JPH01113944A - 磁気テープ記録再生装置の編集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、一般のＶ　Ｔ　Ｒ［Ｖｉｄｅｏ　Ｔａｐｅ　
Ｒｅｃｏｒｄｅｒ］等のように、回転ヘッドにより磁気
テープに信号の記録再生を行う磁気テープ記録再生装置
において、２台の磁気テープ記録再生装置を用いて編集
を行う場合における再生側の磁気テープ記録再生装置の
編集装置に関するものである。

〔従来の技術〕

家庭用のＶＴＲを用いて編集を行う場合には、再生用と
記録用の２台のＶＴＲを接続して、再生側のＶＴＲで順
次必要なシーンの再生を行いながら、これを記録側のＶ
ＴＲに順に記録して行く。

この場合、再生側のＶＴＲが成るシーンの再生を終了し
たときに、記録側のＶＴＲを完全に停止させると、次の
シーンの記録を再開した場合に、前の記録と新たな記録
とでトラックの並びに繋がりがなくなり、編集の繋ぎ目
にノイズが発生することになる。そこで、記録側のＶＴ
Ｒは、ポーズ機能をＯＮさせて一時停止状態とし、再生
側が次゛のシーンの再生を開始するときに、このポーズ
機能を解除することにより、前の記録と新たな記録のト
ラックが連続するようにしている。

この編集時における磁気テープの走行状態を第７図に基
づいて説明する。

再生側のＶＴＲによる成るシーンの再生が終了すると、
これを記録していた記録側のＶＴＲを操作によりポーズ
ＯＮさせる。この場合、記録側は、記録モードでポーズ
ＯＮとなったので、記録ポーズ機能が働く。また、この
ポーズＯＮのタイミングを記録側の磁気テープにおける
０点とする。

記録ポーズ機能が働くと、まずキャプスタンが停止して
磁気テープの送りを一旦止め、さらにこのキャプスタン
が逆回転して磁気テープを所定量だけ巻き戻し、その状
態で待機する。従って、記録側の磁気テープは、０点よ
りも手前側の０点まで戻って待機することになる。

記録側のＶＴＲが待機している間に、再生側のＶＴＲで
は、次のシーンのサーチを行い、このシーンが再生され
る直前にポーズ機能をＯＮさせる。この場合、再生側は
、再生モードでポーズＯＮとなったので、再生ポーズ機
能が働く。また、このポーズＯＮのタイミングを再生側
の磁気テープにおける０点とする。再生ポーズ機能は、
単にキャプスタンが停止し、磁気テープを一旦止めるだ
けである。従って、再生側の磁気テープは、同じ０点で
待機することになる。

記録側及び再生側が共に待機状態となったところで、同
時に両方のＶＴＲのポーズ解除を行う。

記録側のＶＴＲにおける記録ポーズ機能が解除されると
、まず待機していた０点から元の０点までの間（例えば
、約１秒間）、再生を行いながらサーボ機構による位相
合わせをする。この場合の再生は、位相合わせのためだ
けに行われる。そして、元の０点に達したところから記
録が再開される。記録ポーズ機能がこのように磁気テー
プを一旦巻き戻し位相合わせを行った後に記録を再開す
るのは、０点で待機した後、いきなり新たな記録を再開
したのでは、前の記録トラックとの間に位相のずれが生
じるからである。従って、この記録ポーズ機能を用いた
場合、記録側の磁気テープ上では、第６図に示すように
、前の記録トラックと新たな記録トラックとが位相の揃
った状態となる。なお、実際には、ブランクが生じない
ように前の記録が終了する少し前に新たな記録が開始さ
れるので、一部が重ね記録となる。ただし、第６図の例
では、２フイールド、即ち１フレ一ム分（３０分の１秒
間分）が重ね記録となっており、−船釣に■−■間に比
べて僅かである。

