JPH0430675Y2 - - Google Patents

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JPH0430675Y2
JPH0430675Y2 JP7831384U JP7831384U JPH0430675Y2 JP H0430675 Y2 JPH0430675 Y2 JP H0430675Y2 JP 7831384 U JP7831384 U JP 7831384U JP 7831384 U JP7831384 U JP 7831384U JP H0430675 Y2 JPH0430675 Y2 JP H0430675Y2
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JP
Japan
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deck
recording
motor
slide base
switch
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JP7831384U
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JPS60192133U (ja
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、少なくとも2個のソフトメカ方式の
デツキを有し、一方のデツキから他方のデツキへ
のシンクロ録音を行なうことが可能なテープレコ
ーダに関する。 (ロ) 従来技術 モータの回転を利用してスライドベースを移動
させるいわゆるソフトメカ方式のテープレコーダ
が知られている。また、前記ソフトメカ方式のテ
ープレコーダを2個単一のキヤビネツト内に配置
したダブルデツキも知られている。しかして、前
記ダブルデツキにシンクロ録音機能を付加する場
合、例えば、第1図に示す如き回路が考えられ
る。第1図において、(1)は再生機能を有する第1
デツキのリール、キヤプスタン及びスライドベー
スを駆動する第1モータ、(2)は録音機能を有する
第2デツキのリール、キヤプスタン及びスライド
ベースを駆動する第2モータ、3は第1トランジ
スタ4を有し、前記第1モータ1を駆動する第1
駆動回路、5は第2トランジスタ6を有し、前記
第2モータ2を駆動する第2駆動回路、7は前記
第1駆動回路3を制御する第1スイツチ、8は前
記第2駆動回路5を制御する第2スイツチ、及び
9はシンクロスイツチである。 上述の回路において、シンクロ録音する場合、
まず最初にシンクロスイツチ9を図のa側に切換
える。そして,第2デツキの録音操作を行なつた
後、第1デツキの再生操作を行なう。前記第2デ
ツキの録音操作が行なわれると、第2スイツチ8
が閉成されるが、未だ第1スイツチ7が開放され
ているので、第2トランジスタ6はオフ状態にあ
る。その為、第2モータ2は回転せず、前記第2
デツキは動作しない。そして、第1デツキの再生
操作が行なわれると、第1スイツチ7が閉成され
るので、第1トランジスタ4がオンし、第1モー
タ1が回転して、該第1デツキが再生状態になる
と共に第2トランジスタ6がオンし、第2モータ
2が回転して、第2デツキは録音状態になり、シ
ンクロ録音が開始される。 また、シンクロ録音を停止する場合は、再生状
態にある第1デツキの停止操作を行う。すると、
第1スイツチ7が開放され、第1トランジスタ4
はオフして、第1モータ1に動作電圧が供給され
なくなると共にスライドベースに該第1モータ1
の回転が伝達される様になる。この時、まだ、前
記第1モータ1はフライホイールの慣性力により
回転しているので、前記スライドベースは停止位
置に戻される。一方、前記第1スイツチ7の開放
により、第2トランジスタ6もオフし、第2モー
タ2の回転も停止するが、第2デツキに対して
は、停止操作が行なわれていないので、スライド
ベースはロツクされており、該スライドベースは
録音位置にあり、該第2デツキは録音待機状態と
なる。その為、この状態において、第1デツキの
カセツトテープを交替して、再び該第1デツキを
再生状態にすると、第2デツキの録音が再開され
るので、テープ編集するのに好適である。 しかしながら、前記第2デツキの録音待機状態
から該第2デツキに装着されたカセツトテープを
取り出そうとした場合、第2モータ2の回転が停
止している為、ストツプ操作を行い、スライドベ
ースのロツクを解除しても、該スライドベースが
停止位置に戻らず、前記カセツトテープにヘツド
やピンチローラが当接されたままであり、前記カ
セツトテープを取り出せない。その為、シンクロ
スイツチ9をb側に切換えて、第2モータ2を回
転させる必要があつたので、操作が煩わしかつ
た。 尚、シンクロ録音機能を有するダブルデツキと
しては、特公昭56−8421号公報に示されるものが
あるが、これは、機械動作でシンクロ録音を行う
ものであるから、モータによりスライドベースを
駆動するソフトメカ方式には応用出来ない。 (ハ) 考案の目的 本考案は上述の点に鑑み為されたもので、シン
クロ録音状態から再生状態にある第1デツキを停
止状態にした後においても録音待機状態にある第
2デツキの停止操作を行うことにより、該第2デ
ツキのスライドベースを停止位置に戻し、前記第
2デツキに装着されたカセツトテープを取り出せ
る様にしたテープレコーダを提供せんとするもの
である。 (ニ) 考案の構成 本考案に係るテープレコーダは、少なくとも再
生機能を有する第1デツキと、少なくとも録音機
能を有する第2デツキと、該第2デツキの録音操
作により第1位置から第2位置に、前記第2デツ
キの録音解除操作により第2位置から第1位置に
切換わるスイツチと、該切換えスイツチが第2位
置から第1位置に切換わるとき出力信号を発生す
る微分回路と、該微分回路の出力信号に応じてオ
ンするスイツチングトランジスタと、前記第2デ
ツキのスライドベースを駆動させる為のモータと
を備え、前記第2デツキの録音解除操作により前
記スイツチングトランジスタをオンさせ、前記モ
ータを動作させて、前記スライドベースを駆動さ
せる様に構成される。 (ホ) 実施例 第2図は本考案の一実施例を示す回路図で、1
0は第2デツキの操作釦に連動して切換えられる
切換えスイツチ、11は該切換えスイツチ10の
共通端子10aに入力端が接続され、コンデンサ
12及び抵抗13から成る微分回路、及び14は
ベースが前記微分回路11の出力端に、コレクタ
が第2トランジスタ6のベースに、エミツタがア
ースに接続される第3トランジスタである。 尚、上述の回路において、第1図と同一のもの
には、同一の図番が付してある。 上述の回路において、シンクロ録音を行う場
合、まず最初にシンクロスイツチ9をa側に切換
