JPH01146152A - ビデオテープ録画装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 斑森匁！ 本発明はビデオテープ、とりわけビデオテープ録画装置
に関する。

背景技術 従来のビデオテープ録画装置では、１つの情景を表わす
一連の映像信号すなわちカットに続いて別な情景を表わ
す他のカットをビデオテープに記録する際、いわゆる「
つなぎ撮り」操作を行なわないと、カットとカットの間
で同期が乱れて記録される。

たとえば家庭用ビデオテープ録画装置に多く採用されて
いるヘリカルスキャン方式によるつなぎ撮りが可能な装
置は、先行する録画の終了の際、ビデオテープを一旦逆
方向に若干の長さだけ戻して次の録画のために待機する
ように構成されていた。これによって、次の録画のため
に装置が起動された際、その直前の映像信号の記録され
ているトラックに磁気ヘッドを確実にトラッキングさせ
ることが可能となっていた。

より詳細には、つなぎ撮り動作では、ある情景の一連の
映像信号をビデオテープに記録している最中に、テープ
上のある位置まで記録した時につなぎ撮りのためのトリ
ガスイッチ、たとえば録画／再生ボタンが操作されると
、これに応動して直ちに記録動作を中止する。ビデオテ
ープはテープ走行駆動系が完全に停止するまでその慣性
のため若干の長さだけ走行し、したがってこの部分には
同期が乱れた状態で映像信号が記録される。

系が停止すると、ビデオテープを所定の長さだけこれま
でと逆方向に給送したのち、再び若干の長さだけ順方向
に給送しである位置で停止する。

この位置で、たとえば録画ポーズ状態をとり、つなぎ撮
りのための次のトリガスイッチの操作を待つ、トリガス
イッチが再び操作されると、テープ走行を開始する。テ
ープ走行系のキャプスタンが回転し、磁気ヘッドのシリ
ンダが回転してテープ上のある位置でサーボロック状態
が確立したのち、前の正しい録画の終了位置に磁気ヘッ
ドが到来した時点で次の映像信号の記録を開始する。こ
うして次の映像信号が同期を乱されることなくビデオテ
ープに適切に記録される。

これかられかるように、つなぎ撮り操作は煩雑であり、
前のカットの録画を中止してから後のカットを記録でき
るようになるまでには比較的長い時間を要する。しかも
つなぎ撮り機能の実現には複雑な機構を必要とする。

目　　　的 本発明はこのような従来技術の欠点を解消し。

同期を乱すことなく簡略な機構で映像信号を記録するこ
とのできるビデオテープ、およびそれを用いるビデオテ
ープ録画装置を提供することを目的とする。

＆」Ｊ１札迅 本発明によれば、あらかじめ映像信号の記録されたビデ
オテープを使用し、その映像信号にトラッキングさせな
がら他の映像信号を先の映像信号に代ってビデオテープ
に記録することによって、同期を乱すことなく映像信号
の記録を行なうことができる。ビデオテープにあらかじ
め記録される映像信号は、たとえば均一な白または黒な
どの単純な画像を表わすものがより好ましい。

本発明によれば、映像信号をビデオテープに記録するビ
デオテープ録画装置は、磁気ヘッドを有し第１の映像信
号を受けて第１の映像信号を磁気ヘッドに与えビデオテ
ープにこれを記録する記録手段と、磁気ヘッドに摺接し
てビデオテープを走行させるテープ走行手段と、ビデオ
テープへの第１の映像信号の記録に関する指示を与える
操作手段と、操作手段に応動して記録手段およびテープ
走行手段を制御し、記録手段における磁気ヘッドのトラ
ッキングを行ない、第１の映像信号の記録を行なわせる
制御手段とを有し、前記ビデオテープには第２の映像信
号が記録され、制御手段は、操作手段から録画の指示が
与えられると、記録手段およびテープ走行手段を制御し
てビデオテープを走行させ、ビデオテープに記録されて
いる第２の映像信号に基づいて磁気ヘッドのトラッキン
グを制御し、磁気ヘッドがオントラックすると第２の映
像信号に代えて第１の映像信号をビデオテープに記録さ
せる。