再生側のＶＴＲにおける再生ポーズ機能が解除されると
、そのまま０点から再生が再開される。

再生ポーズ機能がこのようにポーズＯＮの位置からその
まま再生できるのは、既に記録されたトランクをサーボ
機構で追従しながら再生して行けばよいからである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、従来の家庭用のＶＴＲでは、このように記録
モードと再生モードとでポーズ機能における磁気テープ
の動作が異なるので、編集時に希望するタイミングで新
たなシーンの記録を再開するのが困難になるという問題
点を有していた。

即ち、第７図から明らかなように、記録側と再生側のＶ
ＴＲを同時にポーズ解除したのでは、記録側で位相合わ
せを行っている０点から０点までの間は、再生側で再生
された信号が記録されない。つまり、再生側の磁気テー
プにおける新たなシーンの開始位置である０点から、例
えば約１秒後の０点までの間の再生信号が記録されない
ことになる。従って、編集された磁気テープは、シーン
が変わる度に冒頭の部分が一部欠けたものとなる。また
、この冒頭の部分が欠けないようにするには、記録ポー
ズ機能による巻き戻し量を考慮して、予め再生側のポー
ズＯＮのタイミングを早めたり、ポーズ解除のタイミン
グを記録側より遅らせなければならない。このため、編
集作業にＰ練を要し、初心者が容易に行うことは困難で
ある。

なお、上記問題点は、家庭用のＶＴＲのみならず、回転
ヘッドにより磁気テープに信号の記録再生を行う磁気テ
ープ記録再生装置であって、記録モードと再生モードと
でポーズ機能が異なる場合に共通するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係る磁気テープ記録再生装置の編集装置は、上
記問題点を解決するために、回転ヘッドにより磁気テー
プに信号の記録再生を行う磁気テープ記録再生装置であ
って、操作によりポーズＯＮ及びポーズ解除を指示する
ことができるポーズスイッチが設けられ、記録モードの
場合にこのポーズスイッチによりポーズＯＮが指示され
ると、磁気テープを一旦巻き戻して待機させ、その後ポ
ーズ解除が指示されると、磁気テープを走行させながら
位相合わせを行った後に記録を再開する記録ポーズ手段
と、再生モードの場合にこのポーズスイッチによりポー
ズＯＮが指示されると、磁気テープを止めて待機させ、
その後ポーズ解除が指示されると、磁気テープの走行を
再開させると共に再生も再開する再生ポーズ手段とを有
する磁気テープ記録再生装置において、操作によりこの
磁気テープ記録再生装置を編集に使用する旨を示すこと
ができる編集指示スイッチと、この編集指示スイッチが
編集に使用する旨を示している場合に、再生モードでポ
ーズＯＮが指示されると、磁気テープを記録ポーズ手段
の場合と同じ量だけ一旦巻き戻して待機させ、その後ポ
ーズ解除が指示されると、磁気テープの走行を再開させ
ると共に再生も再開する編集時再生ポーズ手段とが設け
られたことを特徴としている。

〔作　用〕

上記構成の磁気テープ記録再生装置を編集の再生側に使
用する場合には、まず編集指示スイッチを操作して編集
に使用する旨を示させる。家庭用のＶＴＲには、従来か
ら、編集時に不要な信号処理を排除するためのエデイツ
トスイッチを設けたものがある。従って、このようなＶ
ＴＲの場合には、編集指示スイッチをこのエデイツトス
イッチで兼用させることができる。接続する記録側の磁
気テープ記録再生装置は、編集時再生ポーズ手段が設け
られた編集装置の有無を問わない。

再生側の磁気テープ記録再生装置が磁気テープ上の成る
連続信号の再生を終了すると、記録側の磁気テープ記録
再生装置のポーズスイッチを操作してポーズＯＮとする
。この場合は、従来からの記録ポーズ手段が働く。従っ
て、記録側では、磁気テープの送りを一旦止め、そこか
ら巻き戻した状態で待機する。この巻き戻しは、少なく
とも後の位相合わせに必要となる最大量だけ行う。また
、この巻き戻し量は、例えばキャプスタン軸に連結した
周波数発電機からの出力カウントし予め設定された値と
比較することにより定めることができる。

