JPH0415535B2 - - Google Patents

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JPH0415535B2
JPH0415535B2 JP60127396A JP12739685A JPH0415535B2 JP H0415535 B2 JPH0415535 B2 JP H0415535B2 JP 60127396 A JP60127396 A JP 60127396A JP 12739685 A JP12739685 A JP 12739685A JP H0415535 B2 JPH0415535 B2 JP H0415535B2
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JP
Japan
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tape recorder
tape
recording
control
playback
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Susumu Yamanaka
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS61287034A publication Critical patent/JPS61287034A/ja
Publication of JPH0415535B2 publication Critical patent/JPH0415535B2/ja
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープの終端を検出することに
より再生方向を切換えるようにされた往復再生機
能を有する第1テープレコーダーと磁気テープの
終端を検出することにより録音方向を切換えるよ
うにされた往復録音機能を有する第2テープレコ
ーダーが同一のキヤビネツト内に組込まれている
テープレコーダーに関し、特に動作制御回路に係
る。
(ロ) 従来の技術 同一のキヤビネツト内に再生機能を有する第1
テープレコーダーと録音機能を有する第2テープ
レコーダーが組込まれている所謂ダブルテープレ
コーダーが普及している。2つのテープレコーダ
ーが一体的に組込まれているテープレコーダーは
第1テープレコーダーによつて再生された第1磁
気テープからの再生信号を第2テープレコーダー
によつて第2磁気テープに録音する機能即ちダビ
ングと呼ばれる機能を備えており、斯かるダビン
グ動作を行なう技術としては例えば実開昭58−
14229号公報に開示されたものがある。また最近
販売されているダブルテープレコーダーの中には
磁気テープの終端を検出することにより再生方向
を切換えるようにされた往復再生機能を有する第
1テープレコーダーと磁気テープの終端を検出す
ることにより録音方向を切換えるようにされた往
復録音機能を有する第2テープレコーダーが組込
まれたものがあり、斯かるテープレコーダーでは
往復動作によつてダビング動作を行なうことが出
来るように構成されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 第1テープレコーダーの往復再生動作及び第2
テープレコーダーの往復録音動作によつて往復ダ
ビング動作を行なう場合には次のような問題があ
る。即ち第1テープレコーダー及び第2テープレ
コーダーの磁気テープの走行速度のバラツキ及び
磁気テープの長さの相違により第1テープレコー
ダーと第2テープレコーダーに装着されている磁
気テープが同時に終端に達することは希である。
従つて例えば再生側のテープレコーダーの磁気テ
ープが先に終了した場合には再生側のテープレコ
ーダーの反転動作が行なわれて反対方向への再生
動作が行なわれても録音側のテープレコーダーの
反転動作が行なわれていないため異なる面にダビ
ング動作が行なわれたり、曲の途中よりダビング
動作が行なわれるという問題がある。本発明は、
斯かる問題を解決した動作制御回路を提供しよう
とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明の動作制御回路は、ダビング動作時一方
のテープレコーダーが磁気テープの終端を検出す
ることにより反転動作すると該テープレコーダー
