信号、記録一時停止モード信号お
   よびサーチモード信号が供給されてサーチ命令（Ｎ号を
   前記中央制御回路に供給する選択切換回路を設け、記録
   一時停止モードから直接サーチモードに切換設定するこ
   とができるように構成したことを特徴とする磁気記録再
   生装置。