記録側の磁気テープ記録再生装置が待機している間に、
再生側の磁気テープ記録再生装置では、次に記録すべき
新たな連続信号のサーチを行う。

新たな記録部分が見つかると、磁気テープ上におけるそ
の少し手前位置から再生を行い、この記録部分の直前で
ポーズスイッチを操作してポーズＯＮとする。この場合
には、編集指示スイッチが編集に使用する旨を示してい
るので、編集時再生ポーズ手段が働く。従って、再生側
も、磁気テープの送りを一旦止め、そこから巻き戻した
状態で待機することになる。この巻き戻しは、記録側の
磁気テープ記録再生装置における記録ポーズ手段の場合
と同じ量だけ行う。この巻き戻し量が機種によって異な
る等の理由により一律に定められない場合には、例えば
再生側の巻き戻しのために周波数発電機からの出力カウ
ント値と比較する設定値を操作によって変更できるよう
にしておき、予め編集者がテスト等を行って記録側と一
致するように調整すればよい。

記録側及び再生側が共に待機状態となったところで、同
時に両方の磁気テープ記録再生装置のポーズスイッチを
操作してポーズ解除を行う。

記録側の磁気テープ記録再生装置がポーズ解除されると
、まず待機していた位置から再生を始めサーボ機構によ
る位相合わせが行われる。この場合の再生は、位相合わ
せのためだけに行われる。

そして、位相が合い先にポーズＯＮとなった位置に達す
ると、記録が再開される。この動作は、従来からの記録
ポーズ手段と同じである。従って、再開後の新たな記録
１−ラックは、前の記録トラックと位相が揃った状態に
なり、編集の繋ぎ目でノイズが発生するようなことがな
い。なお、磁気テープが先にポーズＯＮとなった位置に
達したことは、例えば前記周波数発電機の出力をカウン
トして、設定値又は巻き戻しの際にカウントしておいた
値と比較することにより検出することができる。

再生側の磁気テープ記録再生装置がポーズ解除された場
合には、待機していた位置からそのまま再生が再開され
る。ただし、この再生は、次に記録すべき連続信号より
巻き戻し分だけ手前から始まる。

従って、記録側の磁気テープ記録再生装置がポーズ解除
後に記録を再開するタイミングで、再生側の磁気テープ
記録再生装置でも次に記録すべき連続信号の再生が始ま
ることになる。このため、編集の際に、記録側と再生側
とで同時にポーズ解除を行うことにより、再生側が再生
する次に記録すべき連続信号を記録側で冒頭から確実に
記録することができる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図乃至第５図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。

本実施例に示す再生側のＶＴＲにおける制御部の構成を
第１図に基づいて説明する。

システム制御用のマイクロコンピュータｌの入力には、
ポーズスイッチ２及び周波数発電機３からの出力が接続
されている。また、このマイクロコンピュータ１は、可
変抵抗器４の端子電圧及びエデイツトスイッチ５のＯＮ
・ＯＦＦ状態を入力できるようになっている。ポーズス
イッチ２は、ＶＴＲの操作パネルに設けられたタッチス
イッチである。そして、このポーズスイッチ２の操作状
態をマイクロコンピュータ１に入力することにより、再
生モード又は記録モードで押すと、ポーズＯＮとなり、
このポーズＯＮの状態で再び押すと、ポーズ解除される
ようになっている。周波数発電機３は、キャプスタン軸
に連結され、このキャプスタンの回転数に応じたパルス
を出力する。マイクロコンピュータ１では、この周波数
発電機３から出力されたパルスをカンウドする。可変抵
抗器４は、両端に電圧ＶＣＣが印加され、端子電圧をＧ
ＮＤからこのＶＣＣまで変化させることができるように
なっている。また、この可変抵抗器４の可変操作部は、
ＶＴＲの操作パネルに設けられている。エデイツトスイ
ッチ５は、ＶＴＲの操作パネルに設けられたスイッチで
あり、抵抗Ｒを介して電圧ＶＣＣに接続され、０８時に
ＧＮＤ、ＯＦＦ時にＶＣＣの電圧を出力するようになっ
ている。このエデイツトスイッチ５は、本来、このＶＴ
Ｒを編集に使用する場合にＯＮとすることにより、不要
な信号処理を行わないようにして、ダビングの際の信号
の劣化を防止するためのものであるが、ここでは、本発
明の構成要素である「編集指示スイッチ」を兼用させて
いる。