の磁気テープの走行を停止せしめると共に他方の
テープレコーダーが磁気テープの終端を検出する
ことにより反転動作すると停止状態にある磁気テ
ープの走行を開始させるようにしたものである。
(ホ) 作用 本発明は、第1テープレコーダー及び第2テー
プレコーダーに組込まれている反転装置による反
転動作を利用して第1テープレコーダー及び第2
テープレコーダーの反転方向への磁気テープの走
行を同時に開始させるようにしたものである。
(ヘ) 実施例 図示した回路は、本発明の動作制御回路の一実
施例である。再生側のテープレコーダーである第
1テープレコーダー及び録音側のテープレコーダ
ーである第2テープレコーダーは、各々磁気テー
プの終端を検出することにより再生方向及び録音
方向を反対方向に切換える反転増置を備えてお
り、斯かる反転装置としては周知の技術を利用す
ればよくその説明は省略する。1は第1テープレ
コーダーの再生操作が行なわれると閉成される第
1電源スイツチであり、電源に接続されている第
1端子1a及び第2端子1bを備えている。2は
第2テープレコーダーの再生又は録音操作が行な
われると閉成される第2電源スイツチであり、電
源に接続されている第1端子2a及び第2端子2
bを備えている。3は第1テープレコーダーが正
方向への再生状態にあるとき閉成状態にあると共
に逆方向への再生状態にある開放される第1制御
スイツチであり、前記第1電源スイツチ1の第2
端子1bに接続されている第1端子3a及び第2
端子3bを備えている。4は第2テープレコーダ
ーが正方向への再生状態にあるとき閉成状態にあ
ると共に逆方向への再生状態にあるとき開放され
る第2制御スイツチであり、前記第2電源スイツ
チ2の第2端子2bに接続されている第1端子4
a及び第2端子4bを備えている。5は第1テー
プレコーダーに装着される第1磁気テープを走行
駆動せしめる第1電動機、6は該第1電動機5へ
の電源供給を制御するべくエミツタが接続されて
いると共にコレクタが前記第1電源スイツチ1の
第2端子1bに接続されている第1電動機駆動用
トランジスターであり、そのベースはツエナーダ
イオード7を介して接地されている。8は前記第
1電動機駆動用トランジスター6のコレクタ・ベ
ース間に接続されているバイアス抵抗、9は該第
1電動機駆動用トランジスター6の動作を制御す
るべくコレクタがそのベースに接続されていると
共にエミツタが接地されている第1制御トランジ
スターであり、そのベースは抵抗10を介して前
記第2制御スイツチ4の第2端子4bに接続され
ている。11は第2テープレコーダーに装着され
る第2磁気テープを走行駆動せしめる第2電動
機、12は該第2電動機11への電源供給を制御
するべくエミツタが接続されていると共にコレク
タが前記第2電源スイツチ2の第2端子2bに接
続されている第2電動機駆動用トランジスターで
あり、そのベースはツエナーダイオード13を介
して接地されている。14は前記第2電動機駆動
用トランジスター12のコレクタ・ベース間に接
続されているバイアス抵抗、15は該第2電動機
駆動用トランジスター12の動作を制御するべく
コレクタがそのベースに接続されていると共にエ
ミツタが接地されている第2制御トランジスター
であり、そのベースは抵抗16を介して前記第1
制御スイツチ3の第2端子3bに接続されてい
る。17は前記第1制御トランジスター9の動作
を制御するべくコレクタがそのベースに接続され
ていると共にエミツタが接地されている第1スイ
ツチングトランジスターであり、そのベースは抵
抗18を介して前記第1制御スイツチ3の第2端
子3bに接続されている。19は前記第2制御ト
ランジスター15の動作を制御するべくコレクタ
がそのベースに接続されていると共にエミツタが
接地されている第2スイツチングトランジスター
であり、そのベースは抵抗20を介して前記第2
制御スイツチ4の第2端子4bに接続されてい
る。21は第2テープレコーダーに組込まれてい
る録音再生切換スイツチに連動して切換えられる
録音再生切換スイツチであり、開放されている録
音側端子21r、電源に接続されている共通端子
21c及び抵抗22,23を介して前記第1スイ
ツチングトランジスター17のベースそして第2
スイツチングトランジスター19のベースに接続
されている再生側端子21pを備えている。24
は往復ダビング動作を制御する選択スイツチであ
り、電源に接続されている共通端子24a及び非
ダビング制御動作時該共通端子24aと接続され