Ｘｌ」８１肢里 次に添付図面を参照して本発明に係るビデオテープ、お
よびビデオテープ録画装置の実施例を詳細に説明する。

第１図に示すようにこの実施例は、映像信号源２０から
得られる映像信号を、必要に応じて音声信号とともに、
磁気テープすなわちビデオテープ２２にヘリカルスキャ
ン方式にて記録するビデオテープ録画装置である。映像
信号源２０は、たとえばテレビジョンカメラや、他のビ
デオテープ再生装置、映像信号受信装置などであってよ
い、その複合映像信号および音声信号の出力２４は記録
再生回路２８に接続されている。記録再生回路２６は、
これらの信号を増幅および変調してその出力２７を磁気
ヘッド２８に供給する。また、磁気ヘッド２８で検出さ
れた複合映像信号を信号線２７に受け、これを増幅して
復調し、その接続線４Ｂからシステム制御回路４４に同
期信号などの信号を与える機能も有する。記録再生回路
２４の変調方式は、周波数変調が有利に適用される。

磁気ヘッド２８は、ヘッドシリンダ３０に担持され、ビ
デオテープ２２に映像信号を記録したり、これに記録さ
れている映像信号を再生する電磁変換素子である。つま
り、記録再生回路２８の出力２７から与えられた映像信
号をヘリカルスキャン方式でビデオテープ２２に記録し
、またビデオテープ２２に記録されている映像信号を読
み出して信号線２７から記録再生回路２８に与えたりす
る記録再生機能を有する。

ヘッドシリンダ３０は、シリンダモータ３２に機構的に
リンクされ、モータ３２によって矢印Ｒ１の方向に所定
の速度で回転する。ビデオテープ２２は、動作状態では
テープガイド３４によって図示のようにシリンダ３０の
周面に摺接するように案内され１通常の録画または再生
モードではキャプスタン３Ｂおよびピンチローラ３８に
よって図示の矢印Ｒ２の方向に走行する。

シリンダモータ３２およびキャプスタン３Ｂを駆動する
キャプスタンモータ４０は、サーボ回路４２によってサ
ーボ制御され、それぞれ所定の速度で安定的に回転する
ように構成されている。

システム制御回路４４は、接続線４６および４８によっ
て記録再生回路２８およびサーボ回路４２にそれぞれ接
続され、操作部５０の操作に応動して本装置全体の動作
を制御する機能部である。これは、たとえばマイクロプ
ロセッサなどの処理システムにて構成される。操作部５
０は、システム制御回路４４に接続され、操作者が本装
置に録画および再生などの様々な指示を与える手操作装
置である。本実施例では、操作部５０は録画の指示を与
えるトリガスイッチ５２を有し、トリガスイッチ５２は
それを操作している間だけその接点が閉成するノンロッ
クボタンである。システム制御回路４４は、接点５２の
開成を録画指示と解釈する。

システム制御回路４４は、サーボ回路４２に対するテー
プ２２の走行制御およびシリンダ３０の回転制御、なら
びに記録再生回路２Ｇに対する映像信号および音声信号
のビデオテープ２２への記録制御を行なう、システム制
御回路４４はまた。これらの制御機能を用いてビデオテ
ープ２２のトラッキング機能を実現している。

本実施例では、ビデオテープ２２はテープ幅が８＋＋ｕ
＋＋のいわゆる８ミリビデオテープが有利に使用され、
８ミリビデ゛オテープ規格に則ったフォーマットで録画
が行なわれる０本実施例ではビデオテープ２２には、第
３図に例示するようなあらかじめある映像信号１０が記
録されたものが使用される。このビデオテープにあらか
じめ記録されている映像信号ｌＯは、たとえば均一な白
、中間調または黒などの比較的単純なラスク画像を表わ
すものがより好ましい、ビデオテープ２２は、実質的に
その全長にわたって映像信号ｌＯが記録されているもの
が有利に使用される。システム制御回路４４は、映像信
号源２０からの映像信号１２または１４をビデオテープ
２２に記録する際、記録再生回路２Ｂおよびサーボ回路
４２を制御してこの記録されている映像信号ｌＯにトラ
ッキングさせながらその映像信号ｌＯに代えて他の映像
信号１２または１４の記録を開始する。つまりインサー
ト機能と同様の動作によって記録を行なう、これによっ
て、同期の乱れがなく映像信号の記録を行なうことがで
きる。