また、マイクロコンピュータｌの出力には、キャプスタ
ン駆動装置６が接続されている。このキャプスタン駆動
装置６は、磁気テープ走行用のキャプスタンを駆動する
ためのモータ及びそのドライバからなる。そして、マイ
クロコンピュータｌからの信号に基づいて、キャプスタ
ンを正転、逆転及び停止させる。

さらに、マイクロコンピュータ１は、他の制御入出力装
置７と接続し、ＶＴＲの各種の制御を行う。

このＶＴＲを２台用いて編集を行った場合の動作を第２
図乃至第５図に基づいて説明する。

まず、再生側及び記録側のＶＴＲのエデイツトスイッチ
５をＯＮにする。記録側では、このエデイツトスイッチ
５を本来の信号劣化防止の目的にのみ使用する。

再生側のＶＴＲが成るシーンの再生を終了する。と、記
録側のＶＴＲのポーズスイッチ２を押してポーズＯＮと
する。このポーズＯＮのタイミングを第２図に示す記録
側の磁気テープにおける０点とする。この場合は、従来
からの記録ポーズ機能が働く。従って、記録側のＶＴＲ
は、磁気テープの送りを一旦止め、そこから所定量だけ
巻き戻した０点で待機する。

記録側のＶＴＲが待機している間に、再生側のＶＴＲで
は、次に記録するシーンのサーチを行う。次のシーンが
見つかると、磁気テープ上におけるその少し手前位置か
ら再生を行い、必要なシーンの直前でポーズスイッチ２
を押してポーズＯＮとする。このポーズＯＮのタイミン
グを第２図に示す再生側の磁気テープにおける０点とす
る。この場合には、エデイツトスイッチ５がＯＮとなっ
ているので、編集時再生ポーズ機能が働く。従って、再
生側のＶＴＲも、磁気テープの送りを一旦止め、そこか
ら記録側の記録ポーズ機能の場合と同じ量だけ巻き戻し
た０点で待機する。

この編集時再生ポーズ機能における磁気テープの巻キ戻
しを行うマイクロコンピュータ１の動作を第３図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。

ステップ（以下、「Ｓ」という）１において、他の制御
入出力装置７からの入力信号に基づき再生モードかどう
かの判定を行う。再生モードである場合には、ポーズス
イッチ２の操作によりポーズＯＮとなったかどうかの判
定を行う（Ｓ２）。

Ｓｌにおいて再生モードでないと判断された場合、及び
、Ｓ２においてポーズＯＮになっていないと判断された
場合には、他の処理に転送される（Ｓ３）。Ｓ２におい
てポーズＯＮになったと判断された場合には、エデイツ
トスイッチ５がＯＮかどうかの判断が行われる（Ｓ４）
。エデイツトスイッチ５がＯＮであると判断された場合
には、キャプスタン駆動装置６に信号を発して、キャプ
スタンを停止させる（Ｓ５）。キャプスタンが停止する
と、磁気テープを巻き戻すための巻き戻し量ＳＲの設定
を行う　（Ｓ６）。この巻き戻し１ｌｓＲの設定は、後
に詳細に説明する。巻き戻し量ＳＲの設定が完了すると
、キャプスタン駆動装置６に信号を発して、キャプスタ
ンを逆転させると同時に、周波数発電機３の出力パルス
のカウントを開始し、カウント数ＣＮＴを積算する（Ｓ
７）。カウントが開始されると、積算されるカウント数
ＣＮＴと巻き戻し量ＳＲとを比較し、このカウント数Ｃ
ＮＴが巻き戻し量ＳＲに達するまで待つ（Ｓ８）。カウ
ント数ＣＮＴが巻き戻し量ＳＲに達すると、キャプスタ
ン駆動装置６に信号を発してキャプスタンを停止させる
（Ｓ９）。また、Ｓ４において、エデイツトスイッチ５
がＯＦＦであると判断された場合には、そのままこのＳ
９に移行され、巻き戻しを行わない従来からの再生ポー
ズ機能として働く。