ると共に前記録音再生切換スイツチ21の再生側
端子21pと接続されている端子24bを備えて
いる。斯かる構成において、第1テープレコーダ
ーの再生動作と第2テープレコーダーの録音動作
とを同時に開始させるシンクロ装置を備えている
が、斯かる装置についての説明は省略した。
以上の如く、本発明の動作制御回路は構成され
ており、次に動作について説明する。第2テープ
レコーダーの録音操作が行なわれない状態にある
とき又は往復ダビング動作を制御する選択スイツ
チ24が図示した非ダビング制御位置にあるとき
には抵抗22及び23を介して第1スイツチング
トランジスター17のベース及び第2スイツチン
グトランジスター19のベースにバイアス電流が
供給され、該第1スイツチングトランジスター1
7及び第2スイツチングトランジスター19は導
通状態にある。前記第1スイツチングトランジス
ター17が導通状態にあるとき第1電動機駆動用
トランジスター6の動作を制御するべく接続され
ている第1制御トランジスター9のベースは接地
されているため該第1制御トランジスター9は非
導通状態にある。従つて前記第1電動機駆動用ト
ランジスター6の動作は第1電源スイツチ1の開
閉動作によつてのみ制御される状態にあり、それ
故第1テープレコーダーの再生操作を行なえば第
1電動機5が回転駆動され、第1テープレコーダ
ーの再生動作を行なうことが出来る。一方第2電
動機駆動用トランジスター12の動作を制御する
べく接続されている第2制御トランジスター15
のベースは前記第2スイツチングトランジスター
19によつて接地されているため該第2制御トラ
ンジスター15は非導通状態にある。従つて前記
第2電動機駆動用トランジスター12の動作は第
2電源スイツチ2の開閉動作によつてのみ制御さ
れる状態にあり、それ故第2テープレコーダーの
再生操作を行なえば第2電動機11が回転駆動さ
れ、第2テープレコーダーの再生動作を行なうこ
とが出来る。また録音操作をすると録音再生切換
スイツチ21が録音側に切換えられるが、選択ス
イツチ24が非ダビング制御位置にあるため第2
電源スイツチ2の開閉動作によつて第2電動機駆
動用トランジスター12の動作が制御されるので
録音動作を再生動作と同様に行なうことが出来
る。
以上の如く、第1テープレコーダーの再生動作
及び第2テープレコーダーの録音再生動作は行な
われるが、次に第1テープレコーダーによつて再
生される信号を第2テープレコーダーによつて録
音するダビング動作について説明する。まず選択
スイツチ24を図示した状態の反対側であるダビ
ング制御位置に切換えた状態でダビング動作を行
なう場合について説明する。ダビングスイツチ
(図示せず)をダビング側に切換えると第1テー
プレコーダーによつて再生された再生信号が第2
テープレコーダーに録音信号として入力される状
態になると共にシンクロ動作が行なわれる状態に
なる。第1テープレコーダーの再生操作及び第2
テープレコーダーの録音操作を行なうと第1電源
スイツチ1及び第2電源スイツチ2が閉成される
と共に第1テープレコーダー及び第2テープレコ
ーダーは各々正方向への再生動作及び録音動作を
行なう状態にあるため第1制御スイツチ3及び第
2制御スイツチ4は共に閉成状態にある。前記第
1電源スイツチ1が閉成されると該第1電源スツ
チ1、第1制御スイツチ3及び抵抗18を介して
第1スイツチングトランジスター17のベースに
バイアス電流が流れ該第1スイツチングトランジ
スター17は導通状態になる。従つて、前記第1
スイツチングトランジスター17によつて動作が
制御される第1制御トランジスター9は非導通状
態にある。また前記第2電源スツチ2が閉成され
ると該第2電源スイツチ2,第2制御スイツチ4
及び抵抗20を介して第2スイツチングトランジ
スター19のベースにバイアス電流が流れ該第2
スイツチングトランジスター19は導通状態にな
る。従つて、前記第2スイツチングトランジスタ
ー19によつて動作が制御される第2制御トラン
ジスター15は非導通状態にある。第1テープレ
コーダーの再生操作及び第2テープレコーダーの
録音操作を行なうと前述した状態になるため第1
電動機駆動用トランジスター6及び第2電動機駆
動用トランジスター12が導通状態となり第1電
動機5及び第2電動機11を回転駆動せしめる。
またシンクロ装置の働きによつて前記第1電動機
5及び第2電動機11の回転駆動は同時に行なわ