える。そして、第2デツキの録音操作を行う。す
ると、第2スイツチ8は閉成され、切換えスイツ
チ10はR(録音)側に切換えられる。この状態
において、微分回路11は電源端子15から切り
離されており、動作電圧が印加されず、コンデン
サ12は放電されている。また、この時、前記微
分回路11は微分出力を発生してないので、第3
トランジスタ14はオフ状態である。一方、第1
デツキは、未だ何ら操作されていず、停止状態に
あるので、第1スイツチ7は開放されている。そ
の為、第2トランジスタ6はベース電流が流れ
ず、オフ状態であるので、第2モータ2は停止し
ている。したがつて、第2デツキは未だ停止状態
にある。そして、この様にセツトした後、第1デ
ツキの再生操作を行う。すると、第1スイツチ7
が閉成され、第1及び第2トランジスタ4及び6
のそれぞれのベースにアース径路が形成されるの
で、該第1及び第2トランジスタ4及び6は共に
ベース電流が流れ、オンする。この結果、第1デ
ツキは再生状態に、第2デツキは録音状態にな
り、シンクロ録音が行なわれる。 また、シンクロ録音を停止する場合、再生状態
にある第1デツキを停止状態にする。すると、第
1スイツチ7が開放され、第1モータ1に動作電
圧が印加されなくなる。しかしながら、前記第1
モータ1はフライホイールの慣性力により少しの
間回転し続けるので、該回転により前記第1デツ
キのスライドベースは停止位置に戻される。一
方、第2モータ2も慣性力により少しの間回転を
続けるが、第2デツキは停止操作が行なわれてい
ないので、該第2デツキのスライドベースには前
記回転が伝達されず、前記スライドベースは録音
位置にあり、録音待機状態になつている。この状
態で、第1デツキを再び再生状態にするとシンク
ロ録音は継続される。 ところで、前記録音待機状態から第2デツキに
装着されたカセツトテープを取り出す場合、該第
2デツキの停止操作を行う。すると、前記第2デ
ツキのスライドベースに第2モタ2の回転が伝達
されるようになると共に切換えスイツチ10がP
(再生)側に切換えられるので、微分回路11
は動作電圧が印加される。その為、前記微分回路
11から微分出力が出力され、第3トランジスタ
14はオンする。前記微分出力は、コンデンサ1
2及び抵抗13で決定される時定数に対応して
徐々に低下するので、前記第3トランジスタ14
は、該微分出力が該第3トランジスタ14の立上
り電圧VBE以下に低下するまでオン状態に保持さ
れる。前記第3トランジスタ14がオン状態にあ
る時、第2トランジスタ6のベースに電流が流
れ、該第2トランジスタ6がオンするので、第2
モータ2は回転する。この時、すでに第2デツキ
のスライドベースは、前記第2モータ2の回転が
伝達される様に成されているので、該スライドベ
ースは前記回転により停止位置に戻される。した
がつて、前記第2デツキに装着されたカセツトテ
ープの取り出しが可能となる。 尚、上述の回路において、シンクロスイツチ9
をb側に切換えると第1及び第2スイツチ7及び
8の一端が独立にアースされるので、第1及び第
2デツキはそれぞれ独立に動作する様になる。 (ヘ) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、シンクロ録
音時に再生状態にある第1デツキを先に停止状態
にしても、録音状態にあつた第2デツキの停止操
作をすれば、該第2デツキのスライドベースが停
止位置に戻り、カセツトテープの取り出しが可能
な状態となるので、カセツトテープの取り出し操
作が簡単なソフトメカ方式のテープレコーダが提
供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシンクロ録音が可能なソフトメ
カ方式のテープレコーダを示す回路図、及び第2
図は本考案の一実施例を示す回路図である。 主な図番の説明、2……第2モータ、10……
切換えスイツチ、11……微分回路、14……第
3トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1デツキで再生された信号を第2デツキでシ
    ンクロ録音することが出来、前記第1デツキの停
    止操作に応じて前記第2デツキが録音待機状態に
    なるテープレコーダにおいて、前記第2デツキの
    録音操作により第1位置から第2位置に、該第2
    デツキの録音解除操作により第2位置から第1位
    置に切換わる切換えスイツチと、該切換えスイツ
    チが第2位置から第1位置に切換わるとき出力信
    号を発生する微分回路と、該微分回路の出力信号
    に応じてオンするスイツチングトランジスタと、
    前記第2デツキのスライドベースを駆動させる為
    のモータとを備え、前記第2デツキの録音解除操
    作により前記スイツチングトランジスタをオンさ
    せ、前記モータを動作させて、前記スライドベー
    スを駆動することを特徴とするテープレコーダ。
JP7831384U 1984-05-28 1984-05-28 テ−プレコ−ダ Granted JPS60192133U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7831384U JPS60192133U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 テ−プレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7831384U JPS60192133U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 テ−プレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60192133U JPS60192133U (ja) 1985-12-20
JPH0430675Y2 true JPH0430675Y2 (ja) 1992-07-23

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ID=30622175

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7831384U Granted JPS60192133U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 テ−プレコ−ダ

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JPS60192133U (ja) 1985-12-20

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