Ｓ６における巻き戻し量ＳＲの設定動作を第４図に基づ
いて説明する。

まず、可変抵抗器４からＶＲ雷電圧読み込む（Ｓｌｌ）
。ＶＲ雷電圧、可変抵抗器４の端子電圧をＡ／Ｄ変換し
たものであり、一定時間ごと（例えば、１ｍｓごと）に
入力される。Ａ／Ｄ変換は、アナログ量の端子電圧をそ
の電圧の大きさに応じて、例えば８ビツトの“０”〜“
２５５”の数値に変換する。また、このＶＲ雷電圧、第
５図に示すように、ＧＮＤレベルの場合に巻き戻し時間
の０．５秒間に対応し、１　／　２　Ｖ　ｃｃレベルの
場合に巻き戻し時間の１秒間に対応し、ＶＣＣレベルの
場合に巻き戻し時間の０．５秒間に対応するように関係
付けられている。次に、このＶＲ雷電圧巻き戻しｌｌ５
Ｒとを比較する（Ｓ１２）。この巻き戻し量ＳＲは、最
初１秒間の巻き戻し時間に相当するデジタル量の数値（
例えば、“１２８″）とし、この値から比較を開始する
。ここで、巻き戻し１１ｓＲの方が小さいと判断された
場合には、この巻き戻し量ｓＲに１″を加算して（Ｓ１
３）、再びＳ１２に戻る。巻き戻し量ＳＲの方が大きい
と判断された場合には、この巻き戻しＩｓＲから“１”
を減算して（Ｓ１４）、再びＳ１２に戻る。従って、こ
れらＳ１３又はＳ１４の処理は、巻き戻し量ＳＲがＶＲ
雷電圧一致するまで操り返される。Ｓ１２において、巻
き戻し量ＳＲとＶＲ電圧とが一致すると、このときの巻
き戻し量ＳＲを設定しくＳ　１５）　、処理を終了する
。このように、巻き戻し量ＳＲは、可変抵抗器４の可変
操作部を調整することによって任意の値に設定すること
ができる。従って、編集者は、予めテストによって、こ
の再生側のＶＴＲにおける編集時再生ポーズ機能の巻き
戻し量が記録側のＶＴＲにおける記録ポーズ機能の巻き
戻し量に一致するように、この可変抵抗器４を調整して
おく。

上記処理により記録側及び再生側のＶＴＲが共に待機状
態となったところで、同時に両方のポーズスイッチ２を
押しポーズ解除を行う。

記録側のＶＴＲがポーズ解除されると、第２図に示すよ
うに、まず待機していた０点から再生を始めサーボ機構
による位相合わせが行われる。この場合の再生は、位相
合わせのためだけに行われる。そして、位相合わせが終
わって先にポーズＯＮとなった０点に達すると、記録が
再開される。

この動作は、従来からの記録ポーズ機能と同じである。

再生側のＶＴＲがポーズ解除されると、待機していた０
点からそのまま再生が再開される。ただし、この再生は
、次に記録すべき新たなシーンより巻き戻し量８８分だ
け手前から始まる。

従って、記録側のＶＴＲが０点で記録を再開するタイミ
ングで、再生側のＶＴＲでも新たなシーンの再生が始ま
ることになる。このため、編集の際に、記録側と再生側
とで同時にポーズ解除を行うだけで、再生側が再生する
新たなシーンを記録側で冒頭から確実に記録することが
できる。