れる。前述した動作によつて第1テープレコーダ
ーの正方向への再生動作及び第2テープレコーダ
ーの正方向への録音動作が開始され、第1テープ
レコーダーによつて再生された信号が第2テープ
レコーダーによつて録音されるダビング状態が構
成される。
以上の如く正方向へのダビング動作が開始され
るが、第1テープレコーダーに装着されている磁
気テープ即ち再生側の磁気テープが第2テープレ
コーダーに装着されている磁気テープ即ち録音側
の磁気テープより先に終端まで走行した場合の動
作について説明する。前述した正方向へのダビン
グ状態にあるときに第1テープレコーダーに装着
されている磁気テープが終端まで走行すると第1
テープレコーダーに組込まれている反転装置が動
作し第1テープレコーダーの再生方向が逆方向に
切換えられる。第1テープレコーダーの再生方向
が切換えられるとその反転動作に伴なつて閉成状
態にあつた第1制御スイツチ3が開放される。該
第1制御スイツチ3が開放されると第1スイツチ
ングトランジスター17のベースへバイアス電流
が断たれるので該第1スイツチングトランジスタ
ー17は非導通状態に反転する。前記第1スイツ
チングトランジスター17が非導通状態に反転す
ると第2電源スイツチ2、第2制御スイツチ4及
び抵抗10を介して第1制御トランジスター9の
ベースにバイアス電流が流れ該第1制御トランジ
スター9は導通状態に反転する。該第1制御トラ
ンジスター9が導通状態に反転すると該トランジ
スター9によつて第1電動機駆動用トランジスタ
ー6のベースが接地さるので該第1電動機駆動用
トランジスター6は非導通状態に反転する。前記
第1電動機駆動用トランジスター6が非導通状態
に反転すると第1電動機5への駆動電流が断たれ
るので該第1電動機5は回転を停止する。このよ
うに第1テープレコーダーの反転動作が行なわれ
ると第1電動機5が回転を停止するので第1テー
プレコーダーは逆方向への再生動作を行なう待機
状態になる。斯かる状態のままで第2テープレコ
ーダーに装着されている磁気テープが終端まで走
行すると第2テープレコーダーに組込まれている
反転装置が動作し第2テープレコーダーの録音方
向が逆方向に切換えられる。第2テープレコーダ
ーの録音方向が切換えられるとその反転動作に伴
なつて閉成状態にあつた第2制御スイツチ4が開
放される。該第2制御スイツチ4が開放されると
第2スイツチングトランジスター19のベースへ
のバイアス電流が断たれるので該第2スイツチン
グトランジスター19は非導通状態に反転する。
前記第2スイツチングトランジスター19が非導
通状態に反転すると第2制御トランジスター15
のベースが非接地状態になるが、第1制御スイツ
チ3が開放されているため該第2制御トランジス
ター15のベースへバイアス電流が流れることは
なく該第2制御トランジスター15は導通状態に
反転することはない。従つて第2電動機駆動用ト
ランジスター12は録音方向の反転動作が行なわ
れても導通状態にあり、第2電動機11への電源
供給は続けて行なわれるので第2テープレコーダ
ーの逆方向への録音動作が開始される。また第2
テープレコーダーの反転動作に伴なつて第2制御
スイツチ4が開放されると第1制御トランジスタ
ー9のベースへのバイアス電流が断たれ該第1制
御トランジスター9は非導通状態に反転する。該
第1制御トランジスター9が非導通状態に反転す
ると非導通状態にあつた第1電動機駆動用トラン
ジスター6がバイアスされて導通状態に反転し第
1電動機5を回転駆動せしめる。その結果再生待
機状態にあつた第1テープレコーダーの逆方向へ
の再生動作が開始され、逆方向への録音動作を行
なう状態にある第2テープレコーダーによつて再
生信号が録音されるので逆方向へのダビング動作
が行なわれることになる。逆方向へのダビング動
作が行なわれて磁気テープが終端まで走行すると
各テープレコーダーに組込まれている自動停止装
置によつて各テープレコーダーは夫々停止状態に
復帰せしめられる。
以上の如く再生側である第1テープレコーダー
に装着されている磁気テープが先に終端まで走行
した場合の動作は行なわれるが、次に録音側であ
る第2テープレコーダーに装着されている磁気テ
ープが先に終端まで走行した場合の動作について
説明する。録音側の磁気テープが終端まで走行す
ると第2テープレコーダーに組込まれている反転
装置が動作し第2テープレコーダーの録音方向が
逆方向に切換えられる。第2テープレコーダーの