なお第３図において、等間隔の右上りの斜線は隣接する
２本で１つのビデオトラックを示し、それぞれのトラッ
クには隣接するトラックの間で互いに異なるアジマスに
て映像信号が記録される。

アジマス記録については、トラック１２のうちの２木に
ついてのみそれが示され、他のトラックについては図示
を省略しである。

本実施例において記録再生回路２６は、再生状態にある
と、ビデオテープ２２に記録されている映像信号１０か
ら磁気ヘッド２日によって得られた同期信号を再生して
システム制御回路２Ｂに与える。同制御回路２６は、こ
の同期信号に応動してサーボ回路４２を制御し、これに
よって自動トラック検出（ＡＴＦ）サーボを行なう。

第２図のフロー図を参照して本実施例における録画動作
を詳細に説明する。操作部５０の録画ボタンすなわちト
リガスイッチ５２を操作して本装置が録画モードにある
と、システム制御回路４４はサーボ回路４２を制御して
シリンダモータ３２およびキャプスタンモータ４０を所
定の速度で安定的に回転させる。これによって、磁気ヘ
ッド２８の担持されているシリンダ３０が所定の速度で
矢印Ｒ１の方向に回転し、ビデオテープ２２がその周面
に摺接しながら矢印Ｒ２の方向に走行する。

システム制御回路４４は記録再生回路２６を録画モード
にする。映像信号源２０から映像信号および音声信号が
記録再生回路２６に入力されると、これは同回路２６に
て変調され、増幅されて磁気ヘッド２８供給される。こ
れによって映像信号がヘリカルスキャン方式でビデオテ
ープ２２に記録される（１０１）、ビデオテープ２２に
あらかじめ記録されている映像信号１０は、その際消去
される。

こうしである情景の一連の映像信号１２（第３図〕をビ
デオテープ２２に記録している最中に、たとえばテープ
２２上の位置Ａまで記録した時にトリガスイッチ５２を
復旧させると（１０２）、システム制御回路４４は、こ
れに応動して記録再生回路２Ｂを制御して録画ポーズ状
態をとり、同回路２Ｂによる記録動作を停止する　（１
０３）、つぎにシステム制御回路４４は、サーボ回路４
２を制御してキャプスタンモータ４０への給電を停止す
る　（１０４）、給電停止後も。

ビデオテープ２２はテープ走行駆動系３８．３Ｂおよび
４０などが完全に停止するまでそれらの慣性のため若干
の長さだけ走行して、たとえば位置Ｂにて停止する。す
る、しかしこの部分には、記録が行なわれないので、ビ
デオテープ２２にあらかじめ記録されている映像信号１
０が同期を乱すことなくそのまま保存されている。この
位置Ｂで次のトリガスイッチ５２の操作を待つ（１０５
）、ポーズ状態であれば、磁気ヘッドシリンダ３０は回
転を続けている。

トリガスイッチ５２を再び操作すると、システム制御回
路４４はサーボ回路４２を制御してテープ２２の走行を
再開する　（１０Ｂ）、これによってキャプスタン３Ｂ
が回転し、テープ２２が走行し始める。システム制御回
路４４はそのとき記録再生回路２Ｂを再生モードにする
。ビデオテープ２２が走行し始めると、磁気ヘッド２８
はビデオテープ２２の映像信号１０の記録されている部
分を走査し始める。これによって、磁気ヘッド２８はビ
デオテープ２２に記録されている信号１０を検出し始め
、この信号は信号線２７から記録再生回路２Ｂに入力さ
れる。記録再生回路２８はこうして検出される信号をシ
ステム制御回路４４に入力する。

システム制御回路４４はサーボ回路４２を制御してシリ
ンダモータ３２の回転位相を調整する。ビデオテープ２
２の走行速度が定常の値に達し、記録再生回路２６から
入力される信号に適切な同期信号が含まれ、システム制
御回路４４はビデオテープ２２における磁気ヘッド２８
がオントラックしたものと判定する。こうして、たとえ
ば位置Ｃにてトラッキングが成功すると、システム制御
回路４４は直ちに記録再生回路２８を録画モードにする
。これによって、映像信号源２０からは次の映像信号１
４、および必要に応じて音声信号が、記録再生回路２Ｂ
を通して磁気ヘッド２８に供給され、その記録が開始さ
れる　（１０７）、この映像信号１４および音声信号は
、あらかじめ記録されている映像信号１０に代ってビデ
オテープ２２に記録される。したがって、次の映像信号
１４が同期を乱されることなくビデオテープ２２に適切
に記録される。再生装置にてテープ２２を再生すると、
再生系のサーボ外れがなく、記録画像が適切に再生され
る。