〔発明の効果〕 本発明に係る磁気テープ記録再生装置の編集装置は、以
上のように、回転ヘッドにより磁気テープに信号の記録
再生を行う磁気テープ記録再生装置であって、操作によ
りポーズＯＮ及びポーズ解除を指示することができるポ
ーズスイッチが設けられ、記録モードの場合にこのポー
ズスイッチによりポーズＯＮが指示されると、磁気テー
プを一旦巻き戻して待機させ、その後ポーズ解除が指示
されると、磁気テープを走行させながら位相合わせを行
った後に記録を再開する記録ポーズ手段とぐ再生モード
の場合にこのポーズスイッチによりポーズＯＮが指示さ
れると、磁気テープを止めて待機させ、その後ポーズ解
除が指示されると、磁気テープの走行を再開させると共
に再生も再開する再生ポーズ手段とを有する磁気テープ
記録再生装置において、操作によりこの磁気テープ記録
再生装置を編集に使用する旨を示すことができる墳集指
示スイッチと、この編集指示スイッチが編集に使用する
旨を示している場合に、再生モードでポーズＯＮが指示
されると、磁気テープを記録ポーズ手段の場合と同じ量
だけ一旦巻き戻して待機させ、その後ポーズ解除が指示
されると、磁気テープの走行を再開させると共に再生も
再開する編集時再生ポーズ手段とが設けられた構成をな
している。

これにより、編集の際に、記録側と再生側とで同時にポ
ーズ解除を行うことにより、再生側が再生する新たに記
録すべき一連続信号を記録側で冒頭から確実に記録する
ことができる。

従って、本発明の磁気テープ記録再生装置の編集装置は
、編集する連続信号の冒頭が欠けたりすることなく、容
易に編集作業を行うことができるようになるという効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第１図はＶＴＲの制御部を示すブロック図、第２図
はＶＴＲの磁気テープの走行状態を示す図、第３図及び
第４図は制御部の動作を示すフローチャート、第５図は
ＶＲ雷電圧巻き戻し時間との関係を示すグラフである。 第６図は編集後の磁気テープ上の記録トラックを示す模
式図である。第７図は従来例を示すものであって、ＶＴ
Ｒの磁気テープの走行状態を示す図である。 １はマイクロコンピュータ、２はポーズスイッチ、３は
周波数発電機、４は可変抵抗器、５はエデイツトスイッ
チ（編集指示スイ・ノチ）、６キヤプスタン駆動装置で
ある。 ＧＮＤ　　　ＶｌＶｃｃ　　　　ＶｃｃＶＲ電圧

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転ヘッドにより磁気テープに信号の記録再生を行
   う磁気テープ記録再生装置であって、操作によりポーズ
   ＯＮ及びポーズ解除を指示することができるポーズスイ
   ッチが設けられ、記録モードの場合にこのポーズスイッ
   チによりポーズＯＮが指示されると、磁気テープを一旦
   巻き戻して待機させ、その後ポーズ解除が指示されると
   、磁気テープを走行させながら位相合わせを行った後に
   記録を再開する記録ポーズ手段と、再生モードの場合に
   このポーズスイッチによりポーズＯＮが指示されると、
   磁気テープを止めて待機させ、その後ポーズ解除が指示
   されると、磁気テープの走行を再開させると共に再生も
   再開する再生ポーズ手段とを有する磁気テープ記録再生
   装置において、操作によりこの磁気テープ記録再生装置
   を編集に使用する旨を示すことができる編集指示スイッ
   チと、 この編集指示スイッチが編集に使用する旨を示している
   場合に、再生モードでポーズＯＮが指示されると、磁気
   テープを記録ポーズ手段の場合と同じ量だけ一旦巻き戻
   して待機させ、その後ポーズ解除が指示されると、磁気
   テープの走行を再開させると共に再生も再開する編集時
   再生ポーズ手段とが設けられたことを特徴とする磁気テ
   ープ記録再生装置の編集装置。