録音方向が切換えられるとその反転動作に伴なつ
て閉成状態にあつた第2制御スイツチ4が開放さ
れる。該第2制御スイツチ4が開放されると第2
スイツチングトランジスター19が非導通状態に
反転し、その反転動作に伴なつて第2制御トラン
ジスター15が導通状態に反転する。前記第2制
御トランジスター15が導通状態に反転すると第
2電動機駆動用トランジスター12が逆バイアス
されて非導通状態に反転し第2電動機11への電
源供給が断たれる。このように第2テープレコー
ダーの反転動作が行なわれると第2電動機11の
回転が停止するので第2テープレコーダーは、逆
方向への録音動作を行なう待機状態になる。斯か
る状態のままで第1テープレコーダーに装着され
ている磁気テープが終端まで走行すると第1テー
プレコーダーに組込まれている反転装置が動作し
第1テープレコーダーの再生方向が逆方向に切換
えられる。第1テープレコーダーの再生方向が切
換えられるとその反転動作に伴なつて閉成状態に
あつた第1制御スイツチ3が開放される。該第1
制御スイツチ3が開放されると導通状態にあつた
第1スイツチングトランジスター17が非導通状
態に反転するが第1制御トランジスター9のベー
スバイアス電流が供給されないので該第1制御ト
ランジスター9は導通状態に反転することはな
い。従つて第1電動機駆動用トランジスター6は
再生方向の反転動作が行なわれても導通状態にあ
り、第1電動機5への電源供給は続けて行なわれ
るので第1テープレコーダーの逆方向への再生動
作が開始される。また第1テープレコーダーの反
転動作に伴なつて第1制御スイツチ3が開放され
ると第2制御トランジスター15のベースへのバ
イアス電流が断たれ該第2制御トランジスター1
5は非導通状態に反転する。該第2制御トランジ
スター15が非導通状態に反転すると非導通状態
にあつた第2電動機駆動用トランジスター12が
バイアスされて導通状態に反転し第2電動機11
を回転駆動せしめる。その結果、録音待機状態に
あつた第2テープレコーダーの逆方向への録音動
作が開始され、逆方向への再生動作を行なう第1
テープレコーダーより再生される信号を録音する
状態になり逆方向へのダビング動作が行なわれる
ことになる。逆方向へのダビング動作が行なわれ
て磁気テープが終端まで走行すると各テープレコ
ーダーに組込まれている自動停止装置によつて各
テープレコーダーは夫々停止状態に復帰せしめら
れる。
以上の如く選択スイツチ24が図示した状態の
反対側であるダビング制御位置にある場合のダビ
ング動作は行なわれるが、次に該選択スイツチ2
4が図示した非ダビング制御位置にある場合の動
作について説明する。前記選択スイツチ24が非
ダビング制御位置にあるときには、該選択スイツ
チ24及び抵抗22,23を介して夫々第スイツ
チングトランジスター17及び第2スイツチング
トランジスター19のベースにバイアス電流が供
給されるので該第1スイツチングトランジスター
17及び第2スイツチングトランジスター19は
共に導通状態にある。従つて、第1スイツチング
トランジスター17によつて動作が制御される第
1制御トランジスター9及び第2スイツチングト
ランジスター19によつて動作が制御される第2
制御トランジスター15は共に非導通状態にあ
る。斯かる状態にあるときダビング操作を行なう
と前述したように正方向へのダビング動作を行な
う状態になり、磁気テープが終端まで走行すると
反転装置の働きによつて再生方向及び録音方向が
逆方向に切換えられる。再生向向及び録音方向が
逆方向に切換えられると第1制御スイツチ3及び
第2制御スイツチ4が開放されるが、第1制御ト
ランジスター9及び第2制御トランジスター15
は非導通状態に保持されているため第1電動機駆
動用トランジスター6による第1電動機5の駆動
動作及び第2電動機駆動用トランジスター12に
よる第2電動機11の駆動動作に対して何等作用
することはない。従つて斯かるダビング動作は、
第1テープレコーダーに装着される磁気テープの
長さと第2テープレコーダーに装着される磁気テ
ープの長さとが大きく異なる場合に行なわれるも
のである。
尚本実施例では、磁気テープを走行駆動せしめ
るために設けられている電動機の回転を制御する
ことによつてテープレコーダーの動作を制御する
ようにしたが、プランジヤー等を利用して構成す
ることも出来る。また、機械式スイツチ及びトラ
ンジスターを利用して構成したが、マイクロコン