従来方式による装置では、第４図に例示するように、位
置Ａにてトリガスイッチをオフとして録画ポーズ状態を
とると、再びトリガスイッチがオンにされてサーボロッ
クが確立する位置りまでは何ら映像信号の記録されない
領域１Ｇが生ずる。したがって、再生装置がこの領域に
かかると、再生系のサーボが外れ、再生画像に乱れが生
じてしまっていた。

本実施例は８ミリビデオテープ規格に適用されていたが
、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば異
なる周波数のトラックにてトラックを検出するなどの他
の方式のビデオテープ録画装置に効果的に適用されるこ
とは言うまでもない。

効果 このように本発明によれば、あらかじめ映像信号の記録
されたビデオテープを使用し、その映像信号にトラッキ
ングさせながら他の映像信号をビデオテープに記録する
ことによって、同期を乱すことなく簡略な機構で映像信
号を記録することができる。

本発明はとくに、ヘリカルスキャン方式のビデオテープ
録画装置、とりわけビデオカメラを備えたそのような録
画装置に効果的に適用される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるビデオテープ録画装置の実施例の
構成を示す機能ブロック図、 第２図は、第１図に示す装置のシステム制御回路におけ
る録画動作の例を示すフロー図、第３図は本発明の実施
例における録画を説明するための模式図。 第４図は従来の方式における録画を説明するための第３
図と同様な模式図である。 部　の符号の説明 ２２、、、ビデオテープ ２８、、、磁気ヘッド ３０、、、シリンダ ２Ｂ、、、記録再生回路 ４２、、、サーボ回路 ４４、、、システム制御回路 ５２、　、　、　）リガスイッチ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、映像信号をビデオテープに記録するビデオテープ録
   画装置において、該装置は、 磁気ヘッドを有し、第１の映像信号を受けて第１の映像
   信号を該磁気ヘッドに与え、ビデオテープにこれを記録
   する記録手段と、 前記磁気ヘッドに摺接して前記ビデオテープを走行させ
   るテープ走行手段と、 前記ビデオテープへの第１の映像信号の記録に関する指
   示を与える操作手段と、 該操作手段に応動して前記記録手段およびテープ走行手
   段を制御し、前記記録手段における前記磁気ヘッドのト
   ラッキングを行ない、第１の映像信号の記録を行なわせ
   る制御手段とを有し、前記ビデオテープには第２の映像
   信号が記録され、 前記制御手段は、前記操作手段から録画の指示が与えら
   れると、前記記録手段およびテープ走行手段を制御して
   前記ビデオテープを走行させ、該ビデオテープに記録さ
   れている第２の映像信号に基づいて前記磁気ヘッドのト
   ラッキングを制御し、該磁気ヘッドがオントラックする
   と第２の映像信号に代えて第１の映像信号を該ビデオテ
   ープに記録させることを特徴とするビデオテープ録画装
   置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、第２の
   映像信号は比較的単純な画像を表わすものであることを
   特徴とするビデオテープ録画装置。 ３、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前記制
   御手段は、前記操作手段から録画中止の指示が与えられ
   ると、これに応動して前記記録手段を制御して第１の映
   像信号の記録を停止させ、前記テープ走行手段を制御し
   て前記ビデオテープの走行を停止させることを特徴とす
   るビデオテープ録画装置。 ４、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前記記
   録手段は、前記録画の指示によって前記制御手段から制
   御されると、前記テープ走行手段によって走行中の前記
   ビデオテープから前記磁気ヘッドで再生された第２の映
   像信号を前記制御手段に与え、該制御手段は、該与えら
   れた第２の映像信号に基づいて該磁気ヘッドのトラッキ
   ングを行なうことを特徴とするビデオテープ録画装置。