ピュータ等を利用すれば容易に構成することが出
来る。
(ト) 発明の効果 本発明の動作制御回路は、ダビング動作時一方
のテープレコーダーが磁気テープの終端を検出す
ることにより反転動作すると該テープレコーダー
の磁気テープの走行を停止せしめると共に他方の
テープレコーダーが磁気テープの終端を検出する
ことにより反転動作すると停止状態にある磁気テ
ープの走行を開始させるようにしたので、磁気テ
ープの長さの相違や磁気テープの走行速度のバラ
ツキによつて磁気テープの終端に達する時間が相
違しても反対方向への磁気テープ再生及び録音動
作が同時に行なわれることになり、逆方向へのダ
ビング動作を曲の冒頭部より確実に行なうことが
出来、本発明は往復ダビング機能を有するテープ
レコーダーの動作制御回路として最適なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は、本発明の動作制御回路の一実
施例である。 主な図番の説明、1……第1電源スイツチ,2
……第2電源スイツチ、3……第1制御スイツ
チ、4……第2制御スイツチ、5……第1電動
機、6……第1電動機駆動用トランジスター、9
……第1制御トランジスター、11……第2電動
機、12……第2電動機駆動用トランジスター、
15……第2制御トランジスター、17……第1
スイツチングトランジスター、19……第2スイ
ツチングトランジスター、21……録音再生切換
スイツチ、24……選択スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気テープの終端を検出することにより再生
    方向を切換えるようにされた往復再生機能を有す
    る第1テープレコーダーと磁気テープの終端を検
    出することにより録音方向を切換えるようにされ
    た往復録音機能を有する第2テープレコーダーが
    同一のキヤビネツト内に組込まれていると共に第
    1テープレコーダーにより往復再生された信号を
    第2テープレコーダーに往復録音するダビング機
    能を有するテープレコーダーにおいて、ダビング
    動作時一方のテープレコーダーが磁気テープの終
    端を検出することにより反転動作すると該テープ
    レコーダーの磁気テープの走行を停止せしめると
    共に他方のテープレコーダーが磁気テープの終端
    を検出することにより反転動作すると停止状態に
    ある磁気テープの走行を開始させるようにしたこ
    とを特徴とするテープレコーダーの動作制御回
    路。
JP60127396A 1985-06-12 1985-06-12 テ−プレコ−ダ−の動作制御回路 Granted JPS61287034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60127396A JPS61287034A (ja) 1985-06-12 1985-06-12 テ−プレコ−ダ−の動作制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60127396A JPS61287034A (ja) 1985-06-12 1985-06-12 テ−プレコ−ダ−の動作制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61287034A JPS61287034A (ja) 1986-12-17
JPH0415535B2 true JPH0415535B2 (ja) 1992-03-18

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ID=14958956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60127396A Granted JPS61287034A (ja) 1985-06-12 1985-06-12 テ−プレコ−ダ−の動作制御回路

Country Status (1)

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715766B2 (ja) * 1985-08-30 1995-02-22 ソニー株式会社 磁気記録再生装置
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